JPH07503897A - 2段階静電気フィルタ - Google Patents

2段階静電気フィルタ

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JPH07503897A JP5514745A JP51474593A JPH07503897A JP H07503897 A JPH07503897 A JP H07503897A JP 5514745 A JP5514745 A JP 5514745A JP 51474593 A JP51474593 A JP 51474593A JP H07503897 A JPH07503897 A JP H07503897A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2段階静電気フィルタ 本発明は、2段階静電気フィルタ(静電集塵装置)に関し、より特定的には、請 求項1のプリアンプルにおいて規静電粉塵分離装置とも呼ばれる静電気フィルタ は、産業の生産工場において用いられ、この場合の静電気フィルタは大規模で高 価な装置であり、この静電気フィルタはさらに、空気調節装置、ならびに住宅、 オフィス、他の作業場、学校、病院の設備、自動車、および比較的小型の装置で 空気を浄化できる他の場所において用いるための他の装置等の快適にするために 空気を浄化する装置においても用いられる。
この後者の場合、浄化されるべき空気はほとんどの場合人または物によって占め られている場所にある空気かまたはそのような場所に入る空気であり、用いられ るフィルタはこれまで本質的に、繊維フィルタ布、織物もしくは紙ベースの繊維 フィルタマット、またはエレクトレットフィルタマットが備えられた機械フィル タを含んでいた。
静電気フィルタも、この後者の場合にある程度は用いられてきた。これらの静電 気フィルタは通常2段階静電気フィルタ、すなわち空気流によって運ばれ、かつ その空気流から抽出される固体または液体粒子、エーロゾルが別個のイオン化セ クションにおいて充電され、その一方でこのイオン化セクションの下流に配置さ れるコンデンサ分離装置において実際の分離プロセスが起こる静電気フィルタで あった。ここに記載する説明は特に述べない限り2段階静電気フィルタに関する ものである。
機械的空気浄化フィルタはほとんど使い捨てまたは交換可能なフィルタエレメン トのみを用いる。したがって、フィルタの中で、主として分離された物質を捕ら え、したがって最も汚れたり詰まったりしやすい構成要素である部分が、容易に 交換できるユニットを構成する。これらのエレメントまたはユニットはその意図 された機能を満足のいく態様で果たすことができなくなるまで用いられ、その後 新しいユニットに取替えられ廃棄される。
これまで、静電気フィルタには使い捨てユニットは用いられておらず、典型的に はアルミニウムプレートおよび優れた絶縁材料からなるコンデンサ分離装置が、 きれいにするためにフィルタ装置から容易に取外しできる箱の形状にされていた ぐらいであった。しかしながら、これらの箱をきれいにするのには時間がかかり かつコストも高くなり、非衛生的な粉塵が広がることになり得る。静電気フィル タは、それを運転させるのにもコストが高くつく。
このように運転コストが高いため、静電気フィルタは、静電気フィルタを用いる ことによって機械フィルタを用いるよりも重要な利点が得られる場合にしか用い られなかった。
静電気フィルタかあまり用いられなかった別の理由は、現在の静電気フィルタは 、高電圧を用いており、それに伴って触っても安全な設計等の安全に関する必要 性があり、さらに、たとえば絶縁体に優れた材料を用いているため、複雑でコス トの高い構造を存していることである。さらに別の理由は、分離の効率の低下を 防ぐために強度の大きいコロナ電流を用いる必要があり、その結果コロナ電極に 隣接する化学的に非常に活性なプラズマ層において刺激臭を存する気体(オゾン )がかなりの量発生されるか、または装置の浄化能力がM限されることである。
さらに、従来の静電気フィルタでは、コンデンサ分離装置の電極に集められた粉 塵によってしばしば電極間に火花連絡が生じ、その結果、敏感な環境においてフ ィルタを用いると問題が生じたり、完全に分離機能が失われるおそれがある。
機械フィルタと比較して静電気フィルタによって得られる利点の中には、静電気 フィルタは、浄化されるべき気体の流れにおいて引起こされる圧力の低下が非常 に少ないにもかかわらず気体の流れから非常に小さい粒子を分離することかでき ることがあり、典型的な呼吸可能な粒子の直径は約0.3μmである。機械フィ ルタでは常に圧力の低下が大きい。特に、呼吸可能な粒子を気体の流れから分離 するように構成されるフィルタの場合、実際のフィルタ部分(フィルタエレメン ト)において生じる圧力の低下は非常に大きい。このように圧力の低下が非常に 大きいため、気体をフィルタに通過させるために音が大きく多くの電力を必要と するファンを用いなければならなくなる。
本発明の目的は、上で説明した種類の改良された静電気フィルタを提供すること であり、より特定的には、効率的でほとんどオゾンを発生させず、かつ簡単に安 価で製造できる静電気フィルタを提供することである。したがって、メインテナ ンスが必要なほど動作時に汚れたりまたは他のトに含むことは、経済的に考えて 最もなことである。この点において、この使い捨てユニットは廃棄する際に深刻 な環境問題を引起こさないように設計されることが好ましい。
この目的は、本発明に従って、後述の請求の範囲に記載の特徴を有する静電気フ ィルタで達成される。
本発明の特に重要な局面は、静電気フィルタのイオン化セクションの構造にある 。この構造によって、メインフィルタ部分を経済的な使い捨てユニットに組込む ことができるような程度までフィルタの構造を簡略化できるだけではなく、同等 の性能を有する既知の静電気フィルタが必要とするコロナ電流強度よりもかなり 低いコロナ電流強度で静電気フィルタを動作させることができ、それによってオ ゾンの生成量をそれに対応する程度まで低減することができる。すなわち、オゾ ンの生成量は、コロナ電流の強度に比例する。
空間電荷電界、すなわち、静電気フィルタのイオン化セクションにおいてコロナ 電極とターゲット電極との間にある′LE界において2つの充電メカニズムが見 られるべきであることが既知である。これらの2つの充電メカニズムはそれぞれ 電界充電メカニズムおよび拡散充電メカニズムと呼はれ、これらは臨界粒子範囲 、すなわち0.1ないし1μmの範囲内で活性である。粒子の充電は、イオン− 電流密度に正比例しかつ粒子の電界強度に反比例する時定数で最終状態まで継続 される。
イオン化セクションのイオン化チャンバでは、ワイヤ長の単位当たり所与のコロ ナ電流強度を有するコロナワイヤによって空気イオンが生成され、この空気イオ ンの電荷は、イオン化チャンバの体積の大部分にわたる電気状態に支配的な影響 を及はす。コロナワイヤの周りのわずかな体積を無視すれば、イオン化チャンバ の体積において以下のファクタが適用される。
