JPH07504637A - 密封ポーチに詰められた製品の収納分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

密封ポーチに詰められた製品の収納分配装置発明の分野 本発明は、密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置であって、蓋に よってカバーされた引出口を有する比較的剛性の材料の容器であって、閉鎖位置 において、容器の中身と大気との間で空気の自由な交換を防止するに十分な気密 性がある容器と、製品を収納する密封ポーチであって、ポーチを手で開けるため の開口装置を有する上面を備え、開口後に容器の内側に収納可能であり、前記開 口装置は、除去可能なカバ一部材によって開放可能に密封される予備成形可能な 引出口を有する密封ポーチとを有する密封ポーチに詰められた製品のための収納 ・分配装置に関する。 発明の背景 ポーチが湿ったテラシュを有する装置は、ベビーフレッシュの名称で米国フィラ デルフィア州ＰＡ１９１１３のスコツトペーパー社によって市販されている。 この装置において、積層ポリエチレンフィルムで製造された再充填ポーチは、幼 児用の濡れたテラシュが折られて積み重ねられて収納されている。ポーチの上面 は、フィルムが弱化線を具備しており、上面にしっかりと接着している糊付はタ ブによってカバーされている。このポーチを開放するには、タブを引き、ポーチ のフィルムを裂いて内容物を露呈させる。湿ったテ与シュが乾燥することを防止 するために、それらはポーチから取り出され、箱型のプラスティック製の容器の 内側に置かれる。 また、ポーチの上に注意書きが示されるように、容器の内側に開放したポーチを 配置することも可能である。 上述した再充填装置は、容器を何度も利用する利点を有し、使用した製品から出 る廃棄物を少なくする。しかしながら、ポーチの開放時に、ポーチの上面及び側 面は比較的不規則に破れ、その結果、テラシュの積み重ねの側面が露呈される。 容器から最上端の積み重ねられたテラシュを引き出すとき、不用意に下のテラシ ュに触り、下のテラシュの衛生状態が劣化する。湿ったテラシュは、ポーチの破 れを介して容器の内側に接触するので、容器は、テラシュの湿気によって経時的 に汚染される。 予備形成された引出口を有するポーチを含む収納分配システムは、ヨーロッパ特 許出願第ＥＰ−Ａ−０３７０１９２号から公知である。 この特許出願において、積み重ねられた湿ったテラシューの収納及び分配のため に板紙の箱が開示される。板紙の箱は、予備穿孔ラインに沿って開放される板紙 の蓋のよってカバーされる引出口を有する。板紙の箱は、その内側に、箱が開く と同時に開放するポリエチレンの流体不浸透層を備えている。他の実施例におい て、板紙の箱は、ナプキンを収容する液体不浸透性で、密封された内側ポーチを 備えている。このポーチは、箱の内側に固定された箱の分配開口部の領域にある 。内側ポーチは、一端がポーチに固定されたままであると共に再び閉鎖するため にポーチの開口部上に折り返す事ができるタブを破ることによって開放すること ができる。 この種の収容及び分配装置は、繰り返し使用することには適さず、箱の中身を使 用した後は、再充填は不可能である。また、公知の装置の再閉鎖性には制限があ る。 なぜならば、最初に開口した後、密封蓋として作用するポーチのタブは、非密封 状態で引出口の周縁部に当接するからである。 フランス特許ＦＲ−Ａ−２３７６８０２号において、楕円形状の弱化線がポーチ の上面に設けられている、湿ったテラシュを収容するポーチが開示されている。 ポーチの上面は、接着ラベルによってカバーされており、このラベルは、除去す る際に弱化線に沿って上面を破る。 接着ラベルの底部に張られたポーチ材料は、ラベルと共にポーチから除去され、 開放した後によく規定された引出口が形成される。このポーチは容器内に収容さ れる。 発明の目的 本発明の目的は、使用するバッキング材料から出る廃棄物の量を低減し、容易に 取り扱うことができ、衛生状態が良好な密封ポーチに収納された製品のための収 容分配装置を提供することである。 本発明の他の目的は、容器の内側に配置した後に、ポーチから製品を容易に分配 することができ、ポーチからの内容物によって容器が汚染されること、またはそ の逆の場合を防止する収容分配装置を提供することである。 本発明の他の目的は、ポーチを開放して一回使用した後に、容器なしに容易に搬 送することができる収容分配装置を提供することである。 