JPH07502708A - 車輌用エアバッグのカバープレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 車輌用エアハングのカバープレート 本兄明は、車輌用のエアハング衝突保護システム（装置）のハウジング用のカバ ープレートおよびこのようなプレートを組みこんだシステムおよび車輌に関する ものである。

車輌用のエアバッグ衝突保護システムは知られている。このようなシステムの例 が米国特許第４７７０４３９号並ひに英国特許出願第２２３９２２０号および第 ２２３９２２１号の明細書に記載されている。後者の出願明細書に記載されたシ ステムにおいては、エアバッグは空洞部内に収縮状態で収容される。この空洞部 は側壁部とキャノピ−（天蓋）とを備えたカバーにより閉ざされる。このカバー は合成樹脂製の複数個の部分からなる補強ネットワーク部材と、樹脂製の変形部 材とを備えている。このカバーは引裂き線を有しており、エアバッグが作動した ときに、カバーが引裂き線に沿って二つの半部分に裂ける。これらの二つの部分 はエアバッグの膨張を妨害しないようにエアバッグの通路外で変形する。樹脂変 形部＋Ａの目的は、カバーの二つの半部分が膨張後にエアバッグを妨害しないよ うにこれらの半部分を変形した状態に維持することにある。この構造は複雑であ りかつ高価な構造である。

本発明の一つの側面によれば、膨張するエアバッグの作用により変形可能であり かつエアバッグの作動を妨害しないように変形姿勢に維持可能な材料で製造され た車輌用のエアバッグ衝突保護システムのハウジング用のカバープレートが提供 される。

本発明の池の一側面によれば、膨張するエアバッグの作用により変形可能であり かつエアバッグの作動を妨害しないように変形姿勢に維持可能な車輌用のエアバ ッグ衝突保護システムのハウジング用のカバーにおいて、変形可能な基板と、そ の上に重ね合わされる変形可能な装飾層とを備えているカバーが提供される。

本発明の好ましい一実施例においては、カバーが金属からプレスされるか、また は合成樹脂材料から成形される。この金属はアルミニウムであってもよい。好適 なアルミニウムは７０／Ｎｍｍ２ないしＩ　Ｏ５／Ｎｍｍ２の範囲内の引張り強 さと２５％の最小伸び率とを有するＢＳ（英国標準規格）＋４７０の１２００グ レート０である。このカバーはエアバッグの展開時に外方に枢動可能にするため に一端縁において保持することができる。このカバーを補剛するために端縁フラ ンジを設けることができる。このカバーには、保持ブラケットを任意の好適な手 段、例えは、溶接により取り付けることができる。保持ブラヶッ！・自体はエア バッグの展開時にカバーと共に変形するように変形可能な材料で製造することか て本発明をさらに明瞭に理解できるように、本発明の一実施例を添付図面につい て板上に説明する。

第１ａ図は車輌占有者用のエアハング衝突保護システムの図解用横断面部分図を 示し、 第１ｂ図は膨張したエアバッグを示した第１ａ図のシステムの図解図であり、第 ２図は第１ａ図および第１ｂ図のシステムの一部分を構成するカバープレートの 斜視図であり、 第３図はエアノリグの作動前のカバープレートを示したカバープレートのさらに 詳細な断面図である。

図面の第１ａ図、第１ｂ図を参照すると、車輌のための代表的な計器パネル部分 を概略的かつ図解的に示しである。パネル部分の前側計器盤を全般的に符号８て 示し、そして風防７の基部の下方の頂部を符号９て示しである。慣用の構造を有 する符号１０て示したエアバッグモジュールはＪ１器パネル部分の内部の空洞部 内に収容されている。この空洞部の前部はプレートまたはフラップの形態のカバ ー１２により閉ざされている。このカバーは乗客区画の占有者に明瞭に見えるの で、自動車の場合には、このカバーは通常良好な外観を有している。このカバー は例えば化粧板とすることができる。

カバーＩ２は変形可能な材料で製造されている。この材料は金属、例えば、アル ミニウム、または合成樹脂材料であってもよい。この材料の変形特性はカハー１ ２かバッグＩＯへの膨張または膨張したバッグを妨害しないようにカバー１２が 第１ｂ図に示した変形した形状および位置を採択しかつ維持することができるよ うになっている。カバーか前述した化粧板のような装飾用の外観を有している場 合には、装飾の変形性はカバーの基礎材料の変形性と調和しなければならない。

例えば、化粧板は基礎カバーに固着する十分な剛性を有し、しかもエアバッグが 展開された場合にカバーと密着した状態に保たれるために十分な可撓性を有して いなければならない。

一回のプレスから製造することができるカバー１２は図面の第２図および第３図 にさらに詳細に示しである。特に、第２図を参照すると、カバー１２は垂下した 突起部１６を有するプレート１５を備えている。これらの突起部１６はカバーの 下端部１４において摩擦制止部分を構成している。プレーＨ５の側縁は、該プレ ートの平面に対して直角に折曲され、プレー）１５を補剛するフランジ１９を形 成している。プレート１５の上縁部には、直角の保持ブラッケット２０が取り付 けられている。保持ブラッケット２０の材料はエアバッグの作動時にプレート１ ５の変形に加えて変形可能でなければならない。

通常、エアバッグか配置された車輌の衝突状態におけるエアバッグの作動時に、 エアバッグがそのモジュールＩＯ外に膨張する。エアバッグは、膨張するときに 、第１ｂ図に示すように、カバー１２を計器パネル部分の上部１１に向かって押 し上げて、カバー１２を変形させ、そしておそらくは、カバー１２に取り付けら れた保持ブラッケットをも計器パネル部分のこの部分のまわりに変形させる。こ のカバーの材料は、装飾用の表面部材、例えば、木製の化粧板が組み込まれてい ようといまいといずれにせよ第１ｂ図に示した変形した状態を維持するので、膨 張したバッグを妨害しない。この装置の構造か簡単であるために、かなり複雑な 構造の場合よりも所定の変形特性を発揮しかつその予測を行うことが容易になる 。

また、この単一のプレートからなる構造により、前述したように、装飾を直接に 施すか、またはさらに一つの層、例えば、木製の化粧板を付加するかいずれにせ よ装飾表面模様を設けることか容易になる。

上記装置は単なる実施例として説明されたものであり、かつ多くの変形が本発明 の範囲から逸脱することな〈実施可能であることは理解されよう。例えば、基礎 カバーそれ自体の構造的な特性と関係なくエアバッグシステム用のカバーに真正 の木製の化粧板または合成の木製化粧板またはその他の装飾模様を設けることは 、本発明の範囲内にある。

補正書の写しく翻訳文）提出書く曲法組８４条の８）

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．膨張するエアバッグの作用により変形可能でありかつエアバッグの作動を妨 害しないように変形姿勢に維持可能である、車輌用のエアバッグ衝突保護装置の ハウジング用のカバーにおいて、変形可能な基板と、その上に重ね合わされる変 形可能な装飾層とを有するカバー。
2. ２．請求の範囲第１項に記載のカバーにおいて、基板が金属から製造されている カバー。
3. ３．請求の範囲第１項に記載のカバーにおいて、基板が合成樹脂材料で製造され ているカバー。
4. ４．請求の範囲第１項、第２項、第３項のうちのいずれか一項に記載のカバーに おいて、補剛するために端縁フランジ（１９）を有するカバー。
5. ５．請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項のうちのいずれか一項に記載の カバーにおいて、エアバッグの作動時にカバーを外方に駆動可能にするために一 方の端縁において保持されているカバー。
6. ６．請求の範囲第５項に記載のカバーにおいて、該カバーと連結された保持ブラ ケット（２０）を備えているカバー。
7. ７．請求の範囲第６項に記載のカバーにおいて、保持ブラケット（２０）が変形 可能な材料で製造されているカバー。
8. ８．膨張するエアバッグの作用により変形可能でありかっエアバッグの作動を妨 害しないように変形姿勢に維持可能な材料で製造された車輌用のエアバッグ衝突 保護装置のハウジング用のカバープレート。
9. ９．請求の範囲第８項に記載のカバープレートにおいて、カバー（１２）に装飾 が設けられているカバープレート。
10. １０．請求の範囲第８項に記載のカバープレートにおいて、装飾が直接に施され ているカバープレート。
11. １１．請求の範囲第１項から第７項までのいずれか一項に記載のカバーを有する エアバッグ保護装置。
12. １２．請求の範囲第８項、第９項、第１０項のうちのいずれか一項に記載のカバ ープレートを有するエアバッグ保護装置。
13. １３．請求の範囲第１１項または第１２項に記載のエアバッグ保護装置を有する 車輌。