JPH07501530A - ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体 - Google Patents

ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体

Info

Publication number
JPH07501530A
JPH07501530A JP5509770A JP50977093A JPH07501530A JP H07501530 A JPH07501530 A JP H07501530A JP 5509770 A JP5509770 A JP 5509770A JP 50977093 A JP50977093 A JP 50977093A JP H07501530 A JPH07501530 A JP H07501530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
acid ester
tables
alkyl
aminoacrylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5509770A
Other languages
English (en)
Inventor
アウミュラー, アレクサンダー
クラウゼ, アルフレート
トラウト, フーベルト
Original Assignee
ビーエーエスエフ アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビーエーエスエフ アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ビーエーエスエフ アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JPH07501530A publication Critical patent/JPH07501530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/06Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/36Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/56Nitrogen atoms
    • C07D211/58Nitrogen atoms attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/685Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen
    • C08G63/6854Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/6858Polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体 本発明は、一般式■ nは、1〜50の数を表し、 R1およびR2は、水素、C3〜c6−アルキル、ポルミル、02〜C6−アル カノイル、C1〜C11−アルコキシ、C5〜CI−シクロアルコキシ、シアノ メチル、2−ヒドロキシエチル、ベンジルまたは式−CR3=CH−Go−OR ’の基を表し、その際R1およびR2は同じかまたは異なっており、がっ R3は、水素、C,−cb−アルキルまたは式−CO−CR“の基を表し、かつ R’ i、t、C1〜C4−アルキル、C,−C,−シクロアルキル、C−〜C □、−アラルキル、フェニルまたはトルイルを表し、 Aは、C!〜C1゜−アルキレジ、C6〜C,シクロアルキレン、フェニレン、 ビフェニレンまたは式の基を表し、式中、mは2または3の数を表し、n雪lの 場合には、 Yは、水素、C1〜C4−アルキル、ホルミル、C0〜C3,−アルカノイル、 C2〜C8−アラルキルまたは式−〇H=CH−Go−0−Z(7)基を表し、 Bは、直接結合を表し、がっ Zは、C1〜C1,−アルキル、C6〜c6−シクロアルキル、C2〜C1,− アラルキル、フェニル、トルイルまたは式−(CH,CH,O)、H*f:+* −[CH(CH,)CH,O)、Hの基を表し、式中、pは1〜3゜の数を表し 、また n ) lの場合には、 Yは、水素または式 %式% B+、t、式−CH=CH−Co−0−X−(7)架橋員を表し、その際、Zは B内のC,−C−二重結合に結合し、Xは、C1〜Cl8−アルキレン、C6〜 C1−シクロアルキレン、フェニレン、ビフェニレンまたは式−(CH,CH, O)、CH,CH,−または−[CH(CHりCHIOI 、CH(CH,)C HI−(7)基ヲ表シ、式中、qは1〜30の数を表し、かつ、 Zは、式 %式% で示される新規のポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エス テル誘導体に関する。
さらに、本発明は、化合物■を用いて光、酸素および熱の作用に対して安定化さ れた有機材料、殊には安定化されたプラスチックおよびラッカーに関する。
有機材料、殊には安定化されたプラスチックおよびラッカーは、公知のように著 しく迅速に、なかでも光の作用により破壊される。この破壊は、通常、材料の黄 変、変色、電制形成、または脆化として現れる。したがって、光保護剤および安 定剤を用いて、光、酸素および熱の作用による有機材料の破壊に対して充分な保 護をしなければならない。
この目的で、ヨーロッパ特許出願(EP−A)第213570号明細書中には、 2個のポリアルキルピペリジン基を環外の窒素原子を介して、4−位置で、グリ コールウリル橋により結合させた化合物が記載されている。これらの化合物はポ リマーの形であってもよい。これらは、有機材料、殊にプラスチックの安定剤と して推奨されている。
従来の技術のこのような薬剤は、しばしばまだ低すぎるプラスチックとの相容性 、短期間保護作用、物質の固有色、揮発性および高温での混入の際の安定剤の熱 分解のために不充分である。
したがって、本発明の課題は、有機材料に対する効果のある保護をそれ自体にも たらす安定剤の提供にある。
これに従って、冒頭に記載したポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノア クリル酸エステル−誘導体■が見出された。
変数nは、有利には1〜10の数、殊には数1を表す。
基R1およびR2は、有利には水素、メチルまたは式−CH=CH−Co−CR ’ (式中、R5はC,−C,−アルキルを表す〕の基を表す。その際R1およ びR1は同じか異なっている。
基Aは、有利には式−(CH,) 、−C式中、kは2〜12の数、殊には2〜 8の数を表す〕の基である。
殊に有利なのは、一般式1a 〔式中、R1、R2およびAは、上記のものを表し、R務はC,−C,−アルキ ルを表す〕のβ−アミノアクリル酸エステル−誘導体である。
C2〜C,−1C1〜C1−およびC1〜C0−アルキルと記載されたR1−R 6、YおよびZの直鎖状または分枝状のアルキル基として例えばメチル、エチル 、n−プロビル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル。S−ブチル、t −ブチル、n−アミル、イソ−アミル、S−アミル、t−アミル、ネオペンチル 、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニ ル、イソ−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシ ル、イソ−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシ ル、n−ヘプタデシルおよびn −オクタデシルが好適である。一般に低級アル キル基、なかでもC5〜C4−アルキル基、殊にはメチルおよびエチルが有利で ある。
Cユ〜C6およびC1〜C11−アルカノイルと記載されたR1およびR1、お よびYの直鎖状または分枝状のアルカノイルとして、なかでもアセチルが該当し 、その他にもまたプロピオニル、ブチリル、イソ−ブチリル、ペンタノイル、ヘ キサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、2−エチルヘキサノイル、デカノイ ル、ドデカノイル、テトラデカノイル、ヘキサデカノイルおよびオクタデカノイ ルが該当する。
R1およびR2の直鎖状または分枝状のC1〜C,、−アルコキシ基としては、 なかでも06〜C3−アルコキシ基、例えばn−ヘキソキシ、イソ−ヘキソキシ 、n−へブトキシ、イソ−ヘプトキシ、n−オクトキシ、2−エチルヘキソキシ およびイソ−オクトキシが好適であり、その他にもまたメトキシ、エトキシ、n −プロポキシ、イソ−プロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、S−ブトキ シ、t−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ツノキシ、n−デコキシ、n−ウンデ コキシおよびn−ドデコキシも適当である。
R1およびR2のC5〜C6−シクロアルコキシ基は、なかでもシクロペントキ シおよびシクロヘキソキシが有利である。
R1およびRoに式−CR3=CH−Co−CR″の基が存在する場合には、R 3は有利には水素または01〜C,−アルコキシカルボニル、例えばなかでもメ トキシカルボニルおよびエトキシカルボニル、またRoは有利にはC,−C,− アルキル、例えばなかでもメチルおよびエチルである。
R4およびZのC2〜C,−シクロアルキル基としては、なかでもシクロペンチ ルおよびシクロヘキシルが該当し、その他にもまたシクロへブチル、シクロオク チル、メチルシクロペンチル、ジメチルシクロペンチル、メチルシクロヘキシル 、エチルシクロヘキシルおよびジメチルシクロヘキシルが該当する。
R4、YおよびZのC7〜C4−アラルキル基としては、例えばナフチルメチル 、ジフェニルメチルまたはメチルベンジル、殊にはC1〜C1,−フェニルアル キル、例えば1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、l−フェニルプロピル 、2−フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、2−フェニルプロブ−2−イ ル、4−フェニルブチル、2.2−ジメチル−2−フェニルエチル、5−フェニ ルアミル、lO−フェニルデシル、12−フェニルドデシル、またはなかでもベ ンジルが好適である。
