JPH0749397A - 移動式監視装置 - Google Patents
移動式監視装置Info
- Publication number
- JPH0749397A JPH0749397A JP5194486A JP19448693A JPH0749397A JP H0749397 A JPH0749397 A JP H0749397A JP 5194486 A JP5194486 A JP 5194486A JP 19448693 A JP19448693 A JP 19448693A JP H0749397 A JPH0749397 A JP H0749397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- wire
- trolley wire
- feeder
- monitoring device
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】走行レール１００の内部には、駆動用チェーン
２１，給電用トロリ線２２，絶縁材料２３，トロリ線ホ
ルダ２０２，通信用フィーダ線２０，フィーダ線ホルダ
２０１が取り付けられ、走行レール１００には走行台車
１が走る。走行台車１には雲台，制御・駆動回路及びセ
ンサユニットを取り付けるためのプレート２が取り付け
られる。また、走行台車１には、給電用トロリ線２２か
ら電力を装置本体へ給電するための集電子２２，通信用
フィーダ線２０との間で微弱無線方式により通信を行う
ためのアンテナ１１も取り付けられる。 【効果】移動式監視装置で、走行用レールに組み込まれ
る給電用トロリ線及び通信用ケーブルそれぞれの絶縁材
料及びホルダ材料として高耐放射線性材料を使用するこ
とにより、高放射線領域に移動式監視装置を適用可能と
する。
２１，給電用トロリ線２２，絶縁材料２３，トロリ線ホ
ルダ２０２，通信用フィーダ線２０，フィーダ線ホルダ
２０１が取り付けられ、走行レール１００には走行台車
１が走る。走行台車１には雲台，制御・駆動回路及びセ
ンサユニットを取り付けるためのプレート２が取り付け
られる。また、走行台車１には、給電用トロリ線２２か
ら電力を装置本体へ給電するための集電子２２，通信用
フィーダ線２０との間で微弱無線方式により通信を行う
ためのアンテナ１１も取り付けられる。 【効果】移動式監視装置で、走行用レールに組み込まれ
る給電用トロリ線及び通信用ケーブルそれぞれの絶縁材
料及びホルダ材料として高耐放射線性材料を使用するこ
とにより、高放射線領域に移動式監視装置を適用可能と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動式監視装置に係り、
特に、高放射線環境下に移動式監視装置を設置する場合
に好適な移動式監視装置の給電用トロリ線及び通信用フ
ィーダ線に関する。
特に、高放射線環境下に移動式監視装置を設置する場合
に好適な移動式監視装置の給電用トロリ線及び通信用フ
ィーダ線に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種プラントの保守点検・監視を
テレビカメラ，温度計など各種センサを走行台車に搭載
して行う移動式監視装置が開発されている。このような
監視装置については、特開昭60−230094号公報に記載の
ように、点検ルートに走行レールを敷設しておき、その
走行レールに沿って台車を走らせ、台車には、各種セン
サを組み合わせたセンサユニットを雲台を介して取り付
け、点検・監視を行う、いわゆる、移動式監視装置の概
念は公知である。
テレビカメラ，温度計など各種センサを走行台車に搭載
して行う移動式監視装置が開発されている。このような
監視装置については、特開昭60−230094号公報に記載の
ように、点検ルートに走行レールを敷設しておき、その
走行レールに沿って台車を走らせ、台車には、各種セン
サを組み合わせたセンサユニットを雲台を介して取り付
け、点検・監視を行う、いわゆる、移動式監視装置の概
念は公知である。
【０００３】また、このような移動式監視装置におい
て、特公平4−18639号公報では、走行レール内部に装置
の給電用トロリ線を組み込み、装置本体への給電を行っ
ている。
て、特公平4−18639号公報では、走行レール内部に装置
の給電用トロリ線を組み込み、装置本体への給電を行っ
ている。
【０００４】一方、移動式監視装置における通信方式
は、有線，無線，光通信の方式が有る。有線方式は、監
視装置がケーブルを引きずって移動しなければならない
ので、長い距離の移動や障害物の有る通路の移動には適
していない。そこで、このような走行レールに沿って移
動する装置では、特公平4−31838号公報に記載の様に光
通信を用いる場合や、日立電線Ｎｏ.９(１９９０−１）
号「モノレール式自動搬送台車用密結合無線システム」
に記載のように微弱無線を用いる場合が有る。
は、有線，無線，光通信の方式が有る。有線方式は、監
視装置がケーブルを引きずって移動しなければならない
ので、長い距離の移動や障害物の有る通路の移動には適
していない。そこで、このような走行レールに沿って移
動する装置では、特公平4−31838号公報に記載の様に光
通信を用いる場合や、日立電線Ｎｏ.９(１９９０−１）
号「モノレール式自動搬送台車用密結合無線システム」
に記載のように微弱無線を用いる場合が有る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】特公平4−18639号公報
に記載のように、高放射線領域に移動式監視装置を設置
する場合、監視装置本体は照射される放射線から防護す
るための遮蔽体を設置するなど放射線による劣化を小さ
くすることは可能である。しかし、給電用トロリ線及び
通信用ケーブルが組み込まれた走行用レールは、全体を
遮蔽体などで防護することは困難なため、放射線環境で
常に放射線にさらされることになる。この場合、給電用
トロリ線及び通信用ケーブルそれぞれの絶縁材料として
従来用いられるポリエチレン系，エポキシ系，ポリカー
ボネイト系等の高分子系材料は、放射線に照射されるこ
とにより、機械的，電気的特性が変化し所定の性能が得
られなくなる問題が有る。このことは、装置の性能を低
下させ、装置運用上でも信頼性を低下させることになり
好ましくない。
に記載のように、高放射線領域に移動式監視装置を設置
する場合、監視装置本体は照射される放射線から防護す
るための遮蔽体を設置するなど放射線による劣化を小さ
くすることは可能である。しかし、給電用トロリ線及び
通信用ケーブルが組み込まれた走行用レールは、全体を
遮蔽体などで防護することは困難なため、放射線環境で
常に放射線にさらされることになる。この場合、給電用
トロリ線及び通信用ケーブルそれぞれの絶縁材料として
従来用いられるポリエチレン系，エポキシ系，ポリカー
ボネイト系等の高分子系材料は、放射線に照射されるこ
とにより、機械的，電気的特性が変化し所定の性能が得
られなくなる問題が有る。このことは、装置の性能を低
下させ、装置運用上でも信頼性を低下させることになり
好ましくない。
【０００６】本発明の目的は、高放射線領域で使用され
る移動式監視装置に用いられる給電用トロリ線及び通信
用ケーブルそれぞれの絶縁材料として、高耐放射線性材
料を使用することにより、高放射線領域に移動式監視装
置を適用可能とすることにある。
る移動式監視装置に用いられる給電用トロリ線及び通信
用ケーブルそれぞれの絶縁材料として、高耐放射線性材
料を使用することにより、高放射線領域に移動式監視装
置を適用可能とすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の手段を用いる。
め、本発明では以下の手段を用いる。
【０００８】（１）点検ルートに給電用トロリ線と通信
用フィーダ線を組み込んだ走行用レールを敷設し、その
レールに沿って走行台車を走らせ、走行台車には各種セ
ンサを組み込んだセンサユニットを雲台を介して取り付
けるとともに地上の操作盤との通信を行う通信装置、給
電用トロリ線から電力を受電する集電子とそれらのため
の制御・駆動回路を搭載し、地上には遠隔あるいは自動
運転を行うための操作盤を設置した移動式監視装置で、
走行用レールに組み込まれた給電用トロリ線及び通信用
フィーダ線の絶縁材料及びホルダ材料に高耐放射線性材
料を使用した移動式監視装置とする。
用フィーダ線を組み込んだ走行用レールを敷設し、その
レールに沿って走行台車を走らせ、走行台車には各種セ
ンサを組み込んだセンサユニットを雲台を介して取り付
けるとともに地上の操作盤との通信を行う通信装置、給
電用トロリ線から電力を受電する集電子とそれらのため
の制御・駆動回路を搭載し、地上には遠隔あるいは自動
運転を行うための操作盤を設置した移動式監視装置で、
走行用レールに組み込まれた給電用トロリ線及び通信用
フィーダ線の絶縁材料及びホルダ材料に高耐放射線性材
料を使用した移動式監視装置とする。
【０００９】（２）高耐放射線性材料で、セラミック系
材料を用いた移動式監視装置とする。 （３）（１）の通信装置で、通信用フィーダ線との間で
微弱無線方式により通信を行う移動式監視装置とする。
材料を用いた移動式監視装置とする。 （３）（１）の通信装置で、通信用フィーダ線との間で
微弱無線方式により通信を行う移動式監視装置とする。
【００１０】（４）微弱無線方式による通信で、走行レ
ール内に組み込まれた二本の給電用トロリ線を通信用フ
ィーダ線と兼用して用い、微弱無線方式により通信を行
う移動式監視装置とする。
ール内に組み込まれた二本の給電用トロリ線を通信用フ
ィーダ線と兼用して用い、微弱無線方式により通信を行
う移動式監視装置とする。
【００１１】
【作用】走行レールに沿って移動する移動式監視装置の
走行用レールに組み込まれた給電用トロリ線及び通信用
フィーダ線の絶縁材料及びホルダ材料に高耐放射線性材
料を使用することで、高放射線領域に移動式監視装置を
設置した場合でも給電及び通信機能の信頼性は高く、高
放射線領域に移動式監視装置を適用可能とする。
走行用レールに組み込まれた給電用トロリ線及び通信用
フィーダ線の絶縁材料及びホルダ材料に高耐放射線性材
料を使用することで、高放射線領域に移動式監視装置を
設置した場合でも給電及び通信機能の信頼性は高く、高
放射線領域に移動式監視装置を適用可能とする。
【００１２】
【実施例】以下に、発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【００１３】図１は、本発明の構成を示す。図１で、走
行レール１００の内部には、駆動用チェーン２１，給電
用トロリ線２２，絶縁材料２３，トロリ線ホルダ２０
２，通信用フィーダ線２０，フィーダ線ホルダ２０１が
取り付けられ、走行レール100には走行台車１が走る。
走行台車１には雲台，制御・駆動回路及びセンサユニッ
トを取り付けるためのプレート２が取り付けられる。ま
た、走行台車１には、給電用トロリ線２２から電力を装
置本体へ給電するための集電子２２，通信用フィーダ線
２０との間で微弱無線方式により通信を行うためのアン
テナ１１も取り付けられる。本発明は、給電用トロリ線
２２に用いられる絶縁材料２３，トロリ線ホルダ２０
２、及び通信用フィーダ線２０に用いられる絶縁材料及
びフィーダ線ホルダ２０１を高分子系材料を用いずに高
耐放射線性材料を用いることを特徴としている。
行レール１００の内部には、駆動用チェーン２１，給電
用トロリ線２２，絶縁材料２３，トロリ線ホルダ２０
２，通信用フィーダ線２０，フィーダ線ホルダ２０１が
取り付けられ、走行レール100には走行台車１が走る。
走行台車１には雲台，制御・駆動回路及びセンサユニッ
トを取り付けるためのプレート２が取り付けられる。ま
た、走行台車１には、給電用トロリ線２２から電力を装
置本体へ給電するための集電子２２，通信用フィーダ線
２０との間で微弱無線方式により通信を行うためのアン
テナ１１も取り付けられる。本発明は、給電用トロリ線
２２に用いられる絶縁材料２３，トロリ線ホルダ２０
２、及び通信用フィーダ線２０に用いられる絶縁材料及
びフィーダ線ホルダ２０１を高分子系材料を用いずに高
耐放射線性材料を用いることを特徴としている。
【００１４】以下にその部分における構成を詳細に説明
する。
する。
【００１５】図２は、図１における通信用フィーダ線２
０の絶縁材料及びホルダ２０１にセラミック系材料を使
用した例である。通信用フィーダ線の導体２０ａは絶縁
材料及びホルダ２０１ａにより走行用レール１００にボ
ルト３００を用いて固定される。この場合、通信用フィ
ーダ線の導体２０ａは絶縁材料及びホルダ２０１ａによ
り任意の間隔をおいて走行用レール１００に固定されれ
ば十分である。
０の絶縁材料及びホルダ２０１にセラミック系材料を使
用した例である。通信用フィーダ線の導体２０ａは絶縁
材料及びホルダ２０１ａにより走行用レール１００にボ
ルト３００を用いて固定される。この場合、通信用フィ
ーダ線の導体２０ａは絶縁材料及びホルダ２０１ａによ
り任意の間隔をおいて走行用レール１００に固定されれ
ば十分である。
【００１６】次に図１における給電用トロリ線２２の絶
縁材料２３及びホルダ２０２にセラミック系材料を使用
した例を図３に示す。給電用トロリ線の導体２２は、絶
縁材料及びホルダ２０１ｂにより走行用レール１００に
ボルト２０２ｂを用いて固定される。この場合も図２に
示す通信用フィーダ線２０ａ同様に給電用トロリ線の導
体２２は絶縁材料及びホルダ２０１ｂにより任意の間隔
をおいて走行用レール１００に固定される。絶縁材料及
びホルダ２０１ｂが間隔をあけて取り付けられることを
可能にするため、トロリ線の導体２２の断面は、集電子
１０が摺動するときに外れにくくなるようには溝を付け
た形状とし、トロリ線の導体は絶縁材料及びホルダ２０
１ｂとの間で上下方向の固定をするために、トロリ線の
導体２２の側面に凹凸を付けた断面形状としている。従
って、絶縁材料及びホルダ201bとトロリ線の導体２２は
はめこむだけで十分に走行用レール１００に固定するこ
とができる。また、固定用のボルト２０２ｂも絶縁効果
を高めるためにセラミックス系の材料のものを用いるこ
とが望ましい。更に、図４に示す絶縁材料及びホルダ２
０１ｃのようにホルダ２０１ｃの両側でホルダ２０１ｃ
と走行用レール100をボルト・ナット２０２ｃを用いて
固定する方法も有効である。図５に示すトロリ線の導体
２２を走行用レール１００に固定する方法は、図３，図
４に示した方法とは異なり、トロリ線の導体２２と走行
用レール１００の間に絶縁用プレート２０１ｄをはさ
み、固定用ボルト２０２ｄをトロリ線の導体２２に直接
捩じ込み固定する方法である。この場合、トロリ線の導
体２２は、上下方向の固定を取り付けようボルト２０２
ｄにより行うため、トロリ線の導体２２の側面に凹凸を
付ける必要も無い。但し、トロリ線の導体２２の断面
は、集電子１０が摺動するときに外れにくくなるように
溝を付けた形状とするべきであることは明らかである。
縁材料２３及びホルダ２０２にセラミック系材料を使用
した例を図３に示す。給電用トロリ線の導体２２は、絶
縁材料及びホルダ２０１ｂにより走行用レール１００に
ボルト２０２ｂを用いて固定される。この場合も図２に
示す通信用フィーダ線２０ａ同様に給電用トロリ線の導
体２２は絶縁材料及びホルダ２０１ｂにより任意の間隔
をおいて走行用レール１００に固定される。絶縁材料及
びホルダ２０１ｂが間隔をあけて取り付けられることを
可能にするため、トロリ線の導体２２の断面は、集電子
１０が摺動するときに外れにくくなるようには溝を付け
た形状とし、トロリ線の導体は絶縁材料及びホルダ２０
１ｂとの間で上下方向の固定をするために、トロリ線の
導体２２の側面に凹凸を付けた断面形状としている。従
って、絶縁材料及びホルダ201bとトロリ線の導体２２は
はめこむだけで十分に走行用レール１００に固定するこ
とができる。また、固定用のボルト２０２ｂも絶縁効果
を高めるためにセラミックス系の材料のものを用いるこ
とが望ましい。更に、図４に示す絶縁材料及びホルダ２
０１ｃのようにホルダ２０１ｃの両側でホルダ２０１ｃ
と走行用レール100をボルト・ナット２０２ｃを用いて
固定する方法も有効である。図５に示すトロリ線の導体
２２を走行用レール１００に固定する方法は、図３，図
４に示した方法とは異なり、トロリ線の導体２２と走行
用レール１００の間に絶縁用プレート２０１ｄをはさ
み、固定用ボルト２０２ｄをトロリ線の導体２２に直接
捩じ込み固定する方法である。この場合、トロリ線の導
体２２は、上下方向の固定を取り付けようボルト２０２
ｄにより行うため、トロリ線の導体２２の側面に凹凸を
付ける必要も無い。但し、トロリ線の導体２２の断面
は、集電子１０が摺動するときに外れにくくなるように
溝を付けた形状とするべきであることは明らかである。
【００１７】また、走行用レール１００は、走行ルート
により直線の形状ばかりではなく曲線も必要である。曲
線部に用いる給電用トロリ線２２の例を図６に示す。ト
ロリ線２２は必要な曲線部の半径Ｒにあわせて精度良く
曲げる必要が有るため、図３，図４，図５に示したよう
な任意の間隔を持ってトロリ線を固定することで問題が
ある場合には図６に示すように、トロリ線の導体２２を
全体的に包み込むように絶縁材料２０３により固定する
ことが望ましい場合がある。このようにトロリ線の導体
２２全体を絶縁材料２０３で包み込み固定するのは図６
に示している水平な曲がりばかりではなく、鉛直方向の
曲がりに置いても有効であることは明白である。更に、
トロリ線ばかりでなく、通信用フィーダ線でも曲がりレ
ール部分できちんとした平行を保つため同様な方法によ
り走行レール１００に固定することは有効である。
により直線の形状ばかりではなく曲線も必要である。曲
線部に用いる給電用トロリ線２２の例を図６に示す。ト
ロリ線２２は必要な曲線部の半径Ｒにあわせて精度良く
曲げる必要が有るため、図３，図４，図５に示したよう
な任意の間隔を持ってトロリ線を固定することで問題が
ある場合には図６に示すように、トロリ線の導体２２を
全体的に包み込むように絶縁材料２０３により固定する
ことが望ましい場合がある。このようにトロリ線の導体
２２全体を絶縁材料２０３で包み込み固定するのは図６
に示している水平な曲がりばかりではなく、鉛直方向の
曲がりに置いても有効であることは明白である。更に、
トロリ線ばかりでなく、通信用フィーダ線でも曲がりレ
ール部分できちんとした平行を保つため同様な方法によ
り走行レール１００に固定することは有効である。
【００１８】これまで記述してきたような方法により、
給電用トロリ線の導体２２を走行レール１００に固定す
る場合、二本のトロリ線の導体２２で、きちんとした平
行が保たれるように固定した場合、二本の給電用トロリ
線の導体２２を通信用フィーダ線２０ａと兼用して用い
ることも可能となる。
給電用トロリ線の導体２２を走行レール１００に固定す
る場合、二本のトロリ線の導体２２で、きちんとした平
行が保たれるように固定した場合、二本の給電用トロリ
線の導体２２を通信用フィーダ線２０ａと兼用して用い
ることも可能となる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、移動式監視装置の走行
用レールに組み込まれる給電用トロリ線及び通信用ケー
ブルそれぞれの絶縁材料及びホルダ材料として、高耐放
射線性材料を使用することにより、高放射線領域に移動
式監視装置を適用可能とする。
用レールに組み込まれる給電用トロリ線及び通信用ケー
ブルそれぞれの絶縁材料及びホルダ材料として、高耐放
射線性材料を使用することにより、高放射線領域に移動
式監視装置を適用可能とする。
【図１】走行レールの断面図。
【図２】通信用フィーダ線。
【図３】給電用トロリ線。
【図４】給電用トロリ線。
【図５】給電用トロリ線。
【図６】曲がりレール用トロリ線。
２０…通信用フィーダ線、２２…給電用トロリ線、２３
…給電用トロリ線用絶縁材料、１００…走行用レール。
…給電用トロリ線用絶縁材料、１００…走行用レール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正樹 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (4)
- 【請求項１】点検ルートに給電用トロリ線と通信用フィ
ーダ線を組み込んだ走行用レールを敷設し、前記走行用
レールに沿って走行台車を走らせ、前記走行台車には各
種センサを組み込んだセンサユニットを雲台を介して取
り付け地上の操作盤との通信を行う通信装置、給電用ト
ロリ線から電力を受電する集電子とそれらのための制御
・駆動回路を搭載し、地上には遠隔あるいは自動運転を
行うための操作盤を設置した移動式監視装置において、
前記走行用レールに組み込まれた前記給電用トロリ線及
び前記通信用フィーダ線の絶縁材料及びホルダ材料に高
耐放射線性材料を使用したことを特徴とする移動式監視
装置。 - 【請求項２】請求項１において、セラミック系材料を用
いた移動式監視装置。 - 【請求項３】請求項１において、通信用フィーダ線との
間で微弱無線方式により通信を行う移動式監視装置。 - 【請求項４】請求項３において、前記走行レール内に組
み込まれた二本の前記給電用トロリ線を前記通信用フィ
ーダ線と兼用して用い、微弱無線方式により通信を行う
移動式監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19448693A JP3156454B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動式監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19448693A JP3156454B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動式監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749397A true JPH0749397A (ja) | 1995-02-21 |
| JP3156454B2 JP3156454B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=16325340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19448693A Expired - Fee Related JP3156454B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動式監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156454B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104512704A (zh) * | 2013-10-04 | 2015-04-15 | 韩国Conveyor工业株式会社 | 无线通信方式的装载物移送系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6063227B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-01-18 | 日本ヒューム株式会社 | 杭吊り装置、杭、および杭の埋設方法 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19448693A patent/JP3156454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104512704A (zh) * | 2013-10-04 | 2015-04-15 | 韩国Conveyor工业株式会社 | 无线通信方式的装载物移送系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3156454B2 (ja) | 2001-04-16 |
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