JPH07504301A - ファクシミリ装置共用中心線を用いたコンピュータファイル送信用独立型装置 - Google Patents
ファクシミリ装置共用中心線を用いたコンピュータファイル送信用独立型装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ファクシミリ装置共用中心線を用いた
コンピュータファイル送信用独立型装置発明の技術分野
本発明は中心装置の分野に関するものであり特にファクシミリ装置共用通信線を
用いてコビュータで読取り可能な媒体上に記録されたデータを送信する装置に関
するものである。
発明の背景技術
今日、ファクシミリ装置やテレコピアは企業にとってはなくてはならないビジネ
ス装置であり、忙しいビジネスマンに取っては重要な家庭用機器となっている。
ファックス装置は、コンピュータネットワークとうによって結ばれていない遠く
に離れている人々の間で印刷物を送受信することができる装置である。
ファックス送信とは通信の一プロセスであり、文書、写真、地図あるいはその他
固定化されたテキストや図形資料等を送信器でスキャンして読み取った情報を信
号波形に変換し公共の交換型電話ネットワーク等の通信システムを介して遠隔地
の受信者へ送信を行うものである。
ファックス装置の速度は年々向上し、また、ファ・シクス装置自身も大変精巧に
なってきっており、今日ではファックスは印刷物を送信する方法としてはもっと
も一般的な方法となっている。
一般的に使用されているファックス装置は(G3)タイプの装置であり、この装
置は203X98ドツト(dpi)から203X196 (dpi)の範囲の解
像度でA4サイズの情報を一分以内に送信できるものである。
このように文書等の固定化された媒体の情報を送信できるだけであるためファッ
クス装置は幅広(使用されているにも拘らずその利用は限られたものとなってい
る。
例えば、ファックスの場合送信者および受信者側で文章を作成するといった制約
がある。送信者側ではワード処理プログラム(例えばワードパーフェクトワープ
ロソフトウエア)を用いて文章原稿を作成する。受信者側ではこの文章を見直す
必要があり、また、この文章に資料等を付は加えたい場合がある。送信者、受信
者それぞれがパーソナルコンピュータ(p c)を有し、また、同じワード処理
プログラムを使用しているにも拘らずコンピュータネットワークあるいはモデム
等によって両者は接続されていない。このように文書の現在のテキストを格納し
た同一のファイルを両者がアクセスすることができないのである。もしこれが可
能であれば、受信者側では文書を構成しているコンピュータファイルのコピーを
入手し、受信者側のコンピュータにそのファイルをロードしてその文書に資料の
追加等を行うことができる。問題はどうやって受信者側へテキストファイトルを
届けるかである。
一般的に、文書はコンピュータソフトウェア−を用いて作成されており、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光デイスク等コンピュータでアク
セス可能な媒体上にファイル単位で格納されているため、前記のような問題は今
日のようなコンピュータ時代では一般的な問題となっている。これらのファイル
記憶装置には、それぞれ異なるファイルフォーマットで格納されたコンピュータ
がアクセス可能なデータのシーケンスが治められている。通常ファイルに格納さ
れているデータ(すなわちファイル内のデータのシーケンス)はASCIIまた
はEBCI D IC等のデータフォーマットで記憶されているのが一般的であ
り、テキストの文字をコンピュータが認識できるようにテキストデータは表現さ
れている。ワード処理文章、バッチファイル、コンピュータソース言語プログラ
ムはすべてこのようなファイルに記録されている。個人や企業では、ハードコピ
ーではなくこのようにフォートマットされたファイルを遠隔地へ送りたいと考え
る場合が多々ある。
コンピユーファイルをファックスすることは考えられていないため、ファックス
装置ではこのようなファイルは送信することができないようになっている。ファ
ックス装置では、文書のペーパーコピーをスキャンして遠隔地にあるもう一方の
ファクックス装置へ送信可能な一連の電子信号を生成する。遠隔地では受信した
信号を用いて文章のペーパーコピーを再生する。前記一連の信号によって紙面上
に固定されているかのように情報の電子「イメージ」が構成される。コンピュー
タは実際のコンテキストやテキストあるいは絵の「イメージ」を理解できないよ
うになっているため、前記一連の情報は「イメージ」または「図形」のフォーマ
ットであると考えられている。このようにコンピュータでは、イメージフォーマ
ットの情報をASCIIテキストファイルのような他のフォーマットで記憶され
たデータのように利用することはできない。前記一連の信号は、ページの明領域
と暗領域を写像(map)する一連の二値信号(オン/オフ)で構成されている
。イメージフォーマット上のデータ(一般的に圧縮されている)は、通信システ
ムに接続され受信モード状態の一方のファックス装置へ通信システムを介して送
信される。ファックス通信フォーマットではハードコピーを用い、また、フォー
マット化された画像データだけを送信するため、テキストあるいは他のコードフ
ォートマットのコンピュータファイルをファックス送信することは不可能である
。
現在、遠隔地の利用者へコンピュータ情報の記憶ファイルを送信する方法は多数
あるがどれも時間を要するやっかいなものである。一つの方法としては、ディス
ケットのような搬送可能な記憶媒体上にコンピュータファイルをコピーシ、郵便
やその他の輸送サービス(例えばフエデラルエクスプレス)等で受信者へ前記情
報を送る方法がある。このような方法(パヶージを手で持ち運びするため時間を
要し)は到着までに時間がかがり、輸送の途中でディスケットが損傷を受けたり
、データが破壊されたりしないといった保証がない。
個人や企業ではファイルに収められている情報のプリントコピー(つまり紙)を
ファックス装置を用いて送ることもできるがこの場合も時間がかかり面倒である
。送信者側ではまずファイルの中身をハードペーパーコピーへ印刷し、遠隔地に
いる利用者へファックス装置を用いてこれらの紙を送信する。このときは利用者
側もファックス装置を備えていなければならない。ファックス/モデム基板を備
えたPCの場合、ファイルの中身が画像フォーマット(あるいは画像フォーマッ
トへ変換することができる)であれば文書のハードコピーをプリントアウトする
といった手間は省ける。しカルながら受信者側には以前として問題がのこる。
すなわち、ファックス送信されたコピーが一旦遠隔地の受信者側で受信されると
、受信側ではリタイプしたり、スキャンしたり、あるいは受信した画像フォーマ
ットをコンピュータがアクセス可能なワード処理テキストファイルへと変換しな
くてはならない。この場合、再構成したファイルがオリジナルの正確なコピーで
あるといった保証はどこにもない。さらに、実行可能なプログラムファイルやデ
ーターベースファイルのようなコビュータだけが読取り可能な情報が含まれたフ
ァイルの場合、理解可能なペーパーコピーを作成する方法などない。
電話またはその他の通信線を介してコンピュータを用いながらコンピュータファ
イルを送信する方法は他にもあるが、独立型ファックス装置のように送信者に便
利な方法は他にはない。ファイルを送信するにはモデムに接続された2台のコン
ピュータが必要となり、各モデムは電話ネートワークまたは他の通信システムに
よって相手方へ接続されていなくてはならない。モデムとは、電話回線を介して
コンピュータ端末を通信できるようにする装置である。送信装置としてのモデム
では、コンピュータのデジタルデータを電話ネットワークあるいは他の通信シス
テムで使用している音声領域の周波数へ変換する。受信装置としてのモデムでは
、可聴周波信号をデジタル情報へ変換する。このモデムを用いると、コンピュー
タファイルをあらゆるフォーマットヘ二値ファイル転送(BFT)するようPC
を構成することができる。しかしながら、パーソナルコンピュータを備えたモデ
ムを使用する場合は(コンピュータへモデムを装着する場合)、開放シリアルボ
ートがPCに備えられている必要があり、また、PCにロードしPC上で走らせ
る通信プログラムが必要となる。遠隔地の受信側では、受信側コンピュータをオ
ンにして、特別プログラムをイネーブル状態にし、さらに、電話呼び出しを受信
できるよう「待機」状態にしなくてはならないため、ファイル送信の実行中であ
るということを受信側に通知しなくはてはならない。また、受信側のユーザは、
受信側モデムが作動し、作動準備状態であり、ボーレート、パリティピットある
いはストップビット等送信装置の通信パラメータが一致するようスイッチが正し
く設定されていることを確認しなくてはならない。送られてくる電話呼び出しを
一日中24時間受信する専用の装置を備えている企業は殆ない。もしそのような
装置がある場合は、相当な費用がかかる。
一般的に使用されているファックス装置はペーパーコピーを取扱うよう設計され
ているため、PCモデム構成でコンピュータファイルを送信する場合にはさまざ
まな問題が発生する。ファックス装置の殆は、国際電子電話諮問委員会(CCI
TT)から公表されているT、30プロトコル等の標準インターフェースを介し
て通信を行う。すべてのファックス装置は同一のプロトコルに従っているためボ
ーレートやパリティピッド等の問題はユーザに分りやすい。
各ファックス装置には特別に設計されたファックスモデムと、前記プロトコルに
従って通信を処理するプロセッサが内蔵されている。通信を行ったり、データを
送受信したり、通信を終了させる時にファックス装置のプロセッサが従うセット
プロトコルがある。また、ファックス装置は独立型装置であり、遠隔地からのフ
ァックス通信を自動的に待機するよう設計されている。多くの企業ではファック
ス装置毎に独立の電話回線を設置している。このように、ファックス装置は急い
で情報を送る場合に利用でき、あるいは−日中24時間バートコ−ピーの受信を
待機することができる。
ファックス装置のような利便性を備えディスクファイルのコピーを送信すること
が可能な装置は従来存在しなかった。ファックス装置の回線と同じ回線を用いて
ディスク情報を送信することが可能な装置を作成する試みは従来からなされてい
た。ファックス装置の利用にあったでは、過去千年の間に大きな変化があったた
め、絵やレター等のペーパーコピーの送受信を行うためにだけに電話回線に接続
されたファックス装置に多くの企業ですでに多額の投資がなされている。オフィ
スや家庭でファックス装置を頻繁の利用する人々の場合は、−日のうちかなりの
時間ファックス用通信線がアイドル状態のままになっていることがある。
したがって、ファックス装置の通信線を共用でき、今日多くの人が利用している
ファックス装置の通常操作手順を妨げることなくテキストファイル、ワード処理
ファイル、ソースコードファイル、被コンパイルコンピュータオブジェクトコー
ド、あるいはその他の種類のデータ(ファックス装置で送信するようなイメージ
データ等も)の二値ディスクデータを送受信できる装置を作成できればビジネス
ユーザにとっての利点は大きく、また本当の意味での技術の進歩がもたらされる
。消費者は既存のファックス装置にすでに多額の投資を行っているため、従来か
らのファックス技術と互換性のあるディスク送信装置であればさまざまな利点が
ある。
しかしながら現在そのような装置はない。ディスクデータの送信、ファックス通
信処理あるいはファ・ソタス通信の進行を可能にするといった問題が前述のよう
な装置の実現を阻んでいる。しかしながら今日のようなコンピュータ時代ではこ
のような装置は長く待ち望まれて0る。
発明の開示
本発明は、ファックス装置用アクセスラインを使用しながら公衆の交換型電話回
線等の通信システムを介してコンピュータでアクセス可能な記憶媒体(フロ・ソ
ピーディスク、ハードディク、ディスケット、磁気テープあるし)は光学記憶装
置等)上に記録されたいずれかのフォーマット()(イナリー、テキスト、AS
CIIあるいはイメージ)のコンピュータファイルデータを送信する方法および
装置を提供するものである。本発明によれば、データファイル(あるいはファイ
ルのディスク全体)を数秒間のうちに転送することが可能となる。
以下に説明する実施例では、本発明の方法および装置(よ、ファックス装置と公
衆の交換型電話回線等の通信システムの間に接続された独立型データ送信装置(
以下「ファ・ソクスコンパニオン」と称す)である。この構成で(ヨ、ファック
スコンパニオン内を通っているリンクによってファックス装置は通信システムに
アクセスし、また、接続されて(する。この構成では、ファックス装置での通常
の装置手順を妨げずにあらゆるフォーマットのコンピュータファイルデータが送
受信される。以下に説明する適応性のある交換技術を用いて、本発明のファック
スコンパニオン装置では通信システムを介してコンピュータファイルデータをフ
ァックス装置、PC(モデムを介してデータ通信を受信することができるよう構
成されている)、あるいは他のファックスコンパニオン装置等の受信装置へ送信
することができる。
また、本発明のファックスコンパニオン装置ではファックスックス装置、PC(
ファックスモデムまたはモデムを備え付けた構成になっている)または本発明の
その他のファックスコンパニオン装置等の送信装置から通信を受信することがで
きる。
本発明のファックスコンパニオンの一般的な送信用途としては、(送信側の)人
から(遠隔地)の別の人物へディスク単位でコンピュータファイルを送信する場
合がある。
この場合、ファックス装置は本発明の送信用および受信用ファックスコンパニオ
ン装置にそれぞれ接続されているが、ユーザーはいずれの側のファックス装置も
通信に使用したいとは考えていない。あとで詳細に説明するうに、送信側は本発
明のファックスコンパニオン装置にファイル(いずれかのフォーマットの)を収
めたディスクを挿入する。すると、送信側ファックスコンパニオン装置はファイ
ルまたはディスク上に収められている一連のファイルの送信に関する命令を集め
るよう送信者にプロンプト表示で促す。送信ずべきコンピュータファイルにはな
んらかのフォートマット(例えばASCIIあるいはテキスト)のデータを収納
することができる。本発明のファックスコンパニオン装置はCCITTから発表
されている規定のT、30プロトコルに従って電話回線上で通信を行い、遠隔地
にある装置(ファックス、pc、あるいは本発明の他のファックスコンパニオン
)との間で通信チャンネルを確立しようとする。
遠隔地の側で本発明の他のファックスコンパニオン装置が応答する場合は、当該
装置は本発明の適応切換技術を用いて呼出し側の識別を行う。呼出し側もファッ
クスコンパニオン装置でありコンピュータファイルデータ転送を行おうとしてい
ることが判別されると、受信側のファックスコンパニオン装置は呼出しくすなわ
ち、ファックス装置の切断)処理の制御を引受け、2台のファックスコンパニオ
ン装置は互いに通信を行ってコンピュータファイルデータを送信する。この場合
、送信側ファックスコンパニオン装置は、CCITTプロトコルに従ってデータ
をディスクへ送信する予定であるというメツセージを送出し、また、ディスクス
ペースかあるかどうかを調べることができる。受信側ファックスコンパニオン装
置ではディスクを使用することができるかどうかを確認し、ディスクに空きスペ
ースがあるというメツセージを送り返す。
本発明のファックスコンパニオン装置では、上記受信側装置の通信の場合と同様
にディスケット等コンピュータがアクセス可能な媒体上に格納されたコンピュー
タファイル群のコピーをパーソナルコンピュータ(通信データを受信できるよう
に構成されている)へ送信することもできる。
さらに、本発明のファックスコンパニオン装置は電子的に記録されたデータをフ
ァックス装置へ送信することもできる。遠隔地の装置と通信を行うおとする場合
には、本発明のファックスコンパニオン装置はファックス装置とだけ接続し、本
発明の受信側のファックスコンパニオン装置はコンピュータファイルのコピーを
前記ファックス装置へ送信しようとする。この結果、必要であればファイルのイ
メージフォーマットコピーが作成される。
上記の通信例ではいずれの場合も、本発明の装置は当該装置に説明されているフ
ァック装置とデータ通信を行う。
通信の期間中は、ファックスはアイドル状態となり、現在行われている通信には
関与しなくなる。通信が完了すると、いつも利用しているように装着ファックス
装置を用いてペーパーコピーの再生送信を行うことができる。本発明のファック
スコンパニオン装置はファックス装置と通信システムの間に接続されているが、
本発明の適応切換方法および装置を用いれば通常のファックス通信は邪魔されな
い。
また、本発明の装置は、装着されているファックス装置と共働しながら送られて
きたデータを受信したりあるいはそのデータをコンピュータがアクセス可能な記
憶媒体(フロッピーディスク、光ディスクあるいは磁気テープ等)の上に記憶す
るよう構成されている。本発明では、ファックス装置と電話回線を共用するよう
構成されており、ファックス装置が電信や印刷を行っている最中はデータ通信を
ディスクに記録する。
実施例では、本発明の適応切換装置および方法によって必要な場合だけ入力通信
