JPH0749603A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH0749603A JPH0749603A JP5196210A JP19621093A JPH0749603A JP H0749603 A JPH0749603 A JP H0749603A JP 5196210 A JP5196210 A JP 5196210A JP 19621093 A JP19621093 A JP 19621093A JP H0749603 A JPH0749603 A JP H0749603A
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- charging
- photoconductor
- charging brush
- toner
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電ブラシを良好な状態に維持し、かつ帯電
ブラシを用いた帯電器によって感光体を確実に所定電位
に帯電する。 【構成】 トナーマガジン14は、図示の装着位置に着脱
可能に装着されており、内部に収納するトナーを全て現
像器4に供給した場合、新しいものに交換される。ま
た、帯電ブラシ5は、トナーマガジン14に固定され、ト
ナーマガジン14によって装着位置で感光体ベルト1に接
するように保持され、かつ装置本体に対してトナーマガ
ジン14と共に交換される。
ブラシを用いた帯電器によって感光体を確実に所定電位
に帯電する。 【構成】 トナーマガジン14は、図示の装着位置に着脱
可能に装着されており、内部に収納するトナーを全て現
像器4に供給した場合、新しいものに交換される。ま
た、帯電ブラシ5は、トナーマガジン14に固定され、ト
ナーマガジン14によって装着位置で感光体ベルト1に接
するように保持され、かつ装置本体に対してトナーマガ
ジン14と共に交換される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミ
リ,レーザプリンタ等の電子写真装置に係り、特に帯電
ブラシを備えた電子写真装置に関するものである。
リ,レーザプリンタ等の電子写真装置に係り、特に帯電
ブラシを備えた電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置は、公知の電子写真プロセ
スに基づき、感光体表面にトナー像を形成して、このト
ナー像を記録紙に転写するものであり、前記電子写真プ
ロセスでは、感光体表面を帯電器によって均一に帯電し
た後、感光体表面をレーザ光で走査して静電潜像を形成
し、この静電潜像にトナーを付着させることにより、感
光体上にトナー像を形成する。
スに基づき、感光体表面にトナー像を形成して、このト
ナー像を記録紙に転写するものであり、前記電子写真プ
ロセスでは、感光体表面を帯電器によって均一に帯電し
た後、感光体表面をレーザ光で走査して静電潜像を形成
し、この静電潜像にトナーを付着させることにより、感
光体上にトナー像を形成する。
【0003】従来、電子写真装置においては、帯電器と
してコロトロンやストロコロン等のコロナ帯電器が多く
用いられている。しかし、コロナ帯電器はコロナ放電と
共にオゾンを発生して、設置場所付近の環境をオゾンに
よって汚染するという問題がある。
してコロトロンやストロコロン等のコロナ帯電器が多く
用いられている。しかし、コロナ帯電器はコロナ放電と
共にオゾンを発生して、設置場所付近の環境をオゾンに
よって汚染するという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オゾン発生が少ない帯
電器としては、バイアス電圧が印加された帯電ブラシを
感光体に接触させて感光体表面を均一に帯電する接触型
帯電器がある。しかしながら、帯電ブラシを用いた接触
型帯電器では、帯電ブラシが感光体に接触しているため
帯電ブラシにトナーおよび紙粉が付着しやすく、さらに
帯電ブラシの摩耗や変形が生じやすい。帯電ブラシに付
着したトナーおよび紙粉は、感光体と帯電ブラシとの接
触状態を不安定にし、かつ絶縁性を有することにより、
帯電ブラシの感光体に対する帯電能力を低下させる。ま
た、帯電ブラシが摩耗や変形することによっても、帯電
ブラシの接触状態が不安定になって帯電能力が低下す
る。このような感光体に対する帯電能力の低下は、画像
形成時における感光体の表面電位を所定の電位より低下
させて、画質低下の原因となる。
電器としては、バイアス電圧が印加された帯電ブラシを
感光体に接触させて感光体表面を均一に帯電する接触型
帯電器がある。しかしながら、帯電ブラシを用いた接触
型帯電器では、帯電ブラシが感光体に接触しているため
帯電ブラシにトナーおよび紙粉が付着しやすく、さらに
帯電ブラシの摩耗や変形が生じやすい。帯電ブラシに付
着したトナーおよび紙粉は、感光体と帯電ブラシとの接
触状態を不安定にし、かつ絶縁性を有することにより、
帯電ブラシの感光体に対する帯電能力を低下させる。ま
た、帯電ブラシが摩耗や変形することによっても、帯電
ブラシの接触状態が不安定になって帯電能力が低下す
る。このような感光体に対する帯電能力の低下は、画像
形成時における感光体の表面電位を所定の電位より低下
させて、画質低下の原因となる。
【0005】帯電ブラシを定期的に交換することによ
り、あるいは帯電ブラシに対する適正なクリーニングタ
イミングを判断して、帯電ブラシからトナーおよび紙粉
を除去することにより、上記したような帯電ブラシの帯
電能力の低下を防止できるが、帯電ブラシを定期的に交
換する作業は煩雑であり、また帯電ブラシに対する適正
なクリーニングタイミングを判断することは困難であ
る。
り、あるいは帯電ブラシに対する適正なクリーニングタ
イミングを判断して、帯電ブラシからトナーおよび紙粉
を除去することにより、上記したような帯電ブラシの帯
電能力の低下を防止できるが、帯電ブラシを定期的に交
換する作業は煩雑であり、また帯電ブラシに対する適正
なクリーニングタイミングを判断することは困難であ
る。
【0006】また、帯電ブラシを用いた接触型帯電器で
は、帯電ブラシの温度変化により、あるいは帯電ブラシ
付近の湿度変化により、帯電能力が変化するという問題
がある。
は、帯電ブラシの温度変化により、あるいは帯電ブラシ
付近の湿度変化により、帯電能力が変化するという問題
がある。
【0007】さらに、N/P(ネガ/ポジ)プロセスによ
り画像を形成する電子写真装置では、転写時に転写器に
よって記録紙を感光体と逆の極性に帯電する。ここで、
転写器としてコロナ帯電器である転写チャージャを用い
た場合、前述したオゾン発生の問題と共に、転写チャー
ジャは、記録紙端部付近に対する帯電時に感光体も逆極
性に帯電してしまうという問題を発生する。感光体にお
いて、逆極性に帯電された領域は、除電光を照射しても
電荷を中和できず、帯電器による帯電後にもその履歴が
残って他の領域よりも表面電位が低下する。
り画像を形成する電子写真装置では、転写時に転写器に
よって記録紙を感光体と逆の極性に帯電する。ここで、
転写器としてコロナ帯電器である転写チャージャを用い
た場合、前述したオゾン発生の問題と共に、転写チャー
ジャは、記録紙端部付近に対する帯電時に感光体も逆極
性に帯電してしまうという問題を発生する。感光体にお
いて、逆極性に帯電された領域は、除電光を照射しても
電荷を中和できず、帯電器による帯電後にもその履歴が
残って他の領域よりも表面電位が低下する。
【0008】本発明の目的は、帯電ブラシが良好な状態
に維持され、かつ帯電ブラシを用いた帯電器によって感
光体が確実に所定電位に帯電される電子写真装置を提供
することにある。
に維持され、かつ帯電ブラシを用いた帯電器によって感
光体が確実に所定電位に帯電される電子写真装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、感光体を帯電するための帯
