JPH0749804A - データベース更新方式 - Google Patents

データベース更新方式

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JPH0749804A
JPH0749804A JP5215123A JP21512393A JPH0749804A JP H0749804 A JPH0749804 A JP H0749804A JP 5215123 A JP5215123 A JP 5215123A JP 21512393 A JP21512393 A JP 21512393A JP H0749804 A JPH0749804 A JP H0749804A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データベースの一括更新処理においてデータ
ベースを更新不可能なエラーが発生した場合でも、デー
タベースの連続更新処理を続行可能とする。 【構成】 データ処理制御手段1は、取引データファイ
ル3の取引データを1件ずつ入力し、取引データ中の再
処理フラグおよび顧客データベース5の顧客レコード中
の閉塞フラグを用いてディシジョンテーブル7を検索し
て処理を決定する。ディシジョンテーブル7に基づく判
断によりエラーとなった場合および業務処理プログラム
6にてエラーとなった場合には、データ処理制御手段1
は、取引データをエラーデータファイル4に出力する。
再処理データ作成手段2は、エラーデータファイル4の
エラーデータを入力してソートし、同一の顧客レコード
に対する他のエラーデータとの関係に応じて再処理フラ
グを設定して再処理データとして取引データファイル3
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータベース更新方式に
関し、特にデータベースの一括更新処理においてデータ
ベースを更新不可能な論理エラー(以下、論理エラーを
単にエラーという)が発生した場合のデータベース更新
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータベース更新方式では、デー
タベースの一括更新処理においてデータベースを更新不
可能なエラーが発生した場合、処理をエラー発生時点で
中断してエラーの原因を除去した後に、エラーが発生し
た更新データから処理を再開していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデータベー
ス更新方式では、データベースの一括更新処理において
エラーが発生した場合に処理を中断するようになってい
たので、エラー回復までの間、エラーを起こした更新デ
ータとは全く関係のないデータベースのレコードについ
ても更新が行えず、エラーによる影響範囲が大きくなる
という問題点があった。
【0004】さらに、エラー回復までの中断時間が増加
すれば、その後の処理に遅れを生じさせ、ひいては業務
システムの運行に支障をきたさないとも限らないという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、データ
ベースの一括更新処理においてデータベースを更新不可
能なエラーが発生した場合でも、処理を中断することな
しに、更新データによるデータベースの連続更新処理を
続行できるようにしたデータベース更新方式を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベース更
新方式は、データベースを更新するのための更新データ
が複数件格納されている更新データファイルより更新デ
ータを連続して入力しデータベースの一括更新処理を行
うデータベース更新方式において、データベースの部分
閉塞状態を示す閉塞フラグ,最新エラー発生日および最
新エラーデータ順次番号からなる閉塞情報と、再処理さ
れる更新データの区別を示す再処理フラグと、前記デー
タベースの更新エラー発生時にエラーとなった更新デー
タをエラーデータとして蓄積するエラーデータファイル
と、前記更新データファイルからの更新データの入力,
前記エラーデータファイルへのエラーデータの出力なら
びに前記データベースの部分閉塞および部分閉塞解除を
行うデータ処理制御手段と、前記エラーデータファイル
からエラーデータを入力し前記再処理フラグを設定して
再処理データの作成を行う再処理データ作成手段とを有
する。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係るデータベ
ース更新方式の構成を示すブロック図である。本実施例
のデータベース更新方式は、データ処理制御手段1と、
再処理データ作成手段2と、取引データファイル3と、
エラーデータファイル4と、顧客データベース5と、業
務処理プログラム6と、ディシジョンテーブル7とか
ら、その主要部が構成されている。
【0009】本実施例のデータベース更新方式は、顧客
レコードを保持している顧客データベース5の一括更新
処理を行う場合の例であり、顧客データベース5の部分
閉塞の単位は顧客レコード単位としている。しかし、顧
客データベース5の部分閉塞の単位は顧客レコード単位
である必要はかならずしもなく、複数の顧客レコードを
含む店舗単位であってもよい。つまり、一般に、部分閉
塞の単位は、データベース上のレコードであっても、レ
コード群(クラスタ)であっても、それ以外の論理的な
単位であってもかまわない。
【0010】業務処理プログラム6は、データ処理制御
手段1に搭載され、顧客データベース5の更新を行うプ
ログラムである。
【0011】取引データファイル3は、顧客データベー
ス5の更新を行うために業務処理プログラム6の入力と
なるデータ(以下、取引データという)を格納してい
る。また、取引データに関する用語として、以下の語を
定義し、本実施例の説明で使用する。
【0012】通常データ:一度もエラーとなっていない
取引データのこと。
【0013】エラーデータ:データ処理制御手段1また
は業務処理プログラム6にてエラーとなった取引データ
のこと。エラーデータファイル4に出力される。
【0014】再処理データ:エラーデータをもう一度処
理するために再処理データ作成手段2により加工され、
取引データファイル3に投入される取引データのこと。
【0015】図2を参照すると、取引データは、データ
順次番号11と、顧客番号12と、再処理フラグ13
と、処理日14と、更新情報とから構成されている。
【0016】データ順次番号11は、取引データの発生
順に付けられる番号であり、システム一意の番号であ
る。
【0017】顧客番号12は、取引データがその顧客レ
コードを更新するためのものであることを示すものであ
り、顧客データベース5のレコードキーである顧客番号
21と対応している。
【0018】再処理フラグ13は、通常データと再処理
データとを区別するためのものであり、取る得る値とそ
の意味については図9に示す。
【0019】処理日14は、取引データを処理する日付
である。
【0020】データ順次番号11,顧客番号12,再処
理フラグ13および処理日14は、いずれも取引データ
に設定された状態で取引データファイル3に格納され
る。
【0021】図3を参照すると、顧客データベース5中
の顧客レコードは、顧客番号21と、閉塞フラグ22
と、最新エラー発生日23と、最新エラーデータ順次番
号24と、顧客データとから構成されている。
【0022】顧客番号21は、顧客単位に存在する顧客
レコードのキーとなるものである。
【0023】閉塞フラグ22は、当該顧客レコードの閉
塞状態を示すものであり、取り得る値とその意味につい
ては図10に示す。
【0024】最新エラー発生日23および最新エラーデ
ータ順次番号24は、当該顧客の取引データのうちの最
後にエラーとなった取引データの処理日14およびデー
タ順次番号11がそれぞれセットされる。最新エラー発
生日23および最新エラーデータ順次番号24の初期値
は0である。
【0025】閉塞フラグ22,最新エラー発生日23お
よび最新エラーデータ順次番号24を併せて閉塞情報と
呼ぶ。本実施例では、閉塞情報を顧客データベース5の
顧客レコード中に持っているが、閉塞情報は他の場所に
あってもかまわない。ただし、閉塞情報は、閉塞単位
(本実施例では顧客)ごとに必要である。
【0026】図4を参照すると、データ処理制御手段1
の処理は、取引データ入力ステップA1と、ファイル終
了判断ステップA2と、ディシジョンテーブル判断処理
ステップA3と、エラー判断ステップA4と、エラーデ
ータ出力ステップA5とからなる。
【0027】図5を参照すると、再処理データ作成手段
2の処理は、エラーデータ全件入力ステップB1と、エ
ラーデータソートステップB2と、再処理フラグ設定ス
テップB3と、再処理データ全件出力ステップB4とか
らなる。
【0028】図6および図7は、ディシジョンテーブル
7の判断条件と処理とを示す図である。ディシジョンテ
ーブル7は、再処理フラグ13および閉塞フラグ22の
値に従ってディシジョンテーブル7を検索することによ
り処理が決定できるようになっている。
【0029】図8は、再処理データ作成手段2から出力
される再処理データ31〜37を例示する図である。再
処理データ31〜37は、顧客番号12を主キー、デー
タ順次番号11を副キーとしてソートされているととも
に、同一の顧客レコードに対する他の再処理データとの
関係に基づいて再処理フラグ13に値が設定されてい
る。
【0030】図9を参照すると、再処理フラグ13は、
値0のときに通常データであることを、1のときに同一
顧客に対する再処理データが複数存在する場合の先頭の
再処理データであることを、2のときに同一顧客に対す
る再処理データが複数存在する場合の中間の再処理デー
タであることを、3のときに同一顧客に対する再処理デ
ータが複数存在する場合の最終の再処理データであるこ
とを、9のときに同一顧客に対する再処理データが1つ
しか存在しない場合の再処理データであることをそれぞ
れ示す。
【0031】図10を参照すると、閉塞フラグ22は、
値0のときに正常であることを、1のときに閉塞中であ
ることを、2のときに仮閉塞中であることをそれぞれ示
す。仮閉塞中とは、データ処理制御手段1が取引データ
として再処理データを処理する状態をいい、この状態で
は通常データはエラーデータとしてエラーデータファイ
ル4に出力される。
【0032】次に、このように構成された本実施例のデ
ータベース更新方式の動作について説明する。
【0033】データ処理制御手段1は、取引データファ
イル3に格納されている取引データを格納順に1件ずつ
入力する(ステップA1)。取引データの入力が正常に
行われた場合には(ステップA2でノー)、データ処理
制御手段1は、再処理フラグ13および閉塞フラグ22
を用いてディシジョンテーブル7を検索することにより
処理を決定する(ステップA3)。ディシジョンテーブ
ル7に基づく判断によりエラーとなった場合および業務
処理プログラム6にてエラーとなった場合には(ステッ
プA4でイエス)、データ処理制御手段1は、エラーと
なった取引データをエラーデータとしてエラーデータフ
ァイル4に出力して(ステップA5)、ステップA1に
制御を戻し、エラーとならなかった場合には(ステップ
A4でノー)、直ちにステップA1に制御を渡す。ステ
ップA2で取引データファイル3のファイル終了により
取引データの入力が行えなかった場合には(ステップA
2でイエス)、データ処理制御手段1は処理を終了す
る。
【0034】再処理データ作成手段2は、エラーデータ
ファイル4に格納されているエラーデータのうちの未入
力のエラーデータを全件入力する(ステップB1)。次
に、再処理データ作成手段2は、入力したエラーデータ
を顧客番号12を主キーとし、データ順次番号11を副
キーとして昇順にソートする(ステップB2)。続い
て、再処理データ作成手段2は、ソートしたエラーデー
タの再処理フラグ13の値を同一の顧客レコードに対す
る他のエラーデータとの関係に応じて設定する(ステッ
プB3)。詳しくは、再処理データ作成手段2は、同一
顧客レコードに対するエラーデータが複数存在する場合
の先頭のエラーデータの再処理フラグ13に1を、同一
顧客レコードに対するエラーデータが複数存在する場合
の中間のエラーデータの再処理フラグ13に2を、同一
顧客レコードに対するエラーデータが複数存在する場合
の最終のエラーデータの再処理フラグ13に3を、同一
顧客レコードに対するエラーデータが1つしか存在しな
い場合のエラーデータの再処理フラグ13に9をそれぞ
れ設定する。最後に、再処理データ作成手段2は、エラ
ーデータの再処理フラグ13を設定することにより作成
された再処理データを取引データファイル3に全件出力
する(ステップB4)。
【0035】次に、本実施例のデータベース更新方式に
よりデータベース一括更新処理を行った場合の代表的な
動作例について述べる。
【0036】(1) 正常な場合
【0037】データ処理制御手段1は、取引データファ
イル3より取引データを入力し(ステップA1)、再処
理フラグ13が0、閉塞フラグ22が0(正常)である
ので、業務処理プログラム6を呼び出して顧客データベ
ース5の更新を行う(ステップA3)。更新が正しく完
了したときには(ステップA4でノー)、データ処理制
御手段1は、次の取引データを取引データファイル3よ
り入力して(ステップA1)、顧客データベース5の更
新処理を取引データファイル3がファイル終了(ステッ
プA2でイエス)になるまで繰り返す。
【0038】(2) 業務処理プログラム6にてエラー
が発生した場合
【0039】取引データファイル3より取引データを入
力して(ステップA1)、再処理フラグ13が0、閉塞
フラグ22が0(正常)であるので、業務処理プログラ
ム6を呼び出したが(ステップA3)、業務処理プログ
ラム6にて顧客データベース5の更新不可能なエラーが
発生した場合には(ステップA4でイエス)、データ処
理制御手段1は、顧客データベース5中の当該顧客レコ
ードの閉塞フラグ22を1(閉塞中)にセットし、エラ
ーデータの処理日14およびデータ順次番号11を顧客
データベース5中の当該顧客レコードの最新エラー発生
日23および最新エラーデータ順次番号24にそれぞれ
セットして閉塞情報を更新した後、エラーデータをエラ
ーデータファイル4に出力する(ステップA5)。エラ
ーデータを出力した後は、データ処理制御手段1は、次
の取引データを取引データファイル3より入力して(ス
テップA1)、処理を続行する。
【0040】(3) 閉塞中の顧客に対する通常データ
を入力した場合
【0041】取引データファイル3より通常データ(再
処理フラグ13が0)を入力したが(ステップA1)、
顧客データベース5中の当該顧客レコードの閉塞フラグ
22が1(閉塞中)または2(仮閉塞中)である場合に
は、データ処理制御手段1は、入力した取引データの処
理日14およびデータ順次番号11を最新エラー発生日
23および最新エラーデータ順次番号24にそれぞれセ
ットして閉塞情報を更新し、エラーデータをエラーデー
タファイル4に出力した後(ステップA5)、次の取引
データを取引データファイル3より入力して(ステップ
A1)、処理を続行する。
【0042】(4) エラーデータを再処理する場合
【0043】エラーデータファイル4に出力されたエラ
ーデータを再処理する場合には、まず、再処理データ作
成手段2を起動し、エラーデータを入力し(ステップB
1)、顧客番号12を主キーとし、データ順次番号11
を副キーとして昇順にソートした後に(ステップB
2)、同一の顧客レコードに対する他のエラーデータと
の関係に応じて再処理フラグ13を設定して再処理デー
タとし(ステップB3)、再処理データを取引データフ
ァイル3に出力する(ステップB4)。
【0044】次に、データ処理制御手段1を起動して再
処理を行うわけであるが、再処理時の動作として、再処
理データが図8に例示するようになっている場合を例に
とって説明する。ただし、業務処理プログラム6にてエ
ラーは発生しないものとする。
【0045】まず、再処理データ31を入力すると、デ
ータ処理制御手段1は、再処理フラグ13が1、閉塞フ
ラグ22が1(閉塞中)であるので、業務処理プログラ
ム6を呼び出し、顧客番号12をキーとして顧客データ
ベース5中から当該顧客レコードを検索して更新情報に
より更新を行う。業務処理プログラム6の処理が正常終
了した場合には、データ処理制御手段1は、当該顧客レ
コードの閉塞フラグ22を2(仮閉塞中)にセットして
閉塞情報を更新する。
【0046】次に、再処理データ32を入力すると、デ
ータ処理制御手段1は、再処理フラグ13が2、閉塞フ
ラグ22が2(仮閉塞中)であるので、業務処理プログ
ラム6を呼び出し、顧客番号12をキーとして顧客デー
タベース5中から当該顧客レコードを検索して顧客情報
により更新を行う。
【0047】続いて、再処理データ33を入力すると、
データ処理制御手段1は、再処理フラグ13が2、閉塞
フラグ22が2(仮閉塞中)であるので、再処理データ
32の場合と同様の処理を行う。
【0048】次に、再処理データ34を入力すると、デ
ータ処理制御手段1は、再処理フラグ13が3、閉塞フ
ラグ22が2(仮閉塞中)であるので、業務処理プログ
ラム6を呼び出し、顧客番号12をキーとして顧客デー
タベース5中から当該顧客レコードを検索して顧客情報
により更新を行う。業務処理プログラム6の処理が正常
終了すると、データ処理制御手段1は、再処理データ3
4の処理日14およびデータ順次番号11と当該顧客レ
コードの最新エラー発生日23および最新エラーデータ
順次番号24とを比較し、一致していれば顧客レコード
の閉塞フラグ22を0(正常)にセットして閉塞を解除
し、どちらか一方でも異なるときには閉塞フラグ22を
1(閉塞中)にセットして閉塞情報を更新する(処理
(C))。
【0049】続いて、再処理データ35を入力すると、
データ処理制御手段1は、再処理フラグ13が9、閉塞
フラグ22が1(閉塞中)であるので、再処理データ3
4の場合と同様の処理(C)を行う。
【0050】次に、再処理データ36を入力すると、デ
ータ処理制御手段1は、再処理フラグ13が1、閉塞フ
ラグ22が1(閉塞中)であるので、再処理データ31
の場合と同様の処理を行う。
【0051】最後に、再処理データ37を入力すると、
データ処理制御手段1は、再処理フラグ13が3、閉塞
フラグ22が2であるので、再処理データ34の場合と
同様の処理(C)を行う。
【0052】(5) 再処理中にエラーが発生した場合
【0053】再処理データが、例えば図8に示すように
なっているときに、再処理データ32の処理にてエラー
が発生すると、データ処理制御手段1は、当該顧客レコ
ードの閉塞フラグ22を1にセットして閉塞情報を更新
し、当該顧客レコードに対する再処理データ32〜34
をエラーデータファイル4に順次出力する。
【0054】なお、上記実施例では、データベースを顧
客データベース、更新データを取引データとした場合を
例にとって説明したが、本発明の適用がかならずしもこ
のような場合に限られるものでないことはいうまでもな
い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、閉塞情
報,再処理フラグ,エラーデータファイル,データ処理
制御手段および再処理データ作成手段を設け、データベ
ースの部分閉塞を行えるようにしたことにより、データ
ベースの一括更新処理においてデータベースを更新不可
能なエラーが発生した場合でも処理を中断することなし
に更新データによるデータベースの連続更新処理が可能
となり、データベースの更新エラーの発生していないレ
コードを常に最新の状態に保つことができ、エラーの影
響範囲を局所化できるという効果がある。
【0056】また、エラーが発生してからその原因を調
査し原因を除去し再処理するまでの間にも、別の更新デ
ータによるデータベースの連続更新処理が行われるた
め、エラーの発生による処理の遅延時間を短縮できると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータベース更新方式
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の取引データファイル中の取引データの
構成図である。
【図3】図1中の顧客データベース中の顧客レコードの
構成図である。
【図4】図1中のデータ処理制御手段の処理を示す流れ
図である。
【図5】図1中の再処理データ作成手段の処理を示す流
れ図である。
【図6】図1中のディシジョンテーブルの内容の前半部
を示す図である。
【図7】図1中のディシジョンテーブルの内容の後半部
を示す図である。
【図8】図1中の再処理データ作成手段が作成する再処
理データの例を示す図である。
【図9】図2中の再処理フラグの値とその意味を示す図
である。
【図10】図3中の閉塞フラグの値とその意味を示す図
である。
【符号の説明】
1 データ処理制御手段 2 再処理データ作成手段 3 取引データファイル(更新データファイル) 4 エラーデータファイル 5 顧客データベース(データベース) 6 業務処理プログラム 7 ディシジョンテーブル 11 データ順次番号 12 顧客番号 13 再処理フラグ 14 処理日 21 顧客番号 22 閉塞フラグ 23 最新エラー発生日 24 最新エラーデータ順次番号 31〜37 再処理データ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを更新するのための更新デ
    ータが複数件格納されている更新データファイルより更
    新データを連続して入力しデータベースの一括更新処理
    を行うデータベース更新方式において、 データベースの部分閉塞状態を示す閉塞フラグ,最新エ
    ラー発生日および最新エラーデータ順次番号からなる閉
    塞情報と、 再処理される更新データの区別を示す再処理フラグと、 前記データベースの更新エラー発生時にエラーとなった
    更新データをエラーデータとして蓄積するエラーデータ
    ファイルと、 前記更新データファイルからの更新データの入力,前記
    エラーデータファイルへのエラーデータの出力ならびに
    前記データベースの部分閉塞および部分閉塞解除を行う
    データ処理制御手段と、 前記エラーデータファイルからエラーデータを入力し前
    記再処理フラグを設定して再処理データの作成を行う再
    処理データ作成手段とを有することを特徴とするデータ
    ベース更新方式。
  2. 【請求項2】 前記閉塞フラグが、前記データベースの
    レコード中に含まれている請求項1記載のデータベース
    更新方式。
  3. 【請求項3】 前記再処理フラグが、前記更新データフ
    ァイルの更新データ中に含まれている請求項1記載のデ
    ータベース更新方式。
  4. 【請求項4】 前記閉塞フラグが、正常,閉塞中および
    仮閉塞中を示す各値をとる請求項1記載のデータベース
    更新方式。
  5. 【請求項5】 前記再処理フラグが、通常データ,同一
    レコードに対する再処理データが複数存在する場合の先
    頭の再処理データ,同一レコードに対する再処理データ
    が複数存在する場合の中間の再処理データ,同一レコー
    ドに対する再処理データが複数存在する場合の最終の再
    処理データ,同一レコードに対する再処理データが1つ
    しか存在しない場合の再処理データを示す各値をとる請
    求項1記載のデータベース更新方式。
  6. 【請求項6】 前記データ処理制御手段が、レコードを
    単位として前記データベースを部分閉塞する請求項1記
    載のデータベース更新方式。
  7. 【請求項7】 前記データ処理制御手段が、前記再処理
    フラグおよび前記閉塞フラグを用いてディシジョンテー
    ブルを検索して処理を決定する請求項1記載のデータベ
    ース更新方式。
  8. 【請求項8】 前記データベースが顧客データベースで
    なり、前記更新データファイルが取引データファイルで
    なる請求項1記載のデータベース更新方式。
JP5215123A 1993-08-06 1993-08-06 データベース更新方式 Expired - Lifetime JP2850936B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05143416A (ja) * 1991-11-19 1993-06-11 Nec Corp フアイル処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05143416A (ja) * 1991-11-19 1993-06-11 Nec Corp フアイル処理システム

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