JPH0749633B2 - 布類の着磁方法 - Google Patents
布類の着磁方法Info
- Publication number
- JPH0749633B2 JPH0749633B2 JP15956290A JP15956290A JPH0749633B2 JP H0749633 B2 JPH0749633 B2 JP H0749633B2 JP 15956290 A JP15956290 A JP 15956290A JP 15956290 A JP15956290 A JP 15956290A JP H0749633 B2 JPH0749633 B2 JP H0749633B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- magnetizing
- synthetic resin
- powder
- resin sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は身体の被覆(保護)、装飾、支持などに用い
る下着(肌着類)、中着、上着、外着、手袋、ネクタ
イ、靴下、帯、紐、サポーター類、寝装品類(布団、布
団カバー、敷布、枕カバー等)などの布製品を形成する
布類(織布、編布、不織布など)に、健康の回復、維
持、増進のための磁気(磁場)発生手段を付着する方法
の改良に関するものである。
る下着(肌着類)、中着、上着、外着、手袋、ネクタ
イ、靴下、帯、紐、サポーター類、寝装品類(布団、布
団カバー、敷布、枕カバー等)などの布製品を形成する
布類(織布、編布、不織布など)に、健康の回復、維
持、増進のための磁気(磁場)発生手段を付着する方法
の改良に関するものである。
従来においては布類の着磁は、布類に磁気発生手段とし
ての小形の永久磁石を接着剤を介して接着することによ
って行われている。
ての小形の永久磁石を接着剤を介して接着することによ
って行われている。
しかしこの従来の小形の永久磁石の接着は、実質的には
人手のみを介して行っており、非能率的でコストが高い
とともに、永久磁石の接着は必ずしも堅固とは言えず、
使用中やクリーニング中などに受ける外力によって脱落
するという問題がある。
人手のみを介して行っており、非能率的でコストが高い
とともに、永久磁石の接着は必ずしも堅固とは言えず、
使用中やクリーニング中などに受ける外力によって脱落
するという問題がある。
そこでこの発明は、実質上機械的に行うことができると
ともに磁気発生手段の付着力も強固な布類の着磁方法を
提供することを目的としている。
ともに磁気発生手段の付着力も強固な布類の着磁方法を
提供することを目的としている。
この発明によれば上記の目的は、布類上に、磁性材料の
粉末が混入する熱接着性合成樹脂シート(磁性材料の粉
末を熱接着性合成樹脂と混練して結合成型した磁性粉末
結合シート)(フイルムを含む)を載置し、該合成樹脂
シートの布類の被着磁部に対応する部分を、加熱加圧式
溶断溶着装置(加熱圧着装置)を介して溶断すると同時
に布類に溶着し、次いで布類に溶着した合成樹脂シート
部中の磁性材料の粉末を、着磁装置を介して磁化するこ
とからなる、布類の着磁方法によって達成する。
粉末が混入する熱接着性合成樹脂シート(磁性材料の粉
末を熱接着性合成樹脂と混練して結合成型した磁性粉末
結合シート)(フイルムを含む)を載置し、該合成樹脂
シートの布類の被着磁部に対応する部分を、加熱加圧式
溶断溶着装置(加熱圧着装置)を介して溶断すると同時
に布類に溶着し、次いで布類に溶着した合成樹脂シート
部中の磁性材料の粉末を、着磁装置を介して磁化するこ
とからなる、布類の着磁方法によって達成する。
ここで熱接着性合成樹脂としては、いわゆるホットメル
ト型の合成接着剤系のものが使用可能であるが、ホット
メルト型ポリエルテル系熱可塑性樹脂は低温度接着が可
能であるとともに良好な柔軟性を有しているので特に好
適である。
ト型の合成接着剤系のものが使用可能であるが、ホット
メルト型ポリエルテル系熱可塑性樹脂は低温度接着が可
能であるとともに良好な柔軟性を有しているので特に好
適である。
また加熱加圧式溶断溶着装置としては、一般には、超音
波ウエルダあるいは高周波ウエルダが使用可能である。
波ウエルダあるいは高周波ウエルダが使用可能である。
この発明の布類の着磁方法においては、一般に、加熱加
圧式溶断溶着装置、特には超音波ウエルダまたは高周波
ウエルダにおいて、加熱と加圧により、布類の複数の被
着磁部に、磁性材料の粉末が混入する熱接着性合成樹脂
シート部を所定の大きさ、形状に溶断して溶着した後、
着磁装置において、布類に溶着した各合成樹脂シート部
中の磁性材料の粉末を磁化して磁気発生手段としての磁
粉にすることによって、布類の着磁を行う。
圧式溶断溶着装置、特には超音波ウエルダまたは高周波
ウエルダにおいて、加熱と加圧により、布類の複数の被
着磁部に、磁性材料の粉末が混入する熱接着性合成樹脂
シート部を所定の大きさ、形状に溶断して溶着した後、
着磁装置において、布類に溶着した各合成樹脂シート部
中の磁性材料の粉末を磁化して磁気発生手段としての磁
粉にすることによって、布類の着磁を行う。
鉄粉と、熱接着性合成樹脂としての旭化成製ホットメル
ト型ポリエルテル系熱可塑性樹脂(商品名「ハーデッ
ク」)の粉末を、前者が60〜85重量%、後者が40〜15重
量%の配合割合で配合し、ミキサーにおいて150〜160℃
で混練した後、厚さが0.3〜1.0mmのシートに成型した。
ト型ポリエルテル系熱可塑性樹脂(商品名「ハーデッ
ク」)の粉末を、前者が60〜85重量%、後者が40〜15重
量%の配合割合で配合し、ミキサーにおいて150〜160℃
で混練した後、厚さが0.3〜1.0mmのシートに成型した。
これらのシートのそれぞれを複数の布片のそれぞれの上
に重ねた状態で、先端の直径が10mmの円形ホーンを備え
た超音波ウエルダを用いて、縦横に2cm間隔でシート部
を30箇所溶断し、布片に直径が10mmのシート部が縦横に
30箇所間隔をおいて溶着した形にした。
に重ねた状態で、先端の直径が10mmの円形ホーンを備え
た超音波ウエルダを用いて、縦横に2cm間隔でシート部
を30箇所溶断し、布片に直径が10mmのシート部が縦横に
30箇所間隔をおいて溶着した形にした。
次いでこの小径のシート部が縦横に溶着した複数の布片
を着磁装置に供給して、鉄粉を磁化して磁粉にした。こ
のサポーター形成用布の磁気密度は約200ガウス(鉄粉6
0重量%、樹脂40重量%で0.3mm厚のシートの場合)〜70
0ガウス(鉄粉85重量%、樹脂15重量%ので1.0mm厚のシ
ートの場合)であった。
を着磁装置に供給して、鉄粉を磁化して磁粉にした。こ
のサポーター形成用布の磁気密度は約200ガウス(鉄粉6
0重量%、樹脂40重量%で0.3mm厚のシートの場合)〜70
0ガウス(鉄粉85重量%、樹脂15重量%ので1.0mm厚のシ
ートの場合)であった。
この着磁した布片を最強の洗濯状態で数十回洗濯したと
ころ、溶着しているシート部の状態及び磁気密度には何
等の変化も現れなかった。
ころ、溶着しているシート部の状態及び磁気密度には何
等の変化も現れなかった。
上記から明らかなように、この発明の布類の着磁方法
は、加熱加圧式溶断溶着装置と磁化装置とを介して機械
的に行うもので、能率が高く安価であるとともに、磁気
発生手段としての磁粉は、熱接着性合成樹脂の布類に対
する溶着を介して布類に堅固に付着するので、脱落する
恐れがなく、布類が使用可能な限り使用することができ
る。
は、加熱加圧式溶断溶着装置と磁化装置とを介して機械
的に行うもので、能率が高く安価であるとともに、磁気
発生手段としての磁粉は、熱接着性合成樹脂の布類に対
する溶着を介して布類に堅固に付着するので、脱落する
恐れがなく、布類が使用可能な限り使用することができ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】布類上に、磁性材料の粉末が混入する熱接
着性合成樹脂シートを載置し、該合成樹脂シートの布類
の被着磁部に対応する部分を、加熱加圧式溶断溶着装置
を介して溶断すると同時に布類に溶着し、次いで布類に
溶着した合成樹脂シート部中の磁性材料の粉末を、着磁
装置を介して磁化することからなる、布類の着磁方法。 - 【請求項2】熱接着性合成樹脂がホットメルト型ポリエ
ステル系熱可塑性樹脂である、請求項(1)記載の布類
の着磁方法。 - 【請求項3】加熱加圧式溶断溶着装置が超音波ウエルダ
または高周波ウエルダである、請求項(1)または
(2)記載の布類の着磁方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15956290A JPH0749633B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 布類の着磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15956290A JPH0749633B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 布類の着磁方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450387A JPH0450387A (ja) | 1992-02-19 |
JPH0749633B2 true JPH0749633B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15696444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15956290A Expired - Fee Related JPH0749633B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 布類の着磁方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749633B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU696903B2 (en) * | 1994-09-27 | 1998-09-24 | Jfe Steel Corporation | Zinciferous plated steel sheet and method for manufacturing same |
JP4899213B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2012-03-21 | 大和冷機工業株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP15956290A patent/JPH0749633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450387A (ja) | 1992-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2592112C (en) | Garments having seamless edge bands and processes for making same | |
EP1736067B1 (en) | Wrinkle free garment and method of manufacture | |
AU2001273507A1 (en) | Garments assembled without sewing | |
CN101273804A (zh) | 应用特殊复合粘合衬带的成衣缝骨抗皱方法 | |
JPH0749633B2 (ja) | 布類の着磁方法 | |
EP1120489A4 (en) | WATERPROOF FABRIC ASSEMBLY | |
WO2000033687A1 (fr) | Veste jetable et procede de fabrication associe | |
CN210407215U (zh) | 一种自粘型热熔衬布 | |
CN210299663U (zh) | 一种自粘型热熔衬布 | |
CN210407216U (zh) | 一种自粘型热熔衬布 | |
JP3194161U (ja) | 防水衣服 | |
CN210299662U (zh) | 一种自粘型衬布 | |
Porav | UNCONVENTIONAL ASSAMBLY. | |
JPH0718510A (ja) | 布地等の接合方法 | |
JP2587708B2 (ja) | サポ−タ等への当て部材の取付け方法 | |
JPH0838627A (ja) | 磁気治療用帯状体 | |
JPH086074Y2 (ja) | 止め仕上げ用テープ | |
JP2956588B2 (ja) | 刺繍体及びその製造方法 | |
JPH02114484A (ja) | 面状採暖具の接着方法 | |
JPH0734308A (ja) | 溶着方法及び溶着工具 | |
KR200305192Y1 (ko) | 부직포 가방 | |
JPS5860508A (ja) | 可撓性磁石 | |
JP2003147606A (ja) | 衣料製品 | |
JPH04279176A (ja) | 健康衣料の製造方法 | |
JP3756226B2 (ja) | 複合芯地 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |