JPH0749307Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0749307Y2
JPH0749307Y2 JP1683489U JP1683489U JPH0749307Y2 JP H0749307 Y2 JPH0749307 Y2 JP H0749307Y2 JP 1683489 U JP1683489 U JP 1683489U JP 1683489 U JP1683489 U JP 1683489U JP H0749307 Y2 JPH0749307 Y2 JP H0749307Y2
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JP
Japan
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air
fluid
flow path
port
outlet
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JP1683489U
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JPH02109956U (ja
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春信 水上
文男 近藤
博紀 濃添
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は局部空間内の空気を温調又は浄化するのに好適
な空気調和装置に関する。
(従来の技術) 本出願人は第3図に示す流体の給排ノズルについて特許
出願した。(特願昭63-511) 第3図において、1は円管状吸入管、2は吸入管1のま
わりにこれと同芯に配設された吐出管、4は吸入管1の
下端によって限界された流体吸込口、5は流体吸込口4
まわりに吸入管1と吐出管2の下端によって限界された
流体吐出口、6は空気調和機、7は天井である。
流体吐出口5から吐出される空気は吸入管1の下端に設
けられたコーン1a及び吐出管2の下端に設けられたコー
ン2aによって放射状に角度α拡げられるようになってい
る。
第4図に示すように、吐出流体の拡がり角αを45°以上
とし、かつ、流体吸込口4から吸い込まれる流量Qsと流
体吐出口5から吐出される流量Qdとの比Qs/Qdを0.5以下
とすると、流体吸込可能距離Lと流体吐出口5の直径D
と比L/Dを急激に大きくできる。
しかして、流体吸込口4から吸い込まれた空気は吸入管
1、吸入ダクト9を経て空気調和機6内に入り、ここで
外気取入口10から取り入れられた温度t1の室内空気と混
合された後、熱交換器11を流過することによって冷却さ
れて温度t2となり、送風機12によって付勢され、吐出ダ
クト13、吐出管2を経て流体吐出口5から噴流となって
室14内に吹き出され、再循環領域R内の人15を冷房す
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の装置においては、流体吐出口5から吹き出さ
れた噴流の内層部は再循環領域Rを通って流体吸込口4
から吸い込まれて循環するが、噴流の外層部は床16に衝
突して外側に反転し、室14内に拡散してしまう。従っ
て、空気調和機6は室内空気を空気取入口10から(Qd-Q
s)だけ吸入してこれを冷却しなければならないため、
温度差(t1-t2)を大きくするには空気調和機6の能力
を大きくしなければならないという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提案されたものであ
って、その要旨とするところは、室内の天井に配設され
て下方に開口する空気吸込口と、この空気吸込口のまわ
りから空気をコーン状に吹き出す空気吹出口と、上記空
気吸込口と上記空気吹出口とを連通する空気流路と、こ
の空気流路中に介装され上記空気吸込口から吸い込まれ
た空気を冷却、加熱又は除塵して上記空気吹出口に強制
的に送る空気処理装置と、上記空気流路から独立した第
2の空気流路と連通し、この第2の空気流路内に配設さ
れた送風機によって付勢された空気を上記空気吹出口の
まわりからコーン状に吹き出す第2の空気吹出口を設け
たことを特徴とする空気調和装置にある。
(作用) 本考案においては、上記構成を具えているため、送風機
によって付勢された空気は第2の空気流路を経て第2の
空気吹出口から室内にコーン状に吹き出されて空気吹出
口から吹き出されたコーン状の気流の外側をこれと平行
に流れて被覆する。空気吹出口から吹き出された空気は
その殆ど全量が再循環領域を通って空気吸込口より吸い