をモニターしたりファックス装置からの呼出しの制御を引受けて通信ラインを「
探る」ことができる。本発明の適応切換方法では、入力されてくる呼出すべてを
まずファックスコンベニオン装置内を通過させ、その後、装着ファックス装置で
応答させることができる。
装着ファックス装置で入力呼出しに応答し、CCITTプロトコルの呼出し側識
別フェーズの期間に送信装置と一連の通信パラメータを確定しようとする(「ハ
ンドシェイク」としても知られている)時、本発明のファックスコンパニオン装
置は装着ファックス装置に分らないようプロトコル情報を処理して通信をモニタ
ーする。入力されてくる通信は装着ファックス装置に向けて送信側ファックス装
置から送られてくる場合もある。本発明では、分らないように通信をモニターし
ているが、必要に応じて通信をファックス送信にすることもできる。あるいは、
ユーザからの命令で入力されて来るファックス通信はディスクにだけ記録される
こともある。この場合は、遠隔地の装置はファックスを切断し、通信の制御を行
う。あるいは、ユーザーからの命令により、ファックス通信をファックス装置へ
出力させ、また、ファックスコンパニオン装置でディスクにも記録しなくてはな
らない場合がある。この場合、本発明の装置はファックス装置への通常の通信を
妨げることなく電話回線から情報を引き出すよう構成されている。さらに、ファ
ックスコンパニオン装置は、ファックス装置の電話回線を共用してPCおよび他
のファックスコンパニオン装置でディスク上に退避しなくてはならないコンピュ
ータファイルの通信を受信する。このように受信されたファックスイルは、ユー
ザーコマンドに基づいて自動的にファックス装置に出力されてファイルハードコ
ピーに印刷することができる。
(必要であればファイルのコピーはイメージフォーマットで作成される)。
適応切換技術によりファックスコンパニオン装置はどの装置が呼出しているかを
知ることができる。このように、本発明のファックスコンパニオン装置および装
着ファックス装置は、ファックスや、データ通信を行うよう構成されているPC
,あるいは本発明の他のファックスコンパニオン装置からのデータ通信を受信す
ることができる。
本発明の一態様において、ファックスコンパニオン装置間でコンピュータファイ
ルの通信を行う場合のためデータ送信クラッシュ回路機能が備えられている。こ
の機能では完全な形ですでに到着しているコンピュータファイルデータの再送信
の手間が省ける。ファックスコンパニオン装置間でコンピュータファイルの転送
を行っている間に送信が不完全に終ったことを送信側装置が発見した場合は、送
信側装置は受信側ディスクコミュニケーション装置と連絡を取り、コンピュータ
ファイルの送信を完了しようとする。
すぐさま2台のファックスコンパニオン装置間で再度接続が行われ、受信側装置
はディスク上にあるファイルを走査してずでに受信したファイルが部分的にしか
受信できていないかどうか送信側に知らせる。部分的に受信されたファイルか−
または複数発見された場合は、受信されたブロックの数、時間、部分的に受信さ
れたファイルのそれぞれの日付スタンプを受信側から送信する。
送信側は送信表示されているファイルを走査し、利用者がこれらのファイルを−
または複数再度送信しようとしているかどうかを判断する。これらのファイルの
−または複数を回復しなければならないことを送信側装置が気付いた場合は、送
信側は失われたデータブロックを送信する(最後に受信された完全なデータブロ
ックの直後から開始する)。受信側では部分的に受信されたファイルへ入力され
てくるこのデータを適切に付加していく。これにより大変大きなコンピュータフ
ァイルを送信する場合には送信時間を大幅に節約することができる。
本発明のファックスコンパニオン装置のその他の態様によれば、この装置はファ
ックス装置と一緒に用いる場合に走査装置として使用することが可能である。本
発明のファックスコンパニオン装置には、装着ファックス装置へループ電流(あ
るいは「トークバッテリー」)を供給してファックス装置に文章をスキャンさせ
てイメージフォーマットファイルを作成させたりあるいはファックス装置を付属
のプリンタとして利用できる能力を備えている。
図面の簡単な説明
第1A図は本発明のファックスコンパニオン装置を用いてファックスおよびコン
ピュータファイルデータを送受信する第1実施例に係る装置を示している。
第1B図は本発明のファックスコンパニオン装置を用いてファックスおよびコン
ピュータファイルデータを送受信する第2実施例に係る装置を示している。
第1C図はファックスおよびコンピュータファイルデータを送受信するシステム
内の遠隔地側装置(ファックス装置、pc、ファックスコンパニオン装置)を示
しており当該装置は本発明のファックスコンパニオン装置およびファックス装置
に通信システムによって接続されている。
第2図はファックスコンパニオン装置の外観を表す斜視図であり、ファックス装
置と通信システムへの接続を示している。
第3図は本発明のファックスコンパニオン装置の内部ハードウェア部品の構成を
示すブロック図である。
第4A図は本発明のファックスコンパニオン装置の適応切換部品の回路を示すブ
ロック図である。
第4B図は本発明のファックスコンピュータ探査回路の回路図である。
第4C図は本釦明の適応切換え部品の回路部品を示す回路であり、トークバッテ
リーの配置を示している。
第5図は受信モードプロセス期間における本発明のファックスコンパニオン装置
のプロセスフローを示す概略図である。
第6図は送信モードプロセスにおける本発明のファックスコンパニオン装置のプ
ロセスフローを示す概略図である。
第7図は本発明のファックスコンパニオン装置のクラッシュ回復手順のプロセス
フローを示す概略図である。
第8図は本発明の「トークバッテリー」の回路構成を示す概略図である。
第9図は「アクティブモード」の本発明のファックスコンパニオン装置のブロッ
ク図である。
付録1は本発明のファックスコンパニオン装置の送信モード期間に使用するユー
ザーメニューのリストである。
第1A図はファックスやコンピュータがアクセス可能な媒体上に記録されたコン
ピュータファイルを送受信する装置2を示している。第1の送信/受信地では、
本発明の第1のファックスコンパニオン装置8が電話回線等の2方向の入力/出
力通信線4aによって通信システム4へ接続されている。この実施例では、通信
システム4とは地方の通信サービス会社(例えば、ニューヨーク電話会社)や長
距離通信サービス会社(例えば、AT&T長距離電話会社)等から提供されてい
る公衆の交換型電話ネットワークである。前記通信システムにはラジオ等の他の
通信手段を含めることもできる。G3ファックス装置等の第1フアツクス装置1
2が前記第1フアツクスコンパニオン8に接続されている。以下で詳細に説明す
るように、第1フアツクス装置12は本発明の第1フアツクスコンパニオン装置
との接続を介して通信システム4ヘアクセスする。
第2の送信/′受信地6のハードウェア構成は前記第1送信/受信地3の構成と
同様である。本発明の第2フアツクスコンパニオン装置10は、電話回線等の二
方向人力/出力接続4bを用いて前記通信システム4へ接続されている。
G3ファックス装置等である第2フアツクス装置14が前記第2フアツクスコン
パニオン装置10に接続されている。
第2フアツクス装置14は本発明の第2フアツクスコンパニオン装r11.10
との接続によって通信システム4ヘアクセスする。
以下で詳細に説明するように、第1A図のファックスおよびコンピュータファイ
ル送信用システムでは、第1および第2フアツクス送信装[12,14をそれぞ
れ用いながら第1または第2の送信/受信地3または6のいずれからのファック
ス情報も送信および受信することができる。さらに、ファックスコンパニオン装
置8および10を用いてディスケット11および13等のコンピュータがアクセ
ス可能な媒体上に記録されたファイルのコピーを第1および第2の送信/受信地
3および6の間で相互に送受信することができる。また、送信および受信地(3
または6)のいずれか一方の送受信地からでもファックスを送信することができ
、イメージフォーマット状のファックス通信のコピーを格納したファイルを他方
の送受信地のディスケット11または13に記録することができる。例えば、本
発明のファックスコンパニオン装置(例えば、8)を用いて第1送受信地3から
第2送受信値6ヘデータを送信する。
ファックスコンパニオン装置8および10はいずれも送信および受信モードで動
作する。動作停止状態(すなわち、送信も受信行わない状態)では、ファックス
コンパニオン装置8および10は待機モード状態となるよう構成されており、こ
の期間中ファックスコンパニオン装置8および10は送信されてくるデータ通信
の開始を待つかあるいはユーザーからのコマンドに基づいて送信シーケンスの開
始を待つ。第4番目のスキャナー/プリンタモードでは付属のファックス装置と
共にファックスコンパニオン装置を用いて文書やプリントファイルを走査させる
ことができる。
第1B図は、本発明のファックスおよびコンピュータファイル送受信用システム
20のハードウェア部品の第2構成例を示している。第1送信/受信地22では
第1フアツクスコンパニオン装置24が二方向人力/出力通信ライン34aによ
って公衆の交換型電話ネットワーク等の通信システム34へ接続されている。前
述の例と同様に、第一送信/受信地22には第1フアツクス装置26が設置され
ており、この第1フアツクス装置26は前記第1フアツクスコンパニオン装置2
4との接続を介して通信システム34にアクセスする。第1フアツクスコンパニ
オン装置24で示しているように、本発明のファックスコンパニオン装置には他
のハードウェア部品も接続することができる。例えば、第1フアツクスコンパニ
オン24にパーソナルコンピュータ(PC)28を接続することによりPC28
からのファイルを受信し、第2送受信地25等の遠隔地へそのファイルのコピー
を送信するよう第1フアツクスコンパニオン24を構成することができる。また
図に示すように、第1フアツクスコンパニオン装置24はノードのような形でコ
ンピュータネットワーク32に接続されている。このように構成することにより
、第1フアツクスコンパニオン装置24は遠隔地へ送信可能な複数のネットワー
クソースからのコンピュータファイルを受信することが可能となる。
第2送信/受信地25では、二方向人力/出力通信ライン34bによって本発明
の第2フアツクスコンパニオン装置40が通信システム34に装着されている。
通信ネットワーク34には第2フアツクスコンパニオン装置40にとの接続を介
して第2フアツクス装置42が接続されている。
さらに、第2フアツクスコンパニオン装置40はレーザージェットプリンタ30
へ接続することもできる。装着されている印刷装置30によって、ファックスコ
ンパニオン装置24では、ディスケット等のコンピュータがアクセス可能な記録
媒体上に受信した情報を格納する(これによりファックス装置の必要性がなくな
る)だけでなく受信したファイルのハードコピーを出力することもでき、さらに
通常のペーパーファックスも出力するよう構成することができる。
しかしながら、第1および第2送信/受信地22.25のいずれにおいてもファ
ックス情報は第1および第2フアツクス装置26および42を用いて送受信する
。コンピュータがアクセス可能な媒体上に記録されたコンピュータファイルデー
タ1はファックスコンパニオン装置24および40を用いて送受信することが可
能である。
第2−4図は外観図であり、本発明のファックスコンパニオン装置のハードウェ
ア部品の構成を示すものである。
第2図にはファックスコンパニオン装置50(第1A図および第1B図における
送受信地3. 6. 22. 25のファックスコンパニオン装置8,10,2
4.40等の)外観と送信/受信地52における関連部品が示されている。この
実施例では、ファックスコンパニオン装置50はプラスチックハウジング54に
内蔵されている。この実施例のファックスコンパニオン装置50は、電話ネット
ワーク(telo)ライン等の二方向人力/出力通信ライン62によって通信シ
ステム60に接続されている(上述したように)。通信ライン62と通信システ
ム6oは壁用電話ジャック等のコネクタ40によって接続されている。ハウジン
グ54にも電話ジャック等のコネクタ54Aが設けられており、通信ライン62
とファックスコンパニオン装置5oが接続されている。ファックスコンパニオン
装置5oは、以下に詳細に説明するように、通信ライン62を用いて入力および
出力信号の受信を行うよう構成されている。送信/受信地52のファックスコン
パニオン装置5oには、電話回線等の2方向人力/出力通信ライン78によって
ファックス装置76がさらに接続されている。以下に詳細に説明するように、フ
ァックスコンパニオン装置50は、装着ファックス装置76に通信システム6o
へのアクセスを行わせ、通信ライン62および78を介してファックス通信の送
受信を行わせることができるよう構成されている。ファックス装置への通信は、
以下に詳細に説明する適応切換方法および装置を用いてファックスコンパニオン
装置50へ入力される。通信ライン78とファックス装置76はファックス装置
76にも設けられている電話ジャック等のコネクター76Aで接続されている。
通信ライン78とファックスコンパニオン装置50は、ファックスコンパニオン
装置50のハウジング54に設けられている電話ジャック等のコネクタ54Bに
よって接続されている。以下に詳細に説明するように、ファックスコンパニオン
装置50内のハードウェア部品は、電話ジャック54Aおよび54Bに接続され
ており、この接続によってファックス装置76は通信ネットワーク60ヘアクセ
スすることができる。
一実施態様において、ファックスコンパニオン装置50により、ユーザーは、デ
ィスケット等コンピュータがアクセス可能な媒体上に記録されたコンピュータフ
ァイルを遠隔地へ送信したりあるいは遠隔地から受信したりすることができる。
ファックスコンパニオン装置54の機能を制御する、装置の外部にはためさらに
他の部品が装着されている。ハウジング表面に設けられ、内部ハードウェア部品
に接続されているオン/オフスイッチ54Cは、ファックスコンパニオン装r1
150への電力の供給を制御する。本発明のファックスコンパニオン装置への電
力は、送信/受信地52の電気コンセント80に接続された電源(不図示)から
供給される。ハウジング54およびファックスコンパニオン装置の内部部品(第
2図には示されていない)に接続されている電源コード82は前記電気コンセン
ト80に装着され、内部ハードウェア部品で使用する電力を供給する。
ユーザーはハウジング54に装着され、内部ハト−ウェア部品に接続されている
キーバッド56を用いてファックスコンパニオン装置50の制御をコマンドする
。後で詳細に説明するように、キーバッド56からユーザーが入力したコマンド
は内部ハードウェア部品(第2図は示していない)に入力される。ユーザーから
のキーバッド入力情報をファックスコンパニオン装置50がさらに必要とする場
合は、内部ハードウェア部品(第2図には示していない)はハウジング54上に
設けられて内部部品に接続されたLCDディスプレイ58上にメニューを表示し
てユーザーを促す。他の操作機能は、ユーザーのために列記されている一連のソ
フトウェアプロンプトを用いてCDディスプレイ58を介して指定される。
ファックスコンパニオン装置50は、フロッピーディスク、ディスケット、ハー
ドドライ、固定ディスク、読取/書込みCD ROM5.磁気テープ、光ディス
ク等のコンピュータがアクセス可能な媒体上に記録されたデータを送受信するよ
う構成されているが、このファックスコンパニオン装置50はコンピュータファ
イルの読取りやコンピュータファイルへのデータの書込みといったことも行うよ
う構成されている。ファックスコンパニオン装置50の外観図には送信/受信デ
ィスクドライブ68の外観が示されている。この実施例において、送信/受信ド
ライブ68は3゜5インチ高密度ディスクドライブである。フロッピーディスク
ディスクドライブ68の部品は後で詳細に説明するが、これらの部品はファック
スコンパニオン装置50の内部ハードウェア部品の一部を構成している。
ディスケット69等コンピュータがアクセス可能な媒体上にファックス単位で記
録されているデータを送る場合は、ユーザーは送信/受信ディスクドライブ68
ヘデイスケツト69を挿入する。すると、内部ハードウェアは、ディスク情報を
送信する前にさらにコマンドを入力するようユーザーを促す。コンピュータがア
クセス可能な記録媒体上に記録すべき情報をファックスコンパニオン装置50の
内部ハードウェアが受信すると、ディスクドライブは送信/受信ディスクドライ
ブ68の中に既に挿入されているディスケット上へその情報を書込む。また、フ
ァックスコンパニオン装置50には、受信した全てのコンピュータファイルを記
録する際に使用できるハードドライブ70や周辺記憶装置を装着できるよう構成
されている。このような構成では、周辺記憶装置から受信ファイルのコピーをユ
ーザーが欲しい場合は、送信/受信ディスクドライブ68に挿入されているディ
スケット69へ装置(例えば、70)からファイルがコピーされるようファック