本発明の他の目的は、安定して配置することができ、また、片手で取り扱うこと ができる収容分配装置を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、真空パックされた粒状製品を収納するに適した収納 分配システムを提供することである。 発明の要約 本発明による収容及び分配システムは、カバ一部材またはポーチに実質的な損傷 を与えることなく、カバ一部材をポーチから完全にはがすことができ、カバ一部 材は、カバ一部材をはずした後に引出口にカバ一部材を接着して再固定するよう になっている接着剤を有することを特徴とする。 ポーチの上面の予備成形引出口によって、上面からタブを除去するときにポーチ の破れを防止する。ポーチの切断線または弱化線によって形成することができる 、明瞭に規定することができる引出口は、開口した後に、最上層のテラシュの下 に配置されたテラシュには接近することができないようにする。開放時に、ポー チは、任意には破れないので、それを容器に配置したときに、すなわち、それを 容器の内側に置き、ポーチから製品を取り出すときに、ポーチから中身がこぼれ ることがない。これは、特に、開放時にポーチを破るときに、ポーチが、容易に こぼれる挽いたコーヒーまたは洗剤の粉末のような粒状製品を含むときに特に重 要である。 ポーチを開放した後に、カバ一部材は、ポーチの表面から除去することができ、 容器の受容表面に取り付けることができる。この方法においてカバ一部材の接着 剤は、はこりまたは他の汚染源から保護される。搬送するために、ポーチを再閉 鎖するときに、カバ一部材を容器の受容面から取り外し、ポーチに最適用するこ とができる。　容器なしでポーチを搬送することは、比較的剛性の容器に比較し てポーチがより柔軟であるので、往々にして都合がよい。また、ポーチからいく つかの中身を使用した場合に、ポーチは、容器よりも小さい容積に圧縮すること ができる。 ポーチからカバ一部材を除去した後、容器を開放する度に使用法に関する指示が あるラベルの内容及びシンボルを使用者が見ることができるように、容器の蓋の 内側にカバ一部材を張り付けることが便利である。それには、カバ一部材を取り 付けるポーチの面が、カバ一部材の糊が容易にそこから離れるように十分に円滑 であることが重要である。これと同じことは、ポーチからカバ一部材を除去した 後に、カバ一部材を取り付ける容器の表面についても言えることである。 カバ一部材に使用するに適当な糊は、タイプナンバーＭＲ９８０の名称でベルギ ーのＭＡＣｔａｃヨーロッパＳＡのブールパードケネディ７０６０ソイグニー社 によって製造されている。特に、ポーチが、湿ったペイビーワイプのような湿っ たテラシュを含むときに、ポーチを容器なしで取り扱うことが望ましい。それは 、搬送中に容器の堅さによって、ポーチをあまり容易には取り扱いことができな いからである。カバ一部材を容器から除去し、引出口にわたって再固定すること ができるようにすることによって、本発明による収容分配装置は、再閉鎖可能で 容易に搬送可能なトラベルパックの利点を容器及びその再充填バックの容易な引 き出し能力及び良好な密封特性とを組み合わせる。 本発明による収納・分配装置容器の他の実施例は、容器が、容器を置（ことがで きる支持面に直角に及び／または平行な方向に容器の動きを防止するために容器 に力を与えるアンチスリップサポートを備えていることを特徴とする。 アンチスリップサポートは、支持面に係合する多数のサクションナツプＶｅｃｒ ｏテープまたは接着テープを有する。また、それは容器の底部に穴を有し、その 穴から、容器に関してポーチの動きを制限するためにポーチに取り付けられてい る接着テープの一部が突出し、支持面に接触することができるようになっている 。支持面に対して平行な方向及び垂直な方向の双方に容器が支持面に関して動く ことができないとき、容器を開放することができ、一方の手だけを使用しながら 使用者によってポーチからティッシュを取り出すことができる。また、多数のテ ィッシュを使用するときに、容器上に触る危険性は、重量が軽く安定性の低い容 器を容器を支持面に固定するときに低減する。 本発明による収容分配装置の他の実施例は、ポーチに収納された製品が粒状の性 質があることを特徴とする。 真空のポーチに洗剤を詰めるか、または洗剤を圧縮するために縮む熱収縮性のフ ォイルに洗剤を詰めることによって、粒状の洗剤をコンパクトな形態に詰めるこ とはＥＰ−Ａ−０４６７４８１号から公知である。製品をコンパクトに圧縮する 他の方法は、製品を圧縮してポーチに詰める方法が有る。同様な方法で、真空下 で挽いたコーヒーをポーチに詰めることは公知である。 粒状製品の場合、ポーチを開放した後にこれらの製品を容器に入れるよりも、粒 状製品含むポーチを容器の内側に置くことの方が好ましいことが分かった。また 、ポーチの密封性は、ポーチがないときに比較して製品の乾燥または香りの喪失 に対してさらによい保護が行われるように、その密封性の一部が維持される。粒 状製品を含むポーチに予備成形された引出口を設けることによって、開放時に勝 手にポーチが破れることを防止し、ポーチから容器に粒状製品がこぼれる機会を 少なくする。 粒状製品が真空下で詰められる場合、気密が引出口に重なるカバ一部材によって 形成されることは重要である。圧縮して詰められる製品の場合、カバ一部材は、 詰められた製品の膨張力でカバ一部材が外れることな（ポーチに接着される十分 な強さがなければならない。 本発明による収納・分配装置の他の実施例において、予備成形引出口は、周縁部 を有し、容器のポーチを配置するときに、引出口が引出口に平行になり、引出口 の周縁の大部分が、上面の周縁に一致するようにポーチの上面の平面に伸びてい ることを特徴とする。 ポーチの引出口は、ポーチの一方の面にのみあるように制限され、この面より小 さい。ポーチが予め湿ったティッシュを含むとき、引出口を包囲するトップシー トのポーチ材料は、このポーチ材料の下にあり、その動きを制限する湿ったティ ッシュの縁部をカバーする。積み重ねられたティッシュから最上部のティッシュ を引出口を通して引き出すとき、周縁によってティッシュの縁部を制限すること によって、ティッシュがそれらの平坦な状態から折り戻される。引出口を包囲す る上面の縁部は、ポーチの側面がつぶれるのを防止し、また、ポーチが粒状製品 を含む場合において、粒状物の内容が容器の中にこぼれることを防止する。引出 口は、楕円形が好ましいが、縁または矩形であってもよい。 本発明による収納・分配装置の他の実施例において、引出口は、ポーチの上面を 通って伸びる穴によって、または弱化線のエンドレス線によって形成され、引出 口は、引出口より大きい寸法のタブによってカバーされ、タブは、引出口の周縁 に沿ってポーチに接続されていることを特徴とする。 最初に使用する前は、ポーチの引出口は、密封タブによってカバーされているが 、この密封タブは、引出口に糊付けられ、そこから容易にはがすことができる。 タブをはがす力は、０．８と１．２Ｎ／ｃｍの間を越えないことが望ましい。タ ブのために有効な材料は、ポリビニールクロライド、ポリエチレン、ポリエチレ ンテレフタレート、ポリプロピレン及びポリスチレンの単一の層またはそれらの 組み合わされた薄層である。 本発明による収納・分配装置の他の実施例において、ポーチは、少なくとも２つ の層の積層を有し、外層は、引出口を有し、内層は連続的であり、引出口をカバ ーし、開口装置は、タブを有し、前記タブは、内層に接続された引出口の境界内 にあり、引出口からタブを取り除くとき、破れるような十分な薄さであることを 特徴とする。　容易に開（ことができる空気圧ポーチは、（例えばアルミニウム である）第１の層に穴を予め形成することによってそれにポーチの引出穴を形成 するか、または弱化線を予め形成するか、第１の層に（例えば、ポリエチレン） の第２の層を連続して重ねることによって形成される。この場合、穴は第１の層 に予め形成され、ポーチを開封する前に連続的な層である第２の層は、ポーチの 中身と開封するための引出口に糊ずけされているタブとの接触を防止する。この 種の製品は、無菌製品を収容するのに特に有効である。２層の薄層を形成方法で あって、その内の一方が、予備切断開口及び予め形成された弱化線を有する方法 が、ヨーロッパ特許出願第ＥＰ−Ａ−１９１５２５に開示されている。 本発明による収納・分配装置の他の実施例において、ポーチは、少なくとも２層 の積層を有し、内層は内層を通って伸びる穴によって、または弱化エンドレス線 によって形成された引出口を有し、引出口は、大きな寸法のタブによってカバー され、タブは、ポーチの外層の一体的な部分であり、外層の弱化線または切断部 によって形成されることを特徴とする。 内側の層は、ポーチの中身からの湿気とポーチの外装の切断部または弱化線との 接触を防止する。特に、ポーチが薄い紙の積層で製造されるならば、内層は液体 が紙に移ることを防止する。また、ポーチの外層は、ラベルとして作用し、−回 の印刷ステップでポーチの外側に開放する際の指示を行い、または装飾印刷を行 う。これによって、別のラベルに特に印刷する必要はない。 本発明による収納・分配装置の他の実施例において、ポーチは、ティッシュを引 き出すときにポーチが緩み、ポーチの引出口が積み重なったティッシュの最上層 の平面に収縮するように少なくともポーチの分配開口部を横断するような方向に 伸長する伸長可能な材料を有することを特徴とする。 積み重ねられたティッシュからティッシュを容易に取り出すために、最上層のテ ィッシュが、引出口に比較的接近して配置されていることが望ましい。ポーチが ほぼ完全に空であるとき、分配開口部を通してポーチの内側に消費者が到達する ことができるように大きなサイズのポーチが有利である。例えば、ノ１−モニカ 状の伸縮可能なポーチ、またはポーチからティッシュが取り出される度に収縮す るポーチを形成することによって、最上層のティッシュが、ティッシュを一杯に 収納しているポーチ及びほぼ空のポーチの双方において、引出口に接近して配置 されることが有利である。 ティッシュは、ティッシュの表面に関して縁部を目立たせるために両縁部分に目 視手段を備えている。それによってティッシュの使用が容易になる。目視指示手 段は、色、エンボス加工またはカットパターンからなる。 本発明による収納・分配装置は、容器の引出口に向かってポーチが移動しないよ うにポーチを容器に取り付ける手段を有することを特徴とする。 取り付は手段は、一方の側が、ポーチの底部に永久的に固定され、他方の側に糊 を具備したテープであり、この糊は、容器の底部にポーチを固定するのに十分な 強さがあるが、ポーチが空のときに容器から外すことができる強さである。ポー チを容器に固定するのに有効なテープは、商品名テサフイルムの名称でＴｅ５ａ （ビエルスドルフＡＧ）によって市販されている。ポーチの材料は、容器から空 のポーチを取り除（ときに破れないような十分な強さを有しなければならない。 ポーチを容器に着脱可能に固定する他の方法は、テープ装置（ＶｅｌｃｒＯ）に よるものであり、１つのテープは、可撓性突出部を具備しており、ポーチまたは 容器の底部に張り付けられる。第２のテープは、突出部に係合するナイロンまた はナイロン繊維から製造されるフ・ツクを具備して（Ｘる。 第２のテープは、突出部を有するテープがどこに取り付けられるかに依存して、 ポーチまたは容器のいずれかに固定される。取り付は装置として、１つまたは多 数の吸引チップが具備されており、これは、容器の底部に固定されることが好ま しく、またポーチの円滑な外面に係合４、

【図面の簡単な説明】

本発明による収納分配装置のいくつかの実施例を添付図面を参照して詳細に説明 する。 第１図は、本発明による収容分配装置の斜視図である。　第２図は、外層がタブ を形成する２つの積層を有するポーチの斜視図を示す。 第３図は、タブがポーチの上面の一方の側に接続されている第２図に示すような ポーチの斜視図である。 第４図は、目視指示手段としての非直線縁部を有する折られたティッシュの斜視 図である。 第５図は、取り付は手段として一対の糊テープを有するポーチの底部の斜視図を 示す。 第６図は、ポーチ及びタブの底部の断面図であり、取り付は手段は、フックと補 完的なループを有する。 第７図は、アンチスリップサポート部がサクションナツプから成るタブの底部の 斜視図を示す。 第８図は、アンチスリップサポート部がタブの底部の穴から成るタブの底部の斜 視図を示す。 第９図は、別の再充填引出口を有する容器の斜視図である。 所定の例において、ポーチは予め湿ったティッシュを収納するが、収納分配装置 はそれには制限されず、例えば、挽いたコーヒーまたは洗剤の粉末のような、使 用前に密封して詰める必要のあるすべての製品に適している。　第１図は、容器 及びポーチ５を有する収納及び分配装置１を示す。ポーチ５は、予め湿ったティ ッシュ６の折られた積み重ねを含み、液体不透過性の材料からなる。ポーチ５に 使用する積層は、次の組み合わせにおけるポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ ）、ポリエチレン（ＰＥ）、ポリプロピレン（ｐｐ）、オリエンティドポリプロ ピレン（ＯＰＰ）、アルミニウム（ＡＩ）及びポリアミド（ＰＡ）である。ＰＥ Ｔ／ＰＥ、ＰＥＴ／ＰＰ、ＯＰＰ／ＰＰ、ＰＥＴ／ＡＩ／ＰＰ、ＯＰＰ／Ａｔ／ ＰＥ、金属化ＯＰ　Ｐ／Ｐ　Ｅ、セロファン／ＰＥ５ＰＡ／ＰＥ及びＰＡ／ＰＰ を含む。 有効な紙の積層は、 紙／Ｐ　Ｅ、紙／ＰＥＴ／ＰＥ、紙／Ａｔ／ＰＥ、紙／Ａ　ｌ／ＰＰ、ＯＰＰ／ 紙／ＰＥ、ＯＰＰ／紙／ＰＰ、ＰＡ／紙／ＰＥ５ＰＡ／紙／ＰＥ、ＰＡ／紙／Ｐ 　Ｐ、セロフッ２フ紙／ＰＥ、ＯＰＰ／紙／ＡＩ／ＰＥ、ＯＰＰ／紙／Ａｌ／Ｐ Ｐ、ＰＥＴ／紙／Ａｔ／ＰＥ、ＰＥＴ／紙／Ａｔ／ＰＰを含む。 積層の選択は、ポーチの中身及びポーチの寿命に依存する。 ポーチ５は、容器の引出口９の上部を通して容器の内側に配置することができる 。最初にポーチ５を使用する前に、ポーチ５は、予め切断された引出口１０をカ バーしているタブ７によって密封されている。ポーチの上面１１に切り出されて いる部分１１′は、タブ７とポーチ５との間に配置されたままであることが好ま しい。最初に使用するときに、閉鎖ポーチは、容器３の内側に置かれ、タブ７が 引出口１０から外される。タブ７は、接着剤によってポーチに糊づけされており 、容易にはがすことができるように比較的に小さいはがす力でポーチに熱により 密封されている。開放したポーチ５を容器の内側３に収容するときに、容器３は 蓋１２によって閉鎖される。蓋１２は、容器の側壁１３と接続されており、閉鎖 時に液密シールを形成するように容器の側壁に係合する。容器の外壁の安定性を 改良するために、それらの端面に密封体として作用するリム１５を具備している 。容器３は、積層板紙またはＰＶＣ，ＰＰ、ＰＳ、ＨＤＰＥ　（高濃度のポリエ チレン）またはＰＥＴのような材料の液体不透過性材料から製造される。 ポーチは、容器３の内側に収容されるので、閉鎖した状態では液密になり、ポー チに収容された製品が乾燥することが防止され、ポーチの引出口１０は、比較的 に大きく、再閉鎖することができるように形成する必要はない。この場合、タブ ７は、ポーチから完全に除去することができる。ポーチ５からのタブ７の除去す ることによって片方の手で容器３を開け、そこからティッシュを取り出すことが できる。タブ７は、ポーチからはがされた後に、収納面を形成する蓋１２の内側 に張り付けることができる。タブ７をポーチ５に再び容易に取り付けることがで きるように、タブが少なくともｌＱｍｍと１５ｍｍの間の距離だけ引出口１０に 重複することが好ましい。ポーチ７と蓋１２から容易に開放し、繰り返してポー チに取り付けることができる糊は、ベルギーのＭＡＣｔａｃｓ、Ａ社によって製 造されている。取り付けをよく行うためには、少なくともタブ７の表面積に等し い表面積にわたって蓋１２の内側が円滑になっている。 好ましくは、引出口１０は、楕円形であり、ポーチ１０の上面１１に配置されて おり、引出口の周縁１４は上面１１の周縁１６内に配置される。周縁１４の周り に配置された上面１１の部分は、ポーチの最上段の縁部を抑制するので、ティッ シュを引出口から引き出すときに、このティッシュは折り戻される。ティッシュ が乾燥することに対する最大限の保護を行いたいときは、引出口１０は、スリッ トの形態であるが、この場合、ポーチからティッシュを引き出す容易性は低減す ることになる。　ポーチからティッシュを容易に引き出すために、引出口が小さ い場合には、ティッシュの表面が引出口の平面にあるか、またはこの面を越えて 突出していることが有利である。特に、ポーチにわずかなティッシュが残ったと きに、引出口が小さく、比較的大きなポーチである場合には、それらを引き出す ことが困難になる。引出口を横断する方向にティッシュの周りで伸長する可撓性 材料でポーチを製造するときには、ポーチは、ティッシュをそれから引き出すと きに大きさが小さくなる。それによって、最上端のティッシュは引出口１０の平 面に残る。ポーチ５は、充填するときティッシュの周りで伸長する。ポーチそれ 自身が非伸長性材料でつくられる場合には、ポーチの側部に沿った弾性部材１７ の結合によってティッシュの周りのポーチの収縮が得られる。 第２図及び第３図の実施例において、タブ７は、ポーチの外層によって形成され る。タブ７は、ポーチ材料から切り出され、ポーチの上面１１の内側に接続され た内層１８に糊付けされる。引出口１０は、周縁部１４に沿った内層１８に予め 切り出され、ポーチの外層及び層１８の部分１８′によってカバーされる。また 、層１８は、ガス密障壁を形成するためにポーチ５の内側全部に積層された連続 的な層である。この場合、引出口１０は、ポーチ５の外層の予備切断穴によって 形成される。好ましくは、タブ７は、その両端に、ポーチの向きを変えずに右き き及び左ききの使用者の双方が容易に開けることができる２つの突出部分８を具 備している。突出部分８は、層１８には糊づけされていない。容器３の内側に配 置されるとき、ポーチ内に積み重ねられたティッシュの最上層の縁部が、常に使 用者から離れているのが好ましい。使用者が指を最上層のティッシュの縁部を越 えて乗せる場合には、最も容易にティッシュを引き出すことができることが分か っている。この理由のために、ポーチは、常に固定した向きに容器の内側に配置 される。密封ポーチ５を容器の内側に配置した場合に、左ききの使用者は、右手 でタブをつかみ、左手でそれを引き出す。 それに対し、右ききの使用者は、左手でタブをつかみ、双方の使用者は、タブを 容易につかむことができる。 第４図は、一方の側のフラップ２３が、ティッシュの中央部分２１の上方になり 、一方の側のフラップ２４が中央部分２１の下になるように折られているティッ シュ１９を示している。中央部分２１に対するサイドフラップ２３の縁部の目視 性を増大するために、例えば、湾曲形または鋸歯形のような、非直線切断パター ンを備えている。別の案として、ティッシュ１９の縁部２５は、例えば、点また はストライプがエンボス加工される。縁部を目立たせる他の方法は、直線の切断 縁または、その次の領域に第１図のティッシュの積み重ねの最上段の斜線領域に よって指示されるような中央部分と対比される色をつけることである。 第５図において、ポーチを容器の底部に取り付けるための取り付は手段は、糊付 はテープ２７及び２９を有する。糊付はテープ２７及び２９は、２重の側面を有 し、ポーチに取り付ける側に比較的に強い糊付は部を有する。容器３の底部に係 合するテープの側は、ティッシュをポーチ５から引き出すときにポーチを所定の 位置に保持するのに十分な強さの糊でカバーされる。容器の底部に係合するテー プの側は、リリース紙によってカバーされ、その紙は、再充填時にポーチを容器 内に配置するとき、テープから外される。ポーチの材料に依存して、ポーチを容 器に固定するためにポーチ５の表面に直接間を適用し、リリース紙によって糊を カバーすることも可能である。 第６図は、ポーチ５を容器３に固定する他の取付装置を示す。この取り付は装置 は、ポーチ５の底部に糊づけされ、かつ突出部３５の表面を備えたテープ３１を 有する。フックは、補完的なテープ３３のループ３７と係合し、このテープは、 容器３の底部に糊づけされる。上述した種類の取り付は装置は、米国特許第ＵＳ −Ａ−５，０５８，２４７号に詳細に開示されている。 第７図は、容器の底面図であり、アンチスリップサポートは、円滑で無孔性の支 持面に係合する４つの吸引ナツプ３９を有する。 容器は支持面に沿って移動されまたはそこから持ち上げられることが防止される から、−方の手のみを使用して容器を開けることができる。例えば、ティッシュ がペイビーワイプから成るとき、他方の手で容器を開けてティッシュを容器から 取り出しながら、ティッシュの使用者の一方の手で幼児を保持するのに有効であ る。 第８図は、アンチスリップサポートの他の実施例を示す。容器は、底部に開口部 ４１を備えている。容器にポーチ５を配置するときに、糊付きテープまたは糊付 き領域が穴を通って突出し、容器の支持面に取り付けられる。このような方法で 、容器に関するポーチの動き及び支持面に関する容器の動きが防止される。 第９図は、平坦なシリンダの形をした容器３を示す。 シリンダの底面は、ポーチを挿入することができる再充填開口部を形成する。再 充填開口部は、蓋４３によってカバー可能である。蓋４３は、容器の外側のねじ 山４９を溝に係合させることによって蓋４３をねじ込むことができ、蓋４３の内 側の溝は、図面には図示しない。シリンダの上面には蓋１２が設けられており、 蓋１２は、ヒンジライン４５に沿って上面４７に接続されている。蓋１２はシリ ンダの引出口９をカバーする。 Ｆｌ（１１ ＦＩＧ、２ ＦｊＧ、４ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、６ Ｆｉロア ＦＩＧ、８ Ｆｌ（ｉ９ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。 ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＰＴ、　Ｓ Ｅ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、ＣＺ、ＦＩ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ 、ＫＲ，ＬＫ、ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＮＺ、　ＰＬ、　ＲＯ，ＲＵ 、　ＳＤ。 ＳＫ、　ＵＡ、　ＵＳ （７２）発明者　ステニーラン、マリエル　ジャニーヌ　セベルギー国ホーガー ルデン、ストーブケンスストラード、７７／１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置であって、 蓋（１２）によってカバーされた引出口を有する比較的剛性の材料の容器（３） であって、閉鎖位置において、容器の中身と大気との間で空気の自由な交換を防 止するに十分な気密性がある容器（３）と、製品を収納する密封ポーチであって 、ポーチを手で開けるための開口装置を有する上面を備え、開口後に容器の内側 に収納可能であり、前記開口装置は、除去可能なカバー部材によって開放可能に 密封される予備成形可能な引出口（１０）を有する密封ポーチとを有する密封ポ ーチに詰められた製品のための収納・分配装置において、カバー部材（７）は、 カバー部材またはポーチに実質的な損傷を与えることなく、ポーチから完全には がすことができ、カバー部材をはずした後に引出口にカバー部材を接着して再固 定するようになっている接着剤を有することを特徴とする密封ポーチに詰められ た製品のための収納・分配装置。 ２．容器（３）は、カバー部材（７）と少なくとも等しい大きさの円滑な表面を 有し、この表面にカバー部材をはがすことができるように接着可能であることを 特徴とする請求項１に記載の収納・分配装置。 ３．容器は、容器を置くことができる支持面に直角に及び／または平行な方向に 容器の動きを防止するために容器に力を与えるアンチスリップサポート（３９， ４１）を備えていることを特徴とする請求項１または２に記載の収納・分配装置 。 ４．密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置であって、 蓋（１２）によってカバーされた引出口を有する比較的剛性の材料の容器（３） であって、閉鎖位置において、容器の中身と大気との間で空気の自由な交換を防 止するに十分な気密性がある容器（３）と、製品を収納する密封ポーチであって 、ポーチを手で開けるための開口装置を有する上面を備え、開口後に容器の内側 に収納可能であり、前記開口装置は、除去可能なカバー部材によって開放可能に 密封される予備成形可能な引出口（１０）を有する密封ポーチとを有する密封ポ ーチに詰められた製品のための収納・分配装置において、容器は、容器を置くこ とができる支持面に直角に及び／または平行な方向に容器の動きを防止するため に容器に力を与えるアンチスリップサポート（３９，４１）を備えていることを 特徴とする密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置。 ５．アンチスリップサポートは、吸引ナップ（３９）を有する請求項３または４ に記載の収納・分配装置。 ６．容器は、その底部に少なくとも１つの穴（４１）を備えており、その穴を通 って、ポーチ（５）に取り付ける糊のストリップ（２７，２９）の一部が突出し ており、アンチスリップサポートを提供するために容器の支持面に接触すること ができることを特徴とする請求項３または４に記載の収納・分配装置。 ７．ポーチに収納される製品は、粒状の性質を有することを特徴とする請求項１ 乃至６のいずれか１項に記載の収納・分配装置。 ８．密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置であって、 蓋（１２）によってカバーされた引出口を有する比較的剛性の材料の容器（３） であって、閉鎖位置において、容器の中身と大気との間で空気の自由な交換を防 止するに十分な気密性がある容器（３）と、製品を収納する密封ポーチ（５）で あって、ポーチを手で開けるための開口装置を有する上面を備え、開口後に容器 の内側に収納可能であり、前記開口装置は、除去可能なカバー部材によって開放 可能に密封される予備成形可能な引出口（１０）を有する密封ポーチ（５）とを 有する密封ポーチに詰められた製品のための収納・分配装置において、ポーチに 収納される製品は、粒状の性質を有することを特徴とする密封ポーチに詰められ た製品のための収納・分配装置。 ９．予備成形引出口（１０）は、周縁部（１４）を有し、容器（３）のポーチ（ ５）を配置するときに、引出口（１０）が引出口（９）に平行になり、引出口の 周縁（１４）の大部分が、上面（１１）の周縁（１６）に一致するようにポーチ の上面（１１）の平面に伸びていることを特徴とする請求項１から８のいずれか １項に記載の収納・分配装置。 １０．引出口（１０）は、ポーチの上面（１１）を通って伸びる穴によってまた は弱化線のエンドレス線によって形成され、引出口（１０）は、引出口（１０） より大きい寸法のタブ（７）によってカバーされ、タブ（７）は、引出口（１０ ）の周縁に沿ってポーチに接続されていることを特徴とする請求項１から９のい ずれか１項に記載の収納・分配装置。 １１．ポーチ（５）は、少なくとも２つの層の積層を有し、外層は、引出口（１ ０）を有し、内層は連続的であり、引出口をカバーし、開口装置は、タブ（７） を有し、前記タブ（７）は、内層に接続された引出口の境界内にあり、引出口か らタブを取り除くとき、破れるような十分な薄さであることを特徴とする請求項 １乃至９に記載の収納・分配装置。 １２．ポーチ（５）は少なくとも２層の積層（１１，１８）を有し、内層は内層 を通って伸びる穴によって、または弱化エンドレス線によって形成された引出口 を有し、引出口は、大きな寸法のタブ（７）によってカバーされ、タブ（７）は 、ポーチ（５）の外層の一体的な部分であり、外層の弱化線または切断部によっ て形成されることを特徴とする請求項１または９に記載の収納・分配装置。 １３．ポーチに含まれる製品は予め湿っているティッシュの積み重ねであること を特徴とする請求項１乃至５または請求項９乃至１２のいずれか１項に記載の収 納・分配装置。 １４．ポーチ（５）は、ティッシュを引き出すときにポーチが緩み、ポーチの引 出口が積み重なったティッシュの最上層の平面に収縮するように少なくともポー チの分配開口部を横断するような方向に伸長する伸長可能な材料を有することを 特徴とする請求項１３に記載の収納・分配装置。 １５．装置は、容器の引出口（９）に向かってポーチが移動しないようにポーチ （５）を容器（３）に取り付ける手段（２７，２９，３１，３３，３５，３７） を有することを特徴とする請求項１から１４のいずれか１項に記載の収納・分配 装置。 １６．前記取り付け装置は、容器（３）の内側に配置された吸引ナップを有する ことを特徴とする請求項１５に記載の収納・分配装置。 １７．取り付け装置は、糊付けテープ（２７，２９）を有し、前記糊付けテープ は、一方の側がポーチ（５）の底部に永久的に固定され、他方の側がリリース紙 によってカバーされていることを特徴とする請求項１５に記載の収納・分配装置 。 １８．取り付け装置は、係合可能な突出部及びループ（３５，３７）の装置を有 し、ループ（３７）は、ポーチの底部に固定され、突出部（３５）は、容器の内 側の底部に固定されるか、またはループは、容器の内側の底部の内側に固定され 、突出部は、ポーチの底部に固定されることを特徴とする請求項１５に記載の収 納・分配装置。 １９．容器は、アンチスリップサポート（３９，４１）を有することを特徴とす る請求項３乃至６に記載の収納・分配装置に使用する容器。 ２０．容器は、ポーチを容器に取り付ける手段を有することを特徴とする請求項 １５乃至１８に記載の収納・分配装置に使用する容器。 ２１．請求項１乃至２０のいずれか１項に記載の収納・分配装置に使用するポー チ。 ２２．ポーチは、予め湿ったティッシュの積み重なりを収納し、ポーチを手で開 ける開口手段を有する上面（１１）を有し、開口後に容器の内側に収納可能であ り、開口手段は、引出口（１０）から除去可能なカバー部材（７）によって密封 される予備成形引出口を有する収納・分配装置に使用するポーチにおいて、ティ ッシュは、取り扱いが容易になるようにティッシュの縁部（２３）を目立たせる 目視指示手段を具備していることを特徴とする請求項１乃至２０のいずれか１項 に記載の収納・分配装置に使用するポーチ。 ２３．予め湿ったティッシュの積み重なりを収納するポーチであって、ポーチを 手で開ける開口手段を有する上面（１１）を有し、開口後に容器の内側に収納可 能であり、開口手段は、引出口（１０）から除去可能なカバー部材（７）によっ て開放可能に密封される予備成形引出口を有する収納・分配装置に使用するポー チにおいて、ティッシュは、取り扱いが容易になるようにティッシュの縁部（２ ３）を目立たせる目視指示手段を具備していることを特徴とする収納・分配装置 に使用するポーチ。