JPH0748091Y2 - かばんの蓋止め具 - Google Patents
かばんの蓋止め具Info
- Publication number
- JPH0748091Y2 JPH0748091Y2 JP1992037852U JP3785292U JPH0748091Y2 JP H0748091 Y2 JPH0748091 Y2 JP H0748091Y2 JP 1992037852 U JP1992037852 U JP 1992037852U JP 3785292 U JP3785292 U JP 3785292U JP H0748091 Y2 JPH0748091 Y2 JP H0748091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving
- bag
- lid
- lid stopper
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ランドセル、その他
の各種のかばんの蓋止め具の改良に関するものである。
の各種のかばんの蓋止め具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ランドセル用のかばんの蓋止め具
は、図6に示したように、ランドセル1の底部2に固着
される受け具3には、回動自在とした長細形状の摘体2
0を略中央部に取り付けており、蓋体4側に固着される
掛け具6には、蓋体4の閉じ具合を調節するため、前記
摘体20が挿入可能とした複数の掛け穴21を設けてい
る。
は、図6に示したように、ランドセル1の底部2に固着
される受け具3には、回動自在とした長細形状の摘体2
0を略中央部に取り付けており、蓋体4側に固着される
掛け具6には、蓋体4の閉じ具合を調節するため、前記
摘体20が挿入可能とした複数の掛け穴21を設けてい
る。
【0003】そして、このランドセル用のかばんの蓋止
め具は、蓋体4を閉じた状態にし、掛け具6の複数の掛
け穴21のうち適当な掛け穴21に受け具3の摘体20
を挿入してから、摘体20を手指で摘み水平方向から垂
直方向に捻って、この摘体20を受け具3に止めてい
た。
め具は、蓋体4を閉じた状態にし、掛け具6の複数の掛
け穴21のうち適当な掛け穴21に受け具3の摘体20
を挿入してから、摘体20を手指で摘み水平方向から垂
直方向に捻って、この摘体20を受け具3に止めてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のかばんの蓋止め具では、蓋体4側に固着される掛け
具6に、摘体20が挿入可能とした複数の掛け穴21を
設けているので、この掛け具6が大きくなり蓋体4側が
重くなって、蓋体4の開閉がし難くなるという課題を有
していた。
来のかばんの蓋止め具では、蓋体4側に固着される掛け
具6に、摘体20が挿入可能とした複数の掛け穴21を
設けているので、この掛け具6が大きくなり蓋体4側が
重くなって、蓋体4の開閉がし難くなるという課題を有
していた。
【0005】また、上記従来のかばんの蓋止め具では、
掛け具6の掛け穴21に受け具3の摘体20を挿入して
から、摘体20を手指で摘み水平方向から垂直方向に捻
るという二段階の操作が必要であり、この操作が面倒で
あるという課題を有していた。そこで、この考案のラン
ドセルの蓋止め具は、上記従来の課題を解決することを
目的としてなされたものである。
掛け具6の掛け穴21に受け具3の摘体20を挿入して
から、摘体20を手指で摘み水平方向から垂直方向に捻
るという二段階の操作が必要であり、この操作が面倒で
あるという課題を有していた。そこで、この考案のラン
ドセルの蓋止め具は、上記従来の課題を解決することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案のか
ばんの蓋止め具は、かばん本体に固着される受け具3に
おいて、受け穴7の出口側に上部切欠き8aおよび下部
切欠き8bを設けた受け部9を縦方向に複数並べて設
け、他方、蓋体4側に固着される掛け具6において、固
着部10の前方を一片の挿入部11とし、この挿入部1
1に前記受け穴7に係脱自在とした段部12、受け穴7
内面を押圧する弾性部13を設け、挿入部11先端に前
記上部切欠き8aに嵌まり込む押部14を設けたものと
している。
ばんの蓋止め具は、かばん本体に固着される受け具3に
おいて、受け穴7の出口側に上部切欠き8aおよび下部
切欠き8bを設けた受け部9を縦方向に複数並べて設
け、他方、蓋体4側に固着される掛け具6において、固
着部10の前方を一片の挿入部11とし、この挿入部1
1に前記受け穴7に係脱自在とした段部12、受け穴7
内面を押圧する弾性部13を設け、挿入部11先端に前
記上部切欠き8aに嵌まり込む押部14を設けたものと
している。
【0007】
【作用】この考案のかばんの蓋止め具は、受け具3の受
け部9に掛け具6の挿入部11を差し込めば、受け穴7
に段部12が係止し、上部切欠き8aに押部14が嵌ま
り込み、受け部9の表面は面一となる。そして、受け具
3の受け穴7に掛け具6の挿入部11を差し込んだ状態
から、挿入部11先端の押部14を弾性部13の弾力に
打ち勝つ力で押すと共に戻すと、押部14が下部切欠き
8b側に移動すると共に受け穴7に入り、段部12が受
け穴7から抜け出し、この受け穴7から挿入部11全体
が抜け出す。
け部9に掛け具6の挿入部11を差し込めば、受け穴7
に段部12が係止し、上部切欠き8aに押部14が嵌ま
り込み、受け部9の表面は面一となる。そして、受け具
3の受け穴7に掛け具6の挿入部11を差し込んだ状態
から、挿入部11先端の押部14を弾性部13の弾力に
打ち勝つ力で押すと共に戻すと、押部14が下部切欠き
8b側に移動すると共に受け穴7に入り、段部12が受
け穴7から抜け出し、この受け穴7から挿入部11全体
が抜け出す。
【0008】
【実施例】以下、この考案のかばんの蓋止め具の構成
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、この考案のかばんの蓋止め具をランドセル
1に実施した例を示しており、その底部2に受け具3が
固着されており、ランドセル1の蓋体4から延長したベ
ルト5の端部に固着した掛け具6が前記受け具3に係止
されている。
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、この考案のかばんの蓋止め具をランドセル
1に実施した例を示しており、その底部2に受け具3が
固着されており、ランドセル1の蓋体4から延長したベ
ルト5の端部に固着した掛け具6が前記受け具3に係止
されている。
【0009】前記受け具3は、図2、図3に示したよう
に、受け穴7の出口側に上部切欠き8aおよび下部切欠
き8bを設けた受け部9を縦方向に二個並べて設けてい
る。なお、この受け部9は、実施例では二個設けている
が、二個以上設けることができるのは言うまでもない。
また、前記受け具3は、合成樹脂の成形体とするのが好
ましい。
に、受け穴7の出口側に上部切欠き8aおよび下部切欠
き8bを設けた受け部9を縦方向に二個並べて設けてい
る。なお、この受け部9は、実施例では二個設けている
が、二個以上設けることができるのは言うまでもない。
また、前記受け具3は、合成樹脂の成形体とするのが好
ましい。
【0010】前記掛け具6は、図2、図3に示したよう
に、固着部10に前記ランドセル1の蓋体4から延長し
たベルト5の端部を固着しており、この固着部10の前
方を一片の挿入部11とし、この挿入部11に前記受け
穴7に係脱自在とした段部12を設け、この段部12の
下方位置に二個所、受け穴7内面を押圧する弾性部13
を設けている。さらに、前記挿入部11先端には、前記
上部切欠き8aに嵌まり込む押部14を設けている。
に、固着部10に前記ランドセル1の蓋体4から延長し
たベルト5の端部を固着しており、この固着部10の前
方を一片の挿入部11とし、この挿入部11に前記受け
穴7に係脱自在とした段部12を設け、この段部12の
下方位置に二個所、受け穴7内面を押圧する弾性部13
を設けている。さらに、前記挿入部11先端には、前記
上部切欠き8aに嵌まり込む押部14を設けている。
【0011】なお、図示した実施例では、ランドセル1
としたため受け具3をその底部2に固定したが、通常の
かばんでは、かばんの前面部に受け具3を固定するのが
一般的である。次に、以上のように構成されたこの考案
のかばんの蓋止め具の使用状態について説明する。
としたため受け具3をその底部2に固定したが、通常の
かばんでは、かばんの前面部に受け具3を固定するのが
一般的である。次に、以上のように構成されたこの考案
のかばんの蓋止め具の使用状態について説明する。
【0012】先ず、図3に示した状態から、受け具3の
受け部9に掛け具6の挿入部11を差し込む。すると、
図4に示したように、受け部9の受け穴7内面を弾性部
13が押圧しながら、挿入部11先端の押部14が受け
部9の下部切欠き8bに入る。さらに、この押部14が
下部切欠き8bに進入すると、図5に示したように、受
け穴7に段部12が係止し、押部14が弾性部13に押
し返され受け部9の上部切欠き8aに嵌まり込み、受け
部9の表面は面一となる。したがって、この状態でラン
ドセル1の蓋体4を止めておくことができる。
受け部9に掛け具6の挿入部11を差し込む。すると、
図4に示したように、受け部9の受け穴7内面を弾性部
13が押圧しながら、挿入部11先端の押部14が受け
部9の下部切欠き8bに入る。さらに、この押部14が
下部切欠き8bに進入すると、図5に示したように、受
け穴7に段部12が係止し、押部14が弾性部13に押
し返され受け部9の上部切欠き8aに嵌まり込み、受け
部9の表面は面一となる。したがって、この状態でラン
ドセル1の蓋体4を止めておくことができる。
【0013】次に、図5に示した状態から、挿入部11
先端の押部14を弾性部13の弾力に打ち勝つ力で押す
と、押部14が受け部9の下部切欠き8bに入る。そし
て、この押部14を少し押し戻すと、図4に示したよう
に、段部12が受け穴7から抜け出す。さらに、押部1
4を押し戻すと、図3に示したように、受け穴7から挿
入部11全体が抜け出す。したがって、この状態でラン
ドセル1の蓋体4は開くことができる。
先端の押部14を弾性部13の弾力に打ち勝つ力で押す
と、押部14が受け部9の下部切欠き8bに入る。そし
て、この押部14を少し押し戻すと、図4に示したよう
に、段部12が受け穴7から抜け出す。さらに、押部1
4を押し戻すと、図3に示したように、受け穴7から挿
入部11全体が抜け出す。したがって、この状態でラン
ドセル1の蓋体4は開くことができる。
【0014】なお、前記使用状態では、図中の受け具3
の受け部9のうち、上部の受け部9に掛け具6の挿入部
11を抜き差しする場合について説明したが、下部の受
け部9に掛け具6の挿入部11を抜き差しする場合も同
様に行えばよい。
の受け部9のうち、上部の受け部9に掛け具6の挿入部
11を抜き差しする場合について説明したが、下部の受
け部9に掛け具6の挿入部11を抜き差しする場合も同
様に行えばよい。
【0015】
【考案の効果】この考案のかばんの蓋止め具は、以上に
述べたように構成されており、掛け具6が大きくなるよ
うなことはなく、蓋体4の開閉がし難くなるようなこと
はなくなった。また、この考案のかばんの蓋止め具は、
受け具3と掛け具6の係脱操作をワンタッチ操作で行え
るので、操作が非常に簡単なものとなった。
述べたように構成されており、掛け具6が大きくなるよ
うなことはなく、蓋体4の開閉がし難くなるようなこと
はなくなった。また、この考案のかばんの蓋止め具は、
受け具3と掛け具6の係脱操作をワンタッチ操作で行え
るので、操作が非常に簡単なものとなった。
【図1】この考案のかばんの蓋止め具をランドセルに取
り付けた状態を示す説明図である。
り付けた状態を示す説明図である。
【図2】この考案のかばんの蓋止め具の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】この考案のかばんの蓋止め具の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】この考案のかばんの蓋止め具の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】この考案のかばんの蓋止め具の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】従来のかばんの蓋止め具をランドセルに取り付
けた状態を示す説明図である。
けた状態を示す説明図である。
3 受け具 4 蓋体 6 掛け具 7 受け穴 8a 上部切欠き 8b 下部切欠き 9 受け部 10 固定部 11 挿入部 12 段部 13 弾性部 14 押部
Claims (1)
- 【請求項1】 かばん本体に固着される受け具(3)に
おいて、受け穴(7)の出口側に上部切欠き(8a)お
よび下部切欠き(8b)を設けた受け部(9)を縦方向
に複数並べて設け、他方、蓋体(4)側に固着される掛
け具(6)において、固着部(10)の前方を一片の挿
入部(11)とし、この挿入部(11)に前記受け穴
(7)に係脱自在とした段部(12)、受け穴(7)内
面を押圧する弾性部(13)を設け、挿入部(11)先
端に前記上部切欠き(8a)に嵌まり込む押部(14)
を設けたことを特徴とするかばんの蓋止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992037852U JPH0748091Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | かばんの蓋止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992037852U JPH0748091Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | かばんの蓋止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595312U JPH0595312U (ja) | 1993-12-27 |
JPH0748091Y2 true JPH0748091Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12509075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992037852U Expired - Lifetime JPH0748091Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | かばんの蓋止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748091Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318318B2 (ja) * | 1972-12-27 | 1978-06-14 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP1992037852U patent/JPH0748091Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595312U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |