JP2535520B2 - 空調装置用給気口 - Google Patents

空調装置用給気口

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JP2535520B2
JP2535520B2 JP61290216A JP29021686A JP2535520B2 JP 2535520 B2 JP2535520 B2 JP 2535520B2 JP 61290216 A JP61290216 A JP 61290216A JP 29021686 A JP29021686 A JP 29021686A JP 2535520 B2 JP2535520 B2 JP 2535520B2
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正彦 西室
利明 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建家等の内部に設置される空調装置の給気
口に関する。
〔従来の技術〕
従来、建家等の内部に設置される空調装置としては、
例えば第4図に示すものが知られている。
即ち、建家Aの機械室Bに据え付けられた空調機C
と、空調機Cと接続して建家Aの内部の天井板D裏等に
配設された給気ダクトEと、給気ダクトEから分岐して
空調を行なう室F内に開口して設けられた給気口Gと、
前記室Fと空調機Cとを連通する排気ダクトHとからな
る。
空調機CはフィルタC1,熱交換器C2,送風機C3を備えて
おり、フィルタC1を通過した清澄な空気を熱交換器C2で
加熱または冷却して調和空気CAを主成し、送風機C3で送
り出すようになっている。空調機Cから送り出された調
和空気CAは、給気ダクトEを通過して給気口Gから室F
内に供給される。また、室F内の空気は排気ダクトHに
よって空調機Cに吸引される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述の第4図に示す従来の技術では、空調を行なう室
Fの空気の殆どを空調機Cへ循環させることになるの
で、各機器を大型化せざるを得ず、設計,施工が面倒で
あるという問題がある。
また、前記循環に伴って第4図矢印方向へ一定した空
気の流れが形成されるため、この流れからの遠近によっ
て体感温度が大きく異なり、空調運転を面倒にするとい
う問題がある。
さらに、前記体感温度の相違等室温の分布が不均一の
場合に、これを積極的に修正する手段がないという問題
がある。
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的は、空調装置を小型簡素化すると共
に、その空調運転を有効かつ簡便に行なえる空調装置用
給気口を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る空調装置用給気口は、三重の筒形状を為
し、最内周の筒部には、端部に開閉自在なダンパを設
け、中間の筒部には、最内周の筒部とフィルタを介して
連通し、最外周の筒部には、給気ダクトと接続すると共
に下端部に中間の筒部に向かって傾斜する傾斜板を設
け、中間の筒部と最外周の筒部には、下部に両者に連通
する吹出口を形成し、中間の筒部の傾斜部位と最外周の
傾斜板とで調和空気の吹出口を形成していることを特徴
とするものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、空調機よりの送風による誘引作用
によって空調空気と室内空気とを混合させることで、各
給気口周りにおいて循環を行なわせ、給気量の低減によ
り装置が小型簡素化される。また、空調機のファンの駆
動またはダスト途中または吹出口に付属する風量制御装
置を制御することにより、各給気口周りにおいて温度調
整を行なうことができ、空調運転が有効かつ簡便に行な
える。さらに、給気口から吹出口への過程でフィルタに
より室内空気の清浄化がなされるため、調和空気と室内
空気の混合は調和空気の汚染をもたらすことにはならな
い。従って、給気ダクトから送り出される調和空気の量
を少なくすることができる。また、フィルタを介して導
入された室内空気は中間の筒部の傾斜部位と最外周の傾
斜板とで形成されるイジェクター機構をなす調和空気の
吹出口によって誘因され確実に調和空気と混合されるこ
とになる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係る空調装置給気口の実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図および第2図は本実施例に係る給気口Gの詳細
な構造例を示すものである。
図に示す給気口Gは、三重の円筒形状(多角形状も
可)をしており、フィルタ5は最内周の筒部11に収納さ
れ、その上部にはアクチュエータ2によって開閉される
ダンパ3が設けられその下部は開口されている。三重の
円筒形状の最外周の筒部13は給気ダクトEと接続し調和
空気CAの吹出口4となっており、残りの中間の筒部12は
最内周の筒部13とフィルタ5を介して連通し室内空気RA
の誘引混合のための吹出口6となっている。この吹出口
6は、中間の筒部12の他端部に設けた最外周側に傾斜す
る傾斜板12aと最外周の筒部13の下部側に設けた中間の
筒部12側に向かって傾斜する傾斜板13aによって形成さ
れ調和空気の吹出口13bと、混合空気の吹出口14との間
に形成されている。従って、吹出口6では、調和空気の
吹出口13bからの調和空気の吹出に伴われて室内空気RA
が第2図の矢印のように誘因される。なお、給気ダクト
Eと最外周の筒部との接続部には調整弁7(風量調整
弁)が設けられる。
第1図はダンパ3を閉じ、空調機より送風する状態を
示す。空調機よりの送風により誘引されて最内周の筒部
に吸入された室内空気Rは、その途中においてフィルタ
5を通って吹出口6から吹き出し、隣りの吹出口4から
吹き出す調和空気CAと混合するようになっている。すな
わち、給気口G周りで調和空気CAと室内空気RAとが混合
循環するようになっている。
このような室内空気RAの給気口Gへの出入は、従来の
技術における排気ダクトHへの循環を短縮した構成とな
っている。そして、この出入においてフィルタ5を通過
することにより室内空気RAの清浄化がなされるため、調
和空気CAと室内空気RAの混合は調和空気CAの汚染をもた
らすことにはならない。従って、給気ダクトEから送り
出される調和空気CAの量は少なくてすむことになり、給
気ダクトEを小型化できることになる。さらに、両空気
CA,RAの混合は温度の調整をも意味することになり、空
調機のファンまたは風量調整弁7を制御することで(送
風量が変わることで誘引比が変化して)温度調整が行な
えることになる。
第2図はダンパ3を開き、天井内空気RA′を吸入する
状態を示す。天井内空気RA′は、フィルタ5から最内周
の筒部すなわち吹出口6に吸入される。
なお、ダンパ3は図面ではファン1の下流側に設けた
が、上流側、即ち室内側に設けてもよい。
第3図は第1図,第2図の給気口Gの制御手段を示す
もので、室F内にセンサ(温度,二酸化炭素濃度等)8
を取り付け、コントローラ9を介してアクチュエータ2,
調整弁7を制御するようにしたものである。この制御手
段を採ると、設定した環境に適応するように各機器を制
御して両空気CA,RA(またはRA′)の混合がなされるこ
とになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る空調装置給気口によれば、
給気ダクトの小型化により装置の小型簡素化がなされる
ため、設計,施工が容易となる効果がある。また、風量
制御弁を制御することで各給気口周りで温度等の調整を
行なうことができ、また、従来の技術のような不必要な
空気の流れが形成されないため、空調運転が有効且つ簡
便に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る空調装置給気口の実施例を示す断
面図、第2図は図1のダンパを開いた状態を示す断面
図、第3図は第1図および第2図の給気口の制御手段を
示す回路図、第4図は従来例を示す側面図である。 1……ファン、3……ダンパ、4……調和空気CAの吹出
口、5……フィルタ、6……室内空気RAの誘引混合のた
めの吹出口、11……最内周の筒部、12……中間の筒部、
12a……最外周側に傾斜する傾斜板、13……三重の円筒
形状の最外周の筒部、13a……最外周の筒部13の下部側
に設けた中間の筒部12側に向かって傾斜する傾斜板、13
b……調和空気の吹出口、14……混合空気の吹出口、C
……空調機、E……給気ダクト、G……給気口、CA……
調和空気、RA……室内空気、RA′……天井空気。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三重の筒形状を為し、 最内周の筒部には、端部に開閉自在なダンパを設け、 中間の筒部には、最内周の筒部とフィルタを介して連通
    し、 最外周の筒部には、給気ダクトと接続すると共に下端部
    に中間の筒部に向かって傾斜する傾斜板を設け、 中間の筒部と最外周の筒部には、下部に両者に連通する
    吹出口を形成し、 中間の筒部の傾斜部位と最外周の傾斜板とで調和空気の
    吹出口を形成していることを特徴とする空調装置用給気
    口。
JP61290216A 1986-12-05 1986-12-05 空調装置用給気口 Expired - Fee Related JP2535520B2 (ja)

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