JPH0749069Y2 - 回転軸の磁気浮上式軸受装置 - Google Patents
回転軸の磁気浮上式軸受装置Info
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- JPH0749069Y2 JPH0749069Y2 JP1992008738U JP873892U JPH0749069Y2 JP H0749069 Y2 JPH0749069 Y2 JP H0749069Y2 JP 1992008738 U JP1992008738 U JP 1992008738U JP 873892 U JP873892 U JP 873892U JP H0749069 Y2 JPH0749069 Y2 JP H0749069Y2
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- JP
- Japan
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- rotating shaft
- permanent magnet
- rotary shaft
- fixed
- protrusion
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/0408—Passive magnetic bearings
- F16C32/0423—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other
- F16C32/0427—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for axial load mainly
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば回転飾り付き置
時計に用いられる回転軸の磁気浮上式軸受装置に関する
ものである。
時計に用いられる回転軸の磁気浮上式軸受装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より回転飾りを固着した回転軸は、
通常、起立状態で回転可能に軸受けしてある。この構成
の場合、回転軸に作用するスラスト力を互いに反発し合
う１対の磁石で受けることによって、重力により下の軸
受に係る大きい力を緩和し、上下の軸受にてバランス良
く回転軸を受けるようにしている。例えば実公昭６０−
２１８２１号、実公昭６０−２１８１７号，実公昭６０
−３９８２８号の各公報には、回転軸を磁気浮上させて
軸受けしたものが示されおり、この回転軸を駆動するた
めの機構として、ヒゲゼンマイ及びテンワを用いてい
る。
通常、起立状態で回転可能に軸受けしてある。この構成
の場合、回転軸に作用するスラスト力を互いに反発し合
う１対の磁石で受けることによって、重力により下の軸
受に係る大きい力を緩和し、上下の軸受にてバランス良
く回転軸を受けるようにしている。例えば実公昭６０−
２１８２１号、実公昭６０−２１８１７号，実公昭６０
−３９８２８号の各公報には、回転軸を磁気浮上させて
軸受けしたものが示されおり、この回転軸を駆動するた
めの機構として、ヒゲゼンマイ及びテンワを用いてい
る。
【０００３】また、実公昭４３−３１７６４号公報に
は、電動機の回転軸を垂直支持し、この回転軸を磁気浮
上させているものが示されている。
は、電動機の回転軸を垂直支持し、この回転軸を磁気浮
上させているものが示されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記の第１の例に示さ
れているヒゲゼンマイ及びテンワを用いたものは、ヒゲ
ゼンマイと、永久磁石が固着されたテンワと、コイル
と、１対の磁気浮上用の永久磁石とが回転軸の軸方向に
沿って位置しているので、厚みが厚くなり、また上記の
第２の例に示されている電動機も同様であり、これらを
例えば置時計などの回転飾りの回転軸に用いると、回転
飾りより下の厚みが全面的に厚くなり、これを置時計な
どの枠体に取り付けると、その周辺部分に余分な空間が
生じることになり、見苦しくかつ無駄の多いものとな
る。
れているヒゲゼンマイ及びテンワを用いたものは、ヒゲ
ゼンマイと、永久磁石が固着されたテンワと、コイル
と、１対の磁気浮上用の永久磁石とが回転軸の軸方向に
沿って位置しているので、厚みが厚くなり、また上記の
第２の例に示されている電動機も同様であり、これらを
例えば置時計などの回転飾りの回転軸に用いると、回転
飾りより下の厚みが全面的に厚くなり、これを置時計な
どの枠体に取り付けると、その周辺部分に余分な空間が
生じることになり、見苦しくかつ無駄の多いものとな
る。
【０００５】そこで本考案の目的は、起立状態の回転軸
を磁気浮上させて軸受けした際に、厚みが大きくなる部
分の面積を極力小さくし、その他の部分では厚みを薄く
し、置時計などに使用した場合に余分な空間や無駄を生
じないようにする。
を磁気浮上させて軸受けした際に、厚みが大きくなる部
分の面積を極力小さくし、その他の部分では厚みを薄く
し、置時計などに使用した場合に余分な空間や無駄を生
じないようにする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における回転軸の磁気浮上式軸受装置は、回
転軸が、中板を貫通して上ケースと下ケースとで重力方
向に起立状態で回転自在に軸受けしてあり、回転軸の上
ケースと中板との間に、可動側の永久磁石が固着してあ
り、中板の上面に、可動側の永久磁石の下面に対向しか
つ磁気的に相反発する固定側の永久磁石が固着してあ
り、上ケースには、回転軸の軸受部を中心とする突出部
が設けてあり、両永久磁石は、この突出部により形成さ
れる空間内に位置してあり、回転軸の中板から下方への
突出端部に設けた駆動歯車に、駆動源からの回転力が伝
達されるものである。
に、本考案における回転軸の磁気浮上式軸受装置は、回
転軸が、中板を貫通して上ケースと下ケースとで重力方
向に起立状態で回転自在に軸受けしてあり、回転軸の上
ケースと中板との間に、可動側の永久磁石が固着してあ
り、中板の上面に、可動側の永久磁石の下面に対向しか
つ磁気的に相反発する固定側の永久磁石が固着してあ
り、上ケースには、回転軸の軸受部を中心とする突出部
が設けてあり、両永久磁石は、この突出部により形成さ
れる空間内に位置してあり、回転軸の中板から下方への
突出端部に設けた駆動歯車に、駆動源からの回転力が伝
達されるものである。
【０００７】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
して説明する。図１及び図２に示すように、上ケース１
と下ケース２に設けた軸受部１ａと２ａとによって、回
転軸３が重力方向に起立状態で回転自在に軸支されてい
る。回転軸３は中板４の突部４ａの中心を貫通してお
り、上ケース１から上方への突出端に回転飾り５が固着
してある。また上ケース１と中板４との間の回転軸３
に、ブッシュ３ａが固着してあり、このブッシュ３ａに
可動側の永久磁石６が固着してある。中板の突部４ａに
は、永久磁石６の下面に対向して固定側の永久磁石７が
固着してある。両永久磁石６，７はその対向面で相互に
反発するように着磁してあり、その磁力は、回転軸３に
回転飾り５を取り付けた状態で、両永久磁石６，７が接
触せずに所定の間隙で対向するように設定され、磁気浮
上機構を構成している。
して説明する。図１及び図２に示すように、上ケース１
と下ケース２に設けた軸受部１ａと２ａとによって、回
転軸３が重力方向に起立状態で回転自在に軸支されてい
る。回転軸３は中板４の突部４ａの中心を貫通してお
り、上ケース１から上方への突出端に回転飾り５が固着
してある。また上ケース１と中板４との間の回転軸３
に、ブッシュ３ａが固着してあり、このブッシュ３ａに
可動側の永久磁石６が固着してある。中板の突部４ａに
は、永久磁石６の下面に対向して固定側の永久磁石７が
固着してある。両永久磁石６，７はその対向面で相互に
反発するように着磁してあり、その磁力は、回転軸３に
回転飾り５を取り付けた状態で、両永久磁石６，７が接
触せずに所定の間隙で対向するように設定され、磁気浮
上機構を構成している。
【０００８】回転軸３の中板４から下方への突出端部
に、駆動歯車８が相互に回転不能かつ軸方向に摺動可能
に連結してある。駆動歯車８には駆動源であるステップ
モータ９からの回転力が伝達される。即ち、ほぼＵ字状
をなすステータ１０の一方の脚片に駆動コイル１１が巻
回してあり、ステータ１０の先端部の間隙内に、ロータ
１２が下ケース２と中板４により回転自在に軸支してあ
る。ロータ１２に固着してある永久磁石１３は、ステー
タ１０と磁気的に結合して回転力を受けるものである。
に、駆動歯車８が相互に回転不能かつ軸方向に摺動可能
に連結してある。駆動歯車８には駆動源であるステップ
モータ９からの回転力が伝達される。即ち、ほぼＵ字状
をなすステータ１０の一方の脚片に駆動コイル１１が巻
回してあり、ステータ１０の先端部の間隙内に、ロータ
１２が下ケース２と中板４により回転自在に軸支してあ
る。ロータ１２に固着してある永久磁石１３は、ステー
タ１０と磁気的に結合して回転力を受けるものである。
【０００９】ロータカナ１２ａに歯車１４が噛合し、こ
の歯車のカナ１４ａに歯車１５が噛合している。歯車１
５は伝達軸１６に回転自在に嵌合しており、伝達軸と一
体形成してあるカナ１６ａに駆動歯車８が噛合し、これ
によりステップモータ９から駆動歯車８に至る伝達輪列
を構成している。歯車１５及び伝達軸１６はいずれも下
ケース２と中板４に回転自在に軸支してある。
の歯車のカナ１４ａに歯車１５が噛合している。歯車１
５は伝達軸１６に回転自在に嵌合しており、伝達軸と一
体形成してあるカナ１６ａに駆動歯車８が噛合し、これ
によりステップモータ９から駆動歯車８に至る伝達輪列
を構成している。歯車１５及び伝達軸１６はいずれも下
ケース２と中板４に回転自在に軸支してある。
【００１０】上に述べたように、歯車１５は伝達軸１６
に回転可能に軸支してあるが、伝達軸１６の下端部に円
板１７を圧入固着し、これにより歯車１５を伝達軸１６
から離脱不能に保持している。歯車１５と円板１７との
間にはコイルばね１８が介装してあり、コイルばね１８
の上端は歯車１５に、下端は円板１７にそれぞれ係止さ
れている。
に回転可能に軸支してあるが、伝達軸１６の下端部に円
板１７を圧入固着し、これにより歯車１５を伝達軸１６
から離脱不能に保持している。歯車１５と円板１７との
間にはコイルばね１８が介装してあり、コイルばね１８
の上端は歯車１５に、下端は円板１７にそれぞれ係止さ
れている。
【００１１】歯車１５の下面には、円板１７の外周部に
近接対向する突起１５ａが一体に垂下形成してあり、円
板１７の外周部には径方向に部分的に突出する突部１７
ａが一体に形成してある。コイルばね１８が自由状態
（ニュートラル位置）にある時には、突起１５ａと突部
１７ａとは１８０°の相反する位置にある。突起１５ａ
と突部１７ａとは通常の動作中に係合することはなく、
コイルばね１８が過大に巻き締められたり、あるいは巻
き緩められたりした時に係合し、コイルばね１８の破損
を防止するように作用する。
近接対向する突起１５ａが一体に垂下形成してあり、円
板１７の外周部には径方向に部分的に突出する突部１７
ａが一体に形成してある。コイルばね１８が自由状態
（ニュートラル位置）にある時には、突起１５ａと突部
１７ａとは１８０°の相反する位置にある。突起１５ａ
と突部１７ａとは通常の動作中に係合することはなく、
コイルばね１８が過大に巻き締められたり、あるいは巻
き緩められたりした時に係合し、コイルばね１８の破損
を防止するように作用する。
【００１２】ロックレバー２０は永久磁石６，７の近傍
に下ケース２から突設してある突部２ｂに回転自在に支
持してあり、同心円弧状のクリックアーム２０ａと、径
方向に延伸する傾斜面状のロッキングアーム２０ｂと、
ロッキングアームの上面に突出する突起２０ｃと、外方
に延伸するリセットアーム２０ｄとがそれぞれ一体形成
してある。ロッキングアーム２０ｂは永久磁石６と７と
の間に進入可能であり、その傾斜面で可動側の永久磁石
６を上方へ持ち上げ可能である。
に下ケース２から突設してある突部２ｂに回転自在に支
持してあり、同心円弧状のクリックアーム２０ａと、径
方向に延伸する傾斜面状のロッキングアーム２０ｂと、
ロッキングアームの上面に突出する突起２０ｃと、外方
に延伸するリセットアーム２０ｄとがそれぞれ一体形成
してある。ロッキングアーム２０ｂは永久磁石６と７と
の間に進入可能であり、その傾斜面で可動側の永久磁石
６を上方へ持ち上げ可能である。
【００１３】リセットアーム２０ｄの下方にプリント基
板２１が配設してあり、駆動コイル１１の両端が所定の
位置に接続してある。また駆動コイル１１へ駆動信号を
供給する図示しない回路をリセットするリセットスイッ
チを構成するばね片２２が、プリント基板２１上のリセ
ットアーム２０ｄの先端部と対向する位置に取り付けて
ある。またプリント基板２１上にクリックピン１９を突
設してあり、クリックアーム２０ａはこのクリックピン
１９を乗り越えて移動可能である。
板２１が配設してあり、駆動コイル１１の両端が所定の
位置に接続してある。また駆動コイル１１へ駆動信号を
供給する図示しない回路をリセットするリセットスイッ
チを構成するばね片２２が、プリント基板２１上のリセ
ットアーム２０ｄの先端部と対向する位置に取り付けて
ある。またプリント基板２１上にクリックピン１９を突
設してあり、クリックアーム２０ａはこのクリックピン
１９を乗り越えて移動可能である。
【００１４】上記のように磁気浮上機構を除いた部分
は、ステップモータ９及びこのモータから駆動歯車８へ
至る伝達輪列であり、下ケース２と中板４との間で輪列
が構成され、薄く形成することが可能である。しかし永
久磁石６，７を含む磁気浮上機構の部分は、輪列部分に
