JPH0748384A - 殺菌活性を有する複素二環式誘導体 - Google Patents

殺菌活性を有する複素二環式誘導体

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JPH0748384A
JPH0748384A JP6089565A JP8956594A JPH0748384A JP H0748384 A JPH0748384 A JP H0748384A JP 6089565 A JP6089565 A JP 6089565A JP 8956594 A JP8956594 A JP 8956594A JP H0748384 A JPH0748384 A JP H0748384A
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triazole
methoxycarbonyl
methoxyethen
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JP6089565A
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Giovanni Camaggi
カマッジー ジョヴァンニ
Lucio Filippini
フィリッピーニ ルチオ
Marilena Gusmeroli
グスメロリ マリレナ
Raul Riva
リーヴァ ラウル
Carlo Garavaglia
ガラヴァッリア カルロ
Ernesto Signorini
シニョリーニ エルネスト
Mario Ferri
フェリ マリオ
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Isagro SpA
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Isagro SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、殺菌力を有する複素二環式誘導体
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、下記一般式(I)を有する、複素
二環式誘導体を基本とする化合物を含む抗真菌剤、及び
該化合物の製造方法を提供する。 【化1】 (式中、P 及びW は、N 又はa=C(R3)-残基;K は、-OR4
残基、又は-N(R5)-R6 残基;R1及びR4は、C1-C8 のアル
キル基又はハロアルキル基;R2、R3、R5及びR6は、H 又
はC1-C8 のアルキル基又はハロアルキル基;Q は、直接
結合、オキソアルキル基、カルボニル基;Y は、C1-C8
アルキル基、C3-C6 シクロアルキル基、フェニル、ナフ
チル、5員又は6員の複素環を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複素二環式誘導体を基
本とする、強い抗真菌活性を示す化合物、さらにそれら
の製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複素二環式
誘導体を基本とする、強い抗真菌活性を示す化合物、及
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の内容
は、下記一般式(I)を有する、複素二環式誘導体を基
本とする化合物である:
【0004】
【化8】
【0005】(式中:P 及びW は、同じ又は互いに異な
る、窒素原子、又は a=C(R3)-残基を表し;K は、−O-
R4残基、又は−N(R5)-R6残基を表し;R1及びR4は、同じ
又は互いに異なる、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C8 のア
ルキル基又はハロアルキル基を表し;R2、R3、R5及びR6
は、同じ又は互いに異なる、水素原子もしくは直鎖又は
分枝鎖を有するC1-C8 のアルキル基又はハロアルキル基
を表し;Q は、直接の結合;酸素原子;直鎖又は分枝鎖
を有するC1-C8 アルキル基;-(C n H2n )-O-、-O-(C m H
2m )-型の直鎖又は分枝鎖を有するオキソアルキル残
基;-CO-型のカルボニル基を表し;
【0006】Y は、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C8 アル
キル基;C3-C6 シクロアルキル基;フェニル、ナフチ
ル;窒素、酸素又はイオウから選択されたヘテロ原子を
1〜3個含む、5員−又は6員−の複素環であり、更に
ベンゼン環と融合し、それらは全て任意に、1種以上の
下記に示すもので置換されている:ハロゲン類、例えば
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素;直鎖又は分枝鎖を有する
C1-C 6 のアルキル基又はハロアルキル基;直鎖又は分枝
鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基又はハロアルコキシ
基;ニトリル基;直鎖又は分枝鎖を有するC2-C8 のカル
ボアルコキシ基又はカルバモイル基;-(V)r-Z 基(式
中、Z は、フェニル基、もしくは酸素、窒素又はイオウ
から選択されたヘテロ原子を有するC5-C10 の複素環を
表し、これらは任意に、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素の
ようなハロゲン類、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 アル
キル基、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基
又はハロアルコキシ基、ニトリル基で置換されていて;
V は、酸素原子又はイオウ原子、もしくはカルボニル基
を表す。);n 及びm は、同じ又は互いに異なる、0〜
6の範囲に含まれる整数;r は、0又は1のどちらかで
ある。)。
【0007】一般式(I)の構造は、少なくとも1種類
の(E)/(Z) 異性を示すことができる。一般式(I)の化
合物の単一な異性体、およびそれらの混合物の両方を考
慮することは、本発明の範囲にはいる。一般式(I)の
化合物は、抗真菌剤である。R1、R2、R3、R4、R5及びR6
基の例は、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオ
ロメチル、2,2,2-トリフルオロエチルなどである。Y 基
の例は、メチル、イソプロピル、タートブチル、2-クロ
ロフェニル、3-クロロフェニル、4-クロロフェニル、2,
4-ジクロロフェニル、4-ブロモフェニル、2-トリフルオ
ロメチルフェニル、4-トリフルオロメチルフェニル、3-
ベンゾイルフェニル、4-ベンゾイルフェニル、2-フルオ
ロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2-メトキシフェ
ニル、4-メトキシフェニル、3-ブトキシフェニル、4-
(1,1,2,2- テトラフルオロエトキシ)フェニル、3-フェ
ノキシフェニル、4-フェノキシフェニル、4-(4- クロロ
フェノキシ) フェニル、2-シアノフェニル、ピリド-3-
イル、3-トリフルオロメチル- ピリド-2- イル;チエン
-2- イル、5-トリフルオロメチルチエン-2- イル、4-ク
ロロピリミジン-2- イル、4,6-ジメチルピリミジン-2-
イル、4-メチル-5- フェニルチアゾリルイル、6-クロロ
ベンゾイソ- オキサゾール-2- イルなどである。
【0008】Z 基の例は、2-クロロフェニル、3-クロロ
フェニル、4-クロロフェニル、2,4-ジクロロフェニル、
4-ブロモフェニル、2-トリフルオロメチルフェニル、4-
トリフルオロメチルフェニル、3-ベンゾイルフェニル、
4-ベンゾイルフェニル、2-フルオロフェニル、2,6-ジフ
ルオロフェニル、2-メトキシフェニル、4-メトキシフェ
ニル、3-ブトキシフェニル、4-(1,1,2,2- テトラフルオ
ロエトキシ)フェニル、3-フェノキシフェニル、4-フェ
ノキシフェニル、4-(4- クロロフェノキシ) フェニル、
2-シアノフェニル、ピリド-3- イル、3-トリフルオロメ
チル- ピリド-2- イル、チエン-2- イル、5-トリフルオ
ロメチルチエン-2- イル、4-クロロピリミジン-2- イ
ル、4,6-ジメチルピリミジン-2- イル、4-メチル-5- フ
ェニルチアゾリルイル、6-クロロベンゾイソ- オキサゾ
ール-2- イルなどである。
【0009】一般式(I)の化合物であって、実施例に
おいて具体的には説明はしないが、それらの殺菌活性の
ために同様に興味深い化合物は:(E)-2-(4- フルオロフ
ェニル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン
-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾー
ル;(E)-2-(4- フルオロフェニル)-5-(1- ジメチルアミ
ノ- カルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチル
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(4- フル
オロフェニル)-5-(1- メチルアミノカルボニル-2- メト
キシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾール;(E)-2-(2,4- ジフルオロフェニル)-5-(1
- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-
メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(4
- メチルフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メト
キシエテン-1-イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾール;(E)-2-(4- シアノフェニル)-5-(1- メト
キシカルボニル-2- メトキシエテン-1-イル)-6-メチル
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(4- メト
キシフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシ
エテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール;(E)-2-(2- メトキシフェニル)-5-(1- メトキ
シカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチ
アゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0010】(E)-2-(3- トリフルオロメチルフェニル)-
5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イ
ル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
(E)-2-[3-(4-クロロフェノキシ) フェニル]-5-(1- メト
キシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチル
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(2,4- ジ
フルオロフェニル)-5-( メトキシイミノ- メトキシカル
ボニル-メチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール;(E)-2-(2- メチルフェニル)-5-( メトキシイ
ミノ- メトキシカルボニル- メチル) チアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール;(E)-2-[4-(4-クロロフェニル)
チアゾロ-2- イルフェニル]-5-( 1-メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(7- クロロベンゾチア
ゾロ-2- イル- フェニル)-5-( 1-メトキシカルボニル-2
- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(5- トリフルオロメチル
ピリド-3- イル)-5-( 1-メトキシカルボニル-2-メトキ
シエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]ト
リアゾール;
【0011】(E)-2-(4,6- ジメチルピリミジン-2- イ
ル)-5-( 1-メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1-
イル)-6-エチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
(E)-2-( ナフト-2- イル)-5-( 1-メトキシカルボニル-2
- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール;(E)-2-( ナフト-2- イル)-5-(
メトキシイミノメトキシカルボニル- メチル)-6-メチル
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-( チエン
-2- イル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエテ
ン-1- イル)-チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
(E)-2-(4- クロロベンゾイル)-5-(1- メトキシカルボニ
ル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2
-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(3- トリフルオロメチ
ルベンゾイル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシ
エテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール;(E)-2-(4- トリフルオロメチルベンゾイル)-
5-( メトキシイミノメトキシカルボニル- メチル)-チア
ゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(3- クロロ-5
- トリフルオロメチルピリジル-2- オキシ)-5-(1- メト
キシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチル
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0012】(E)-2-(3- クロロ-5- トリフルオロメチル
ピリジル-2- オキシ)-5-( メトキシイミノメトキシカル
ボニル- メチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール;(E)-2-(2- クロロベンジルオキシ)-5-(1- メ
トキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチ
ルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-[4-(2,
2,1,1-テトラフルオロエトキシ) ベンジルオキシ]-5-(1
- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-
メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(2
- シアノフェノキシメチル)-5-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-[1-(4-クロロフェノキ
シ) エチル]-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
(E)-2-[1-(4-クロロフェノキシ) エチル]-5-( メトキシ
イミノメトキシカルボニル- メチル)-6-メチルチアゾロ
[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;(E)-2-[2-(4-トリフルオ
ロメチルフェノキシ) プロポ-2- イル]-5-(1- メトキシ
カルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチア
ゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0013】(E)-2-[2-(4-トリフルオロメチルフェノキ
シ) プロポ-2- イル]-5-( メトキシイミノメトキシカル
ボニル- メチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール;(E)-2-( タートブチル)-5-( メトキシイミノ
メトキシカルボニルメチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール;(E)-2-(1,1- ジメチルプロピル)
-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イ
ル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
(E)-6-(4- クロロフェニル)-3-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1-イル)-ピラゾロ[1,5-b] チアゾ
ール;(E)-6-(4- クロロフェニル)-3-(1- メトキシカル
ボニル-2- メトキシエテン-1-イル)-7-メチルピラゾロ
[1,5-b] チアゾールである。W が、a=C(R3)-残基( 式
中、R3は、前述の定義と同じ意味を有する。) を表す場
合は、本発明の化合物は、下記の工程を含む方法によっ
て得ることができ、これは、下記一般式(II)を有する化
合物を:
【0014】
【化9】
【0015】(式中、R2、P 、Y 、Q 及びK は、前述の
定義と同じ意味を有する。);下記一般式(III) を有す
るアルキルエステルと: R3-COOR7 (III) (式中、R3は、前述の定義と同じ意味を有し、R7は、C1
〜C3のアルキル基を表す。) ;双極性のプロトン性又は
非プロトン性溶媒、例えばメチルアルコール、タートブ
チルアルコール、N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチル
ピロリドンなどの中で、塩基、例えば水素化ナトリウ
ム、カリウムタートブトキシドなどの存在下、-10℃〜8
0℃の範囲の温度で反応させ、下記一般式(IV)を有する
塩を得る工程:
【0016】
【化10】
【0017】;上記工程で得られた生成物を、ハロゲン
化剤 R1-X ( 式中、R1及びX は、前述の定義と同じ意味
を有し、X は、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原
子を表す。) 、又はp-トルエンスルホネートのような活
性エステルと、-10 ℃〜80℃の範囲の温度で反応させる
ことによって、下記式(Ia)を有する所望の化合物を得る
工程を含む。
【0018】
【化11】
【0019】W が、水素原子を表す場合は、本発明の化
合物は、下記の工程を含む方法によって得ることがで
き、これは、一般式(II)を有する化合物を、下記一般式
(V)を有する有機亜硝酸エステルと: R8-ONO (V) (式中、R8は、直鎖または分枝鎖を有するC2〜C8のアル
キル基を表す。) ;双極性のプロトン性又は非プロトン
性溶媒、例えばメチルアルコール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどの中で、塩基、例えば水素化ナトリ
ウム、カリウムタートブトキシドなどの存在下、-10 ℃
〜80℃の範囲の温度で反応させ、下記一般式(VI)を有す
る塩を得る工程:
【0020】
【化12】
【0021】上記工程で得られた生成物を、ハロゲン化
剤 R1-X ( 式中、R1及びX は、前述の定義と同じ意味を
有す。) と、一般式(IV)を有する塩を式(Ia)を有する化
合物へと転化するための前述の条件に類似した条件の下
で反応させることによって、下記式(Ib)を有する化合物
を得る工程を含む。
【0022】
【化13】
【0023】一般式(II)を有する化合物は、下記一般式
(VII) を有する化合物;
【0024】
【化14】
【0025】(式中、P 、Q 及びY は、前述の定義と同
じ意味を有する。)を、下記一般式(VIII)を有するγ-
ハロ- β- ケトアルカン酸誘導体;
【0026】
【化15】
【0027】(式中、R2及びK は、前述の定義と同じ意
味を有し、X'は塩素原子又は臭素原子である。)と反応
させることによって製造することができる。上述の反応
は、“複素環化学ジャーナル(Journal of Heterocyclic
Chemistry) (15 ;401(1978))”、又は“複素環化学ジ
ャーナル(17;1321(1980)) ”に記載された方法に従って
実施することができる。P が、窒素原子である場合は、
一般式(VII) を有する化合物は、例えば先に引用した参
照文献に記載された方法に従って、製造することができ
る。P が、a=C(R3)-残基( 式中、R3は前述の定義と同じ
意味を有す。) である場合は、一般式(VII) を有する化
合物は、例えばG.P.Ellis の文献" 融合複素環の合成"
(複素環式化合物の化学、47(1);575(1987))の方法に従
って製造することができる。一般式(VIII)を有するγ-
ハロ- β- ケトアルカン酸の誘導体は、市販されている
ものか、もしくは技術文献に記載された、例えばβ- ケ
トアルカン酸の過臭素酸ピリジンによって臭素化する方
法などの方法に従って、容易に製造される。
【0028】一般式(I)を有する化合物は、様々な属
の病原真菌に対し、特に強力な殺菌力を示す。これら
は、ブドウ、テンサイ、穀物、ウリ科の作物及び果樹に
被害を及ぼす植物の病原真菌に対して、特に効果的であ
る。これらは、同じく、例えばカンジダ(Candida) 属又
トリコフィタム(Trichophytum)属に属する病原菌を抑
制するような、抗真菌剤として作用することができる。
本発明の化合物によって駆逐することができる植物の病
気は、例えば下記のものである:穀物のヘルミントスポ
リウム(Helminthosporium teres);穀物のエリシフェ
グラミニス(Erysiphe graminis) ;穀物のプシニア亜種
(Puccinia ssp.);ブドウのプラスモパラ ビチコラ(P
lasmopara viticola) ;園芸種のフィチウム(Phytiu
m);園芸種のフィトフソラ亜種 (Phytophthora ss
p.);穀物のセプトリア亜種 (Septoria ssp.);ウリ科
(例えばキュウリ)のスファエロセカ フリギネア(Sph
aerotheca fuliginea);穀物のリンコスポリウム(Rhync
hosporium);リンゴのポドスファエラ レウコトリキア
(Podosphaera leucotricha);ブドウのウンシヌラ ネ
カトル(Uncinula necator);果樹のベンツリア亜種 (Ve
nturia spp.) ;米のピリクラリア オリザエ(Pyricul
aria oryzae)ボトリチス シネレア(Botrytis cinere
a);穀物のフサリウム亜種 (Fusarium spp.);などであ
る。
【0029】一般式(I)を有する化合物を植物の治療
を目的として使用する場合には、これらは、治療的性質
及び予防的性質の両方の殺菌作用を発揮することがで
き、更に植物毒性は低いか又は無い。農業における実用
のために、活性成分として、一般式(I)を有する化合
物を1種以上、更に可能であるなら異性体の混合物を、
含有する殺菌組成物を利用することは、しばしば有益で
ある。これらの組成物は、植物のあらゆる部分、例えば
葉、雄しべ、枝及び根に、又は種蒔前の種子粉衣とし
て、更には植物が成長する場所に、散布することができ
る。
【0030】この組成物は、乾燥散剤、水和剤、乳化濃
厚剤、微小乳剤、パスタ剤、顆粒剤、液剤、懸濁剤など
の剤形で使用することができ;組成物の型の選択は、予
定される特定の用途によって決まる。本組成物は、公知
の方法、例えば当該活性成分を溶媒及び/又は固形希釈
剤で、可能であるなら界面活性剤の存在下で、希釈又は
溶解する方法に従って調製する。固形の希釈剤又は担体
として、下記のものを使用することができる:シリカ、
カオリン、ベントナイト、タルク、化石荒粉、ドロマイ
ト、炭酸カルシウム、マグネシア、チョーク、クレー、
合成ケイ酸塩、アタパルジャイト、セピオライトであ
る。液体希釈剤として、水は当然であるが、そのほかに
様々な種類の溶媒を使用することができ、例えば芳香族
(キシレン又はアルキルベンゼン類の混合物)、塩素化
した芳香族(クロロベンゼン)、パラフィン類(石油留
分)、アルコール類(メタノール、プロパノール、ブタ
ノール、オクタノール、グリセロール)、アミン類、ア
ミド類(N,N'- ジメチルホルムアミド、N-メチルピロリ
ドン) 、ケトン類( アセトン、シクロヘキサノン、アセ
トフェノン、イソホロン(isoforone)、エチルアミルケ
トン) 、エステル類( イソブチルアセテート) である。
界面活性剤として、アルキルスルフェートのナトリウ
ム、カルシウム、トリエタノールアミン又はトリエタノ
ールアミン塩、アルキルアリールスルホネート、ポリエ
トキシアルキルフェノール、エチレンオキシドで縮合さ
れた脂肪族アルコール、ポリエトキシ脂肪酸、ポリエト
キシソルビタンエステル、リグノスルホネートを使用す
ることができる。
【0031】この組成物は、同じく特定の目的のために
特別な添加剤、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドンのような付着剤(adhesio
n conferring agents)を含むこともできる。所望である
ならば、本発明の組成物類に、他の混合適合性がある活
性物質、例えば殺菌剤、植物調節剤(phytoregulants)、
抗生物質、除草剤、殺虫剤、肥料などを加えることもで
きる。前記組成物中の活性物質の濃度は、活性化合物、
作物、病原、環境条件及び採用した処方の種類によっ
て、広範囲に変えることができる。一般に、活性物質の
濃度は、0.1 〜95%、好ましくは0.5 〜90%の範囲に含
まれる。下記に記載した実施例は、単に目的を具体的に
説明するために示し、それらは本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0032】
【実施例】実施例1 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾールの製造(化合物1) パラフィンを溶媒とする、水素化ナトリウム 0.23g(80
重量%)を、密閉した窒素ガス雰囲気中で、無水ジメチ
ルホルムアミド(DMF) 5cm3 に分散した。その後、ギ酸
メチル2.5cm3及び無水ジメチルホルムアミド(DMF) 5cm
3 を溶媒とする、2-(4- クロロフェニル)-5-( メトキシ
カルボニル- メチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾール 1.2g を、40分かけて滴下して加えた。得
られた混合物を、室温で4時間放置した。 反応混合物
を、5℃まで冷却し、ヨウ化メチル(CH3I) 2.5cm3 を添
加した。得られた溶液を、室温で一晩放置し、その後水
で希釈し、酢酸エチルを用いて抽出した。有機相を、ブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて完全に乾燥
し、かつ減圧下で濃縮した。このようにして得られた粗
生成物を、シリカゲルクロマトグラフィーで、ヘキサ
ン:酢酸エチルが7:3 である留出液を用いて精製した。
表1に示した核磁気共鳴分光のデータを有する化合物1
が、0.75g 得られ、収率は55%であった。
【0033】実施例2 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-( メトキシイミノメトキ
シカルボニルメチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾールの製造(化合物2) パラフィンを溶媒とする、水素化ナトリウム 0.25g(80
重量%)を、密閉した窒素ガス雰囲気中で、無水ジオキ
サン5cm3 に分散した。その後、無水ジオキサン10cm3
を溶媒とする、2-(4- クロロフェニル)-5-( メトキシカ
ルボニルメチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
アゾール 1.15g及び亜硝酸アミル9g を、30分かけて滴
下して加えた。得られた混合物を、室温で48時間放置
し、その後40℃で4時間加熱した。反応混合物を、5℃
まで冷却し、ヨウ化メチル(CH3I) 2.5cm3 を添加した。
得られた溶液を、室温で一晩放置し、その後水で希釈
し、酢酸エチルを用いて抽出した。有機相を、ブライン
で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて完全に乾燥し、かつ
減圧下で濃縮した。このようにして得られた粗生成物
を、シリカゲルクロマトグラフィーで、ヘキサン:酢酸
エチルが7:3 である留出液を用いて、精製した。表1に
示した核磁気共鳴分光のデータを有する化合物2が、0.
50g 得られ、収率は38%であった。
【0034】実施例3〜25 実施例1及び2に類似した方法で、化合物3〜25を製造
した。 化合物1 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール; 化合物2 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-( メトキシイミノメトキ
シカルボニルメチル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾール; 化合物3 (E)-2-(4- トリフルオロメチルフェニル)-5-(1- メトキ
シカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチ
アゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物4 (E)-2-(4- トリフルオロメチルフェニル)-5-( メトキシ
イミノ- メトキシカルボニル- メチル)-6-メチルチアゾ
ロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0035】化合物5 (E)-2-(4- ベンゾイルフェニル)-5-(1- メトキシカルボ
ニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ
[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物6 (E)-2-(2- クロロフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール; 化合物7 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-(1- メトキシカルボニル
-2- メトキシエテン-1- イル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]
トリアゾール; 化合物8 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(4-メトキシフェニル) チアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール; 化合物9 (E)-6-トリフルオロメチル-5-(1-メトキシカルボニル-2
- メトキシエテン-1-イル)-3-(4- メトキシフェニル)
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0036】化合物10 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(4-シクロプロピルメトキシフェニル)
チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物11 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(4-ベンジルオキシフェニル) チアゾ
ロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物12 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2-メトキシフェニル) チアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール; 化合物13 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(4-フェノキシフェニル) チアゾロ[3,
2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物14 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2-メチルプロポ-2- イル )チアゾロ
[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0037】化合物15 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-( プロポ-2- イル )チアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール; 化合物16 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-( シクロヘキシル )チアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール; 化合物17 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2-メチルフェニル) チアゾロ[3,2-b]
[1,2,4]トリアゾール; 化合物18 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2-フルオロフェニル) チアゾロ[3,2-
b][1,2,4]トリアゾール; 化合物19 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2,6- ジフルオロフェニル) チアゾロ
[3,2-b][1,2,4]トリアゾール;
【0038】化合物20 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-[5-(4-クロロフェニル) イソオキサゾ
ール-3- イル] チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物21 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-[(5-トリフルオロメチルピリジル-2-
オキシ) フェニル] チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾー
ル; 化合物22 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-[4-(4-クロロフェニル) チアゾール-2
- イル] チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物23 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2,2- ジメチルプロポ-1- イル) チア
ゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール; 化合物24 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-(2-ナフチル) チアゾロ[3,2-b][1,2,
4]トリアゾール; 化合物25 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニル-2- メトキシエ
テン-1- イル)-3-[5-(2-メチルプロポ-2- イル) イソオ
キサゾール-3- イル] チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾ
ール;それぞれの核磁気共鳴分光のデータを、表1に示
す。
【0039】実施例26 ウリ科のウドンコ病( セファエロセカ ファンギネア(S
phaerotheca funginea)) に対する予防殺菌活性の試験 条件を整えた環境(20 ±1 ℃、相対湿度70%) の中で、
ポットで生育させた、キュウリ、Marketer cultivar の
葉の両面に、アセトンを20体積%含む水−アセトン溶液
を溶媒とする、化合物1〜25を噴霧処理した。条件を整
えた環境に24時間放置した後、セファエロセカ ファン
ギネアの分生子の水性懸濁液(分生子200000/cm3)を、
植物の葉の両面に噴霧した。その後、真菌の培養期間
中、この植物を、21℃で、飽和湿度の環境の中に保持し
た。この期間の終了時(8日目)に、その殺菌活性を、
100 (健全な植物)〜0(完全に感染した植物)を変化
する百分率で評価した。全ての合成した化合物が、濃度
500ppmで、感染を、90以上抑制することを示した。
【0040】実施例27 オオムギの網斑病( エルミントポリウム テレス(Elmin
thosporium teres))に対する予防殺菌活性の試験 条件を整えた環境(20 ±1 ℃、相対湿度70%) の中で、
ポットで生育させた、オオムギ、Arna cultivar の葉の
両面を、アセトンを20体積%含む水−アセトン溶液を溶
媒とする、化合物1〜25で噴霧処理した。条件を整えた
環境に24時間放置した後、エルミントポリウム テレス
の分生子の水性懸濁液(分生子250000/cm3)を、植物の
葉の両面に噴霧した。この植物を、真菌の培養期間中、
21℃で、飽和湿度の環境の中に保持した。この期間の終
了時(12日目)に、その殺菌活性を、100 (健全な植
物)〜0(完全に感染した植物)を変化する百分率で評
価した。全ての合成した化合物が、濃度500ppmで、感染
を、90以上抑制することを示した。
【0041】実施例28 ブドウのべと病( プラスモパラ ビチコラ(Plasmopara
viticola))に対する予防殺菌活性の試験 条件を整えた環境(20 ±1 ℃、相対湿度70%) の中で、
ポットで生育させた、ブドウ、Dolcetto cultivar の両
面に、アセトンを20体積%含む水−アセトン溶液を溶媒
とする、化合物1〜25を噴霧処理した。条件を整えた環
境に24時間放置した後、プラスモパラ ビチコラの分生
子の水性懸濁液(分生子200000/cm3)を、植物の葉の両
面に噴霧した。この植物を、真菌の培養期間中、21℃
で、飽和湿度の環境の中に保持した。この期間の終了時
(7日目)に、その殺菌活性を、100 (健全な植物)〜
0(完全に感染した植物)を変化する百分率で評価し
た。全ての合成した化合物が、濃度500ppmで、感染を、
90以上抑制することを示した。
【0042】
【表1】 表1 化合物 NMR 分光のデータ(60MHz、CDCl3) 1 2.3 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.3 (2H, m); 7.9 (2H, m); 8.1 (1H, s). 2 2.3 (3H, s); 3.7 (3H, s); 4.1 (3H, s); 7.3 (2H, m); 7.9 (2H, m). 3 2.4 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.8 (2H, m); 8.3 (2H, m); 8.1 (1H, s). 4 2.4 (3H, s); 3.7 (3H, s); 4.1 (3H, s); 7.8 (2H, m); 8.3 (2H, m). 5 2.3 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.8 (9H, m); 8.1 (1H, s). 6 2.3 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.4 (3H, m); 7.9 (1H, m); 8.1 (1H, s). 7 3.8 (3H, s); 4.1 (3H, s); 7.1 (1H, s); 7.4 (2H, m); 8.0 (2H, m); 8.1 (1H, s). 8 2.2 (3H, s); 3.7 (3H, s); 3.8 (3H, s); 3.9 (3H, s); 6.9 (2H, d); 7.7 (1H, s); 8.1 (2H, d). 9 3.7 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.0 (2H, d); 7.8 (1H, s); 8.1 (2H, d). 10 0.4 (4H, m); 1.0 (1H, m); 2.3 (3H, s) 3.5 (3H, s); 3.6 (2H, d); 3.8 (3H, s) 6.7 (2H, d); 7.6 (1H, s); 7.8 (2H,d). 11 2.3 (3H, s); 3.7 (3H, s); 3.9 (3H, s); 5.1 (2H, s); 7.0 (2H, d); 7.4 (5H, s); 7.8 (1H, s); 8.0 (2H, d). 12 2.3 (3H, s); 3.7 (3H, s); 3.8 (3H, s); 3.9 (3H, s); 7.1 (3H, m); 7.7 (1H, s); 7.8 (1H, m). 13 2.2 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 6.9 (7H, m); 7.6 (2H, d); 7.8 (1H, s). 14 1.3 (9H, s); 2.1 (3H, s); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 7.6 (1H, s). 15 1.3 (6H, d); 2.3 (3H, s); 3.1 (1H, m); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 7.7 (1H, s). 16 1.1 (10H,m); 2.2 (3H, s); 2.9 (1H, m); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 7.6 (1H, s). 17 2.4 (3H, s); 2.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.3 (3H, m); 7.9 (1H, s); 8.1 (1H, m). 18 2.4 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.3 (4H, m); 7.9 (1H, s). 19 2.5 (3H, s); 3.8 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.2 (3H, m); 7.9 (1H, s). 20 2.2 (3H, s); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 6.6 (1H, s); 7.4 (2H, m); 7.6 (1H, s); 7.7 (2H, m). 21 2.3 (3H, s); 3.7 (3H, s); 4.0 (3H, s); 7.1 (3H, m); 7.8 (1H, s); 8.2 (4H, m). 22 2.2 (3H, s); 3.7 (3H, s); 3.9 (3H, s); 7.2 (1H, s); 7.3 (2H, m); 7.7 (1H, s); 7.8 (2H, m). 23 1.2 (9H, s); 2.1 (3H, s); 2.7 (2H, s); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 7.6 (1H, s). 24 2.2 (3H, s); 3.7 (3H, s); 3.9 (3H, s); 7.4 (6H, m); 7.7 (1H, s); 8.1 (1H, m); 8.1 (2H, d). 25 1.4 (9H, s); 3.6 (3H, s); 3.8 (3H, s); 6.1 (1H, s); 7.7 (1H, s).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 249:00 277:00) (C07D 513/04 231:00 277:00) (72)発明者 マリレナ グスメロリ イタリア ミラン モンツァ ヴィア デ ラ グエリーナ 31 (72)発明者 ラウル リーヴァ イタリア ノヴァーラ バルアルド ダッ ツェッリオ 5 (72)発明者 カルロ ガラヴァッリア イタリア ミラン クッジオーノ ピアッ ツァ デラ ヴィットリア 7 (72)発明者 エルネスト シニョリーニ イタリア ヴァレーゼ マルナーテ ヴィ ア マッテオッティ 51 (72)発明者 マリオ フェリ イタリア ミラン ヴィア テオドシオ 18

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)を有する、複素二環式
    誘導体を基本とする化合物: 【化1】 (式中:P 及びW は、同じ又は互いに異なる、窒素原
    子、又は a=C(R3)-残基を表し;K は、−O-R4残基、又
    は−N(R5)-R6残基を表し;R1及びR4は、同じ又は互いに
    異なる、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C8 のアルキル基又
    はハロアルキル基を表し;R2、R3、R5及びR6は、同じ又
    は互いに異なる、水素原子もしくは直鎖又は分枝鎖を有
    するC1-C8 のアルキル基又はハロアルキル基を表し;Q
    は、直接の結合;酸素原子;直鎖又は分枝鎖を有するC1
    -C8 アルキル基;-(C n H2n )-O-、-O-(C m H2m )-型の
    直鎖又は分枝鎖を有するオキソアルキル残基;-CO-型の
    カルボニル基を表し;Y は、直鎖又は分枝鎖を有するC1
    -C8 アルキル基;C3-C6 シクロアルキル基;フェニル、
    ナフチル;窒素、酸素又はイオウから選択されたヘテロ
    原子を1〜3個含む、5員−又は6員−の複素環であ
    り、更にベンゼン環と融合し、それらは全て任意に、1
    種以上の下記に示すもので置換されている:ハロゲン
    類、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素;直鎖又は分枝
    鎖を有するC1-C 6 のアルキル基又はハロアルキル基;直
    鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基又はハロア
    ルコキシ基;ニトリル基;直鎖又は分枝鎖を有するC2-C
    8 のカルボアルコキシ基又はカルバモイル基;-(V)r-Z
    基(式中、Z は、フェニル基、もしくは酸素、窒素又は
    イオウから選択されたヘテロ原子を有するC5-C10 の複
    素環を表し、任意に、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のよ
    うなハロゲン類、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 アルキ
    ル基、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基又
    はハロアルコキシ基、ニトリル基で置換されていて;V
    は、酸素原子又はイオウ原子、もしくはカルボニル基を
    表す。);n 及びm は、同じ又は互いに異なる、0〜6
    の範囲に含まれる整数;r は、0又は1のどちらかであ
    る。)。
  2. 【請求項2】 下記一般式(I)を有する、複素二環式
    誘導体を基本とする化合物を含む抗真菌剤: 【化2】 (式中:P 及びW は、同じ又は互いに異なる、窒素原
    子、又は a=C(R3)-残基を表し;K は、−O-R4残基、又
    は−N(R5)-R6残基を表し;R1及びR4は、同じ又は互いに
    異なる、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C8 のアルキル基又
    はハロアルキル基を表し;R2、R3、R5及びR6は、同じ又
    は互いに異なる、水素原子もしくは直鎖又は分枝鎖を有
    するC1-C8 のアルキル基又はハロアルキル基を表し;Q
    は、直接の結合;酸素原子;直鎖又は分枝鎖を有するC1
    -C8 アルキル基;-(C n H2n )-O-、-O-(C m H2m )-型の
    直鎖又は分枝鎖を有するオキソアルキル残基;-CO-型の
    カルボニル基を表し;Y は、直鎖又は分枝鎖を有するC1
    -C8 アルキル基;C3-C6 シクロアルキル基;フェニル、
    ナフチル;窒素、酸素又はイオウから選択されたヘテロ
    原子を1〜3個含む5員−又は6員−の複素環であり、
    更にベンゼン環と融合し、それらは全て任意に、1種以
    上の下記に示すもので置換されている:ハロゲン類、例
    えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素;直鎖又は分枝鎖を有
    するC1-C 6 のアルキル基又はハロアルキル基;直鎖又は
    分枝鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基又はハロアルコキ
    シ基;ニトリル基;直鎖又は分枝鎖を有するC2-C8 のカ
    ルボアルコキシ基又はカルバモイル基;-(V)r-Z 基(式
    中、Z は、フェニル基、もしくは酸素、窒素又はイオウ
    から選択されたヘテロ原子を有するC5-C10 の複素環を
    表し、任意に、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のようなハ
    ロゲン類、直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 アルキル基、
    直鎖又は分枝鎖を有するC1-C6 のアルコキシ基又はハロ
    アルコキシ基、ニトリル基で置換されていて;V は、酸
    素原子又はイオウ原子、もしくはカルボニル基を表
    す。);n 及びm は、同じ又は互いに異なる、0〜6の
    範囲に含まれる整数;r は、0又は1のどちらかであ
    る。)。
  3. 【請求項3】 R1、R2、R3、R4、R5及びR6が、メチル、
    エチル、イソプロピル、トリフルオロメチル、2,2,2-ト
    リフルオロエチルである、請求項2に記載の抗真菌剤。
  4. 【請求項4】 Y が、メチル、イソプロピル、タートブ
    チル、2-クロロフェニル、3-クロロフェニル、4-クロロ
    フェニル、2,4-ジクロロフェニル、4-ブロモフェニル、
    2-トリフルオロメチルフェニル、4-トリフルオロメチル
    フェニル、3-ベンゾイルフェニル、4-ベンゾイルフェニ
    ル、2-フルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2-
    メトキシフェニル、4-メトキシフェニル、3-ブトキシフ
    ェニル、4-(1,1,2,2- テトラフルオロエトキシ)フェニ
    ル、3-フェノキシフェニル、4-フェノキシフェニル、4-
    (4- クロロフェノキシ) フェニル、2-シアノフェニル、
    ピリド-3- イル、3-トリフルオロメチル- ピリド-2- イ
    ル、チエン-2- イル、5-トリフルオロメチルチエン-2-
    イル、4-クロロピリミジン-2- イル、4,6-ジメチルピリ
    ミジン-2- イル、4-メチル-5- フェニルチアゾリルイ
    ル、6-クロロベンゾイソオキサゾール-2- イルである、
    請求項2に記載の抗真菌剤。
  5. 【請求項5】 Z が、2-クロロフェニル、3-クロロフェ
    ニル、4-クロロフェニル、2,4-ジクロロフェニル、4-ブ
    ロモフェニル、2-トリフルオロメチルフェニル、4-トリ
    フルオロメチルフェニル、3-ベンゾイルフェニル、4-ベ
    ンゾイルフェニル、2-フルオロフェニル、2,6-ジフルオ
    ロフェニル、2-メトキシフェニル、4-メトキシフェニ
    ル、3-ブトキシフェニル、4-(1,1,2,2- テトラフルオロ
    エトキシ)フェニル、3-フェノキシフェニル、4-フェノ
    キシフェニル、4-(4- クロロフェノキシ) フェニル、2-
    シアノフェニル、ピリド-3- イル、3-トリフルオロメチ
    ル- ピリド-2- イル、チエン-2- イル、5-トリフルオロ
    メチルチエン-2- イル、4-クロロピリミジン-2- イル、
    4,6-ジメチルピリミジン-2- イル、4-メチル-5- フェニ
    ルチアゾリルイル、6-クロロベンゾイソオキサゾール-2
    - イルである、請求項2に記載の抗真菌剤。
  6. 【請求項6】 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-(1- メト
    キシカルボニル-2-メトキシエテン-1- イル)-6-メチル
    チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2
    に記載の抗真菌剤。
  7. 【請求項7】 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-( メトキ
    シイミノメトキシカルボニルメチル)-6-メチルチアゾロ
    [3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2に記載の
    抗真菌剤。
  8. 【請求項8】 (E)-2-(4- トリフルオロメチルフェニ
    ル)-5-(1- メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1-
    イル)-6-メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを
    含む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  9. 【請求項9】 (E)-2-(4- トリフルオロメチルフェニ
    ル)-5-( メトキシイミノメトキシカルボニルメチル)-6-
    メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請
    求項2に記載の抗真菌剤。
  10. 【請求項10】 (E)-2-(4- ベンゾイルフェニル)-5-(1
    - メトキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-
    メチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請
    求項2に記載の抗真菌剤。
  11. 【請求項11】 (E)-2-(2- クロロフェニル)-5-(1- メ
    トキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチ
    ルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項
    2に記載の抗真菌剤。
  12. 【請求項12】 (E)-2-(4- クロロフェニル)-5-(1- メ
    トキシカルボニル-2- メトキシエテン-1- イル)-6-メチ
    ルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項
    2に記載の抗真菌剤。
  13. 【請求項13】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(4- メトキシフェニ
    ル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求
    項2に記載の抗真菌剤。
  14. 【請求項14】 (E)-6-トリフルオロメチル-5-(1-メト
    キシカルボニル-2-メトキシエテン-1- イル)-3-(4- メ
    トキシフェニル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール
    を含む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  15. 【請求項15】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(4- シクロプロピル
    メトキシフェニル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾー
    ルを含む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  16. 【請求項16】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(4- ベンジルオキシ
    フェニル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含
    む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  17. 【請求項17】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2- メトキシフェニ
    ル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求
    項2に記載の抗真菌剤。
  18. 【請求項18】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(4- フェノキシフェ
    ニル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請
    求項2に記載の抗真菌剤。
  19. 【請求項19】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2- メチルプロポ-2
    - イル )チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、
    請求項2に記載の抗真菌剤。
  20. 【請求項20】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-( プロポ-2- イル )
    チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2
    に記載の抗真菌剤。
  21. 【請求項21】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-( シクロヘキシル )
    チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2
    に記載の抗真菌剤。
  22. 【請求項22】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2- メチルフェニ
    ル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求
    項2に記載の抗真菌剤。
  23. 【請求項23】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2- フルオロフェニ
    ル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求
    項2に記載の抗真菌剤。
  24. 【請求項24】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2,6- ジフルオロフ
    ェニル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、
    請求項2に記載の抗真菌剤。
  25. 【請求項25】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-[5-(4-クロロフェニ
    ル) イソオキサゾール-3- イル] チアゾロ[3,2-b][1,2,
    4]トリアゾールを含む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  26. 【請求項26】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-[(5-トリフルオロメ
    チルピリジル-2- オキシ) フェニル] チアゾロ[3,2-b]
    [1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2に記載の抗真菌
    剤。
  27. 【請求項27】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-[4-(4-クロロフェニ
    ル) チアゾール-2- イル] チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリ
    アゾールを含む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  28. 【請求項28】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2,2- ジメチルプロ
    ポ-1- イル) チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含
    む、請求項2に記載の抗真菌剤。
  29. 【請求項29】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-(2- ナフチル) チア
    ゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2に記
    載の抗真菌剤。
  30. 【請求項30】 (E)-6-メチル-5-(1-メトキシカルボニ
    ル-2- メトキシエテン-1- イル)-3-[5-(2-メチルプロポ
    -2- イル) イソオキサゾール-3- イル] チアゾロ[3,2-
    b][1,2,4]トリアゾールを含む、請求項2に記載の抗真
    菌剤。
  31. 【請求項31】 請求項1〜30のいずれか1項に記載の
    化合物の製造方法であって、下記一般式(II)を有する化
    合物を: 【化3】 (式中、R2、P 、Y 、Q 及びK は、前述の定義と同じ意
    味を有する。);下記一般式(III) を有するアルキルエ
    ステルと: R3-COOR7 (III) (式中、R3は、前述の定義と同じ意味を有し、R7は、C1
    〜C3のアルキル基を表す。) ;双極性のプロトン性又は
    非プロトン性溶媒の中で、塩基の存在下、-10 ℃〜80℃
    の範囲の温度で反応させて、下記一般式(IV)を有する塩
    を得る工程: 【化4】 ;上記工程で得られた生成物を、ハロゲン化剤 R1-X (
    式中、R1は、前述の定義と同じ意味を有し、X は、ハロ
    ゲン原子を表す。) 、又は活性化エステルで、-10℃〜8
    0℃の範囲の温度で、反応させることによって、下記式
    (Ia)を有する所望の化合物を得る工程を含む: 【化5】
  32. 【請求項32】 請求項1〜30のいずれか1項に記載の
    化合物の製造方法であって、これは、一般式(II)を有す
    る化合物を、下記一般式(V)を有する有機亜硝酸エス
    テルと: R8-ONO (V) (式中、R8は、直鎖または分枝鎖を有するC2〜C8のアル
    キル基を表す。) ;双極性のプロトン性又は非プロトン
    性溶媒の中で、塩基の存在下、-10 ℃〜80℃の範囲の温
    度で反応させ、下記一般式(VI)を有する塩を得る工程: 【化6】 ;上記工程で得られた生成物を、ハロゲン化剤 R1-X (
    式中、R1及びX は、前述の定義と同じ意味を有す。)
    で、一般式(IV)を有する塩を式(Ia)を有する化合物へと
    転化するための前述の条件に類似の条件の下で反応させ
    ることによって、下記式(Ib)を有する化合物を得る工
    程: 【化7】 を含む製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項2〜32のいずれか1項に記載の
    化合物を1種以上、単独で、もしくは固形担体、液体増
    量剤、界面活性剤又は他の活性成分と共に含む殺菌組成
    物。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の殺菌組成物を、植
    物、葉、雄しべ、枝及び根の部分に、並びに種蒔前に植
    物の種子に、又は植物の生育場所に散布することを含
    む、真菌の感染を駆逐する方法。
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