込まれ、この空気は空気流路を通って空気処理装置に入
りここで冷却、加熱又は浄化されて強制的に空気吹出口
に送られる。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図及び第2図に示されている。
吐出管2のまわりに第2の空気流路を限界する吐出管20
がこれと同芯に配設され、この第2の空気流路内には送
風機22が配設されている。
流体吐出口、即ち、空気吹出口5のまわりには第2の空
気吹出口21が限界され、この第2の空気吹出口21は第2
の空気流路と連通している。流体吸込管、即ち、空気吸
込口4は吸込管1、吸入ダクト9、吐出ダクト13、吐出
管2等からなる空気流路を介して空気吹出口5に連通
し、この空気流路中には空気処理装置6が介装されてい
る。そして、この空気流路には空気取入口が設けられて
いない。
他の構成は第3図に示す従来のものと同様であり、対応
する部材には同じ符号が付されている。
しかして、空気調和機6の運転時、流体吸込口4から吸
い込まれた空気は吸込管1、吸入ダクト9を通って空気
調和機6内に入り、熱交換器11を流過することによって
冷却された後、送風機12によって付勢され吐出ダクト1
3、吐出管2を経て流体吐出口5から噴流となって室14
内に吹き出され、再循環領域R内の人15や物を冷房す
る。
これと同時に送風機22が運転されるので、第2の吐出管
20に吸込まれた空気が第2の流体吐出口21から吹き出さ
れ、流体吐出口5から吹き出された冷風のまわりをこれ
を被覆しながら平行に流れて床16に衝突し、外側に反転
して室14内に拡散する。なお、第2の流体吐出口21から
吹き出される風量は冷風と同じ又はそれ以上が望まし
い。
しかして、流体吐出口5から吹き出された冷風の殆ど全
ては再循環領域Rの外に逃げることなく流体吸込口4か
ら吸い込まれて空気調和機6内に循環する。かくして、
空気調和機6は高温の空気を吸い込むことはなく、従っ
て、温度t2の再循環空気を冷却すれば良いので、所望の
温度差(t2-t1)を得るために必要な空気調和機6の能
力は第2図に示すように従来のものに比し大巾に小さく
できる。
以上、流体吐出口5から冷風を吹き出す場合について説
明したが、温風、浄化空気、新鮮空気を吹き出す場合も
同様の効果を奏する。
(考案の効果) 本考案においては、第2の空気吹出口から室内に吹き出
された空気が空気吹出口から吹き出された調和空気の気
流の外側をこれと平行に流れて被覆するので、空気吹出
口から室内に吹き出された調和空気が室内に拡散するこ
となくその殆ど全量が再循環領域を通って空気吸込口よ
り吸い込まれる。
この結果、空気流路中に新しい空気を取り入れる必要が
なくなり、空気吸込口から吸い込まれた空気のみを空気
処理装置によって冷却、加熱又は除塵すれば足りるの
で、その能力を大巾に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す略示的断面図、第2図
は温度差と空気調和機の能力との関係を示す線図であ
る。第3図は従来例を示す略示的断面図、第4図は吐出
流体流量と吸込流量との比に対する流体吸込可能距離と
吐出流体の拡り角度との関係を示す線図である。 流体吸込口……4、流体吐出口……5、コーン……1a、
2a、第2の流体吐出口……21

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の天井に配設されて下方に開口する空
    気吸込口と、この空気吸込口のまわりから空気をコーン
    状に吹き出す空気吹出口と、上記空気吸込口と上記空気
    吹出口とを連通する空気流路と、この空気流路中に介装
    され上記空気吸込口から吸い込まれた空気を冷却、加熱
    又は除塵して上記空気吹出口に強制的に送る空気処理装
    置と、上記空気流路から独立した第2の空気流路と連通
    し、この第2の空気流路内に配設された送風機によって
    付勢された空気を上記空気吹出口のまわりからコーン状
    に吹き出す第2の空気吹出口を設けたことを特徴とする
    空気調和装置。
JP1683489U 1989-02-17 1989-02-17 空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0749307Y2 (ja)

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JPH02109956U JPH02109956U (ja) 1990-09-03
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