スコンパニオン装置を構成する。
B:内部ハードウェア部品
第3図は第2図に示すファックスコンパニオン装置50の内部ハードウェア部品
の外観図である。内部部品の多くはコンピュータ基板100への接続を介して他
の部分に電気的に接続されている。ファックスコンパニオン装置50の制御機能
はコンピュータ基板100に装着されている中央演算処理ユニット(CPU)1
02によって実行される。
CPU102は、ファックスコンパニオン装置の各モードに応じて中央制御機構
としての機能を果す。すなわち、送信モード(ディスケット等のコンピュータが
アクセス可能な媒体上に格納された情報が遠隔地へ送信される場合)、受信モー
ド(記録すべきコンピュータファイルあるいは一連のファイルを遠隔地から受信
する場合)、待機またはモニターモード(ファックスコンパニオン装置が通信の
送受信を待機している場合)、走査/プリンタモード(ファックスコンパニオン
装置をファックス装置と共に用いてハキャンまたは印刷を行わせる場合)等であ
る。実施例では、NECv、25マイクロプロセツサをCPU102として使用
している。CPU102は、基板100の接続を介してCPU102と周辺チッ
プ等を接続しているコンピュータバスを経て本発明の他の内部ハードウェア部品
へアクセスしたりあるいはこれらハードウェア部品から入力の受信を行う。ゲー
トアレイチップ(G/A)103はカストマイズされた「接合」論理チップであ
り、関連部品との接続に使用する論理ニレメンを含んでいる。このゲートアレイ
チップは、CPUアドレスデコードロジックや統合離散ロジック機能を果す。
送受信および待機モードでCPU102を動作させるソフトウェアは、ゲートア
レイチップ103や付属部品を介してCPUへ接続されている1組のROMメモ
リ104の中に格納されている。(各モードのプロセスフローは後で詳細に説明
する)さらに、CPU102は、ゲートアレイチップ103を介して1組のRA
Mメモリ106にもアクセスする。このROMメモリ106は送信、受信、待機
モード機能の時に情報へアクセスしたり、情報を記憶する不揮発性ROMメモリ
で構成されている。
通信ネットワーク60に接続されている他のソース(不図示)からデータを受信
したり、これらソースへデータを送信する場合は、ゲートアレイ103でデコー
ドしたアドレスを用い、電子バスを介してCPU102に接続されているファッ
クス/モデム基板110に対してCPU102は出力用データや入力用データの
送受信を行う。ファックス/モデム部品110には、コンピュータの初期信号を
音声信号へ変換して通信システム上に送信するための半2重モデム114と全2
重モデム116が内蔵されている。各モデムはデータアクセス構成(D A A
)回路120に接続されており、この回路には適応切換部品118が内蔵されて
いる。この適応切換部品118は、前記DA回路をコネクタ54A(通信システ
ムへのアクセスを行わせる)とコネクタ54B(ファックス装置へのアクセスを
行わせる)に接続されている。ファックス/モデム部品110にはゲートアレイ
103への接続を介してCPU102が接続されている。送信および受信機能を
実行するため、ファックス/モデム部品112とCPU102はリアルタイムク
ロック(RTC)部品122にアクセスする。実施例においては、ファックス/
モデム部品112としてロックウェル(Rockwell)R144EFXを使
用することができる。前記V22.BIFデータモデムを内蔵した半2重ファッ
クス/モデム114とDAA回路118で構成されている。本発明の適応スイッ
チ118は前記DAA回路に付加されており、このスイッチは第4図を参照しな
がら詳細に説明する。
CPU102は送信/受信ディスクドライブにもアクセスし、ディスクコントロ
ーラ124により当該ディスクドライブ68を制御する。前記ディスクコントロ
ーラはCPUに接続されているディスクドライブへの信号の受信あるいは送信を
行う回路である。他の各種コネクタ状の小型コンピュータシステムインターフェ
ース(SC8I)コントローラ基板126により、CPU102は複数の周辺装
置用の周辺インターフェースにアクセスする。5C8Iはノ1−ドドライブ70
(第2図参照)のような装置に高速ノ々ラレルデータ転送機能を付与する。
また、CPU102は他の入出力手段にも接続されている。第2図を参照しなが
ら説明したように、ファックスコンパニオン装置50はキーバッド56(第2図
参照)から情報送受信用ユーザーコマンドを受信し、LCDディスプレイ58(
第2図参照)を用いてユーザーコマンド用プロンプトを出力する。実施例では、
CPU102には制御装置が接続されており、これによりCPU102は入力を
受信したりユーザと対話することができる。ユーザコマンド用プロンプトを必要
とするため、CPU102は基板100に設けられている接続を介してLCDコ
ネクタ108へ接続されている。このLCDコネクタ108はさらにLCDディ
スプレイ58(ハウジング54の内部に配置されている)に接続されている。実
施例では、サムトロン(Samt ran)SMC204−AをLCDコネクタ
108として使用することができる。
CPUはキーバッドロジック部品110(基板100上に載置されている)にも
接続されており、キーボード56からのユーザーコマンド入力を受信する。ユー
ザー人カコマンドとして、キーバッド56との接続からキーバッドロジック部品
110へ電子信号が送られ、この信号は翻訳されてCP U 1.02へ出力さ
れる。実施例において、キーバッドロジック部品110およびキーバッド56と
してグレイ(Gray hill)社製でランドキーバッドとロジック部品を使
用することができる。
実施例では、CPU102は、パラレルプリンタボート128と2本のシリアル
プリンタボートすなわちシリアル232ボート130 (R3232−25ワイ
ヤ電気インターフエース用)、及び422APPLEボート132(R8422
−平衡電気インターフェース用)にも接続されている。シリアルボート130は
、ドライノく回路134および136への接続を介して、CPU102に接続さ
れている。パラレルボート128は、ゲートアレイ103によってCPU102
に接続されている。これらシリアルおよびパラレルボートは、プリンタ、スキャ
ナあるいは他の周辺装置をファックスコンパニオン装置へユーザーが装着できる
ように設けられている。装着されているプリンタやスキャナによりファックスコ
ンパニオン装置を用いて、文書をスキャンしたり、受信したファイルのコピーを
印刷したりすることができ、このため付属ファックス装置(例えば75)を装着
する必要性がなくなる。
内部ハードウェア部品を作動させるための電源は、外部変換器136から得られ
る。この変換器は、基板100(装着されている部品へ電源を供給するため)を
送信/受信ディスクドライブ68(およびハードドライブ70)にも接続されて
いる。変換器136への電源は、通常のコンセント80(第2図参照)に挿入さ
れている電気電源コード82(第2図参照)との接続を介して電源(不図示)か
ら電力を得ている。
C:適応切換
第4A図は本発明の適応切換部品118の例を示している。適応切換は、受信モ
ードプロセスにおけるCCITTT、30プロトコル進行状況をモニターするこ
とによって行われ、呼出装置と装着ファックス装置1176との間のプロトコル
シーケンス期間に集められた情報に基づいて装着ファックスとファックスコンパ
ニオンの間で切換えを行ったりあるいは両方の装置を切換えたりするものである
。適応切換部品118によりファックスコンパニオン装置50のプロセッサ10
2は、進行中の呼出しを妨害することなくプロトコルの交換をモニターすること
ができる。適応切換部品118にはスイッチングハードウェアが内蔵されており
、装着ファックス装置76と入力通信ラインとの切離しや、必要に応じて、コン
ピュータファイルの二次ファイル転送(RF P)の受信をCPU102に行わ
せることができる。
第4A図の適応切換部品118の一態様によれば、装着ファックス装置を切離す
時に通信ラインの特性に生じるインピーダンス(負荷)の変化による外乱を最小
に抑えるよう適用スイッチングが行われる。通信ライン特性の変化を最小限に抑
えなくてはならない主な理由は、CCITTT、30 プロトコル手続きの期間
にファックスモデム(ファックス/モデム部品112の内部の反二重ファックス
モデム114など)が行う適応イコライザートレーニングフェーズ手続きである
。ファックスモデムには受信適応イコライザー回路(不図示)が内蔵されており
、このイコライザー回路は通信ラインの品質上の変動を受信側ファックス装置に
て補償させるものである。受信適応イコライザー回路は、CCITT T、30
プロトコルの「トレーニングフェーズ」と呼ばれる期間中に周知のライン減損
を動的に調整することができる。
以下に詳細に説明するように、ディスク上にデータを記録することを呼出し側が
要求しているということがファックスコンパニオン装置50で判断された場合は
、装着ファックス装置76と通信チャンネルとの接続を遮断しなくてはならない
。別のハードウェアサポートを用いずに回路インプリペンテ−ジョンでライン特
性変動を最小に抑えようとする場合は、CPUIO2は付属のファックス装置7
6を遮断してラインロード特性を変動させる。本発明のファックスモデム114
に内蔵されている受信適応イコライザー回路をCPU102が調整することにな
っている時、CCITTプロトコルのDO3)レーニングTCFフェーズ期間(
後で詳細に説明する)に負荷が変動することがたびたびある。スイッチのためラ
イン特性は変動し続けており、ファックスモデム114内の受信側適応イコライ
ザーの設定は本当の状態(定常状態)を反映していない。このため、ピットエラ
ーレートは非常に低下し、通信性能が著しく損われることがある。ピットエラー
レートとは、エラーが発生する前に通信チャンネル内を通過することができるビ
ットの数を表わしたものである。第4A図に示す適応切換部品118の構成によ
り受信モードの応答部分の期間ではインピーダンスの変動が減少する。本発明の
適応切換部品118を用いてCPU102は初期TCF/トレーニングフェーズ
期間内は装着ファックス装置76を遮断し、通信速度を損うことなくDC8/ト
レーニングを送信側ファックスコンパニオンから再度送信させることができる。
3秒以内に応答が発せられない場合は、G3ファックス装置用CCITTプロト
コルによってコマンドを再度送信できるようになっている。受信側ファックスコ
ンパニオン装置もそれ自身のDISフレームを再度送信することができ、これに
より送信者側は送信者のDO3とトレーニングを繰返すことが可能となる。
第4A図において、適応切換部品にはコネクタ54aからの回路経路が2本設け
られており、これらの経路により通信システムへの入力/出力アクセスができる
。一方の回路経路によりファックス装置には直接二方向の接続が行われ、これに
より通信システムへアクセスできる。この回路経路はジャック54. Aからフ
ァックス直接接続リレースイッチ154を介してコネクタ54B(ファックスR
JIIジャック)まで続いており、ファックス装置への接続を行っている。第2
回路経路により反二重ファックスモデム114、全二重モデム1]、6、(最終
的には)本発明のファックスコンパニオン装置のCPU102への二方向接続が
行われる。この回路経路は、DAA回路120を通っており、リング検出回路1
55とオフフックリレースイッチ156を含んでいる。この接続は、DAA回路
120を通ってファックスモデム114とモデム11.8 、さらにCPU10
2へと第3図に示すように配線されている。
さらに、本発明は直接回路経路からファ・ソクス装置、さらにファックス/モデ
ム部品112へ接続された一方向のライン探査(spy−on−the−11n
e)回路経路を提供するものである。ライン探査回路経路は、ファックス装置へ
送られてくる入力をファックスコンパニオン装置で受信できるよう接続を提供す
るものであり、これによりファックスコンパニオンはファックス装置の「ライン
探査」を行うことが可能になる。実施例においては、前記ライン探査回路経路は
DAA回路120の後ろに配置されている。
ライン探査回路経路にはファックス探査回路152が含まれており、この回路経
路によりファックスコンパニオン装置はライン上へ高インピーダンスを出力し、
これによりすることによりファックスコンパニオンの入出力をモニターすること
ができる。
この回路は、バッファ(すなわちリピータ−)であり、ファックス装置への直接
回路経路に高インピーダンスバッファを出力する。高インピーダンスバッファに
よりファックスコンパニオン装置は目に分らないように見えない形で入力を収集
する(すわちライン探査)。一方、装着ファックス装置は遠隔地側の装置に接続
されている。第4B図にはファックス探査回路の回路図が示されている。回路の
動作は以下に説明する操作例の中で詳細に説明する。第4A図に示されている適
応スイッチ部品の構成では、遠隔通信のリング信号(50〜70ボルトAC)を
発生させるための別の回路をファックスコンパニオン装置59の内部ハードウェ
ア部品内に別途設ける必要はなく、このためハードウェアのコストが低下し信頼
性が向上する。
システムオペレーション例
第1Aおよび18図のシステムと同様のシステム内で使用しているようにファッ
クスコンパニオン装置50の動作を詳細に説明するため複数の例を以下に示す。
ユーザーがオン/オフスイッチを切換えてファックスコンパニオン装置50を起
動すると、初期化処理を開始するようCPU102は構成されている。この初期
化処理期間中はCPU102はまず診断テストを行い、次にROMメモリ104
(第3図参照)に格納されているオペレーティングシステムプログラムを実行す
る。このオペレーティングシステムはマスターコントロールプログラムであり、
このプログラムはシステムを起動させ、スケジューラ−として機能する。この実
施例では、ワシントン州のゼネラルシステムレドモンド(General Sy
stem ofRedmond)で生産されているゼネラルシステムズ組込DO
Sオペレーティングシステム(GeneralSystems Embed、d
ed、DO8)を使用するようファックスコンパニオン装置50は構成されてい
る。
このオペレーティングシステムは低レベルのジョブ管理機能(ユーザーおよび外
部システムからの要求に応答し、要求されたアプリケーションプログラムをメモ
リ内へロードして実行する)、データ管理(データをディスク上へ位置決めしま
た格納する)、デバイス管理(コントローラ装置の状態をトラッキングする)と
いった機能を実行する。一旦オペレーティングシステムが実行されると、ROM
メモリ104内に格納されているシステムコントロールプログラムを実行するよ
うオペレーティングシステムに命令することによりCPUは初期化処理を完了す
る。
この実施例では、ユーザーは準備フェーズ中に任意に複数の受信オプションを指
定できる。ユーザー準備コマンドの1つとしてFAXCOPY/DI 5KCO
PY/BOTHソフトウエアスイツチがあり、送信側ファックス装置からデータ
通信が受信されたときユーザーはこのソフトウェアスイッチにより受信オプショ
ンを指定することができる。
ユーザーはオプションを選択しファックス装置のみ、あるいはファックスコンパ
ニオン装置だけ(ディスケット上にファックス情報を記録させる)、または両方
の装置でファックス通信を受信させることができる。その他のユーザーセットコ
マンドとしてはPRINTFAXソフトウェアスイッチがあり、ユーザーはこの
スイッチを設定してファックスコンパニオン装置がディスク上に受信したファイ
ルのコピーをファックス装置へ出力させて印刷させることができる。セットアツ
プコマンドを入力すると、ROMメモリ104の中に格納されているセットルー
チンをCPUは実行して利用者にオプションメニューを表示する。ソフトウェア
スイッチコマンドの選択は不揮発性RAMメモリ106上に記憶されている。ソ
フトウェアスイッチ選択の機能は後で詳細に説明する。
コンピュータファイルBFT通信を受信するため、利用者は送信/受信ディスク
ドライブ68にディスクをロードしなくてはならない。ディスクドライブ68に
ディスクがロードされると、ディスクのフォーマットを確認するようCPU10
2は構成されており、(もし必要であれば)ディスクをフォーマットし、また、
読取り不可能なディスクがドライブ内にロードされている時はユーザーに信号を
送る。送信/受信ディスクドライブ68にディスクがロードされているため、フ
ロッピーディスクコントローラはフロッピーディスクのフォーマットセクターに
アクセスしようと試みる。もしセクターが発見されない場合は、ディスクはフォ
ーマットされていないとフロッピーディスクコントローラ124が判断し、未フ
ォーマットディスクインジケータを用いてコントローラはCPU102に信号を
送る。
CPU102はオペレーティングシステムプログラム(ROMメモリ104で実
行した)のフォーマット処理を発動し、ディスクコントローラ124へ信号を送
ってディスケットをフォーマットする。
初期化が終った後、ファックスコンパニオン装置50を待機モードにするようC
PU102は構成されている。このモードではシステムコントロール手順のイン
ストラクション文を用いてCPU102は通信ライン62および54A(第3図
参照)からの入力信号あるいはキーバッド56(第3図参照)からのユーザー人
力を待つ。
A:受信モード手順
第5図は、受信モード手続き期間内に適応切換技術を用いて行われるファックス
コンパニオン装置50のプロセスフローが示されている。本発明の適応切換技術
によりファックス装置がCC1TTプロトコルのフェーズを開始するときファッ
クスコンパニオン装置50は装着ファックス装置と同一の通信チャンネルを共用
することができる。はとんどのファックス装置はCCITT T、30デ一タ通
信用プロトコルに従っているが、本発明のファックスコンパニオン装[50i;
tccITT T、30プロ):l/1z(7)7スペクト(aspect)に
従っており、このため装着ファックス装置の通信ラインを共用することができる
。
さらに、背景技術としてCCITT T、30プロトコルはファックス通信のと
きに5フエーズフオーマツト(fuie、phase format)を提供す
る。第1C図には、5フエーズフオーマツトおよび受信モードプロセス期間中の
ファックスコンパニオン装置の機能を説明するために用いるサンプル装置が示さ
れている。呼出し準備フェーズ(CCITT T、30の規定でフェーズAと称
している)には、遠隔送信/受信地175の送信装置177からファックス装置
76へ公衆回線などの通信システム182を介して送られてくる呼出しによって
通信チャンネルが形成される(第1C図に示すように)。遠隔地の送信装置17
6がファックス装置76のベルを鳴らすと、前記呼出し準備フェーズが実行され
、そしてファックス装置がこれに応答する。
プリメツセージフェーズ(フェーズB)では、送信側および受信側装置の間で判
別および能力情報が交換される。
受信装置から送信装置へ、受信装置が処理できるオペレーティングパラメータ、
例えば、通信受信速度、プリンタステップレート(最小スキャン時間)、圧縮方
法およびプロトコル送信受信速度などが送られる。次に送信側装置は通信中に使
用する特定のパラメータを受信側装置へ知らせる。
このプリメツセージ手順は「ハンドシェーク」としても知られている。メツセー
ジ通信フェーズ(フェーズC)の期間中には、プリメツセージフェーズで設定し
たパラメータに従ってデータの送信が行われる。ポストメツセージフェーズ(フ
ェーズD)応答には、メツセージ終了信号、メツセージ受信確認信号、マルチペ
ージ信号、通信終了信号が含まれている。最後に、呼出しリリースフェーズ(フ
ェーズE)により通信ネットワークの通常の規則に従って送信装置と受信装置と
の間に確立されている通信チャンネルが開放される。本発明の実施例のデータ通
信は全てこの57エーズスクリプト(five phase 5cript)に
したがっており、フェーズ毎にそれぞれ異なる役割を果たす送信および受信装置
が用いられている。
再び第5図を参照する。ステップ200ではユーザーがファックスコンパニオン
装置50(第1図Cを参照)を起動させ、ステップ202では(長期初期化フェ
ーズの後で)ファックス装置に電話回線へのアクセスを行わせる。第4A図にお
いて、ファックス手段が電話回線へアクセスできるようになるということは、C
PU102がファックス直接接続リレー154を遮断したことを意味する。DA
A回路120のオフフックリレースイッチ156は始めオープン状態になってい
るため、ファックスコンパニオン装置との二方向接続は切断されたままである。
しかしながら、CPU102はファックス探査回路152を動作させることによ
り一方向入力接続を行わせる。さらに、リング検出回路155は通信ラインのリ
ングおよびチップラインからの入力を受信する。ファックスコンパニオン装置5
oのCPU102 (第3図参照)はステップ206へ進み入力されてくる呼出
しを待つ。並列ステップ206ではファックス装置も待機状態になっている。
リモート装置177(第1C図参照)はステップ208ですでに呼出し信号を生
成しており、装置(すなわち、ファックス装置76またはファックスコンパニオ
ン装置50゛のいずれか一方あるいは両方)の間で通信チャンネルを形成しよう
としていると仮定する。CCITT T、30プロトコルによれば、リモート装
置177で生成する呼出しトーン(CNG)は1.100 Hzのトーンであり
、そのオン期間は0. 5秒でオフ期間は3秒間である。この特別のトーンから
、リモート呼出装置177は非会話ターミナル装置であり、またこの装置は送信
モード状態にあり、適切な確認信号を受信すると送信を行える状態にあることが
わかる。仮定的状況を作り出すためリモート呼出装置177は下記の状態にある
ものとする。
■ 送信モード状態にある本発明のファックスコンパニオン装置(あるいは本発
明のファックスコンパニオン装置の機能を真似たエミュIノージョンソフトウェ
アを備えたパーソナルコンピュータ)であり、(1)ファックスコンパニオン装
置50、(2)ファックス装置76あるいは(3)ディスク転送を受信するよう
構成されたPCのいずれかへコンピュータファイル(イメージフォーマットある
いはその他のフォーマット状になっている)を送ろうとしている。
■ ファックス装置であって、イメージフォーマットデータをファックス装置7
6へ送信しようとしている。
■ ファックス/モデム基板を備えたPCであって、イメージフォーマット上の
データをファックス装置76へ送信しようとしている。
■ データ通信ソフトウェアとモデムを備えたPCであって、ファイル上に格納
されたデータ(イメージ状態、ASCII、あるいは他のフォーマット)を他の
同様の構成を有するコンピュータへ送信しようとしている。
第5図において、本発明のファックスコンパニオン装置50のCPU102はス
テップ204から208まで継続して行い、このステップ期間中にDAA回路1
20の呼出検出回路155(第4A図参照)がらCPU102へ電話回線が呼出
中であることを知らせる信号が送られる。リモート送信装置177で生成された
呼出信号は、ファックス装置76まで二方向通信チャンネル内を伝播し、これに
よりファックス装置76は始めて応答するチャンスを得ることができる。実施例
では、CP U 1.02は呼出検出回路155に4つの呼出信号の検出を行わ
させる。ステップ210(第5図参照)では、ファックス装置76も呼出しを検
出する。
ステップ210のファックス装置76は呼出しに応答し、4つの呼出信号が出力
される前にオフフッタ状態になるものとする。ファックス装置のオフフック状態
をCPUIO2が検出し、ステップ218のCPUは即座に「ライン探査J1す
なわち、ファックス装置76とリモート送信装置177との間の通信をモニタし
始める。実施例では、リング信号が停止するか、あるいは、ファックス装置から
応答が検出された場合のいずれかの場合にオフフック状態を検出する。
この時点で、前記リモート装置とファックス装置は「ハンドシェイク」手順中に
、データ通信用パラメータセットを決めようとしており、CPU102はこれら
リモート装置とファックス装置との間の通信の交換を入力として受信するよう構
成されている。
ファックスコンパニオン装置50のCPU102がライン探査まで処理を継続す
ると、次にプロトコルに従ってファックス装置76から呼出局識別信号(CHD
)がステップ216に出力されるのを待つ。このCEDは2100 H2(プラ
スあるいはマイナス15Hz)の連続したトーンであり2.6秒以上4.0秒以
下の期間出力される。この信号は適応切換部品118(第4A図参照)の直接二
方向通信チャンネルを通り通信システム182を介してファックス装置からリモ
ート送信装置177(第1A図参照)へと送出され、CCITT T、30規定
によるフェーズA呼出確立手順を完了する。
フェーズBプリメツセージ識別および能力確認手順が開始されると、ステップ2
18の本発明の適応切換部品118を介してCPU102は「ライン探査」を継
続し、ファックス装置とリモート装置177との間の通信進行状況を2台の装置
の「取決め」通信パラメータとしてモニタを行う。CPU102は入力のモニタ
を行うが、このモニタは遠隔送信装置の身元と意図(invent 1ons)
をCPU102が判別できるまで行われる。フェーズBのハンドシェイク手順期
間中は、ステップ220のファックス装置76からはデジタル識別信号(DIS
)が出力される。
このDIS信号は、ファックス装置76の能力、すなわち、解像度、通信速度、
ペーパー長さおよびファックス装置の他の能力といったものを判別するものであ
る。この信号は適応切換部品118を通って、リモート送信装置で受信される。
CCITT T、30プロトコルによれば、受信したDIS信号に応答して遠隔
地の送信装置はデジタルコマンド信号(DO8)を送出しなくてはならない。こ
のDC8信号には遠隔地の送信装置177の識別が含まれており、装置自体と装
置の目的が識別される。ステップ222と224では、本発明のファックスコン
パニオン装置76のファックス装置76とCPU102の双方は遠隔地の送信装
置からの前記DO8信号の受信を待っている。ステップ226の遠隔地の送信装
置はDO8信号を送出するものとする。
1、他のファックスコンパニオン装置からの呼出し遠隔地にある送信側装置は本
発明に係る他のファックスコンパニオン装置であり、情報を送信しようとする場
合は、前記DO3信号を用いて相手の所在と意図を明らかにする。
前記DO8信号の内容を調べることで、ステップ228のCPU102はディス
クへデータを記憶させたいという他のファックスコンパニオン装置からのコマン
ドが存在することを判断することができる。
遠隔地のファックスコンパニオン装置からの呼出しの検出は遠隔装置177から
送られてくるDOSコマンドのビット42をチェックすることにより行われる。
CCITTT、30(1’)規定テは、前記DOSコマンド用ビ・シト割当はテ
ーブル2で規定されている。DCSビ・シト40はDCSコマンドフィールドを
さらに8ビツト拡張する際に拡張フエールドビットとして使用される。拡張フレ
ーム(ビット42)の第2ビツトは、T、30を拡張してファックスモデムによ
る1フアイル転送(BFTs)を提供するプロトコルフォーマットとしてCCI
TTの作業グループから提案されている。ディスクデータの記録を行うよう呼出
しをしている遠隔装置177(ファックスコンパニオン装置と判別されたもの)
では前記DOSビット40と42のそれぞれを論理1に設定する。ステップ22
8でDC3を検出スるファックスコンパニオン装置50のCP U 102 i
tこれらのビットを検出する。ビット40と42をモニターすることにより、C
PU102は遠隔地の装置がファックスコンパニオン装置であり、コンピュータ
がアクセス可能な記録媒体上へのファイルの記録を要求していることを知りこれ
によっていつスイッチすべきかが判断される。呼出しを行っているファックスコ
ンパニオンの識別は、NSFフレーム(7,30)あるいは周波数の異なる呼出
し等を用いることによっても行うことができる。遠隔地の送信装置がファックス
コンパニオン装置であり、記録すべきコンピュータファイルを備えたものとステ
・yプ230のCPU102は判断していると仮定する。この場合、CPUIO
2はステップ232〜進み、ファックス装置との接続を断つ。第4A図において
、ファックス装置を切断するにはまずオフフックリレースイッチ156 (ファ
ックスコンパニオン装置から2方向通信チャンネルを形成させるためのもの)を
遮断し、次にファックス直接接続リレー154をオープンする必要がある。ステ
ップ236においてファックス装置が切断されている場合は、CPUはステラ2
38へ進みタイムアウトとなってリセットされステップ240の待機モードへ戻
る。BFT送信が送られてくることを示すDOSコマンドを遠隔地の送信ユニッ
ト177が送信すると、ステップ234のCCITT T、30プロトコルに従
vで前記送信ユニットは即座にトレーニングTCPシーケンスに追従する。すで
に説明したように、トレーニングTCPシーケンスの目的は受信側ファックスあ
るいはファックスコンパニオン装置76および50にそれらの各受信適用イコラ
イザーを調整させてライン減損を保証させることにある。しかしながら、このト
レーニングシケンス期間中にステップ234の適用切換部品118(第3図参照
は)は装着ファックス装置76を切断しようとする。この結果、スイッチング期
間中のインピーダンス変動によって通信ラインの特定は変動してしまう。このス
イッチング状態の時にファックス/モデム112の受信適用イコライザ回路が作
動しようとしていれば、適用イコライザで選択する設定は遷移状態に対する平衡
状態、すなわち、スイッチングがこの問題を解決するため、ステップ232のC
PUl0ってファックス装置を切断する。しかし、CPU102によってファッ
クス探査回路は起動されたままになっており、これによりファックス装置が切断
された状態では変動することのない入力用通信ラインに高インピーダンスロード
が付与される。このようにライン状態の変動は殆どない。もしバッファがなけれ
ば、接続されているファックス装置76の低インピーダインロード(一般的に6
00オーム)によってライン設定が大きく変動しまいその結果適用イコライザー
の設定が不正確になってしまう。
しかしなから、ファックス探査回路がオン状態になったままであってもファック
ス装置を伝送線から切断する場合にライン特定を変動させる原因は他にも存在す
る。このように、CPU102に!第1DcsトレーニングTcFシーケンスを
無視してラインを安定させるように構成されており、ファックスモデム114(
第3図参照)の適用イコライザを調整する場合は第2のトレーニングTCP信号
(繰返されたもの)を利用する。コマンドシーケンスによる応答を受信できない
場合は、T、30プロトコルは失われたシーケンスを最大3回まで繰り返すよう
要求する。CPUが第2信号を待機しているため、ファックス装置が伝送線から
切断された状態で定常状態にあるライン状態は確実に適応イコライザーによって
補償される。第1トレーニングフエーブ中にファックスコンパニオン装置50は
トレーニングできない場合もある。また、ファックス装置70のスイッチング中
にトレーニングを行おうとすれば、伝送速度が毎秒9600ビツト(DPS)か
ら7200 (DPS)まで低下してしまい、このため電話料金が高くなってし
まう。
ステップ232でファックス装置は切断されており、また一致したボーレイト(
等)で情報を受信するよう装置がトレーニングされている場合は、ステップ24
2のファックスコンパニオンは標準CCITT T、30プロトコルに従って(
CF R)信号を受信する確認を出力し、コンピュータファイルの伝送を回避す
る。
この伝送では、遠隔地の送信装置177(この場合はファックスコンパニオン装
置)で指定されたディスクファイルから情報を読み取り、そしてCCITT T
、30プロトコルのフェーズCに従ってその情報を−まとまりの送信管毎に通信
ネットワークを介して送信する。送信されてきた情報は各伝送毎に受信され、受
信された情報は通信ライン62を介し、DAA回路120のオフフックリレー1
56を通ってラアックス/モデム部品112へ送られさらにCPU102へ入力
される。送信/受信ディスクドライブ68にディスケット等のフォーマット化さ
れた記録媒体が存在さえすれば、ステップ242のCPU102は入力されてく
るデータストリングをフロッピディスクコントローラ124を介してディスクド
ライブ68へ送る。ファイル全体が伝送されると、ステップ242のCPU10
2はCCITT T、30プロトコルに従ってフェーズDポストメツセージ手順
とフェーズEコールリリーズ手順を実行する。この例でほこでデータ伝送は完了
し、ファックスコンパニオン装置は待機モードへ戻る。
さらに、フェーズCメッセイジ伝送機関の背景情報には、現在伝送中の一連のフ
ァイルからディレクトリ−を再生するファイルディレクトリ−再生コマンドも含
まれている。
CPU102ではディスクコントローラ124からのコマンドと信号を処理し伝
送すべきファイルのディレクトリ−を作成する。
さらに、本発明のファックスコンパニオン装置50はデータすべての送受信を圧
縮状態で行う。実施例では、ウィッシュコンシン州グランゾールのビーケーウエ
ア株式会社(Pkware、Incp、)から販売されているようなデータ圧縮
ソフトウェアが送信側および受信側のファックスコンパニオン装置のROMメモ
リ104の中にロードされている。このピーケーラエア社の圧縮ソフトウェアに
よってCPU102 (第3図参照)では伝送すべきデータの最良の圧縮方法を
判断する。データの圧縮は、画像データ、テキストデータ、二次データのいずれ
の場合でも行われる。
受信側では、CPU102がデータ圧縮ソフトウェアを起動しすでに送られてき
たファイルをオープンしそのファイルからヘッダー情報を読み取ってデータの適
切な付言を始める。圧縮技術によってデータ技術に要する時間は大幅に改善され
る。
ここで、上記実施例においては、標準的なファックス装置では二値ファイル転送
規格のサポートを示すことがないためフェーズDプリメツセージシーケンスが進
行中の時は遠隔地のファックスコンパニオン装置177(第1C図参照)では装
着ファックス装置の76DIF(デジタル識別信号)コマンドを無視しなくては