一電界強度は実際にはコロナワイヤからの距離に依存しない。
−イオンー電流密度は、コロナワイヤからの距離に反比例する。
したがって、粒子充電時定数は、コロナワイヤからの距離に正比例する。
所与の速度でかつコロナワイヤから可能な限り最も遠く離れて、コロナワイヤと 直角をなす正方形の断面を有する企図されたイオン化チャンバを通過する粒子を 考慮すると、粒子充電時定数およびイオン化チャンバにおける粒子残留時間は、 イオン化チャンバの幅、すなゎぢコロナワイヤと直角をなしかつ流れ方向と直角 をなすチャンバの寸法に比例することがわかる。したがって、イオン化チャンバ における粒子残留時間と粒子充電時定数との間の商は一定である。
したがって、所与のコロナ電流強度および所与の空気流速度では、粒子がイオン 化チャンバを通過した後の粒子の充電状態はチャンバの幅に依存しないというこ とになる。
この新規な実現例により、所与のコロナ電流強度および所与の空気流速度では、 空気流によって運ばれるエーロゾル粒子の充電を損なわずに、イオン化チャンバ の幅、およびしたがってチャンバを通過する空気流の体積の割合も増加させるこ とかできるということになる。
イオン化チャンバの幅を増加させるとコロナワイヤの電源電圧も増加させなけれ ばならないが、この電源電圧の必要とされる増加は、イオン化チャンバの幅の増 加に全く比例しない。したがって、電源電圧を適度に増加させることによってイ オン化チャンバの幅をがなり増加させることができ、家庭用または病院の設備用 等の静電気フィルタの場合でも、電I′FL圧をそのような用途には不適切なほ ど高いと考えられる値まで増加させる必要なくチャンバの幅を0゜2mまtこは それ以J、(こもすることができる。
」二連の大きさのイオン化チャンバの幅は、同等の用途のだめの従来の静電気フ ィルタに用いられるイオン化チャンバの幅の10倍のオーダである。したがって 、本発明の特徴であるより大きな幅を有するイオン化チャンバによって、標準の または従来の静電気フィルタと比較してコロナ電流強度を根本的に低減すること ができ、それと同時に、ワイヤ長の単位当たりのコロナ電流強度、すなわち、実 際の粒子充電プロセスにおいて主として決定的に重要なファクタを増加させるこ とができる。
本発明に従って構成される静電気フィルタの場合、手堅の高電圧源の分野におけ る現在の技術で容易に達成できるよりも多く電圧を増加させる必要なく、コロナ 電流強度を10以上のファクタ低減することができる。
コロナワイヤの周りを囲むイオン化チャンバの周辺部は、好ましくは、可能な限 り最も大きいイオン化ゾーンが得られるように可能な限り最大限の程度ターゲッ ト電極表面によって覆われる。この点に関しては、イオンの流れの一部分が空気 流の方向と正反対に向けられるように、ターゲラ1〜TL極表面の一部分を、コ ロナ電極の上流に空気流の通路を横切るように配置することが特に効果的である 。結果として、エーロゾル粒子の速度は空気流に関して遅くなり、そのためイオ ン化ゾーンにおけるエーロゾル粒子の残留時間が延びる。残留時間が長くなれば 、その時間を粒子充電プロセスのために利用できるようになるだけではなく、個 々の充電された粒子がイオン化ゾーン内で固まってより大きな粒子の集合体を形 成する時間があり、それによってコンデンサ分離装置における粒子の分離が促進 されるため、残留時間が長いことは有利である。
もちろん、上述の態様でターゲット電極素子を空気の流路を横切るように配置さ せても、あまり圧力を低下させることなく空気流を通過させることかできなけれ ばならない。
しかしながら、ターゲット電極素子は多数の細いワイヤまたはフィラメント、グ リッド、薄板または細条片、穿孔プレート等からなっていてもよいため、これは 本発明の範囲内で容易に達成できる。コロナ電極と1つのそのようなターゲット 電極素子との間の距離は、好ましくは、コロナ電極と横方向に配置されるターゲ ット電極素子との間の距離にほぼ等しい。
2つ以上のコロナ電極を、たとえば、空気の流路を横切って延びる共通の平面に 、空気の流れ方向から見て並べて配列することも、好ましいわけてはないが本発 明の範囲内でjif能である。この場合、実際には、空気流によって運ばれる粒 子か確実に十分に充電されるように、上述の態様でターゲット電極素子を前記ワ イヤの上流に空気の流路を横切って配置する必要がある。
本発明によって可能となるコロナ電流強度の低減によって、問題となるオゾンの 生成を低減することができるだけではなく、システムか人間に危険を及ぼさなく なるほど伝えられる電流か弱くなるようにコロナ電極に供給する高電圧源を構成 することができる。
この[]的のために、本発明に従って、コロナ電流回路に非常に高い抵抗値の受 動電流制限エレメントを含んでもよい。システムに触れることによって万一短絡 が起こった場合に上述の態様で確実に電流を制限することによって、コロナ電極 、および高電圧が与えられる静電気フィルタの容易にアクセス可能な他の部分に 触れても安全なようにそれを保瑛する必要がなくなる。さらに、イオン化チャン バまたは静電気フィルタにおける他の位置で、可燃性の粉塵または静電気フィル タにおいて取出された他の物質が発火するおそれか実際になくなる。
これによって、イオン化チャンバの壁を厚紙、ボール紙、クラフト紙または他の 安価な材料で作ることができるようになる。コロナ電極の絶縁体は、たとえばポ リウレタン等の単純なプラスチック材料で作ってもよい。壁を形成する部分の表 面は、好ましくは、導電性材料または半導電性材料(静電気防止または放散材料 )でコーティングされるかまたはそれによって形成される。それと同時に、これ らの表面は、ターゲット電極表面と、イオン化チャンバの同じおよび外側の表面 を接地または他の何らかの基準電位に接続するための表面を形成し得る。
イオン化チャンバに関してなされた上述の説明は、コンデンサ分離装置にも当て はまる。
現在の静電気フィルタでは、同じ電圧極性を有するものどされるすべてのコンデ ンサ電極素子は電気的に並列に接続され、1つのグループの電極素子はたとえば 接地電位に並列に接続され、残りのコンデンサ電極素子はたとえば高電圧源の正 極に並列に接続される。
したがって、もし空気流から分離された物質か集まって、2つの隣接する電極素 子間で火花連絡を引起こす堆積物を形成すれば、フィルタの分離部分全体が完全 に効果がなくなる。したがって、火花連絡が起こることを懸念する必要をなくす ために、電圧レベルは、コンデンサ分離装置の期待される最も小さい電気強度に 基づいて、すなわち、コンデンサ分離装置の電気的に最も弱いポイントに基づい て選択される低い値でなければならない。
本発明の好ましい一実施例に従えば、コンデンサ電極素子のグループは、互いに および高電圧源から絶縁される。
少なくともコロナ電極に面する部分の電極素子がイオン化ゾーンに、したがって 、接地電位または基準電位に接続される電極素子を超えて上流方向に延びるため 、そのグループの電極素子の各々に個々に電圧が与えられ、それによって、この 電極素子のグループは互いにまたは高電圧源とがルバー二接続されていないにも かかわらず充電される。
既知の静電気フィルタではいかなる局部的な火花連絡もコンデンサ分離装置全体 を動作不可能にしてしまうため電圧を制限しなければならないが、このように個 々に電圧を与えることによって、電圧を制限しなくても済むようになる。その代 わりに、電圧が与えられる電極素子の各々はその電極素子が受入れることができ る最も高い電圧を有し、したがってコンデンサ分離装置は常に可能な限り最良の 効率を有する。
電極素子が電界集中を生じさせる構成を育するという本発明の好ましい特徴に従 えば、個々に電圧が与えられる電極素子のうちの1つから火花連絡が生じるとい うおそれがなくなる。1つのそのような電極素子と隣接する電極素子との間の電 圧差が大きすぎるようになりやすいときに、この構成から弱い2次的なコロナ放 電が始まる。したがって、この電圧差は、火花連絡が起こるのには不十分な値に 自動的に制限される。
放電および低コロナ電流強度の高抵抗の特性のため、充電された電極素子を触っ ても非常に安全である。人体を通過する電流に対する人間の感度のしきい値は約 100μAてあり、本発明を実行する際に電流強度をこのしきい値を下回る値に 容易に制限できるため、誰が充電された電極素子に触っても全く何も感じないで あろう。したがって、万一コンデンサ分離装置に触れてしまった場合に不快感や 危険を被るおそれがなくなるように、コンデンサ分離装置に接触に対する保護を 設ける必要がなく、もしそれでも他の理由のために接触に対する保護が設けられ ても、それを丈夫な材料で作る必要はない。
電圧を電極素子に個々に与えるという概念を実際に最良の結果を生み出すように 実現するためには、コロナ電極の電圧は、コンデンサ分離装置の個々の電極素子 を充電するのに望ましい電圧よりもはるかに高くなければならない(2ないし3 倍)。しかしながら、幅の広いイオン化チャンバを考慮するとすべての場合にお いてコロナワイヤの電圧が比較的高いことが適切でありかつ必要な電圧を容易に 得ることができそれに伴って危険性が増大することもないため、このような要求 は本発明の静電気フィルタを用いることによって容易に満たすことができる。
上述の説明から明らかであるように、コンデンサ分離装置の電極素子は、たとえ ば厚紙もしくは本質的に十分に導電性の他の何らかのセルロース繊維材料等の安 価な材料、または適切な物質でコーティングもしくは含浸することによって十分 に高い導電性が得られる材料(いわゆる放散または静電気防止材料)で作られて もよい。
上述の種類の材料を用いると、別々の方法を取る必要なく上述の電界集中を生じ させる構成を得ることができる。
そのような材料からなるプレートまたはシートを切断したとき、たとえばより大 きいシートから打ち抜かれたときに通常得られる鋭い縁部は、それ自身でそのよ うな構成を形成する。もちろん、必要であれば、電界集中を生じさせる構成を得 るために、電極素子の適切な位置に尖った舌部等を形成することかできる。
イオン化チャンバ、コロナ電極およびコンデンサ分離装置は、都合よくは1つの 使い捨てユニットを形成するように組合わされてもよい。たとえば病院で用いら れるべき場合、必要であればこのユニットを滅菌パッケージに含むことができる 。
もし使い捨てユニットを空気で運ばれる病原性有機体で汚染されやすい環境で用 いれば、あらゆる状況下において、使い捨てユニットが交換しなければならない ほど空気流から分離された物質で汚染される前に新しいユニットと取替えること が必要であるかまたは適切である。使用済の使い捨てユニットは、病原性有機体 が広がるおそれを少なくするために、フィルタ装置から取外す前に密封すること ができる。
使い捨て材料、すなわちきれいにしたり再び使用できる状態に戻す必要のない材 料はまたコンデンサ分離装置の電極素子の絶縁体にも用いることができるため、 既知の静電気フィルタに比べれるとプレート間の距離を小さくすることかできる 。きれいにしたり再び使用可能な状態にする場合には、そうする必要がない場合 よりもプレート間の距離を大きくしなければならない。既知のように、電極素子 間の距離が小さいほと分離装置はより効果的になる。
電極素子間の距離を小さくすることによって得られる優れた効率は、コンデンサ 分離装置の体積を低減するために利用することができる。このように分離装置の 体積を低減できるということは、静電気フィルタの占める空間が小さいことがフ ィルタの有用性にとって重要であったり決定的であったりする応用において特に 重要な意味を持つ。これは、たとえば自動車の空気浄化システム、電気掃除機の 排気口の空気浄化器等の場合である。そのような場合、静電気フィルタを、より 大きな粒子が静電気フィルタに到達する前にそのより大きな粒子を取出す役割を 果たす機械的な粗いフィルタとともに用いることができ、その結果、静電気フィ ルタは、しばしば健康に最も害を与えかつ現在上述の応用においては機械フィル タによっては取除くことができないより微細な粒子のみにさらされることになる 。
空気を静電気フィルタに通過させるために別個のファンか用いられるとき、幅の 広いイオン化チャンバによって空気流の断面が幅広くなることが可能となるため 、このファンは、比較的低速であるが、圧力の低下を非常に少なく抑えて所望の 空気流を発生させるファンであってもよい。したがって、ファンは、小型で安価 な電気モータ、たとえば単純な設計の永久的に磁化された多極同期モータによっ て駆動されてもよい。モータの自動スタートを可能にするために、モータシャフ トとファン回転子との間に滑りクラッチを装着してもよい。
次に、本発明に従った静電気フィルタの例示的な実施例を添付の図面を参照して より詳細に説明する。
図1は、流れ方向に沿った、静電気フィルタの概略断面図である。
図2は、図1に示される静電気フィルタの容易に交換される使い捨て部分の斜視 図であり、このユニットは、静電気フィルタのイオン化セクションおよびコンデ ンサ分離装置を含む。
図3は、図2の線III−IIIに沿った、使い捨てユニットの断面図である。
図4は、図2の線IV−IVに沿った、使い捨てユニットの断面図である。
図5は、コンデンサ分離装置における電極素子と平行な面に沿った、別の実施例 の断面図である。
図6および図7は、それぞれ図5の線Vl−Vlおよび線Vll−Vllに沿っ た図である。
図1に例示的に示される本発明の静電気フィルタは、矩形の断面を存するチュー ブの形状をしており、かつ空気流入開口部12および空気流出開口部13を備え る外部ケーシング11を含む。ケーシングは、電気モータ14によって駆動され るファン15と、静電気フィルタの高電圧ユニットを含むブロック16によって 表される関連する接続および動作手段とを収容する。電気モータ14は、好まし くは永久的に磁化された多極同期モータであり、その回転子は滑りクラッチを介 してファン回転子に駆動的に接続される。
ケーシング11はまた、一般に参照番号20によって示されかつ濃い輪郭線で強 調された上述の使い捨てユニットを収容する。この使い捨てユニットはケーシン グの空気流入端部を介してケーシングに挿入したりケーシングから取出したりで き、または、ケーシングの側壁のうちの1つを介してケーシングに配置したりケ ーシングから引出したりできる。使い捨てユニット20は、適切な保持装置(図 示せず)を用いてケーシングの適切な位置に保持される。
使い捨てユニット20を除く静電気フィルタのすべての上述の部分は既知の技術 に従って構成されてもよく、したがって、そのような部分に関してはここでは詳 細に説明しない。既に述へた部分の他に、静電気フィルタは、たとえばプレフィ ルタ、空気案内エレメント等の他の構成要素も含んでいてもよい。しかしながら 、そのような構成要素は従来の種類のものであってもよく、本発明のいかなる部 分をも構成せず、したがって図面から省略している。
使い捨てユニット20は本質的に箱状であり、その1つの側面、すなわちファン 15に隣接しケーシングの空気流出開口部13に面する側面が開いている。この 箱の対向する側面、すなわちケーシング11の空気流入開口部12に而する側面 には、ケーシングの高さおよび幅全体にわたって延在し、かつ本質的にその表面 積全体にわたって比較的大きく互いの間隔か狭い孔22で穿孔される前壁21が 装着される。したがって、ファン15によって発生される、図1の矢印23で示 される空気流は、いかなる大きな抵抗にも遭遇せずに、使い捨てユニット側壁2 4.25.26および27によって規定される空気流通路28に入ることができ る。
ユニットの空気流入端または上流端に隣接して配置される空気流通路28のセク ションは、イオン化チャンバ29を形成する。このチャンバは、上流方向、すな わち前方向においては前壁21の内面によって境界が定められ、かつ下流方向ま たは後ろの方向においては一般に参照番号30で示されるコンデンサ分離装置に よってその境界が定められる。イオン化チャンバ29は、側壁26および27の 前方セクション2.6Aおよび27Aの内側に配置されるl対の壁部材によって その横方向の境界が定められ、この1対の壁部材については以下により詳細に説 明する。
静電気フィルタを図示するように配向する場合、上述の壁は垂直方向に延在して おり、静電気フィルタが図示したものと違うように配置されるときたとえばこれ らの側壁が水平方向に延在し得ることが理解されるであろうが、以下においては 、簡略化のためにそのような場合においてもこれらの壁を垂直方向であると考え る。したがって、静電気フィルタの他の部分、たとえば静電気フィルタの図示し た配置において垂直方向に延在する上述の壁部材もまた垂直であるとして言及し 、たとえば壁24および25等の水平方向に延在するものとして示される部分は 水平方向に延在する部分として言及する。
細い金属ワイヤの形状のコロナ電極31は、垂直方向の!226と27との間、 および前壁21とコンデンサ分離装置30との間で、イオン化チャンバ29を垂 直方向に延びる。コロナ電極ワイヤは、水平方向の壁24および25上の絶縁体 31Aの間に延び、使い捨てユニット20がケーシングtiの適切な位置に置か れると詳細には図示しない態様でブロック!6の高電圧ユニットに接続される。
静電気フィルタが動作しているとき、高電圧ユニットは、接地または他の何らか の基準電位との間において、コロナ放電を生じさせるのに十分な電圧、好ましく は少なくとも+10kVの電圧でコロナ電極31を保持する。
コンデンサ分離装置30は、本質的に、矩形の薄板またはプレートの形状をした 電極素子の2つのアレイからなる。
1つのt極素子アレイは参照番号32で示され、接地または基準電位に接続され る第1の電極を形成する。電極素子の第2のアレイは参照番号33で示され、第 2の電極を形成する。以下により詳細に説明するように、動作の間、この電極は 、電極素子32の電位に対してコロナ電極の電位よりもかなり低い電位、たとえ ばコロナ電極の電位の3分の1ないし2分の1の電位で維持される。
電極素子32および33は垂直方向の壁26と27との間の空間全体にわたって 延在し、電極素子32と33とが交互にかつ互いに垂直方向に間隔を開けて積重 ねられるように、水平方向の位置に交互に配列される。したがって、電極素子は 、幅か広く高さの低い複数の平行な副通路28Aを形成し、この副通路28Aは 全体として、コンデンサ分離装置30によって占められる、流路28のセクショ ンを使い捨てユニット20において形成する。
図1かられかるように、電極素子33の上流端が電極素子32の上流端または前 縁部よりもコロナ電極31にわずかに、たとえば5ないし10mm近くなるよう に、分離装置の電極の第2の電極素子33は、分離装置の電極の第1の電極素子 32に関して空気流通路28の上流方向にわずかにずらされている。同じことが 、これらの電極素子の下流端または後縁部に関して当てはまる。
図1かられかるように、すべての電極素子33はコロナを極31から等距離であ る。
使い捨てユニット20の垂直方向の壁26および27は、絶縁材料、好ましくは 発泡プラスチック(たとえば登録商標スタイロボール(Styropor) ) からなる内部プレート26Bおよび27Bをそれぞれ含む。各々の内部プレート の内側には、電極素子32.33の各々ために、長手方向に延びる浅い溝34お よび35がそれぞれ設けられ、これはプレートの下流縁部に向かって通じており かつ電極素子の上流縁部が配置されるべき位置まで上流方向に延びる。電極素子 は、溝34.35に配置されるそれらの側縁部でしっかりと保持される。電極素 子は上流−下流方向においては摩擦によってのみ固定されるが、それでも、これ らの電極素子は使用時にそれらを変位させるような力にさらされないため、十分 に満足がいくように固定される。
内部プレー1−26 Bおよび27Bは、使い捨てユニットに対する優れた安定 性を損なわないように、および電極素子32および33を適切な位置に保持する ように機能し、したがって電極素子33を互いに、側壁26および27から絶縁 するように、さらに電極素子32から絶縁するようにも機能する。代替実施例( 図示せず)では、内部プレートは、電極素子33のための別個のホルダと置き換 えられる。これらの別個のホルダは小さいブロックの形状であり、側壁26.2 7の内側に装着され、電極素子を容易に配置しかつ所与の位置に固定できる窪み が設けられる。この代替実施例の電極素子32は、側壁に直接置かれる。
