JPH0750092B2 - 水溶性有機物の分離方法 - Google Patents
水溶性有機物の分離方法Info
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- JPH0750092B2 JPH0750092B2 JP2141855A JP14185590A JPH0750092B2 JP H0750092 B2 JPH0750092 B2 JP H0750092B2 JP 2141855 A JP2141855 A JP 2141855A JP 14185590 A JP14185590 A JP 14185590A JP H0750092 B2 JPH0750092 B2 JP H0750092B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オクタデシル修飾シリカ担体を充填したカラ
ムを用いて水移動相により水溶性有機物を分離する方法
に関するものである。
ムを用いて水移動相により水溶性有機物を分離する方法
に関するものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題) 医薬品,食品等の分野で種々の用途に供されているオリ
ゴ糖やアルコール類を分離精製する方法として、従来イ
オン交換基を有する充填剤を用いる方法や逆相系充填剤
を用いて水−有機溶媒移動相により分離する方法等が実
施されている。
ゴ糖やアルコール類を分離精製する方法として、従来イ
オン交換基を有する充填剤を用いる方法や逆相系充填剤
を用いて水−有機溶媒移動相により分離する方法等が実
施されている。
しかしながら前者は大型化が容易で大量分取に適してい
るものの、分離度が低いので、高純度のものを得る為に
は多くの処理回数を必要とするという問題があった。ま
た、後者の逆相系充填剤を用いる方法は、前者に比べて
分離度が高いことはよく知られているが、市販充填剤の
大部分は水移動相を用いるとやはり分離度が低いので、
二次処理を施すか、又は水−有機溶媒移動相を用いて分
離度を高くしなければならないという問題があった。
るものの、分離度が低いので、高純度のものを得る為に
は多くの処理回数を必要とするという問題があった。ま
た、後者の逆相系充填剤を用いる方法は、前者に比べて
分離度が高いことはよく知られているが、市販充填剤の
大部分は水移動相を用いるとやはり分離度が低いので、
二次処理を施すか、又は水−有機溶媒移動相を用いて分
離度を高くしなければならないという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の点に鑑み、逆相系充填剤の中オク
タデシル修飾シリカ担体を用いて水溶性有機物を水移動
相により高い分離度で効率よく分離する方法を得る目的
で鋭意検討した。その結果オクタデシル修飾率を制御す
ることにより上記目的を充分達成し得ることを見出し本
発明を完成するに至った。
タデシル修飾シリカ担体を用いて水溶性有機物を水移動
相により高い分離度で効率よく分離する方法を得る目的
で鋭意検討した。その結果オクタデシル修飾率を制御す
ることにより上記目的を充分達成し得ることを見出し本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、水溶性有機物をオクタデシル修飾
シリカ担体を充填したカラムを用いて水移動相により分
離する方法であって、オクタデシル修飾率が1.0〜2.0マ
イクロモル/m2であることを特徴とする水溶性有機物の
分離方法である。
シリカ担体を充填したカラムを用いて水移動相により分
離する方法であって、オクタデシル修飾率が1.0〜2.0マ
イクロモル/m2であることを特徴とする水溶性有機物の
分離方法である。
本発明が分離対象とする水溶性有機物としては、アルコ
ール類,糖類及び疎水性アミノ酸類が挙げられる。具体
的には、アルコール類としてエタノール,i−プロピルア
ルコール,エチレングリコール,グリセリン等、糖類と
してオリゴ糖等、疎水性アミノ酸類としてフェニルアラ
ニン,チロシン,トリプトファン等が挙げられる。
ール類,糖類及び疎水性アミノ酸類が挙げられる。具体
的には、アルコール類としてエタノール,i−プロピルア
ルコール,エチレングリコール,グリセリン等、糖類と
してオリゴ糖等、疎水性アミノ酸類としてフェニルアラ
ニン,チロシン,トリプトファン等が挙げられる。
本発明に用いるオクタデシル修飾シリカ担体は公知の方
法によって(例えば特開昭55−116252,116253号公報参
照)。調製することができる。例えば、液体クロマトグ
ラフ充填剤の担体用に調製された、細孔径6〜30nm,細
孔容積0.8〜1.2ml/gのシリカ担体表面のシラノール基を
シランカップリング剤を用いピリジン存在下脱塩酸反応
若しくは無触媒及びスルホン酸系触媒存在下での脱アル
コール反応によってオクタデシル基で置換し、残存シラ
ノール基はトリメチルシリル基でエンドキャップする。
前記シランカップリング剤としては、オクタデシルジメ
チルクロルシラン,オクタデシルジメチルメトキシシラ
ン,オクタデシルジクロルメチルシラン,オクタデシル
ジメトキシメチルシラン,オクタデシルトリクロルシラ
ン,オクタデシルトリメトキシシラン等が好ましく用い
られる。またエンドキャップ剤としては、トリメチルク
ロルシラン,トリメチルメトキシシラン,ヘキサメチレ
ンジシラザン等が単独又は2種以上を混合して用いられ
る。オクタデシル修飾の修飾率の調製は前記シランカッ
プリング剤の使用量で行うことができる。
法によって(例えば特開昭55−116252,116253号公報参
照)。調製することができる。例えば、液体クロマトグ
ラフ充填剤の担体用に調製された、細孔径6〜30nm,細
孔容積0.8〜1.2ml/gのシリカ担体表面のシラノール基を
シランカップリング剤を用いピリジン存在下脱塩酸反応
若しくは無触媒及びスルホン酸系触媒存在下での脱アル
コール反応によってオクタデシル基で置換し、残存シラ
ノール基はトリメチルシリル基でエンドキャップする。
前記シランカップリング剤としては、オクタデシルジメ
チルクロルシラン,オクタデシルジメチルメトキシシラ
ン,オクタデシルジクロルメチルシラン,オクタデシル
ジメトキシメチルシラン,オクタデシルトリクロルシラ
ン,オクタデシルトリメトキシシラン等が好ましく用い
られる。またエンドキャップ剤としては、トリメチルク
ロルシラン,トリメチルメトキシシラン,ヘキサメチレ
ンジシラザン等が単独又は2種以上を混合して用いられ
る。オクタデシル修飾の修飾率の調製は前記シランカッ
プリング剤の使用量で行うことができる。
市販のオクタデシル修飾シリカ担体は疎水性化合物の分
離を目的として調製されたものが多く、親水性化合物の
分離には適していないものが多い。すなわち、芳香族化
合物等の疎水性有機物を分離するために50〜90%メタノ
ール又はアセトニトリル水溶液等を移動相として修飾率
の高いオクタデシル修飾シリカ担体を用いるのが一般的
であった。親水性物質例えばi−プロピルアルコール,
アセトン或いはアミノ酸等をこれに通液しても素通りに
近い状態で保持されることがなく、分離不可能であっ
た。また水を移動相とすることは、目的とする疎水性化
合物の水に対する溶解度が低いため、分離に用いられる
ことはなかった。
離を目的として調製されたものが多く、親水性化合物の
分離には適していないものが多い。すなわち、芳香族化
合物等の疎水性有機物を分離するために50〜90%メタノ
ール又はアセトニトリル水溶液等を移動相として修飾率
の高いオクタデシル修飾シリカ担体を用いるのが一般的
であった。親水性物質例えばi−プロピルアルコール,
アセトン或いはアミノ酸等をこれに通液しても素通りに
近い状態で保持されることがなく、分離不可能であっ
た。また水を移動相とすることは、目的とする疎水性化
合物の水に対する溶解度が低いため、分離に用いられる
ことはなかった。
発明者らは、修飾率に着目して水を移動相として分離し
得る条件を検討した。
得る条件を検討した。
一般に水溶性有機物のオクタデシル修飾シリカ担体によ
る分離機能はその移動相と固定相であるオクタデシル基
との間における水溶性有機物の分配係数によるとされて
いる。すなわち移動相が水又は水−有機溶媒の場合は水
溶性有機物の水に対する溶解度及びオクタデシル基のよ
うな非極性基に対する溶解度の差により分離される。同
様に、芳香族化合物等疎水性有機物を水−有機溶媒移動
相により分離する場合は、移動相中の有機溶媒の割合を
減少させることにより、移動相への溶解度が小さくなり
固定相による保持が強くなる。また、修飾率を大きくす
ることにより、すなわち、シリカ担体表面のオクタデシ
ル基を増加することにより保持能が強化され、分離度が
向上する。
る分離機能はその移動相と固定相であるオクタデシル基
との間における水溶性有機物の分配係数によるとされて
いる。すなわち移動相が水又は水−有機溶媒の場合は水
溶性有機物の水に対する溶解度及びオクタデシル基のよ
うな非極性基に対する溶解度の差により分離される。同
様に、芳香族化合物等疎水性有機物を水−有機溶媒移動
相により分離する場合は、移動相中の有機溶媒の割合を
減少させることにより、移動相への溶解度が小さくなり
固定相による保持が強くなる。また、修飾率を大きくす
ることにより、すなわち、シリカ担体表面のオクタデシ
ル基を増加することにより保持能が強化され、分離度が
向上する。
これに対し、水移動相により水溶性有機物を分離する場
合固定相表面のオクタデシル基は移動相である水と反発
し、直鎖が収縮し、細孔を埋める結果となり、担体表面
の細孔は小さくなり、従って有効表面積は小さくなる。
その結果修飾率が高すぎる場合保持能が低下し、分離度
が低くなると考えられる。
合固定相表面のオクタデシル基は移動相である水と反発
し、直鎖が収縮し、細孔を埋める結果となり、担体表面
の細孔は小さくなり、従って有効表面積は小さくなる。
その結果修飾率が高すぎる場合保持能が低下し、分離度
が低くなると考えられる。
本発明で用いる修飾率は次式で定義される。
(但し、Cはオクタデシル修飾シリカ担体中の炭素含有
率(%),Mはシランカップリング剤1モル中の炭素含有
量,Sはシリカ担体の窒素吸着法による表面積(m2/g)を
示す。) 本発明において用いるオクタデシル修飾シリカ担体の修
飾率は1.0〜2.0マイクロモル/m2である。修飾率をこの
範囲内に調製したオクタデシル修飾シリカ担体は、担体
表面の保持能及び有効表面積の両面から最大の分離度を
示すものである。
率(%),Mはシランカップリング剤1モル中の炭素含有
量,Sはシリカ担体の窒素吸着法による表面積(m2/g)を
示す。) 本発明において用いるオクタデシル修飾シリカ担体の修
飾率は1.0〜2.0マイクロモル/m2である。修飾率をこの
範囲内に調製したオクタデシル修飾シリカ担体は、担体
表面の保持能及び有効表面積の両面から最大の分離度を
示すものである。
カラムの材質は特に限定されず、ステンレス,チタン或
いは樹脂等のいずれも用いることができる。カラム充填
法はスラリー充填法,タッピング充填法等いずれでもよ
い。
いは樹脂等のいずれも用いることができる。カラム充填
法はスラリー充填法,タッピング充填法等いずれでもよ
い。
また、通液方法は通常のカラムクロマトグラフィーと同
様の方法で行うことができる。
様の方法で行うことができる。
(実施例) 以下更に具体的に実施例により詳細説明する。例中%は
重量基準である。
重量基準である。
製造例 1)オクタデシル修飾シリカ担体の製造 液体クロマトグラフ用に調製されたシリカゲル(窒素吸
着法による物性値は細孔直径12.2nm,細孔容積1.01ml/g,
表面積330m2/g)50gにトルエン250mlを加え、オイルバ
ス上で12時間加熱して、ゲル中の水分をトルエン共沸に
より除去する。
着法による物性値は細孔直径12.2nm,細孔容積1.01ml/g,
表面積330m2/g)50gにトルエン250mlを加え、オイルバ
ス上で12時間加熱して、ゲル中の水分をトルエン共沸に
より除去する。
脱水終了後オクタデシルジメチルクロルシラン20g及び
脱塩酸用触媒ピリジン10gを加え、8時間還流させる。
常温まで放冷後過し、順にクロロホルム,メタノール
で洗浄後50℃で減圧乾燥する。
脱塩酸用触媒ピリジン10gを加え、8時間還流させる。
常温まで放冷後過し、順にクロロホルム,メタノール
で洗浄後50℃で減圧乾燥する。
次にトルエン250mlを加え共沸にて脱水処理後トリメチ
ルクロルシラン17g,ヘキサメチレンジシラザン15.4g及
びピリジン12.5gを加え、8時間還流させる。常温まで
放冷後過し、順にクロロホルム,メタノールで洗浄後
80℃で減圧乾燥して、オクタデシル修飾シリカ担体60g
を得た。このものの元素分析による炭素含有率は14.6%
であった。従って修飾率は前記の定義により1.84マイク
ロモル/m2となる。上記と同様にオクタデシルクロルシ
ランの使用量を変化させて修飾率の異なる修飾シリカ担
体を10種類作製して表1に示した。
ルクロルシラン17g,ヘキサメチレンジシラザン15.4g及
びピリジン12.5gを加え、8時間還流させる。常温まで
放冷後過し、順にクロロホルム,メタノールで洗浄後
80℃で減圧乾燥して、オクタデシル修飾シリカ担体60g
を得た。このものの元素分析による炭素含有率は14.6%
であった。従って修飾率は前記の定義により1.84マイク
ロモル/m2となる。上記と同様にオクタデシルクロルシ
ランの使用量を変化させて修飾率の異なる修飾シリカ担
体を10種類作製して表1に示した。
2)カラム充填 前記オクタデシル修飾シリカ担体2.5をクロロホルムで
スラリー化し、内径4.6mm×長さ250mmのステンレス製カ
ラムに流し込み脱気操作の後400kg/cm2の高圧で充填し
た。
スラリー化し、内径4.6mm×長さ250mmのステンレス製カ
ラムに流し込み脱気操作の後400kg/cm2の高圧で充填し
た。
実施例1 比較例1 前記製造例で作製したNo.2〜8のオクタデシル修飾シリ
カ担体を充填したカラムに市販のオリゴ糖(林原社製
「サンマルト−S」)の2%水溶液10μ及び1%CaCl
水溶液10μを下記条件で通液してクロマトグラムを得
た。No.3によるNaCl及びNo.3,8によるマルトオリゴ糖の
クロマトグラム(表2のNo.3,No.8に対応する。)を図
1のa),b)及びc)に示した(図中の↑がマルトテト
ラオースのピークである。)。
カ担体を充填したカラムに市販のオリゴ糖(林原社製
「サンマルト−S」)の2%水溶液10μ及び1%CaCl
水溶液10μを下記条件で通液してクロマトグラムを得
た。No.3によるNaCl及びNo.3,8によるマルトオリゴ糖の
クロマトグラム(表2のNo.3,No.8に対応する。)を図
1のa),b)及びc)に示した(図中の↑がマルトテト
ラオースのピークである。)。
クロマト分離条件 充填カラム内径4.6mm×長さ250mm 充填量 2.5g 移動相 純水 1.0ml/min 検出器 示差屈折計 カラム槽温度 40℃ また、得られたクロマトグラムに基づいて計算式 (但し、kはキャパシティー・ファクターを、t0は保持
されない成分NaClの保持時間を、t1は目的成分の保持時
間を表わす。) により算出されたキャパシティー・ファクターkを表2
に示した。
されない成分NaClの保持時間を、t1は目的成分の保持時
間を表わす。) により算出されたキャパシティー・ファクターkを表2
に示した。
比較例1として前記製造例で作製したNo.1,9及び10のオ
クタデシル修飾シリカ担体を充填したカラムを用いた以
外は上記と同様に試験した。得られたクロマトグラムN
o.を図1のd)に、キャパシティー・ファクターkを表
2に併せて示した。
クタデシル修飾シリカ担体を充填したカラムを用いた以
外は上記と同様に試験した。得られたクロマトグラムN
o.を図1のd)に、キャパシティー・ファクターkを表
2に併せて示した。
実施例2〜4 比較例2〜4 試薬特級フェニルアラニン,エタノール及びイソプロピ
ルアルコールを用いた以外は実施例1,比較例1と同様に
試験した結果を表3に示した。
ルアルコールを用いた以外は実施例1,比較例1と同様に
試験した結果を表3に示した。
(発明の効果) (1) 本発明の方法により、オクタデシル修飾率が1.
0〜2.0マイクロモル/m2であるオクタデシル修飾シリカ
担体を充填したカラムを用いて水移動相により水溶性有
機物を分離することができ、目的成分の分画採取により
一回の処理操作で効率よく、極めて高純度の単離品を得
ることが可能となる。
0〜2.0マイクロモル/m2であるオクタデシル修飾シリカ
担体を充填したカラムを用いて水移動相により水溶性有
機物を分離することができ、目的成分の分画採取により
一回の処理操作で効率よく、極めて高純度の単離品を得
ることが可能となる。
(2) 本発明の方法は、移動相が水であって、水−有
機溶媒相等による分離や二次処理を必要としないので、
濃縮等の後処理が容易であること、良好な作業環境が維
持できること従って優れた経済性を有すること等産業上
有用な発明であるということができる。
機溶媒相等による分離や二次処理を必要としないので、
濃縮等の後処理が容易であること、良好な作業環境が維
持できること従って優れた経済性を有すること等産業上
有用な発明であるということができる。
図1のa),b)及びc)は夫々実施例1のクロマトグラ
ムを、d)は比較例1のクロマトグラムを示す。↑はマ
ルトテトラオースのピークを示す。
ムを、d)は比較例1のクロマトグラムを示す。↑はマ
ルトテトラオースのピークを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 227/40 7537−4H 229/02 7537−4H G01N 30/48 L 8310−2J // C07D 209/20 8217−4C C07H 1/06 3/06
Claims (2)
- 【請求項1】水溶性有機物をオクタデシル修飾シリカ担
体を充填したカラムを用いて水移動相により分離する方
法であって、オクタデシル修飾率が1.0〜2.0マイクロモ
ル/m2であることを特徴とする水溶性有機物の分離方
法。 - 【請求項2】水溶性有機物がアルコール類,糖類,疎水
性アミノ酸類である請求項1記載の分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2141855A JPH0750092B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 水溶性有機物の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2141855A JPH0750092B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 水溶性有機物の分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434358A JPH0434358A (ja) | 1992-02-05 |
JPH0750092B2 true JPH0750092B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15301735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2141855A Expired - Lifetime JPH0750092B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 水溶性有機物の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750092B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2437442B (en) * | 2004-12-10 | 2010-03-31 | Pharmed Medicare Pvt Ltd | Improved process for purification of 6 acetyl 4,1',6' trichlorogalactosucrose and 4,1'6' trichlorogalactosucrose by chromatography on silanized silica gel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0764541B2 (ja) * | 1988-08-22 | 1995-07-12 | ナカライテスク株式会社 | 内面疎水型シリカゲルの製造方法 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2141855A patent/JPH0750092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2437442B (en) * | 2004-12-10 | 2010-03-31 | Pharmed Medicare Pvt Ltd | Improved process for purification of 6 acetyl 4,1',6' trichlorogalactosucrose and 4,1'6' trichlorogalactosucrose by chromatography on silanized silica gel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434358A (ja) | 1992-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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