トルイル基としては、オルト−メタ−およびなかでもp−トルイルが該当する。
Zが式−(CH,CH,O) 、H*f:ハ−(CH(CH,)CHユ01pH を表す場合、またはXが式−(CH,CH!O) qCH,CHt−または−[ CH(CHj)CH,O] 、OH(CHI) cH,−を表す場合には、pな らびにqは、有利には1.−10、殊には1〜5の数を表す。
基AのC2〜C1□−アルキレン基として、2個のポリアルキルピペリジン基の 間の架橋員であって、その環外の窒素原子を介して4−位置で結合させるものは 、なかでも式−(CH2)b−[式中、kは2〜12、殊には2〜8の数を表す ]のポリメチレン基、すなわち1.2−エチレン、1.3−プロピレン、1.4 −ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレ ン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメチレンおよびドデカメチレンを表 す。
ヘキサメチレンおよび1.2−エチレンがこの際に殊に有利である。その地にも 、分枝状C2〜C1,−アルキレン基、例えば−CH,CH(CH,) CH! −1−cHzC(CH3)1CHt−1CH、CH(C: Hs )−または− CH! CH(CHs )−も適する。
AのC6〜C1−シクロアルキレン基としては、殊にはシクロペンチルン、シク ロヘキシレン、シクロへブチレン、シクロオクチルン、メチルシクロペンチルン 、ジメチルシクロペンチルン、メチルシクロヘキシレン、ジメチルシクロヘキシ レン、エチルメチルシクロヘキシレン、1.3−または1.4−ビスメチレン− シクロヘキサンが該当する。
Aのフェニレンは、オルト−およびなかでもメタ−およびパラ−フェニレンを表 す。ビフェニレンとは、なかでも3.3’−14,4′−および3.4′−ビフ ェニレン−架橋員である。
n=1の場合に、Yは有利には水素または式−〇H=CH−Go−〇−Zの基を 表し、その際Zは殊には01〜C4−アルキルを表す、n)1の場合には、Yは 有利には水素を表す。
n > 1の場合に存在する架橋員XのC2〜C18−アルキレン基としては、 なかでも式−(OH,)、−のポリメチレン基〔式中、lは2〜18、殊には2 −8の数を表す〕、例えば、1.2−エチレン、1.3−プロピレン、1,4− ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン 、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメチレン、ドデカメチレン、テトラデ カメチレン、ヘキサデカメチレンおよびオクタデカメチレンが適する。メキサメ チレンおよび1.2−エチレンがここで殊に有利である。その他にも、分枝状0 2〜C1,−アルキレン基、例えば−CH,CH(CH,)CH,−1CHt  C(CHs ) :CH,−1−CH,CH(CH,)−1−CH,CH(C、 R5)−または−CH,C(CH,)ICH,CH,C(CH,)、CH,−で あってもよい。
Xの05〜C3−シクロアルキレン基としては、Aと同じものが該当する。
Aのフェニレンおよびビフェニレンの意味として記載したものは、Xにも同じく 該当する。
n > 1の場合に、末端基Zは有利には式0式% 本発明によるβ−アミノアクリル酸エステル誘導体Iは、n=1の場合に、有利 に一般式1■のポリアルキルピペリジン誘導体を、一般式IIIのプロピオール 酸エステルと反応させて製造できる。
(工Il (IIII n ) lの場合のβ−アミノアクリル酸エステル誘導体Iは、有利に化合物1 1を一般式IVのビスプロピオール酸エステルとの重付加により合成される。
この場合、反応は、いかなる溶剤も使用しないか、または不活性有機溶剤中で、 水中でまたはこれらの混合物中で行うことができる。
この反応のための不活性な有機溶剤としては、例えば、芳香族化合物1例えばベ ンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、クロロベンゼン、ニトロベンゼンま たはジクロロベンゼン、エーテル、例えばグリコールジメチルエーテル、グリコ ールジエチルエーテルまたはメチル−t−ブチルエーテル、エテロール(ath erol)、例えばグリコールモノメチルエーテル、グリコールモノエチルエー テル、グリコールモノブチルエーテル、アミド、例えばジメチルホルムアミドま たはジメチルアセトアミド、エステル、例えば酢酸ブチルエステル、酢酸エチル エステル、プロピオン酸メチルエステル、安息香酸メチルエステルまたは安息香 酸エチルエステル、またはアルコール、例えばメタノール、エタノール、n−プ ロパツール、イソ−プロパツール、n−ブタノール、イソ−ブタノール、t−ブ タノールまたはグリコールが該当する。
この場合、有利には、高温例えば40〜150℃、有利には80−100℃で、 かつ常圧で操作する。
本発明による化合物Iは、遊離塩基の形または酸として存在することができる。
好適なアニオンは、例えば無機酸および殊には有機カルボン酸ならびに有機スル ホン酸から得られるものである。
無機アニオンとしては、例えば塩素、臭素、硫酸、ジシアンイミド、メトスルフ アート、テトラフルオロボラート、ホスフィツトおよびローダニドの各イオンが 挙げられる。
カルボン酸アニオンとしては、例えばホルマート、アセタート、プロピオナート 、ヘキサノアート、シクロヘキサノアート、ラフタート、ステアラード、ドデシ ルベンゾアート、アクリラート、メタクリラート、シトラード、マロナートまた はスクシナート、ならびに3000個以内のC0OH基を有するポリカルボン酸 アニオンが該当する。
スルホン酸アニオンは、例えばベンゼンスルホナートまたはトシラートである。
本発明による化合物は、有機材料の光、酸素および熱の作用に対する安定化に好 適である。これらは、金属失活剤として有効である。これらは、安定化すべき有 機材料に、有機材料に対して0.01〜5重量%、有利には0.02〜2重量% の濃度でその製造の前、途中または後で加える。
有機材料としては、例えば化粧品調剤、例えば軟膏およびローション、医薬配合 剤、例えば錠剤および座薬、写真撮影用材料、殊には写真用エマルジョン、また はプラスチックおよびラッカーの中間製品、あるいは殊にはプラスチックおよび ラッカー自身が考えられる。
さらに、本発明の対象は、光、酸素および熱の作用に対して安定化された有機材 料、殊には、化合物■を上記の濃度で含むプラスチックおよびラッカーである本 発明による化合物■を、なかでもプラスチックと混合させるためには、安定剤ま たは他の添加物の混和のためのすべての公知の装置および方法が使用できる本発 明による化合物Iにより安定化された有機材料は、必要ならばさらに別の添加剤 、例えば酸化防止剤、光安定剤、金属失活剤、静電防止剤、難燃剤、顔料および 充填剤を含むことができる。
本発明による化合物■の他に加えることができる酸化防止剤および光安定剤は、 例えば立体障害があるフェノールまたは硫黄またはリンを含む補助安定剤である 。
このようなフェノール性酸化防止剤としては、例えば2.6−ジーも一ブチルー 4−メチルフェノール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4 −ヒドロキシフェニル)−プロピオナート、1,1.3−トリス−(2−メチル −4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)−ブタン、1,3.5−トリメチ ル−2,4,6−ドリスー(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル )−ベンゼン、1.3゜5−トリス−(3,5−ジーし一ブチルー4−ヒドロキ シベンジル)−イソシアヌラート、1,3.5−トリス−〔β−(3,5−ジ− t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオニルエチル〕−イソシアヌラ ート、1,3.5−トリス−(2,6−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−t−ブ チルベンジル)−イソシアヌラートおよびペンタエリトリット−テトラキス−〔 β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオナート〕 が挙げられる。
リンを含む酸化防止剤としては、例えばトリス−(ノニルフェニル)−ホスフィ ツト、ジステアリルベンタエリトリットジホスフィット、トリス−(2,4−ジ −t−ブチル−フェニル)−ホスフィツト、トリス−(2−t−ブチル−4−メ チルフェニル)ホスフィツト、ビス−(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−ベ ンタエリトリットジホスフイットおよびテトラキス−(2,4−ジーし一ブチル フェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフィットが該当する。
硫黄を含む酸化防止剤としては、例えばジラウリルチオジプロビオナート、ジミ リスチルチオジブロビオナート、ジステアリルチオジプロピオナート、ペンタエ リトリットテトラキス−(β−ラウリルチオプロピオナート)およびペンタエリ トリットテトラキス−(β−へキシルチオプロピオナート)が挙げられる。
本発明による化合物■と一緒に使用できるその他の酸化防止剤および光安定剤は 、例えば2−(2°−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキ シベンゾフェノン、ヒドロキシ安息香酸のアリールエステル、α−シアノケイ皮 酸誘導体、ベンゾイミダゾールカルボン酸アニリド、ニッケル化合物またはシュ ウ酸ジアニリドである。
本発明による化合物Iにより安定化できるプラスチックとしては、例えば下記が 挙げられる:モノーまたはジオレフィンのポリマー、例えば低密度または高密度 ポリエチレン、ポリプロピレン、Jl型ポリブテン−1、ポリイソプレン、ポリ ブタジェン、ならびにモノ−またはジオレフィンの共重合体または上記のポリマ ーの混合物。
千ノーまたはジオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体、例えばエチレン −アルキルアクリレート−コポリマー、エチレン−アルキルメタクリレート−コ ポリマー、エチレン酢酸ビニル−コポリマーまたはエチレン−アクリル酸−コポ リマー。
ポリスチレンならびにスチレンまたはα−メチルスチレンとジエンおよび/また はアクリル誘導体とのコポリマー、例えばスチレン−ブタジェン、スチレン−ア クリロニトリル(SAN)、スチレン−エチルメタクリレート、スチレン−ブタ ジェン−エチルアクリレート、スチレン−アクリロニトリル−メタクリレート、 アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)またはメチルメタクリレー ト−ブタジェン−スチレン(MBS)。
ハロゲンを含むポリマー、例えばポリ塩化ビニルまたはポリフッ化ビニル、ポリ フッ化ビニリデンならびにこれらのコポリマー。
α、β−不飽和酸およびその誘導体から誘導される特表千7−501530 ( 7) ポリマー、例えばポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリルアミド およびポリアクリロニトリル。
不飽和アルコールおよびアミンから、ならびにそのアクリル誘導体またはアセタ ールから誘導されるポリマー、例えばポリビニルアルコール、およびポリ酢酸ビ ニル。
ポリウレタン、ポリアミド、ポリ尿素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ スルホン、ポリエーテルスルホンおよびポリエーテルケトン。
さらに、本発明による化合物Iを用いてラッカー被覆、例えば工業的塗装を安定 化できる。この中には、焼き付は塗装であフて、この中では自動車塗装、有利に は2層塗装が殊に有利である。
本発明による化合物Iは、固体状または溶解した形状でラッカーに加えることが できる。そのラッカー系への優れた溶解度が、この場合に特に有利である。
有利には、本発明による化合物Iは、ポリアミドならびにABS−およびSAN ポリマー、殊にはこれらから成る成形材料、およびラッカー被覆の安定に使用さ れる。
その他の有利な応用分野では、ポリプロピレンおよびポリアミド、殊にはこれら から成る繊維の安定化に優れている。
本発明による化合物■は、通常の種類のプラスチックとの優れた相容性により、 また通常のラッカー系との優れた溶解度および優秀な相容性により優れている。
これらは通常無色またはごくわずかの固有色を持つだけであり、通常のプラスチ ックおよびラッカーの加工温度で安定であり、揮発性はなく、特にこれを用いて 処理した材料の長期保護時間を生じさせる。
本発明は下8己の実施例でさらに説明する。製造条件は、最適化はされていない 。
例I N、N’−ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−へキ サメチレンジアミン78゜8gを、エタノール300m1中に入れた。撹拌しな がらプロピオール酸エチルエステル40gを室温で滴下し、これにより温度は5 0℃に上昇した。引き続き1時間沸騰まで加熱し、その後5℃に冷却し、水60 0m1を滴下し、これにより白色の結晶が生じた。濾別および乾燥の後、式 の化合物112gが、融点122〜129℃の無色の固体として単離された。化 合物は、アセトニトリルからの再結晶によりさらに精製し、これにより融点は1 26〜130℃に上昇した。
分析値 計算値 C,69,I Hlo、6 N 9.5分析値 C,68,8Hlo、 6 N 9.4実施例2a プロピオール酸96g、I、6−ヘキサンジオール66.6gおよび濃硫酸0. 2mlをn−ヘキサン600m1中で13時間水分離器を付けて水が分離しなく なるまで加熱した。冷却後は2相となった。下方の相に水11を加えて1時間室 温で撹拌し、これにより無色の固体が分離した。濾別および乾燥の後、式の融点 45〜47℃のビスプロピオール酸エステル115gを得た。
実施例2b ジメチルホルムアミド50m1中のN、N’ −ビス−(2,2,6,6−テト ラメチル−4−ピペリジニル)−へキサメチレンジアミン19.7gの溶液に。
50℃でジメチルホルムアミド30m1中の実施例2aのビスプロピオール酸エ ステルI1.1gを加えた。
これにより内部温度は76℃に上昇した。4時間70℃に静置したのち、室温に 冷却し、激しく撹拌しながら反応混合物に水1.51を滴下した。析出した沈殿 物を濾別し、真空中で乾燥させた0式 のオリゴマー23.4gが、融点105℃で得られた。
nの平均値は7.1であった。
分析値 計算値 C,70,l Hlo、5 N 9.1分析値 C,68,8Hlo、 5 N 9.2実施例3 エタノール300m1中のN、N″−ビス−(2゜2.6.6−テトラメチル− 4−ピペリジニル)−へキサメチレンジアミン78.8gの溶液に、冷却せずに プロピオール酸エチルエステル80gを1時間以内に滴下し、これにより、温度 は20℃から58℃に上昇した。還流しながら2時間加熱した後、5℃に冷却し 、沈殿物を濾別し、冷エタノール100m1で後洗浄し、100℃、水ジエツト 真空中で乾燥させた0式%式% の化合物132.5gを、融点184〜187℃の無色の固体として得た。
