JPH07502273A - ベンゾピラン クラス3抗不整脈薬 - Google Patents

ベンゾピラン クラス3抗不整脈薬

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JPH07502273A
JPH07502273A JP5510916A JP51091693A JPH07502273A JP H07502273 A JPH07502273 A JP H07502273A JP 5510916 A JP5510916 A JP 5510916A JP 51091693 A JP51091693 A JP 51091693A JP H07502273 A JPH07502273 A JP H07502273A
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JP5510916A
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デサイ,ビピンチャンドラ,エヌ.
コーラー,コンラッド,フォースター
ラッセル,マーク,アンドリュー
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ジー.ディー.サール アンド カンパニー
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    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペン1ビラン クラス■抗不整脈薬 発明の背景 本発明は医薬化合物、組成物およびそれらの使用法に関する。このような化合物 は哺乳動物における心臓性不整脈の治療に薬理学的に作用である。更に詳しく言 えば、本発明に係る化合物は経口投与で活性のあるクラス■抗不整脈薬であって 、このものは心臓細胞の活動ポテンシャルの再分極を効果的に長引かせることに よって、ある種の心臓性不整脈の治療に存効に使用てきる。現時点て、心臓理学 療法の分野においてこのような薬剤がめられている。
抗不整脈薬は、それらか生み出す電気生理学的効果のパターンおよび(または) それらの推定上の作用機構に従って分類される。従って、クラス■抗不整脈薬は ナトリウムチャンネル遮断薬であることにより特徴づけられ、クラス■抗不整脈 薬はベーターアトルナリン作動性受容体遮断薬であり、クラス■抗不整脈薬は再 分極を長引かせ、そしてクラス■抗不整脈薬はカルシウムチャンネル遮断薬であ る。
現在、治療用として入手できるクラス■抗不整脈薬はきわめて僅かに過ぎず、入 手てきる薬剤はプレチリウムである。しかしプレチリウムの実用性は限られてお り、現在では、その療法上の使用は治療を受けつけない生命をおびやかす心室性 不整脈に制限されている。従って、プレチリウムの使用は一般に集中治療部に限 定される。ソタロールはクラス■抗不整脈薬として開発されたもう一つの公知の 化合物である。
従って、本発明の目的は現存のクラス■抗不整脈薬より広い治療用途をもつクラ ス■抗不整脈医薬品を提供することにある。心臓面管療法剤の分野においては、 より広い臨床的実用性をもつ薬剤がめられている。各種化合物が有用なりラス■ 抗不整脈剤であるとして開示された。例えば、欧州特許第379,441号およ び欧州特許第379,440号明細書参照。本発明に係る化合物は、心臓性不整 脈の治療用として経口投与て活性のある治療剤を提供することにより、広い臨床 ]二の実用性を存する薬剤に対する要望を満足させるものである。
本発明は式、 式中、nは0.1または2てあり: RはHまたは1から6炭素原子の低級アルキルであり。
Xは水素、メタンスルホンアミド、ニトロ、ンア人イミダゾリル、1から6炭素 原r・のアルコキノおよびヒドロキシからなる肝から選ばれ:Δrはピリジニル 、7−トラヒト P h − C H = C H−およびフェニルからなる群から選はれ、そし てこれらはすへてメタンスルホンアミド、二1・口、シアノまたはイミダゾリル により任意に置換されるか、ただしnか1のときにはArはフェニルの外の基で あることを条件とする、 により表わされる一群の化合物あるいはその製薬上容認しうる塩に関する。
本発明はまた心臓性不整脈の治療に役立つ医薬品組成物を提供するものであり、 本組成物は!fjm上(T2hながの式■の化合物を製薬上容認しうる担体との コンビネーションとして含有してなる。更に本発明は治療を必要とする哺乳動物 の心臓性ト整脈の治療法を提供するものである。
発明の詳細な説明 本発明は前記式Iの化合物を包含する。
式Iにより定義される化合物の部類の中に式■。
により表わされる特に適当な化合物の亜群がある。この亜群の中に、N− (1 − (2−(3.4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)エチル〕 −4−ピペリジニル−4−ピリジンカルボキサミド;N− (+− (2− ( 3.4−ジヒドロ−28−1−ベンゾピラン−4−イル)エチルゴー4−ピペリ ジニル〕−3−ピリジンカルボキサミド。
N− (1− (2− (3.4−ジヒドロ−28−1−ベンゾピラン−4−イ ル)エチノリー4ーピペリジニル) −1. 2. 3. 4−テトラヒドロ− 2−ナフタレンカルボキサミド: N− (1− (2− (3.4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イ ル)エチルゴー4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド;N−  (1− (2− (3.4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チノリー4ーピペリジニル〕−3−フェニル−2E−プロペンアミドか含まれる 。
もう一つの特に適当な亜群は式■: により表わされる。
この能nlの中には下記の化合物か含まれる:N−(1−(2−(3,4−ジヒ ]・ロー2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチツリー4−ピペリノニル〕− 4−ピリノン力ルポギサミド。
N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メ チル〕−4−ピペリジニル〕−3−ピリジンカルボキサミド:N−(1−[2− (3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]−4−ピペ リノニル〕ベンゼンカルボキサミドおよびN−(+−(2−(3,4−ジヒドロ −2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチルツー4−ピペリンニル〕−2−ペ ンゾフラン力ルボギサミト。
基Xは七て定義したようにクラス■抗不整脈薬に一般に置換される基からなり、 そしてこの分野で公知の方法論により製造できる。欧州特許第379,441号 明細古および米国特許第4.994,470号明細書参照。
式■〜■により包含される化合物群および化合物亜群の中に記載化合物の異性体 形が含まれる。このような化合物の製薬−に容認しうる塩ならびにこのような異 性体の製薬1−容認しうる塩も包含される。
本明細書中の構造式において、環の結合を横切って引かれた結合は、その結合か 環構造の利用しうるとの原子に対しても可能であることを示す。
本明細書中で用いた「製薬上容認しうる塩」という用語は、当業者にとって周知 の方法によって調製された従来から受け入れられている医薬品の塩を指す。
〔例えば、S、 M、 Berge等、rPharmaceujical 5a ltsJ 、J、 Pharm、 Sci、、 661〜+9(1977)参照 〕。
本明細勘中で用いた「組成物」という用語は1種以上の要素あるいは構成成分を 混合するあるいは一緒に合わせることから生ずる生成物を意味する。
本明細n中で用いた「製薬上容認しうる担体Jという用語は、製薬上容認しつる 材料、組成物あるいはヒヒクル、例えば液体または固体の充填材、希釈剤、付形 薬、溶媒またはカプセル化[オ料を意味し、そしてこれらは化学薬剤を身体の一 つの器官あるいは部分から身体の他の器官あるいは部分へ運ぶあるいは輸送する ことに関与する。
[治療J: <r効な承」という用語は研究者あるいは臨床医により探求されつ つある組織、系または動物の生物学的あるいは医学的な応答を引き出す薬物の量 または医薬品剤の量を意味する。
「心臓性不整脈」という用語は正常な鼓動リズムからの変動、例えば洞性不整脈 、門外心拍、心ブロック、細動、和動、交互脈、頻拍、発作性頻拍、および門外 心室収縮を意味するがこれに限らない。
「心臓細胞の再分極」という用語は、その時間中に脱分極した心臓細胞が正常な 分tinii経膜T1.lE (pre−polarization tran smembrane voltage)に戻る心臓活動ボテンシャルの期間とし て定義される。
式Iの化合物はその生物学的活性の故に吐乳動物における心臓性不整脈の治療に 役立つ。専門医あるいは獣医師は患者かこのような症状を示すかどうかを容易に 決定できる。
本発明は心臓性不整脈の治療法、更に詳しく言えば、式■〜■の化合物の投与を 含む治療法にも関する。
本発明化合物は錠剤、カプセル、ソフトゲル、火剤、散剤、顆粒、エリキシル、 またはノロノブといった経11川剤形で投与できる。
本発明化合物は製薬分野で公知の剤形を使用して血管内、腹腔内、皮下、筋肉内 、あるいは局所的に投与することもてきる。更にまた、これらは直腸内または膣 内に坐剤あるいはツリーといった形で投与できる。一般に特に適当な投与形式は 経口である。本発明に係る経口投与医薬品組成物および方法に対して、上記活性 成分は、意図する投与形式に関して適当に選ばれた、また従来の製薬上の習慣と 一致した、適当な製IJi釈剤、付形剤、または担体(本明細n中ではこれらを 一括して「担体J物質と呼ぶ)との混合物、即ち経口用錠剤、カプセル、ソフト ゲル、エリキシル、シロップ、ドロップなと、として投与するのが普通であろう 。
例えば、錠剤またはカプセルの形での経口投与に対しては、治療上有効な量の1 種以上の本発明化合物を、経口用の製薬」二容認しうる不活性担体、例えば乳糖 、デンプン、ショ糖、セルロース、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシ ウム、硫酸カルシウム、マンニトールなど、あるいはその神々なコンビネーショ ンと合わせることかできる。液体の形での、例えばソフトゲル、エリキシリル、 シロップ、ドロップなととしての経口投与に対しては、治療」二有効な量の活性 薬物成分を経口用の製薬上容認しつる不活性担体、例えば水、食塩水、エタノー ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、とうもろこし油、綿実油 、落花生油、胡麻油、ベンジルアルコール、各種の緩衝液なと、あるいはこれら の種種なコンビネーションと合わせることかできる。更にまた、望むならば、あ るいは必要であるならば、適当な結合剤、滑沢剤、崩壊剤、および着色剤も混合 物中に添加できる。適当な結合剤にはデンプン、ゼラチン、天然糖類、とうもろ こしIJ味剤、天然および合成ガム、例えばアラビアゴム、アルギン酸すl・リ ウム、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、およびワックス 類、あるいはこれらのコンビネーションか含まれる。これら剤形に用いるための 滑沢剤にはホウ酸、安り、香酸すトリウム、酢酸ナトリウム、塩化すトリウムな と、あるいはこれらのフンヒネーノヨンか包含される。崩壊剤はデンプン、メチ ルセルロース、寒天、ヘントナイト、グアーガムなと、あるいはこれらのコンビ ネーションであるか、特に制限はない。適当と考えられる場合には11味剤およ びフレーバ剤および防腐剤も添加できる。
血管内、腹腔内、皮ドあるいは筋肉内投与に対しては、1神具1.の本発明化合 物を適当なm体、例えば水、食塩水、ブドウ糖水溶液なとと合わせることかでき る。局所投与に対しては、治療上任効な量の1m以上の本発明化合物を製薬」二 容認しうるクリーム、オイル類、rノックス、ゲルなどと合わせることかできる 。
選はれた投与経路に関係なく本発明化合物は、当業者にとって公知の通常の方法 により製薬上容認しうる剤形に処方される。本化合物はまた薬理学上容認しうる 塩基付卯塩を使用しても処方できる。更にまた、本化合物あるいはその塩類は適 当な水和形て使用できる。
選ばれた投与経路に関係なく、無毒性の、しかし治療」二有効な最の1種以上の 本発明化合物を治療に使用する。本発明化合物を用いて心臓性不整脈を防止また は治療するための用法・用量は患者の型、年齢、体重、性別、および医学的健康 状聾、投与経路、および治療に用いる特定の化合物を含めて、種々な因子に従っ て選はれる。専門医あるいは専門獣医師は、症状の進行を防止あるいは阻止する ために必要な薬物の仔劫量を容易に決定しかつ指示できる。本発明化合物の1日 の投薬量は通常約0. 1から約1000mgの範囲内にあり、更に好ましくは 約1から約100mgの範囲にある。
式■を有する本発明化合物は一般に反1.ζスキーム■に従って製造される。式 ■を有する本発明化合物は一般に反応スキーム■に従って製造される。n=2で ある式■の化合物は一般にスキームIの変法である反応スキーム■に従い製造さ れる。
スキームI スキーム■ スキーム■ 下記の例は本発明化合物の製造に用いた方法を例示するものである。これらの例 は例示だけのつもりで示したのであって、主旨においてもあるいは範囲において も本発明を制限するものと解釈すべきてない。それは当業者にとっては物質およ び方法の多くの修飾が本開示から明白だからである。
例1 2−(3,4−ジヒ]−ロー2H−1−ベンゾビラン−4−イル)エタノールは 米国特許第4.977.166号明細書に記載のようにして調製した。
例2 2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エタナールの製 造 2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾピラン−4−イル)エタノール(1 ,45g、8ミリモル)、N−メチルモルホリン−N−オキシド(1,41g、 12ミリモル)および4Aモレキユラーシーブ(4,0g)を塩化メチレン(2 0ml)中でかきまぜた溶液に、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム( 0,140g、0.4ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で15分かきまぜ 、同体積の酢酸エチル(20ml)で希釈し、シリカゲルに通してフラッシュ濾 過した(溶離剤:塩化メチレン/酢酸エチル I・1)。濾液を真空てll4I !rtシて標題化合物を油状ガムとして得た(0. 92g、6496)。NM R(300MHz/CDC1,)9.87 (IH,s)。
例3 N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル〕アセトアミドの製造2−(3,4−ジヒドロ−2H −1−ベンゾビラン−4−イル)エタナール(2,50g、14.28ミリモル )および4−アセトアミドピペリジンAc0H(2,88g、14.28ミリモ ル)(製法は米国特許第5,028゜616号明細書に記載)を窒素雰囲気下に エタノール(80ml)中でかきまぜた溶液ヘホラン/ピリジン錯体(1,5m l、15ミリモル)を加えた。反応混合物を一晩(約15時間)かきまぜ、蒸発 させて油状ガムとし、これを10%塩酸の慎重な添加により中和した。この酸性 溶液をジエチルエーテルで中和し、ジエチルエーテル抽出液を捨てた。酸性の水 層を50%水酸化すl・リウム溶液の温布により塩基性にした。この塩基性溶液 (>pH12)を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を蒸留水て洗浄し、乾燥 しくNat SO4) 、濾過し、蒸発させて油状ガム(3,56g)を得た。
得られたガムをシリブ月二のクロマトグラフィー(溶離剤:クロロホルム/エタ ノール/水酸化アンモニウム+85/+4/l)により精製して油状物(2,5 6g)を得、これをジエチルエーテルから結晶化させることにより標題化合物を 得た(2.40g、56%)、融点=126−8°。
分析・C1* H21N 202に対するJIW値:C71,49:Hs、67 ;N9.26:実測値 C71,46;Hs、84;N 9.26゜例4 N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チノリー4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド2−(3,4− ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エタナール(875mg、5ミ リモル)および4−(2−ベンゾフランカルボキサミド)ピペリジン塩酸塩(1 ,4g、5ミリモル)を窒素下でかきまぜた溶液へ、ボラン/ピリジン錯体(0 ,5ml、過剰)を加えた。反応物を一晩(約15時間)かきまぜ、蒸発させて 油状ガムとし、これを10%塩醸の慎重な添加により中和した。
酸性溶液をジエチルエーテルで抽出し、ジエチルエーテル抽出液を捨てた。酸性 の水層を50%水酸化ナトリウムの温布により塩基性にした。酢酸エチル層を蒸 留水で洗浄し、乾燥しくNa25ot ) 、濾過し、蒸発させて油状ガム(5 20mg)を得た。生じたガムをシリカ上のクロマl−グラフィー(溶離剤:ク ロロホルム/エタノール/水酸化アンモニウム 85/l 4/l)により精製 して油状物(260mg)を得、これをジエチルエーテルから結晶化させること により標題化合物を得た( 150mg、796) 、融点=146−8°。分 析 C2I Ht 官N 20 *0.5H20に対する計算値 C,72,6 2,H,7,07;N、6.77゜実測値 C,72,40;H,6,94;N 、6. 83゜例5 N−(l−(2−(3,4−ノヒ1−ロー2H−1−ベンゾピラン−4−イル) エチルツー4−アミノピペリジン 1.2N塩酸(35ml)中N−(1−[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1− ベンゾビラン−4−イル)エチル〕−4−ピペリジニル〕アセトアミド(33g 、IO,9ミリモル)の溶液を蒸気浴上て16時間加熱した。反応混合物を冷却 し、50%水酸化ナトリウム溶液て中和した(pH12)。この塩基性水溶液を 酢酸エチルで抽出した。有機抽出液を蒸留水で洗浄し、乾燥しくNat SO4 )、濾過し、真空で蒸発させることにより標題化合物(2,85g、100%) を油状ガムとして得た。
この標題化合物は後の実験に精製せずに使用したが、下記の手段によって更に精 製することかできる。標題化合物(100mg)のメタノール(0,2m1)中 の溶液へ6Nノオギサン/MCI (0,5m1)を加える。生した溶液を真空 で蒸発させて固体残留物を得、これをメタノール/ジエチルエーテルから結晶化 させると標題化合物をその塩酸塩(60mg)として得ることかできる。分析: C16H21N20.2HC1,0,25Ht Oに対する計算値・C,56, 89;I七 7.91:N、8.29+実測値:C,56,67、H,?、87 ;N、s。
19゜ 例6 N−(1−(2−(3,4−ソヒドロー28−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレン 力ルホキサミト 1、 2. 3. 4−テトラヒドロナフタレン−2−カルボン酸(176mg 、1ミリモノりおよび1−リエチルアミン(0,25m1)を塩化メチレン(5 ml)中でかきまぜた溶液へ、イノブチルクロロポルメート(136mg、lミ リモル)を加えた。5分後塩化メチレン中N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ −28−1−ベンゾピラン−4−イル)エチルツー4−アミノピペリジン(26 0mg、1ミリモlりを加え、反応混合物を室温で16時間かきませた。反1. コニ混合物を2N水酸化カリウム溶液で失活させた。有機層を分離し、蒸留水で 洗浄し、乾燥した(Na、So、)。溶媒を蒸発させて白色固体を得、これをジ エチルエーテルから結晶化させることにより標題化合物を得た( 140mg、 3396) 、融点=130−2°1分析−C2JLtNt 02.0.25H 20に対する計算値:C,76゜65:H,s、22:N、6.62:実測値: C,76、34、H,8,32:N−(1−(2−(3,4−ノビトロ−28− 1−ベンゾビラン−4−イル)エチル〕−4−ピペ11シェル〕−3−フェニル −2E−プロペンアミド例6記載のイソブチルクロロホルメートプロトフルを利 用することによりN−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾピラ ン−4−イル)エチル〕−4−アミノピペリソンを3−フtニルー2E−プロペ ン酸にカップリングさせた。これによって標題化合物を得た。(収率6196) 、融点=168−70°1分析−C2fiH3,N2O20,3Ht Oに対す るa1算値 C,75,84:H,7,79;N、7. 08 、実lll1l 値:C,75,90;H,7,94;N+N−(1−[2−(3,4−ジヒドロ −2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4−ピペリンニル〕−3−ピ リジンカルボキサミド例6記載のイソブチルクロロホルメートプロトコルを利用 してN−(1−(2−(3,4−ノビトロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル )エチルツー4−アミノピペリジンをピリジン−3−カルホン酸にカップリング させた。得られた残留物をシリカ上のクロマトグラフィー(溶離剤:クロロホル ム/エタノール/水酸化アンモニウム+ 85/+ 4/I)およびジエチルエ ーテルからの結晶化により更に精製し標題化合物を得た(収率15%)、融点= +26−8°1分析。
C2□H27Nx 020.25H20に対する81算値:C,71,42;H ,7,49;N、I!、36:実測値:(:、71. 25.H,7,50,N 、l 1. 19゜例9 N−(1(2−(3,4−ジし1−口−28−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チlリー4−ピペリジニル〕−4−ピリジン力ルポギサミト塩化メチレン(lo ml)中ビリノンー4−オイルクロリド(178mg、1ミリモル)およびトリ エチルアミン(0,25m1)の溶液をかきませ、5分後に塩化メLしン中N− (1−(2〜((3,4−ノヒト口−21(−1−ベンゾピラン−4−イlリエ チノリー4−アミノピペリジン(260mg、1ミリモル)をIJllえIこ。
反応混合物を室温でlG11.’1間かきませた。反1え、混合物を2N水酸化 カリウl、溶液で失活させた。f1機層を分離し、蒸留水て洗浄し、乾燥した( Nat SOa )。
溶媒をFC2させて白色固体をi「F、これをジエチルエーテルから結晶化させ ることにより標題化合物を青た( 140mg、3896) 、融点=+22− 3°1分析:CJl+tN* Q、 、0. 2511t Of、m対1’ルi ll’t’)n(: C,71、42; [L 7゜49;N、Il、36;実 測1〆C:C,71,52:1毛 7. G2:N、11. 20゜ 例10 2−(3,4−ノヒトロー28−1−ベンゾピラン−4−イル)メタナール無水 ジエチルニー1ル(75m1) ’!’ −50°の窒本雰囲気1・てかきませ たジエチル(イソノアツメチル)ホスボア、−1・(3,6g、20ミリモル) の溶液へN−ブチルリチウム(9ml、ヘキサン中2.5モル)’eftえた。
生した不拘−1昆合物を15分かきまぜ、次にジエチルエーテル(loml)中 クロマンー4−オン(30g、20ミリモル)を加えた。次に反応を昆合物をO oて2時間かきませた。反しむ混合物を水で次に濃塩酸(30ml)で失活させ た。得られた二III溶液を更に12時間かきまぜ、次に有機層を分離し、水γ 先し、乾燥しくNat SO4)、真空で濃縮した。生じたi+1+状がムをノ リ力士のクロマトグラフィー(溶離剤ニジエチルニーデル/ヘキサン; I/9 )により更に精製して標題化合物(1,2g、3796)を得た。この化合物は そのまま使用し、次の段階で完全に同定された。
例ll N−(1(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチ ツリー4−ピペリンニル〕アセトアミド窒素雰囲気下にエタノール(25ml) 中でかきまぜた2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾビラン−4−イル) メタナール(968mg、6ミリモル)および4−アセ1−アミ1〜ピペリジン Ac0F((1,2g、6ミリモル)(製法は米国特許第5,028.616号 明細古に記載)の溶液へ、ボラン/ピリジン錯体(0,6m1)を加えた。反1 .仁:混合物を一晩(約15時間)かきまぜ、蒸発させて油状ガムとし、これを 10%塩酸の慎重な添加により中和した。この酸性溶液をジエチルエーテルて抽 出し、ジエチルエーテル抽出液を捨てた。酸性の水層を5096水酸化すトリウ ム溶液の温布により塩基性にした。塩基性溶液(>pH12)を酢酸エチルで抽 出した。酢酸エチル層を蒸留水で洗浄し、乾燥しくNa= SO= ) 、W過 し、蒸発させることにより油状ガムを得た。得られたガムをジエチルエーテルか ら結晶化させ標題化合物(1,1g、64%)、融点=202〜5°Cを得た。
分析 CI−824N t Otに対する計p値:C,70,80;H,8,3 9;N、9.71;実測値:C,70,49,H,8,35;N。
N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾピラン−4−イル)メ チル〕−4−アミノピペリジン 12N塩酸(10ml)中N−[1−(2−(3,4−ジヒFロー2H−1−ヘ ンゾビラン−4−イル)メチルツー4−ピペリジニル〕アセトアミド(950m g、3.3m1モル)の溶液を蒸気浴上て16時間力11熱した。反応混合物を 冷却し、50%水酸化ナトリウム溶液で中和した(pH= l 2)。塩基性水 溶液を酢酸エチルで抽出した。存機抽出液を蒸留水で洗浄し、乾燥しくNa2S O4) 、濾過し、真空で蒸発させることにより標題化合物(800mg、98 96)を油状ガムとして得た。この標題化合物はそれ以上精製せずに後の実験で 使用したか、下記の1段により更に精製できる。
メタノール(0,2m1)中標題化合物(50mg)の溶液へ6Nジオキサン/ HCI (0,5m1)を加えた。生した溶液を真空で蒸発させて固体残留物を 得、これをメタノール/ジエチルエーテルから結晶化させるとけ順化合物かその 二塩酸塩(60+ng)として得られた。分析: C1sH22N20 2 H CI 0 、 75H,Oに対する計算値 C,54,19;H,7,72:N 、8.46;実測flff:c、53. 89 ;I(、7,30;N、8.  20゜例13 N−(1(2−(3,4−ノヒトロー2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチ ルツー4−ピペリジニル〕−3−ピリジンカルボキサミ+”Zi塩酸塩塩化メチ レン(5ml)中ピリノンー3−オイルクロリド(199mg、1. 12ミリ モル)およびトリエチルアミン(0,3m1)のかきませた溶液へ、を加えた。
5分後、塩化メチレン中N−(1(2−(3,4−ジヒi〜ロー2日−1−ベン ゾピラン−4−イル)メチル〕−4−アミノピペリジン(282mg、1.12 ミリモル)をItnえ、反り諒昆合物を室温で16時間かきませた。反chi昆 合物を2N水酸化カリウム溶液で失活させた。a機層を分離し、蒸留水で洗浄し 、乾燥した(Na、5O4)。溶媒を蒸発させて油状ガムを得、これを6N M CI/ジオキサンの添IJIIてその一塩酸塩に換えた。ジエチルエーテルから 結晶化させることにより標題の化合物を得た。(80mg、16%)、融点〉2 60°C0分析:Ct+HtsNs 02 2HCI I MeO[(に対する a1算値 C,57,90;H,6,85;N、9. 21;実測値:C+ 5 8. 19.H,6,61;N、900゜ 例14 N−(1−(2−(3,4−ンヒ1〜ロー2H−1−ベンゾピラン−4−イル) メチル〕−4−ピペリジニル〕ヘンゼンカルポキサミド塩化メチレン(5ml) 中lμ化ベンゾイル(102mg、073ミリモル)およびトリエチルアミン( 0,2m1)のかきまぜた溶液へを加えた。5分後、塩 化メチレン中N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン− 4−イル)メチル〕−4−アミノピペリジン(180mg、 0. 73ミリモ ル)を加え、反応混合物を室温で16時間かきまぜた。反応混合物を2N水酸化 カリウム溶液で失活させた。存機層を分離し、蒸留水で洗浄し、乾燥した(Na 2 SO4’)。溶媒を蒸発させ、ジエチルエーテルから結晶化させることによ り標題化合物を白色固体(181mg、67%)として得た。融点〉260°C 1分析 C2−H2@N20− H2Oに対する81算値:C,71,71、H ,7,66;N、7.60:実測値:C,71,86;H,7,42,N、7. 69゜例15 N−(1−(2−(3,4−ノヒトロー28−1−ベンゾピラン−4−イル)メ チルツー4−ピペリジニル〕−4−ビリジンカルボキサミドニ塩酸塩塩化メチレ ン(5ml)中塩化ヘンゾイル(102mg、0.73ミリモル)およびトリエ チルアミン(0,2m1)のかきまぜた溶液へを加えた。5分後、塩 化メチレン中N−(+−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン− 4−イル)メチル〕−4−アミノピペリジン(246mg、1.0ミリモル)を 加え、反応混合物を室温で16時1711かきまぜた。反応混合物を2N水酸化 カリウム溶液で失活させた。打8!層を分離し、蒸留水で洗浄し、乾燥した(N a2 Sol )。溶媒を蒸発させて油状ガムを得、これを6N HCI/ジオ キサンの添加によりその二塩酸塩に変えた。ジエチルエーテルからの結晶化によ り標題化合物を得た。(310mg、70%)、融点〉260°C1分析・C2 +HtsNt Ox 2HCI I Hz Oに対する計算値・C,57,02 ;H。
6、 61 +N、9. 50;実測値:C,57,1I 、H,6,67;N 、9. 25゜ 例16 N−(i (2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)メ チルツー4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド例6記載のイソ ブチルクロロホルメート プロトコルを利用してN−(1−(2−(3,4−ジ ヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)エチル〕−4−アミノピペリジン をヘンシフラン−2−カルボン酸とカップリングさせた。これにより標題化合物 か得られ、これをその塩酸塩として単離した(26%)。分析: Cz+Ht− Nt Os l HC] 0. 5 Hz Oに対する計算値:C,66゜+2 :H,6,47:N、+3.43;実測値:C,66、04、H,6,83。
200から350gの体重をもつ雌雄いずれかのモルモットを短時間で殺し、右 心室乳頭筋を弔離した。in vitro組織浴を用いて、与えられた試験化合 物の試料を加えた。用いた濃度は一般に3XIO−5Mであるが、3XIO−7 Mといった低濃度のことらある。試験化合物の1111度(a常は」二記のよう に3 X I O−’M)を浴に加える前後で、不応期の変化を測定した。薬物 の平衡化に1時間かける。
クラス■抗不整脈化合物の活性は心室不応期の測定(IHzにおいて)により決 定される。下記の表は本発明化合物について行なわれた検定結果および公知のク ラス■化合物であるジイソピラミド、クロッイリウムおよびD−フタロールまた 対照としての水と比較して行なった結果を示す。
13、式、 式中、nは0、!または2であり、 R1!Hまたは1から6炭素原子の低級アルキルであり、Xは水素、メタンスル ポンアミド、ニトロ、シアノ、イミダゾリル、lから6炭素原子のアルコキシお よびヒドロキシからなる群から選ばれ、Δ「はピリジニル、テトラヒドロナフタ レニル、ベンゾフラニル、Ph−CH=CH−およびフェニルからなる群から選 ばれ、そしてこれらはすべてメタンスルポンアミド、ニトロ、シアノまたはイミ ダゾリルにより任意に置換されるが、ただしnが1のときにはArはフェニルの 外の基であることを条件とする、 をT(する化合物あるいはその製薬上容認しつる塩の、哺乳動物における心臓性 不整脈の治療薬剤の製造における使用。
14、化合物は N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チルツー4−ピペリジニル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−(1−(2− (3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イノリエチル〕−4−ピペ リノニル〕−3−ピリジンカルボキサミド、N−(1−(2−(3,4−ジヒl ζロー28−1−ベンゾピラン−4−イル)エチノリー4−ピペリジニル−1, 2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボキサミド、 N−[1−(2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)エ チルツー4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド、N−(1−( 2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾビラン−4−イル)エチルツー4− ピペリジニル−3−フェニル−2E−プロペンアミド、N−(1−(2−(3, 4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−4−イル)メチルゴー4−ピペリジニ ル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−2 H−1−ベンゾビラン−4−イル)メチルゴー4−ピペリジニル〕−3−ピリジ ンカルボキサミド、N−(+−(2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾビ ラン−4−イル)メチルツー4−ピペリジニル〕−ベンゼンカルボキサミド、お よびN−(1−(2−(3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾビラン−4−イル )メチルゴー4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミドからなる群 から選ばれる、請求項13記載の使用。
閑a膿杏報告 フロントベージの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、 IT、LU、’h丁C,NL、PT、 SE)、0A(BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、hiL、h 丁R,SN、TD。
TG)、AT、AU、BB、BG、BR,CA、CH。
C3,DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、 MG、MN、SiW、NL、NO、PL、PT、R○、RU、SD、SE、US (72)発明者 ラッセル、マーク、アンドリューアメリカ合衆国 60031  イリノイ州ガ一二一、クロス ロード 475

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、nは0、1または2であり、 RはHまたは1から6炭素原子の低級アルキルであり、Xは水素、メタンスルホ ンアミド、ニトロ、シアノ、イミダブリル、1から6炭素原子のアルコキシおよ びヒドロキシからなる群から選ばれ、Arはピリジニル、ベンゾフラニル、テト ラヒドロナフタレニル、ph−CH=CH−およびフェニルからなる群から選ば れ、そしてこれらはすべてメタンスルホンアミド、ニトロ、シアノまたはイミダ ゾリルにより任意に置換されるが、ただしnが1のときにはArはフェニルの外 の基であることを条件とする、 を有する化合物あるいは製薬上容認しうる塩。
  2. 2.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )エチル〕−4−ピペリジニル〕−4−ピリジンカルボキサミドである、請求項 1記載の化合物。
  3. 3.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )エチル〕−4−ピペリジニル〕−3−ピリジンカルボキサミドである、請求項 1記載の化合物。
  4. 4.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )エチル〕−4−ピペリジニル〕−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタ レンカルボキサミドてある、請求項1記載の化合物。
  5. 5.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )エチル〕−4−〔ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミドである、 請求項1記載の化合物。
  6. 6.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )エチル〕−4−〔ピペリジニル〕−3−フェニル−2E−プロペンアミドであ る、請求項1記載の化合物。
  7. 7.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )メチル〕−4−ピペリジニル〕−4−ピリジンカルボキサミドである、請求項 1記載の化合物。
  8. 8.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )メチル〕−4−ピペリジニル〕−3−ピリジンカルボキサミドである、請求項 1記載の化合物。
  9. 9.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル )メチル〕−4−ピペリジニル〕−ベンゼンカルボキサミドである、請求項1記 載の化合物。
  10. 10.N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イ ル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミドである、 請求項1記載の化合物。
  11. 11.治療上有効な量の式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、nは0、1または2であり、 RはHまたは1から6炭素原子の低級アルキルであり、Xは水素、メタンスルホ ンアミド、ニトロ、シアノ、イミダゾリル、1から6炭素原子のアルコキシおよ びヒドロキシからなる群から選ばれ、Arはピリジニル、ベンゾフラニル、テト ラヒドロナフタレニル、ph−CH=CH−およびフェニルからなる群から選ば れ、そしてこれらはすべてメタンスルホンアミド、ニトロ、シアノ、またはイミ ダゾリルにより任意に置換されるが、ただしnが1のときにはArはフェニルの 外の基であることを条件とする、 を有する化合物あるいは製薬上容認しうる塩および製薬上容認しうる担体を含有 してなる医薬品組成物。
  12. 12.化合物は N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2− (3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4−ピペ リジニル〕−3−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒド ロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4−ピペリジニル〕−1, 2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボキサミド、 N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド、N−〔1−〔 2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4− ピペリジニル〕−3−フェニル−2E−プロペンアミド、N−〔1−〔2−(3 ,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジ ニル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ− 2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−3−ピリ ジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾ ピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−ベンゼンカルボキサミド、 およびN−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イ ル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミドからなる 群から選ばれる、請求項11記載の医薬品組成物。
  13. 13.哺乳動物における心臓性不整脈を治療する方法において、かかる治療を必 要とする患者へ治療上有効な量の式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、nは0、1または2であり、 RはHまたは1から6炭素原子の低級アルキルであり、Xは水素、メタンスルホ ンアミド、ニトロ、シアノ、イミダゾリル、1から6炭素原子のアルコキシおよ びヒドロキシからなる群から選ばれ、Arはピリジニル、テトラヒドロナフタレ ニル、ベンゾフラニル、ph−CH=CH−およびフェニルからなる群から選ば れ、そしてこれらはすべてメタンスルホンアミド、ニトロ、シアノまたはイミダ ゾリルにより任意に置換されるが、ただしnが1のときにはArはフェニルの外 の基であることを条件とする、 を有する化合物あるいはその製薬上容認しうる塩を投与することからなる上記方 法。
  14. 14.化合物は N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2− (3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4−ピペ リジニル〕−3−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒド ロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4−ピペリジニル〕−1, 2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレンカルボキサミド、 N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エ チル〕−4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミド、N−〔1−〔 2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)エチル〕−4− ピペリジニル〕−3−フェニル−2E−プロペンアミド、N−〔1−〔2−(3 ,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジ ニル〕−4−ピリジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ− 2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−3−ピリ ジンカルボキサミド、N−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾ ピラン−4−イル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−ベンゼンカルボキサミド、 およびN−〔1−〔2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イ ル)メチル〕−4−ピペリジニル〕−2−ベンゾフランカルボキサミドからなる 群から選ばれる、請求項13記載の哺乳動物における心臓性不整脈の治療法。
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