電ブラシと、装置本体に対し着脱可能に装着されて装置
本体の現像手段に現像剤を供給するトナーマガジンとを
備え、前記感光体に現像剤によって可視像を形成する電
子写真装置において、前記帯電ブラシを前記トナーマガ
ジンと一体化して、トナーマガジンと共に装置本体に対
し交換可能にしたことを特徴とする。
め、本発明の第1の手段は、感光体を帯電するための帯
電ブラシと、装置本体に対し着脱可能に装着されて装置
本体の現像手段に現像剤を供給するトナーマガジンとを
備え、前記感光体に現像剤によって可視像を形成する電
子写真装置において、前記帯電ブラシを前記トナーマガ
ジンと一体化して、トナーマガジンと共に装置本体に対
し交換可能にしたことを特徴とする。
【0010】また、第2の手段は、作像方向に移動する
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、感光体上の静電潜像を
現像剤によって可視像に現像する現像手段とを備え、前
記可視像を記録媒体に転写する電子写真装置において、
前記現像手段が設定時間作動した場合、感光体に対する
帯電完了後に前記バイアス電圧を感光体電位よりも低い
クリーニング電位に設定して、前記バイアス電源を予め
設定されたクリーニング時間駆動する制御手段を備えた
ことを特徴とする。
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、感光体上の静電潜像を
現像剤によって可視像に現像する現像手段とを備え、前
記可視像を記録媒体に転写する電子写真装置において、
前記現像手段が設定時間作動した場合、感光体に対する
帯電完了後に前記バイアス電圧を感光体電位よりも低い
クリーニング電位に設定して、前記バイアス電源を予め
設定されたクリーニング時間駆動する制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0011】また、第3の手段は、作像方向に移動する
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、現像剤によって感光体
に形成された可視像を記録媒体に転写する転写手段とを
備えた電子写真装置において、前記転写手段が設定回数
転写した場合、感光体に対する非帯電時に前記バイアス
電圧を感光体電位より低いクリーニング電位に設定し
て、前記バイアス電源を予め設定されたクリーニング時
間駆動する制御手段を備えたことを特徴とする。
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、現像剤によって感光体
に形成された可視像を記録媒体に転写する転写手段とを
備えた電子写真装置において、前記転写手段が設定回数
転写した場合、感光体に対する非帯電時に前記バイアス
電圧を感光体電位より低いクリーニング電位に設定し
て、前記バイアス電源を予め設定されたクリーニング時
間駆動する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、第4の手段は、作像方向に移動する
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、感光体上に形成された
静電潜像の黒色部に現像剤を付着させて前記静電潜像を
可視像に現像し、かつこの可視像を記録媒体に転写する
電子写真装置において、前記黒色部を形成するドットの
ドット数を累計する累計手段と、この累計手段の累計値
が設定ドット数になった場合、前記累計値をリセット
し、かつ感光体に対する非帯電時に前記バイアス電圧を
感光体電位よりも低いクリーニング電位に設定して前記
バイアス電源を予め設定されたクリーニング時間駆動す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
感光体と、この感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源と、感光体上に形成された
静電潜像の黒色部に現像剤を付着させて前記静電潜像を
可視像に現像し、かつこの可視像を記録媒体に転写する
電子写真装置において、前記黒色部を形成するドットの
ドット数を累計する累計手段と、この累計手段の累計値
が設定ドット数になった場合、前記累計値をリセット
し、かつ感光体に対する非帯電時に前記バイアス電圧を
感光体電位よりも低いクリーニング電位に設定して前記
バイアス電源を予め設定されたクリーニング時間駆動す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、第5の手段は、感光体を帯電するた
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、帯電ブラシに近接させた温
度センサと、この温度センサからの温度検知信号に対応
させて前記バイアス電圧の電位を設定する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、帯電ブラシに近接させた温
度センサと、この温度センサからの温度検知信号に対応
させて前記バイアス電圧の電位を設定する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0014】また、第6の手段は、感光体を帯電するた
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、帯電ブラシに近接させた湿
度センサと、この湿度センサからの湿度検知信号に対応
させて前記バイアス電圧の電位を設定する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、帯電ブラシに近接させた湿
度センサと、この湿度センサからの湿度検知信号に対応
させて前記バイアス電圧の電位を設定する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】また、第7の手段は、感光体を帯電するた
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、前記バイアス電源が前記バ
イアス電圧の印加時に前記帯電ブラシに流れる帯電電流
を設定電流に制御することを特徴とする。
めの帯電ブラシと、前記感光体に対する帯電時に前記帯
電ブラシにバイアス電圧を印加するバイアス電源とを備
えた電子写真装置において、前記バイアス電源が前記バ
イアス電圧の印加時に前記帯電ブラシに流れる帯電電流
を設定電流に制御することを特徴とする。
【0016】さらに、第8の手段は、転写電源によって
転写電圧が印加されて、前記感光体上に形成された可視
像を記録媒体に転写する転写ローラを備えたことを特徴
とする。
転写電圧が印加されて、前記感光体上に形成された可視
像を記録媒体に転写する転写ローラを備えたことを特徴
とする。
【0017】さらに、第9の手段は、前記転写電源が、
前記転写電圧の印加時に前記転写ローラに流れる転写電
流を設定電流に制御することを特徴とする。
前記転写電圧の印加時に前記転写ローラに流れる転写電
流を設定電流に制御することを特徴とする。
【0018】
【作用】上記第1の手段によれば、トナーマガジンと一
体化されて、トナーマガジンと共に装置本体に対して交
換される帯電ブラシによって、帯電ブラシの交換作業が
効率化され、かつ装置本体においてトナーマガジンの現
像剤が消費されるごとに、帯電ブラシが交換される。
体化されて、トナーマガジンと共に装置本体に対して交
換される帯電ブラシによって、帯電ブラシの交換作業が
効率化され、かつ装置本体においてトナーマガジンの現
像剤が消費されるごとに、帯電ブラシが交換される。
【0019】また、第2の手段によれば、現像手段が設
定時間だけ作動するごとに、バイアス電圧をクリーニン
グ電位に設定して、バイアス電源を駆動する制御手段に
よって、現像手段が設定時間だけ感光体の静電潜像を現
像剤で現像するごとに、帯電ブラシと感光体との間に帯
電時とは逆方向の電界が発生する。
定時間だけ作動するごとに、バイアス電圧をクリーニン
グ電位に設定して、バイアス電源を駆動する制御手段に
よって、現像手段が設定時間だけ感光体の静電潜像を現
像剤で現像するごとに、帯電ブラシと感光体との間に帯
電時とは逆方向の電界が発生する。
【0020】また、第3の手段によれば、転写手段が設
定回数だけ転写するごとに、バイアス電圧をクリーニン
グ電位に設定して、バイアス電源を駆動する制御手段に
よって、転写手段が設定回数だけ現像剤で形成された可
視像を記録媒体に転写するごとに、帯電ブラシと感光体
との間に帯電時とは逆方向の電界が発生する。
定回数だけ転写するごとに、バイアス電圧をクリーニン
グ電位に設定して、バイアス電源を駆動する制御手段に
よって、転写手段が設定回数だけ現像剤で形成された可
視像を記録媒体に転写するごとに、帯電ブラシと感光体
との間に帯電時とは逆方向の電界が発生する。
【0021】また、第4の手段によれば、可視像黒色部
を形成するドット数を累計する累計手段と、この累計手
段の累計値が設定ドット数になった場合、バイアス電圧
をクリーニング電位に設定してバイアス電源を駆動する
制御手段によって、可視像黒色部の累計面積が設定値以
上になった場合、帯電ブラシと感光体との間に帯電時と
は逆方向の電界が発生する。
を形成するドット数を累計する累計手段と、この累計手
段の累計値が設定ドット数になった場合、バイアス電圧
をクリーニング電位に設定してバイアス電源を駆動する
制御手段によって、可視像黒色部の累計面積が設定値以
上になった場合、帯電ブラシと感光体との間に帯電時と
は逆方向の電界が発生する。
【0022】また、第5の手段によれば、帯電ブラシに
近接させた温度センサと、この温度センサからの温度検
知信号に対応させてバイアス電圧の電位を設定する制御
手段とによって、帯電ブラシに印加されるバイアス電圧
の電位が帯電ブラシの温度に略対応して設定される。
近接させた温度センサと、この温度センサからの温度検
知信号に対応させてバイアス電圧の電位を設定する制御
手段とによって、帯電ブラシに印加されるバイアス電圧
の電位が帯電ブラシの温度に略対応して設定される。
【0023】また、第6の手段によれば、帯電ブラシに
近接させた湿度センサと、この湿度センサからの湿度検
知信号に対応させてバイアス電圧の電位を設定する制御
手段とによって、帯電ブラシに印加されるバイアス電圧
の電位が帯電ブラシ付近の湿度に対応して設定される。
近接させた湿度センサと、この湿度センサからの湿度検
知信号に対応させてバイアス電圧の電位を設定する制御
手段とによって、帯電ブラシに印加されるバイアス電圧
の電位が帯電ブラシ付近の湿度に対応して設定される。
【0024】また、第7の手段によれば、バイアス電圧
印加時に帯電ブラシに流れる帯電電流を設定電流に制御
するバイアス電源によって、帯電ブラシと感光体との間
で流れる電流が一定になる。
印加時に帯電ブラシに流れる帯電電流を設定電流に制御
するバイアス電源によって、帯電ブラシと感光体との間
で流れる電流が一定になる。
【0025】さらに、第8の手段によれば、転写電圧を
印加されて、感光体上の可視像を記録媒体に転写する転
写ローラによって、転写時のオゾン発生が抑制され、か
つ転写時に感光体において逆極性に帯電される領域が減
少する。
印加されて、感光体上の可視像を記録媒体に転写する転
写ローラによって、転写時のオゾン発生が抑制され、か
つ転写時に感光体において逆極性に帯電される領域が減
少する。
【0026】さらに、第9の手段によれば、転写電圧印
加時に転写ローラに流れる転写電流を設定電流に制御す
る転写電源によって、転写時に転写ローラと感光体との
間で大電流が流れることが防止されて、感光体において
逆極性に帯電された領域の電位が抑制される。
加時に転写ローラに流れる転写電流を設定電流に制御す
る転写電源によって、転写時に転写ローラと感光体との
間で大電流が流れることが防止されて、感光体において
逆極性に帯電された領域の電位が抑制される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0028】図8は本発明の電子写真装置の概略を示す
構成図である。
構成図である。
【0029】1は3本のローラ2によって張設された感
光体ベルト、3は感光体ベルト1にレーザ光Lを照射す
るレーザ光学系、4は現像ローラ4aを備えた現像器、
5は感光体ベルト1に接触する帯電ブラシ、6は感光体
ベルト1に同期して回転する転写ローラ、7はクリーニ
ングブレード7aを感光体ベルト1に当接させたクリー
ニング器、8は感光体ベルト1に除電光を照射する除電
ランプ、9は定着器である。
光体ベルト、3は感光体ベルト1にレーザ光Lを照射す
るレーザ光学系、4は現像ローラ4aを備えた現像器、
5は感光体ベルト1に接触する帯電ブラシ、6は感光体
ベルト1に同期して回転する転写ローラ、7はクリーニ
ングブレード7aを感光体ベルト1に当接させたクリー
ニング器、8は感光体ベルト1に除電光を照射する除電
ランプ、9は定着器である。
【0030】次に、電子写真プロセスに基づく画像形成
を簡略に説明する。
を簡略に説明する。
【0031】帯電ブラシ5は後述するバイアス電源部に
よってバイアス電圧を印加されて、作像方向であるA方
向に移動する感光体ベルト1表面を均一に帯電する。レ
ーザ光学系3は、均一に帯電された感光体ベルト1をレ
ーザ光Lによって走査し、感光体ベルト1表面に静電潜
像を形成する。
よってバイアス電圧を印加されて、作像方向であるA方
向に移動する感光体ベルト1表面を均一に帯電する。レ
ーザ光学系3は、均一に帯電された感光体ベルト1をレ
ーザ光Lによって走査し、感光体ベルト1表面に静電潜
像を形成する。
【0032】現像器4は、現像剤であるトナーを帯電す
るとともに、アジテータ4bを回転させて現像ローラ4a
にトナーを供給し、さらに現像ローラ4aから静電潜像
の露光領域にトナーを転移させて静電潜像をトナー像に
現像する。
るとともに、アジテータ4bを回転させて現像ローラ4a
にトナーを供給し、さらに現像ローラ4aから静電潜像
の露光領域にトナーを転移させて静電潜像をトナー像に
現像する。
【0033】一方、給紙カセット10に収納された記録紙
Pは、給紙コロ11等の分離給紙機構によって1枚ずつ分
離されてレジストローラ対12へ給紙される。レジストロ
ーラ対12は、給紙された記録紙Pを感光体ベルト1上の
トナー像に同期させて搬送開始する。この記録紙Pは感
光体ベルト1と転写ローラ6とによって挾持される転写
位置に搬送され、転写ローラ6は、後述する転写電圧電
源によって転写電圧が印加されることになり、記録紙P
との微少ギャップでコロナ放電を発生させてトナー像を
感光体ベルト1から記録紙Pに転写する。定着器9は、
記録紙Pにトナー像を定着し、トナー像が定着された記
録紙Pは、排紙ローラ対13によって装置外部に排紙され
る。
Pは、給紙コロ11等の分離給紙機構によって1枚ずつ分
離されてレジストローラ対12へ給紙される。レジストロ
ーラ対12は、給紙された記録紙Pを感光体ベルト1上の
トナー像に同期させて搬送開始する。この記録紙Pは感
光体ベルト1と転写ローラ6とによって挾持される転写
位置に搬送され、転写ローラ6は、後述する転写電圧電
源によって転写電圧が印加されることになり、記録紙P
との微少ギャップでコロナ放電を発生させてトナー像を
感光体ベルト1から記録紙Pに転写する。定着器9は、
記録紙Pにトナー像を定着し、トナー像が定着された記
録紙Pは、排紙ローラ対13によって装置外部に排紙され
る。
【0034】また、クリーニング器7は感光体ベルト1
に付着している残留トナーをクリーニングブレード7a
によって剥離して、廃トナータンク7bに回収する。残
留トナーが除去された感光体ベルト1は、除電ランプ8
によって電荷が中和された後に、再び帯電ブラシ5によ
って帯電される。しかし、転写完了後の感光体ベルト1
には、感光体ベルト1と逆の極性に帯電したトナーおよ
び紙粉が付着していることがあり、このような付着物
は、感光体ベルト1との間に静電的な引力が作用するの
で、クリーニング器7によって感光体ベルト1から完全
に除去することが困難である。帯電ブラシ5は、帯電時
に感光体ベルト1より高電位になるので、逆極性に帯電
したトナーおよび紙粉に対して感光体ベルト1より大き
な静電引力を作用させる。このため、トナーおよび紙粉
は、帯電ブラシ5に付着して帯電ブラシ5の帯電能力を
低下させる。
に付着している残留トナーをクリーニングブレード7a
によって剥離して、廃トナータンク7bに回収する。残
留トナーが除去された感光体ベルト1は、除電ランプ8
によって電荷が中和された後に、再び帯電ブラシ5によ
って帯電される。しかし、転写完了後の感光体ベルト1
には、感光体ベルト1と逆の極性に帯電したトナーおよ
び紙粉が付着していることがあり、このような付着物
は、感光体ベルト1との間に静電的な引力が作用するの
で、クリーニング器7によって感光体ベルト1から完全
に除去することが困難である。帯電ブラシ5は、帯電時
に感光体ベルト1より高電位になるので、逆極性に帯電
したトナーおよび紙粉に対して感光体ベルト1より大き
な静電引力を作用させる。このため、トナーおよび紙粉
は、帯電ブラシ5に付着して帯電ブラシ5の帯電能力を
低下させる。
【0035】図1は本発明の第1実施例における要部を
示す構成図である。
示す構成図である。
【0036】14は図示の装着位置に着脱可能に装着され
たトナーマガジンであり、帯電ブラシ5は、このトナー
マガジン14と一体に構成され、トナーマガジン14と共に
装置本体に対して着脱される。
たトナーマガジンであり、帯電ブラシ5は、このトナー
マガジン14と一体に構成され、トナーマガジン14と共に
装置本体に対して着脱される。
【0037】トナーマガジン14は、内部にトナーを収納
し、かつ現像器4内部に充填されているトナーが設定量
となるようにトナーダクト15を通してトナーを現像器4
に供給するものであり、現像器4に対するトナー供給量
が装置におけるトナー消費量と略等しくなるように制御
される。
し、かつ現像器4内部に充填されているトナーが設定量
となるようにトナーダクト15を通してトナーを現像器4
に供給するものであり、現像器4に対するトナー供給量
が装置におけるトナー消費量と略等しくなるように制御
される。
【0038】第1実施例においては、帯電ブラシ5をト
ナーマガジン14と一体に構成したことにより、トナーマ
ガジン14内のトナーが消費されたタイミングで帯電ブラ
シ5がトナーマガジン14と共に交換されるので、帯電ブ
ラシ5の交換作業を効率化でき、かつトナーマガジン14
におけるトナー収納量を調整して、帯電ブラシ5の交換
タイミングを適正化できるので、帯電ブラシ5を汚れや
摩擦等による帯電能力の低下がない良好な状態に維持で
きる。
ナーマガジン14と一体に構成したことにより、トナーマ
ガジン14内のトナーが消費されたタイミングで帯電ブラ
シ5がトナーマガジン14と共に交換されるので、帯電ブ
ラシ5の交換作業を効率化でき、かつトナーマガジン14
におけるトナー収納量を調整して、帯電ブラシ5の交換
タイミングを適正化できるので、帯電ブラシ5を汚れや
摩擦等による帯電能力の低下がない良好な状態に維持で
きる。
【0039】図2は本発明の第2実施例における要部を
示す構成図である。
示す構成図である。
【0040】21は装置全体を制御する制御部であり、タ
イマ24を備える。22は帯電ブラシ5にバイアス電圧を印
加するバイアス電源、23は、制御部21からの駆動信号D
dを受け、現像器4を駆動させて現像器4によって感光
体ベルト1の静電潜像をトナー像に現像させる現像器駆
動回路である。
イマ24を備える。22は帯電ブラシ5にバイアス電圧を印
加するバイアス電源、23は、制御部21からの駆動信号D
dを受け、現像器4を駆動させて現像器4によって感光
体ベルト1の静電潜像をトナー像に現像させる現像器駆
動回路である。
【0041】制御部21は、バイアス電源22に駆動信号D
bを出力してバイアス電源22を駆動し、かつ駆動信号Db
と共に電圧設定信号Sbを出力して帯電ブラシ5に印加
されるバイアス電圧の電位を設定する。また、制御部21
は、感光体ベルト1の静電潜像に同期させて駆動信号D
dを出力し、かつタイマ24によって駆動信号Ddを出力
した累計時間を計時する。
bを出力してバイアス電源22を駆動し、かつ駆動信号Db
と共に電圧設定信号Sbを出力して帯電ブラシ5に印加
されるバイアス電圧の電位を設定する。また、制御部21
は、感光体ベルト1の静電潜像に同期させて駆動信号D
dを出力し、かつタイマ24によって駆動信号Ddを出力
した累計時間を計時する。
【0042】制御部21は、タイマ24によって計時してい
る累計時間が図示を省略したメモリに記憶されているク
リーニング間隔設定時間と一致したならば、タイマ24の
累計時間をリセットし、かつ感光体ベルト1に対する帯
電完了後に帯電ブラシ5のクリーニングを実行する。制
御部21は、クリーニング時に駆動信号Dbを出力すると
ともに、感光体ベルト1の表面電位よりバイアス電圧が
低電位になるように電圧設定信号Sbの出力値を設定
し、この状態を感光体ベルト1が1回転する時間以上維
持する。このことにより、帯電ブラシ5と感光体ベルト
1との間に帯電時とは逆方向の電界が発生するので、感
光体ベルト1が帯電ブラシ5に付着しているトナーおよ
び紙粉に静電引力を作用させて帯電ブラシ5からトナー
および紙粉を吸着し、感光体ベルト1に吸着されたトナ
ーおよび紙粉がクリーニング器7によって除去回収され
る。
る累計時間が図示を省略したメモリに記憶されているク
リーニング間隔設定時間と一致したならば、タイマ24の
累計時間をリセットし、かつ感光体ベルト1に対する帯
電完了後に帯電ブラシ5のクリーニングを実行する。制
御部21は、クリーニング時に駆動信号Dbを出力すると
ともに、感光体ベルト1の表面電位よりバイアス電圧が
低電位になるように電圧設定信号Sbの出力値を設定
し、この状態を感光体ベルト1が1回転する時間以上維
持する。このことにより、帯電ブラシ5と感光体ベルト
1との間に帯電時とは逆方向の電界が発生するので、感
光体ベルト1が帯電ブラシ5に付着しているトナーおよ
び紙粉に静電引力を作用させて帯電ブラシ5からトナー
および紙粉を吸着し、感光体ベルト1に吸着されたトナ
ーおよび紙粉がクリーニング器7によって除去回収され
る。
【0043】ここで、帯電ブラシ5におけるトナーおよ
び紙粉の付着量は、図9の特性図に示すようにトナー像
においてトナーが付着した黒色部の累計面積に略比例し
て増加し、かつ一般的な画像において黒色部と非黒色部
との比率は大きく変動しない。このため、帯電ブラシ5
のトナーおよび紙粉の付着量は、現像器4の駆動時間と
略比例し、現像器4の駆動時間をパラメータとして帯電
ブラシ5に対するクリーニングタイミングを設定するこ
とにより、帯電ブラシ5に付着したトナーおよび紙粉の
量を考慮して、適正な時期に帯電ブラシ5をクリーニン
グできるため、帯電ブラシ5を良好な状態に維持でき
る。
び紙粉の付着量は、図9の特性図に示すようにトナー像
においてトナーが付着した黒色部の累計面積に略比例し
て増加し、かつ一般的な画像において黒色部と非黒色部
との比率は大きく変動しない。このため、帯電ブラシ5
のトナーおよび紙粉の付着量は、現像器4の駆動時間と
略比例し、現像器4の駆動時間をパラメータとして帯電
ブラシ5に対するクリーニングタイミングを設定するこ
とにより、帯電ブラシ5に付着したトナーおよび紙粉の
量を考慮して、適正な時期に帯電ブラシ5をクリーニン
グできるため、帯電ブラシ5を良好な状態に維持でき
る。
【0044】図3は本発明の第3実施例における要部を
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
【0045】25は、制御部21からの駆動信号Dtを受け
転写ローラ6に転写電圧を印加して、転写ローラ6によ
って記録紙Pにトナー像を転写させる転写電源、26は制
御部21において記録紙Pに対するトナー像の転写回数を
累計する転写回数カウンタである。
転写ローラ6に転写電圧を印加して、転写ローラ6によ
って記録紙Pにトナー像を転写させる転写電源、26は制
御部21において記録紙Pに対するトナー像の転写回数を
累計する転写回数カウンタである。
【0046】制御部21は、転写回数カウンタ26によって
累計されている転写回数が図示を省略したメモリに記憶
されているクリーニング間隔設定転写回数と一致したな
らば、転写回数カウンタ26の累計値をリセットし、かつ
このときに感光体ベルト1に対する帯電が実行されてい
ない場合、帯電ブラシ5に対するクリーニングを第2実
施例の場合と同様に実行し、また感光体ベルト1を帯電
している場合、帯電完了後に帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングを実行する。
累計されている転写回数が図示を省略したメモリに記憶
されているクリーニング間隔設定転写回数と一致したな
らば、転写回数カウンタ26の累計値をリセットし、かつ
このときに感光体ベルト1に対する帯電が実行されてい
ない場合、帯電ブラシ5に対するクリーニングを第2実
施例の場合と同様に実行し、また感光体ベルト1を帯電
している場合、帯電完了後に帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングを実行する。
【0047】前述したように、帯電ブラシ5に付着する
トナーおよび紙粉がトナー像における黒色部の累計面積
に略比例して増加し、かつ一般的な画像において黒色部
と非黒色部との比率が大きく変動しないことにより、帯
電ブラシ5のトナーおよび紙粉の付着量は、記録紙Pに
対するトナー像の転写回数とも略比例する。このため、
記録紙Pに対する転写回数をパラメータとして帯電ブラ
シ5に対するクリーニングタイミングを設定することに
より、帯電ブラシ5に付着したトナーおよび紙粉の量を
考慮して、適正な時期に帯電ブラシ5をクリーニングで
きるため、帯電ブラシ5を良好な状態に維持できる。
トナーおよび紙粉がトナー像における黒色部の累計面積
に略比例して増加し、かつ一般的な画像において黒色部
と非黒色部との比率が大きく変動しないことにより、帯
電ブラシ5のトナーおよび紙粉の付着量は、記録紙Pに
対するトナー像の転写回数とも略比例する。このため、
記録紙Pに対する転写回数をパラメータとして帯電ブラ
シ5に対するクリーニングタイミングを設定することに
より、帯電ブラシ5に付着したトナーおよび紙粉の量を
考慮して、適正な時期に帯電ブラシ5をクリーニングで
きるため、帯電ブラシ5を良好な状態に維持できる。
【0048】図4は本発明の第4実施例における要部を
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
【0049】27は制御部21からの駆動信号Doおよびラ
インイメージ信号に対応させてレーザ光学系3を発光さ
せるレーザ光学系駆動回路、28はトナー像形成時にトナ
ー像の黒色部を形成するドットの数を計数するドットカ
ウンタである。
インイメージ信号に対応させてレーザ光学系3を発光さ
せるレーザ光学系駆動回路、28はトナー像形成時にトナ
ー像の黒色部を形成するドットの数を計数するドットカ
ウンタである。
【0050】制御部21は、レーザ光学系駆動回路27に画
素密度に対応する周期のパルス信号である駆動信号Do
を出力するとともに、感光体ベルト1の移動に同期させ
てラインイメージ信号Gを出力する。レーザ光学系駆動
回路27は、駆動信号Doに同期させ、かつラインイメー
ジ信号Gの出力に対応させて、レーザ光学系3の半導体
レーザ(図示省略)を点滅させる。例えば、N/Pプロセ
スでは、半導体レーザの1回の点灯がトナー像において
1つのドットを形成する。
素密度に対応する周期のパルス信号である駆動信号Do
を出力するとともに、感光体ベルト1の移動に同期させ
てラインイメージ信号Gを出力する。レーザ光学系駆動
回路27は、駆動信号Doに同期させ、かつラインイメー
ジ信号Gの出力に対応させて、レーザ光学系3の半導体
レーザ(図示省略)を点滅させる。例えば、N/Pプロセ
スでは、半導体レーザの1回の点灯がトナー像において
1つのドットを形成する。
【0051】また、累計手段であるドットカウンタ28
は、レーザ光学系3からのフィードバック信号によって
トナー像の黒色部を形成するドットのドット数を累計
し、制御部21は、ドットカウンタ28の累計値が図示を省
略したメモリに記憶されているクリーニング間隔設定ド
ット数と一致したならば、ドットカウンタ28の累計値を
リセットし、かつこのときに感光体ベルト1に対する帯
電が実行されていない場合、帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングを第2実施例の場合と同様に実行し、また感光
体ベルト1を帯電している場合、帯電完了後に帯電ブラ
シ5に対するクリーニングを実行する。
は、レーザ光学系3からのフィードバック信号によって
トナー像の黒色部を形成するドットのドット数を累計
し、制御部21は、ドットカウンタ28の累計値が図示を省
略したメモリに記憶されているクリーニング間隔設定ド
ット数と一致したならば、ドットカウンタ28の累計値を
リセットし、かつこのときに感光体ベルト1に対する帯
電が実行されていない場合、帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングを第2実施例の場合と同様に実行し、また感光
体ベルト1を帯電している場合、帯電完了後に帯電ブラ
シ5に対するクリーニングを実行する。
【0052】前述したように、帯電ブラシ5に付着する
トナーおよび紙粉がトナー像における黒色部の累計面積
に略比例して増加するので、黒色部を形成するドットの
ドット数をパラメータとして帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングタイミングを設定することにより、帯電ブラシ
5に付着したトナーおよび紙粉の量を考慮して、適正な
時期に帯電ブラシ5をクリーニングできるため、帯電ブ
ラシ5を良好な状態に維持できる。
トナーおよび紙粉がトナー像における黒色部の累計面積
に略比例して増加するので、黒色部を形成するドットの
ドット数をパラメータとして帯電ブラシ5に対するクリ
ーニングタイミングを設定することにより、帯電ブラシ
5に付着したトナーおよび紙粉の量を考慮して、適正な
時期に帯電ブラシ5をクリーニングできるため、帯電ブ
ラシ5を良好な状態に維持できる。
【0053】図5は本発明の第5実施例における要部を
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
【0054】29は、装置内部において帯電ブラシ5に近
接し、あるいは接触する位置に配置された温度センサで
あり、帯電ブラシ5の温度の略対応する温度検知信号T
を制御部21に出力する。
接し、あるいは接触する位置に配置された温度センサで
あり、帯電ブラシ5の温度の略対応する温度検知信号T
を制御部21に出力する。
【0055】帯電ブラシ5は、帯電ブラシ5通電部の温
度上昇によって抵抗が増加し、かつ温度低下によって抵
抗が減少する特性を有しているため、バイアス電圧が一
定の場合、温度変化に対応して感光体ベルト1に対する
帯電能力が変化する。このことを防止するため、制御部
21は、温度検知信号Tによって帯電時における帯電ブラ
シ5の温度を検知し、帯電ブラシ5の温度上昇に対応し
てバイアス電圧の電位が上昇するように電圧設定信号S
bを設定し、かつ温度低下に対応してバイアス電圧の電
位が低下するように電圧設定信号Sbを設定する。この
ことにより、帯電ブラシ5の温度変化による感光体ベル
ト1に対する帯電能力の変化を防止できるので、帯電時
に帯電ブラシ5の温度が変化しても、帯電ブラシ5によ
