JPH07500Y2 - 発電プラントの取水口及び排水口 - Google Patents

発電プラントの取水口及び排水口

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JPH07500Y2
JPH07500Y2 JP1988069358U JP6935888U JPH07500Y2 JP H07500 Y2 JPH07500 Y2 JP H07500Y2 JP 1988069358 U JP1988069358 U JP 1988069358U JP 6935888 U JP6935888 U JP 6935888U JP H07500 Y2 JPH07500 Y2 JP H07500Y2
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JP
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drain
seawater
intake
power plant
water
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秀夫 古城
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,海水を冷却水として使用する発電プラントの
取水口及び排水口に関するものである。
(従来の技術) 従来の発電プラントの冷却系統を第2図により説明する
と,(01)が海岸付近の海水,(02)(02)が海岸に面
して設置した取水口,(03)が同各取水口(02)の周り
に設けたゴミ,微生物,くらげ等の浮遊物流入防止用
網,(04)が送水ポンプ,(05)が送水管路,(06)が
陸上に設置した発電プラント,(07)が排水管路,(0
8)が陸上に設置した熱交換器,(09)が排水ポンプ,
(010)(010)が海岸に面して設置した排水口で,冷却
水(海水)(01)を浮遊物流入防止用網(03)→各取水
口(02)→送水ポンプ(04)→送水管路(05)を経て発
電プラント(06)へ導いて,同発電プラント(06)を冷
却し,また発電プラント(06)を冷却して温度の上昇し
た冷却水(海水)(01)を排水管路(07)を経て熱交換
器(08)へ導いて,同熱交換器(08)内を通る冷却媒体
により冷却し,また温度の低下した冷却水(海水)(0
1)を排水管路(07)→排水ポンプ(09)→各排水口(0
10)を経て海水(01)中へ放出するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 前記第2図に示す発電プラントの冷却系統では,海水
(01)中のゴミ,微生物,くらげ等の浮遊物により浮遊
物流入防止用網(03)が煽られ,各取水口(02)からの
取水量が減少して,発電プラントの冷却能力が低下する
という問題があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり,その
目的とする処は,発電プラントの冷却能力を低下させな
い。また陸上に設置した熱交換器の容量を小さくできる
発電プラントの取水口及び排水口を提供しようとする点
にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために,本考案は,海水を冷却水と
して使用する発電プラントの取水口及び排水口におい
て,前記取水口と前記排水口とを対向設置するとともに
海水の流通可能な金網等の仕切材により囲繞して,同仕
切材の内部に冷却水通路を形成している。
(作用) 本考案の発電プラントの取水口及び排水口は前記のよう
に構成されており,海水等の冷却水を取水口と排水口と
を囲繞して冷却水通路を形成している金網等の仕切材の
内部→取水口を経て発電プラントへ導して,同発電プラ
ントを冷却し、また発電プラントを冷却して温度の上昇
した冷却水(海水)を熱交換器へ導いて,同熱交換器内
を通る冷却媒体により冷却し,また温度の低下した冷却
水(海水)を排水口から冷却水通路を形成している上記
仕切材の内部へ導いて,同仕切材内の海水により冷却し
た後,取水口へ再び導いて,冷却水に使用する。
(実施例) 次に本考案の発電プラントの取水口及び排水口を第1図
に示す一実施例により説明すると、(1)が海岸付近の
海水,(2)(2)が海岸に面して設置した取水口,
(3)が海水の流通可能な金網等の仕切材,(4)が送
水ポンプ,(5)が送水管路,(6)が陸上に設置した
発電プラント,(7)が排水管路,(8)が陸上に設置
した熱交換器,(9)が排水ポンプ,(10)(10)が海
岸に面して設置した排水口,(11)が防波堤で,前記各
取水口(2)と前記各排水口(10)とを対向設置すると
ともに海水の流通可能な金網等の仕切材(3)により囲
繞して、同仕切材(3)の内部に冷却水通路を形成して
いる。
次に前記第1図に示す発電プラントの取水口及び排水口
の作用を具体的に説明する。冷却水(海水)(1)を各
取水口(2)と各排水口(10)とを囲繞して冷却水通路
を形成している仕切材(3)の内部→各取水口(2)→
送水ポンプ(4)→送水管路(5)を経て発電プラント
(6)へ導いて,同発電プラント(6)を冷却し、また
発電プラント(6)を冷却して温度の上昇した冷却水
(海水)(1)を排水管路(7)を経て熱交換器(8)
へ導いて,同熱交換器(8)内を通る冷却媒体により冷
却し,また温度の低下した冷却水(海水)(1)を排水
管路(7)→排水ポンプ(9)→各排水口(10)→冷却
通路を形成している上記仕切材(3)の内部へ導いて,
同仕切材(3)内の海水(1)により冷却した後,各取
水口(2)へ再び導いて,冷却水に使用する。
(考案の効果) 本考案は前記のように海水を冷却水として使用する発電
プラントの取水口及び排水口において,取水口と排水口
とを対向設置するとともに海水の流通可能な金網等の仕
切材により囲繞しているので,同仕切材が海水中のゴ
ミ,微生物,くらげ等の浮遊物により煽られることがな
く、取水口からの取水量を減少させることがなくて,発
電プラントの冷却能力を低下させない。また熱交換器内
を通る冷却媒体により冷却されて温度の低下した冷却水
(海水)を排水口から冷却通路を形成している金網等の
仕切材内部へ導いて,同仕切材内の海水によりさらに冷
却する。従って陸上に設置した熱交換器の容量を小さく
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる発電プラントの冷却系統に適用
した取水口及び排水口の一実施例を示す平面図,第2図
は従来の発電プラントの冷却系統を示す平面図である。 (1)…海水,(2)…取水口,(3)…仕切材,
(4)…送水ポンプ,(5)…送水管路,(6)…発電
プラント,(7)…排水管路,(8)…熱交換器,
(9)…排水ポンプ,(10)…排水口,(11)…防波
堤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】海水を冷却水として使用する発電プラント
    の取水口及び排水口において、前記取水口と前記排水口
    とを対向設置するとともに海水の流通可能な金網等の仕
    切材により囲繞して、同仕切材の内部に冷却水通路を形
    成したことを特徴とする発電プラントの取水口及び排水
    口。
JP1988069358U 1988-05-27 1988-05-27 発電プラントの取水口及び排水口 Expired - Lifetime JPH07500Y2 (ja)

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KR101245171B1 (ko) * 2011-09-23 2013-03-21 주식회사 아앤시티 취수지 및 배수지를 구비한 플랜트 냉각시설
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