JPH0748788Y2 - 汚水桝蓋受枠 - Google Patents
汚水桝蓋受枠Info
- Publication number
- JPH0748788Y2 JPH0748788Y2 JP7094291U JP7094291U JPH0748788Y2 JP H0748788 Y2 JPH0748788 Y2 JP H0748788Y2 JP 7094291 U JP7094291 U JP 7094291U JP 7094291 U JP7094291 U JP 7094291U JP H0748788 Y2 JPH0748788 Y2 JP H0748788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving frame
- lid receiving
- lid
- water
- box lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、汚水桝の蓋の受枠に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来の汚水桝の蓋2
の受枠1は、汚水桝を構成するコンクリート製の上部ブ
ロツク3に、その製造時に埋め込まれるが、蒸気養生の
際、鉄製の蓋受枠1は膨張後収縮するので、その分だけ
生コンクリートは広がつたまま凝固することになり、蓋
受枠1の裏側とブロツク3の間の間隙に水が侵入して、
冬場その水が氷結したとき受枠下4に接するブロツク3
に割目が発生する。
の受枠1は、汚水桝を構成するコンクリート製の上部ブ
ロツク3に、その製造時に埋め込まれるが、蒸気養生の
際、鉄製の蓋受枠1は膨張後収縮するので、その分だけ
生コンクリートは広がつたまま凝固することになり、蓋
受枠1の裏側とブロツク3の間の間隙に水が侵入して、
冬場その水が氷結したとき受枠下4に接するブロツク3
に割目が発生する。
【0003】その上、蓋2上に自動車等の重荷重が加わ
ると蓋受枠1の座りは益々悪化して、がたつくことにな
る。
ると蓋受枠1の座りは益々悪化して、がたつくことにな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、受枠下側に
水洩れしないようにした汚水桝の蓋受枠を提供すること
にある。
水洩れしないようにした汚水桝の蓋受枠を提供すること
にある。
【0005】また、本考案は、受枠下が受ける重荷重を
分散できるようにした汚水桝の蓋受枠を提供することに
ある。
分散できるようにした汚水桝の蓋受枠を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案汚水桝の蓋受枠は、蓋を嵌合できるようにし
た蓋受部11と、蓋受部11の外側に横方向に全周にわ
たつて突出し、表面に1個又は2個以上の円周溝121
を形成した水溜め部12と、水溜め部12の先端下に下
方向に全周にわたつて突出した水切り部13と、蓋受部
11下に下方向に全周にわたつて突出し、水切り部13
と断面逆U字状に受枠下15を形成したくい込み部14
とを備えているものである。
め、本考案汚水桝の蓋受枠は、蓋を嵌合できるようにし
た蓋受部11と、蓋受部11の外側に横方向に全周にわ
たつて突出し、表面に1個又は2個以上の円周溝121
を形成した水溜め部12と、水溜め部12の先端下に下
方向に全周にわたつて突出した水切り部13と、蓋受部
11下に下方向に全周にわたつて突出し、水切り部13
と断面逆U字状に受枠下15を形成したくい込み部14
とを備えているものである。
【0007】
【実施例】本考案の実施例が図1及び図2に示されてい
る。
る。
【0008】本考案例の蓋受枠は、蓋受部11と水溜め
部12と水切り部13とくい込み部14とからなり、コ
ンクリートブロツク30に埋め込まれている。
部12と水切り部13とくい込み部14とからなり、コ
ンクリートブロツク30に埋め込まれている。
【0009】蓋受部11は、蓋20を嵌合できるように
した断面L字状のもの、水溜め部12は蓋受部11の外
側に横方向に全周にわたつて突出した鍔状のもので、そ
の表面には3個の円周溝121が形成されている。水切
り部13は水溜め部12の先端下に下方向に全周にわた
つて突出したリング状のもの、くい込み部14は蓋受部
11下に下方向に全周にわたつて突出したリング状のも
ので、水切り部13と断面逆U字状の受枠下15を形成
している。
した断面L字状のもの、水溜め部12は蓋受部11の外
側に横方向に全周にわたつて突出した鍔状のもので、そ
の表面には3個の円周溝121が形成されている。水切
り部13は水溜め部12の先端下に下方向に全周にわた
つて突出したリング状のもの、くい込み部14は蓋受部
11下に下方向に全周にわたつて突出したリング状のも
ので、水切り部13と断面逆U字状の受枠下15を形成
している。
【0010】
【作用】鉄製の本考案蓋受枠は、蓋受部11の外側とコ
ンクリートブロツク30との間に製造時に間隙ができて
そこから水分が洩入しても、水溜め部12の円周溝12
1の間に水分が溜つてそれより下方には水分は洩出しに
くく、万一、水分が洩出しても水切り部13とくい込み
部14とで形成される断面逆U字状の受枠下15に侵入
することはなく、受枠下15を支える部分のコンクリー
トブロツク30は水分の氷結により割れる恐れは全くな
い。
ンクリートブロツク30との間に製造時に間隙ができて
そこから水分が洩入しても、水溜め部12の円周溝12
1の間に水分が溜つてそれより下方には水分は洩出しに
くく、万一、水分が洩出しても水切り部13とくい込み
部14とで形成される断面逆U字状の受枠下15に侵入
することはなく、受枠下15を支える部分のコンクリー
トブロツク30は水分の氷結により割れる恐れは全くな
い。
【0011】また、受枠下15は、表面積が大きく、安
定して受枠下15下のコンクリートブロツク30に支持
され、蓋20上及び蓋受部11上に重荷重が加わつて
も、受枠下15下のブロツク30を割つて沈下し、がた
つく恐れは全くない。
定して受枠下15下のコンクリートブロツク30に支持
され、蓋20上及び蓋受部11上に重荷重が加わつて
も、受枠下15下のブロツク30を割つて沈下し、がた
つく恐れは全くない。
【0012】
【考案の効果】以上のように、本考案の汚水桝蓋受枠
は、受枠下15に水分を侵入させず、また、重荷重に耐
える構造となっており、従来の汚水桝の蓋受枠の欠陥を
すべて解決することに成功した。
は、受枠下15に水分を侵入させず、また、重荷重に耐
える構造となっており、従来の汚水桝の蓋受枠の欠陥を
すべて解決することに成功した。
【図1】本考案実施例で一部を断面で示した正面図であ
る。
る。
【図2】本考案の一部拡大断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
11 蓋受部 12 水溜め部 121 円周溝 13 水切り部 14 くい込み部 15 受枠下
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋を嵌合できるようにした蓋受部11
と、蓋受部11の外側に横方向に全周にわたつて突出
し、表面に1個又は2個以上の円周溝121を形成した
水溜め部12と、水溜め部12の先端下に下方向に全周
にわたつて突出した水切り部13と、蓋受部11下に下
方向に全周にわたつて突出し、水切り部13と断面逆U
字状に受枠下15を形成したくい込み部14とを備えて
いることを特徴とした汚水桝蓋受枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094291U JPH0748788Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 汚水桝蓋受枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094291U JPH0748788Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 汚水桝蓋受枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530288U JPH0530288U (ja) | 1993-04-20 |
JPH0748788Y2 true JPH0748788Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13446065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094291U Expired - Lifetime JPH0748788Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 汚水桝蓋受枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748788Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7094291U patent/JPH0748788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530288U (ja) | 1993-04-20 |
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