JPH07500307A - ベルト・コンベアおよびそのコンベア・ベルト - Google Patents

ベルト・コンベアおよびそのコンベア・ベルト

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JPH07500307A JP5507646A JP50764693A JPH07500307A JP H07500307 A JPH07500307 A JP H07500307A JP 5507646 A JP5507646 A JP 5507646A JP 50764693 A JP50764693 A JP 50764693A JP H07500307 A JPH07500307 A JP H07500307A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベルト・コンベアおよびそのコンベア9ベルト本発明は、ベルトの横方向におい て曲げ剛性の平坦な中央部と、前記中央部に対してヒンジ連結されベルトの横方 向に曲げ剛性の2つの平坦な縁部とを含む搬送材料を包囲する型のコンベア・ベ ルトに関するものである。
また本発明は前記のようなコンベア・ベルトを使用し、またベルトをその走路の 少なくとも一部において担持する支持ローラを備えたフレームを含むベルト・コ ンベアに関するものである。
このようなコンベア牽ベルトは例えばWO−AI−89105765号およびW O−Al−92/12076に記載されており、これらの文献を引例とする。こ れらの先行技術のコンベア牽ベルトにおいては、その中央部分が平坦であって、 ベルトの横方向に曲げ剛性であり、ベルトの長手力に低い延伸性を有する。さら に、両縁部分が平坦であって、それぞれ中央部の側面縁に対してヒンジ連結され 、またベルトの長手力に延伸性である。これら縁部の幅合計は少なくとも中央部 の幅に等しい。各縁部を中央部に対して連結するために2つのヒンジ部が備えら れている。これらのヒンジ部はベルトの横方向において可撓性であり、またベル トの長手力に延伸性であり、また両方の縁部分を中央部の上に折り畳まれた位置 から外側に枢転させるように弾性である。これら°のヒンジ部は中央部の幅より 実質的に狭い幅を有する。
このようなコンベア9ベルトを使用するベルト・コンベアは二、三の重要な利点 を有する。例えばこのベルト・コンベアはコンパクトで、構造簡単でまた製造コ ストが低い。またこの種のベルト・コンベアは密封搬送を可能とし、小曲率半径 の湾曲部に配置する事ができ、戻り通路にそって材料の漏れを生じる事なく、垂 直路を含む走路または垂直路においても配置する事ができる。
しかし前記の型のコンベア・ベルトは、二、三の搬送材料については、縁部の重 ね合わせ区域において密封上の問題を生シル。前記(7)WO−Al−92/1 2076はこのような問題に対する解決法を示している。
先行技術のコンベアの他の欠点は、これらのコンベアが所望の密封効果を達成す るために通常複数の加圧ローラなどを必要とする事である。
他の型のエンドレスコンベアーベルトにおいては、コンベア書ベルトの一方の縁 をフック状に設計し他方の縁にこのフック形状に対応する断面形状のみぞ穴を備 える事によって密封を実施する。このようにしてコンベア・ベルトの両縁が相互 に形状合致的にかみ合わされる。しかしフックをみぞ穴の中に導入しまたみぞ穴 からフックを出す事はきわめて複雑な操作である。さらに、搬送される材料がみ ぞ穴の中に入って衝突し、このようにして溝の中へのフックの挿入を妨害し所期 の形状合致かみ合わせ作用を妨げる。例えばEP−AI−0371180はこの 型のコンベア・ベルトを開示している。
US−A−4,823,941は、コンベア・ベルトの縁部分の非形状合致継目 を開示している。この明細書に記載のベルトは管状、すなわち円形断面であって 、その縁部分の確実なかみ合わせのために十分な補強を必要とする。しかし、こ の種のベルトの縁は確実にがみ合わせできない。
従って本発明の第1の目的は、導入部に記載の型のコンベア牽ベルトにおいて、 ベルトの縁部分の形状合致かみ合わせなしで、また密封作用を保持するために多 数のローラを必要としないで改良された密封作用を生じる事のできるコンベア・ ベルトを提供するにある。
本発明の第2の目的は前記の型のベルト・コンベアにおいて、本発明によるコン ベア・ベルトを使用して簡単に開閉する事のできるベルト・コンベアを提供する にある。
本発明によれば、前記の第1の目的は、一方の平坦な縁部がその自由長手方縁の 近くで2部分に分割されて長手力平坦ポケットを形成し、前記ポケットは前記縁 部の自由長手方縁に向かって開きまた前記ポケットの深さはその幅より実質的に 大とし、また他方の平坦な縁部の自由縁部分は、その厚さが前記ポケットの幅と 実質的に同一でありまた2つの平坦な縁部の合計幅が中央部の幅より実質的に大 である事により、ベルトの長手力軸線回りに実質的に回転できないように前記ポ ケットの中に受けられ、また前記平坦な中央部と、この中央部と同様に単一の実 質的に剛性のプレートとして作用する前記2つの平坦な縁部との間のヒンジ連結 の結果として、前記の他方の平坦な縁部の自由縁部分がポケットの中に強制的に 保持される事を特徴とする導入部に記載の型のコンベア・ベルトによって達成さ れる。
この方法によれば両方の縁部が相互に強制的に保持され、またポケットの設計の 故に、中心部と同様に、ベルトの横方向において実質的に曲げ剛性の単一部品と して挙動し、しかもこの場合に形状合致かみ合わせ作用を使用しない。
「平坦なポケット」とは、自由縁部分を受けた後に、このポケットの深さ全体に わたって実質的に同一の幅を有し、またはポケットの幅がポケットの底部に向か って減少して、形状合致かみ合わせを必要としない事を意味する。しかしこのポ ケットは、前記の他方の縁部分の自由縁部分を受け易くするためにその開口側に おいて適当に拡張自在とする。
前記の他方の縁部分の自由縁部分をポケットの中に導入できるように、ポケット は2つのフラップによって画成され、その一方のフラップがベルトの横方向にお いて曲げ剛性であり、他方のフラップがある程度の曲げ剛性を有するが前記の曲 げ剛性フラップから外側に曲げる事ができる。
望ましくは、曲げ剛性のフラップは可撓性のフラップよりも長く延在する。この ようにして、前記の他方の縁部分の自由縁部分をポケットの中に導入する際にこ の部分の配置が容易になるからである。
また前記の非回転性をさらに確実にするため、ポケットの幅がその開口に近づく に従って狭くなるように可撓性フラップを予形成する事ができる。
望ましくは、前記の一方の縁部の自由縁部分に対して固着されたU形ストリップ によってポケットが画成される。このようにして、ストリップの表面と自由縁部 分とがゴムから成る場合にこれらの面を相互に対向させて加硫などによって接着 してストリップを固定するための大面積が得られる。
本発明は特に前記の型のコンベア中ベルト、すなわち中央部が平坦でベルトの横 方向に曲げ剛性でありベルトの長手力に低延伸性を有し、前記縁部が平坦でそれ ぞれ中央部の側面縁に対してヒンジ連結されベルトの長手力に延伸可能でありま た中央部の幅より長い合計幅を有し、またそれぞれの縁部を中央部に連結するた めの2つのヒンジ部が備えられ、前記ヒンジ部はコンベアーベルトの横方向にお いて可撓性であり、コンベア中ベルトの長手力において延伸性であり、また前記 縁部を前記中央部の上方に折り畳まれた位置から外側に枢転させるように弾性で あり、また前記ヒンジ部は前記中央部より実質的に狭い幅を有する事を特徴とす るコンベア・ベルトに対して特に好適である。また本発明は、ポケットの中に受 けられた前記他方の縁部の自由縁部分がこの縁部の他の部分に対してヒンジ連結 されるように成されたベルトに適用される。しかしこの実施態様は、前記他方の 縁部分の自由縁部分をポケットの中に保持するため、より多数の加圧ローラを必 要とする。
本発明によれば、前記の第2目的は、一方の平坦な縁部がその自由長手方縁の近 くで2部分に分割されて長手力平坦ポケットを形成し、前記ポケットは前記縁部 の自由長手方縁に向かって開き、また前記ポケットの深さはその幅より実質的に 大とし、また他方の平坦な縁部の自由縁部分は、その厚さが前記ポケットの幅と 実質的に同一でありまた2つの平坦な縁部の合計幅が中央部の幅より実質的に大 である事により、ベルトの長手力軸線回りに実質的に回転できないように前記ポ ケットの中に受けられ、またベルト走路に沿ったベルト密封箇所において前記他 方の縁部の自由縁部分をポケットの中に導入するため、前記ポケットに係合して これを拡張するように前記フレームの中に回転ディスクが取付けられている事を 特徴とする前記の型のベルト・コンベアによって達成される。
このようにして前記の他方の縁部の自由縁部分がポケットの中に容易に導入され る。
ベルトが湾曲部分を走行する際に、両方の縁部が相互に離間する傾向を示す。本 発明によれば、ベルトが走行方向を変換する際にベルト幅の増大を防止する手段 を備える事によってこのようなコンベア・ベルトの欠陥が防止される。
本発明は密封度を著しく改良する。これは、密封上の問題を生じるような傾斜ま たは垂直搬送路における安全性を増大するために使用する事ができる。またこの ような改良された密封度は、セメント、カオリンおよび酸化アルミニウムなどの 流動性材料の重傾斜または垂直搬送を可能とする。
また本発明は、密封ローラが一方の縁部を他方の縁部に対して当接状態に保持す る必要を除く。安全ローうのみが必要であるが、これらのローラは相互に相当間 隔に配置する事ができる。これは材料搬送ランについても、また戻しランについ ても同様である。また本発明によるベルト・コンベア中に使用されるローラ数の 大幅な減少により、可動要素、摩擦またはコンベア・ベルトを駆動するための力 が低減される。
また本発明によれば、コンベア・ベルトは複雑なローラシステムを使用しないで ベルト開口を下に向けて走行する事ができる。
密封度の改良は、特にベルトが走路にそってその長手力軸線回りに回転されるよ うな場合に有効である。
本発明ニヨる方法はWo−AI−92/12076に記載の型の密封構造と組合 わせる事ができ、また、別個のキャリヤベルトを使用するスエーデン特願910 1158−5に記載の型のコンベア・ベルトに適用する事ができる。後者の場合 、主として貨物の長距離輸送のためにベルト串コンベアを使用する際に、ローラ 数の減少と構造の簡単化が決定的重要性をもつ。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限定 されるものではない。
第1図は本発明による第1実施態様のコンベア・ベルトを使用する本発明による ベルト・コンベアの断面図である。
第2図は本発明のコンベア・ベルトの第2実施態様の部分断面図である。
第3図は本発明のコンベア・ベルトの第3実施態様の部分断面図である。
第4図は本発明によるコンベア・ベルトの閉鎖部分または密封部分を示す斜視図 である。
第5図は第4図に図示のベルト開放ディスクの断面図である。
第6図は本発明のコンベア・ベルトに使用されるストリップの好ましい実施態様 の断面図である。
第1図は本発明によるベルト・コンベアの第1実施態様ヲ示す。ベルト・コンベ アのフレーム構造の一部を成すフレーム1が2本の回転支持ローラ2.3を担持 し、これらのローラはフレーム1の中に上下に取付けられている。ローラ2と3 は、コンベア・ベルト4をそれぞれの材料搬送ランと戻りランとにおいて担持す る。ベルト4は中央部5と、両縁部6.7と、これらの両縁部を中央部5に接合 するヒンジ部8.9とから成る。ベルト4は、相異なる補強層を介在させた例え ばゴムの数枚の重ね合せ層の加硫によって一体的に形成される。
補強層の好ましい設計はWO−A l−8910576に詳細に記載されている 。すなわち、第1補強層は、相当の引っ張り強さと圧縮強さとを有する横方向繊 維または糸から成り、ベルト4の中に非対称的に配置され、ベルトの全幅にそっ て延在する。第2横方向補強層は3部分から成り、その延長は前記の中央部5、 縁部6および7の延長に対応する。この補強層は前記の第1補強層と同一型であ る。第3補強層は中央部5と同一の延長を有し、他の2つの補強層の間に備えら れる。第3補強層は相当の引っ張り強さの長手力繊維または糸から成り、また通 常のコードからなる事ができる。
補強層の繊維または糸は金属、例えば鋼、プラスチック、例えばポリエステルま たはポリアミド、あるいは炭素繊維から成る事ができる。ベルト4そのものは、 ゴム以外に、プラスチック、またはプラスチックとゴムの混合物で作る事ができ る。
本発明によるコンベアベルト4は好ましくは完全に平坦な状態に製造され、従っ て中央部5と両縁部6.7から成り、これらの部分はすべて横方向に剛性、すな わちベルトの横方向またはベルトの長手力軸線回りに曲げ剛性である。従って中 央部5と縁部6.7は、ヒンジ部8と9によって相互にヒンジ連結された実質的 に剛性の板と同様に挙動する。このように非常に高い曲げ剛性は、それぞれベル トの厚さ方向に相互に離間されまたベルトの横方向において相当の引っ張り強さ と圧縮強さとを有する補強層から生じる。中央部5と相違し、縁部6.7はベル トの長手力に優れた延伸性を有し、これはヒンジ部8と9についても同様である 。しかしヒンジ部8と9はベルト長手刃軸線に対して可撓性であり、一定の弾性 を有し、このような弾性は第1補強層によって得られ、またこの弾性の故に、縁 部6.7が中央部5の上に折り曲げられた時に、これらの縁部6.7を中央部5 から離れる外側方向に枢転させる。この外向き弾性は少なくとも、縁部6.7を 中央部5の上方一定距離に保持する程度に強いが、好ましくは縁部6.7が外向 きに中央部5と同一面まで枢転する事が好ましい。ヒンジ部8と9は一定の弾性 または一定の曲げ剛性を有するが、この剛性は中央部5および縁部6.7の剛性 より相当に低くして、限定された連結部を成すようにしなければならない。
第1図に図示のように、縁部6.7の合計幅が中央部5の幅より大であり、その 結果中央部6.7の外側部分の重なり合を生じる。従って搬送される材料がある 程度包囲される。
本発明によれば、縁部6はその自由長手方縁に外側ストリップ10を備え、この ストリップ10はベルトの長さ全体にそって延在し、またその幅の一部において 縁部6に対して例えば加硫によって固着される。ストリップ10は縁部6の自由 長手方縁に近づくに従って薄くなり、従ってこのストリップ10と縁部6の自由 縁部分12との間に長手力ポケット11が形成される。望ましくは、ストリップ 10はベルト4の他の部分と同一素材から成り、ベルトの長手力において延伸性 であり、またベルトの横方向において比較的曲げ剛性とする。このようにしてベ ルトの縁部6がその投手力自由縁においてストリップ10によって2部分に分割 され、2つのフラップによって画成されたポケット11を成す。これらのフラッ プの一方はストリップ10から成り、他方のフラップはストリップ10の外側に 延在する縁部分6の自由縁部分12から成る。
縁部7の外側自由縁部分13がポケット11の中に受けられる時、このポケット 11と縁部13は実質的に同一断面形状を有するので、ベルトの縁部6と7の間 に非回転自在の連結が生じる。さらに縁部6と7は中央部5と連結する事によっ て図示の位置に強制的に保持され、またこれらの縁部6と7がベルト4の横方向 において曲げ剛性である事が徹底的に重要である。
縁部6と7が第1図に図示の位置を占めるに至ると、本発明によればこれらの縁 部が確実にかみ合わせされる。
このような本発明の連結により、縁部6と7は一緒になって中央部とほぼ同様に 挙動する。この場合、コンベアベルト4は完全に閉鎖されて縁部6と7の間に継 ぎ目が存在しないかのように挙動する。ベルト4の閉鎖位置またはかみ合わせ位 置の安定性は、2つの剛性縁部6と7が相互に離間するためにはポケット11の 面の中において相互に離間するように平行運動しなければならない事による。こ のような運動はヒンジ部8.9の曲率半径を減少させる。これらのヒンジ部の曲 げ剛性または弾性の故に、その保持力が急速に増大して、縁部6と7を閉鎖状態 にかみ合わせる。この保持力は、両方の縁部を離間しようとする力に比例する以 上の速度で増大する。従って、ヒンジ部8.9の曲げ剛性が本発明の効果に適合 させられる事と、ポケット11の深さが幅より実質的に大であって、例えば少な くとも5倍、好ましくは8倍である事とが重要である。
第1図に示す本発明のベルトコンベアの実施態様においては、材料の搬送のため に上ベルトランが使用される。
従ってこの場合には、縁部7を縁部6に対して圧着するためにこの型の先行技術 ベルトの構造において必要とされた加圧ローラを使用しなくてすむ。ストリップ 10の外側に安全ローラを当接する事ができるが、これらの安全ローラは支持ロ ーラ2よりもはるかに大距離離間させる事ができる。支持ローラ2はベルトの戻 りランにそった安全ローラとして作用する。第1図に図示の実施態様において、 ベルトは支持ローラ2と3に対して平行な案内ローラの上を通過した後に、その 長手方軸線回りに180@回転させられて戻すランにそって第1図に示す位置を 占める。しかし、ベルト4は戻すランにおいてそのストリップ10を下方にして 、すなわち支持ローラ3に当接させて走行する事ができる。あるいは下方ランが 材料の搬送のために使用され、これに対して上方ランが戻りランとして作用する 事ができる。
第2図は本発明によるコンベア・ベルトの第2実施態様の細部を示す。ストリッ プ10の外側部分は、ボケ・ソト11がその開口に向かって狭くなるように、締 め付はフラップ状に予形成されている。もちろん、この構造は自由縁部分13が ポケット11の中で回転する事を防止するのに役立つ。
また縁部7は好ましくは全体としてベルト4の横方向において曲げ剛性であるが 、第3図に図示のように、ポケット11の外側の縁部7の部分が他の部分に対し てヒンジ連結される事ができる。
縁部6と縁部7の間の連結部の所望特性を得るため、ポケット11の深さは、こ のポケットの中に受けられる自由縁部分13の幅すなわち厚さより実質的に大と する。
第4図は、本発明によるベルト・コンベア中の本発明のコンベア・ベルト4の密 封動作を示す。さらに詳しくは、ベルト4はその縁部6.7を中央部5から上方 に折り畳まれた状態で装入ビン14を通過し、このビン14の後方で密封される 。そのため回転ディスク15がベルト・コンベアのフレームの中に取付けられて いる(図示されず、)。第5図に図示のように、回転ディスク15はその外周に 向かってクサビ状にテーパを成す。さらにディスク15はポケット11に係合し てこれを拡張するように配置され、ポケットが拡張されると縁部7の自由縁部分 13をポケット11の中に導入させる。この動作を容易にするため、第4図に図 示のようにコンベア※ベルト4の走行方向に見て前記ディスク15の直後に、追 加の薄いスライダディスク16がフレーム(図示されず)上に回転自在に搭載さ れて縁部分13とストリップ10との間にポケット11の中に突出している。好 ましくはこのスライダディスク16は低摩擦係数の弾性物質から成り、あるいは このスライダディスク16がポケット11の中にコンベア・ベルト4を導入する ために使用される唯一のディスクとする事ができる。
第6図はストリップ10の好ましい実施態様を示し、このストリップはU形を成 し、ポケット11がその分岐17と18との間に形成されている。分岐17がそ の外側面全体によって縁部分12に対して固着されているので、ストリップ10 はこの縁部分12に対して強く固定されている。コンベア・ベルト4とストリッ プ10がゴムで形成されている場合、固着はその間の接触面全体の加硫によって 実施される。外側の分岐18はグループ19を有し、このグループ19は、自由 縁部分13がポケット11の中に導入される際にこのフラップを外側に押圧する のに役立つ。ストリップ10は追加のグループ20.21を有し、これらのグル ープ20.21はコンベア・ベルトをその走路の少なくとも一部にそって案内す る案内ローラを係合させ、あるいはこれらのグループはコンベア・ベルトの継目 にストリップ11を接合するのに役立ち、この場合、グループ20.21はこの 継目を橋かけする接合要素を配置するために使用される。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において任 意に変更実施できる。従って、コンベア・ベルトはその縁部分が横方向に曲げ剛 性であって、ベルトの縁部分の間の非回転連結に対して保持力を加える事ができ る限り、任意の形状を有する事ができる。例えばストリップ10を縁部6の内側 に配置する事ができる。また前記の曲げ剛性を生じる補強部材の代わりにベルト の厚さをその幅方向に変動させる事ができる。
比較的小さいベルトの場合、このベルトを適当なプラスチック材料の単一部品と して押出し、この場合、ポケット11は縁部6に対して対称的に配置する事がで きる。
FIG、1 FIG、2 FIG、3 fi 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR, SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、  CH,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、  LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、  SD、 SE、 UA、 US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ベルトの横方向において曲げ剛性の平坦な中央部(5)と、前記中央部(5 )に対してヒンジ連結されベルトの横方向に曲げ剛性の2つの平坦な縁部(6、 7)とを含む搬送材料を包囲する型のコンベア・ベルトにおいて、一方の平坦な 縁部(6)がその自由長手方縁の近くで2部分に分割されて長手方平坦ポケット (11)を形成し、前記ポケットは前記縁部(6)の自由長手方縁に向かって開 きまた前記ポケットの深さはその幅より実質的に大とし、また他方の平坦な縁部 (7)の自由縁部分(13)は、その厚さが前記ポケット(11)の幅と実質的 に同一でありまた2つの平坦な縁部(6、7)の合計幅が中央部(5)の幅より 実質的に大である事により、ベルトの長手方軸線回りに実質的に回転できないよ うに前記ポケット(11)の中に受けられ、また前記平坦な中央部(5)と、こ の中央部と同様に単一の実質的に剛性のプレートとして作用する前記2つの平坦 な縁部(6、7)との間のヒンジ連結の結果として、前記の他方の平坦な縁部( 7)の自由縁部分(13)がポケット(11)の中に強制的に保持される事を特 徴とするコンベア・ベルト。 2.前記ポケット(11)の幅はポケットの深さ全体にそって実質的に同一であ る事を特徴とする請求項1に記載のコンベア・ベルト。 3.前記ポケット(11)はその開口側において拡張自在であって、前記他方の 縁部(7)の自由縁部分(13)を受けやすくした事を特徴とする請求項1に記 載のコンベア・ベルト。 4.前記ポケット(11)の幅がポケットの閉口側に向かって減少する事を特徴 とする請求項3に記載のコンベア・ベルト。 5.前記ポケット(11)は、前記一方の縁部(6)の自由縁部分(12)に固 着されたU形ストリップ(10)によって形成される事を特徴とする請求項1乃 至4のいずれかに記載のコンベア・ベルト。 6.前記中央部(5)はベルト(4)の長手方に低延伸性を有し、また前記縁部 (6、7)はベルトの長手方に延伸性である事を特徴とする請求項1乃至5のい ずれかに記載のコンベア・ベルト。 7.それぞれ一方の縁部(6、7)と中央部(5)とを相互に連結するために2 つのヒンジ部(8、9)が備えられ、前記ヒンジ部(8、9)はコンベア・ベル ト(4)の横方向において可撓性であり、コンベア・ベルト(4)の長手方にお いて延伸性であり、また前記縁部(6、7)を前記中央部(5)の上方に折り畳 まれた位置から外側に枢転させるように弾性であり、また前記ヒンジ部(8、9 )は前記中央部(5)より実質的に狭い幅を有する事を特徴とする請求項6に記 載のコンベア・ベルト。 8.ベルトの横方向において曲げ剛性の平坦な中央部(5)と、前記中央部(5 )に対してヒンジ連結されベルトの横方向に曲げ剛性の2つの平坦な縁部(6、 7)とを含む搬送材料を包囲する型のコンベア・ベルトを含みまた前記ベルトを その走路の少なくとも一部にそって担持するための支持ローラ(2、3)を有す るフレーム(1)を含むベルト・コンベアにおいて、一方の平坦な縁部(6)が その自由長手方縁の近くで2部分に分割されて長手方平坦ポケット(11)を形 成し、前記ポケットは前記縁部(6)の自由長手方縁に向かって開き、また前記 ポケットの深さはその幅より実質的に大とし、また他方の平坦な縁部(7)の自 由縁部分(13)は、その厚さが前記ポケット(11)の幅と実質的に同一であ りまた2つの平坦な縁部(6、7)の合計幅が中央部(5)の幅より実質的に大 である事により、ベルトの長手方軸線回りに実質的に回転できないように前記ポ ケット(11)の中に受けられ、またベルト走路に沿ったベルト密封箇所におい て前記他方の縁部(7)の自由縁部分(13)をポケット(11)の中に導入す るため、前記ポケット(11)に係合してこれを拡張するように前記フレーム( 1)の中に回転ディスク(15、16)が取付けられている事を特徴とするベル ト・コンベア。 9.前記スライダディスク(16)は低摩擦係数の弾性材料によって形成される 事を特徴とする請求項8に記載のベルト・コンベア。 10.前記スライダディスク(16)はベルト(4)の走行方向において回転デ ィスク(15)の後方に、ポケット(11)の中に突出するように取付けられ、 前記回転ディスク(15)はポケットを拡張するために役立ち、またその外周に 向かってクサビ状にテーパを成す事を特徴とする請求項9に記載のベルト・コン ベア。 11.ベルト(4)がその走行方向を変換する際にその幅の増大を防止する手段 を有する事を特徴とする請求項8、9または10に記載のベルト・コンベア。 12.前記ポケット(11)の中に受けられた前記他方の縁部(7)の自由縁部 分(13)がこの縁部(7)の他の部分に対してヒンジ連結されている事を特徴 とする請求項請求項8乃至11のいずれかに記載のベルト・コンベア。
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