JPH07501828A - セレクチン類で仲介される炎症のペプチド阻害剤 - Google Patents

セレクチン類で仲介される炎症のペプチド阻害剤

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JPH07501828A
JPH07501828A JP5513557A JP51355793A JPH07501828A JP H07501828 A JPH07501828 A JP H07501828A JP 5513557 A JP5513557 A JP 5513557A JP 51355793 A JP51355793 A JP 51355793A JP H07501828 A JPH07501828 A JP H07501828A
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セントコー,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セレクチン類で仲介される炎症のペプチド阻害剤本発明は、セレクチン類から誘 導されるペプチドを用いて炎症応答の治療と予防を行う方法の技術分野に関する 。
血管表面への血小板および白血球の粘着は炎症応答の極めて重要な要素であり、 かつ補体系、凝固系、および免疫系の同時に起こり相互に関連する活性化を伴う 複雑な反応シリーズの一部である。
トロンビンおよびヒスタミンのような°速効性°の活性化因子に暴露された内皮 は、2〜lO分以内に好中球に対して粘着性になり、一方、腫瘍壊死因子および インターロインキン−1のようなサイトカインに暴露された内皮は1〜6時間後 に粘着性になる。迅速な内皮依存性の白血球粘着性は、細胞表面での脂質メディ エタ血小板活性化因子(PAF)の発現、および、他の内皮および白血球の表面 受容体の出現に関連がある。
セレクチン類は、3種の構造上関連する膜の糖タンパク質であって、血管の内皮 と血小板に対する白血球の粘着に関与する0 これは、McEver、Thro mb、 Haemostas、、66巻80〜87頁1991年に総説が記載さ れている。P−セレクチン(CD62)は、GMP−140またはPADGEM タンパク質として周知であるが、分泌顆粒膜から活性化血小板の原形質膜へ迅速 に輸送される、好中球と単球に対する受容体であり、Larsenら、釦■、5 9巻、305〜312頁(1989年10月)および、HamburgerとM cEver、 Blood175巻、550〜554頁(1990年)に報告さ れている。また、内皮細胞に対する受容体であり、Gengら、Nature、  343巻、757〜760頁(1990年)およびLorantら、J、Ce 1l Biol、、115巻223〜234頁(1991年)に報告されている 。E−セレクチン(ELAM−1)は、好中球に対するサイトカイン誘発性内皮 細胞受容体であり、Bevilaequa、Proc Natl、Acad、S ci、USA、84巻 9238〜9242頁(1987年)に報告されている 。また単球に対する上記内皮細胞受容体であり、CHe5sionら、な赳」徂 上人■L江L■Δ、87巻、1673〜1677頁(1990年)に報告され、 ならびに記憶T細胞に対する上記内皮細胞受容体であり、Pickerら、■U 匹、349巻、796〜799頁(1991年)およびShimizuら、Na ture。
349巻、799〜802頁(1991年)に報告されている。L−セレクチン (LAM−1,LECAM−1,Leu−8/Mel 14/TQI抗原、リン パ球指向性受容体)は、骨髄細胞およびほとんどのリンパ球に発現されるタンパ ク質であり、好中球の炎症部位への濡出と、リンパ球の末梢リンパ節への指向に 関与している。La5keyら、釦u156巻、1045〜1055頁(198 9年)、Siegelmanら、5cience。
243巻、1165〜1172頁(1989年)、Kishfmotoら、5c ience、 245巻、1238〜1241頁(1989年) 、Watso nら、Nature、 349巻、164〜167頁(1991年)に報告され ている。
白血球に対する、より緩慢なサイトカイン誘発性の内皮粘着は、少な(とも一部 がE−セレクチン(ELAM−1)によって仲介されており、このE−セレクチ ンは、サイトカインに暴露された後、内皮細胞によって合成され次いで細胞表面 に輸送され、そこで好中球と結合する。ELAM−1の単離、特性決定およびク ローニングについては、Bevilacquaら、5cfenceq 243巻 、1160〜1165頁(1989年)に総説が記載されている。L−セレクチ ンについては特性決定とクローン化がなされており、La5kyら、堕■、56 巻、1045〜1055頁、 (1989年)(マウス)およびTedderら 、LJ」し見Iよ、170巻、123〜133頁(19119年)に報告されて いる。P−セレクチン(GMP−140)は、最初に、McEverとMart in、 J、Biol、Chem、、259巻、9799〜9804頁(191 14年)によってヒト血小板から精製された。このタンパク質は、静止血小板の α顆粒中に存在しているが、血小板の活性化に続いて原形質膜に対して迅速に再 分布される。Stenbergらの1985年の文献に報告されている。P−セ レクチンが内皮細胞内に存在し、これらの細胞によって生合成されることは、M cEverら、Blood、70(5)巻 5upp1.1:355a、 Ab stract No、 1274 (19117)に報告されている。
止血経路と炎症経路に関与するタンパク質は、ヒトの疾患の診断目的と治療にと って重要である。しかし、治療にタンパク質を用いることには多くの問題点があ る。タンパク質は、患者に投与するのに充分な量で製造するには通常費用がかか る。さらに、患者に1回以上投与した後、そのタンパク質に対して反応が起こる ことがある。それ故、そのタンノくり質と同じかまたはそれより優れた活性を有 し、合成するのに安価で再現性がありおよび比較的無害なペプチドを開発するこ とが要望されている。
炎症応答を阻害するのに用いるGMP−140(P−セレクチン)の機能は、1 989年3月8日付けで出願した米国特許出願番号07/320.408号にM cEverが記載している。GMP−140由来のペプチド類については、Ro dger P、 McEverが1990年7月17日付けで出願した発明の名 称が”Functionally Active 5electin−Deri ved Peptides”の米国の一部係属出願、出願番号071554.1 99号に記載されている。これらのペプチドは患者の出自応答と炎症応答が診断 と調節を行うのに有用であり、GMP−140(P−セレクチン)の白血球によ る認識をプロ・ツクできるペプチドの治療上の有効量が患者に投与される。また 1990年7月17日(こ出願された米国特許出願番号071554.199号 には、G!IP−140のレクチン領域内にある配列は、他のタンノ(り質、特 1こELAM−1(E−セレクチン)とその指向性(ho+aing)受容体( し−セレクチン)のレクチン領域との相同性を有し、好中球が精製GMP−14 0iこ粘着するのを選択的に阻害し、それ故、これらの分子ζこよって結合が変 化したことを特徴とする患者と疾患の診断ア・ツセイ、上記の結合を変化させえ る化合物のスクリーニングアツセイ、および白血球と、凝固および/または炎症 のプロセス↓こ関与する血小板もしくは内皮細胞との相互作用を阻害もしく(家 調節するための臨床用途に用いることができると開示して(Xる。
George A、 TleavnerllRodger P、 McEver 、およびJian−Gu。
Gengが1991年9月10日付けで出願した、” Peptide Inh ibl−tors of Inflammation Mediated by  5electins”という発明の名称の米国特許出願番号07/757.1 31号、および1991年5月14日付は出願の米国特許出願番号07/699 .693号には、GNP−140のコア領域、残基56〜60および残基23〜 30それぞれから誘導される合成ペプチドが開示されている。これらのペプチド はセレクチン類の結合を阻害するのに有用である。合成で製造することが可能で 、そのタンパク質自体から誘導されるペプチドと少な(とも等しいかまたは該ペ プチドより大きい活性を有するペプチドを開発することが好ましい。
それ故に本発明の目的は、P−セレクチン、E−セレクチンおよびL−セレクチ ンを含むセレクチン類によって認識される細胞と相互に作用するペプチドを提供 することである。
本発明の他の目的は、白血球が内皮もしくは血小板に粘着するのを阻害するのに これらのペプチドを使用する方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、免疫応答および止血経路を調節するのにこれらのペ プチドを用いる方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、P−セレクチン、E−セレクチンおよびL−セレク チンに関連する診断アッセイに用いるペプチドを提供することである。
発明の要約 P−セレクチン(GMP−140) 、および類縁のセレクチン類であるE−セ レクチン(ELAM−1)とL−セレクチン(リンパ球指向性受容体)のレクチ ン領域の三つの領域から誘導されるペプチドは、セレクチン仲介の結合、例えば 好中球のGMP−140(P−セレクチン)との粘着を阻害することが見い出さ れた。下記の構造式で示されるこれらのペプチドおよび追加のペプチド、すなわ ち、下記式: %式%(1) あるいは、その薬学的に許容される酸または塩基の付加物を合成した。
式中、AはD−もしくはL−グルタミン酸またはグリシンでありBはD−もしく はL−アスパラギンまたはD−もしくはL−イソロイシンであり; CはD−もしくはL−トリプトファンであり;XおよびYは0〜16個の直鎖の アミノ酸であり;R1はH(遊離のN末端第一級アミ7基を意味する)、ホルミ ル・低級アルキル、アリール(aryl) 、低級アルカノイル、アロイル、ア ルキルオキシカルボニルまたはアリールアキジカルボニルであり、R2はOH( 遊離のC末端カルボキシル基を意味する)、低級アルキルもしくはアリールのエ ステルまたはNR3R’ (式中、R3およびR′は各々独立して、■、低級ア ルキルもしくはアリールから選択される)である。
式Iのペプチドは、そのコア領域として、GMP−140の74〜76位のアミ ノ酸配列の一部分と、シグナルペプチドを開裂した後の成熟タンパク質のN末端 として定義される残基1とをもっている。式!のペプチドの例は、30〜150 0μmの範囲の濃度で、好中球がP−セレクチンと結合するのを阻害することを 示す。
N末端とC末端のフランキング領域のみならずコア配列内に変化があっても生物 活性が失われることがないということが見出された。
これらのペプチドは、診断薬として有用であり、および適切な薬学的担体と組み 合わせて凝固プロセスもしくは炎症プロセスを調節もしくは阻害する臨床用途に 有用である。
図面の簡単な説明 図1は、式1のいくつかのペプチドの、好中球のGMP−140とN結合を阻害 する活性を、阻害百分率体ペプチドの濃度(■M)で示す。RKEAEIWTD V−N13 (黒目角印) ; TNIAGIlrAWN−N13(0四角印)  ; KKALTNEAENlrAD−N13(黒菱形印’) ; CXALT NEAENWADN−N13 (白菱形印); KKALTNEAAENWAD NEPNNKRNNED−NH3(黒三角印) ; TNEAENWAD−N1 3(山王角印) ; TNEAENWADN−N13 (黒丸印) ; TNE AENWADNEPNN−N13(白丸印);およびAEIffADNEPNN −N13(X印)。
発明の詳細な説明 3〜100個のアミノ酸からなりP−セレクチン様活性を宵すると定義されたペ プチド、これらのペプチドを含有する治療用組成物、これらペプチドの製造方法 、およびその使用方法を開示する。
それらの最も広い適用範囲において、これらのペプチドは、下記式: %式%() で表されるペプチドあるいはその薬学的に許容される塩であり、 ; 式中、AはD−もしくはL−グルタミン酸またはグリシンでありBはD−もしく はL−アスパラギンまたはD−もしくはL−イソロイシンであり; CはD−もしくはL−1−リプトファンであり;XとYは0〜16個の直鎖のア ミノ酸であり;R1はH(遊離のN末端第一級アミノ基を意味する)、ホルミル 、低級アルキル、アリール、低級アルカノイル、アロイル、アルキルオキシカル ボニルまたはアリールオキシカルボニルであり; R2は0■(遊離のC末端カルボキシル基を意味する)、低級アルキルもしくは アリールのエステル、またはNR’R’であり、式中、R3とR4は各々独立し て、■、低級アルキルもしくはアリールから選択される。好ましいペプチドは、 CがL−トリプトファンであり、特にR1がHでありR2がNR’R’であるペ プチドである。
最も好ましいペプチドは以下のとおりである:Cys−Lys−A la −L au−Thr−Asn−G 1u−A la −G 1u−Asn−Trp−A  1a−ASp−ASn−NH,(6−シ不すIDNo、コ)A 1a−Leu −Thr−As n −G 1u−A 1a−G 1u−As n−Trp−A la−Asp(―己5すIDNo、5) AAy−Lau−Thr−Asn−G 1u−Ala −G 1n−Asn−T rp−Ala−Asp−NH。
(@こ ラ’I より No、6) Thr−Asn −G lu −A la −G lu−Asn−Trp−Al a−Asp−Mn−NH2(配 別 より No、 8) Thr−Asn−11a−Ala−Gly−工1e−Trp−Ala−Trp− 人5n−NH。
(配lすIDNo、9) Thr−As n−G lu −A 1a−G 1u−Asn−Trp−A 1 a−Asp−Asn−Glu−NH。
(配?I ID No、 101 本願で用いる場合、′低級アルキル”という用語には、1〜6個の炭素原子を有 する分枝鎖、直鎖、および環状の飽和炭化水素、例えばメチル、エチル、プロピ ル、インプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、インペンチル 、ネオペンチルおよびヘキシルが含まれる。′低級アルカノイル”という用語は RC(0) (Rは低級アルキル基)を意味する。
アロイルという用語はArC(0)を意味し、式中Arはアリール基であり、す なわち1〜3個のリングを有する芳香族もしく(マヘテロ芳香族構造であってリ ング融合構造であってもなくてもよく、ハロゲン、炭素、または窒素(N)、硫 黄(S)、1ノン(P)およびホウ素(B)のよな他のへテロ原子で置換されて いてもよい。
式lのペプチドは、遊離のペプチドまたは薬学的に許容される塩の形態で使用で きる。アミン塩は、ペプチドを酸と混合する公知の方法によって製造することが できる。適切な酸としては、無機酸、たとえば塩酸、臭化水素酸、過塩素酸、硝 酸、チオシアン酸、硫酸、およびリン酸、ならびに有機酸、たとえばギ酸、酢酸 、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、マロン酸、コノ 1り酸、マレイン酸、フマル酸、アントラニル酸、ケイ皮酸、ナフタレンスルホ ン酸、およびスルファニル酸が含まれる。
ペプチド中のカルボン酸基は、そのペプチドを塩基と混合する公知の方法にした がって塩に変換すること力fできる。適切な塩基としては、無機の塩基、たとえ (f水酸イヒナト1ノウム、水酸化アンモニウムおよび水酸化カリウム、ならび に有機塩基たとえばモノ−、ジー、およびトリーアルキルおよびアリールアミン (たとえばトリエチルアミン、ジイソプロピルアミン、メチルアミンおよびジメ チルアミンおよび任意に置換されたモノ−、ジーおよびトリーエタノールアミン )がある。
本願に引用する場合、ペプチドと、その製造に用いる所定の原料のアミノ酸成分 は、簡便にするため略号で示す。これらの略号は下記のとおりである。
(以下余白) アミノ酸 省略形 D−アロイソロイシン D−A I 1 eL−アルギニン Arg R D−アルギニン D−Arg r D−7X/f5ギア D−Asn N L−72パラギン L−Asn n L−アスパラギン酸 Asp D D−アスパラギン酸 D−Asp d L−システィン (ys C D−システィン D−Cy s c L−グルタミン酸 Glu E D−グルタミン酸 D−Glu e L−グルタミン Gln Q D−グルタミン [)−Gln Q グリシン cry G L−ヒスチジン Hls H D−ヒスチジン D−Hls h L−インロイシン 11e I D−リジン D−Lys k L−プロリン Pro F D−プロリン I)−P r o p L−ピログルタミン酸 pGlu D−ピログルタミン酸 D−pGIu L−セリン L−Ser S D−セリン D−3e r L−トレオニン L−Thr T L−チロシン L−Tyr Y D−チロシン D−Tyr V L−トリプトファン 7rp w D−トリプトファン D−Trp w L−バリン Vat V 試薬 省略形 N、N−ジインプロピルエチルアミン DIEAN−メチルピロリドン NMP l−ヒドロキシベンゾトリアゾール HOBTジメチルスルホキシド DMSO 無水酢酸 AC20 ペプチドの製造方法 本発明のペプチドは、一般に、例えば引用刊行物に記載されている、下記の周知 の方法で製造することができる。なおその周知の方法は本願に援用するものとす る。好ましい方法では、本発明のペプチドは、J、Amer、 Chea+、S oc、、85巻、2149〜2154頁(1963年)にMerrif 1el dが初めて報告した固相合成法にしたがって製造される。他の方法は、例えばM 、Bodanszky sPe t’de S nthesis、第2版(Jo hn Wiley&5ons、1976年)、および当該技術分野の当業者にと って周知の他の参考論文に記載されている。
このような合成において使用可能な適切な保護基とその略号は、上記のテキスト およびJ、F、W、McOmieSP otect we Gr。
隻LL−Ll」Σ口anic Chemistr (P]enu+* Pres s社、米国、ニューヨーク、1973年)に記載されている。本願に用いられる 共通の保護基は、t−ブチルオキシカルボニル(Boa) 、フルオレニルメト キシカルボニル(FMOC)、ベンジル(Bzl)、トシル(Tos)、0−ブ ロモフェニルメト牛ジカルボニル(BrCBZもしくはBrZ)、フェニルメト キシカルボニル(CBZもしくはZ)、2−クロロフェニルメトキシカルボニル (2−C1−CBZまたはCI−Z)、4−メトキシ−2,34−トリメチルベ ンゼンスルホニル(Mtr)、ホルミル(CHO)、およびt−ブチル(t−B u)である。
固相法によって式!のペプチドを合成する一般的な合成手順は下g己のとおりで ある。
B、N”−FMOC保護を用いた固相ペプチド合成のための一般的な合成手順B oeまたはFMOCを用いて合成したへ°7°fドの脱保護された5cA−アミ ノ基の末端アセチル化はNMP中10%Ac20と5%DIEAで行われ、生成 したペプチドのレジンをNMPおよび/またはCH2Cl2で洗浄する。
これらのペプチドは、当該技術分野の当業者にとって周知の標準の遺伝子工学の 技術を用いても製造することができる。
例えば、本発明のペプチドは、そのペプチドをコードする核酸を発現ベクターに 挿入し、そのDNAを発現させ、次いで必要なアミノ酸の存在下で該DNAをペ プチドに翻訳させることによって酵素的に製造することができる。生成したペプ チドはクロマトグラフィー法または電気泳動法を用いて精製するか、またはキャ リアータンパク質を用いて精製し得る。
キャリアータンパク質を用いる方法は、キャリアータンパク質をコードする核酸 配列と、ペプチドをコードする配列とをインフェイスで発現ベクターに挿入する ことによってペプチドに融合し、次いでペプチドから開裂することができる。こ の融合タンパク質−ペプチドは、クロマトグラフィー法、電気泳動法または免疫 学的方法を用いて単離することができる(例えば担体タンパク質に対する抗体を 通じて樹脂に結合させる)。得られたペプチドは、化学的方法または酵素による 方法例えば加水分解酵素を用いて開裂させることができる。
薬剤組成物の製造方法 これらのペプチドを含有する薬剤組成物を製造するために、式Iのペプチドまた はその塩基もしくは酸の付加塩を、活性成分として、通常の薬剤配合法にしたが って、薬剤担体と組み合わせる。この担体は、例えば舌下、直腸、鼻、経口、も しくは非経口の投与を行うのに要求される製剤の形態によって、広範囲の種類の 形態を取り得る。経口剤形の組成物を製造する際には、通常の薬剤媒体のいずれ でも用いることができる。例えば経口液体製剤(たとえば懸濁液剤、エリキシル 剤または水剤)を製造するのには、水、油、アルコール、香味剤、保存剤、およ び着色剤が用いられ、または経口の固形製剤(例えば散剤、カプセル剤または錠 剤)を製造するには、デンプン、糖、希釈剤、顆粒化剤、滑沢剤、結合剤および 崩壊剤のような担体が用いられ得る。
生物学的利用率を増大する放出制御処方もしくは強化制御処方も使用し得る。投 与が容易なため、錠剤とカプセル剤は、固形薬剤担体を用いる場合、最も有利な 経口単位投与形である。所望の場合、錠剤は、標準的方法で糖衣錠にするかまた は腸溶性被膜とし得る。
非経口製品については、担体は通常滅菌水であるが、溶解性を補助するためまた は保存剤として、担体の成分を含有させ得る。注射用懸濁液剤も製造し得るが、 この場合適当な液体担体および懸濁剤を使用し得る。
また本発明のペプチドは、水剤もしくはクリーム剤を局所に塗布することによっ て、創傷もしくは炎症の部位に局部的に投与し得る。
あるいは、本発明のペプチドは、リポソームまたは微小球体(腸1crosph eres) (もしくは微小粒子)、または担体の埋包もしくはカプセルで包ん だ送達システムで投与し得る。患者に投与するリポソームおよび微小球体の製造 方法は当該技術分野の当業者に周知である。米国特許第4.789.734号に は、生物学的物質をリポソーム中に包みこむ方法が記載されている。特に、その 物質は溶解して水溶液とし、適切なリン脂質および脂質を必要に応じて界面活性 剤とともに添加され、および必要な場合その物質は透析もしくは音波処理に付さ れる。
周知の方法の優れた総説として、G、Gregoriadis、 14章 ”L iposomes、” ru Carriers in Bio a d Me d c e 28T〜341頁(AHdHic Press社、1979年)に 記載されている。ポリマーまたタンパク質で形成された微小球体は当該技術分野 の当業者には周知であるので、胃腸器官を通して直接血液流に入るように調製し 得る。あるいは、本発明のペプチドは体内に組み込んでもよく、数日間〜数箇月 間の範囲の期間にわたってゆっくり放出するためのに移植する微小球体もしくは 微小球体の複合体でもよい。例えば米国特許第4.906.474号、同号4. 925.673号および同第3.625.214号参照。
結合を実証する方法 生物学的に活性なペプチドは、好中球、単球、リンパ球のサブセットあるいは他 の細胞がGMP−140のようなセレクチンに結合するのを阻害するペプチドか 、またはELAM−1およびまたはその指向性受容体によって仲介される白血球 が内皮に粘着するのを阻害するペプチドである。
ペプチドは、細胞に対する粘着、例えば好中球がプラスチック製ウェルに固定化 された精製GMP−140に粘着するのを阻害する能力で、Gengら、Nat ure、 343巻、757〜760頁(1990年)に記載のアッセイを用い てスクリーニングし得る。
ヒト好中球は、Flow Laboratories社のMono−Poly分 離媒体を用い密度勾配遠心分離にかけて、ヘパリン化した全血から単離し得る。
好中球懸濁液は98%以上の純度であり、トリパンブルー排除法によって95% 以上が生きている。粘着性検定のために、好中球を、1.26mM Ca”およ び、0.81mM Mg” (HBSS、 Gibco)を5mg/mlヒト血 清アルブミン(HBSS/HSA)とともに含有するハンクスの均衡塩類溶液中 に、2X10’細胞/mlの濃度で懸濁させる。粘着性アッセイは、96ウエル マイクロタイタープレート、Corning社、で3個づつ、各種のタンノ(り 質溶液50μlとともに、4℃にて一夜インキユベートして行われる。
GNP−140は、下記のように、抗体512−セファロースT11による免疫 アフィニティクロマトグラフイーおよびMono−Q”カラム(FLPC,Ph arw+acia Fine Chemicals社)によるイオン交換り0マ ドグラフイーによって、ヒト血小板溶解物から単離する。
血液銀行から入手して4℃で貯蔵した古いヒト血小板ツク・ツク(100単位) をプールし、pH7,5、SmM EDTAに調節し、1す・ットルボトルで3 0分間、4,0OOrp■で遠心分離し、1す・ノトルの0.IM NaC1, 20mM )リスpH7,5(TBS)、5mM EDTA、 5mMベンズア ミジンで3回洗浄する。
得られたベレットを、最少量の洗浄緩衝液中に再懸濁して凍結した。凍結した血 小板を解凍し、50m1TBS、 Sdベンズアミン、5閣M EDTA pH 7,5,100Mロイペプチン中に再懸濁させる。
得られた懸濁液を、600冒l凍結乾燥フラスコを用いてドライアイス−アセト ン浴中で、凍結と解凍を2回行い、次にガラス/テフロン乳鉢と乳棒でホモジナ イズして、DIFP中で1mMにする。
NaC1の濃度は4M Naclの貯蔵溶液を用いて0.5Mに調節する。得ら れた懸濁液を4℃で攪拌した後、ポリカーボネート試験管中で、33.000r p■にて60分間、4℃にて遠心分離する。上澄み液(0,5M NaC1洗浄 液)を除いて保管する。この上澄み液とともに、ベレットの頂部を除かないよう に注意する。そのベレツトを抽出緩衝液(TBS、 S−Mベンズアミジン、5 膳M EDTA pH7,s。
100μMロイペプチン、2%Triton X−100)中でホモジナイズす る。19.50Orpmにて25分間、4℃にて遠心分離した後、上澄み液を除 去する。この抽出操作をペレ・ノドについて繰り返し、生じた上澄み液は最初の 上澄み液と混合する。混合した抽出液はメンプラン状のGMP−140を含有し ているが、0.5M Naclに調節する。
可溶性の画分(0,5M Nael洗浄水)およびメンプラン抽出物(これを0 .5M NaC1に調節する)は、Sag/mlの濃度で2時間4℃にてAff igel (Biorad社)に予め力・ノブリングさせたモノクローナル抗体 512(ヒ) GMP−140に対する抗体)の別々のブールに吸収させる。樹 脂を静置させた後、上澄み液を除去する。
結合されたGMP−140を含有するSi2 Affigelを、カラムに注入 し、−夜、4℃にて、400m1のO,SM Nacl、 20mM)リスpH 7、S、0.01%Lubrol PXで洗浄する。
結合されたGMP−140を、80%エチレングリコール、1■M MESpH 6,o、0.01%Lubrol PXの100m1を用いて、S12 Aff igelから溶出した。2g0nmの吸光度によるピーク画分をプールする。溶 出液を0,05%Lubrolを含有するTBSに対して透析し、次に、Mon o QカラムCPharmacia社から入手できるFPLC)にかける。
得られた濃縮タンパク質を、2M NaC1,20mM)リスpH7,5(メン プラン画分に対しては0.05%Lubrol PXをプラスする)で段階的に 溶出を行う。ピーク画分はTBS pH7,5(メンプラン画分に対しては0. 05%Lubrol PXをプラスする)に対して透析する。
GMP−140を5μg/mlでプレートし、対照のタンパク質類; ヒト血清 アルブミン(Alb)、血小板糖タンパク質11b/Ha(IIb)、フォノ・ ビルプラント因子(vWF)、フィブリノーゲン(FIB)、トロンボモジュリ ン(TM)、ゼラチン(GEL)またはヒト血清(HS)を50μg/mlの濃 度でか添加する。全ウェルを、10mg/mlのI(SAを含有する300μm のHBSSで22°Cにて2時間かけてブロックし、ついで0.1%Tveen −20含有のHBSSで3回洗浄し、次にHBSSで1回洗浄する。細胞(2X 105/ウエル)をウェルに添加し、22℃で20分間インキュベートする。つ いでウェルをI(BSS/)ISAで満たし、アセテートテープ(Dynate ch)でシールし、150 gにて5分間、逆転させて遠心分離する。粘着して いない細胞と上澄み液を廃棄した後、各ウェルの内容物を、200μlの0.5 %ヘキサデシルトリメチルアンモニウムプロミド、51g1a社、を含有する5 0mMリン酸カリウム溶液(pH6,0)可溶化してミエロペルオキシダーゼ活 性についてアッセイする。
Leyら、Blood、73巻、1324〜1330頁、 (1989年)。結 合された細胞の数を、ミエロペルオシダーゼ活性対細胞の数の基準曲線からめる 。すべてのアッセイ条件下で、細胞はミエロペルオキシダーゼと乳酸デヒドロゲ ナーゼの合計の5%より少ない量を放出する。
臨床用途 本発明のペプチドは、一般に約lμgペプチド/体重1kgを超える量で非経口 投与すると活性である。再潅流(reperfusion)を伴う場合、器官が 損傷するのを防止する処置のために、本発明のペプチドは、約0.01〜約10 mgペプチド/1kg体重を非経口で投与され得る。一般に、炎症を減らさなけ ればならない他の疾患または症状の治療に同じ範囲の投与量が使用される。この 投与量は、1種以上のペプチドが投与されるか否かによって一部左右される。レ クチン領域の異なっているかもしくは重複した領域由来のペプチドを組み合わせ た場合、またはGMP−140のEGF領域由来のペプチドを組み合わせた場合 には、相乗作用がみられる。
セレクチン類は、白血球の粘着、炎症および凝固に関連するいくつもの機能をも っているので、GMP−140,ELAM−1またはLAM−1の結合を阻害す る化合物は、これらの応答を調節するため臨床に用い得る。
例えば、これらのペプチドは、白血球の表面にあるGMP−140受容体に競合 して結合することによって白血球の粘着を競合して阻害するのに使用し得る。こ の種の治療は、白血球が仲介する炎症の、効果的であるが一時的な阻害が望まれ る急性症状に特に有用である。ペプチドを輸液することによる長期間の治療もい くつかの状況で実施できる。
炎症応答は抑制しないと宿主に損傷を引き起こすことがある。というのは白血球 は正常な組織を損傷しうる多くの毒性分子を放出するからである。これらの分子 としてはタンパク質分解酵素と遊離のラジカルがある。白血球が組織の損傷を起 こす場合がある病的な状態の例には、虚血と再潅流、細菌の種と汎発性血管向凝 固症候群、成人呼吸困難症候群、腫瘍の転移、慢性関節リウマチおよびアテロー ム性動脈硬化症に由来する損傷がある。
再潅流による損傷は臨床心臓学の大きな問題である。虚血心筋症における血球の 粘着を減らす治療剤は血栓溶解剤の治療効力を有意に増強することができる。組 織プラスミノーゲン活性化因子またはストレプトキナーゼのような薬剤を用いる 血栓を溶解させる治療を行うと、重篤な心筋虚血にかかつている多くの患者の冠 状動脈閉塞を、回復不能な心筋細胞死になる前に軽減することができる。しかし 多くのかような患者は、血液流を回復したにもかかわらず、依然として心筋神経 症にかかっている。この“再潅流損傷”は、白血球が、虚血領域の血管内皮に粘 着することに関連があることが知られている。というのは、恐らく、血小板と内 皮がトロンビンとサイトカイン類によって活性化されて、白血球に対して粘着性 になるからであろう(Row+sonら、C1rculation、 67巻、 1016〜1023頁、1983年)。これらの粘着性白血球は、内皮を通過し て移行することができ、虚血心筋が血流の回復によって救助されている丁度その ときに虚血心筋を破壊する。
虚血と再潅流が、白血球が血管表面に粘着することによって仲介される器官損傷 をもたらす他の共通の臨床上の障害がいくつかある。すなわち、発作;腸間膜と 末梢血管の疾患;器官の移植;および循環系のショック(この場合は多くの器官 が、血流の回復に続いて損傷を受けることがある)である。
細菌による敗血症と汎発性血管向凝固症候群は、危篤状態の患者には同時に存在 している場合が多い。これらは、トロンビン、サイトカイン類および他の炎症メ ディエータの発生、血小板と内皮の活性化、および白血球の粘着および血小板の 血管系全体での凝集と関連がある。白血球依存性の器官の損傷はこれらの症状の 重要な特徴である。
成人呼吸困難症候群は、敗血症にかかっている患者または外傷に続いて起こる破 壊的な肺の障害であり、肺循環系内での白血球の広範囲にわたる粘着と凝集に関 連がある。この障害によって、多量の血漿が肺の中に浸潤して肺の組織を破壊す るに至り、この両現象はともに大部分が白血球生成物によって仲介される。
致命的なことが多い2つの類縁の肺の障害が、同種異系の骨髄移植を受けている 免疫を抑制された患者、およびインターロイキン2で処理されたLAN細胞(リ ンフ才力インで活性イヒされたリンパ球)による治療が原因の全身性血管漏洩力 )ら生じる合併症にかかつている癌患者にみられる。LAN細胞(よ、血管壁に 粘着し、恐らく内皮に対して毒性と思われる産物を放出することが知られている 。LAN細胞が内皮に粘着する機構+1知られていないが、このような細胞は、 内皮を活性イヒする分子を放出し、好中球の場合に作動するのと類似の機序によ って内皮に結合する可能性がある。
多くの悪性腫瘍(癌腫、リンフ寸腫および肉腫を含む)由来の腫瘍細胞は、血管 系を通じて離れた部位1こ転移すること力(できる。腫瘍細胞が内皮に粘着する 機構、及び弓l続き起こる転移の機構は、充分理解されて℃\なl、%力(、少 なくともt′1<つかの場合における白血球の場合と類似してtする。血/h板 力f転移する腫瘍細胞と会合することはよく報告されており、ある種の癌を広げ る場合の血小板の役割を示唆してt)る。
要であると考えられている。血小板+1、単球カシ集まってアテローム性動脈硬 化症の斑を形成する役割をもって(Xる力)もしれない。単球の蓄積は、アテロ ーム発生中、最も初期(こ検出可能な事象の一つであることは知られて(する。
充分1こ発達した斑が破裂すると、血小板の沈着と活性イヒおよび血栓形成の促 進のみならず、好中球が虚血領域へ早期(こ集まるよう番ニなる。
潜在的用途がある他の領域は、慢性関節リウマチの治療のこれらのペプチドを用 いる治療方式に対する応答を評価する基準は、特定の症状によって指定され一般 に標準の医学的慣行にしたがっている。例えば、心筋梗塞の拡張を防止するため に有効な投与量の基準は、血漿中の心筋壊死のマーカー酵素を調べ、心電図、生 命徴候および臨床応答を監視することによって、当該技術分野の当業者が決定す ることができるであろう。急性の呼吸困難症候群を治療する場合は、動脈酸素の 改善、肺湿潤の消散および軽減された呼吸困難と頻呼吸で測定される臨床上の改 善が調べられるであろう。ショックの患者(低血圧)を治療する場合には、有効 な投与量は、臨床応答と、血圧が回復した後の肝臓と腎臓のような生命器官の機 能の特定との測定に基づいているであろう。発作を起こす患者については神経学 的機能が監視されるであろう。移植された器官の機能を監視するのに特定の試験 が用いられる。
例えば腎臓の移植を受けている患者の血清クレアチニン、尿の流量、および血清 電解質の試験である。
診断薬 本発明のペプチドは、セレクチンに対するリガンドが不完全であるヒトの障害を 検出するのにも使用できる。このような障害は、白血球が活性化された血小板ま たは内皮に結合できず、感染症にかかり易くなっている患者に恐ら(みられるで あろう。試験すべき細胞は通常白血球であるが、医学上承認された標準法によっ て集めて、スクリーニングされる。検た活性化細胞への結合、流動細胞計測法お よびその他の当該技術分野の当業者にとって公知の方法がある。レクチン領域ペ プチドの存在下および不存在下での結合の阻害は、セレクチンの結合性の欠如ま たは変化を検出するのに用いることができる。セレクチン類については、このよ うな障害は、GMP−140に対する白血球リガンドが不完全なために、白血球 の血小板および内皮に対する結合が不完全であるような感染症にかかり易くなっ た患者に最もよく見られるようである。ペプチドには、放射能ラベル、蛍光標識 、酵素、または電子顕微鏡用の金のような電子密度の高い物質でラベルし得る。
被検出細胞は通常白血球であるが、標識を付けたペプチドとともにインキュベー トされ、GMP−140に対する抗体を用いて上記の方法によるか、または当該 技術分野の当業者に公知の他の方法によって結合性が検定される。GMP−14 0に対するリガンドが、血漿中に見出された場合、検出試薬として抗体の代わり に、標識を付けたGMP−140由来のペプチドを用いて標準のEL ISA法 またはラジオイムノアッセイで測定することができる。
下記の実施例は本発明を例示するために提供するものであって本発明を特に限定 するものではない。実施例中、および明細書全体を通じて、置部はとくにことわ りがない限り重量部である。
実施例1: リシルーリシルーアラニルーロイシルートレオニルーアスパラギニ ルーグルタミルーアラニルーグルタミルーアスパラギニルートリブトフイルーア ラニルーアスノイラギン酸アミド(配列番号l)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthestzerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミツ1M脂(0,62g、 。
、 50mmol)を合成に使用した。この樹脂の最終重量は、1.46gであ った。16mLのHP、1.5mLのアニソールおよび100μLのチオフェノ ールを用い、0℃で60分間かけて、ペプチドを上記樹脂(1,46g)から開 裂させた。開裂された樹脂をエーテルで洗い、50%のTFAの塩化メチレン溶 液25aLでペプチドを抽出した。
溶液を蒸発させ、残渣をトリチュレーションして粗製ペプチド4711mgを得 た。
トリプトファンは、0.1M水性ピペリジン10h+Lを用t)、0°Cで1時 間脱ホルミル化した。得られた反応混合物を蒸発して凍結乾燥した。得られた粗 製ペプチド(243mg)を、Vydac C−18カラム(10μ、2.2  X 25cI11)を用い、0.1%TFA中50%中上0ニトリルの20〜6 0%の勾配液で180分間かけて、流量3mL/分で溶出して精製した。両分を 集め、I(PLCで分析し、モして純品の画分をプールし凍結乾燥して35ft 1gを得た。アミノ酸分析の結果: Ala 3.00 (3>、 Asx 2 .56 (3)、 Glx 2.03 (2)、 Leu 10ft(1)、  Lys 2.10 (2>、 Thr 1.00 (1)、Trp ND (1 )。 FAB/MS: MH” 14g9 <分子量1488.63)。
実施例2: システィニルーリシルーアラニルー口イシルートレオニルーアスパ ラギニルーグルタミルーアラニルーグルタミルーアスパラギニルートリブトフィ ルーアラニルーアスパルチルーアスパラギンアミド(配列番号3)の調製。
上記のべブチドを、標準BOCソフトウエアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide Syntbesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0.62gSO. 50+u ol)を合成に使用した。そのペプチド樹脂をエタノールで洗浄し次に乾燥した 。この樹脂の最終重量は、1. 38gであった。
13mLのHFおよびアニソール(1.3■L)、ジチオトレイトール(1.0 g>を用い、0℃で60分間かけて、ペプチドを上記樹脂(1. 30g)から 開裂させた。樹脂をエーテルで洗い、50%のTFAの塩化メチレン溶液(3X 12■L)でペプチドを抽出し760++gの粗製ペプチドを得た。調製された べブチドをDMF (40mL)に溶解し、1%ピベリジン/水溶液(50mL )を添加した。0℃で1時間撹拌し、凍結乾燥して粗製ペプチド652mgを得 た。
得られた粗製ペプチド( 650mg)を、Vydac C−18カラム(15 μ、5 x 25cw+, 65mg/注入)を用い、0.1%TFA中80% アセトニトリルの15〜45%の勾配液で120分間かけて、流量1501L/ 分で溶出して精製した。画分を集めてHPLCで分析し、純品の画分をプールし 、凍結乾燥し1 1mg,の白色粉末を得た。アミノ酸分析の結果: Asx  3.5g (4). Thr O.92 (1). Glx 1.99 (2) , Ala 3.00 (3). Cys 1.04 (1). Leu 1. 02 (1), Lys O.98 (1). Trp0.56 (1). F AB/MS: MH’ 1578 (分子量1577. 71>。
実施例3: リシルーリシルーアラニルー口イシルートレオニルーアスパラギニ ルーグルタミルーアラニルーグルタミルーアスパラギニルートリプトフィルーア ラニルーアスパルチルーアスパラギニルーグルタミルーブロリルーアスパラギニ ルーアスパラギニルーリシルーアルギニルーアスパラギニルーアスパラギニルー グルタミルーアスパラギン酸アミド(配列番号4)の調製。
上記のべブチドを、標準BOCソフトウエアのバージョン1.12を用い、AB I Mode+ 431A Peptide Synthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0.62g, 0. 50m mol)を合成に使用した。この樹脂の最終重量は、2.20gであった。
20mLのHFおよび2mLのアニソール用い、0℃で60分間かけて、ペプチ ドを上記樹脂( 2. 06g)から開裂させた。樹脂をエーテルで洗い、50 %のTFAの塩化メチレン溶液で抽出して粗製ペプチド0.78gを得た。この ペプチドを0.1M水性ピペリジンを用い、0゜Cで1時間脱ホルミル化した。
得られた粗製ペプチド( 500+Ilg)を、Vydac C−18カラム( 10μ、2. 2x 25cm)を用い、0.1%TFA中ア七トニトリルの5 〜22%の勾配液で160分間かけて、流量3mL/分で溶出して精製した。
両分を集めてHPLCで分析し、純品の両分をプールし凍結乾燥して36mgを 得た。アミノ酸分析の結果: Asx 7.90 (9); ThrO.90  (1): Glx 4.0g (4); Ala 2.89 (3); Leu  O.99 (1). Lys 3.0? (3); Trp ND; Arg  O.9B (1)。 FABMS: MH” 21113 (分子量2813 . 96)。
実施例4: トレオニルーアスパラギニルーグルタミルーアラニルーグルタミル ーアスパラギニルートリプトフィルーアラニルーアスパラギン酸アミド(配列番 号7)の調製。
上記のべブチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide Synthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(o.azg, o. SOm iol)を合成に使用した。この樹脂の最終重量は、1. 18gであった。
14w+Lの旺、1.2a+Lのアニソールおよび200μLのチオフェノール を用い、0゜Cで60分間かけて、ベブチドを上記樹脂(1.15g)から開裂 させた。樹脂をエーテルで洗い、50%のTFAの塩化メチレン溶液50mLで 抽出した。溶液を蒸発させて、残渣をエーテルでトリチュレートして0. 43 gの粗製ペプチドを得た。
トリブトファンは、0.1M水性ビペリジン100mLを用い、0°Cで1時間 脱ホルミル化した。得られた反応混合物を蒸発させて凍結乾燥した。
得られた粗製ペプチド(62mg)を、Vydac C−18カラム(10μ、 2.2x 25cm)を用い、0.1XTFA中18%アセトニトリルの無勾配 系で75分間かけて、流量8mL/分で溶出して精製した。画分を集めてHPL Cで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して32iigを得た。アミノ酸分 析の結果: Ala 2J3 (2); Asx 2J8(3): GIX 2 .09 (2): Thr O.88 (1); Trp ND (1)。FA B/MS:MH’ 1049 (分子量IQ48.04)。
実施例5:l−レオニルーアスパラギニルーグルタミルーアラニルーグルタミル ーアスパラギニルートリプトフィルーアラニルーアスバルチルーアスパラギンア ミド(配列番号8)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide Synthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹11’tt (o.azg, o . 50Ilmol)を合成に使用した。この樹脂の最終重量は、1.26gで あった。
12IIILのHFおよび1. 2o+Lのアニソールを用い、0℃で60分間 かけて、ペプチドを上記樹脂( 1. 20g)から開裂させた。樹脂をl:  1 塩化メチレン/エーテルで洗い、ペプチドを50%のTFAの塩化メチレン 溶液で抽出して粗製ペプチド620mgを得た。
粗製ペプチド( 60hg)を、Vydac C−18カラム(15μ、5×2 5c+*)を用い、0.1%TFA中80%アセトニトリルの0〜40%勾配液 で120分間かけて、流量25iL/分で溶出して精製した。画分を集めてHP LCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して84+igの純品のペプチド を得た。アミノ酸分析の結果:AIa2.00(2). Asx 3.88 ( 4). Glx 2.06 (2), Thr O.92 (1), Trp  0.62 (1)。FAB/MS: MH’ 1163 (分子量1162.  15)。
実施例6: トレオニルーアスパラギニルーインロイシルーアラニルークリシル ーインロインルートリプトフィルーアラニルートリプトフィルーアスパラギンア ミド(配列番号9)の調製0 上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージタン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,62g、 。
、 SOmmol)を合成に使用した。10%ピペリジンのN−メチルピロリジ ン(10iL)溶液を用い、0°Cで2時間かけてペプチド樹脂(1,25g) を脱ホルミル化した。樹脂の最終重量は、1.15gであった。
12iLのIPと1..2mLのアニソールを用い、0℃で60分間かけて、ペ プチドを上記樹脂(1,15g)から開裂させた。樹脂をエーテルで洗い、ペプ チドを50%のTFAの塩化メチレン溶液で抽出して粗製ペプチド358Bを得 た。
粗製ペプチド(350mg)を、Vydac C−18カラム(15μ、5×1 0cm)を用い、0.1%TFA中80%中上0ニトリルの15〜60%勾配液 で120分間かけて、流量i 5mL/分で溶出して精製した。画分を集めてH PLCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して93Bの白色固体得た。ア ミノ酸分析の結果二Ala 2.02 (2)、 Asx 2.07 (2)、  Gly 1.03 (1)、 lie 1.85 (2)、 Thr O,9 3(1)。
Trp 1.30 (2)。FAB/MS: MH” 1144 (分子量11 44.31)。
実施例7ニ トレオニルーアスパラギニルーグルタミルーアラニルーグルタミル ーアスパラギニルートリブトフイルーアラニルーアスバルチルーアスパラギニル ーグルタミン酸アミド(配列番号10)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,62g5O、SOmmo l)を合成に使用した。樹脂の最終重量は、1.32gであった。樹脂を、DM F15%水中の1Mエタノールアミンで処理ピ(2×30分間)、DMFエタノ ールで洗浄し、一定重量になるまで乾燥した。
10−LのHF、 0.50gのp−クレオゾール(p−creosol)およ び0.50gのp−チオクレオソール(p−thtocreosol)を使用し 、0℃で1時間かけて樹脂(1,17g)を開裂させた。樹脂をエーテルで洗い 、ペプチドを50%のTFAの塩化メチレン溶液で抽出した。蒸発させた後、残 渣をエーテルでトリチュレートし、0.75gの白色固体を得た。
粗製物質の300mgを、Vydac C−18カラム(10μ、2.2×25 cm)を用い、10%アセトニトリル中の0.1%TFAで、流量8mL/分で 溶出して精製した。画分を集めてHPLCで分析し、純品の画分をプールし、蒸 発させ凍結乾燥して37mgの白色固体得た。アミノ酸分析の結果: Ala  2.21 (2)、 Asx 3.26 (4)、 Glx 3.24(3)、  Thr O,95(1)、 Trp ND (1)。 FAB/MS: MH ’ 1292 (分子量1291.26)。
実施例8:アセチルートレオニル−アスパラギニル−グルタミル−アラニル−グ ルタミル−アスパラギニル−トリプトフィル−アラニル−アスパルチル−アスパ ラギンアミド(配列番号8)の調製。
上記のペプチドを、標準FMOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、A BI Model 431A Peptide 5ynthesizerを用い て調製した。 Bachei FMOCアミド樹脂(0,59g、 0.25m mol)を合成に使用した。9mLのTFA、 0.5mLのエタンジチオール および0、5+mLのp−クレゾールを用い、35℃で2時間かけてペプチドを 樹脂から開裂させた。エーテルを加えて生成物を沈澱させ、濾過して単離し0. 22gの生成物を得た。
得られた粗製ペプチド(0,22g)を、Vydac C−18カラム(15μ 、sx 25cm)を用い、0.1%TFA中50%中上0ニトリルの26〜5 0%勾配液で、120分かけて、流量15iL/分で溶出して精製した。
画分を集めて1(PLCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して25mg の生成物を得た。アミノ酸分析の結果: ASX 3.68(4)、 Thr  O,97(1)、 Glx 2.09(2)、 Ala 2.07(2)、 T rp ND (1)。
PAB/MS:MH’ 1205 (分子量1204.18)。
実施例9:アセチルートレオニル−アスパラギニル−グルタミル−アラニル−グ ルタミル−アスパラギニル−トリブトフィル−アラニル−アスパルチル−アスパ ラギニル−グルタミル−プロリンアミド(配列番号11)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアの7(−ジョン1.12を用い、A BI Model 431A Peptide 5ynthesizerを用い て調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,62g5O、SOmm ol)を合成に使用した。ペプチド−樹脂の最終重量は1.43gであった。そ の樹脂−ペプチド(1,29g)を1.5mLのアニソールおよび15iLの肝 でO℃〜4℃で1時間処理した。肝は窒素気流次いで吸引によって除去した。得 られた固体をジエチルエーテル(2×30mL)でトリチコレートし、濾過して 集め、ジエチルエーテル(3x 30iL)で洗浄した。得られた固体を0゜1 Mの冷ピペリジンで抽出した( 5 X 20iL)。抽出物を合せて0〜4° Cにて1時間撹拌し次に凍結乾燥した。脱ホルミル化した粗製ペプチドの収量は 774mgであった。524mgの粗製ペプチドを、Vydac C−18カラ ム(10μ、2.2x 25c+a)を用いるI(PL、Cで、0.1%TFA 中アセトニアセトニトリル〜20%勾配液で、120分かけて、流量3mL/分 で溶出して精製した。画分を集め適切な画分をプールして6+ogの灰白色の固 体を得た。アミノ酸分析の結果:Ala 2.00 (2)、 Asx 3.1 0 (4)、 Glx 3.07 (3>、 Pro 0.98 (1)、 T hr O,91(1)、 Trp ND (1)。FAB/MS: MH’ 1 389 (分子量1388、38>。
実施例10:)レオニルーアスパラギニルーグルタミルーアラニルーグルタミル ーアスパラギニルートリプトフイルーアラニルーアスバルチルーアスパラギニル ーグルタミルーブロリルーアスパラギニルーアスパラギンアミド(配列番号13 )の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,80g、 。
、 SOmmol)を合成に使用した。樹脂の最終重量は1.30gであった。
トリプトファンは、5%水性DMF中の1Mエタノールアミンを用いて、樹脂上 で脱ホルミル化した(2×30分間)。10社のHFおよび1mLのアニソール を用いて0°Cで60分間力)6すてペプチドを樹脂(1,18g)から開裂さ せた。樹脂をエーテルで洗浄し、50%TFAの塩化メチレン溶液で抽出して粗 製ペプチド0.44gを得た。粗製ペプチドを、Vydac C−18カラム( 10μ、2.2X 25cm)ヲ用い、0.1%TFA中アセトニアセトニトリ ル27%勾配液で、45分かけて、流量8mL/分で溶出して精製した。画分を 集めl’1PLcで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して33mgの生成 物を得た。アミノ酸分析の結果: ASK 5.88 (6)、 Thr 1. 0? (1)。
Glx 2.61 (3)、 Pro 1.06 (1)、 Ala 2.18  (2)、 Trp ND (1)。
FAB/MS: MH“1616 (分子量1616.59)。
実施例11:アスパラギニル−グルタミル−アラニル−グルタミル−アスパラギ ニル−トリブトフィル−アラニル−アスパルチル−アスパラギンアミド(配列番 号14)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,62g、 。
、 50II1mol)を合成に使用した。ペプチジル−樹脂をエタノールで洗 浄して乾燥した。樹脂の最終重量は1.14gであった。
12+aLのIPおよび1.2mLのアニソールを用いて0℃で60分間かけて ペプチドを樹脂(1,13g)から開裂させた。樹脂をエーテルで洗浄し、次い でペプチドを1%ピペリジン/水(4x25mL)で抽出した。合わせた画分を O′Cで1時間撹拌し、次いで凍結乾燥して520II1gの粗製ペプチドを得 た。
得られた粗製ペプチド(500mg)を、Vydac C−18カラム(15μ 、5x 25c+n)を用い、01%TFA中の80%アセトニトリルの10〜 30%勾配液で、120分かけて、流量15mL/分で溶出して精製した。画分 を集めHPLCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して30■gの白色固 体を得た。アミノ酸分析の結果:Alal、99 (2)、 Asx 3.92  (4)、 GIK 2.05 (2)、 Trp 0.64 (1)。FAB /MS: M[I’ 1061 (分子量1061.04)。
実施例12:アラニルーグルタミルーアスパラギニルートリプトフィルーアラニ ルーアスバルチルーアスパラギニルーグルタミループロリルーアスパラギニルー アスパラギンアミド(配列番号16)の調製。
上記のペプチドを、標$BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,67g、 0、54mm ol)を合成に使用した。樹脂の最終重量は1゜27gであった。
10mLのHFと1mLのアニソールを用いて0℃で60分間かけてペプチドを 樹脂(1,18g)から開裂させた。樹脂をエーテルで洗浄し、50%TFAの 塩化メチレン溶液で抽出して0.55gの粗製ペプチドを得た。そのペプチドを 0.1M水性ピベソジン100a+1中で、0℃で60分かけて脱ホルミル化し た。
得られた粗製ペプチド(0,20g)を、Vydae C−18カラム(10μ 、2.2 x 25cm)を用い、0.1%TFA中のアセトニトリルの10〜 13.5%勾配液で、45分かけて、流量8 mL/分で溶出して精製した。
画分を集めHPLCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して40mgの生 成物を得た。アミノ酸分析の結果: Asx 4.36 (5); Glx 2 .0g (2); Pro 1.03 (1); Ala 2.12 (2);  Trp NDFAB/MS: MH” 1273(分子量1272.26)。
実施例13ニアラニルーグルタミルーアスパラギニルートリブトフイルーアラニ ルーアスパルチルーアスパラギニルーグルタミループロリルーアスパラギニルー アスパラギニルーリシルーアルギニルーアスパラギニルーアスパラギニルーグル タミルーアスパラギンアミド(配列番号12)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミンmB’fl (0,62g、 0、 05+s+go+)を合成に使用した。ペプチド−樹脂の最終重量は1.70g であった。1.6gの樹脂−ペプチドを1.6mLのアニソールおよび16mL のHFで0℃〜4°Cで1時間処理した。IPを窒素気流で除き次いで吸引で除 去した。
得られた固体をジエチルエーテル(2X30+1L)でトリチュレートシ、濾過 して集めジエチルエーテルで洗浄した(2x30+。
L)。得られた固体を0.1Mの冷ピペリジンで抽出した(5X20mL)。抽 出物を0°C〜4°Cにて1時間撹拌し、次いで凍結乾燥した。粗製ペプチドの 収量は、1.24gであった。得られたペプチドを、Pharmacia Mo no Q” 10716カラムを用い、0.02M〜0.50Mの炭酸水素アン モニウムの600mLで6aL/分の流量で溶出して精製した。8回の処理で得 た適切な画分をプールし、凍結乾燥して半純品のペプチド172mgを得た。こ の半純品のペプチドを、 Vydac” 22X250mm C1g、 10μ 粒子径の300オンク゛ストローム孔のパックされたカラムを用い、0.1%T FA中のアセトニトリルの0%〜25%勾配液で、45分かけて、流量10mL /分で溶出する逆相[IPLCでさらに精製した。画分を集め適切な画分をプー ルして69■gの白色固体を得た。アミノ酸分析の結果: Ala 2.07  (2)、 Arg 1.02 (1)、 Asx 7.46 (8)、 GIX  3.10 (3)、 Lys O,9g(1)、 Pro Q、99 (1) 、 Trp ND (1)。 FAB/MS:MH” 2030(分子量202 9.04)。
実施例14:アルギニルーリシルーグルタミルーアラニルーグルタミルーインロ イシルートリプトフィルートレオニルーアスバルチルーバソンアミド(配列番号 15)の調製。
上記のペプチドを、標準BOCソフトウェアのバージョン1.12を用い、AB I Model 431A Peptide 5ynthesizerを用いて 調製した。4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0,62B、0.50+*m ol)を合成に使用した。ペプチド樹脂をエタノールで洗浄し乾燥した。樹脂の 最終重量は1.52gであった。保護されたペプチジル−樹脂(1,5g)を、 lO%ピペリジン/N−メチルピロリドン溶液(10+aL)中で、0℃で2時 間脱ホルミル化した。ペプチド樹脂をN−メチルピロリドン、塩化メチレンおよ びメタノールで洗浄し、乾燥して145gを得た。
ペプチドを、13mLのHFおよび1.3+sLのアニソールを用い、0℃で6 0分かけて樹脂(1,3g)から開裂させた。樹脂をエーテルおよびエーテル/ 塩化メチレン1:1で洗浄し、ペプチドを50%TFAの塩化メチレン溶液で抽 出した(3X 15mL)。溶媒を蒸発させ残渣をエーテルで処理した。沈澱を 濾過によって取り出し、エーテルで洗浄し、乾燥して粗製ペプチド674Bを得 た。
粗製ペプチド(670mg)を、Vydac C−18カラム(15μ、5×2 5C■)を、用い、0.1%TFA中の80%アセトニトリルの0%〜50%勾 配液で、120分かけて、流量15mL/分で溶出して精製した。画分を集めて HPLCで分析し、純品の画分をプールし凍結乾燥して白色固体287mgを得 た。アミノ酸分析の結果: Ala 0.99 (1)。
Arg 1.OL (1)、 Asx 1.02 (1)、 G112.02  (2)、 lie O,95(1)、 Lys 1.01 (1)、Thr O ,89(1)、 Trp O,64(1)、 Val 1.00 (1)。 F AB/MS: MHゝ1245.2 (分子量1245.41)。
実施例15 : GMP140でコートしたウェルに対する好中球の結合の阻害 。
上記のように、GMP−140でコートしたウェルに対する種々のペプチドの結 合を比較した。試験結果を図1に示し、表1に要約した。
0.03〜1.5mMの範囲で種々の濃度のペプチドの結合を比較した。試験し たペプチドは以下の通りである: RKEAEIWTDV−NH2; TNIA GIWAI−NH2;■ALTNEAENWAD−NH2; CKALTNEA ENWADN−NO2; IKALTNEAENIADNEPNNKRNNED −NH2; TNEAENWAD−NH2; TNEAENlrADN−NH2 : TNEAENWADNEPNN−NH2; AENWADNEPNN−NH 2; TNEAENWADNE−NH2: Ac−TNEAENWADN−NH 2; TNEAENIADNEP−NH2; NEAENWADN−NH2;  A):!ffADNEPNNKRNNED−Nlh;およびKWKWNRTNV T−NR2(負のコントロール)。試験結果は、負のコントロールを除いて、試 験をしたペプチドのすべてが、固定化されたGMP−140に対する好中球の結 合を阻害することを示している。
表1:好中球の結合の阻害百分率 TN工AG工WAWN−NH21B 29 74 102KKALTNEAEN WAD−NH,02295101CKALTNEAEN’WADN−NH271 84391KKALTNEAENWADNEPNNKRNNED−NH,034 364TNEAENWAD−NH24251899TNEAENWADN−Nl (20647287TNEAENWADNEPNN−N)(20243651A ENWADNEPNN−NH2004073TNEAENWADNE−NH,1 11055Ac−TNEAENWADN−NH,900933TNEAENWA DNEP−NH,01365NEAENWADN−NH21171235本発明 の、セレクチン類を含む結合反応を調節する合成ペプチドおよび方法の改変およ び変形は、上記の詳細な説明から当業者に自明である。このような改変および変 形は、添付の特許請求の範囲の適用範囲内にある。
配列表 (1)一般的情報: (i)出願人二セントコ−,インコーポレイテッドら(百)発明の名称:セレク チン類で仲介される炎症のペプチド阻害剤(Iii)配列数:17 (iv)関連住所: (^)住所人:牛ルバトリック アンド コープイー(B)番地ニスイー) 2 800. ピーチツリー ストリート 1100(C)市: Tトランク (D)州: シ゛遍−ゾ゛T (E)国:アメリカ合衆国 (F)郵便番号: 30309−4530(v)コンビ1−ター読み出し形態: (A)媒体型:フロッピーディスク <8)コンピューター: IBM PC互換用(C)操作システム: PC−D OS/MS−DOS(D)ソフトウェア:パテントインリリース#1o1バーン ッン11.25(vi)現在の出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (C)分類: (vli)優先権の基礎となる出願のデータ(A)出願番号: US 07/8 09942(B)出願日:1991年12月18日(viii)代理人/事務所 情報: (A)氏名:/fフスト、パトレア エル。
(B)登録番号: 31.284 <C>照会/記録番号: CTC103(lx)ii話回線情報: (A)電話: 404−415−6508(B)テレファックス: 404−8 15−6555(2)SEQ ID NO+1の情報:(1)配列の特色: (A)長さ:13アミノ酸 (B)!!2二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (i+)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル二N。
(iv)アンチセンス二N。
(v)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ Ill 110:1 :Lys Lys Aia L eu Thr Asn Glu Ala Glu Asn Trp Ala A sp151゜ (2)SEQ ID NO:2の情報:(1)配列の特色: (^)長さ:14アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (I i)配列の種wi:ペプチド (iii)ハイポセティカル=NO (iv)アンチセンス二N。
(v)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス Cxi>配列: SEQ ID NO:2:(2)SEQ ID NO:3の情 報:(+)配列の特色: (A)長さ:14アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:N。
(1v)アンチセンス二N0 (v)フラグメントヤニN末端 (vl)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID )IQ:3 :(2)SEQ ID NO:4 の情報:(+)配列の特色: (^)長さ:24アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:N0 (iv)アンチセンス:No (V)フラグメント型:N末端 (vi)起源; (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:4:(2)SEQ ID NO+5の情 報:(+)配列の特色: (A)長さ=11アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセテイカル:N0 (iv)アンチセンス二N0 (V)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:5:(2)SEQ ID NO:6の情 報:(i)配列の特色: (A)長さ:11アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (+1)配列の種類:ペプチド (i ii)ハイポセティカル:N。
(iv)アンチセンス=N。
(v)フラグメント型:N末端 (vi)起fIA= (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEo 10 NO:6 :(2)SEQ ID No:フの 情報:(+)配列の特色: (A)長さ:9アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニ一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (fi)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:NO (Iv)アンチセンス二N。
(v)フラグメント型:N末端 (vi>起源: (^)生物名:ホモ サピエンス (xl)配列: SEQ ID NOニア:Thr Asn Glu Ala  GLu Asn Trp Ala Asp(2)SEQ ID NO:8の情報 :(i)配列の特色: (A>長さ:10アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (11)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:N。
(iv)アンチセンス=N。
(v)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:[l:(2)SEQ ID NO:9の 情報:(り配列の特色: (A)長さ;1Gアミノ酸 (BJ型コ二アミノ 酸C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii>ハイポセティカル:N。
(iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N末端 (vl)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:9:(2)SEQ ID No・10の 清報:(i)配列の特色: (A)長さ:11アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (Hi)ハイポセティカル:N。
(iv)アンチセンス=NO (v)フラグメント型:N末端 (vi>起#: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:10:(2)SEo 10 NO・11 の情報:(i)配列の特色: (A)長さ:12アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii>ハイポセティカル、N0 (1v)アンチセンス=NO (V)フラグメント型:N末端 (vi)起!: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEo 10 NO:11:(2)SEQ ID NO:12 の情報:(1)配列の特色: (A)長さ:17アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (i i)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセテイカル=NO (iv)アンチセンス=NO (v)フラグメント型:N末端 (vl)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:12:(2)SEQ ID NO:13 の情報:(i)配列の特色: (A)長さ:14アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (11)配列の種類:ペプチド (Il+)ハイポセティカル:N。
(Iv)アンチセンス:No (V)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (xi>配列: SEo 10 NO:13 :(2)SEQ ID NO:1 4の情報:(i)配列の特色: (A)長さ:9アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (II)配列の種類コペプチド (ti+>ハイボセティカル:N。
(iv)アンチセンス:N。
(V)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (A)生物名:ホモ サピエンス (!l)配列: SEo 10 NO:14:<2>SEQ 10 NO:IS の情報:(i)配列の特色: (A)長さ=10アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (Hi>ハイポセティカル二N0 (jv)アンチセンス二N0 (V)フラグメント型:N末端 (vi)起源: (^)llff名:ホモ サピエンス (xi)配列: SEQ ID NO:15:(2)SEo 10 NO:16 の情報:(i)配列の特色: (A)長さ=11アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 、 、、、、、 PCT/US 92/10986フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号C07K 14/645 (72)発明者 マクエバー、ロジャー ピー。
アメリカ合衆国 オクラホマ 73120 オクラホマ シティ、ギルフォード  レーン(72)発明者 グン、ジエンーグオ アメリカ合衆国 ミシガン 49001 カラマズー、アップジョン カンパニ ー(番地なし) (72)発明者 リージンガー、ダグラス ジエイ。
アメリカ合衆国 ニューシャーシー 08822 フレミントン、バイザー ロード(72)発明者 クルシンスキー 、マリアンアメリカ合衆国 ペンシルバニア 19382ウエスト チェスター 、アパートメントイー−20,ウェスト チェスター バイツ1100 (72)発明者 エブス,レオン エイ。
アメリカ合衆国 メリーランド 21207ボルチモア、ヒルズミア ロード  3479(72)発明者 マービック、ミルジェンコアメリカ合衆国 ペンシル バニア 19406キング オブ プラシャ,アパートメント201ービー、バ レイ フォーン アパートメンツ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下式を有する群から選択されるセレクチン類R1−X−A−B−C−Y−R 2、 またはその薬学的に許容され得る酸付加塩または塩基付加塩の結合を阻害するペ プチド: ここで、XはN末端アミノ酸であり、そしてR1はアミン官能基に結合した(N HR1)部分であり、そしてYはC末端アミノ酸であり、そしてR2はカルボキ シル官能基における炭素に結合した(C(O)R2)部分であり;AはD−また はL−グルタミン酸またはグリシンであり;BはD−またはL−アスパラギンま たはD−またはL−イソロイシンであり; CはD−またはL−トリプトファンであり;XおよびYは、0から16個の直鎖 のアミノ酸であり;R1はH、ホルミル、低級アルキル、アリール、低級アルカ ノイル、アロイル、アルキルオキシカルボニル、またはアリールオキジカルボニ ルであり;そして R2はH、O(低級アルキル)、O(アリール)、またはNR3R4であり、こ こでR3およびR4は独立して、H、低級アルキル、またはアリールである。 2.Xが以下からなる群より選択される、請求項1に記載のペプチド: 【配列があります】またはAla. 3.Yが以下からなる群より選択される、請求項1に記載のペプチド: 【配列があります】および【配列があります】.4.下式を有するペプチド、お よびその薬学的に許容され得る酸付加塩または塩基付加塩からなる群より選択さ れる、請求項1に記載のペプチド: 【配列があります】(配列IDNO.1);【配列があります】(配列IDNO .2);【配列があります】(配列IDNO.3);【配列があります】(配列 IDNO.4);【配列があります】(配列IDNO.5);【配列があります 】(配列IDNO.6);【配列があります】(配列IDNO.7);【配列が あります】(配列IDNO.8);【配列があります】(配列IDNO.9); 【配列があります】(配列IDNO.8);【配列があります】(配列IDNO .10);【配列があります】(配列IDNO.11);【配列があります】( 配列IDNO.12);【配列があります】(配列IDNO.13);【配列が あります】(配列IDNO.14);【配列があります】(配列IDNO.16 );【配列があります】(配列IDNO.12);【配列があります】(配列I DNO.15);5.経口投与、経口投与、局所投与、および放出制御処方に適 切な担体からなる群より選択される薬学的に許容され得る担体と組み合わせた、 請求項1に記載のペプチド。 6.下式のペプチド R1−X−A−B−C−Y−R2、 またはその薬学的に許容され得る酸付加塩または塩基付加塩の調製方法であって 、 アミノ酸が、単独で、または前もってブロックされた形態のアミノ酸のいずれか で、適切に機能的にされた固相支持体に付加されることによる、方法: ここで、XはN末端アミノ酸であり、そしてR1はアミン官能基に結合した(N HR1)部分であり、そしてYはC末端アミノ酸であり、そしてR2はカルボキ シル官能基における炭素に結合した(C(O)R2)部分であり;AはD−また はL−グルタミン酸またはグリシンであり;BはD−またはL−アスパラギンま たはD−またはL−イソロイシンであり; CはD−またはL−トリプトファンであり;XおよびYは、0から16値の直鎖 のアミノ酸であり;R1はH、ホルミル、低級アルキル、アリール、低級アルカ ノイル、アロイル、アルキルオキジカルボニル、またはアリールオキジカルボニ ルであり、そして R2はOH、O(低級アルキル)、O(アリール)、またはNR3R4であり、 ここでR3およびR4は独立して、H、低級アルキル、またはアリールである。 7.Xが以下からなる群より選択される、請求項6に記載の方法:【配列があり ます】およびAla.8.Yが以下からなる群より選択される、請求項6に記載 の方法:あよび【配列があります】. 9.前記ペプチドが、下式を有するペプチドからなる群より選択されるペプチド 、およびその薬学的に許容され得る酸付加塩または塩基付加塩である、請求項6 に記載の方法:【配列があります】(配列IDNO.1);【配列があります】 (配列IDNO.2);【配列があります】(配列IDNO.3);【配列があ ります】(配列IDNO.4);【配列があります】(配列IDNO.5);【 配列があります】(配列IDNO.6);【配列があります】(配列IDNO. 7);【配列があります】(配列IDNO.8);【配列があります】(配列I DNO.9);【配列があります】(配列IDNO.8);【配列があります】 (配列IDNO.10);【配列があります】(配列IDNO.11);【配列 があります】(配列IDNO.12);【配列があります】(配列IDNO.1 3);【配列があります】(配列IDNO.14);【配列があります】(配列 IDNO.16);【配列があります】(配列IDNO.12);【配列があり ます】(配列IDNO.15);10.前記アミノ酸が、化学的な連結方法によ って、溶液または懸濁液中に、単独でまたは前もってブロックされた形態でのい ずれかで組み立てられることによる、請求項6に記載のペプチドの調製方法。 11.前記アミノ酸が、酵素的な連結方法によって、溶液または懸濁液中に、単 独でまたは前もってブロックされた形態でのいずれかで組み立てられることによ る、請求項6に記載のペプチドの調製方法。 12.前記ペプチドが、該ペプチドをコードする核酸を発現ベクターに挿入する こと、DNAを発現すること、および該DNAを該ペプチドに翻訳すること、に よって、酵素的に生産される、請求項6に記載のペプチドの調製方法。 13.セレクチンの結合を改変する方法であって、該方法は、下式を有するペプ チド R1−X−A−B−C−Y−R2、 またはその薬学的に許容され得る、酸付加塩または塩基付加塩を、薬学的に許容 され得る担体と組み合わせて提供すること、および該ペプチドを阻害されるべき 結合を有する溶液に加えることを包含する、方法: ここで、XはN末端アミノ酸であり、そしてR1はアミン官能基に結合した(N HR1)部分であり、そしてYはC末端アミノ酸であり、そしてR2はカルボキ シ官能基において−重結合した酸素に結合した(C(O)R2)部分であり;A はD−またはL−グルタミン酸またはグリシンであり;BはD−またはL−アス パラギンまたはD−またはL−イソロイシンであり; CはD−またはL−トリプトファンであり;R1はH、ホルミル、低級アルキル 、アリール、低級アルカノイル、アロイル、アルキルオキジカルボニル、または アリールオキジカルボニルであり;そして R2はOH、O(低級アルキル)、O(アリール)、またはNR3R4であり、 ここでR3およびR4は独立して、H、低級アルキル、またはアリールである。 14.Xが以下からなる群より選択される、請求項13に記載の方法:【配列が あります】またはAla.15.Yが以下からなる群より選択される、請求項1 3に記載の方法: 16.前記ペプチドが、下式を有するペプチドからなる群より選択されるペプチ ド、およびその薬学的に許容され得る酸付加塩または塩基付加塩である、請求項 13に記載の方法【配列があります】(配列IDNO.1);【配列があります 】(配列IDNO.2);【配列があります】(配列IDNO.2);【配列が あります】(配列IDNO.3);【配列があります】(配列IDNO.4); 【配列があります】(配列IDNO.5);【配列があります】(配列IDNO .6);【配列があります】(配列IDNO.7);【配列があります】(配列 IDNO.8);【配列があります】(配列IDNO.9);【配列があります 】(配列IDNO.8);【配列があります】(配列IDNO.10);【配列 があります】(配列IDNO.11);【配列があります】(配列IDNO.1 2);【配列があります】(配列IDNO.13);【配列があります】(配列 IDNO.14);【配列があります】(配列IDNO.16);【配列があり ます】(配列IDNO.12);【配列があります】(配列IDNO.15); 17.前記薬学的担体が、非経口投与、経口投与、局所投与、および放出制御処 方に適切な担体からなる群より選択される、請求項13に記載の方法。 18.前記ペプチドが、P−々レクチン、E−セレクチン、およびL−セレクチ ンからなる群より選択されるセレクチンの結合を阻害する、請求項13に記載の 方法。 19.前記ペプチドが、患者に投与されて、患者における炎症を阻害する、請求 項13に記載の方法。 20.前記ペプチドが、患者に投与されて、患者における凝血を阻害する、請求 項13に記載の方法。
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