ならないことに注意する。
本発明の構成は一般的に広く用いられているG3ファックス装置と協働するよう
設計されているため、装着ファックス装置のDIS信号を変調することな(BF
T伝送を行う手順では以下に詳細に説明するように遠隔地からのファックス装置
からの伝送期間中プロトコルの適合性を補償している。後で詳細に説明するよう
に他の実施例においては、ファックスコンパニオン装置50では装着ファックス
装置のDIS信号を読取り、コマンドを変調し、そして呼出し側装置へそのコマ
ンドを伝送することができるよう構成されている。しかし、この構成はファック
スコンパニオン装置50の動作を制約してしまうといった問題がある。その代り
に、呼び出されたユニットへの応答を装着ファックス装置に行わせるプロセスを
採用することによりファックス装置間ですでに成立しているレート装置とは適合
しなくなるといった可能性はなくなり、公表されているBFT規格のプロトコル
シーケンスの1つのシーケンスが変更されるだけである。このようにBFT規格
は最小限しか変更されないのでファックスコンパニオン装置50は装着ファック
ス装置を単一ライン上にサポートすることができる。2゜ディスク記録手順
ディスケット等のコンピュータがアクセス可能な媒体に記憶する情報を受信する
際には、本発明のファックスコンパニオン装置50はさまざまな異なる状況を処
理するよう設計されている。CCITTプロトコルのフェーズDプリメツセージ
手順の期間では、遠隔地の送信側装置が他のファックスコンパニオン装置である
場合は、その旨の識別シーケンスと送信されて(るデータを記録媒体(すなわち
、ディスケット、テープ等)へ記録することを遠隔側装置が希望しているという
表示が遠隔側送信装置から送出される。
この実施例では、要求されているドライブが利用できるかどうかをディスクコン
トローラ124で判別できるようフェーズDブリメツセージ手順期間にCPU1
02から信号が送出される。記録スペースを有したフォーマットにディスクドラ
イブにロードされている場合(OK)の状態信号を出力するようディスクコント
ローラ124は構成されている。
ドライブが利用可能な状態であれば、ドライブは準備できているというメツセー
ジをステップ242のCPUIO2は出力する(フェーズBプリメツセージ手順
期間)。もしディスクドライブが利用できない場合は、CPU102から遠隔地
の装置へエラー信号が出力され、「ディスクスペースなし」のメツセージが送ら
れ、受信を終了する。
3;ファックス装置呼出し
上記実施例の代りに再び第5図参照する。ここで、遠隔地の装rI1177(第
1c図参照)はファックス装置であるものとする。また、フェーズBプロトコル
手順では、コンハニオン装置50のCPU102が受信したステップ228のD
OSコマンドは、ステップ205において、遠隔地の装置177はG3ファック
ス装置等のファックスであり、また、ファックス装置76へのアクセスを希望し
ていることを示していると想定する。この場合、CPU102はステップ252
へ進み、情報を受信する予定の場所を特定するためユーザーが準備フェーズ期間
に設定したFAXCOPY/DI 5KCOPY/DOTHソフトウエアスイツ
チをチェックする。
このとき、ファックス装置76からはDICコマンドの送信がすでに完了してお
り、また遠隔地ではこのコマンドがすでにファックス装置によって受信されてい
るということを注意する。上記実施例では、DIsコマンドは遠隔地のファック
スコンパニオン装置によって無視されてしまったが、送信側ファックスでは動作
を継続するためにDIsコマンドを受信する必要があるのでCCITTオートプ
ロトフルの一部として前記DNSコマンドは必要となる。
ステップ254においてCPU102でFAXCOPY/DI 5KCOPY/
DOTHソフトウエアスイツチがFAXCOPYに設定されていることが判断さ
れた場合は、入力されて(る伝送はファックス装置76にだけ送られる。
この場合、CPU102はファックス装置76を中心チャンネルから分離するこ
とはない。第4A図において、このことからファックス直接接続リレー154を
オーブンにする信号はCPU102からは出力されておらず、またファックスコ
ンパニオン装置への二方向通信回路はオープンになっていないことがわかる。第
5図のステップ256においては、CPU102はライン探査を継続しており、
DOSトレーニングTCFフェーズおよびフェーズCおよびE伝送シーケンスの
期間中ファックス装置76(ステップ268)に応答を行わせている。この例で
は、ステップ270のファックス装置76は通信を受信し、またファックスコン
パニオン装置50はその通信を記録しない。ステップ272と274において、
通信が完了するとファックスおよびファックスコンパニオン装置はいずれとも待
機モードへ戻る。
ステップ254において、FAXCOPY/DI 5KCOPY/DOTHソフ
トウエアスイツチがD I FKCOPYに設定されている場合は、入力されて
くるファックス伝送ハファックス装置176ではなくファックスコンパニオン装
置50で受信される。この場合、ステップ276のCPU102はトレーニング
TCPシーケンス(上述したように)の機関はファックス装置76を遮断する。
一旦遮断されると、ステップ242のCPU102はプロトコル応答を引受け、
そして上述したように通信の受信を行う。通信を記録し終るとステップ278の
ファックスコンパニオン装置50は待機モードへ戻る。ステップ276のファッ
クス装置76は切断された状態にあるため、ステップ280のファックス装置は
タイムアウトとなりステップ282において待機モードへ戻る。
FAXCOPY/D I 5KCOPY/DOTHソフトウエアスイツチがBO
THに設定されている場合は、ファックス通信はファックスコピーとディスク上
の両方に記録される。この場合は、CPU102はファックス装置76を通信チ
ャンネルから遮断することはない。その代りに、CPU102はステップ256
へ進み、ステップ268において応答通信をファックス装置に行わせる。既に説
明したように、通信内容が同時にファックス装置へ送信されている最中はCPU
102はライン探査を行い入力されてくるデータをディスク上に記録する。
4:PCでの二値ファイル伝送試み
さらに別の例として、遠隔地の装置177はモデムに接続され通信ソフトウェア
を備えたPCであると仮定する。
PCではディスク単位でファイルの伝送を行い、また同様の構成のPCであるこ
とを判別する。この場合、CCITTT、30プロトコルと同様のプロトコルに
従ってPCは通信を行い、フェーズAでは呼出しを行い、また、フェーズBでは
一連の伝送パラメータを「とりきめ」しようとする。
PCはモデムを介して、CCITTプロトコルのもとてファックス装置の後に続
いてDOS信号に類似した識別信号IDを送信する。CPU102はこのPCI
D信号を認識するように構成されている。第5図において、PcIDがステップ
228で受信されステップ230においてPC呼出しと判別されると、ステップ
232のCPUIO2はファックス装置76(上述したように)を切断し、スッ
プ242と278へ進んで遠隔地のPCへ応答を行いデータ通信(上述したよう
に)を受信する。
5:装着されているファックスが応答しない場合第5図において、ステップ21
2のファックス装置が4回の呼出しの間にオフフック状態にならない場合は、フ
ァックス装置が装着されていないかあるいはファックス装置が活動停止状態とな
っていると想定するようステップ214のCPU102はプログラムされている
。この実施例では、DAA回路120(第4A図参照)の呼出し検出回路155
(第4A図参照)から送られて来る信号でCPUIO2は呼出しの数をカウント
する。呼出しは4回行われると、ステップ290のCPU102はファックス装
置76を切断しく上述したように)そしてステップ292へ進んで呼出しに応答
する。
さらにこの実施例では前記CPU102はCED信号を送出することによって入
力されてくる呼出しに応答するよう構成されている。さらに、このCPU102
はステップ292においてBFT能力を備えてファックスコンパニオン装置であ
ることを自ら判別しながらDIS信号を送出するよう構成されており、またBF
T通信を受信するようプログラムされている。DIS信号が一旦送出されると、
ファックスコンパニオン装置は遠隔装置であることを判別するDOSコマンドを
待ち、上述したように、ステップ294ではCCITTプロトコルのフェーズC
,D、Eでのデータ通信を処理して呼出しが完了したときに待機モードとなる。
B:送信モード手順
本発明のファックスコンパニオン装置50はさらに、遠(に離れた送信/受信地
175(第1C図参照)にあるファックス装置、PCあるいは本発明のファック
スコンパニオン装置等の遠隔受信装置177ヘデイスケツト等のコンピュータが
アクセス可能な媒体上に記録されたファイルを送信するよう構成されている。
第6図は送信モード期間中のファックスコンパニオン装置50のプロセスフロー
を示している。ステップ300ではファックスコンパニオン装置50はまず待機
状態にある。
遠隔地にいるユーザーがキーバッド56(第3図参照)を用いてコマンドを入力
して送信オプションを選択するとステップ302で送信モードが発動される。C
PU102(第3図参照)はこのコマンドを認識しLCDコントローラ108へ
CPU102が出力するオプションメニューをステップ304において送信者に
出力する。このメニューは、付録1に示すように「なに」、「どこ」、「いっ」
、「どのように」といった簡単な形でLCDディスプレイ58に表示される。こ
のフォーマットによりステップ304のユーザーは目的地の装置(ファックス、
PCあるいはファックスコンパニオン)や送信を受信する予定の人の選択を行う
ことができる。
この実施例では、ステップ304のPCU102はユーザに対して相手方遠隔地
の電話番号を入力するかあるいは揮発性RAMメモリ106の内部にすでに記録
されている数字(頻繁に利用される)の「電話ディレクトリ−」リストから番号
を選ぶようプロンプト表示を行う。さらにCPU102は、送信すべきファイル
を内蔵したディスケットを送信ディスクドライブ68のいずれか1つに挿入する
ようユーザーにプロンプト表示で促す。送信するデータは1つのファイルでも良
いし、ディレクトリ−内に内蔵されたグループファイルでもかまわない。さらに
ファイルはどのようなフォーマットでも良い。
ファイル転送を行うため、ファックスコンパニオン装置50はCCITT T、
30の5フエーズプロトコルに従う。ステップ306では、ファックス/モデム
部品110に(第3図参照)へ信号を送ってフェーズAコールベーズ手順を介し
て遠隔地の電話番号をダイヤルしCNG信号を生成する。ステップ308のCP
U102は遠隔地の受信側装置177が応答するのを待つ。遠隔地側の装置が呼
出しに応答すると、この装置はオフフック状態となり、また、CCITT T、
30プロトコルに従ってステップ308でCFR信号を送り返す。
フェーズBプリ′4メツセージ手続きの期間中は、ステップ308のファックス
コンパニオン装置50は遠隔地の装置から送信されてくるBIS識別コマンドを
待つ。ステップ310でこのコマンドが受信されると、前記ファックスコンパニ
オン装置50はDOSコマンドを出力する。ステップ310で転送されるDOS
コマンドは、本来送信されてくるDISコマンドを無視して送信側はDFT能力
を備えたファックスコンパニオン装置であることを判別し、ディスクへデータを
送信することを要求して目的を知らせる。
実施例では、ステップ312の送信側ファックスコンパニオン装置50は、他の
ファックスコンパニオン装置が呼出しの制御を行っている場合に送信されている
第2DISコマンドを受信するよう待機する。
1:他のファックスコンパニオン装置への送信ステップ312では遠隔地の受信
装置177(第1C図参照)が応答し、またこのステップでは遠隔地の受信装置
がファックスコンパニオン装置である(ステップ314)ことと、ディスクスペ
ースが利用できる(ステップ316)ことをCPU102が判断すると仮定する
。
この場合、ステップ320のCPU102はCCITTプロトコルのフェーズC
,D、E手続きに従ってファイル送信を実行する。一旦送信が完了すると、ステ
ップ322のCPU102は呼出しを終了し、ステップ324へ戻って待機モー
ドとなる。受信地のディスクスペースが利用できないとCPU102で判断した
場合はステップ316へ戻り、ステップ326へ進んでユーザーへエラーメツセ
ージを送信し、さらにステップ328で呼出しを終了し、次にステップ330で
待機モードを開始する。
2:ファックスという応答がなされた場合ファックス(すなわちファックスモデ
ム基板を備えたPC)だけが応答を行っているとCPU102で判断した場合は
ステップ314へ戻りデータがイメージフォーマット上であることを送信側装置
は確認しなければならない。CPUI 02は次にステップ332へ進、み記録
されているデータのフォーマットを確認する。実施例では、ファイル内を検索し
ファイルの種類を確認する公共領域ソフトウェア技術を用いてCPU102によ
るこのような確認が行われる。ステップ334で送信すべきファイル内の情報が
イメージあるいはテキストフォーマットであるとCPUI 02で判断した場合
は、CPU102はステップ336で送信を続行する。さもなけば、CPU10
2はステップ326へ進み通信を中断し、LCDディスプレイ108(第3図参
照)に表示するエラーメツセージを出力し、さらにステップ328において呼出
しを停止する。他の実施例では、ステップ326で呼出しを停止する代りにファ
ックスへ送信するファイルのフォーマットコピーを作成するようCPU102を
構成することができる。翻訳プログラム(ハイジャック(High Jack)
から販売されているインセットプログラム(Inset program)のよ
うな)でデータファイルのコピーをイメージフォーマットで作成することができ
、これによってファックスコンパニオン装置50は遠隔地のファックス装置へ送
信を行うことが可能となる。
3:PCへの送信
遠隔地の受信装置がモデムを備えたPCであるとCPU102がステップ312
において判断した場合はステップ312から330までのステップへ進み上記の
すべての通信を実行する。実施例において、送信側ファックスコンパニオン装置
は受信側PCは別のファックスコンパニオン装置であると仮定するよう構成され
ており、上記ステップ308から320の同じ送信手続を実行する。
C:クラッシュ回復手続き
クラッシュ回復とは本発明の他の態様であり、本発明のファックスコンパニオン
装置の送受信モードに固有のものである。本発明のファックスコンパニオン装置
2台の間でファイル伝送を行っている間は、ファイルのすべてのブロックが伝送
される前に呼出しは完了してしまっているのでステップ320の送信装置(第6
図参照)はファイル通信が恒久的に切断されているかどうかを判断することがで
きる。この場合は、送信側ファックスコンパニオン装置はクラッシュ回復手続き
に従い送信されなかったファイルの残りを再度送信しようとする。クラッシュ回
復手続きではファイル全体あるいはファイルセット毎に再送信しようとはしない
ため、本発明によればすでに完全な形で到着しているデータを再度送信する時間
や費用を節約できる。
第7図は本発明のクラッシュ回復手続きのプロセスフローを示したものである。
クラッシュの後、ステップ400の送信側ファックスコンパニオン装置は受信側
ファックスコンパニオン装置へ第2の呼出しを送る。この第2の呼出しは前回の
送信時に送信側が入力した電話番号情報を用いて行われる。ステップ402では
1、フェーズA呼出し取り決め(es tabJ fshrnent)とフェー
ズB呼出し識別/ハンドシェイク手続きを用いて送信および受信側ファックスコ
ンパニオン装置と間で再度(上述したように)通信チャンネルを形成する。ステ
ップ404では、送信側ファックスコンパニオン装置は受信側ファックスコンパ
ニオン装置へ信号を送って、部分的に送信されたファイルについて受信されたブ
ロックが不完全ではないかどうかをチェックする。この信号は、フェースC通信
ブロックとヘッダのうち受信側ファックスコンパニオン装置が認識する場所に入
れられて送信される。ディスクコントローラ124へ信号を送ることにより、受
信側ファックスコンパニオン装511のCPU102は部分的に受信されたファ
イルすべてについて現在送信/受信ディスクドライブ68に挿入されているディ
スケットを調査する。
ステップ406において受信されたファイルの部分ブロックを受信側ファックス
コンパニオン装置が位置決めすると、ステップ408までは前記受信側ファック
スコンパニオン装置は最後に成功したブロックのナンバーと各ファイルブロック
の時間および日付はスタンプとともに部分的に受信されたファイルの受領リスト
を送信する。ステップ410では、送信側ファックスコンパニオン装置のCPU
IO2がこのリストを受領し、リストにのっているファイルおよびブロックと失
敗に終った通信で本来送信されているファイルの名前とブロック等を比較する。
ステップ412では、一致するものがあれば送信側ファックスコンパニオン装置
のCPU102は部分的に受領されたファイルブロックの位置を見つけ出し、そ
してCCITTプロトコルのフェーズCに基づいてこれらのファイルを再送信す
る。これらのブロックが受信されると受信側ファックスコンパニオン装置は受信
したブロックを適当なファイルへ付加える。
ステップ416では転送が完了するまで新しいファイルブロックを送信し伝送が
完了され、また、ステップ422では呼出しが終了する。
比較した際に一致するものがない場合は、ステップ412へ戻り送信側ファック
スコンパニオン装置のCPUIO2はステップ420へ進みステップ422で呼
出しが完了するまで新しいファイルを送信する。部分的に受信されたブロックが
受信側ファックスコンパニオン装置で発見できない場合は、ステップ406へ戻
り、受信側装置から送信側ファックスコンパニオン装置へ信号が送られ、ステッ
プ420で転送が完了するまで装置は新しいファイルブロックを送信しそしてス
テップ422で呼出しを完了すること本発明の装置には「トークバッテリー」が
備えられており、本発明のファックスコンパニオン装置とともに使用する場合フ
ァックス装置をスキャナーあるいはプリンタとして使用することが可能となる。
本発明の方法と装置によれば、ファックス装置を用いて文書をスキャンすること
ができ、また文書の画像イメージをファックスコンパニオン装置でディスク上に
記録することができる。さらに、ファックスコンパニオン装置でディスク上に記
録したファイルをファックス装置にプリント出力することができる。ファックス
装置をこのように使用する場合の問題としてはモデム内にある特定のDAA回路
を作動させるためにループ電流が必要で、このためファックス装置とモデムとの
直接の接続は必ずしもできない場合がある。この問題は特にポータプル装置の場
合に当てはまる。電話回線では、電話がオフフック状態(信号送出状態)にある
ことを知らせる信号を出力するための電流が供給されており、この電流はいわゆ
る(トークバッテリー)を供給している。このトークバッテリーは中央オフィス
から電話回線へ出力されており、送信器のマウスピース(カーボンマイクロホン
)の電極の両端に電圧を供給している。トークバッテリーはまた電話に内蔵され
ている電子部品の電力も供給している。特定のデータアクセス構成(DAA)回
路では電話回線接続を正しく作動させるため(一般に「ドライトランスフォーマ
−」と呼ばれる)ループ電流を必要とする。局部バッテリー(すなわちトークバ
ッテリー)回路は、装着されている通信デバイスにループ電流を供給する。装着
されている装置への本発明のループ電流供給能力は、ファックス装置のスキャナ
ーを使用するための直接行いまたユーザは文書をスキャンさせてファックスコン
パニオン装置へ入力させることができるものである。この同じ装置によってモデ
ムは装着ファックス装置をプリンタとして利用することができる。
ファックスコンパニオン装置およびファックスを携えて旅行する場合このプリン
タは役に立つ。
第4C図は適用切換え部品118の構成を示しており、本発明の「トーク回路」
の配置が示されている。ファックス直接接続リレーにはバッテリー500が接続
されており、このファックス直接接続リレーは3方向スイツチを収容するように
なっている。この構成では回路は3方向スイツチを介して電話回線から隔離され
ているためFCCCCバート6要条件等の基準についてDAA回路の動作性能を
局部バッテリー回路が損うことはない。電話回線がオンの状態のとき回路はオフ
の状態である。電源からは12ボルトの電圧が供給されている。第8図には局部
バッテリー500の回路構成が示されていおり、またファックス直接接続スイッ
チ154、電源502、直接2方向通信回路がファックス装置と共に示されてい
る。
その他の実施例
A:適応スイッチング
本発明の適応スイッチ手順を実施する方法としては送信側ファックスコンパニオ
ン装置50のファックスモデム部品112から送信される呼出しトーンを延長し
て用いる方法もある。この実施例では、受信側ファックスコンパニオン装置50
は電話に応答し、変調された呼出しトーンを探し、もし標準的ファックス呼出し
トーン(1100Hz)が検出された場合は装着ファックス装置へリング信号を
出力するよう構成されている。変調呼出しトーンは、例えば、1600.180
0あるいは1900Hzのさまざまな周波数領域で出力することができる。この
方法には受信側ファックスコンパニオン装置50が応答を行い、そして特別ファ
ックスコンパニオン呼出し等を検出した場合に呼出し処理へ進むことが鍵となる
。受信側ファックスコンパニオン装置50は標準ファックス呼出し等を検出する
と受信側ファックスコンパニオン装置50はファックス用リンク信号を生成する
。この方法には、受信側ファックスコンパニオン装置50はリング信号を頻繁に
生成してファックス装置へ出力しなくてはならないといった問題がある。リング
信号は50〜70ボルトACでなくてはならず、また、電話およびファックス装
置のリング発生装置で十分な駆動電流を確保しなくてはならないため上記の構成
に必要なハードウェア回路サポートはかなり高価なものである。
リング電圧を生成する必要のないファックスコンパニオン適応スイッチング用変
調呼出しトーンの方法の他の変形例は次の通りである。
受信側ファックスコンパニオン装置50は呼出しへの応答をファックス装置に行
わせ、そして標準ファックス呼出シトーン(1100Hz)あるいは特別ファッ
クスコンパニオン用呼出しトーンを見つけるため通信回線をモニタする。標準フ
ァックス呼出しトーンを受信側ファックスコンパニオン装置50が発見j−た場
合は、ファックス装置に呼出しの処理を行わせる。特別ファックスコンパニオン
トーンが検出された場合は信号側ファックスコンパニオン装置50は呼出し処理
を実行する。
B:さらにその他の特徴的構成
ファックスコンパニオン装r1150を構成する場合機能を多くしても少なくし
ても良い。ファックスコンパニオン装置50を最も簡単な構成とした場合は、デ
ィスクドライブがわずかに1つとモデム、キーバッド、LCDディスプレイ、シ
リアルおよびパラレルボート用オプション等で構成されることになる。この基本
的なファックスコンパニオン装置は既存のファックス装置へディスケットアタッ
チメント1つを装着したにすぎない。また、ファックスコンパニオン装置50は
、自動ディスクローダを用いてハードディスクドライブあるいはフロッピーディ
スクドライブとインターフェースさせることができる。ハードドライブは複数の
モードがネットワーク上に存在するようなネットワーク環境で特に有効で代替ド
ライブとして準備されているファックスコンパニオン装置の照会を行うことがで
きる。
また、ファックスコンパニオン装置50は複数のアプリケーションプログラムを
ROMメモリー104(第3図参照)の中に備えておくよう構成することもでき
る。これらのプログラムの1つとして光学的文字認識(OCR)プログラムがあ
る。このOCRプログラムはイメージファイルの内容を読取り、このイメージを
ワードプロセッサで処理できるより小さなテキストファイルへ変換することがで
きる。ファックスコンパニオン装置50で利用できるその他のソフトウェアプロ
グラムとしては、クロスコンパイラ−がある。クロスコンパイラ−は実行可能な
ファイルを取り出し、他のオペレーティングシステム上で作動する別の実行可能
なファイルを作成するため適切な調整を行うことができる。ファックスコンパニ
オン装置5oのオペレータは、キーボードを用いてどのソフトウェアプログラム
を選択しまたどのファイルを翻訳するかとを指示する。ソフトウェアプログラム
の動作期間中にファックスコンパニオン装置50へ電話呼出しをした場合は、電
話呼出しが完了するまでソフトウェアプログラムは現在実行しているアプリケー
ション(OCR)またはプロスコンパイラ)を中断するか、その後ソフトウェア
プログラムのオペレーションは再開される。
ファックスコンパニオン装置50は上記のような方法で処理を続行する。上述し
た実施例は代表的なものにすぎず、当該発明の趣旨の範囲内でさまざまな変形例
を考えることが可能である。したがって、当該発明を規定している特許請求の範
囲を参照しなくてはならない。
C:情報メツセージ生成機能の受信
ファックスコンパニオン装置50では情報メッセジ生成機能を受信することも可
能である。ファックスコンパニオン装置50が情報を受信しこの情報をコンピュ
ータがアクセス可能な媒体上に記録するとCPU102はファックス装置76メ
ツセージを送る。このメツセージは例えば、情報はファックスコンパニオン装置
50で受信されこの情報はコンピュータがアクセス可能な媒体上に記録されてい
るということを述べるものである。
さらに、ファックス装置76へ送られるメツセージには、例えば、ファックスコ
ンパニオン装置が情報を受領した時間、コンピュータがアクセス可能な媒体上に
情報が記録されているファイルまたはディレクトリ−1送信者の詳細な名前およ
び住所、記録されている情報の大きさおよび受信した情報のタイトル等が含まれ
ている。
情報が受信されまた記録されるとファックスコンパニオン装置50のCPU10
2はファックス装置76へ送られるメツセージを生成する。ファックスコンパニ
オン装置50では公衆電話回線について行うことなくファックス装置76を送信
するにリング信号が生成される。ファックスコンパニオン装置50ではファック
ス装置76と通信を行うため必要な件数すべてを生成する。CCITT T、3
0プロトコルの様な通信プロトコルに従って、すでに詳細に説明したようにデー
タ通信用パラメータセットをファックス装置76が形成する。次にファックスコ
ンパニオン装置50はこのメツセージをイメージ状態で送信するが、これにはフ
ァックスコンパニオン装置50で受信し記録した情報に関する詳細事項が含まれ
ている。そして、このメツセージはファックス装置176でプリント出力される
。
D=ニアクチイブモー
ドの実施例として、ファックスコンパニオン装置50を情報送信側装置とファッ
クス装置76との間のインターフェースとして能動的に動作させる。
第9図には「アクティブモード」ファックスコンパニオン装置50とこれに接続
されているファックス装置76の簡略ブロック図が示されている。送信装置14
9は通信ラインを介してファックスコンパニオン装置50へ直接情報を送信する
。他のファックスコンパニオン装置、ファックス装置あるいはファックスモデム
を備えたコンピュータ等で構成することが可能な送信側装置はDFC通信に使用
するのが好ましい。
送信装置49でUFT通信を行っていると仮定する時は、送信装置49からはリ
ング信号が出力されている。この実施例では、リング信号での応答はファックス
コンパニオン装置50が行っている。送信装置49からは、送信が二値ファイル
送信であることを示し。また送信の目的地または(例えば、メモリー、F’ A
X等)を表すBFTプロトコルに従ってヘッダーを送信するデータの種類を識
別する際に使用することが可能なヘッダーフィールドを備えたDFTプロトコル
の場合は、米国出願No、963.43Orインテリジェントデータ伝送用通信
プロトコルに使用するデータおよび関連情報構成用方法およびシステムJ (1
992年10月19日出願)に合せて処理、目的地、情報、レファレンスを作成
しなくてはならない。上記出願N00963.430は当該出願に添付している
。
送信中の情報をディスクドライブ68等のコンピュータがアクセス可能な媒体上
に記録するよう送信装置49が要求する場合は、通信データのヘッダーを調査し
て送信されている情報はディスクドライブ68に記憶するものであることをCP
U102は確認する。すでに説明したように、送信装置49から送られてきた情
報はファックスコンパニオン装置50によってディスクドライブ68へ送られる
。
この場合、ファックス装置76は受信プロセスには関与していない。
送信されてきている情報の目的地がファックス装置76でなくてはならない場合
は、ファックス装置76との通信を形成しなくてはならない。送信されてきてい
る情報のヘッダーを調査して現在送信されてきている情報がファックス装置76
で受信しなくてはならないことをCPU102で確認する。すると、ファックス
コンパニオン装置50はリング信号を形成しファックス装置76へこの信号を出
力する。そして、ファックスコンパニオン装置50はCCITTT、30プロト
コルに順じて送信装置49との通信をファックス装置76に行わせる。この後、
ファックスコンパニオン装置50は送信/受信プロセスへの関与を断つ。
コンパニオン装置50のCPU102は、BFT通信を行っておらず、またCC
ITT T、30プロトコル等の他の通信プロトコルに従って作動している送信
装置49との通信を形成するようプログラムすることも可能である。
FIG、 4B
FIG、 6B
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A
(BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR,
SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、
CH,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KR,LK、 LU
、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 R○、RU、SD、S
E、DA、US
(72)発明者 カウチ、ジョン
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92067 ランチョ サンタ フェ ピーオー ボックス 1969 カレ
チャパロ(72)発明者 クラコウスキ、ロバートアメリカ合衆国 カリフォル
ニア州
92037 ラ ジヨウ ラ ジヨウ コロナドライヴ 5919
(72)発明者 プレス、パーナート
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
92120 サン ディエゴ デル セロ プールヴアード 5615
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリー ムを監視および記録するものであり、当該送信装置およびファックス装置は通信 プロトコルに従って通信を行う監視記録装置において、前記監視記録装置を前記 通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 コマンド信号を入力する手段と、 前記データストリームを記録するメモリーと、前記第一コネクタを前記第二コネ クタに接続する適応スィッチであって、 前記メモリーを前記通信回線に接続する手段と、前記ファックス装置を前記通信 回線から分離させる手段とを備えている適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されており、前記ファックス装置への前記データストリ ームを妨げることなく前記コマンド信号を監視するプロセッサーであって、前記 ファックス装置または前記メモリーのいずれか一方、あるいは、前記ファックス 装置と前記メモリーの双方へ前記データストリームは送られるものであるのかを 前記コマンド信号に応じて判断する手段と、前記判断手段で行った判断に応じて 前記適応スイッチを制御する手段とを備えているところのプロセッサーから構成 されていることを特徴とする監視記録装置。 2.前記コマンド信号入力手段は、前記データストリームの一部で構成されてい ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 3.前記コマンド信号入力手段は、前記プロセッサーに接続されたユーザースィ ッチで構成されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 4.前記ファックス装置が切断された場合は回線特性が変動するのを防ぐため前 記通信回線に高インピーダンス負荷を付与する手段を前記適応スィッチは備えて いることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 5.前記プロセッサーは、前記送信装置に応じてプロトコルを送信する手段をさ らに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 6.前記第二コネクタを介して前記メモリーを前記ファックス装置へ接続する手 段を前記適応スィッチ装置はさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1 項記載の監視記録装置。 7.前記データストリームが前記メモリー内に記録されている場合は、前記デー タストリームの所定セグメントを前記ファックス装置に送信してプリント出力さ せる手段を前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第 6項記載の監視記録装置。 8.前記ファックス装置へ送信する前に前記データストリームの前記所定セグメ ントをイメージフォーマットのデータストリームに変換する手段を前記プロセッ サーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第7項記載の監視記録装置 。 9.