って感光体ベルト1を所定の表面電位に確実に帯電でき
る。
度上昇によって抵抗が増加し、かつ温度低下によって抵
抗が減少する特性を有しているため、バイアス電圧が一
定の場合、温度変化に対応して感光体ベルト1に対する
帯電能力が変化する。このことを防止するため、制御部
21は、温度検知信号Tによって帯電時における帯電ブラ
シ5の温度を検知し、帯電ブラシ5の温度上昇に対応し
てバイアス電圧の電位が上昇するように電圧設定信号S
bを設定し、かつ温度低下に対応してバイアス電圧の電
位が低下するように電圧設定信号Sbを設定する。この
ことにより、帯電ブラシ5の温度変化による感光体ベル
ト1に対する帯電能力の変化を防止できるので、帯電時
に帯電ブラシ5の温度が変化しても、帯電ブラシ5によ
って感光体ベルト1を所定の表面電位に確実に帯電でき
る。
【0056】図6は本発明の第6実施例における要部を
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
【0057】30は、装置内部において帯電ブラシ5に近
接する位置に配置された湿度センサであり、帯電ブラシ
5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度に対応する
湿度検知信号Wを制御部21に出力する。
接する位置に配置された湿度センサであり、帯電ブラシ
5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度に対応する
湿度検知信号Wを制御部21に出力する。
【0058】帯電ブラシ5による帯電能力は、感光体ベ
ルト1との接触位置付近の湿度に対応して変化し、湿度
が上昇した場合、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間
における抵抗が減少するため、帯電能力は上昇し、湿度
が低下した場合、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間
における抵抗が増加するため、帯電能力は低下する。制
御部21は、湿度検知信号Wによって帯電時における帯電
ブラシ5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度を検
知し、湿度の上昇に対応してバイアス電圧の電位が低下
するように電圧設定信号Sbを設定し、かつ湿度の低下
に対応してバイアス電圧の電位が上昇するように電圧設
定信号Sbを設定する。このことにより、帯電時に帯電
ブラシ5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度変化
による帯電ブラシ5の帯電能力の変化を防止できるの
で、帯電時に感光体ベルト1との接触位置付近の湿度が
変化しても、帯電ブラシ5によって感光体ベルト1を所
定の表面電位に確実に帯電できる。
ルト1との接触位置付近の湿度に対応して変化し、湿度
が上昇した場合、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間
における抵抗が減少するため、帯電能力は上昇し、湿度
が低下した場合、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間
における抵抗が増加するため、帯電能力は低下する。制
御部21は、湿度検知信号Wによって帯電時における帯電
ブラシ5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度を検
知し、湿度の上昇に対応してバイアス電圧の電位が低下
するように電圧設定信号Sbを設定し、かつ湿度の低下
に対応してバイアス電圧の電位が上昇するように電圧設
定信号Sbを設定する。このことにより、帯電時に帯電
ブラシ5と感光体ベルト1との接触位置付近の湿度変化
による帯電ブラシ5の帯電能力の変化を防止できるの
で、帯電時に感光体ベルト1との接触位置付近の湿度が
変化しても、帯電ブラシ5によって感光体ベルト1を所
定の表面電位に確実に帯電できる。
【0059】図7は本発明の第7実施例における要部を
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
示す構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略また
は簡略化する。
【0060】31は電圧制御回路31aを備えたバイアス電
源であり、制御部21からの駆動信号Dbを受けてバイア
ス電圧を帯電ブラシ5に印加する。また、32は電圧制御
回路32aを備えた転写電源であり、制御部21からの駆動
信号Dtを受けて転写電圧を転写ローラ6に印加する。
源であり、制御部21からの駆動信号Dbを受けてバイア
ス電圧を帯電ブラシ5に印加する。また、32は電圧制御
回路32aを備えた転写電源であり、制御部21からの駆動
信号Dtを受けて転写電圧を転写ローラ6に印加する。
【0061】第1実施例ないし第6実施例において説明
したように、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間にお
ける抵抗は、帯電ブラシ5の汚れや湿度等の影響によっ
て変化し、さらに温度の影響によって帯電ブラシ5自体
の抵抗も変化する。電圧制御回路31aは、帯電時にバイ
アス電源31と帯電ブラシ5との間で流れる帯電電流を検
出して、この帯電電流が予め設定された電流値になるよ
うにバイアス電圧の電位を変化させる。このことによ
り、帯電時に各種の条件が変化しても、帯電ブラシ5の
帯電能力が変化することを防止できるので、帯電ブラシ
5によって感光体ベルト1を所定の表面電位に確実に帯
電できる。
したように、帯電ブラシ5と感光体ベルト1との間にお
ける抵抗は、帯電ブラシ5の汚れや湿度等の影響によっ
て変化し、さらに温度の影響によって帯電ブラシ5自体
の抵抗も変化する。電圧制御回路31aは、帯電時にバイ
アス電源31と帯電ブラシ5との間で流れる帯電電流を検
出して、この帯電電流が予め設定された電流値になるよ
うにバイアス電圧の電位を変化させる。このことによ
り、帯電時に各種の条件が変化しても、帯電ブラシ5の
帯電能力が変化することを防止できるので、帯電ブラシ
5によって感光体ベルト1を所定の表面電位に確実に帯
電できる。
【0062】転写ローラ6は、コロナ帯電器である転写
チャージャと比較して、転写時にコロナ放電を微少ギャ
ップで発生させることにより、オゾンの発生を抑制で
き、かつコロナ放電が狭い領域を帯電することにより、
記録紙Pの先端付近および後端付近に対する転写時に感
光体ベルト1を逆極性に帯電することを抑制できるとい
う利点がある。しかし、記録紙Pの先端付近および後端
付近に対する転写時に転写ローラ6から感光体ベルト1
へコロナ放電が発生すると、転写ローラ6と感光体ベル
ト1との間が高湿度である場合などは、転写ローラ6と
感光体ベルト1との間で大電流が流れ、転写ローラ6に
よって感光体ベルト1が高電位に帯電されてしまうこと
がある。このことを防止するため、電圧制御回路32a
は、転写時に転写電源32と転写ローラ6まで流れる転写
電流を検出して、この転写電流が予め設定された電流値
になるように転写電圧の電位を変化させる。このことに
より、転写時に転写ローラ6と感光体ベルト1との間で
大電流が流れることを防止できるので、転写ローラ6に
よって感光体ベルト1が逆極性に高電位に帯電されるこ
とを防止でき、帯電ブラシ5による帯電後にこの逆極性
に帯電された領域で表面電位が低下することを抑制でき
る。
チャージャと比較して、転写時にコロナ放電を微少ギャ
ップで発生させることにより、オゾンの発生を抑制で
き、かつコロナ放電が狭い領域を帯電することにより、
記録紙Pの先端付近および後端付近に対する転写時に感
光体ベルト1を逆極性に帯電することを抑制できるとい
う利点がある。しかし、記録紙Pの先端付近および後端
付近に対する転写時に転写ローラ6から感光体ベルト1
へコロナ放電が発生すると、転写ローラ6と感光体ベル
ト1との間が高湿度である場合などは、転写ローラ6と
感光体ベルト1との間で大電流が流れ、転写ローラ6に
よって感光体ベルト1が高電位に帯電されてしまうこと
がある。このことを防止するため、電圧制御回路32a
は、転写時に転写電源32と転写ローラ6まで流れる転写
電流を検出して、この転写電流が予め設定された電流値
になるように転写電圧の電位を変化させる。このことに
より、転写時に転写ローラ6と感光体ベルト1との間で
大電流が流れることを防止できるので、転写ローラ6に
よって感光体ベルト1が逆極性に高電位に帯電されるこ
とを防止でき、帯電ブラシ5による帯電後にこの逆極性
に帯電された領域で表面電位が低下することを抑制でき
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、帯電ブラシの交換作業が効率化され、かつ
装置本体においてトナーマガジンの現像剤が消費される
ごとに、帯電ブラシが交換されることにより、帯電ブラ
シを適正な時期に容易に交換できるので、帯電ブラシを
常に良好な状態に維持できる。
段によれば、帯電ブラシの交換作業が効率化され、かつ
装置本体においてトナーマガジンの現像剤が消費される
ごとに、帯電ブラシが交換されることにより、帯電ブラ
シを適正な時期に容易に交換できるので、帯電ブラシを
常に良好な状態に維持できる。
【0064】また、第2の手段によれば、現像手段が設
定時間だけ現像するごとに、帯電ブラシと感光体との間
に帯電時とは逆方向の電界が発生することにより、帯電
ブラシにおける現像剤等の付着量を考慮して、静電的に
付着する現像剤等を帯電ブラシから適正時期に除去でき
るので、帯電ブラシの帯電能力の低下を防止して、帯電
ブラシによって感光体を常に所定の電位に帯電できる。
定時間だけ現像するごとに、帯電ブラシと感光体との間
に帯電時とは逆方向の電界が発生することにより、帯電
ブラシにおける現像剤等の付着量を考慮して、静電的に
付着する現像剤等を帯電ブラシから適正時期に除去でき
るので、帯電ブラシの帯電能力の低下を防止して、帯電
ブラシによって感光体を常に所定の電位に帯電できる。
【0065】また、第3の手段によれば、転写手段が設
定回数だけ現像剤で形成された可視像を記録媒体に転写
するごとに、帯電ブラシと感光体との間に帯電時とは逆
方向の電界が発生することにより、帯電ブラシにおける
現像剤等の付着量を考慮して、静電的に付着する現像剤
等を帯電ブラシから適正時期に除去できるので、帯電ブ
ラシの帯電能力の低下を防止して、帯電ブラシによって
感光体を常に所定の電位に帯電できる。
定回数だけ現像剤で形成された可視像を記録媒体に転写
するごとに、帯電ブラシと感光体との間に帯電時とは逆
方向の電界が発生することにより、帯電ブラシにおける
現像剤等の付着量を考慮して、静電的に付着する現像剤
等を帯電ブラシから適正時期に除去できるので、帯電ブ
ラシの帯電能力の低下を防止して、帯電ブラシによって
感光体を常に所定の電位に帯電できる。
【0066】また、第4の手段によれば、可視像黒色部
の累計面積が設定値になった場合、帯電ブラシと感光体
との間に帯電時とは逆方向の電界が発生することによ
り、帯電ブラシにおける現像剤等の付着量を考慮して、
静電的に付着する現像剤等を帯電ブラシから適正時期に
除去できるので、帯電ブラシによって感光体を常に所定
の電位に帯電できる。
の累計面積が設定値になった場合、帯電ブラシと感光体
との間に帯電時とは逆方向の電界が発生することによ
り、帯電ブラシにおける現像剤等の付着量を考慮して、
静電的に付着する現像剤等を帯電ブラシから適正時期に
除去できるので、帯電ブラシによって感光体を常に所定
の電位に帯電できる。
【0067】また、第5の手段によれば、帯電ブラシに
印加されるバイアス電圧の電位が帯電ブラシの温度に略
対応して設定されることにより、温度変化によって帯電
ブラシの抵抗が変化しても、帯電ブラシと感光体との間
で流れる電流を一定にするようにバイアス電圧の電位を
設定できるので、帯電ブラシによって感光体を常に所定
の電位に帯電できる。
印加されるバイアス電圧の電位が帯電ブラシの温度に略
対応して設定されることにより、温度変化によって帯電
ブラシの抵抗が変化しても、帯電ブラシと感光体との間
で流れる電流を一定にするようにバイアス電圧の電位を
設定できるので、帯電ブラシによって感光体を常に所定
の電位に帯電できる。
【0068】また、第6の手段によれば、帯電ブラシに
印加されるバイアス電圧の電位が帯電ブラシ付近の湿度
に対応して設定されることにより、湿度変化によって帯
電ブラシと感光体との間の抵抗が変化しても、帯電ブラ
シと感光体との間で流れる電流を一定にするようにバイ
アス電圧の電位を設定できるので、帯電ブラシによって
感光体を常に所定の電位に帯電できる。
印加されるバイアス電圧の電位が帯電ブラシ付近の湿度
に対応して設定されることにより、湿度変化によって帯
電ブラシと感光体との間の抵抗が変化しても、帯電ブラ
シと感光体との間で流れる電流を一定にするようにバイ
アス電圧の電位を設定できるので、帯電ブラシによって
感光体を常に所定の電位に帯電できる。
【0069】また、第7の手段によれば、帯電ブラシと
感光体との間で流れる電流が一定になることにより、帯
電ブラシによって感光体を常に所定の電位に帯電でき
る。
感光体との間で流れる電流が一定になることにより、帯
電ブラシによって感光体を常に所定の電位に帯電でき
る。
【0070】さらに、第8の手段によれば、転写時のオ
ゾン発生が抑制され、かつ転写時に感光体において逆極
性に帯電される領域が減少することにより、装置全体と
してオゾン発生を抑制でき、かつ感光体において帯電ブ
ラシによる帯電後に電位が低下する領域を減少できる。
ゾン発生が抑制され、かつ転写時に感光体において逆極
性に帯電される領域が減少することにより、装置全体と
してオゾン発生を抑制でき、かつ感光体において帯電ブ
ラシによる帯電後に電位が低下する領域を減少できる。
【0071】さらに、第9の手段によれば、転写時に転
写ローラと感光体との間で大電流が流れることが防止さ
れて、感光体において逆極性に帯電された領域の電位が
抑制されることにより、感光体の逆極性に帯電された領
域で、帯電ブラシによる帯電後に電位が低下することを
抑制できる。
写ローラと感光体との間で大電流が流れることが防止さ
れて、感光体において逆極性に帯電された領域の電位が
抑制されることにより、感光体の逆極性に帯電された領
域で、帯電ブラシによる帯電後に電位が低下することを
抑制できる。
【図1】本発明の第1実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図2】本発明の第2実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図3】本発明の第3実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図4】本発明の第4実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図5】本発明の第5実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図6】本発明の第6実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図7】本発明の第7実施例における要部を示す構成図
である。
である。
【図8】本発明の電子転写装置の概略を示す構成図であ
る。
る。
【図9】トナー像における黒色部の累計面積と帯電ブラ
シにおけるトナーおよび紙粉の付着量との関係を示す特
性図である。
シにおけるトナーおよび紙粉の付着量との関係を示す特
性図である。
1…感光体ベルト、 3…レーザ光学系、 4…現像
器、 5…帯電ブラシ、6…転写ローラ、 14…トナー
マガジン、 21…制御部、 22,31…バイアス電源、
24…タイマ、 25,32…転写電源、 26…転写回数カウ
ンタ、 28…ドットカウンタ、 29…温度センサ、 30
…湿度センサ、 31a,32a…電圧制御回路。
器、 5…帯電ブラシ、6…転写ローラ、 14…トナー
マガジン、 21…制御部、 22,31…バイアス電源、
24…タイマ、 25,32…転写電源、 26…転写回数カウ
ンタ、 28…ドットカウンタ、 29…温度センサ、 30
…湿度センサ、 31a,32a…電圧制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/16 21/10 21/00 398 2107−2H
Claims (9)
- 【請求項1】 感光体を帯電するための帯電ブラシと、
装置本体に対し着脱可能に装着されて装置本体の現像手
段に現像剤を供給するトナーマガジンとを備え、前記感
光体に現像剤によって可視像を形成する電子写真装置に
おいて、前記帯電ブラシを前記トナーマガジンと一体化
して、トナーマガジンと共に装置本体に対し交換可能に
したことを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項2】 作像方向に移動する感光体と、この感光
体を帯電するための帯電ブラシと、前記感光体に対する
帯電時に前記帯電ブラシにバイアス電圧を印加するバイ
アス電源と、感光体上の静電潜像を現像剤によって可視
像に現像する現像手段とを備え、前記可視像を記録媒体
に転写する電子写真装置において、前記現像手段が設定
時間作動した場合、感光体に対する帯電完了後に前記バ
イアス電圧を感光体電位よりも低いクリーニング電位に
設定して、前記バイアス電源を予め設定されたクリーニ
ング時間駆動する制御手段を備えたことを特徴とする電
子写真装置。 - 【請求項3】 作像方向に移動する感光体と、この感光
体を帯電するための帯電ブラシと、前記感光体に対する
帯電時に前記帯電ブラシにバイアス電圧を印加するバイ
アス電源と、現像剤によって感光体に形成された可視像
を記録媒体に転写する転写手段とを備えた電子写真装置
において、前記転写手段が設定回数転写した場合、感光
体に対する非帯電時に前記バイアス電圧を感光体電位よ
り低いクリーニング電位に設定して、前記バイアス電源
を予め設定されたクリーニング時間駆動する制御手段を
備えたことを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項4】 作像方向に移動する感光体と、この感光
体を帯電するための帯電ブラシと、前記感光体に対する
帯電時に前記帯電ブラシにバイアス電圧を印加するバイ
アス電源と、感光体上に形成された静電潜像の黒色部に
現像剤を付着させて前記静電潜像を可視像に現像し、か
つこの可視像を記録媒体に転写する電子写真装置におい
て、前記黒色部を形成するドットのドット数を累計する
累計手段と、この累計手段の累計値が設定ドット数にな
った場合、前記累計値をリセットし、かつ感光体に対す
る非帯電時に前記バイアス電圧を感光体電位よりも低い
クリーニング電位に設定して前記バイアス電源を予め設
定されたクリーニング時間駆動する制御手段とを備えた
ことを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項5】 感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源とを備えた電子写真装置に
おいて、帯電ブラシに近接させた温度センサと、この温
度センサからの温度検知信号に対応させて前記バイアス
電圧の電位を設定する制御手段とを備えたことを特徴と
する電子写真装置。 - 【請求項6】 感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源とを備えた電子写真装置に
おいて、帯電ブラシに近接させた湿度センサと、この湿
度センサからの湿度検知信号に対応させて前記バイアス
電圧の電位を設定する制御手段とを備えたことを特徴と
する電子写真装置。 - 【請求項7】 感光体を帯電するための帯電ブラシと、
前記感光体に対する帯電時に前記帯電ブラシにバイアス
電圧を印加するバイアス電源とを備えた電子写真装置に
おいて、前記バイアス電源が前記バイアス電圧の印加時
に前記帯電ブラシに流れる帯電電流を設定電流に制御す
ることを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項8】 転写電源によって転写電圧が印加され
て、前記感光体上に形成された可視像を記録媒体に転写
する転写ローラを備えたことを特徴とする請求項7記載
の電子写真装置。 - 【請求項9】 前記転写電源が、前記転写電圧の印加時
に前記転写ローラに流れる転写電流を設定電流に制御す
ることを特徴とする請求項8記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196210A JPH0749603A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196210A JPH0749603A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 電子写真装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110132A Division JP2002323807A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 電子写真装置 |
JP2002110136A Division JP2002318486A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0749603A true JPH0749603A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16354041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5196210A Pending JPH0749603A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749603A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141960A1 (ja) | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Uni-Charm Corporation | 母乳パッド |
US8221373B2 (en) | 2005-11-01 | 2012-07-17 | Pigeon Corporation | Breast pad and method for producing the same |
JP2014021468A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5196210A patent/JPH0749603A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8221373B2 (en) | 2005-11-01 | 2012-07-17 | Pigeon Corporation | Breast pad and method for producing the same |
WO2007141960A1 (ja) | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Uni-Charm Corporation | 母乳パッド |
JP2014021468A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置及び画像形成装置 |
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