上述の説明から明らかであるように、電極素子33自体の間に、または静電気フ ィルタの他の部分との間に導電性またはガルバーニ接続かない。この構成の目的 は、以下の説明から明らかになるであろう。
4E性表面を含みかつ電極素子33よりも下流方向に突き出ている第1の分離装 置電極の電極素子32の縁部は、たとえば静電気防止材料等の適切なゴムまたは プラスチック材料からなる導電性の細条片を介して互いに導電性の接続を有する 。図1において36で示されるこの細条片は、使い捨てユニソ1−20かケーシ ングl】に挿入されると、接地または基準電位端子(図示せず)と電気的に接続 される決悪で配置される。
使い捨てユニット20の図示しかつ説明した実施例では、電極素子32および3 3は好ましくは厚紙、たとえば段ボール紙からなり、その一方または両方の側面 を導電層、たとえば厚紙にスプレーされるかまたは他の何らかの方法でそこに塗 布される導電性塗料の層でコーティングされてもよい。そのようなコーティング は必ずしも必要なものではなく、ある特定のタイプの厚紙およびそれと同様の材 料は、導電性を増加させるためにいかなる特別な処置を行なわなくても優れた機 能を果たす。
電極素子32.33またはそのそれぞれの表面の導電性は絶対に必要なわけでは ない。必要なのは、電極素子を所望の電位に非常に簡単に充電できることだけで ある。したがって、半導電性の電極素子または電極素子上の半導電性の表面層も 、この状況においては導電性であるとみなすことができる。電極素子またはその それぞれの表面コーティングは、都合よくは、表面抵抗値が10”ないし10’ ″Ωである材料を意味する静電気防止またはいわゆる放散材料を含んでもよい。
以下の説明から明らかになる理由のために、本発明の1つの特徴に従えば、電極 素子が電界集中を生じさせる構成を含むことが適切である。電極素子が厚紙でで きているとき、別個の技術的な方法を取る必要なく、すなわち電極を切離した結 果これらの構成を得ることができる。電極素子を切離すときに形成される鋭い縁 部は、電界集中を生じさせる構成としての機能を果たすことができる。もちろん 、電極素子プレートから切取ったりまたは打ち抜いたりして尖った形状のもの等 を得ることによってそのような構成を作り出すことも可能である。
使い捨てユニット2oのイオン化セクションは、イオン化チャンバ29、コロナ 電極31.およびコロナ電極のためのターゲット電極として機能する電極手段を 含む。イオン化セクションはまた、使い捨てユニットの空気透過性前壁21によ って形成される第2のターゲット電極素子も含む(第1のターゲット電極素子は 、コロナ電極に最も近い位置にある部分の電極素子33によって形成される)。
この目的のために、前壁には、少なくともその内面に、上述の意味で導電性の表 面層が設けられる。前壁21は別個の壁エレメントであってもよく、または使い 捨てユニット20の水平方向の壁24.25と一体の部分を形成してもよく、こ れらの水平方向の壁と同様に、都合よくは、電極素子32および33と同じ材料 で作られてもよい。使い捨てユニット20の側壁の残りの部分もまた、同様の材 料で作られてもよい。
図2から明らかであるように、上から見ると、イオン化チャンバ29を収容する 使い捨てユニット2oの前方部分は、二等辺の台形の形状であり、その平行な辺 のうちの短い方が前方向に面しておりかつ前記前壁によって形成され、コンデン サ分離装置3oを収容しかつその台形の平行な辺の長い方と繋がっている後方部 分は平行六面体の形状であり、その高さは前方部分と同じである。
使い捨てユニット20の前方部分は台形の形状であるため、前記前方部分の垂直 方向の側壁セクション26Aおよび27Aと使い捨てユニットの水平方向の側壁 24.25の前方の部分とによって規定される使い捨てユニット2゜の前方部分 の空間は、前壁21から、イオン化チャンバ29がコンデンサ分離装置30に結 合する位置まで広がる。
しかしながら、空気流通路28の横方向の境界は、イオン化チャンバ29の前方 部分で、1対の平行な垂直方向に延びる壁部材37によって定められ、その壁部 材37の各々は前壁21の垂直方向の辺の縁部のそれぞれからコロナ電極31と ほぼ並ぶ位置またはコロナ電極を下流方向にわずかに超えた位置まで後方に延び る。したがって、空気流通路の断面積は壁部材37の後縁部の位置まで一般に一 定であるが、空気流は、コンデンサ分離装置30の位置までに、より大きな断面 積の流路の残りの部分にわたって広がることができ、このコンデンサ分離装置3 0では流れの断面積は再び一定になり壁部材37間よりもかなり大きくなる。
空気流の広がりを促進するように、コンデンサ分離装置に最も近くにある部分の 壁部材37には好都合に孔が開けられている(図示せず)。
壁部材37は適切には使い捨てユニットの他の壁と同じ材料からなり、コロナ電 極31のためのターゲット電極としての機能を果たし、したがって、このコロナ 電極は、イオン化チャンバ29の高さ全体にわたって延在し、かつ前、後ろおよ び両側に配置されるターゲット電極表面を有する。
壁部材37によって形成されるターゲット電極表面は、コロナKfi31からほ ぼ等距離に配置されるが、この距離はコロナ電極31と電極素子33の前縁部と の距離よりもわずかに大きい。
好ましくは、コロナ電極31、関連する絶縁体および電極素子33を除く使い捨 てユニット20のすべての部分は、互いにおよび細条片36と電気的に接続され かつ導電性材料からなるかまたはそれによってコーティングされるため、接地電 位または基t$電位である。
静電気フィルタが動作しているとき、ファン15によって発生される空気流は前 壁にある孔22を介して使い捨てユニット20のイオン化チャンバ29に入る。
空気流によって運ばれる粒子は、イオン化チャンバにおいて、コロナ電極31と 、コロナ電極のためのターゲット電極としての機能を果たすに極素子、すなわち 前壁21、壁部材37およびコロナ電極に最も近い位置にある部分の電極素子3 3との間を流れるイオン流にさらされる。
ターゲット電極素子かコロナ電極31の上流、下流および側面に配置され、かつ 既知の静電気フィルタと比較すると比較的長い距離コロナ電極から離して配置さ れるこの構成の結果、空気流によって運ばれる粒子は、イオン化チャンバの本質 的に全体を満たすイオン流における残留時間が長いであろう。これによって、分 離の効率にとって育利な2つの効果が得られる。
まず第1に、空気によって運ばれる粒子はそれらがコンデンサ分離装置30に移 動する間に最大まで充電され、第2に、粒子にはそれらがコンデンサ分離装置ま で通過する間に塊りになる時間があることである。これらの状況によって、コン デンサ分離装置30における分離はより効果的となる。
充電された粒子がコンデンサ分離装置30の電極素子32と33との間の通路2 8Aに到達すると、粒子は、周知の態様で、すなオつち通路を横切って延びる電 界の影響下でX極素子32の方に動かされ、電極素子の上に集まる。電極素子3 3は電極素子32の電位(接地電位または基準電位)よりも高い電位にあるため 、電界が存在する。この電位まで電極素子33が充電されるのは、コロナ電極3 1から、イオン化チャンバ29に突き出る電極素子33の前縁部まて通過するイ オン流を介して電荷がこれらの電極素子33に移動するためである。
電極素子33の電位は、コロナ電極31から、電極素子33の前縁部のコロナ電 極から最も近い位置までの距離の大きさに依存する。この距離は、好ましくは、 接地または基準電位に関する電位が、接地または基準電位に関するコロナ電極3 1の電位の3分の1ないし2分の1であるように選択される。
電極素子33は互いに絶縁されているため、これらの素子は互いに独立して充電 される。したがって、万一1つの電極素子33とそれに隣接する電極素子32と の間で火花連絡が起こり(そのような火花連絡は電極素子33に粉塵が集まった 結果生じ得る)、それによって電極素子が放電しても、残りの電極素子33は影 響を受けないであろう。
したがって、隣接する電極素子32に電荷が漏れると電極素子33の電位はわず かに低いレベルにシフトするため、万一火花連絡が起こっても、その動作が損な われるのは火花連絡が起こった電極素子33だけである。
電極素子33を個々に充電しかつそれらの導電性が比較的低いため「短絡」が起 こっても重大な問題とはならないため、隣接する電極素子32と33との間の距 離、すなわち通路28Aの幅は、もし電極素子33のすべてがガルバーニ電気で 相互接続されていれば異なる方法で達成できるであろう距離よりも小さくするこ とができる。距離を短くすると、粒子がその上に集まる電極素子32に到達する ために横方向に、すなわち電極素子を横切るように移動するのに必要な平均距離 がより短くなるため、距離を短くすることは有利である。そのように横方向に移 動する距離が短くなると、電極素子32と33との間の通路28Aの長さを流れ 方向において短くすることができ、または代替的には、通路の長さを変えずに粉 塵分離プロセスをより完全に行なうことができるようになる。
コンデンサ分離装置30の電極素子32.33、およびイオン化チャンバ29か らの空気流がその通路において接触する他のいかなる部分も、都合よくは、容易 に酸化される材料から作られるかまたはそのような材料でコーティングされても よい。これによって、コロナ電極31の付近において発生されることが避けられ ないオゾンをそれが使い捨てユニット20を出て行く前に容易になくすことがで きる。
本発明の静電気フィルタにおけるオゾン生成量は既知の静電気フィルタにおける 生成量に比べると少ないことに注目されたい。この理由は、一部にはイオン化セ クションが粒子が効果的に充電されるような構成であり、かつ一部にはコンデン サ分離装置の電極素子間の通路を狭くすることができるため、本発明に従った静 電気フィルタは100μAを下回る弱いコロナ電流で動作させることができるか らである。
高電圧ユニットに高電圧部分を触れても安全なようにできるほど低い電流を生成 させることができるため、この弱いコロナ電流は、使い捨てユニットの簡略化に とって有利な別の効果を有する。したがって、安全性のために使い捨てユニット に電気的に活性な部分への接触に対する保護材を設ける必要はなく、もしそのよ うな接触に対する保護林が設けられても、それを非常に丈夫な材料で作る必要は ない。抵抗器が高い抵抗値(メグオームの範囲)を有する状態で、コロナ電極を 流れる短絡電流を、安全性を考えて受入れ可能な値、たとえば750μ八に容易 に制限することができる。
図1ないし図4に示される実施例は、コンデンサ分離装置30における電極素子 32および33のすべての対に対して1つのワイヤ状のコロナ電極31を含み、 この前記コロナ電極は電極素子を含む平面に関して垂直方向に延びる。
電極素子間に延在する通路28Aの高さ、すなわちコロナ電極の長手方向の寸法 は非常に小さくてもよいので、電極素子の積み重なりは、コロナ電極の所与の長 さの間に多数の通路を含むことができる。
非常に小さいコロナ電流での本発明の静電気フィルタの高い分離効率に狭い通路 28Aとともに寄与する1つの状況は、イオン化セクションの構成、より特定的 には、コロナ電極がイオン化チャンバの周辺の大部分にわたってコロナ電極から 比較的長い距離能れたターゲラ)!極表面を有するように、コロナ電極の上流お よび下流、ならびに好ましくはイオン化チャンバの側面にもターゲット電極を設 けたことである。この距離は好ましくは分離装置の隣接する電極素子32と33 との間の距離の少なくとも数倍であり、好ましくは、隣接する電極素子間の距離 の3倍以上でありかつその5倍または6倍以下であり、適切には、約4cm以上 である。
図5ないし図7に示される構成要素のうちで図1ないし図4に示される構成要素 に対応する機能を果たすものは、図1ないし図4の参照番号の直前に1を付けた ものによって示される。
図5ないし図7に示される実施例は、主に2つの点において図1ないし図4に示 される実施例と異なる。
まず第1に、接地または基準電位に接続される電極素’I−1、32よりも大き い電位を有するべきである電極素子133を充電するために別個のイオン化チャ ンバ140が設けられることである。図6に示すように、浄化されるべき空気の ための流路から分離されるこのイオン化チャンバ140は、静電気フィルタの2 つの本質的に同様のセクション+10Aおよびll0Bに共通のものであっても よい。
第2に、ワイヤ状のコロナ電極13]が、電極素子132および133のある平 面に関して一般に平行な平面に配列されることである。しかしながら−4上述の 実施例と同様に、コロナ電極は、隣接する電極素子132および133のすべて の対、すなわち電極素子間のすべての通路128Aに共通である。
浄化されるべき空気はイオン化チャンバ140を通過するようにされていないた め、このイオン化チャンバは気密にまたは本質的に気密に作られてもよい。イオ ン化チャンバ140は、すべての電極素子133に共通であるワイヤ状のコロナ 電極141を収容する。このコロナ電極は、コロナ電極131と同じ電位になる ように高電圧ユニットに接続されてもよいが、代替的にはより高い電位であって もよい。より高い電位によって生じるオゾンの生成量の増加は望ましくないが、 オゾンは、静電気フィルタを通過する空気に付随しないため、このことはイオン 化チャンバ140に関しては特に問題とはならない。
コロナ電極141のためのターゲット電極として、フィルタセクションll0A およびll0Bの各々において各々の電極素子のために導電性コンタクト部材1 42が設けられ、このコンタクト部材142は、使い捨てユニット120の側壁 126Bに隣接する外側に装着され、かつ側壁126Bを介して関連する電極素 子133と導電的に接触している。
この場合コンデンサ分離装置130の電極素子133は粒子を充電する役割を果 たすコロナ電極131からではなく別のコロナ電極141から充電されるため、 電極素子133は上述の実施例のようにコロナ電極131の方に向かって前方向 に変位されておらず、その代わりに接地または基準電位に接続される電極素子1 32に関して下流方向に引っ込められている。
これにより、電極素子133は、電極素子132によってコロナ電極131から 発散するイオン流から遮断され、この電極素子132の前縁部は、適切には、穿 孔された前壁121とコロナ電極131との距離とほぼ同じ距離だけコロナ電極 131から離れたところにある。電極素子132および前壁121は、コロナ電 極131のためのターゲット電極素子としての機能を果たす。このことはまた、 イオン化チャンバ129を上方向および下方向に制限する水平方向に延在する壁 部材137にも当てはまる。
図5ないし図7に示される実施例は、コンデンサ分離装置において比較的少ない 数の電極素子対または電極素子通路を含む静電気フィルタに最も適切である。
図5ないし図7の静電気フィルタの変形例(図示せず)では、別個のイオン化チ ャンバ140は浄化されるべき空気の流路の一部分を形成し、かつ通路の下流端 でコンデンサ分離装置130に隣接して配置される。
上述の説明から明らかであるように、本発明によって、イオン化セクションとコ ンデンサ分離装置とを含む使い捨てユニットを、使用後に深刻な環境問題を引起 こすことなく廃棄できる単純で安価で容易に組立てられる数個の構成要素から構 成できる。伝染しないようにしなければならない環境で用いるように意図される 静電気フィルタに使い捨てユニットを使う場合、滅菌パッケージを開いて使い捨 てユニットを静電気フィルタのケーシングに挿入する際に使い捨てユニットには 病理性有機体がないように、使い捨てユニットを容易に滅菌または消毒して滅菌 パッケージに入れることができる。
しかしながら、本発明で達成される静電気フィルタの簡略化は、使い捨てユニッ トに限定されない。本発明に従って構成される使い捨てユニットでコロナ電流を 低減することによって、高電圧ユニットを簡略化しかつより安価に生産すること もできる。
図示した実施例ではコロナ電極31,131はそれぞれ使い捨てユニット20, 120に組込まれているが、コロナ電極を使い捨てユニットから取除きたとえば そのコロナ電極をフィルタのケーシング11に取付けることによってコロナ電極 を永久的に用いられるように構成することも本発明の範囲内で可能である。
本発明の静電気フィルタおよびその使い捨てユニットは、寸法を小さくしなけれ ばならずかつ時間単位当たりのフィルタを通過する気体の体積が比較的少ない場 合、および非常に大きい体積の気体または空気を浄化しなければならず寸法がそ れに対応して大きくなければならない場合に、気体または空気の浄化の目的のた めに幅広い種々の分野において用いることができる。前者の場合、電気掃除機の 排気の浄化と、自動車、室内換気システムの空気供給ターミナル装置7(sup ply air terminal device)、およびそのようなシステ ムとともに用いられるより小型の空気調節装置における空気の浄化とがある。
より多くの体積の空気を浄化しなければならない場合の例には、大型の換気シス テム、工場および作業場、インドアスポーツ競技場、展示ホール等のための中央 空気処理または調節ユニットがある。
使い捨てユニットを単純でかつ安価な構成にすることによって、特に汚染された 場所、たとえば交通量の多い限られた場所または非常に汚染された空気にさらさ れる他の場所で戸外の空気を相応のコストで浄化することができる。
本発明の上述の例示的な実施例では、静電気フィルタ自身に、空気をフィルタに 通過させる役割を果たすファンが設けられる。しかしながら、多くの例において 、空気をフィルタに通過させるために必要なフィルタにおける圧力差が機械フィ ルタと比較すると非常に小さく、この圧力差が実際のフィルタ自体において発生 されずに、またはフィルタと直接関係なく、得ることができるため、空気を静電 気フィルタに通過させるための別個の装置を用いないことも可能である。そのよ うな場合の例には、換気システムの空気供給ターミナル装置または電気掃除機等 のための静電気フィルタがある。
本発明の静電気フィルタが意図された機能を果たすようにするためには、イオン 化セクションとコンデンサ分離装置とからなるユニットにおいて、空気をフィル タに通過させるのに十分な程度圧力を低下させることだけが必要である。
抵抗力の高い粉塵を空気流から分離するために静電気フィルタを用いる場合、イ オン化チャンバの表面は、充電されかつそれによってイオン化チャンバのコロナ 電流を低減する絶縁粉塵層で覆われてしまうかもしれない。イオン化チャンバに 、可動のたとえばウェブ状のまたは帯状の壁、およびスクレーパまたはイオン流 の外側にある移動壁の部分から粉塵層を取除く他の手段を取付けることによって 、この不所望な現象をなくすことができる。代替的には、イオン化チャンバの内 側で動作する交換可能なスクレーバを用いて、フィルタが動作している間に、動 かない壁を有するイオン化チャンバの粉塵の積もった表面をきれいにすることが できる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2段階静電気フィルタであって、流路の上流部分に配置されかつ高電圧源の 1つの極に接続される少なくとも1つの細長い好ましくはワイヤ状のコロナ電極 が装着されるイオン化チャンバと、前記コロナ電極から間隔が開けられかつ前記 高電圧源の別の極に接続されるターゲット電極とを含むイオン化セクションと、 前記流路の下流部分に配置され、かつ間隔を開けて並べて配列される第1および 第2のグループの電極素子を含むコンデンサ分離装置とを備え、前記第1のグル ープの電極素子は前記第2のグループの電極素子と交互に配置され、かつ前記第 2のグループの電極素子とは異なる電位にあるようにされ、前記2段階静電気フ ィルタは、イオン化チャンバ(29、129)が前記コロナ電極(31、131 )の上流および下流に配置されるターゲット電極表面(37、137;21、1 21;132、133)を収容し、前記コロナ電極(31、131)と前記ター ゲット電極表面との距離は、前記流路(28、128)の上流一下流方向と前記 コロナ電極の長手方向とに関して垂直方向に測定すると、隣接する電極素子(3 2、33;132、133)間の距離の少なくとも4倍であることを特徴とする 、2段階静電気フィルタ。
  2. 2.前記ターゲット電極表面の一部分が、前記コロナ電極(31、131)の対 向する側に配置され、かつ前記流路(28、128)の上流部分の対向する側壁 を形成するターゲット電極素子(37、137)によって形成されることを特徴 とする、請求項1に記載の静電気フィルタ。
  3. 3.前記ターゲット電極表面の一部分が、前記コロナ電極(31、131)の上 流に前記流路(28、128)を横切るように配置されかつ空気通過開口部(2 2、122)を有するターゲット電極素子(21、12)によって形成されるこ とを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の静電気フィルタ。
  4. 4.前記ターゲット電極表面の一部分が、前記コロナ電極(31、131)の下 流に前記流路を横切るように配列されるターゲット電極素子(33、132)に よって形成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載 の静電気フィルタ。
  5. 5.前記コロナ電極の下流に前記流路(28、128)を横切るように延在する 前記ターゲット電極素子の少なくとも一部分が、コンデンサ分離装置(30、1 30)の電極素子(33、132)によって形成されることを特徴とする、請求 項4に記載の静電気フィルタ。
  6. 6.前記第1のグループの電極素子(32)が基準電位、好ましくは接地電位に 接続され、前記第2のグループの電極素子(33)が互いにおよび前記第1のグ ループの電極素子から絶縁されかつ前記第1の電極素子よりも前記コロナ電極( 31)から近い位置にあり、前記第2のグループの電極素子が、前記基準電位と 前記コロナ電極の電位との間にある前記第1のグループの電極素子に関する電位 、好ましくは前記電位の約半分以下の電位に充電されるほど前記コロナ電極の近 くに延在することを特徴とする、請求項5に記載の静電気フィルタ。
  7. 7.前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記電極素子(32、33;1 32、133)が、木質的に、非金属材料、好ましくは厚紙、クラフト紙等のセ ルロース繊維材料からなることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれ かに記載の静電気フィルタ。
  8. 8.前記電極素子(32、33;132、133)が、静電気防止(放散)また は導電性または半導電性材料でコーティングされることを特徴とする、請求項7 に記載の静電気フィルタ。
  9. 9.前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記電極素子(32、33;1 32、133)が、使い捨てユニットの形状の静電気フィルタの一部分(20、 120)を構成するかまたはそれに含まれることを特徴とする、請求項7または 請求項8に記載の静電気フィルタ。
  10. 10.前記使い捨てユニットが、前記流路を形成しかつ本質的に非金属材料、好 ましくは厚紙またはクラフト紙等のセルロース繊維材料からなるハウジング(2 0、120)を含むことを特徴とする、請求項9に記載の静電気フィルタ。
  11. 11.前記ハウジング(20、120)の外側および内側の少なくとも一部分が 静電気防止(放散)または半導電性材料からなるかまたはそれによってコーティ ングされ、前記ターゲット電極表面の少なくとも一部分が前記ハウジングの内側 の部分(37、137;21、121)によって形成され、前記ターゲット電極 表面および前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記第1のグループの電 極素子(32、132)を形成する部分がこの材料と媒体として電気的に相互接 続されることを特徴とする、請求項10に記載の静電気フィルタ。
  12. 12.前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記第1のグループの電極素 子(32、132)の対向する縁部が前記ハウジング(20、120)の内面に 直接当接しかつ前記内面を介して電気的に相互接続され、前記コンデンサ分離装 置の前記第2のグループの電極素子(33、133)が、介在する絶縁体によっ て隣接する電極素子(32、132)から間隔を開けて保持されることを特徴と する、請求項10または請求項11に記載の静電気フィルタ。
  13. 13.前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記第2のグループの電極素 子(33、133)は、電界強度集中を生じさせる構成を有することを特徴とす る、請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の静電気フィルタ。
  14. 14.第2のイオン化チャンバ(140)が、第2の好ましくはワイヤ状のコロ ナ電極(141)と、前記第2のコロナ電極から間隔が開けられかつ前記コンデ ンサ分離装置(130)の前記第2のグループの電極素子(133)と電気的に 接続されるターゲット電極(142)とを含み、前記第2のグループの電極素子 は好ましくは互いに絶縁され、かつ前記第1のグループの電極素子(132)よ りも前記第1のイオン化チャンバ(129)の前記コロナ電極(131)から遠 い位置に配置されることを特徴とする、請求項1ないし請求項13のいずれかに 記載の静電気フィルタ。
  15. 15.前記コンデンサ分離装置(30、130)の前記電極素子(32、33; 132、133)が、本質的に平面でありかつプレート状であり、かつ積み重ね られて配列され、前記コロナ電極(31)または前記コロナ電極(31、131 )は好ましくは前記電極素子の平面に関して一般に直角をなして延在することを 特徴とする、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の静電気フィルタ。
  16. 16.前記高電圧源が、前記コロナ電極に接続される電流回路において非常に高 オームの電流制限抵抗器を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項15の いずれかに記載の静電気フィルタ。
  17. 17.永久的に磁化された多極同期モータによって駆動されるファン回転子(1 5)によって空気がフィルタを通過するようにされ、前記モータが自動的に始動 できるようにするために前記ファン回転子と前記モータとの間に滑りクラッチが 設けられることを特徴とする、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の静 電気フィルタ。
  18. 18.前記第2のイオン化チャンバは前記流路の下流端にまたは下流端において 配置されることを特徴とする、請求項14に記載の静電気フィルタ。
  19. 19.前記電極素子(32、33;132、133)が、高抵抗性または半導電 性材料からなることを特徴とする、請求項1ないし請求項18のいずれかに記載 の静電気フィルタ。
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