分析値 計算値 0.67、I H9,5N 7.1分析値 C,67,0H9,6N  7.2フロントページの続き (72)発明者 トラウド、ツーベルトドイツ連邦共和国 D−6724ドウー デンホーフェン ミランシュトラーセ 6

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、 nは、1〜50の数を表し、 R1およびR2は、水素、C1〜C6−アルキル、ホルミル、C2〜C6−アル カノイル、C1〜C12−アルコキシ、C5〜C6−シクロアルコキシ、シアノ メチル、2−ヒドロキシエチル、ベンジルまたは式−CR3=CH−CO−OR 4の基を表し、その際、R1およびR2は同じかまたは異なっており、かつ R3は、水素、C1〜C6−アルキルまたは式−CO−CR4の基を表し、かつ R4は、C1〜C14−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル、C1〜C18 −アラルキル、フェニルまたはトルイルを表し、 Aは、C2〜C12−アルキレン、C5〜C6シクロアルキレン、フェニレン、 ビフエニレンまたは式▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表 等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等が あります▼または▲数式、化学式、表等があります▼,の基を表し、式中、mは 2または3の数を表し、n=1の場合には、 Yは、水素、C1〜C16−アルキル、ホルミル、C2〜C18−アルカノイル 、C7〜C18−アラルキルまたは式−CH=CH−CO−O−Zの基を表し、 Bは、直接結合を表し、かつ Zは、C1〜C18−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル、C7〜C18− アラルキル、フェニル、トルイルまたは式−(CH2CH2O)pHまたは−〔 CH(CH3)CH2O〕pHの基を表し、式中、pは1〜30の数を表し、ま た n>1の場合には、 Yは、水素または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表し、 Bは、式−CH=CH−CO−O−X−の架橋員を表し、その際、ZはB内のC −C−二重結合に結合し、Xは、C1〜C18−アルキレン、C5〜C8−シク ロアルキレン、フェニレン、ビフエニレンまたは式−(CH2CH2O)qCH 2CH2−または−〔CH(CH3)CH2O〕qCH(CH3)CH2−の基 を表し、式中、qは1〜30の数を表し、かつ、 Zは、式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表す〕 の新規のポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導 体。
  2. 2.nが1〜10の数を表す、請求項1記載のβ−アミノアクリル酸エステル誘 導体。
  3. 3.R1およびR2が同じかまたは異なり、かつ水素、メチルまたは式−CH= CH−CO−CR5〔式中,R5はC1〜C4−アルキルを表す〕の基を表す、 請求項1または2記載のβ−アミノアクリル酸エステル誘導体。
  4. 4.Aが、式−(CH2)k−〔式中、kは2〜12の数を表す〕の基を表す、 請求項1から3までのいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステル誘導体 。
  5. 5.請求項1から4までのいずれか1項記載の一般式Ia ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1、R2およびAは、上記のものを表し、R5はC1〜C4−アルキ ルを表す〕の、β−アミノアクリル酸エステルー誘導体。
  6. 6.有機材料の量に対して0.01〜5重量%の1種以上の請求項1から5まで のいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステル1を含む光、酸素および熱 の作用に対して安定化された有機材料。
  7. 7.プラスチックならびにラッカーの量に対して0.01〜5重量%の1種以上 の請求項1から5までのいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステルIを 含む光,酸素および熱の作用に対して安定化されたプラスチックまたはラッカー 。
  8. 8.有機材料の光保護剤および安定剤としての、請求項1から5までのいずれか 1項記載のβ−アミノアクリル酸エステルIの使用。
  9. 9.プラスチックおよびラッカーの光保護剤および安定剤としての、請求項1か ら5までのいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステルIの使用。
  10. 10.請求項1から5までのいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステル Iを使用する有機材料の光、酸素および熱の作用に対する安定化の方法。
  11. 11.請求項1から5までのいずれか1項記載のβ−アミノアクリル酸エステル Iを使用するプラスチックおよびラッカーの光、酸素および熱の作用に対する安 定化の方法。
JP5509770A 1991-11-30 1992-11-20 ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体 Pending JPH07501530A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4139606A DE4139606A1 (de) 1991-11-30 1991-11-30 Polyalkylpiperidingruppen enthaltende (beta)-aminoacrylsaeureester-derivate
DE4139606.5 1991-11-30
PCT/EP1992/002672 WO1993011111A1 (de) 1991-11-30 1992-11-20 POLYALKYLPIPERIDINGRUPPEN ENHALTENDEN β-AMINOACRYLSÄURE-ESTER-DERIVATE

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07501530A true JPH07501530A (ja) 1995-02-16

Family

ID=6446029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5509770A Pending JPH07501530A (ja) 1991-11-30 1992-11-20 ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5504211A (ja)
EP (1) EP0614458A1 (ja)
JP (1) JPH07501530A (ja)
DE (1) DE4139606A1 (ja)
WO (1) WO1993011111A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11269335A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Achilles Corp 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19544404A1 (de) * 1995-11-29 1997-06-05 Basf Ag Tetramethylpiperidinhaltige Copolymere
DE19625287A1 (de) * 1996-06-25 1998-01-02 Basf Ag Tetramethylpiperidingruppenenthaltende Polykondensate
SG91852A1 (en) * 1998-12-21 2002-10-15 Toyo Boseki Hindered amine compound, resin composition, polyurethane fiber and production method and use thereof
US20060037271A1 (en) * 2004-04-01 2006-02-23 Sinclair Robert F Sr Building block and system for manufacture

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1088576B (it) * 1977-11-29 1985-06-10 Montedison Spa Stabilizzanti per polimeri e composizioni polimeriche con essi stabilizzati
EP0080431B1 (de) * 1981-10-16 1986-09-24 Ciba-Geigy Ag Synergistisches Gemisch von niedermolekularen und hochmolekularen Polyalkylpiperidinen
JPS58194931A (ja) * 1982-05-07 1983-11-14 Adeka Argus Chem Co Ltd 合成樹脂組成物
DE3530666A1 (de) * 1985-08-28 1987-03-12 Basf Ag Glykolurilderivate und ihre verwendung als stabilisatoren fuer polymere

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11269335A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Achilles Corp 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
WO1993011111A1 (de) 1993-06-10
EP0614458A1 (de) 1994-09-14
DE4139606A1 (de) 1993-06-03
US5504211A (en) 1996-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3199744B2 (ja) マレイン酸イミド−α−オレフィン−共重合体および有機材料用の光安定剤および安定剤としての使用
US4769457A (en) Glycoluril derivatives and their use as stabilizers for polymers
KR100358816B1 (ko) 에폭사이드기를함유하는입체장애아민을페놀또는카르복시산과반응시켜수득한에스테르또는페놀에테르및이들의안정화제로서의용도
EP0413665A2 (en) Polymer stabilizers containing both hindered amine and nitrone moieties
CA2030310A1 (en) Derivatives of n-hals-substituted amic acid hydrazides
EP0389420B1 (en) Ethylenically unsaturated compounds containing 1-hydrocarbyloxy-2,2,6,6-tetramethylpiperidine moieties, and polymers, copolymers and stabilized compositions
EP0314472B1 (en) Novel piperidyl-triazine derivatives and their use as polymer stabilizers
JPH07501530A (ja) ポリアルキルピペリジン基を有するβ−アミノアクリル酸エステル誘導体
AU701742B2 (en) Bisphenol ester derivatives
US4804699A (en) Monomeric and oligomeric glutarate-based light stabilizers for plastics
US4883860A (en) Triazine-based light stabilizers for plastics
GB1578043A (en) Cyanuric acid derivatives
EP0349862B1 (de) 2,6-Polyalkyl-piperidin-4-amide, deren Verwendung als Stabilisatoren, insbesondere für Kunststoffe, sowie diese Amide enthaltendes organisches Material
GB1587779A (en) Piperidine derivatives and their use as stabilisers
AU690982B2 (en) Polyalkylpiperidine compounds
US4046736A (en) 1,3-BIS[(2,2,6,6-Tetraalkyl-4-piperidylidene)amino]guanidines as light stabilizers for polyolefins
JPH02174775A (ja) 2,6―ポリアルキルピペリジン置換ベンズイミダゾール―2―カルボン酸アニリド及びこれを使用する有機材料の安定化方法
NL8502481A (nl) 2,2,6,6-tetramethylpiperidylamiden van gesubstitueerde carbonzuren en tegen licht stabiele, aldus gestabiliseerde polymere samenstellingen.
US5145966A (en) Cyclic amides
GB2350838A (en) Dioxopiperazinyl derivatives; stabilizing organic materials
JPS6023716B2 (ja) 有機材料用安定剤
EP0481300A2 (de) Polyalkylpiperidinderivate und deren Verwendung als Lichtschutzmittel
US5294719A (en) Cyclohexylamine compounds useful as a stabilizer for organic materials
US5670613A (en) N-vinyl-containing glycoluril derivatives and their use as light stabilizers and stabilizers for organic material
US5008312A (en) 2,6-polyalkylpiperidine-substituted bislactams and their use for the stabilization of organic material, in particular of plastics, and materials stabilized therewith