比べ、図１の上下方向が厚くなってしまう。したがって
上ケース１には、回転軸３を中心に所定の範囲に突出部
１ｂを形成してあり、この突出部１ｂにより形成される
空間１ｃ内に永久磁石６，７などの磁気浮上機構を位置
させている。
は、ステップモータ９及びこのモータから駆動歯車８へ
至る伝達輪列であり、下ケース２と中板４との間で輪列
が構成され、薄く形成することが可能である。しかし永
久磁石６，７を含む磁気浮上機構の部分は、輪列部分に
比べ、図１の上下方向が厚くなってしまう。したがって
上ケース１には、回転軸３を中心に所定の範囲に突出部
１ｂを形成してあり、この突出部１ｂにより形成される
空間１ｃ内に永久磁石６，７などの磁気浮上機構を位置
させている。
【００１５】このように磁気浮上機構の部分のみは厚み
が厚く、その他の伝達輪列の部分は厚みが薄いので、例
えば置時計などの底部に組み込む際には、伝達輪列の部
分の上ケース１の上面を置時計の底板の下面に対接固着
し、上ケース１の突出部１ｂのみを底板から上に突出さ
せる。こうすれば突出部１ｂ周辺の空間を必要に応じて
任意に利用でき、空間が無駄になることはない。
が厚く、その他の伝達輪列の部分は厚みが薄いので、例
えば置時計などの底部に組み込む際には、伝達輪列の部
分の上ケース１の上面を置時計の底板の下面に対接固着
し、上ケース１の突出部１ｂのみを底板から上に突出さ
せる。こうすれば突出部１ｂ周辺の空間を必要に応じて
任意に利用でき、空間が無駄になることはない。
【００１６】回転飾り５を駆動する時は、ステップモー
タ９に正・逆回転用の駆動信号が供給され、ロータ１２
が回転し、この回転が歯車１４，１５に伝達され、歯車
１５が回転することによりコイルばね１８にばね力がチ
ャージされ、コイルばね１８にチャージされたばね力に
よって円板１７が回転し、伝達軸１６，駆動歯車８を介
して回転軸３が正・逆回転駆動される。この様にコイル
ばね１８を介在させて回転を伝達しているので、歯車１
５が間歇的に歩進されても、円板１７，駆動歯車８及び
回転軸３へ伝達される回転トルクは平滑化され、回転飾
り５は滑らかに回転駆動される。
タ９に正・逆回転用の駆動信号が供給され、ロータ１２
が回転し、この回転が歯車１４，１５に伝達され、歯車
１５が回転することによりコイルばね１８にばね力がチ
ャージされ、コイルばね１８にチャージされたばね力に
よって円板１７が回転し、伝達軸１６，駆動歯車８を介
して回転軸３が正・逆回転駆動される。この様にコイル
ばね１８を介在させて回転を伝達しているので、歯車１
５が間歇的に歩進されても、円板１７，駆動歯車８及び
回転軸３へ伝達される回転トルクは平滑化され、回転飾
り５は滑らかに回転駆動される。
【００１７】回転飾り５の駆動を一時停止させたいとき
には、ロックレバー２０を図２の２点鎖線位置から実線
位置へ反時計方向に揺動させる。この揺動によりクリッ
クレバー２０ａがクリックピン１９を乗り越え、ロッキ
ングアーム２０ｂが永久磁石６と７との間に進入し、進
入につれて可動側の永久磁石６を介して回転軸３を上方
へ持ち上げてゆき、ブッシュ３ａが上ケース１に当接し
かつ突起２０ｃが永久磁石６の下面に当接することによ
って回転軸３の回転を両者の摩擦力により阻止し、した
がって回転飾り５はその運動を停止する。
には、ロックレバー２０を図２の２点鎖線位置から実線
位置へ反時計方向に揺動させる。この揺動によりクリッ
クレバー２０ａがクリックピン１９を乗り越え、ロッキ
ングアーム２０ｂが永久磁石６と７との間に進入し、進
入につれて可動側の永久磁石６を介して回転軸３を上方
へ持ち上げてゆき、ブッシュ３ａが上ケース１に当接し
かつ突起２０ｃが永久磁石６の下面に当接することによ
って回転軸３の回転を両者の摩擦力により阻止し、した
がって回転飾り５はその運動を停止する。
【００１８】ロックレバー２０は、揺動させる前の２点
鎖線の位置では、ばね片２２を押圧しておらず、したが
ってばね片２２はプリント基板２１から離れており、駆
動信号を供給する回路はセット状態にあって駆動信号を
供給している。これに対してロックレバー２０が揺動駆
動された実線の位置では、リセットアーム２０ｄがばね
片２２の先端方向へ移動してばね片２２を押圧し、した
がってばね片２２はプリント基板２１に弾接し、これに
より回路はリセットされ、駆動信号の供給を停止する。
鎖線の位置では、ばね片２２を押圧しておらず、したが
ってばね片２２はプリント基板２１から離れており、駆
動信号を供給する回路はセット状態にあって駆動信号を
供給している。これに対してロックレバー２０が揺動駆
動された実線の位置では、リセットアーム２０ｄがばね
片２２の先端方向へ移動してばね片２２を押圧し、した
がってばね片２２はプリント基板２１に弾接し、これに
より回路はリセットされ、駆動信号の供給を停止する。
【００１９】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案では回転
軸が起立状態で磁気浮上するように軸受けし、上ケース
に回転軸の軸受部を中心とする突出部を設け、この突出
部により形成される空間内に磁気浮上用の永久磁石等を
位置させるので、厚い部分の面積を最小にでき、その他
の部分の厚みは薄くでき、置時計などに使用した場合
に、余分な空間や無駄が生じない。
軸が起立状態で磁気浮上するように軸受けし、上ケース
に回転軸の軸受部を中心とする突出部を設け、この突出
部により形成される空間内に磁気浮上用の永久磁石等を
位置させるので、厚い部分の面積を最小にでき、その他
の部分の厚みは薄くでき、置時計などに使用した場合
に、余分な空間や無駄が生じない。
【図１】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図２】同上の要部の断面平面図である。
１ 上ケース １ａ 軸受部 １ｂ 突出部 １ｃ 空間 ２ 下ケース ３ 回転軸 ４ 中板 ６ 可動側の永久磁石 ７ 固定側の永久磁石 ８ 駆動歯車 ９ 駆動源（モータ）
Claims (1)
- 【請求項１】 回転軸が、中板を貫通して上ケースと下
ケースとで重力方向に起立状態で回転自在に軸受けして
あり、 上記回転軸の上記上ケースと上記中板との間に、可動側
の永久磁石が固着してあり、 上記中板の上面に、上記可動側の永久磁石の下面に対向
しかつ磁気的に相反発する固定側の永久磁石が固着して
あり、 上記上ケースには、上記回転軸の軸受部を中心とする突
出部が設けてあり、 上記両永久磁石は、上記突出部により形成される空間内
に位置してあり、 上記回転軸の上記中板から下方への突出端部に設けた駆
動歯車に、駆動源からの回転力が伝達されることを特徴
とする回転軸の磁気浮上式軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008738U JPH0749069Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 回転軸の磁気浮上式軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008738U JPH0749069Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 回転軸の磁気浮上式軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612828U JPH0612828U (ja) | 1994-02-18 |
| JPH0749069Y2 true JPH0749069Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=11701294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008738U Expired - Fee Related JPH0749069Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 回転軸の磁気浮上式軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749069Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11060553B2 (en) * | 2018-06-14 | 2021-07-13 | Kohler Co. | Anti-tampering device |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP1992008738U patent/JPH0749069Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11060553B2 (en) * | 2018-06-14 | 2021-07-13 | Kohler Co. | Anti-tampering device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0612828U (ja) | 1994-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |