JPH07504385A - ねじ付き蓋 - Google Patents

ねじ付き蓋

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JPH07504385A
JPH07504385A JP5515342A JP51534293A JPH07504385A JP H07504385 A JPH07504385 A JP H07504385A JP 5515342 A JP5515342 A JP 5515342A JP 51534293 A JP51534293 A JP 51534293A JP H07504385 A JPH07504385 A JP H07504385A
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JP5515342A
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シュパッツ ギュンター
プロイス ハンス・ヨアヒム
ヴァイス ユルゲン
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アルコア ドイッチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フェルパックングスヴェルケ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/32Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
    • B65D41/34Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
    • B65D41/3423Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
    • B65D41/3428Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ねじ付き蓋 本発明は、請求項1の前提概念に記載のねじ付き蓋、即ち開口領域に雄ねじを有 している容器、特に瓶のためのねじ付き蓋に関するものである。
保証リングを備えたねじ付き蓋が使用されるのは、特に、消費者に取り扱いを知 らせる必要がある場合、とりわけ蓋が最初に開けられたことを知らせる必要があ る場合である。ねじ付き蓋は、その保証リングを容器または瓶に取り付けたとき に該保証リングが無傷のままであるように構成されている。しかし蓋を最初に開 けると、保証リングが残りの蓋の部分から完全にはぎ取られるように(特に使い 捨ての瓶の場合)、或いは(特にリサイクル瓶の場合には)保証リングがその周 囲の脆弱領域においてこじあけられてリングセグメントになり、その結果保証リ ングがねじ付き蓋と一緒に容器のねじを介して取り外せるように構成されている 。いずれの場合も、容器がすでに一度開けられたことを消費者に知らせることが できる。
保証リングが瓶から容易に離隔可能であり、よってリサイクル過程に供給可能で 、あるように保証リングを構成するという要求が増えている。それ故、蓋と共に 瓶から取外し可能であるような保証リングがますます望まれる。
しかしながら、保証リングをこじあけて個々のリングセグメントにする場合、鋭 いエツジが生じて、蓋を再加工する場合に問題が生じ、消費者を負傷させること があるということが判明した。
従って本発明の課題は、消費者に取って負傷の危険がないような、保証リングを 備えたねじ付き蓋を提供することである。さらに、蓋を完全な状態でリサイクル 過程に支障なく供給できるようにすることをも課題とするものである。
この課題は、従来の技術を出発点として、請求項1に記載した特徴部分によって 解決される。
ねじ付き蓋が特に瓶のために保証リングを備え、該保証リングが連続するリング として構成されているため、蓋を最初に開けたときに保証リングの外周線に沿っ て、即ち水平方向に、保証リングが無傷に残るので、蓋を最初に開けた後もねじ 付き蓋による消費者の負傷は避けられる。本発明によるねじ付き蓋を最初に開け たとき、突出するまくれまたはエツジは生じない。従って、消費者の負傷はもち ろんのこと、蓋を再加工する際の妨害も最小に押さえられる。特に、前記の特徴 を備えた本発明によるねじ付き蓋は、いわゆるホッパーを用いて容易に分類する ことができ、リサイクル過程に供給することができる。
消費者が、ねじ付き蓋が最初に開けられたことを知るのは、保証リングが少なく とも一つの領域で基準破断線を介して蓋と結合されていないことを認めたとき、 即ち基準破断線が一つの領域でばっくリロを合いているのを認めたときである。
保証リングは、少なくとも一つの変形領域を備えている。この変形領域は、蓋を 最初に開けて基準破断線をこじあけたとき伸長して、開拡されたリング領域を開 拡位置で保持するように不可逆的に変形する。従って、保証リングを完全にその 元の位置へ戻して、蓋に設けた取り扱い説明書(Manipulalionen  )を見えないようにさせる試みは失敗する。即ち消費者は、容器が初めて開け られたことを視覚的に認知することができる。
保証リングが、周方向に見て、最初に開けられた後無傷に残ることにより、従来 のこじあけられた蓋のリングセグメントの場合とは異なり、一度開けたねじ付き 蓋で負傷することはない。さらに、リサイクル過程の中で後処理する場合に障害 となる突起及びフックは生じない。
このような突起及びフックは、例えばホッパーを用いて分類工程で障害となるも のである。さらに゛、本発明によるねじ付き蓋は、消費者によって離隔され、従 ってリサイクル過程に決して供給できないような、こじあけられるリングセグメ ントを有していない。また、ねじ付き蓋の滑らかな外壁が容器搬送時の負傷の可 能性を最小に押さえることも判明した。さらに、物体がねじ付き蓋の外面に固着 してねじ付き蓋を損傷させ、その結果蓋がすでに一度開けられたかのような間違 った印象を消費者に与えることが実際的に回避される。
ねじ付き蓋がただ一つのリングセグメント領域を備え、このリングセグメント領 域が、蓋を最初に開けたときに基準破断線に沿って開拡されるならば、この時点 ですで゛に消費者用の取り扱い説明書を認知することができる。
しかし、有利な実施例によれば、3個のリングセグメントが設けられている。こ れらのリングセグメントは、それぞれ120’の範囲にわたって延びている。個 々のリングセグメントの両端では、保持細条部が、蓋を最初に開けたときに破断 しない基準破断線を張っている。この保持細条部のすぐ近くに、保証リングの壁 は変形領域を備えている。変形領域は、蓋を最初に開けたときに不可逆的に変形 する。特に、個々のリングセグメントの両側にそれぞれ1個の変形領域を有して いる蓋が使用される。
従って、開拡されたリングセグメントは、確実にその開拡位置で保持される。蓋 に設けた取り扱い説明書は、すべての方向から容易に見て取れる。
□本発明によるねじ付き蓋の他の実施例は、保証リングの変形領域が材料成形部 を有していることを特徴としている。変形により、保証リングの壁材料の硬化及 び(または)リング内部でのプレストレスが保証される。変形領域内部での材料 の硬化により、開拡されたリング領域がより好適にこの位置で保持され、その元 の位置へ復帰することができない。材料成形部により保証リング内にプレストレ スが生じる限りでは、材料成形部は次のように構成され、即ちプレストレス力が リングをその開拡位置へ押しやり、その結果基準破断線の破断後、開拡されたリ ングセグメントの復帰が阻止されるように構成される。このように、保証リング をその元の位置へ曲げ戻そうとする試みをより困難にさせることによって、安全 性がさらに向上する。
さらに、本発明によるねじ付き蓋の有利な実施例では、保証リングの外面は、少 なくとも、蓋を最初に開けたときに基準破断線をもぎ取る領域において、色付け して区別されている。これにより、消費者は基準破断線を通して、連結板として 構成されたフックを見ることができる。
フック上面は、保証リングの外面の色にたいして区別して色付けされている。こ のようにして、開口した蓋を損傷していない蓋から非常に容易に区別することが できる。
最後に、本発明によるねじ付き蓋の有利な実施例では、保証リングが、基準破断 線を介して、プラスチックから成る担持リングと連結され、両部材は一体(こ構 成され、有利にはプラスチック射出成形法または圧縮成型法(こより製造可能で ある。担持リングと保証リング力)ら成るユニットは、一方ではプラスチック閉 鎖キャップと関連して、他方では金属閉鎖キャップと共に使用すること力(でき る。即ち保証リングは従来の閉鎖キャップと難なく組み合わせることができ、し かも特別な適合を必要としない。
本発明によるねじ付き蓋の他の構成は、その他の従属項から明らかである。
次に、本発明を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は 本発明によるねじ付き蓋の第1実施例の水平断面図、 図2は 材料成形部を備えたねじ付き蓋の部分図、図3は 材料成形部を備えた 領域の平面図、図4は 材料成形部の変形実施例を備えたねじ付き蓋の変形例を 示す図、 図5は 本発明によるねじ付き蓋の池の実施例の垂直断面図、 図6は 図5に図示したねじ付き蓋の実施f11の水平断面図、 図7は 本発明によるねじ付き蓋の他の実施例の垂直断面図、 図8は 金属閉鎖キャップを備えたねじ付き蓋の垂直断面図、 である。
以下に説明するねじ付き蓋は、通常の閉鎖キャップを有している。閉鎖キャップ は、パツキンを収容している底部であって、容器または閉鎖されるべき瓶の開口 部を蔽う底部と、底部から出て、雌ねじを備えている側壁とを有している。
壁の下部領域からは、少なくとも一つのフックが出ている。フックは弾性的に撓 むように形成され、容器を初めて閉じるときにねじ付き蓋の内壁のほうへ弾性的 に戻って、容器の雄ねじに沿って滑動する。
図1は、ねじ付き蓋の水平断面図である。ねじ付き蓋は、容器の開口部を閉鎖す る蔽い領域に平行に案内されている。図1は、ねじ付き蓋によって切断されたリ ングの平面図をも示している。いわば、ねじ付き蓋の底部から外側へ見た図であ る。
図かられかるように、ねじ付き蓋1は、その内壁3から突出している保持細条部 5ともぎ取り細条部7とを有している。保持細条部ともぎ取り細条部は、保証リ ング9をねじ付き蓋の残りの部分から分離させている基準破断線を張っている。
もぎ取り細条部7は、保持細条部5よりも非常に狭い範囲にわたって周方向に延 びている。
もぎ取り細条部7は、例えば0.3ないし0.4mmの幅である。この数値は、 ねじ付き蓋または保証リング9の内径が約29mmであることを前提としている 。この場合、保持細条部またはもぎ取り細条部の厚さは約0゜4mmである。
ここに図示した実施例では、互いに間隔をもって配置される9個の保持細条部5 が設けられている。保証リング9の内面3からは、フックとして用いられる2個 の連結板11と13が出ている。連結板11と13は、その表面に補強細条部1 5を備えている。補強細条部15の幅は、個々の連結板の幅よりもかなり狭い。
連結板11゜13のうち一方の連結板11は、より幅広の補強傾斜部17を備え ている。補強傾斜部17の機能については後述する。
連結板11と13の表面は、もぎ取り細条部7の領域にじかに、溝状の凹部19 を備えている。凹部19の寸法は、連結板11と13が内面3にたいしてぶつか ったときにもぎ取り細条部7が四部19内に位置し、連結板の回動運動を阻止し ないように選定されている。
ここに図示した保証リング9の場合、その内面に、フックとして用いられる全部 で2個の連結板11と13が設けられている。連結板11と13は、はぼ120 °にわたって延びるリングセグメントの中に配置されている。
リングセグメントの端部にはそれぞれ1個の保持細条部5が設けられている。連 結板の幅は、保持細条部の近くから出て、リングセグメントのほぼ全長にわたっ て延びるように選定されている。リングセグメントの中央部には、連結板の間に 隙間が存在している。第1の連結板11の二つの側稜は、保証リング9の内面3 とほぼ901′の角度を成している。第2の連結板13の場合には、同様に第1 の連結板11側の側稜が保証リング9の内面3と約906の角度を成すように構 成されている。対向している側稜は、ランプのように、内面にたいして約450 の角度で傾斜している。
保証リング9の壁21は、その全長にわたって一様な厚さを有することができる 。ここに図示した実施例では、外側から壁21内にくぼみ部23が形成されてい る。くぼみ部23は、壁厚をほぼ3分の1に減少させている。
壁の内側にも形成されているくぼみ部は、それぞれ、連結板11と13を設けた リングセグメントの端部領域に配置されている保持細条部5の領域に設けられて いる。
くぼみ部23の幅は、保持細条部5の幅のほぼ3倍の大きさである。
すでに述べたように、ねじ付き蓋1はその内側に雌ねじを備えている。連結板1 1と13は、雌ねじの終端部(Auglau[)の領域、即ちふたを開けたとき に最も大きな力を受ける領域に配置されている。
図2は、保証リング9の他の実施例の一部を示している。保証リング9の内面3 上からは、この実施例でも連結板11と13が出ている。また、もぎ取り細条部 7の外側には保持細条部5が見て取れる。図1にすでに図示した部品には同符号 を付し、よってその説明は省略する。
図2に図示した実施例の場合も、保持細条部5の領域での壁21の強度は、くぼ み部23によって減少している。しかしながら、この実施例では、くぼみ部23 によって強度が減少している壁領域25において保持細条部に直接隣接するよう に材料成形部27が設けられている。
材料成形部27は、例えばローリング過程または型押し過程により保証リング9 の壁に形成されたものである。
以下の説明によれば変形領域として用いられる壁領域25は、ローリング過程ま たは型押し過程により冷間成形される。ローリング過程または型押し過程により 、一方では材料硬化が生じ、他方では保証リング内部にプレストレスが生じる。
材料成形部27の構成は、例えば、プラスチックから製造されている保証リング の材料特性に適合させることができる。
ところで、材料成形部27は保証リング9の内面にも設けることができる。よっ て、材料硬化または材料予展伸を達成することもできるJ材料予展伸により、展 伸されたリングセグメントがこの位置で確実に保持される。
図3は、保持細条部5の領域における、図2に図示した保証リング9の外面の平 面図である。この図3かられかるように、くぼみ部23は平行な側壁23aと2 3bを有し、材料成形部27は円形に構成されている。材料成形部27はくぼみ 部23の内部に次のように配置されており、即ち保持細条部5ともぎ取り細条部 7によって張られる基準破断線29の上方及び下方にそれぞれ半分ずつ存在する ように配置されている。このようにして、保証リング9の壁21の上部領域にお いてのみ材料変形またはプレストレスを生じさせることができる。保証リング9 の上方に位置するねじ付き蓋1の領域にも材料変形が生じるが、この材料変形は 、保証リングの機能にとっては結局のところ意味をもっていない。
図4は、ねじ付き蓋1の他の実施例を下から見た図である。すでに図1ないし図 3を用いて説明した部品には同符号を付し、よってその詳細な説明は省略する。
この実施例では、保証リング9の内面3に全部で6個の連結板が配分されている 。これらの連結板はそれぞれリングセグメント31,33.35に付設されてい る。
リングセグメント31,33.35は、保証リング9の周領域に均等に、この実 施例では120@にわたって延びている。それぞれ2個のリングセグメントの移 行領域には、保証リング9の内面3に保持細条部5が設けられている。それぞれ 2個の隣接する保持細条部の間には、この実施例の場合それぞれ3個のもぎ取り 細条部7が設けられている。保持細条部ともぎ取り細条部とは、この実施例でも 、図3を用いて説明したような基準破断線を張っている。
連結板の数量と形状は、閉鎖されるべき容器の条件に適合させることができる。
基本的には、1個のリングセグメントのほぼ中央に1個の連結板を設けることも 可能である。この連結板は、蓋を最初にあけたときにリングセグメントの向きを 変化させ、よって変形領域を不可逆的に変形させる。
リングセグメントの数量も任意に選定可能である。添付の図面には、1個または 3個のリングセグメントをもった保証リングを図示したが、もちろん2個のリン グセグメントまたは3個以上のリングセグメントを設けることも可能である。
図4の下から見た図では、すでに述べた雌ねじ37の領域が見て取れる。雌ねじ 37は、ねじ付き蓋の内面3に設けられている。
それぞれ2個のリングセグメントの間に位置する保持細条部5においては、くぼ み部23により壁21の強度が減少されている。保持細条部の一つには、強度を 減少された壁領域25に材料成形部27が設けられている。
図では、こ、の材料成形部27をくぼみ部23の一つに図示した。材料成形部2 7は、リングセグメントのすべての端部領域に、即ちリングセグメントの変形領 域に設けるのが有利である。
図示した実施例では、材料成形部27として、それぞれ3個の横に並んだ溝が、 材料強度を減少された壁領域25に設けられている。溝の数量は、保証リング9 にたいして使用されるプラスチック材料に適合させることができる。溝の幅を溝 の延在方向に変化させることもできる。例えば、基準破断線29に境を接してい る保証リング9の領域(図3を参照)において溝の幅を最も広く選定し、一方保 証リングの逆の側の端部、即ち保証リング9の下縁において溝の幅を最小にさせ ることができる。
総じて、この実施例では、溝はV字状に延在し、その結果保証リング9の上部壁 領域では下部壁領域よりも強い材料変形が生じ、よってより大きなプレストレス が生じる。
図5は、ねじ付き蓋1の変形実施例である。図1から図4までに図示した実施例 で述べた部品には同一の符号を付し、よってその説明は省略する。
図5は断面図であり、ねじ付き蓋1は、閉鎖されるべき容器の開口領域を蔽う水 平方向の底部39を有している。底部39の内面には、適当な方法でパツキン4 1が取り付けられている。底部39からは側壁43が出ている。側壁43の内面 には雌ねじ37が設けられている。
ここに図示した実施例は完全プラスチック蓋であり、保証リング9に一体的に形 成されており、基準破断線29を介して該保証リング9と連結されている。基準 破断線29は、もぎ取り細条部7と保持細条部5によって張られる。細条部はね じ付き蓋または保証リングの内面から出ており、周回する水平方向の切れ込みを 入れるときに残った部分である。切れ込みの深さは、保証リング9の側壁43ま たは壁21が単に直線状に切断される程度の深さである。水平方向の切れ込みは 、ねじ付き蓋1の実施例に関係なく、完全に周回するように形成される。図1の 実施例では、即ち1個のリングセグメントだけが設けられている実施例では、水 平方向の切れ込みはこのリングセグメントの領域にのみ設ければよい。なぜなら 、この領域にだけ基準破断線が必要だからである。ところで、保証リングは、付 属のねじ付き蓋を最初に開口した場合も、保持細条部5を介して、または基準破 断線のない損傷しない側壁を介して壁43と結合されたままである。
図5では、連結板11と13の上面に溝状の凹部19が設けられているのが見て 取れる。これらの凹部19は、ふたを閉めたときに連結板11と13が蓋の内面 にぶつかったときに付属のもぎ取り細条部7を収容するために用いる。図5では 連結板は斜め下方に延びている。この構成は、ねじ付き蓋1をプラスチック射出 成形法で製造した後に生じる。ねじ付き蓋を閉鎖されるべき容器の上に最初に載 せたとき、連結板11と13は斜め上方へ回動する。このことは、例えば図7の 下部に図示されている。
側壁43の内面には、基準破断線29の上方に接触領域45が設けられている。
接触領域45の特徴は、この領域において壁厚が蓋の内部空間のほうへ拡大され ていることである。即ち、蓋の内部空間にいわば突起が生じる。これらの突起は 、連結板11に設けた補強傾斜部17と協働して、連結板が上方回動時に蓋の方 向へ外側へ大きく変位しないようにする。
すべての実施例に共通なことは、連結板11と13の長さは、上方へはね上がる ときに基準破断線29の上方においてねじ付き蓋の内面に当接するように選定さ れている。補強細条部15または補強傾斜部17は、連結板11の端面に、該連 結板の出所部の領域よりも大きな厚さを有している。連結板の長さは、傾斜部の 長さに比べて、傾斜部が保証リング9の内面3まで達しないように選定されてい る。このようにして、連結板が高くはね上がったときに保証リング9の内面3に たいしてわずかに力しか作用せず、どのような場合もねじ付き蓋1の側壁23の 内面にたいして力が作用するように保証されている。これにより、ねじ付き蓋を 容器に最初に載せたとき基準破断線は損傷しない。
図6は、図5に図示したねじ付き蓋1を基準破断線29の上方において切断した 断面図である。この図では、連結板11と13の上側を見ていることになる。こ れまでの図面に図示した部品と同一の部品には同一の符号を付し、これらの部品 の説明は省略する。
図6かられかるように、保証リング9は3個のリングセグメントを有し、それぞ れのリングセグメントからは、対向支持部として用いられる2個の連結板11と 13が出ている。連結板の上側を見ているこの平面図から、補強細条部15と補 強傾斜部17がはっきり見て取れる。
また、それぞれもぎ取り細条部7に付設されている溝状の凹部19もはっきり見 て取れる。この実施例では、壁領域25は材料成形部を備えていない。しかし、 図2と図3を用いて説明したこの材料成形部をこの実施例に設けてもよい。図6 から特に接触領域45が見て取れる。
接触領域45は、蓋の内部空間内へ突出している材料塗布部を設けたことを特徴 としており、それぞれ連結板11の補強傾斜部17のストッパーとして用いる。
図7は、本発明によるねじ付き蓋1の他の実施例の垂直断面図である。これまで の図面に図示した部品と同一の部品には同一の符号を付し、これらの部品の説明 は省略する。
図7に図示したねじ付き蓋1は、図5に図示した実施例と同様に、水平方向の底 部39を有している。底部39は、閉鎖されるべき容器の開口領域に付設されて おり、パツキン41を備えている。底部39から出ている側壁43はほぼ鉛直方 向に延びており、その結果林状またはコツプ状の蓋が生じ、その内面に雌ねじ3 7が設けられる。側壁の下縁には、もぎ取り細条部7と保持細条部5によって張 られる基準破断線29を越えて保証リング9が設けられている。保証リング9の 内面からは、逆鉤として用いられる連結板11と13が出ている。図示したこの 実施例では、連結板は斜め上方へ延在し、蓋の内面と共に約40″の鋭角を成し ている。連結板と保証リングとの移行領域には、1個の連結板ご七にそれぞれ複 数個の成形領域47が設けられている。これらの成形領域47は、例えば型押し 工程により下方から蓋の壁の中に形成される。これらの成形領域は冷間成形で成 形するのが有利であり、その結果、材料補強部が生じるので、連結板は図示した 位置で安定にされる。
図1から図7までに図示したねじ付き蓋は、完全プラスチック蓋として構成され 、即ち底部39と側壁43とを含んでいる閉鎖キャップは、保証リング9と同様 にプラスチックから成っている。閉鎖キャップと保証リング9とは一体であり、 有利にはプラスチック射出成形法で製造される。基準破断線29は、周回する水 平方向の切れ込みによって生じる。この切れ込みの深さは、保証リング9の側壁 43または壁21が切断されるが、しかし保証リングの内面または側壁の内面に おいて蓋の内部空間の中へ突出しているもぎ取り細条部7または保持細条部5は 切断されないように選定される。損傷しない細条部により、保証リングは保証リ ングは閉鎖キャップに保持される。
図8は、保証リング9がいわゆる組合せ蓋10の場合も設けることができること を示すものである。組合せ蓋10は、深絞り可能な材料、有利にはアルミニウム から成る閉鎖キャップを有し、下部壁領域に保証リングを担持している。閉鎖キ ャップは底部51を有している。底部51は、ここでは単に示唆的に示した容器 53の開口領域に付設されている。底部5】からは、側壁55が出ている。側壁 55は、その下部縁領域57に、担持リング59を収容または保持するように形 成されている。担持リング59は、基準破断線29を介して保証リング9と結合 されている。基準破断線29は、図1から図7までを用いて説明したように、保 持細条部5ともぎ取り細条部7とによって張られている。有利には、担持リング 59と保証リング9が一体的に構成され、プラスチック射出成形法によって製造 されることである。
保証リング9は、図1から図7までに図示した実施例の場合と同様に構成されて いる。担持リング59は1例えば保証リング9よりも大きな外径を有することが でき、その結果担持リング59は、ねじ付き蓋10の下部壁領域のフランジ状の 縁によって閉鎖キャップに固定される。
担持リング59の内面は、完全プラスチックから成るねじ付き蓋1 (図1から 図7までを参照)の下部側壁領域の内面と同様に構成されている。例えば保持細 条部5ともぎ取り細条部7の外側に、接触領域45を設けることもできる。ねじ 付き蓋10が最初に容器53に取り付けられるどきに、この接触領域45にたい して、保証リング9の連結板11に設けられた補強傾斜部17が係止される。こ の場合連結板は、担持リング59の内面にたいして当接する。このように連結板 が上方へはね上がると、担持リング59の内面は基準破断線29の上方で伸長力 の作用を受け、一方基準破断線自体は実質的に負荷を受けないままである。従っ て、担持リングと保証リングから成る組合せは、蓋10を最初に取り付けたとき に損傷を受けない。
図8には、容器53が雄ねじ61を備えていることも図示されている。雄ねじ6 1には、ねじ付き蓋10の金属閉鎖キャップの雌ねじ63が係合することができ る。
雌ねじ63は、例えばローリング工程によって形成させることができる。
雄ねじ61の下方には、止め隆起部65が設けられている。ねじ付き蓋10が容 器53に完全に取り付けられたときに、連結板11を止め隆起部65の下へ弾性 的に係止させることができる。
、同様の状況は1、もちろん1図1から図7までに図示したような完全プラスチ ック蓋が容器に取り付けられるときも生じる。取り付けの際、連結板11と13 は蓋の内面のほうへ回動し、蓋を完全に取り付けた後に、容器の外壁の方向へ弾 性的に戻り回動する。止め隆起部65と閉鎖されるべき容器53の開口領域との 間隔は、連結板が止め隆起部の下で容器の外壁方向へ弾性的に復帰し、逆鉤とし て用いられるように選定されている。このことは、完全プラスチック蓋(図1か ら図7までを参照)にも、図8の組合せ蓋にたいしても適用される。
連結板が撓み可能に保証リングと結合されていることにより、蓋を最初に取り付 けたとき保証リングは無傷のまま残る。さらに、連結板の上面に設けたランプ状 の補強細条部により、連結板が蓋の内側のほうへ偏向する場合、基準破断線にた いする負荷は非常に小さく、従って基準破断線は無傷のまま残る。ランプ状の構 成により、従って連結板の端面領域に与えられる逆鉤の厚さにより、蓋を最初に あけたとき連結板は蓋の内面と容器の外面との間を非常に重々しく滑動するにす ぎない。また、連結板が戻り回動しすぎることを不可能にさせる接触領域45に よって、連結板の戻りも阻止される。このようにして、連結板は容器に設けた止 め隆起部65の下へ確実に弾性的に戻り、蓋を最初にあけたときも容器の外面上 に沿って滑動しない。
容易にわかるように、蓋を最初にあけたとき、連結板は逆鉤のように容器の隆起 部の下に係合して、蓋をねじ込むときに蓋が上方へ移動しないようにする。従っ て、鉛直方向に作用するもぎ取りカが生じる。このもぎ取り力は、もぎ取り細条 部7を基準破断線29の領域で上へはね上げる。しかし保持細条部5は、この領 域の損傷が不可能であるような幅に構成され、よってがっしりと構成されている 。弾性的な連結板により、蓋の内径と瓶の外径との公差の違いが補償され、他方 保証リングの直径の拡大も生じる。その結果、連結板11と13の領域での基準 破断線29の破断が好都合になる。
図1の実施例では、1個のリングセグメントが連結板11と13を備えていた。
これらの連結板11と13はねじ終端領域に設けられており、即ち鉛直方向上方 へ向けられる特に大きな力が発生する領域に設けられている。
これにより、もぎ取り細条部は基準破断線の領域で確実にもぎ取られる。
連結板は、その上面に、補強細条部または補強傾斜部を備えており、補強細条部 または補強傾斜部は連結板の圧縮ひずみを防止し、よって連結板に導入されるこ じあけ力をさらに伝動させることを確実にする。図7に図示した成形領域47に より、蓋を最初にあけたときに連結板が下方へ回動して開口力が基準破断線のこ じあけに転換されないことが付、加的に回避される。
このように、蓋を最初にあけたとき、リングセグメントは連結板によって固持さ れるので、リングセグメントは蓋の上方への運動にたいして保持細条部の領域で しか追従せず5一方それぞれ2個の保持細条部のほぼ中央部では、下方への最大 の偏向が行われる。これにより、保持細条部に直接境を接しているリングセグメ ントの壁領域は強く変形する。プラスチックから成る保証リング9の素材は、蓋 を最初にあけたときに変形領域が不可逆的に変形するように選定される。従って 、リングセグメントをもとの位置へ押し戻す、または曲げ戻そうとする試みは失 敗に終わる。基本的には、それぞれのリングセグメントがただ一つの変形領域を 付属の保持細条部の近くに有することも可能である。ただ一つのリングセグメン トを設けた実施例では、即ちリングセグメントがほぼ120°にわたって延びて いる実施例では、このリングセグメントの領域にだけ基準破断線を設けること、 そして完全プラスチック蓋、または担持リングと保証リングから成るユニットの 残りの壁領域が無傷のままに残り、よって蓋を最初にあけても無傷のまま突出し ているように構成することも可能である。従って、この場合には、リングセグメ ントの端部の保持細条部は省略できる。
すでに蓋が開けられたことがあることをより確実に知らせるため、1個のリング セグメントの両端にそれぞれ変形領域を設けて、蓋を最初に開けた後、変形した リングセグメントがその開拡位置に保持されるように蓋を構成するのが有利であ る。付加的に、蓋または担持リングの内面にロック装置を設けることもできる。
このロック装置は、リングセグメント領域が開拡されたときに連結板に係合する 。このようにしてリングセグメント領域の戻り曲げが付加的に回避される。
図1から図7までに図示したねじ付き蓋の実施例では、保持細条部5の領域にお いて保証リング9の外壁にくぼみ部23が設けられている。これらの、蓋の外面 に設けられた溝は、蓋をつまみ上げ装置に係合させて、他の加工工程にたいして 保持細条部の位置がわかるように蓋を方向づけで保持するために用いることがで きる。例えば、このように蓋を方向づけて把持することにより、外壁の一部の領 域にだけ基準破断線を設けるようにすることができる。周回する基準破断線が望 ましい場合、即ち360°にわたって延びる水平切れ込みによって形成される基 準破断線が望ましい場合には、くぼみ部23を省略することもできる。さらにこ の種のくぼみ部は、蓋を方向づけて把持させる必要がある場合、蓋の内面にも設 けることができる。
それぞれのリングセグメントの端部に設けられる変形領域は、付加的に材料成形 部27を具備することができる。材料成形部27は、図2及び図3を用いて説明 したように、例えば円形の型押しプランジャーによって形成される。材料成形部 に1個または複数個の横に並んで延びる溝を設けてもよい。これらの溝も同様に 型押し工程または冷開成形工程により形成される。このような変形領域の処理に より材料の補強が行われ、その結果、蓋を最初に開けたときに、それだl−J早 く不可逆的に変形領域が変形する。即ちここには、前処理によって補強される材 料過度伸展部が生じる。
材料成形部の特殊な構成により、例えばV字状の溝、またはこの種の材料成形部 を保証リングの上部領域に目的に応じて形成することにより、保証リングのプレ ストレスを調整することができる。このプレストレスにより、蓋を最初に開けた 後、保証リングは開拡位置に固持される。
変形領域にとって重要なことは、蓋を最初に開けたときに、材料の不可逆的な変 形が確実に生じることである。
このことは、一方では、保証リングのプラスチック材料を選定することにより保 証され、他方では、変形領域が特別な材料成形部を備え、この材料成形部におい て材料の固定または材料のプレストレスが達成されることにより保証される。
変形領域の不可逆的な変形を確実にえるために、対向支持部として用いられる連 結板11と13は特に安定に構成される。このため連結板11と13は、すでに 述べた補強細条部15または補強傾斜部17を有している。
さらに連結板11と13は、例えば図7に図示した変形領域47を介して非常に 安定に保証リング9と連結されており、その結果大きな力を保証リングに導入可 能である。
明らかなように、蓋を最初に開けたときも保証リング9はその局面に沿って無傷 に残り、基準破断線だけが所定の領域で破断し、リングセグメントの下方への偏 向または開拡を可能にする。リングセグメントは変形領域により開拡位置に保持 され、その結果消費者のための容器の説明書を確実に確認することができる。保 証リングが水平方向に見て無傷に残ることにより、消費者を負傷させることがあ るまくれまたはエツジが生じることはない。
他方、このように構成された蓋または担持リングと保証リングから成る組合せは 、後のリサイクル過程で容易に且つ自動的に後処理することができる。分類する ために使用されるホッパーは、事故なく作動することができる。
なぜなら、従来の保証リングの鉛直切れ込み部に生じるまくれまたはエツジがな いので、蓋がからまることがないからである。従って例えば、完全プラスチック 蓋を自動的に分類し、密封挿入物を自動的に離隔させることができるように整向 させることが容易に可能である。
さらに、上述したことかられかるように、こじあけられる基準破断線領域に大き な力を導入可能である。なぜなら、連結板が補強細条部と変形領域47とによっ て非常に安定だからである。このようにして、変形領域を大きな力で変形させる ことができ、その結果この領域で確実に不可逆的な材料伸長が生じ、この材料伸 長は、開拡されたリングセグメント領域がそのホームポジションへ戻ることを阻 止する。保証リングの機能に取って、保証リングが基準破断線を介して直接完全 プラスチック蓋の閉鎖キャンプの側面と結合されているか、或いは、金属の閉鎖 キャップによって把持され保持されるプラスチック担持リングと結合されている かは重要でない。いずれのケースでも、保証リングはその周面が損傷することな く基準破断線に沿ってこじあけることができ、且つ部分的に開拡させることがで きる。
連結板の上面に補強細条部を形成することにより、基準破断線にたいする荷重が 大きく軽減され、公差範囲、即ち閉鎖される容器の雄ねじと、蓋を取り付けたと きに生じる蓋の内径との最大寸法誤差を、非常に小さく選定することができる。
蓋の内径が容器の外径よりもいくぶん小さい場合でも、蓋を損傷させずに取り付 けできるほど基準破断線にたいする荷重は小さい。
基本的には、軸線方向へ下方へ開拡したリングセグメント領域は非常に容易に認 知可能である。しかし、開拡されるリングセグメントの領域において蓋の側面を 色付けすると、取り扱い説明書の視覚的認知をさらに改善することができる。こ の場合、連続する色付は線は、基準破断線がこじあけられることにより中断され る。基準破断線を通して、この領域にある連結板の上面を見ることができる。例 えば蓋の側面を赤く色付けした場合には、例えば連結板の白色の上面をはっきり 認知することができる。逆の場合も、即ち蓋が白色の場合も、基準破断線がこじ あけられたときに連結板の赤色の上面を非常にはっきり認知することができる。
このように、蓋の側面と連結板の上面を色で区別することにより、蓋に設けた消 費者用の説明書をさらにはっきりと視認させることができる。
上記の利点に加えて、即ち消費者の負傷が実際的に阻止されているという利点の ほかに、保証リングが蓋と共に無傷で容器から取り外されるという利点が生じる 。蓋を再び取り付けるときも、ねじの妨害となるような、自由になっているリン グセグメント領域は存在しない。リングセグメントを故意に破断させることは容 易に可能ではなく、その結果リングセグメントが環境に放出されることはない。
また、リングセグメントが空の瓶内に投擲されることも避けられる。リングセグ メントが空の瓶内に投擲されると、瓶を自動洗浄するときにリングセグメントが 離隔されないという不具合が過去に頻繁に生じていた。従って洗浄工程を繰り返 さねばならず、或いは瓶を完全に選び出さねばならなかった。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.開口領域に雄ねじを有している容器、特に瓶のためのねじ付き蓋であって、 蓋を最初に開けたときに少なくとも部分的にこじあけ可能でもぎ取り細条部によ って張られる基準破断線を介して蓋と結合される、合成物質から成る保証リング を有し、保証リングが、その内側から出ている少なくとも一つのフックを有して いる前記ねじ付き蓋において、 保証リング(9)が、蓋(1)を最初に開けたときに不可逆的に変形可能な少な くとも一つの変形領域(25)を備えた連続するリングとして構成されているこ とを特徴とするねじ付き蓋。
  2. 2.基準破断線(29)を最初に開けたときに、こじあけられた領域が無傷の領 域へ移行する場所に、変形領域(25)が配置されていることを特徴とする、請 求項1に記載のねじ付き蓋。
  3. 3.保証リング(9)が複数個の、有利には3個のリングセグメント(31,3 3,35)を有し、これらのリングセグメント(31,33,35)の端部に、 基準破断線(29)を張っている保持細条部(5)であって、蓋(1)を最初に 開けたときに無傷のまま残る保持細条部(5)が設けられ、リングセグメントの 一端または両端に変形領域(25)が設けられていることを特徴とする、請求項 1または2に記載のねじ付き蓋。
  4. 4.保証リング(9)の壁(21)の強度が、少なくとも、蓋を最初に開けたと きにこじあけられる基準破断線(29)の端部領域において、変形領域(25) の形成のために減少していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか 1つに記載のねじ付き蓋。
  5. 5.変形領域(25)が、少なくとも一つの材料成形部(27)を有し、該材料 成形部(27)において材料硬化及び(または)保証リング(9)内部のプレス トレスが与えられていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1つ に記載のねじ付き蓋。
  6. 6.材料成形部(27)が、型押し工程またはローリング工程によって形成可能 であることを特徴とする、請求項5に記載のねじ付き蓋。
  7. 7.材料成形部(27)が、保証リング(9)の全高にわたって延びており、且 つ有利にはV字状に構成されており、その際材料成形部(27)の幅広領域が基 準破断線(29)の近くに配置されていることを特徴とする、請求項5または6 に記載のねじ付き蓋。
  8. 8.保証リング(9)の内面(3)に、有利には保証リング(9)の下縁に、フ ックとして用いられる対応する連結板(11,13)が設けられ、該連結板(1 1,13)が、蓋(1)を載せたときに鋭角で上方へ突出し、連結板(11,1 3)の一方の側稜がリングセグメントの端部領域付近からでており、連結板(1 1,13)は、リングセグメントのほぼ中央において互いに間隔をもっており、 連結板(11,13)の長さは、保証リング(9)の高さよりも大きいことを特 徴とする、請求項1から7までのいずれか1つに記載のねじ付き蓋。
  9. 9.連結板(11,13)がその上面に補強細条部(15,17)を備え、連結 板の端面における補強細条部(15,17)の高さが、連結板の根元領域での高 さよりも高く、且つ補強細条部(15,17)の長さが、有利には連結板の長さ よりも短く、その際補強細条部が有利には連結板の端面まで達していることを特 徴とする、請求項8に記載のねじ付き蓋。
  10. 10.連結板(11,13)の領域において蓋(1)の内面に、連結板(11, 13)と内面との接触を阻止する接触領域(45)が設けられていることを特徴 とする、請求項8または9に記載のねじ付き蓋。
  11. 11.連結板(11,13)が、保証リング(9)への移行領域に変形領域(4 7)を備えていることを特徴とする、請求項8から10までのいずれか1つに記 載のねじ付き蓋。
  12. 12.保証リング(9)の外面が、少なくとも、蓋を最初に開けたときにこじあ け可能な基準破断線(29)の領域において、連結板(11,13)の上面にた いして色付けして区別されていることを特徴とする、請求項1から11までのい ずれか1つに記載のねじ付き蓋。
  13. 13.保証リング(9)が、基準破断線(29)を介して、同様にプラスチック から成っているねじ付き蓋(1)の側面(43)と直接結合されていることを特 徴とする、請求項1から12までのいずれか1つに記載のねじ付き蓋。
  14. 14.閉鎖キャップと保証リング(9)が一体に構成され、有利にはプラスチッ ク射出成形法または圧縮成型法により製造可能であることを特徴とする、請求項 13に記載のねじ付き蓋。
  15. 15.保証リング(9)が、基準破断線(29)を介して、プラスチックから成 る担持リング(59)と連結されていることを特徴とする、請求項1から12ま でのいずれか1つに記載のねじ付き蓋。
  16. 16.担持リング(59)と保証リング(9)とが一体に構成され、有利にはプ ラスチック射出成形法または圧縮成型法により製造可能であり、担持リング(5 9)がねじ付き蓋(10)の閉鎖キャップに取り付け可能であることを特徴とす る、請求項15に記載のねじ付き蓋。
  17. 17.ねじ付き蓋(10)が、深絞り材料、特にアルミニウムから成る閉鎖キャ ップを有し、担持リング(59)が形状拘束部により該形状拘束部に取り付け可 能であることを特徴とする、請求項16に記載のねじ付き蓋。
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