前記メモリーを走査して前記データストリームが完全に記録されているかど うかを判断する手段と、前記データストリームが完全には記録されていない場合 は、前記送信装置に通知する手段と、再送信されてきたデータストリームを前記 メモリー内に追加する手段とを、 前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の 監視記録装置。 10.前記通信回線は電話回線であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の 監視記録装置。 11.前記第一コネクタは電話ジャックであり、また、前記第二コネクタは電話 ジャックであることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 12.前記メモリーはディスクドライブ内のディスクであることを特徴とする請 求の範囲第1項記載の監視記録装置。 13.前記ディスクはハードディスクであることを特徴とする請求の範囲第12 項記載の監視記録装置。 14.前記ディスクはフロッピーディスクであることを特徴とする請求の範囲第 12項記載の監視記録装置。 15.前記メモリーは光ディスクであることを特徴とする請求の範囲第1項記載 の監視記録装置。 16.前記送信装置は遠隔ファックス装置であることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の監視記録装置。 17.前記送信装置はモデムに接続されたコンピューターであることを特徴とす る請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 18.前記送信装置はファックスモデム付きパーソナルコンピューターであるこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 19.前記データストリームは二値フォーマットのコンピューターファイルを含 んでいることを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 20.前記データストリームはコンピューターテキストファイルを含んでいるこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 21.前記ファックス装置はファックスモデム付きコンピューターであることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の監視記録装置。 22.遠隔装置に信号を送信する手段と、出力コマンド信号を前記遠隔装置に送 信する手段と、前記遠隔装置はファックス装置であるか、あるいは、ファックス コンパニオン装置であるかを判断する手段と、前記メモリー内に記憶されている 所定のデータを出力データストリームとして前記遠隔装置に送信する手段と、前 記遠隔装置がファックス装置の場合は前記出力データストリームをイメージフォ ーマットに変換する手段とを、 前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の 監視記録装置。 23.前記出力コマンド信号は、前記装置をファックスコンパニオン装置と判別 する信号を含んでいることを特徴とする請求の範囲第22項記載の監視記録装置 。 24.前記出力データストリームのメモリー装置内への退避を前記遠隔装置に要 求する信号を前記出力コマンド信号は含んでいることを特徴とする請求の範囲第 22項記載の監視記録装置。 25.通信回線を介して送信装置から送られてきた入力データストリームを監視 および記録し、また、前記通信回線を介して受信装置へ出力データストリームを 送信するものであり、前記入力データストリームは入力コマンド信号を含んでい るところの監視記録装置は、前記監視記録装置を前記通信回線に接続する第一コ ネクタと、 前記監視記録装置をファックス装置に接続する第二コネクタと、 前記出力データストリームを記録するものであり、また、前記入力データストリ ームを記録できるメモリーと、前記第一コネクタと前記第二コネクタを接続する 適応スィッチであって、 前記メモリーを前記通信回線に接続する手段と、前記通信回線から前記ファック ス装置を分離する手段とを備えている適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されたプロセッサーであって、当該プロセッサーは 前記ファックス装置への前記データストリームを妨げずに前記入力コマンド信号 を監視する手段と、前記ファックス装置または前記メモリーのいずれか一方、あ るいは、前記ファックス装置と前記メモリーの双方に前記入力データストリーム は送られるものであるのかを前記入力コマンド信号に応じて判断する手段と、前 記判断手段で行った判断に応じて前記適応スイッチを制御する手段と、 前記受信装置に信号を送る手段と、 前記出力データストリームを前記受信装置に送る手段とを備えている前記プロセ ッサーから構成されていることを特徴とする監視記録装置。 26.前記通信回線は電話回線であることを特徴とする請求の範囲第25項記載 の監視記録装置。 27.前記第一コネクタは電話ジャックであり、また、前記第二コネクタは電話 ジャックであることを特徴とする請求の範囲第26項記載の監視記録装置。 28.出力コマンド信号を前記出力データストリームに挿入する手段を前記プロ セッサーはさらに備えており、当該出力コマンド信号は前記受信装置に信号を送 って前記出力データストリームを付属のメモリーに記録させることを特徴とする 請求の範囲第25項記載の監視記録装置。 29.前記出力データストリームは前記入力データストリームからなることを特 徴とする請求の範囲第25項記載の監視記録装置。 30.前記出力データストリームを前記ファックス装置に送信してプリント出力 させる手段を前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲 第25項記載の監視記録装置。 31.前記ファックス装置はファックスモデム付きコンピューターであることを 特徴とする請求の範囲第25項記載の監視記録装置。 32.前記受信装置は受信側ファックス装置であることを特徴とする請求の範囲 第25項記載の監視記録装置。 33.前記メモリーを走査して前記入力データストリームは完全に記録されたか どうかを判断する手段と、前記入力データストリームが完全には入力されていな い場合は前記送信装置に通知する手段と、再度送信されてきた入力データストリ ームを前記メモリー内に追加する手段を前記プロセッサーはさらに備えているこ とを特徴とする請求の範囲第25項記載の監視記録装置。 34.前記出力データストリームの送信が中断された場合は前記送信装置と通信 を再度確立する手段と、前記受信装置の前記メモリーを走査して出力データスト リーム完全に記録されたかどうか判断するよう前記受信装置に要求する手段と、 前記受信装置で記録していない前記出力データストリームの一部を再送信する手 段を 前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第25項記載 の監視記録装置。 35.前記ファックス装置が切断された場合は回線特性が変動するのを防ぐため 前記通信回線に高インピーダンス負荷を付与する手段を前記適応スィッチは備え ていることを特徴とする請求の範囲第25項記載の監視記録装置。 36.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリ ームを監視および記録するものであり、前記データストリームはコマンド信号を 含んでいるところの監視記録装置において、 前記監視記録装置を前記通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 前記データストリームを記録するメモリーと、前記第一コネクタを前記第二コネ クタに接続する適応スィッチであって、 前記メモリーを前記通信回線に接続する手段と、前記ファックス装置を前記通信 回線から分離させる手段とを備えている適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されており、前記ファックス装置への前記データストリ ームを妨げずに前記コマンド信号を監視するプロセッサーであって、前記ファッ クス装置または前記メモリーのいずれへ前記データストリームは送られるもので あるのかを前記コマンド信号に応じて判断する手段と、前記判断手段で行った判 断に応じて前記適応スイッチを制御する手段とを備えているところのプロセッサ ーから構成されていることを特徴とする監視記録装置。 37.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリ ームを監視および記録する監視記録装置において、 前記監視記録装置を前記通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 前記データストリームを記録するメモリーと、コマンド信号を入力する手段と、 前記第一コネクタを前記第二コネクタに接続する適応スィッチであって、前記メ モリーを前記通信回線に接続する手段を有した適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されているプロセッサーであって、 前記データストリームは前記メモリーに送られるものであるかを前記コマンド信 号に応じて判断する手段と、前記判断手段で行った判断に応じて前記適応スィッ チを制御する手段とを備えているところのプロセッサーから構成されていること を特徴とする監視記録装置。 38.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリ ームを監視および記録する監視記録装置において、 前記監視記録装置を前記通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 前記データストリームを記録することのできるメモリーに前記監視記録装置を接 続する第三コネクタと、コマンド信号を入力する手段と、 前記第一コネクタを前記第二コネクタに接続する適応スィッチであって、前記メ モリーを前記通信回線に接続する手段を有した適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されているプロセッサーであって、 前記データストリームは前記メモリーに送られるものであるかを前記コマンド信 号に応じて判断する手段と、前記判断手段で行った判断に応じて前記適応スィッ チを制御する手段とを備えているところのプロセッサーから構成されていること を特徴とする監視記録装置。 39.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリ ームを監視および記録するものであり、当該送信装置およびファックス装置は通 信プロトコルに従って通信を行う監視記録装置において、前記監視記録装置を前 記通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 コマンド信号を入力する手段と、 前記データストリームを記録するメモリーと、前記第一コネクタを前記第二コネ クタに接続する適応スィッチであって、 前記第一コネクタを前記第二コネクタに接続する二方向接続線と、 前記二方向接続線を監視し、また、前記二方向接続線に高インピーダンス負荷を 付与するファックス探査回路と、 前記メモリーを前記通信回線に接続する手段と、前記ファックス装置を前記通信 回線から分離させる手段とを備えている適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されており、前記コマンド信号を監視するプロセッサー であって、 前記ファックス装置または前記メモリーのいずれか一方、あるいは、前記ファッ クス装置と前記メモリーの双方へ前記データストリームは送られるものであるの かを前記コマンド信号に応じて判断する手段と、前記判断手段で行った判断に応 じて前記適応スィッチを制御する手段とを備えているところのプロセッサーから 構成されていることを特徴とする監視記録装置。 40.電子的に表されたデータを送信する入力電話回線とファックス装置と共に 使用するためのもので、前記ファックス装置を前記入力電話回線に制御可能に接 続する自由独立型データ転送装置は、 前記入力電話回線への接続に適合しており、前記電子表示データの受信を行う電 話入力端末と、前記電話入力端末に接続されており、前記電話入力端末から前記 電子表示データを受信および獲得するモデムと、 前記モデムに電子的に接続されており、前記モデムから前記獲得された電子表示 データを入力するプロセッサーと、 前記プロセッサーに電子的に接続されており、前記電子表示データを記録する データ記録装置と、 前記電話入力端末に接続されており、また、前記ファックス装置との接続に適し ている出力電話端末と、前記プロセッサーに電子的に接続されており、前記電話 入力端末を前記出力電話端末に相互に接続するコンピューター制御スィッチ機構 と、 前記プロセッサーに接続されており、データ送信制御情報を入力する手段と、 前記ファックス装置を前記データ記録装置に電子的に接続する手段とから構成さ れている自由独立型データ転送装置であり、 前記電子表示データの送信を前記電話入力端末から、前記出力電話端末に接続さ れている前記ファックス装置だけへ直接前記コンピューター制御スィッチ機構を 介して送信されるよう、あるいは、前記データ記録装置だけへ直接前記モデムと 前記プロセッサーを介して送信されるよう、あるいは、前記ファックス装置と前 記データ記録装置の両方だけに直接送信されるように、前記コンピューター制御 スィッチ機構と前記データ記録装置を前記データ通信制御情報の機能として前記 プロセッサーが作動させ、またさらに、 前記電子表示データが前記データ記録装置内に記録されている場合は前記電子表 示データを前記ファックス装置に送信してプリント出力するよう、コンピュータ ー制御スィッチ機構と前記データ記録装置を前記プロセッサーは制御可能に作動 させることを特徴とする自由独立型データ転送装置。 41.呼出しリング信号を生成し、また、当該リング信号を前記ファックス装置 に送信する手段を前記プロセッサーはさらに備えていることを特徴とする請求の 範囲第40項記載の自由独立型データ転送装置。 42.データファイルを記録し、また、ファックス装置と通信を行う独立型装置 であり、前記ファックス装置はリング信号に応じてオフフック状態となり、また 、メッセージ受信モードを起動することができるところの独立型装置は、 プロセッサーと、 前記プロセッサーに接続されており、データファイルを記録するメモリーと、 前記プロセッサーによって起動されてリング信号の生成と前記ファックス装置へ の前記リング信号の送信を行う手段とから構成されており、前記リング信号を受 信すると前記ファックス装置はオフフック状態になることを特徴とする独立型装 置。 43.前記プロセッサーによって起動されて呼出トーンの生成と前記ファックス 装置への前記呼出トーンの送信を行う手段をさらに備えており、前記呼出トーン の受信後前記ファックス装置は前記メッセージ受信モードを起動することを特徴 とする請求の範囲第42項記載の独立型装置。 44.前記呼出トーンは1100Hzのトーンであり、このトーンのオン期間は 0.5秒間でオフ期間は3秒間であることを特徴とする請求の範囲第43項記載 の独立型装置。 45.前記呼出トーンは、予め選択した通信プロトコルに従って生成されたCN G信号であることを特徴とする請求の範囲第43項記載の独立型装置。 46.前記呼出トーンは、前記独立装置を送信モードの非会話端末装置であると 識別する請求の範囲第43項記載の独立型装置。 47.前記データファイルの内容を前記ファックス装置が印刷するよう、前記プ ロセッサによって起動されて前記データファイルを前記ファックス装置に送信す る手段をさらに構えていることを特徴とする請求の範囲第43項記載の独立型装 置。 48.前記ファックス装置が前記メッセージ受信モードの時に、前記送信手段は 起動されることを特徴とする請求の範囲第47項記載の独立型装置。 49.電子的に表されたデータを送信する入力電話回線とファックス装置と共に 使用するためのもので、前記ファックス装置を前記入力電話回線に制御可能に接 続する自由独立型データ転送装置は、 前記入力電話回線への接続に適合しており、前記電子表示データの受信を行う電 話入力端末と、前記電話入力端末に接続されており、前記電話入力端末から前記 電子表示データを受信および獲得するモデムと、 前記モデムに電子的に接続されており、前記モデムから前記獲得された電子表示 データを入力するプロセッサーと、 前記プロセッサーに電子的に接続されており、前記電子表示データを記録する データ記録装置と、 前記電話入力端末に接続されており、また、前記ファックス装置との接続に適し ている出力電話端末と、前記プロセッサーに電子的に接続されており、前記電話 入力端末を前記出力電話端末に相互に接続するコンピューター制御スィッチ機構 と、 前記プロセッサーに接続されており、データ送信制御情報を入力する手段と、 前記ファックス装置を前記データ記録装置に電子的に接続する手段とから構成さ れている自由独立型データ転送装置であり、 前記電子表示データの送信を前記電話入力端末から、前記出力電話端末に接続さ れている前記ファックス装置だけへ直接前記コンピューター制御スィッチ機構を 介して送信されるよう、あるいは、前記データ記録装置だけへ直接前記モデムと 前記プロセッサーを介して送信されるよう、あるいは、前記ファックス装置と前 記データ記録装置の両方だけに直接送信されるように、前記コンピューター制御 スィッチ機構と前記データ記録装置を前記データ通信制御情報の機能として前記 プロセッサーが作動させ、またさらに、 前記電子表示データが前記データ記録装置内に記録されている時はいっでも前記 プロセッサーが作動して前記ファックスへメッセージを送信することを特徴とす る自由独立型データ転送装置。 50.前記ファックス装置に送信される前記メッセージは、前記データ記録装置 内に記録されている前記電子表示データに関する情報で構成されていることを特 徴とする請求の範囲第49項記載の自由独立型データ転送装置。 51.前記メッセージが前記ファックス装置に送信される前にリング信号を生成 し、そして、その信号を前記ファックス装置に送信する手段をさらに備えている ことを特徴とする請求の範囲第49項記載の自由独立型データ転送装置。 52.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されたデータストリ ームを監視および記録するものであり、当該送信装置およびファックス装置は通 信プロトコルに従って通信を行う監視記録装置において、前記監視記録装置を前 記通信回線に接続する第一コネクタと、 前記監視記録装置を前記ファックス装置に接続する第二コネクタと、 コマンド信号を入力する手段と、 前記データストリームを記録するメモリーと、前記第一コネクタを前記第二コネ クタに接続する適応スィッチであって、 前記メモリーを前記通信回線に接続する手段と、前記ファックス装置を前記通信 回線から分離させる手段とを備えている適応スィッチと、 前記適応スィッチに接続されており、前記ファックス装置への前記データストリ ームを妨げることなく前記コマンド信号を監視するプロセッサーであって、前記 データストリームは前記メモリーへ送られるものであるのかを前記コマンド信号 に応じて判断する手段と、 前記判断手段で行った判断に応じて前記適応スィッチを制御する手段と、 前記データストリームが前記メモリーへ送られる場合はメッセージを生成して前 記ファックス装置へそのメッセージを送信する手段とを備えているところのプロ セッサーから構成されていることを特徴とする監視記録装置。 53.通信回線を介して送信装置から送信されてきたデータストリームを受信し 、当該データストリームを送る装置において、 前記装置を前記通信回線に接続する第一コネクタと、前記装置を前記ファックス 装置に接続する第二コネクタと、 前記データストリームを記録するメモリーと、前記第一コネクタに接続されてい るプロセッサーであって、 前記通信回線を介して送信されてきたリング信号に応じてオフフック状態になる 手段と、 前記データストリームを受信する手段と、前記データストリーム用送り情報から なるヘッダーに関して前記データストリームを調べる手段と、前記ファックスを 受信装置として指定する送り情報が前記データストリームに含まれている場合は 、前記第一コネクタを前記第二コネクタに接続し、その後、前記ファックスで前 記データストリームを受信させる手段と、前記メモリーを受信装置として指定す る送り情報が前記データストリームに含まれている場合は、前記第一コネクタを 前記メモリーに接続し、その後、前記メモリー内に前記データストリームを記録 する手段とを備えるプロセッサーで構成されていることを特徴とする装置。 54.リング信号を生成する手段と、 前記送り情報が前記ファックスを受信装置に指定する場合は、前記ファックス装 置に前記リング信号を送信する手段とを前記プロセッサーはさらに備えているこ とを特徴とする請求の範囲第53項記載の装置。 55.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されてきたデータス トリームを監視および記録する方法は、 (a)前記送信装置で生成したリング信号を検出する段階と、 (b)コマンド信号を入力として受信する段階と、(c)前記データストリーム を受信する段階と、(d)コンピュータがアクセス可能な媒体上に前記データス トリームを記録するコマンド、前記ファックス装置に前記データストリームを送 出するコマンド、あるいは、前記データストリームを記録し、また、前記ファッ クス装置へも送出するコマンドのいずれのコマンドであるか、前記コマンド信号 を調べる段階と、(e)コンピュータがアクセス可能な媒体上に前記データスト リームを記録するコマンドが前記コマンド信号に含まれている場合は、 (i)前記ファックス装置を切断する段階と、(ii)コンピュータがアクセス 可能な前記媒体へ前記データストリームを送出する段階と、(f)前記ファック ス装置へ前記データストリームを送出するコマンドが前記コマンドに含まれてい る場合は、前記ファックス装置へ前記データストリームを送出する段階と、 (g)前記データストリームを記録し、また、前記ファックス装置へも送出する コマンドが前記コマンド信号に含まれている場合は、前記データストリームの受 信を前記ファックス装置に行わせ、同時に、コンピューターがアクセス可能な前 記媒体上に前記データストリームを記録させる段階とから構成されているこをと 特徴とするデータストリーム監視および記録方法。 56.待機モードになる段階も有していることを特徴とする請求の範囲第55項 記載のデータストリーム監視および記録方法。 57.コンピュータがアクセス可能な前記媒体上に前記データストリームが記録 されている場合は、前記ファックス装置へ信号を送ると共にメッセージも送信す る段階をさらに有していることを特徴とする請求の範囲第55項記載のデータス トリーム監視および記録方法。 58.前記メッセージは前記データストリームの内容についての情報からなるこ とを特徴とする請求の範囲第57項記載のデータストリーム監視および記録方法 。 59.前記メッセージは前記データストリームについての情報からなることを特 徴とする請求の範囲第57項記載のデータストリーム監視および記録方法。 60.前記送信装置から送られてきたディレクトリコマンドを処理して、前記デ ータストリームが記録される前記コンピュータアクセス可能媒体上にディレクト リを作成する段階が前記工程(e)(ii)の前にさらに設けられていることを 特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 61.ライン特性の変動を防止するため前記通信回線上に高インピーダンス負荷 を付与する段階が前記工程(e)(ii)の直後にさらに設けられていることを 特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 62.(ii)特定のコンピュータアクセス可能媒体を特定する装置信号を前記 送信装置から受信する段階と、(iii)前記特定のコンピュータアクセス可能 媒体が利用可能であるかを判断する段階と、 (iv)利用可能な場合は、前記特定のコンピュータアクセス可能媒体へ前記デ ータストリームを送出する段階と、(v)利用できない場合は、前記送信装置に エラーメッセージを出力する段階が前記(e)(i)工程の後にさらに設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および 記録方法。 63.前記通信回線は電話回線であることを特徴とする請求の範囲第55項記載 のデータストリーム監視および記録方法。 64.前記コンピュータがアクセス可能な媒体はディスクドライブ内のディスク であることを特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および 記録方法。 65.前記ディスクは、ハードディスクであることを特徴とする請求の範囲第6 4項記載のデータストリーム監視および記録方法。 66.前記ディスクは、フロッピーディスクであることを特徴とする請求の範囲 第64項記載のデータストリーム監視および記録方法。 67.前記送信装置は、送信側ファックス装置であることを特徴とする請求の範 囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 68.前記送信装置は、モデムに接続されたパーソナルコンピュータであること を特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 69.前記送信装置は、ファックスモデム付きコンピュータであることを特徴と する請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 70.前記データストリームは、二値フォーマットのコンピュータファイルを含 むことを特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録 方法。 71.前記データストリームは、コンピュータテキストファイルを含むことを特 徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 72.前記ファックス装置は、ファックスモデム付きコンピュータであることを 特徴とする請求の範囲第55項記載のデータストリーム監視および記録方法。 73.(h)前記コンピュータアクセス可能媒体を走査して前記データストリー ムが完全に記録されたかどうかを判断する段階と、 (i)前記データストリームは完全には記録されていない場合は、前記送信装置 に通知する段階と、(j)前記コンピュータアクセス可能媒体内に再度送信され てきたデータストリームを追加する段階をさらに備えていることを特徴とする請 求の範囲第55記載のデータストリーム監視および記録方法。 74.コマンド信号を入力として受信する前記段階は、前記送信装置から前記コ マンド信号を受信する段階を有していることを特徴とする請求の範囲第55項記 載のデータストリーム監視および記録方法。 75.コマンド信号を入力として受信する前記段階は、ユーザー入力装置から前 記コマンド信号を受信する段階を有していることを特徴とする請求の範囲第55 項記載のデータストリーム監視および記録方法。 76.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されてきたデータス トリームを監視および記録する方法は、 (a)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録するとい った前記送信装置からのコマンドであるか、前記データストリームを調べる段階 と、(b)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録する といった前記送信装置からのコマンドが前記データストリームに含まれている場 合は、(i)前記送信装置に信号受信の確認を出力する段階と、 (ii)前記コンピュータアクセス可能媒体に前記データストリームを送る段階 を有していることを特徴とするデータストリーム監視および記録方法。 77.(c)前記コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームが記 録されている場合は、(i)前記ファックス装置ヘリング信号を送出する段階と 、 (ii)前記印刷用ファックス装置にメッセージを送出する段階とをさらに有し ていることを特徴とする請求の範囲第76項記載のデータストリーム監視および 記録方法。 78.(c)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録す るといった前記送信装置からのコマンドが前記データストリームに含まれていな い場合は、(i)ユーザースィッチの状態を検出する段階と、(ii)前記ユー ザースィッチがFAXCOPYに設定されている場合は、前記データストリーム を前記ファックス装置へ送る段階と、 (iii)前記ユーザースィッチがDISKCOPYに設定されている場合は、 (A)前記ファックス装置を切断する段階と、(B)信号受信確認を前記送信装 置へ出力する段階と、 (C)前記コンピュータアクセス可能媒体へ前記データストリームを送る段階と 、 (iv)前記ユーザースィッチがBOTHに設定されている場合は、前記データ ストリームの受信を前記ファックス装置に行わせると同時に前記コンピュータア クセス可能媒体上に前記データストリームを記録する段階をさらに有しているこ とを特徴とする請求の範囲第76項記載のデータストリーム監視および記録方法 。 79.(d)前記データストリームが前記コンピュータアクセス可能媒体上に記 録されている場合は、(i)前記ファックス装置ヘリング信号を送出する段階と 、 (ii)前記ファックス装置へメッセージを送出する段階とをさらに有している ことを特徴とする請求の範囲第78項記載のデータストリーム監視および記録方 法。 80.通信回線を介して送信装置からファックス装置へ送信されてきたデータス トリームを監視および記録する方法は、 (a)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録するとい った前記送信装置からのコマンドであるか、前記データストリームを調べる段階 と、(b)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録する といった前記送信装置からのコマンドが前記データストリームに食まれている場 合は、前記コンピュータアクセス可能媒体に前記データストリームを送出する段 階を (c)コンピュータアクセス可能媒体上に前記データストリームを記録するとい った前記送信装置からのコマンドが前記データストリームに含まれていない場合 は、(i)ユーザースィッチの状態を検出する段階と、(ii)前記ユーザース ィッチがFAXCOPYに設定されている場合は、前記データストリームを前記 ファックス装置へ送る段階と、 (iii)前記ユーザースィッチがDISKCOPYに設定されている場合は、 (A)前記ファックス装置を切断する段階と、(B)前記コンピュータアクセス 可能媒体へ前記データストリームを送出する段階 と、 (iv)前記ユーザースィッチがBOTHに設定されている場合は、前記データ ストリームの受信を前記ファックス装置に行わせると同時に前記コンピュータア クセス可能媒体上に前記データストリームを記録する段階とから構成されている ことを特徴とするデータストリーム監視および記録方法。 81.通信回線を介して送信装置から送信されてきたデータストリームを監視お よび送出する方法は、(a)前記電話回線を介して送信されてきたリング信号に 応答する段階と、 (b)前記データストリームを受信する段階と、(c)コンピュータがアクセス 可能な媒体上に前記データストリームを記録するといった前記送信装置からのコ マンド、ファックス装置へ前記データストリームを送出するといった前記送信装 置からのコマンド、あるいは、前記データストリームを記録し、また、前記ファ ックス装置へもデータストリームを送出するといった前記送信装置からのコマン ドのいずれのコマンドであるか、前記データストリームを調べる段階と、 (d)コンピュータアクセス可能媒体上へ前記データストリームを記録するとい った前記送信装置からのコマンドが前記データストリームに含まれている場合は 、前記データストリームを前記コンピュータアクセス可能媒体へ送出する段階と 、 (e)前記ファックス装置へ前記データストリームを送出するといった前記送信 装置からのコマンドが前記データストリームに含まれている場合は、前記ファッ クス装置へ前記データストリームを送出する段階と、(f)前記データストリー ムを記録し、また、前記ファックス装置へも送出するといった前記送信装置から のコマンドが前記データストリームに食まれている場合は、前記データストリー ムの受信を前記ファックス装置に行わせ、同時に、前記コンピューターアクセス 可能媒体上に前記データストリームを記録させる段階とから構成されているこを と特徴とするデータストリーム受信および送出方法。 82.リング信号を生成する段階と、 前記リング信号を前記ファックス装置へ送信する段階が、前記ファックス装置へ 前記データストリームを送出する段階にさらに含まれていることを特徴とする請 求の範囲第81項記載のデータストリーム受信および送出方法。 83.リング信号を生成する段階と、 前記ファックス装置へ前記リング信号を送信する段階と、 呼出トーンを生成する段階と、 前記ファックス装置へ前記呼出装置を送信する段階が、前記ファックス装置へ前 記データストリームを送出する段階にさらに含まれていることを特徴とする請求 の範囲第81項記載のデータストリーム受信および送出方法。 84.前記ファックス装置の通信プロトコルに従事して(engagingin )前記ファックス装置との通信を確立する段階を、前記ファックス装置へ前記デ ータストリームを送出する段階はさらに備えていることを特徴とする請求の範囲 第81項記載のデータストリーム受信および送出方法。
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