JPH0748789B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH0748789B2 JPH0748789B2 JP2319630A JP31963090A JPH0748789B2 JP H0748789 B2 JPH0748789 B2 JP H0748789B2 JP 2319630 A JP2319630 A JP 2319630A JP 31963090 A JP31963090 A JP 31963090A JP H0748789 B2 JPH0748789 B2 JP H0748789B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機やファクシミリ等に用いられる画像読
取装置に係り、特に、結像レンズにより投影される原稿
画像と原稿画像を読み取る光電変換素子とを副走査方向
に相対移動させて原稿を光電的に読み取るようにした画
像読取装置に関する。
取装置に係り、特に、結像レンズにより投影される原稿
画像と原稿画像を読み取る光電変換素子とを副走査方向
に相対移動させて原稿を光電的に読み取るようにした画
像読取装置に関する。
従来の画像読取装置として、原稿を互いに対向する透明
な原稿ガイドガラスおよびバクアップ部材の間を通過さ
せ、バックアップ部材の反対側から照明光を原稿に照射
し、原稿からの反射光を収束性光伝送体アレーにより一
次元イメージセンサ上に結像させ、原稿を副走査方向に
移動させて原稿画像を光電的に読み取るようにしたもの
が知られている。このような従来の画像読取装置とし
て、例えば、第4図に示すような特開昭60−7241号公報
記載のもの、第5図に示すような特開昭62−142464号公
報、特開昭62−154854号公報および特開平1−213063号
公報に記載のものが知られている。
な原稿ガイドガラスおよびバクアップ部材の間を通過さ
せ、バックアップ部材の反対側から照明光を原稿に照射
し、原稿からの反射光を収束性光伝送体アレーにより一
次元イメージセンサ上に結像させ、原稿を副走査方向に
移動させて原稿画像を光電的に読み取るようにしたもの
が知られている。このような従来の画像読取装置とし
て、例えば、第4図に示すような特開昭60−7241号公報
記載のもの、第5図に示すような特開昭62−142464号公
報、特開昭62−154854号公報および特開平1−213063号
公報に記載のものが知られている。
第4図において、原稿7は原稿ガイドガラス6とバック
アッププレート9に案内され、照明光源5からの照射光
により照射される。詳しくは、照射光源5の照射光の光
束は光ファイバー束4の円形上の一端部4aに入射され、
主走査方向すなわち第4図における紙面垂直方向に延在
する原稿画像読取ライン8に沿って直線状に配置された
他端部4bから原稿7に照射される。原稿7からの反射光
は収束性光伝送体アレー3により等倍型一次元イメージ
センサ1に等倍で結像され、原稿7を第4図の矢印方向
すなわち副走査方向に移動させることにより、原稿画像
を光電的に読み取るようにしている。
アッププレート9に案内され、照明光源5からの照射光
により照射される。詳しくは、照射光源5の照射光の光
束は光ファイバー束4の円形上の一端部4aに入射され、
主走査方向すなわち第4図における紙面垂直方向に延在
する原稿画像読取ライン8に沿って直線状に配置された
他端部4bから原稿7に照射される。原稿7からの反射光
は収束性光伝送体アレー3により等倍型一次元イメージ
センサ1に等倍で結像され、原稿7を第4図の矢印方向
すなわち副走査方向に移動させることにより、原稿画像
を光電的に読み取るようにしている。
第5図に示す画像読取装置は、第4図の光ファイバー束
4および照明光源5の代わりに導光部材34および照明光
源35を設けたものである。導光部材34は、蛍光発光材を
含有した板状またはシート状の樹脂部材であり、照明光
源35は棒状ハロゲンランプまたは蛍光灯からなる。照明
光源35の光束は、導光部材34の採光面34aに入射され、
この光束により励起された励起光が導光部材34の長方形
状端面34bから射出され、原稿画像読取ライン8上の原
稿7を照射するようにしている。
4および照明光源5の代わりに導光部材34および照明光
源35を設けたものである。導光部材34は、蛍光発光材を
含有した板状またはシート状の樹脂部材であり、照明光
源35は棒状ハロゲンランプまたは蛍光灯からなる。照明
光源35の光束は、導光部材34の採光面34aに入射され、
この光束により励起された励起光が導光部材34の長方形
状端面34bから射出され、原稿画像読取ライン8上の原
稿7を照射するようにしている。
一方、照明光源に発光ダイオードアレーを用いた画像読
取装置も提案されており、このような装置は例えば第6
図のように示される。
取装置も提案されており、このような装置は例えば第6
図のように示される。
第6図において、透明な原稿ガイドガラス16に案内され
た原稿17は発光ダイオードアレー15a、15bの発光光束に
より照射され、発光ダイオードアレー15a、15bは保持部
材12a、12bの上部に設けられている。保持部材12a、12b
は等倍型一次元イメージセンサ11および収束性光伝送体
アレー13を保持している。原稿17からの反射光は収束性
光伝送体アレー13により等倍型一次元イメージセンサ11
に等倍で結像され、原稿17を第6図の矢印方向に移動さ
せることにより、原稿17の画像を光電的に読み取るよう
にしている。なお、第6図に示すような等倍型一次元イ
メージセンサユニットとして、例えば東芝社製CIPS601M
S1や松下電子部品社製EJS−A3401Dが知られており、こ
のようなユニットを用いることにより装置の小型化を図
ることができる。
た原稿17は発光ダイオードアレー15a、15bの発光光束に
より照射され、発光ダイオードアレー15a、15bは保持部
材12a、12bの上部に設けられている。保持部材12a、12b
は等倍型一次元イメージセンサ11および収束性光伝送体
アレー13を保持している。原稿17からの反射光は収束性
光伝送体アレー13により等倍型一次元イメージセンサ11
に等倍で結像され、原稿17を第6図の矢印方向に移動さ
せることにより、原稿17の画像を光電的に読み取るよう
にしている。なお、第6図に示すような等倍型一次元イ
メージセンサユニットとして、例えば東芝社製CIPS601M
S1や松下電子部品社製EJS−A3401Dが知られており、こ
のようなユニットを用いることにより装置の小型化を図
ることができる。
しかしながら、このような従来の画像読取装置にあって
は、下述のような理由のため、収束性光伝送体アレーや
一次元イメージセンサの位置決めが困難になり、また照
明光が不足しあるいは不均一になることにより読取画像
の質が低下し、また光源の照射光が収束性光伝送体アレ
ーに直接入射することによりフレア光が発生し、また収
束性光伝送体アレーの端面や一次元イメージセンサの受
光面にごみや塵あるいは埃が付着することにより不鮮明
画像や画像欠落が発生し、また原稿ガイドガラスが変形
する等の問題点があった。
は、下述のような理由のため、収束性光伝送体アレーや
一次元イメージセンサの位置決めが困難になり、また照
明光が不足しあるいは不均一になることにより読取画像
の質が低下し、また光源の照射光が収束性光伝送体アレ
ーに直接入射することによりフレア光が発生し、また収
束性光伝送体アレーの端面や一次元イメージセンサの受
光面にごみや塵あるいは埃が付着することにより不鮮明
画像や画像欠落が発生し、また原稿ガイドガラスが変形
する等の問題点があった。
すなわち、第6図に示すような従来の画像読取装置にあ
っては、収束性光伝送体アレー13や等倍型一次元イメー
ジセンサ11を保持する保持部材12a、12bが原稿ガイドガ
ラス16から離隔するように設けられているため、収束性
光伝送体アレー13や等倍型一次元イメージセンサ11の原
稿画像読取ライン18に対する位置決めが困難になってい
た。
っては、収束性光伝送体アレー13や等倍型一次元イメー
ジセンサ11を保持する保持部材12a、12bが原稿ガイドガ
ラス16から離隔するように設けられているため、収束性
光伝送体アレー13や等倍型一次元イメージセンサ11の原
稿画像読取ライン18に対する位置決めが困難になってい
た。
また、第6図に示すような画像読み取り装置にあって
は、一次元イメージセンサの読取走査周波数が2〜2.5M
Hz程度、すなわち、読取速度が25〜40mm/sec程度であれ
ば、充分な読み取り性能が得られるが、広幅な原稿画像
をより高速に読み取るには不適当である。
は、一次元イメージセンサの読取走査周波数が2〜2.5M
Hz程度、すなわち、読取速度が25〜40mm/sec程度であれ
ば、充分な読み取り性能が得られるが、広幅な原稿画像
をより高速に読み取るには不適当である。
何故ならば、第1に、収束性光伝送体アレー13は直径1m
m程度のロッドレンズを密接して形成されており、光軸
方向の両端面は平面状に研磨されており、これらの面に
ごみや塵や埃が付着すると、結像画像が損なわれ、良好
な画像読み取りが不可能になる。詳しくは、第6図に示
すようなものの場合、収束性光伝送体アレー13の等倍型
一次元イメージセンサ側の端面13bは保持部材12a、12b
と等倍型一次元イメージセンサを保持する基板10とによ
り密閉されているが、保持部材12a、12bの上面と原稿ガ
イドガラス16の下面との間をシール部材でシールした場
合、発光ダイオードアレー15a、15bの発熱により収束性
光伝送体アレー13が著しく熱変形することは避けられ
ず、開放状態にせざるを得なくなる。したがって、端面
13aのごみや塵や埃の付着を防止することはできない。
また、シール部材には、収束性光伝送体アレー13に直接
照明光が入射するのを防止し、フレアーの発生を防止す
る効果があるが、上述のように熱を発散させる必要があ
るため、設けることは困難である。
m程度のロッドレンズを密接して形成されており、光軸
方向の両端面は平面状に研磨されており、これらの面に
ごみや塵や埃が付着すると、結像画像が損なわれ、良好
な画像読み取りが不可能になる。詳しくは、第6図に示
すようなものの場合、収束性光伝送体アレー13の等倍型
一次元イメージセンサ側の端面13bは保持部材12a、12b
と等倍型一次元イメージセンサを保持する基板10とによ
り密閉されているが、保持部材12a、12bの上面と原稿ガ
イドガラス16の下面との間をシール部材でシールした場
合、発光ダイオードアレー15a、15bの発熱により収束性
光伝送体アレー13が著しく熱変形することは避けられ
ず、開放状態にせざるを得なくなる。したがって、端面
13aのごみや塵や埃の付着を防止することはできない。
また、シール部材には、収束性光伝送体アレー13に直接
照明光が入射するのを防止し、フレアーの発生を防止す
る効果があるが、上述のように熱を発散させる必要があ
るため、設けることは困難である。
第2に、原稿17の画像面を充分な照度で照明するために
発光ダイオードアレー15a、15bを極力原稿面に近接させ
ることが必要になり、その結果原稿ガイドガラス16の厚
さTが1.3〜3mm程度に制限され、このような主走査方向
に幅の広い原稿を案内可能な長大な透明ガラスの変形を
防止するのは非常に困難である。
発光ダイオードアレー15a、15bを極力原稿面に近接させ
ることが必要になり、その結果原稿ガイドガラス16の厚
さTが1.3〜3mm程度に制限され、このような主走査方向
に幅の広い原稿を案内可能な長大な透明ガラスの変形を
防止するのは非常に困難である。
第3に、等倍型一次元イメージセンサ11に入射する原稿
画像の光量を極力増大するためには、収束性光伝送体ア
レー13の光量伝達率を大きくする必要がある。さらに光
量伝達率を大きくするためには、収束性光伝送体アレー
13の光学的共役長、すなわち第6図における(L1+Z0+
L0)を極力短くする必要がある。例えば日本板硝子社製
のセルフォックレンズアレーを用いた場合、共役長48mm
では光量伝達率が0.8%であるのに対して共役長18mmで
は光量伝達率が6.2%にも達する。共役長18mmの場合、
収束性光伝送体アレー13の上面と原稿画像面との距離L1
が約4.8mm程度となり、第6図に示すような原稿照明用
の発光ダイオードアレー15a、15bを装着する空間がなく
なる。したがって、第6図に示すような構成において
は、収束性光伝送体アレー13は光学的共役長が48mm、収
束性光伝送体アレー13の上面から原稿画像面までの距離
L1が約14mmのものを使用するほかなく、発光ダイオード
アレー15a、15bを用いることにより、より原稿画像面に
近接して原稿画像面を効率的に照明し得る利点も、収束
性光伝送体アレーの光量伝達率の低下を補うことはでき
ない。この結果、原稿画像を良好にかつ高速に読み取る
ことができない。
画像の光量を極力増大するためには、収束性光伝送体ア
レー13の光量伝達率を大きくする必要がある。さらに光
量伝達率を大きくするためには、収束性光伝送体アレー
13の光学的共役長、すなわち第6図における(L1+Z0+
L0)を極力短くする必要がある。例えば日本板硝子社製
のセルフォックレンズアレーを用いた場合、共役長48mm
では光量伝達率が0.8%であるのに対して共役長18mmで
は光量伝達率が6.2%にも達する。共役長18mmの場合、
収束性光伝送体アレー13の上面と原稿画像面との距離L1
が約4.8mm程度となり、第6図に示すような原稿照明用
の発光ダイオードアレー15a、15bを装着する空間がなく
なる。したがって、第6図に示すような構成において
は、収束性光伝送体アレー13は光学的共役長が48mm、収
束性光伝送体アレー13の上面から原稿画像面までの距離
L1が約14mmのものを使用するほかなく、発光ダイオード
アレー15a、15bを用いることにより、より原稿画像面に
近接して原稿画像面を効率的に照明し得る利点も、収束
性光伝送体アレーの光量伝達率の低下を補うことはでき
ない。この結果、原稿画像を良好にかつ高速に読み取る
ことができない。
第4に、原稿画像を照明する光源として多数の小型発光
ダイオードを読取ライン18に沿ってアレー状に配列され
ているが、原稿画像面の照明による照度を増大させるた
めに、発光ダイオードを原稿画像面に近接させると、発
光ダイオードに近い小部分の照度のみが増大し、いわゆ
るスポット状の照度むらが生じ均一な照度を得ることが
できなく、むらのない良好な画像読み取りをすることが
できない。また逆に発光ダイオードを原稿画像面から離
間した位置に設ければ、比較的均一な照度になるが、良
好な読み取りに必要な照度を得ることができなくなる。
ダイオードを読取ライン18に沿ってアレー状に配列され
ているが、原稿画像面の照明による照度を増大させるた
めに、発光ダイオードを原稿画像面に近接させると、発
光ダイオードに近い小部分の照度のみが増大し、いわゆ
るスポット状の照度むらが生じ均一な照度を得ることが
できなく、むらのない良好な画像読み取りをすることが
できない。また逆に発光ダイオードを原稿画像面から離
間した位置に設ければ、比較的均一な照度になるが、良
好な読み取りに必要な照度を得ることができなくなる。
第5に、原稿17の画像面を均一かつ充分な照度で照射す
るように、発光ダイオードアレー15a、15bを密着して配
置された多数の発光ダイオードにより形成しているた
め、これらの発光ダイオードを点灯するための電力が大
きくなり、点灯による発熱の影響も無視することができ
なくなる。この結果、第6図に示すように冷却フィン14
a、14bを保持部材12a、12bに形成し、収束性光伝送体ア
レー13の熱変形によって生じる読取画像の劣化を防止す
るような手段を設ける必要がある。
るように、発光ダイオードアレー15a、15bを密着して配
置された多数の発光ダイオードにより形成しているた
め、これらの発光ダイオードを点灯するための電力が大
きくなり、点灯による発熱の影響も無視することができ
なくなる。この結果、第6図に示すように冷却フィン14
a、14bを保持部材12a、12bに形成し、収束性光伝送体ア
レー13の熱変形によって生じる読取画像の劣化を防止す
るような手段を設ける必要がある。
また、第4図に示すような従来の画像読取装置にあって
は、原稿画像の主走査方向の読み取り幅が300mm程度で
あれば光ファイバー束4の加工は比較的容易であるが、
読み取り幅が900mm程度になれば、光ファイバー束4の
制作が技術的に非常に困難になり、コストも増大するこ
とになる。また、光ファイバー束4の直線状端部4bから
射出される光束を原稿読取ライン8のライン上を均一に
照射することは容易ではなく、部分的な照度むらの発生
を免れることができない。
は、原稿画像の主走査方向の読み取り幅が300mm程度で
あれば光ファイバー束4の加工は比較的容易であるが、
読み取り幅が900mm程度になれば、光ファイバー束4の
制作が技術的に非常に困難になり、コストも増大するこ
とになる。また、光ファイバー束4の直線状端部4bから
射出される光束を原稿読取ライン8のライン上を均一に
照射することは容易ではなく、部分的な照度むらの発生
を免れることができない。
さらに、第5図に示すような画像読取装置にあっては、
原稿読み取り幅が大きいと、上述同様に導光部材34の制
作が困難になりコストも増大し、長方形状の端面34bか
ら射出される光束により原稿読取ライン8のライン上を
均一に照射するのは困難になる。
原稿読み取り幅が大きいと、上述同様に導光部材34の制
作が困難になりコストも増大し、長方形状の端面34bか
ら射出される光束により原稿読取ライン8のライン上を
均一に照射するのは困難になる。
そこで本発明は、照明光が不足し、あるいは不均一にな
ることによる読取画像の画質の低下、照明光源の照射光
が収束性光伝送体アレーに直接入射することによるフレ
ア光の発生、収束性光伝送体アレーの端面や一次元イメ
ージセンサの受光面にごみや塵や埃が付着することによ
る不鮮明画像や画像欠落の発生、並びに、原稿ガイドガ
ラス変形を防止することを目的としている。
ることによる読取画像の画質の低下、照明光源の照射光
が収束性光伝送体アレーに直接入射することによるフレ
ア光の発生、収束性光伝送体アレーの端面や一次元イメ
ージセンサの受光面にごみや塵や埃が付着することによ
る不鮮明画像や画像欠落の発生、並びに、原稿ガイドガ
ラス変形を防止することを目的としている。
本発明による画像読取装置は、上記目的を達成するた
め、透明な原稿ガイドガラスと、該原稿ガイドガラスの
一方の面を押圧するバックアップ部材と、原稿を原稿ガ
イドガラスとバックアップ部材の間に設定された原稿読
取位置を通過させるように搬送する搬送手段と、原稿ガ
イドガラスの他方の面側から原稿ガイドガラスを通して
原稿に光を照射する光源と、原稿の搬送方向を副走査方
向とし、原稿ガイドガラスに沿い副走査方向に直交する
方向を主走査方向とするとき、主走査方向に延在し原稿
からの反射光を受光して原稿の画像情報を読み取る一次
元イメージセンサと、原稿ガイドガラスと一次元イメー
ジセンサの間に設けられ原稿からの反射光を一次元イメ
ージセンサに結像する収束性光伝送体アレーと、を備え
た画像読取装置において、前記収束性光伝送体アレーお
よび一次元イメージセンサの相対位置を位置決めすると
ともに、収束性光伝送体アレーおよび一次元イメージセ
ンサを保持する保持部材を設け、該保持部材が、収束性
光伝送体アレーおよび一次元イメージセンサを収納して
原稿ガイドガラスの他方の面で開口する収納室を有する
とともに、原稿ガイドガラスの他方の面に当接して位置
決めされたことを特徴とするものであり、 また、前記保持部材および原稿ガイドガラスの他方の面
に当接する発泡樹脂部材を設け、保持部材の収納室が発
泡樹脂部材によって密封されるようにしてもよく、 さらに、前記原稿読取位置の近傍を除く原稿ガイドガラ
スの一方の面上に光源からの照射光を反射する光反射膜
を形成するようにしてもよい。
め、透明な原稿ガイドガラスと、該原稿ガイドガラスの
一方の面を押圧するバックアップ部材と、原稿を原稿ガ
イドガラスとバックアップ部材の間に設定された原稿読
取位置を通過させるように搬送する搬送手段と、原稿ガ
イドガラスの他方の面側から原稿ガイドガラスを通して
原稿に光を照射する光源と、原稿の搬送方向を副走査方
向とし、原稿ガイドガラスに沿い副走査方向に直交する
方向を主走査方向とするとき、主走査方向に延在し原稿
からの反射光を受光して原稿の画像情報を読み取る一次
元イメージセンサと、原稿ガイドガラスと一次元イメー
ジセンサの間に設けられ原稿からの反射光を一次元イメ
ージセンサに結像する収束性光伝送体アレーと、を備え
た画像読取装置において、前記収束性光伝送体アレーお
よび一次元イメージセンサの相対位置を位置決めすると
ともに、収束性光伝送体アレーおよび一次元イメージセ
ンサを保持する保持部材を設け、該保持部材が、収束性
光伝送体アレーおよび一次元イメージセンサを収納して
原稿ガイドガラスの他方の面で開口する収納室を有する
とともに、原稿ガイドガラスの他方の面に当接して位置
決めされたことを特徴とするものであり、 また、前記保持部材および原稿ガイドガラスの他方の面
に当接する発泡樹脂部材を設け、保持部材の収納室が発
泡樹脂部材によって密封されるようにしてもよく、 さらに、前記原稿読取位置の近傍を除く原稿ガイドガラ
スの一方の面上に光源からの照射光を反射する光反射膜
を形成するようにしてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1、2図は本発明に係る画像読取装置の第1実施例を
示す図である。
示す図である。
まず、構成を説明する。
第1、2図において、51は透明な原稿ガイドガラスであ
り、原稿ガイドガラス51の厚さは5mm±0.1mm精度で仕上
げられている。原稿ガイドガラス51の第1図における上
面51aに対向するように白色のバックアップローラ52が
設けられている。バックアップローラ52および原稿ガイ
ドガラス51の間隔はバックアップローラ52の自重または
図示しないばねの付勢力により所定距離、詳しくは原稿
53を所定の押圧力で原稿ガイドガラス51に押圧すること
ができるような距離に保持されている。原稿ガイドガラ
ス51とバックアップローラ52の間の所定位置、本実施例
では原稿ガイドガラス51とバックアップローラ52とが最
も近接する位置を原稿読取位置Rとして設定している。
原稿53は搬送ローラ対54により原稿読取位置Rに向けて
搬送され、原稿読取位置Rを通過した原稿53は排出ロー
ラ対55により所定の排紙位置に排出される。54a、54b、
55a、55bはそれぞれ案内板である。したがって、搬送ロ
ーラ対54、排出ローラ対55および案内板54a、54b、55
a、55bは、原稿53を原稿読取位置Rを通過させるように
搬送する搬送手段81を構成する。なお、バックアップロ
ーラ52は図示しない駆動源により回転駆動され、原稿53
はバックアップローラ52により押圧されながら搬送され
る。56は光源としての一対の直管状蛍光灯であり、直管
状蛍光灯56は原稿ガイドガラス51の下面51b側から原稿
ガイドガラス51を通して原稿53に光を照射する。原稿53
の搬送方向を副走査方向とし、原稿ガイドガラス51に沿
い副走査方向に直交する方向を主走査方向とする。57は
主走査方向に延在し原稿53からの反射光を受光して原稿
53の画像情報を読み取る一次元イメージセンサであり、
原稿ガイドガラス51と一次元イメージセンサ57の間には
収束性光伝送体アレー58が設けられている。収束性光伝
送体アレー58は原稿53からの反射光を一次元イメージセ
ンサ57に結像する。
り、原稿ガイドガラス51の厚さは5mm±0.1mm精度で仕上
げられている。原稿ガイドガラス51の第1図における上
面51aに対向するように白色のバックアップローラ52が
設けられている。バックアップローラ52および原稿ガイ
ドガラス51の間隔はバックアップローラ52の自重または
図示しないばねの付勢力により所定距離、詳しくは原稿
53を所定の押圧力で原稿ガイドガラス51に押圧すること
ができるような距離に保持されている。原稿ガイドガラ
ス51とバックアップローラ52の間の所定位置、本実施例
では原稿ガイドガラス51とバックアップローラ52とが最
も近接する位置を原稿読取位置Rとして設定している。
原稿53は搬送ローラ対54により原稿読取位置Rに向けて
搬送され、原稿読取位置Rを通過した原稿53は排出ロー
ラ対55により所定の排紙位置に排出される。54a、54b、
55a、55bはそれぞれ案内板である。したがって、搬送ロ
ーラ対54、排出ローラ対55および案内板54a、54b、55
a、55bは、原稿53を原稿読取位置Rを通過させるように
搬送する搬送手段81を構成する。なお、バックアップロ
ーラ52は図示しない駆動源により回転駆動され、原稿53
はバックアップローラ52により押圧されながら搬送され
る。56は光源としての一対の直管状蛍光灯であり、直管
状蛍光灯56は原稿ガイドガラス51の下面51b側から原稿
ガイドガラス51を通して原稿53に光を照射する。原稿53
の搬送方向を副走査方向とし、原稿ガイドガラス51に沿
い副走査方向に直交する方向を主走査方向とする。57は
主走査方向に延在し原稿53からの反射光を受光して原稿
53の画像情報を読み取る一次元イメージセンサであり、
原稿ガイドガラス51と一次元イメージセンサ57の間には
収束性光伝送体アレー58が設けられている。収束性光伝
送体アレー58は原稿53からの反射光を一次元イメージセ
ンサ57に結像する。
ここで、原稿読取位置Rの近傍を除く原稿ガイドガラス
51の上面51a上に第1光反射膜59が形成されており、第
1光反射膜59が本発明の光反射膜に相当し、直管状蛍光
灯56からの照射光を反射する。また、第1光反射膜59は
アルミニウム真空蒸着により形成されており、原稿ガイ
ドガラス51の第1図における左右両端部の傾斜面にも形
成されている。第1光反射膜59上には耐磨耗性硬質被膜
60が形成されており、耐磨耗性硬質被膜60は溶着により
形成された黒色のガラス物質からなる。
51の上面51a上に第1光反射膜59が形成されており、第
1光反射膜59が本発明の光反射膜に相当し、直管状蛍光
灯56からの照射光を反射する。また、第1光反射膜59は
アルミニウム真空蒸着により形成されており、原稿ガイ
ドガラス51の第1図における左右両端部の傾斜面にも形
成されている。第1光反射膜59上には耐磨耗性硬質被膜
60が形成されており、耐磨耗性硬質被膜60は溶着により
形成された黒色のガラス物質からなる。
61はアルミニウム押出材により形成された保持部材であ
り、保持部材61はセンサ取付部62を有している。保持部
材61は収納室61aを有し、収束性光伝送体アレー58およ
び一次元イメージセンサ57は収納室61a内に収納されう
よう保持部材61に位置決め保持されている。保持部材61
の上端は原稿ガイドガラス51の下面51bに当接し、保持
部材61の上端には発泡樹脂部材63が取り付けられてい
る。保持部材61の上端開口部および原稿ガイドガラス51
の下面51bの間は発泡樹脂部材63により密封されてお
り、保持部材61の下端はセンサ取付部材62により密封さ
れている。
り、保持部材61はセンサ取付部62を有している。保持部
材61は収納室61aを有し、収束性光伝送体アレー58およ
び一次元イメージセンサ57は収納室61a内に収納されう
よう保持部材61に位置決め保持されている。保持部材61
の上端は原稿ガイドガラス51の下面51bに当接し、保持
部材61の上端には発泡樹脂部材63が取り付けられてい
る。保持部材61の上端開口部および原稿ガイドガラス51
の下面51bの間は発泡樹脂部材63により密封されてお
り、保持部材61の下端はセンサ取付部材62により密封さ
れている。
収束性光伝送体アレー58の光軸方向の寸法精度は保持部
材61の上端部を基準にして高精度に加工され、収束性光
伝送体アレー58の位置および一次元イメージセンサ57の
位置も保持部材61の上端部を基準に高精度に位置決め保
持されている。したがって、保持部材61は、収束性光伝
送体アレー58および一次元イメージセンサ57の相対位置
を位置決めするとともに、収束性光伝送体アレー58およ
び一次元イメージセンサ57を保持するものであり、ま
た、収束性光伝送体アレー58および一次元イメージセン
サ57を収納して原稿ガイドガラス51の下面51bで開口す
る収納室61aを有するとともに、遮光性、防塵性および
剛性を有し、さらに、原稿ガイドガラス51の下面51bに
当接して位置決めされている。発泡樹脂部材63は、保持
部材61および原稿ガイドガラス51の下面51bの面に当接
し、防塵性、遮光性および可撓性を有する部材であり、
保持部材61の収納室61aを密封している。
材61の上端部を基準にして高精度に加工され、収束性光
伝送体アレー58の位置および一次元イメージセンサ57の
位置も保持部材61の上端部を基準に高精度に位置決め保
持されている。したがって、保持部材61は、収束性光伝
送体アレー58および一次元イメージセンサ57の相対位置
を位置決めするとともに、収束性光伝送体アレー58およ
び一次元イメージセンサ57を保持するものであり、ま
た、収束性光伝送体アレー58および一次元イメージセン
サ57を収納して原稿ガイドガラス51の下面51bで開口す
る収納室61aを有するとともに、遮光性、防塵性および
剛性を有し、さらに、原稿ガイドガラス51の下面51bに
当接して位置決めされている。発泡樹脂部材63は、保持
部材61および原稿ガイドガラス51の下面51bの面に当接
し、防塵性、遮光性および可撓性を有する部材であり、
保持部材61の収納室61aを密封している。
直管状蛍光灯56は管軸方向に延在するスリット状の開口
部56aを有しており、直管状蛍光灯56の円筒面状発光体5
6bの照射光はスリット状の開口部56aを通して外部に放
射される。また、第2図に示すように、直管状蛍光灯56
の図示しない2本の端子ピンはソケット64の係合穴に係
合され、導電接点に接触した状態で保持されている。ソ
ケット64は可動保持板65に形成された2箇所の円弧穴65
a、65bに挿入された2本のねじ66により螺着されてお
り、可動保持板65には第2図の矢印A、B方向、すなわ
ち第1図における左右方向に延在する直線穴65c、65dが
形成されている。可動保持板65の直線穴65c、65dにはね
じ67が挿入され、ねじ67は原稿読取装置の不動側板68に
蝶合している。このねじ67の螺合により可動保持板65は
不動側板68に螺着されている。したがって、ねじ66の位
置を変化させることにより、直管状蛍光灯56は第2図の
矢印C、D方向で示す管軸回りに回動可能であり、ねじ
67を緩めて可動保持板65の位置を変化させることにより
直管状蛍光灯56は第2図の矢印A、B方向で示す管軸に
直交する方向に移動可能である。
部56aを有しており、直管状蛍光灯56の円筒面状発光体5
6bの照射光はスリット状の開口部56aを通して外部に放
射される。また、第2図に示すように、直管状蛍光灯56
の図示しない2本の端子ピンはソケット64の係合穴に係
合され、導電接点に接触した状態で保持されている。ソ
ケット64は可動保持板65に形成された2箇所の円弧穴65
a、65bに挿入された2本のねじ66により螺着されてお
り、可動保持板65には第2図の矢印A、B方向、すなわ
ち第1図における左右方向に延在する直線穴65c、65dが
形成されている。可動保持板65の直線穴65c、65dにはね
じ67が挿入され、ねじ67は原稿読取装置の不動側板68に
蝶合している。このねじ67の螺合により可動保持板65は
不動側板68に螺着されている。したがって、ねじ66の位
置を変化させることにより、直管状蛍光灯56は第2図の
矢印C、D方向で示す管軸回りに回動可能であり、ねじ
67を緩めて可動保持板65の位置を変化させることにより
直管状蛍光灯56は第2図の矢印A、B方向で示す管軸に
直交する方向に移動可能である。
なお、直管状蛍光灯56の移動は第2図の矢印A、B方向
に限らず、管軸方向に直交する方向であれば他の方向で
もよく、また、本実施例では上述の回動および移動を両
方可能にしているが、どちらか一方であってもよい。し
たがって、ソケット64、可動保持板65、ねじ66、67およ
び不動側板68は、直管状蛍光灯56の管軸回りの回転およ
び管軸に直交する方向の移動の少なくとも一方を可能に
しながら直管状蛍光灯56を保持する保持機構を構成す
る。ここに、原稿ガイドガラス51の下面51bのうち直管
状蛍光灯56の照射光を入射することができる面を光入射
面51cとし、原稿ガイドガラス51の上面51aのうち原稿53
に向けて光を射出し原稿53からの反射光を入射すること
ができる面を光入出面51dとし、原稿ガイドガラス51の
下面51bのうち収束性光伝送体アレー58に向けて光を射
出することができる面を光射出面51eとする。
に限らず、管軸方向に直交する方向であれば他の方向で
もよく、また、本実施例では上述の回動および移動を両
方可能にしているが、どちらか一方であってもよい。し
たがって、ソケット64、可動保持板65、ねじ66、67およ
び不動側板68は、直管状蛍光灯56の管軸回りの回転およ
び管軸に直交する方向の移動の少なくとも一方を可能に
しながら直管状蛍光灯56を保持する保持機構を構成す
る。ここに、原稿ガイドガラス51の下面51bのうち直管
状蛍光灯56の照射光を入射することができる面を光入射
面51cとし、原稿ガイドガラス51の上面51aのうち原稿53
に向けて光を射出し原稿53からの反射光を入射すること
ができる面を光入出面51dとし、原稿ガイドガラス51の
下面51bのうち収束性光伝送体アレー58に向けて光を射
出することができる面を光射出面51eとする。
次に、作用を説明する。
原稿53が搬送ローラ対54により原稿ガイドガラス51およ
びバックアップローラ52の間に搬送され、原稿53がバッ
クアップローラ52により原稿ガイドガラス側に押圧され
ながら原稿読取位置Rを通過し、排出ローラ対55により
所定位置に排出される。ここで原稿53が原稿読取位置R
を通過するとき、直管状蛍光灯56の照射光が原稿ガイド
ガラス51の光入射面51cから原稿ガイドガラス51内に入
射し、入射光の一部が反射することなく直接に光入出面
51dから射出され、他の入射光が第1光反射膜59により
反射され、さらに原稿ガイドガラス51の下面51bで再反
射されて光入出面51dから射出される。これらの両射出
光により原稿読取位置R上の原稿53が照射される。な
お、第1光反射膜59の反射光束の20〜30%が光入出面51
dから射出される。
びバックアップローラ52の間に搬送され、原稿53がバッ
クアップローラ52により原稿ガイドガラス側に押圧され
ながら原稿読取位置Rを通過し、排出ローラ対55により
所定位置に排出される。ここで原稿53が原稿読取位置R
を通過するとき、直管状蛍光灯56の照射光が原稿ガイド
ガラス51の光入射面51cから原稿ガイドガラス51内に入
射し、入射光の一部が反射することなく直接に光入出面
51dから射出され、他の入射光が第1光反射膜59により
反射され、さらに原稿ガイドガラス51の下面51bで再反
射されて光入出面51dから射出される。これらの両射出
光により原稿読取位置R上の原稿53が照射される。な
お、第1光反射膜59の反射光束の20〜30%が光入出面51
dから射出される。
一方、原稿読取位置R上の原稿53から反射された反射光
が原稿ガイドガラス51の光入出面51dから原稿ガイドガ
ラス51内に入射され、光射出面51eから射出される。こ
の射出蜜が収束性光伝送体アレー58により一次元イメー
ジセンサ57上に結像される。したがって、原稿53の全て
が原稿読取位置Rを通過すると、原稿53の全画像が一次
元イメージセンサ57により読み取られる。
が原稿ガイドガラス51の光入出面51dから原稿ガイドガ
ラス51内に入射され、光射出面51eから射出される。こ
の射出蜜が収束性光伝送体アレー58により一次元イメー
ジセンサ57上に結像される。したがって、原稿53の全て
が原稿読取位置Rを通過すると、原稿53の全画像が一次
元イメージセンサ57により読み取られる。
上述ように本実施例では、保持部材61が原稿ガイドガラ
ス51の下面51bに当接しているので、保持部材61の原稿
ガイドガラス51に当接する上端面を基準面として設定す
ることにより、収束性光伝送体アレー58および一次元イ
メージセンサ57の互いの相対位置を高精度に位置決めす
ることができ、また収束性光伝送体アレー58および一次
元イメージセンサ57を原稿ガイドガラス上の原稿読取位
置Rに対しても容易に高精度に位置決めすることができ
る。したがって、画像読取を高精度なものにすることが
できる。上述の効果は、保持部材61を高剛性な材料から
構成することにより一層大きなものとなる。
ス51の下面51bに当接しているので、保持部材61の原稿
ガイドガラス51に当接する上端面を基準面として設定す
ることにより、収束性光伝送体アレー58および一次元イ
メージセンサ57の互いの相対位置を高精度に位置決めす
ることができ、また収束性光伝送体アレー58および一次
元イメージセンサ57を原稿ガイドガラス上の原稿読取位
置Rに対しても容易に高精度に位置決めすることができ
る。したがって、画像読取を高精度なものにすることが
できる。上述の効果は、保持部材61を高剛性な材料から
構成することにより一層大きなものとなる。
保持部材61の収納室61aが原稿ガイドガラス51の下面51b
で開口しているので、光源からの照射光が直接収束性光
伝送体アレー58に入射しようとするのを保持部材61によ
り防止することができ、フレアの発生を防止することが
できる。また収納室61a内にごみや塵や埃がこの開口部
から侵入するのを防止することができ、収納室61a内の
収束性光伝送体アレー58や一次元イメージセンサ57にご
みや塵や埃が付着するのを防止することができる。した
がって、不鮮明画像や画像欠落の発生を防止することが
できる。
で開口しているので、光源からの照射光が直接収束性光
伝送体アレー58に入射しようとするのを保持部材61によ
り防止することができ、フレアの発生を防止することが
できる。また収納室61a内にごみや塵や埃がこの開口部
から侵入するのを防止することができ、収納室61a内の
収束性光伝送体アレー58や一次元イメージセンサ57にご
みや塵や埃が付着するのを防止することができる。した
がって、不鮮明画像や画像欠落の発生を防止することが
できる。
また、発泡樹脂部材63を設けているので、上述の効果を
一層確実なものとすることができる。
一層確実なものとすることができる。
保持部材61が原稿ガイドガラス51の下面51bに主走査方
向に亘って当接しているので、保持部材61に原稿ガイド
ガラス51の撓みを防止する補強機能をもたせることがで
き、バックアップローラ52の押圧による原稿ガイドガラ
ス51の変形を防止しこの変形により生じる読取画像の画
質低下を防止することができる。また、折り目のある原
稿や波打ち状原稿の画像を良好に読み取るのに支障がな
い程度に原稿53を原稿ガイドガラス51に強く押圧するこ
とも可能になるので、折り目原稿や波打ち原稿を高精度
に読み取ることができる。
向に亘って当接しているので、保持部材61に原稿ガイド
ガラス51の撓みを防止する補強機能をもたせることがで
き、バックアップローラ52の押圧による原稿ガイドガラ
ス51の変形を防止しこの変形により生じる読取画像の画
質低下を防止することができる。また、折り目のある原
稿や波打ち状原稿の画像を良好に読み取るのに支障がな
い程度に原稿53を原稿ガイドガラス51に強く押圧するこ
とも可能になるので、折り目原稿や波打ち原稿を高精度
に読み取ることができる。
原稿ガイドガラス51の上面51aの原稿読取位置R近傍を
除く面上に第1光反射膜59が形成されているので、透明
な原稿ガイドガラス51の上面51aから透過散逸しようと
する照明光束を原稿ガイドガラス51の下面51bに向けて
反射させ下面51bで再反射させることがき、この再反射
光束を、反射することなく原稿ガイドガラス51を直接通
過して原稿53を照射する照明光束に加えることができ
る。したがって、原稿読取位置R上の原稿画像を照射す
る照明光束を増加させることができ、直管状蛍光灯56か
らの照明光を効率よく使用することができる。また、第
1光反射膜59を原稿読取位置R近傍を除く原稿ガイドガ
ラス51の面上に形成しているため、直管状蛍光灯56から
の照射光を原稿読取位置Rに確実に反射させることがで
き、例えば、原稿読取位置から離隔した位置に高精度に
反射鏡を配置して、該高精度な反射鏡を利用して蛍光灯
56から照射光を原稿読取位置Rに反射させる必要がな
い。この結果、反射光を原稿読取位置Rに反射させるた
めの特別な位置決めを不要にすることができる。
除く面上に第1光反射膜59が形成されているので、透明
な原稿ガイドガラス51の上面51aから透過散逸しようと
する照明光束を原稿ガイドガラス51の下面51bに向けて
反射させ下面51bで再反射させることがき、この再反射
光束を、反射することなく原稿ガイドガラス51を直接通
過して原稿53を照射する照明光束に加えることができ
る。したがって、原稿読取位置R上の原稿画像を照射す
る照明光束を増加させることができ、直管状蛍光灯56か
らの照明光を効率よく使用することができる。また、第
1光反射膜59を原稿読取位置R近傍を除く原稿ガイドガ
ラス51の面上に形成しているため、直管状蛍光灯56から
の照射光を原稿読取位置Rに確実に反射させることがで
き、例えば、原稿読取位置から離隔した位置に高精度に
反射鏡を配置して、該高精度な反射鏡を利用して蛍光灯
56から照射光を原稿読取位置Rに反射させる必要がな
い。この結果、反射光を原稿読取位置Rに反射させるた
めの特別な位置決めを不要にすることができる。
第1光反射膜59を上述のように形成しているので、直管
状蛍光灯56からの照明光によって画像読取位置R以外の
原稿画像が照射されるのを防止することができ、原稿画
像位置や原稿画像の濃度・密度により原稿画像面からの
反射光量が変化してこの反射光量の変化により画像読取
位置Rにおける原稿画像面の照度が変化し、適正な画像
読取を損なうといった画像読取位置R以外が照射された
場合に生じる不具合の発生を防止することができる。し
たがって、照明光が不足し、あるいは不均一になること
による読取画像の画質の低下を防止することができる。
状蛍光灯56からの照明光によって画像読取位置R以外の
原稿画像が照射されるのを防止することができ、原稿画
像位置や原稿画像の濃度・密度により原稿画像面からの
反射光量が変化してこの反射光量の変化により画像読取
位置Rにおける原稿画像面の照度が変化し、適正な画像
読取を損なうといった画像読取位置R以外が照射された
場合に生じる不具合の発生を防止することができる。し
たがって、照明光が不足し、あるいは不均一になること
による読取画像の画質の低下を防止することができる。
前述のように原稿53を照射する照明光束を増大させるこ
とが可能になるので、原稿ガイドガラス51と収束性光伝
送体アレー58間に照明光束を多く通過させるための広大
な間隙を不必要にすることができ、原稿ガイドガラス51
の厚さをより厚くすることができる。したがって、長大
原稿をバックアップローラ52と協働して安定的に案内保
持することが可能な充分な強度の透明ガラス部材を原稿
ガイドガラス51として用いることができる。
とが可能になるので、原稿ガイドガラス51と収束性光伝
送体アレー58間に照明光束を多く通過させるための広大
な間隙を不必要にすることができ、原稿ガイドガラス51
の厚さをより厚くすることができる。したがって、長大
原稿をバックアップローラ52と協働して安定的に案内保
持することが可能な充分な強度の透明ガラス部材を原稿
ガイドガラス51として用いることができる。
原稿ガイドガラス51と収束性光伝送体アレー58とを近接
して設けることが可能になるので、共役長の短い収束性
光伝送体アレー58を用いることができ、照明光源の省電
力化や画像読取速度の高速化を容易に図ることができ
る。
して設けることが可能になるので、共役長の短い収束性
光伝送体アレー58を用いることができ、照明光源の省電
力化や画像読取速度の高速化を容易に図ることができ
る。
直管状蛍光灯56を収束性光伝送体アレー58から離間した
位置に設けることが可能になるので、直管状蛍光灯56の
発熱によって生じる収束性光伝送体アレー58の変形や一
次元イメージセンサ57の特性劣化による読取画像のぼけ
・歪みや読取信号の異常等の発生を防止することができ
る。
位置に設けることが可能になるので、直管状蛍光灯56の
発熱によって生じる収束性光伝送体アレー58の変形や一
次元イメージセンサ57の特性劣化による読取画像のぼけ
・歪みや読取信号の異常等の発生を防止することができ
る。
第1光反射膜59上に耐磨耗性硬質被膜60を形成している
ので、搬送される原稿53が第1光反射膜59と摺接するこ
とによる磨耗や損傷を防止することができ、良好な反射
性能を維持することができる。従来用いていた高価な光
ファイバー束や特殊な導光部材を用いないで原稿ガイド
ガラス51を効率的に導光部材として用いることができる
ので、コストを低減することができる。
ので、搬送される原稿53が第1光反射膜59と摺接するこ
とによる磨耗や損傷を防止することができ、良好な反射
性能を維持することができる。従来用いていた高価な光
ファイバー束や特殊な導光部材を用いないで原稿ガイド
ガラス51を効率的に導光部材として用いることができる
ので、コストを低減することができる。
保持部材61の上端部は平面状に形成するよりも複数の切
欠きを設けるようにして形成するほうが、原稿ガイドガ
ラス51との片当たりを防止するには都合がよい。この場
合、切欠きの隙間から直管状蛍光灯56からの照明光が直
接収束性光伝送体アレー58の上端部に入射する可能性が
あるが、発泡樹脂部材63により原稿ガイドガラス51の下
面51および保持部材61の上端部を密封しているので、直
接の入射を防止することができ、フレアーの発生を防止
することができる。なお、発泡樹脂部材63は直管状蛍光
灯56の照射光束の一部を妨げ、原稿画像の有効照射光量
を低下させることになるが、第1光反射膜59の反射およ
び原稿ガイドガラス51の下面51bの再反射による光量増
加効果により有効射出光量の低下を防止することができ
る。
欠きを設けるようにして形成するほうが、原稿ガイドガ
ラス51との片当たりを防止するには都合がよい。この場
合、切欠きの隙間から直管状蛍光灯56からの照明光が直
接収束性光伝送体アレー58の上端部に入射する可能性が
あるが、発泡樹脂部材63により原稿ガイドガラス51の下
面51および保持部材61の上端部を密封しているので、直
接の入射を防止することができ、フレアーの発生を防止
することができる。なお、発泡樹脂部材63は直管状蛍光
灯56の照射光束の一部を妨げ、原稿画像の有効照射光量
を低下させることになるが、第1光反射膜59の反射およ
び原稿ガイドガラス51の下面51bの再反射による光量増
加効果により有効射出光量の低下を防止することができ
る。
直管状蛍光灯56の円筒面状発光体56bからの照明光束が
スリット状の開口部56aから集中的に射出され原稿ガイ
ドガラス51の光入射面51cに入射されるので、原稿ガイ
ドガラス51と収束性光伝送体アレー58間に照明光束入射
のための大きな間隙を設ける必要をなくすことができ
る。したがって、共役長の短い収束性光伝送体アレー58
の使用による光量伝達率の向上を図ることができ、画像
読取の高速化と照明光源の省電力化を容易に図ることが
できる。
スリット状の開口部56aから集中的に射出され原稿ガイ
ドガラス51の光入射面51cに入射されるので、原稿ガイ
ドガラス51と収束性光伝送体アレー58間に照明光束入射
のための大きな間隙を設ける必要をなくすことができ
る。したがって、共役長の短い収束性光伝送体アレー58
の使用による光量伝達率の向上を図ることができ、画像
読取の高速化と照明光源の省電力化を容易に図ることが
できる。
直管状蛍光灯56の発生する照明光束がスリット状の開口
部56aから集中的に射出され、また保持機構により直管
状蛍光灯56の回動および移動の少なくとも一方が可能に
なっているので、回動位置あるいは移動位置を調節する
ことにより、照明光束の散逸を少なくし、画像読取位置
R上の原稿画像面照度の均一化および適正化を容易に図
ることができる。
部56aから集中的に射出され、また保持機構により直管
状蛍光灯56の回動および移動の少なくとも一方が可能に
なっているので、回動位置あるいは移動位置を調節する
ことにより、照明光束の散逸を少なくし、画像読取位置
R上の原稿画像面照度の均一化および適正化を容易に図
ることができる。
第3図は本発明に係る画像読取装置の第2実施例を示す
図である。なお、第3図において、第1、2図に示す第
1実施例の構成部材と同一の部材には同じ符号を付して
その説明は省略する。
図である。なお、第3図において、第1、2図に示す第
1実施例の構成部材と同一の部材には同じ符号を付して
その説明は省略する。
第3図において、71は第2光反射膜であり、第2光反射
膜71は、収束性光伝送体アレー58の近傍および直管状蛍
光灯56の近傍を除く原稿ガイドガラス51の下面51b上に
形成されている。また第2光反射膜71は原稿ガイドガラ
ス51の上面51a側からの照射光を反射し、第2光反射膜7
1の面積は第1光反射膜59の面積より小さい。原稿ガイ
ドガラス51の下面51bのうちの直管状蛍光灯56からの照
射光を入射可能な一部の面を光入射面51fとし、原稿ガ
イドガラス51の下面51bのうち原稿53からの反射光を収
束性光伝送体アレー58に向けて射出可能な一部の面を光
射出面51gとする。本実施例における直管状蛍光灯56も
第2図に示す可動保持部材65等から構成される保持機構
により保持されている。なお、本実施例では、保持部材
61は第2光反射膜71を介して原稿ガイドガラス51に当接
している。
膜71は、収束性光伝送体アレー58の近傍および直管状蛍
光灯56の近傍を除く原稿ガイドガラス51の下面51b上に
形成されている。また第2光反射膜71は原稿ガイドガラ
ス51の上面51a側からの照射光を反射し、第2光反射膜7
1の面積は第1光反射膜59の面積より小さい。原稿ガイ
ドガラス51の下面51bのうちの直管状蛍光灯56からの照
射光を入射可能な一部の面を光入射面51fとし、原稿ガ
イドガラス51の下面51bのうち原稿53からの反射光を収
束性光伝送体アレー58に向けて射出可能な一部の面を光
射出面51gとする。本実施例における直管状蛍光灯56も
第2図に示す可動保持部材65等から構成される保持機構
により保持されている。なお、本実施例では、保持部材
61は第2光反射膜71を介して原稿ガイドガラス51に当接
している。
ここで、第1光反射膜59の面積が光入射面51fの面積よ
り大きく、光入射面51fの面積が光入出面51dの面積より
大きく、第2光反射膜71の面積が光入出面51dの面積よ
り大きくかつ光射出面51gより大きく、光射出面51gの面
積が光入出面51dの面積より大きくなっている。
り大きく、光入射面51fの面積が光入出面51dの面積より
大きく、第2光反射膜71の面積が光入出面51dの面積よ
り大きくかつ光射出面51gより大きく、光射出面51gの面
積が光入出面51dの面積より大きくなっている。
本実施例の前述の第1、2図に示す実施例との作用上の
相違は、第1光反射膜59の反射光を、原稿ガイドガラス
51の下面51bだけではなく第2光反射膜71により反射さ
せることにあり、その他の作用は前述の実施例と同一で
あるため省略する。
相違は、第1光反射膜59の反射光を、原稿ガイドガラス
51の下面51bだけではなく第2光反射膜71により反射さ
せることにあり、その他の作用は前述の実施例と同一で
あるため省略する。
上述のように本実施例では、前述の第1実施例と同様の
効果を得ることができるのは勿論、第1光反射膜59の面
積より小さい面積の第2光反射膜71を収束性光伝送体ア
レー58の近傍および直管状蛍光灯56の近傍を除く原稿ガ
イドガラス51の下面51b上に形成しているので、第1光
反射膜59の反射光束の70〜80%を第2光反射膜71により
再反射させて光入射面51dを通して原稿53に向けて照射
することができ、原稿読取位置R上の原稿画像の照射光
量を一層増加させることができる。
効果を得ることができるのは勿論、第1光反射膜59の面
積より小さい面積の第2光反射膜71を収束性光伝送体ア
レー58の近傍および直管状蛍光灯56の近傍を除く原稿ガ
イドガラス51の下面51b上に形成しているので、第1光
反射膜59の反射光束の70〜80%を第2光反射膜71により
再反射させて光入射面51dを通して原稿53に向けて照射
することができ、原稿読取位置R上の原稿画像の照射光
量を一層増加させることができる。
第1光反射膜59の面積が光入射面51fの面積より大きい
ので、直管状蛍光灯56の照射光束を効率よく第2光反射
膜71に再反射させ原稿読取位置R上の原稿画像を照射す
ることができる。したがって、照明光源の原稿照明効率
を高めることができ、照明光源の省電力化を図ることが
できる。
ので、直管状蛍光灯56の照射光束を効率よく第2光反射
膜71に再反射させ原稿読取位置R上の原稿画像を照射す
ることができる。したがって、照明光源の原稿照明効率
を高めることができ、照明光源の省電力化を図ることが
できる。
光入射面51fの面積が光入出面51dの面積より大きく、第
2光反射膜71の面積が光入出面51dの面積より大きくか
つ光射出面51gより大きいので、光入射面51fから入射さ
れる照明光束を第1光反射膜59および第2光反射膜71に
よる反射光量の損失を少なくすることができ、照明光源
の省電力化をより一層図ることができる。
2光反射膜71の面積が光入出面51dの面積より大きくか
つ光射出面51gより大きいので、光入射面51fから入射さ
れる照明光束を第1光反射膜59および第2光反射膜71に
よる反射光量の損失を少なくすることができ、照明光源
の省電力化をより一層図ることができる。
光射出面51gの面積が光入出面51dの面積より大きくなっ
ているので、光入出面51dに入射する原稿反射光をより
多く収束性光伝送体アレー58の入射させることができ
る。また一次元イメージセンサ57上に結像する領域以外
の原稿面の反射光によるフレアー光を少なくすることが
でき、フレアー光による読取画像の劣化を防止すること
ができる。
ているので、光入出面51dに入射する原稿反射光をより
多く収束性光伝送体アレー58の入射させることができ
る。また一次元イメージセンサ57上に結像する領域以外
の原稿面の反射光によるフレアー光を少なくすることが
でき、フレアー光による読取画像の劣化を防止すること
ができる。
本発明によれば、保持部材が原稿ガイドガラスの他方の
面に当接するとともに、保持部材の収納室がこの他方の
面で開口しているので、収束性光伝送体アレーおよび一
次元イメージセンサの互いの相対位置を高精度に位置決
めすることができ、また収束性光伝送体アレーおよび一
次元イメージセンサを原稿ガイドガラス上の原稿読取位
置に対しても容易に高精度に位置決めすることがきる。
また、光源からの照射光が直接収束性光伝送体アレーに
入射するのを防止することができ、フレアの発生を防止
することができる。さらに、収納室内の収束性光伝送体
アレーや一次元イメージセンサにごみや塵や埃が付着す
るのを防止することができ、不鮮明画像や画像欠落の発
生を確実に防止することがきる。さらにまた、保持部材
が原稿ガイドガラスに当接しているので、保持部材に原
稿ガイドガラスの撓みを防止する補強機能をもたせるこ
とができ、バックアップ部材の押圧による原稿ガイドガ
ラスの変形を防止することができる。
面に当接するとともに、保持部材の収納室がこの他方の
面で開口しているので、収束性光伝送体アレーおよび一
次元イメージセンサの互いの相対位置を高精度に位置決
めすることができ、また収束性光伝送体アレーおよび一
次元イメージセンサを原稿ガイドガラス上の原稿読取位
置に対しても容易に高精度に位置決めすることがきる。
また、光源からの照射光が直接収束性光伝送体アレーに
入射するのを防止することができ、フレアの発生を防止
することができる。さらに、収納室内の収束性光伝送体
アレーや一次元イメージセンサにごみや塵や埃が付着す
るのを防止することができ、不鮮明画像や画像欠落の発
生を確実に防止することがきる。さらにまた、保持部材
が原稿ガイドガラスに当接しているので、保持部材に原
稿ガイドガラスの撓みを防止する補強機能をもたせるこ
とができ、バックアップ部材の押圧による原稿ガイドガ
ラスの変形を防止することができる。
また、発泡樹脂部材を設けた場合、上述の遮光、防塵効
果を一層確実なものとすることができる。
果を一層確実なものとすることができる。
さらに、原稿ガイドガラスの一方の面の原稿読取位置近
傍を除く面上に光反射膜を形成した場合、原稿読取位置
上の原稿画像を照射する照明光束を増加させることがで
き、照明光の光量を増大するとともに均一にすることが
できる。これに加えて、光反射膜を原稿読取位置近傍を
除く原稿ガイドガラスの一方の面上に形成すれば、光源
からの照射光を原稿読取位置に確実に反射させることが
でき、例えば、原稿読取位置から離隔した位置に高精度
に反射鏡を配置して、該高精度な反射鏡を利用して光源
から照射光を原稿読取位置に反射させる必要がない。こ
の結果、反射光を原稿読取位置に反射させるための特別
は位置決めを不要にすることができる。
傍を除く面上に光反射膜を形成した場合、原稿読取位置
上の原稿画像を照射する照明光束を増加させることがで
き、照明光の光量を増大するとともに均一にすることが
できる。これに加えて、光反射膜を原稿読取位置近傍を
除く原稿ガイドガラスの一方の面上に形成すれば、光源
からの照射光を原稿読取位置に確実に反射させることが
でき、例えば、原稿読取位置から離隔した位置に高精度
に反射鏡を配置して、該高精度な反射鏡を利用して光源
から照射光を原稿読取位置に反射させる必要がない。こ
の結果、反射光を原稿読取位置に反射させるための特別
は位置決めを不要にすることができる。
第1、2図は本発明に係る画像読取装置の第1実施例を
示す図であり、第1図はその断面図、第2図はその光源
の保持構造を示す要部斜視図、第3図は本発明に係る画
像読取装置の第2実施例を示す断面図、第4〜6図のそ
れぞれは従来の画像読取装置を示す図である。 51……原稿ガイドガラス、 51a……原稿ガイドガラスの一方の面、 51b……原稿ガイドガラスの他方の面、 52……バックアップローラ、 53……原稿、 56……直管状蛍光灯(光源)、 57……一次元イメージセンサ、 58……収束性光伝送体アレー、 59……第1光反射膜(光反射膜)、 61……保持部材、 61a……収納室、 63……発泡樹脂部材、 81……搬送手段。
示す図であり、第1図はその断面図、第2図はその光源
の保持構造を示す要部斜視図、第3図は本発明に係る画
像読取装置の第2実施例を示す断面図、第4〜6図のそ
れぞれは従来の画像読取装置を示す図である。 51……原稿ガイドガラス、 51a……原稿ガイドガラスの一方の面、 51b……原稿ガイドガラスの他方の面、 52……バックアップローラ、 53……原稿、 56……直管状蛍光灯(光源)、 57……一次元イメージセンサ、 58……収束性光伝送体アレー、 59……第1光反射膜(光反射膜)、 61……保持部材、 61a……収納室、 63……発泡樹脂部材、 81……搬送手段。
Claims (3)
- 【請求項1】透明な原稿ガイドガラスと、該原稿ガイド
ガラスの一方の面を押圧するバックアップ部材と、原稿
を原稿ガイドガラスとバックアップ部材の間に設定され
た原稿読取位置を通過させるように搬送する搬送手段
と、原稿ガイドガラスの他方の面側から原稿ガイドガラ
スを通して原稿に光を照射する光源と、原稿の搬送方向
を副走査方向とし、原稿ガイドガラスに沿い副走査方向
に直交する方向を主走査方向とするとき、主走査方向に
延在し原稿からの反射光を受光して原稿の画像情報を読
み取る一次元イメージセンサと、原稿ガイドガラスと一
次元イメージセンサの間に設けられ原稿からの反射光を
一次元イメージセンサに結像する収束性光伝送体アレー
と、を備えた画像読取装置において、前記収束性光伝送
体アレーおよび一次元イメージセンサの相対位置を位置
決めするとともに、収束性光伝送体アレーおよび一次元
イメージセンサを保持する保持部材を設け、該保持部材
が、収束性光伝送体アレーおよび一次元イメージセンサ
を収納して原稿ガイドガラスの他方の面で開口する収納
室を有するとともに、原稿ガイドガラスの他方の面に当
接して位置決めされたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】前記保持部材および原稿ガイドガラスの他
方の面に当接する発泡樹脂部材を設け、保持部材の収納
室が発泡樹脂部材によって密封されたことを特徴とする
請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】前記原稿読取位置の近傍を除く原稿ガイド
ガラスの一方の面上に光源からの照射光を反射する光反
射膜を形成したことを特徴とする請求項1または請求項
2記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319630A JPH0748789B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319630A JPH0748789B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04192661A JPH04192661A (ja) | 1992-07-10 |
JPH0748789B2 true JPH0748789B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=18112437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319630A Expired - Fee Related JPH0748789B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748789B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095513A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学装置 |
JPH0626417B2 (ja) * | 1984-10-23 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | 原稿読み取り光学装置 |
JPS61222358A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
JPS621362A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-07 | Ricoh Co Ltd | 原稿照明装置 |
JPH0612920B2 (ja) * | 1987-01-27 | 1994-02-16 | 三菱電機株式会社 | イメ−ジセンサ |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2319630A patent/JPH0748789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04192661A (ja) | 1992-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |