JPH074725B2 - 強磁性体の搬送装置 - Google Patents

強磁性体の搬送装置

Info

Publication number
JPH074725B2
JPH074725B2 JP60139015A JP13901585A JPH074725B2 JP H074725 B2 JPH074725 B2 JP H074725B2 JP 60139015 A JP60139015 A JP 60139015A JP 13901585 A JP13901585 A JP 13901585A JP H074725 B2 JPH074725 B2 JP H074725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
magnet
frame
transport
magnet assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60139015A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61297050A (ja
Inventor
弘二 竹花
正秋 竹内
隆人 中島
Original Assignee
鐘通工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鐘通工業株式会社 filed Critical 鐘通工業株式会社
Priority to JP60139015A priority Critical patent/JPH074725B2/ja
Publication of JPS61297050A publication Critical patent/JPS61297050A/ja
Publication of JPH074725B2 publication Critical patent/JPH074725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/0064Devices for removing chips by using a magnetic or electric field

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、磁石を往復移動させることにより、強磁性
粉、強磁性片のような小さな強磁性体を搬送する装置に
関する。
(従来技術) 切削機械、研削機械等の工作機械に使用される加工油中
の強磁性片、強磁性粉から成る加工屑を選別し搬送する
装置の1つとして、加工屑のための案内路を形成する案
内手段の前記案内路と反対の側(裏側)に複数の永久磁
石を配置し、該永久磁石を前記案内手段に沿って移動さ
せ、加工屑を前記永久磁石の吸着力により前記案内手段
に沿って滑動させて搬送する装置がある。しかし、この
従来の搬送装置は、前記案内手段の裏側に配置された循
環移動する無端ベルトに前記永久磁石を取り付けて磁石
組立体を構成しているため、搬送装置の厚さ寸法、特に
加工屑を搬送する部分の厚さ寸法が大きく、装置の小形
化、薄形化の妨げになっている。
このような欠点を解決する装置の1つとして、水平線に
対し傾斜する傾斜面部および該傾斜面部の上端に続きか
つ前記加工屑を係止する段部とが交互に連続する鋸歯状
の案内路を有する案内手段と、該前記案内手段に沿って
往復移動可能に配置された帯状の支持体に複数の永久磁
石を取り付けた磁石組立体と、該磁石組立体を前記案内
手段に沿って往復移動させる駆動機構とを備えた搬送装
置がある。しかし、該搬送装置は、前記案内手段の搬送
終端部が直線状であるため、該搬送終端部にまで搬送さ
れた加工屑が前記搬送終端部の段部に蓄積し、蓄積した
加工屑を作業者が前記搬送終端部から除去しなければな
らなかった。
(発明の目的) 本発明は、厚さ寸法を小さくでき、搬送終端部に搬送さ
れた強磁性体を前記案内手段から自動的に除去すること
ができる強磁性体の搬送装置を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明の搬送装置は、フレームと、強磁性体を案内する
ための案内路を有しかつ前記フレームに支持された案内
手段と、該案内手段に関して前記案内路と反対の側に配
置された磁石手段と、該磁石手段を前記強磁性体の搬送
方向へ移動させる駆動機構とを含む。
前記案内手段は、前記強磁性体のための搬送案内部と、
該搬送案内部に連なる湾曲された放出案内部であって前
記搬送案内部により案内された強磁性体を下方へ案内す
る放出案内部とを備える。
前記案内路は、前記搬送方向における前端縁が後端縁よ
り上方となるように傾斜された傾斜面部と、前記搬送方
向における前記傾斜面部の前端縁から前記磁石手段の側
に向けて伸びかつ前記案内路の幅方向に長い段部とが交
互に連なる鋸歯状の縦断面形状を前記搬送案内部に有
し、また、前記搬送方向における後端縁が前端縁より前
記磁石手段の側となるように傾斜された少なくとも1つ
の傾斜面部と、前記搬送方向における前記傾斜面部の前
端縁から前記磁石手段の側に向けて伸びかつ前記案内路
の幅方向に長い少なくとも1つの段部とを前記放出案内
部に有する。
前記磁石手段は、前記搬送案内部に沿って前記搬送方向
へ往復移動可能の少なくとも1つの磁石を有する第1の
磁石組立体と、前記放出案内部に沿って前記搬送方向へ
移動可能の少なくとも1つの磁石を有する第2の磁石組
立体とを備える。
(発明の効果) 本発明によれば、磁石組立体を往復移動させて強磁性体
を搬送するため、装置の厚さ寸法を小さくすることがで
きる。
また、本発明によれば、案内手段の搬送の終端部が被搬
送物である強磁性体を下方へ案内する湾曲部から成る放
出案内部であるため、前記放出案内部に搬送された強磁
性体が放出案内部に沿って落下し、したがって強磁性体
を放出案内部から自動的に除去することができる。ま
た、前記放出案内部に傾斜面部と段部とを設けたため、
前記放出案内部に搬送された強磁性体が前記段部に係止
し、したがって強磁性体を搬送装置から確実に除去する
ことができる。
(実施例) 以下、図面に示す本発明の実施例について説明する。
第1図および第2図に示す搬送装置10は、フレーム12
と、該フレームに支持された案内手段14と、該案内手段
に沿って該案内手段による被搬送物の搬送方向(以下、
単に搬送方向」という。)往復移動可能の第1および第
2の磁石組立体16,18と、該磁石組立体を移動させる駆
動機構20とを含む。被搬送物は、強磁性体から成る加工
屑である。
フレーム12は、第2図に示すように、ほぼ水平方向へ伸
びる水平部22と、該水平部の一端から斜め上方へ伸びる
傾斜部24と、該傾斜部の上端から下方へ伸びる支持柱26
とを備える。フレーム12の水平部22および傾斜部24は、
第3図および第4図に示すように、ほぼコ字状の断面形
状を有する。水平部22および傾斜部24の案内手段14の側
には該案内手段の幅方向両端縁に沿って伸びる一対のガ
イド壁28が設けられており、水平部22の上部にはホッパ
30が設けられている。
案内手段14は、フレーム12の水平部22および傾斜部24の
開口部分を閉塞すべくフレーム12に支持された帯状の支
持板32と、該支持板の表面すなわちフレーム12と反対の
側に配置された波形の面板34とを備える。
支持板32は、フレーム12の開口を密閉する。このため、
支持板32およびフレーム12により形成される空間に加工
油が入り込むことはない。
面板34は、支持板32から徐々に隔てられて水平線に対し
傾斜する傾斜面部36と、該傾斜面部の上端縁(搬送方向
前端縁)から支持板32に向けて伸びて加工屑を係止する
段部38とが搬送方向に交互に連続する鋸歯状の案内路を
形成する。
案内手段14は、また、フレーム12の水平部22に沿って伸
びる第1の搬送案内部40と、フレーム12の傾斜部24に沿
って斜め上方へ伸びる第2の搬送案内部42と、第1およ
び第2の搬送案内部40,42を連結する湾曲案内部44と、
第2の搬送案内部42の上端に連なる放出案内部46とを備
えており、加工屑を第1の搬送案内部40から湾曲搬送案
内部44および第2の搬送案内部42を経て放出案内部46に
案内する。支持板32および面板34は、第1の搬送案内部
40から湾曲案内部44および第2の搬送案内部42を経て放
出案内部46に伸びる。
第1の搬送案内部40は、加工屑を含む加工油を受け入れ
る空間部をガイド壁28およびホッパ30と共同して形成す
る。切削油、研削油等の加工油は、装置10の使用時、工
作機械から前記空間に回収される。しかし、加工油を回
収するケース内に第1の搬送案内部40を沈めた状態で、
搬送装置10を使用してもよい。
第2の搬送案内部42は、第1図および第3図に示すよう
に、一方のガイド壁28と面板34との間を第2の搬送案内
部42に沿って伸びる凹所48を有する。湾曲搬送案内部4
4、または第1の搬送案内部40および湾曲搬送案内部44
にも、凹所48に連なる凹所を形成してもよい。
第2の搬送案内部42の段部38は、第1図に示すように、
凹所48側が他側より搬送方向後方となるように、水平線
に対し角度θ傾斜している。このため、加工屑に付着し
た状態で加工屑と共に第2の搬送案内部42に移動された
加工油は、段部38を凹所48に向けて流れ、凹所48を第1
の搬送案内部40に向けて流れる。
なお、第8図に示すように、凹所48を面板34の幅方向両
側に形成し、第2の搬送案内部42の各段部38を山形に傾
斜させて、幅方向の中央部を両端部より搬送方向前方に
突出させることにより、加工油を両凹所48に向けて流す
ようにしてもよい。また、第9図に示すように、凹所48
を面板34の幅方向両側に形成し、第2の搬送案内部42の
隣接する段部の傾斜方向を逆にすることにより、加工油
を両凹所48に向けて流すようにしてもよい。
傾斜面部36の伸びる方向が搬送方向に対し傾斜していれ
ば、搬送面が水平面に対し傾斜する搬送装置の場合は、
段部38の伸びる方向および傾斜面部36と段部38との境界
部分の伸びる方向が水平面い対し傾斜し、また搬送面が
水平面とほぼ平行な搬送装置の場合は、傾斜面部36と段
部38との境界部分の伸びる方向が傾斜面部36の傾斜によ
り水平線に対し傾斜するため、いずれの場合も加工油は
前記境界部分に沿って流れる。
湾曲搬送案内部44は、下方に突出する弧状の案内路を有
する。放出案内部46は上方に突出する弧状の案内路を形
成するように湾曲されており、その先端は下方へ伸び
る。放出案内部46に搬送された加工屑は、第2の搬送案
内部42の上端から放出案内部46に沿って搬送され、放出
案内部46の先端から自重により落下する。
フレーム12、ガイド壁28、ホッパ30、支持板32および面
板34は、ステンレスのような非強磁性材料から成る。
第1の磁石組立体16は、第2図、第3図および第4図に
示すように、フレーム12および案内手段14により形成さ
れる空間に配置されている。第1の磁石組立体16は、第
2図に示すように、第1の搬送案内部40から湾曲搬送案
内部44を経て第2の搬送案内部42に伸びる可動体50と、
該可動体にこれの長手方向へ間隔をおいて取り付けられ
た複数の磁石52とを備える。磁石52の間隔は、案内手段
14の段部38のピッチのほぼ整数倍に設定される。
可動体50は、案内手段14に沿って搬送方向へ往復移動可
能に配置されており、また第1の搬送案内部40に沿って
伸びる帯状の第1の可動部54と、第2の搬送案内部42に
沿って伸びる帯状の第2の可動部56と、湾曲搬送案内部
44に沿って伸びて両可動部54,56を連結する弾性変形可
能の連結部58とから成る。
第1および第2の可動部54,56は、第3図および第4図
に示すように、幅方向中央部においてレール60,62およ
びベアリング64,66によりフレーム12に往復移動可能に
支持されている。レール60,62は、フレーム12に取り付
けられている。ベアリング64,66は、可動体50の往復移
動を許すリニアベアリングである。
連結部58は、その往復移動時に湾曲搬送案内部44に沿っ
て弾性変形しつつ移動するように、板ばねから成り、案
内手段14の湾曲搬送案内部44に沿って湾曲されている。
連結部58は、第3図に示すように、幅方向両端部におい
てレール68によりフレーム12に往復移動可能に支持され
て、レール68により湾曲搬送案内部44の曲面と平行な曲
面を有する形に維持される。
磁石52は、第3図および第4図に示すように、可動体50
の幅方向へ伸びる細長い金属板から成る継鉄70と、該継
鉄にこれの長手方向へ間隔をおいて配置された複数の永
久磁石部材72とを有しており、また継鉄70が可動体50に
取り付けられている。各永久磁石部材72は、加工屑の搬
送面と直交する方向(支持体32の厚さ方向)に磁化され
ている。
永久磁石部材72は、異磁極面が案内手段14の幅方向に離
れかつ同磁極面が搬送方向に整列するように配置されて
いる。すなわち、図示の例のように、各磁石52がそれぞ
れ3つの永久磁石部材72を有するとき、案内手段14の幅
方向中央に位置する永久磁石部材72は案内手段14の側の
磁極面がN極、その両側に位置する永久磁石部材72はそ
の案内手段14の側の磁極面がS極となるようにそれぞれ
配置されている。このため、案内手段14の第1および第
2の搬送案内部材40,42および湾曲搬送案内部材44に
は、これの幅方向へ伸びる磁力線が作用し、該磁力線に
より細長い加工屑は前記搬送案内部の幅方向へ伸びた姿
勢で搬送される。
第2の磁石組立体18は、放出案内部46の幅方向へ伸びる
回転軸74に取り付けられた円形の回転体76と、該回転体
の外周面に取り付けられた2つの磁石78とを含む。回転
軸74は、フレーム12に回転可能に支持されている。各磁
石78は、第1の磁石組立体16の磁石52と同様に、案内手
段14の幅方向へ伸びる細長い金属板から成る継鉄80と、
該継鉄にこれの長手方向へ間隔をおいて配置された複数
の永久磁石部材82とを有しており、また継鉄80が回転体
76に取り付けられている。
永久磁石部材82は、磁石52の永久磁石部材72と同様に、
加工屑の搬送面と直交する方向に磁化されており、また
異磁極面が案内手段14の幅方向に離れかつ同磁極面が搬
送方向に整列するように配置されている。このため、案
内手段14の放出案内部46には、これの幅方向へ伸びる磁
力線が作用し、該磁力線により細長い加工屑は放出案内
部46の幅方向へ伸びた姿勢で搬送される。
なお、第2の磁石組立体18は、1つの磁石78を有するも
のであってもよい。また、第2の磁石組立体18は、案内
手段14の放出案内部46に沿って湾曲された板ばねと、該
板ばねにこれの長手方向へ間隔をおいて取り付けられた
少なくとも1つの磁石78とから成り、前記板ばねを第1
の磁石組立体16の可動体50の上端に連結した構造のもの
であってもよい。
駆動機構20は、モータのような回転源84と、回転源84に
取り付けられた円盤86と、回転源84の回転を回転軸74に
伝達する連結棒88および円板89と、回転軸74に取り付け
られた歯車90と、歯車90と噛合する歯車92と、歯車92と
噛合する歯車94と、案内手段14の可動体50に取り付けら
れたラック96とを含む。歯車92,94は、フレーム12に回
転可能に支持されている。
装置10の動作時、円板89は、回転源84が1回転するたび
に連結棒88により180度以下の角度の範囲内で正転およ
び逆転される。これにより、回転軸74が正転および逆転
され、この回転は歯車90,92,94を経てラック96に伝達さ
れ、該ラックを往復移動させる。
ラック96が往復移動されることにより、第1の磁石組立
体16は、磁石52が少なくとも1つの段部を通過しかつ磁
石52の移動距離が搬送方向への磁石52の配置ピッチとほ
ぼ等しいか若しくはそれ以上となるように、搬送案内部
に沿って往復移動される。
回転軸74が正転および逆転されると、第2の磁石組立体
18は、これが回転軸74の周りに正転および逆転されるた
め、磁石78が少なくとも1つの段部を通過しかつ磁石78
の移動距離が搬送方向への磁石78の配置ピッチとほぼ等
しいか若しくはそれ以上となるように、磁石52と同期し
て放出案内部46に沿って往復移動される。
第1および第2の磁石組立体16,18が往復移動される
と、案内手段14上の加工屑は、1つの段部38から少なく
とも次の段部へと放出案内部46まで順次搬送される。す
なわち、第1の搬送案内部40上の加工屑は、磁石52の前
進時に1つの段部38から少なくとも次の段部まで搬送さ
れるが、磁石52の後退時に段部38に係止してその段部の
位置に留まり、磁石52の次の前進時にさらに少なくとも
次の段部に移動される。このとき、細長い加工屑は、案
内手段14の幅方向へ伸びた姿勢で移動されるため、案内
手段14の長手方向へ伸びた姿勢で移動される場合に比較
して段部38に係止しやすく、したがって確実に搬送され
る。
加工屑に付着している加工油は、加工屑が第2の搬送案
内部42を搬送されるときに加工屑から離れ、段部38を経
て往復48に流れ、凹所48を第1の搬送案内部40に向けて
流れることにより回収される。
放出案内部46に搬送された加工屑は、第2の磁石組立体
18の移動に伴なって、磁石78の前進時に1つの段部38か
ら少なくとも次の段部に搬送され、放出案内部46の下方
へ向かう案内路に搬送されたことにより自重で落下し、
回収箱98に回収される。加工屑は、磁石78の後退時に段
部38に係止するため、第2の搬送案内部42に後退するこ
となく、確実に搬送される。
なお、第2の磁石組立体18の磁石78を往復移動させる代
りに、磁石78を一方向へ回転させてもよい。
第1および第2の磁石組立体16,18を移動させる駆動機
構としては、前記実施例のようにモータのような回転源
84を用いる駆動機構の外に、リニアモータ、油圧または
空気圧のシリンダ等の駆動源を用いた駆動機構を用いる
ことができる。また、第1および第2の磁石組立体16,1
8を、異なる駆動源により駆動させるようにしてもよ
い。
第10図および第11図は、可動体50を往復移動させるため
の駆動源としてリニアモータ102を用いた搬送装置を示
す。リニアモータ102は、第1の可動部54とレール60の
間および第2の可動部56とレール62との間に少なくとも
1つずつ配置されている。リニアモータ102のフォーサ
(移動子)104は可動体50に設けられ、ステータ106はレ
ール60,62に設けられ、ステータ106またはフォーサ104
に電流が供給される。なお、放出案内部46に沿って伸び
る板ばねを第2の可動部56に連結し、該板ばねに第2の
磁石組立体18を配置して、該板ばねを可動体50を経てリ
ニアモータ102により放出案内部46に沿って往復移動さ
せてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の搬送装置の一実施例を示す正面図、第
2図は第1図のII−II線に沿って得た断面図、第3図は
第2図のIII−III線に沿って得た断面図、第4図は第2
図のIV−IV線に沿って得た断面図、第5図は駆動機構の
左側面図、第6図は第2図の破線VIで示す部分の拡大
図、第7図は第2図の破線VIIで示す部分の拡大断面
図、第8図は段部の他の実施例を示す正面図、第9図は
段部のさらに他の実施例を示す正面図、第10図はリニア
モータを用いた装置の一部を示す断面図、第11図は第10
図のXI−XI線に沿って得た断面図である。 12:フレーム、14:案内手段、16,18:磁石組立体、20:駆
動機構、34:面板、36:傾斜面部、38:段部、40,42,44:搬
送案内部、46:放出案内部、50:可動体、52,78:磁石、7
2,82:永久磁石部材、74:回転軸、76:回転体、84:回転
源、90,92,94:歯車、96:ラック、102:リニアモータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、強磁性体を案内するための案
    内路を有しかつ前記フレームに支持された案内手段と、
    該案内手段に関して前記案内路と反対の側に配置された
    磁石手段と、該磁石手段を前記強磁性体の搬送方向へ移
    動させる駆動機構とを含み、 前記案内手段は、前記強磁性体のための搬送案内部と、
    該搬送案内部に連なる湾曲された放出案内部であって前
    記搬送案内部により案内された強磁性体を下方へ案内す
    る放出案内部とを備え、 前記案内路は、前記搬送方向における前端縁が後端縁よ
    り上方となるように傾斜された傾斜面部と、前記搬送方
    向における前記傾斜面部の前端縁から前記磁石手段の側
    に向けて伸びかつ前記案内路の幅方向に長い段部とが交
    互に連なる鋸歯状の縦断面形状を前記搬送案内部に有
    し、また、前記搬送方向における後端縁が前端縁より前
    記磁石手段の側となるように傾斜された少なくとも1つ
    の傾斜面部と、前記搬送方向における前記傾斜面部の前
    端縁から前記磁石手段の側に向けて伸びかつ前記案内部
    の幅方向に長い少なくとも1つの段部とを前記放出案内
    部に有し、 前記磁石手段は、前記搬送案内部に沿って前記搬送方向
    へ往復移動可能の少なくとも1つの磁石を有する第1の
    磁石組立体と、前記放出案内部に沿って前記搬送方向へ
    移動可能の少なくとも1つの磁石を有する第2の磁石組
    立体とを備える、強磁性体の搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1の磁石組立体は、前記搬送案内部
    に沿って前記搬送方向へ伸びかつ前記搬送方向へ往復移
    動可能に前記搬送案内部の前記案内路と反対の側に配置
    された細長い可動体を備え、前記第1の磁石組立体の複
    数の前記磁石が前記可動体に該可動体の長手方向へ間隔
    をおいて配置されている、特許請求の範囲第(1)項に
    記載の強磁性体の搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第2の磁石組立体は、前記放出案内部
    の幅方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に前記フレーム
    に支持された回転体を備え、前記第2の磁石組立体の前
    記磁石は、前記回転体に取り付けられている、特許請求
    の範囲第(2)項に記載の強磁性体の搬送装置。
  4. 【請求項4】前記駆動機構は、回転源と、前記放出案内
    部の幅方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に前記フレー
    ムに支持されかつ前記回転源により回転される回転軸
    と、該回転軸に取り付けられた歯車と、該歯車に複数の
    歯車により連結されたラックとを備え、前記可動体は前
    記ラックに連結され、前記回転体は前記回転軸に取り付
    けられている、特許請求の範囲第(3)項に記載の強磁
    性体の搬送装置。
  5. 【請求項5】前記駆動機構は、回転源と、前記放出案内
    部の幅方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に前記フレー
    ムに支持されかつ前記回転源により回転される回転軸
    と、前記可動体を往復移動させるべく前記可動体とフレ
    ームとの間に配置されたリニアモータとを備え、前記回
    転体は前記回転軸に取り付けられている、特許請求の範
    囲第(3)項に記載の強磁性体の搬送装置。
  6. 【請求項6】前記第2の磁石組立体は、前記放出案内部
    に沿って湾曲されかつ前記可動体に連結された板ばねを
    備え、前記第2の磁石組立体の前記磁石は、前記板ばね
    に取り付けられている、特許請求の範囲第(2)項に記
    載の強磁性体の搬送装置。
  7. 【請求項7】前記駆動機構は前記可動体を往復移動させ
    るべく前記可動体とフレームとの間に配置されたリニア
    モータを備える、特許請求の範囲第(6)項に記載の強
    磁性体の搬送装置。
  8. 【請求項8】前記フレームはコ字状の断面形状を有し、
    前記案内手段の前記搬送案内部は前記フレームの開口を
    閉塞するように該フレームに取り付けられており、前記
    第1の磁石組立体は前記フレームおよび案内手段により
    形成される空間内に配置されている、特許請求の範囲第
    (1)項から第(7)項のいずれか1項に記載の強磁性
    体の搬送装置。
JP60139015A 1985-06-27 1985-06-27 強磁性体の搬送装置 Expired - Lifetime JPH074725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139015A JPH074725B2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27 強磁性体の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139015A JPH074725B2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27 強磁性体の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61297050A JPS61297050A (ja) 1986-12-27
JPH074725B2 true JPH074725B2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=15235481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60139015A Expired - Lifetime JPH074725B2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27 強磁性体の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074725B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017008420A1 (de) * 2017-09-07 2019-03-07 Gleason-Pfauter Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zur spanabhebenden Erzeugung oder Bearbeitung eines Werkstücks mit anschließender Spanabfuhr
CN109046770B (zh) * 2018-09-04 2020-04-03 鸿灌环境技术有限公司 一种可清除金属成份的土壤修复装置及土壤修复方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61297050A (ja) 1986-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200296088Y1 (ko) 마그네틱 벨트 컨베이어를 구비한 강판 평면가공용밀링머신
US6957734B2 (en) Work fixing device
CN108972113B (zh) 一种轴承外圈的自动化加工装置及加工方法
CN110039306B (zh) 一种门帘自动装扣生产线
ATE446931T1 (de) Hin- und hergehender förderer mit linearmotorantrieb
JP3130978B2 (ja) プレート状の工作物の小幅面に連続的に縁帯材を取り付けて面一に切削するための機械
EP2243730A1 (de) Fördervorrichtung
KR20100049542A (ko) 톱 장치와 작업편을 톱질하기 위한 방법
CN112499140A (zh) 分拣小车、磁力齿条及分拣机
JPH074725B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
JPH0626778B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
JPH0626779B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
JPH0626777B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
JPH0626776B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
JPH0626775B2 (ja) 強磁性体の搬送装置
US6311832B1 (en) Indexing beltless magnetic conveyor
CN218632755U (zh) 一种换向器套装装置及其铜排插片机
CN219154854U (zh) 凸轮循环理料机构
CN215507857U (zh) 一种钢筋分拣机构及钢筋输送分拣设备
CA1178232A (en) Central system elevator
CN113083716A (zh) 一种钢筋分拣机构及钢筋输送分拣设备
CN218903680U (zh) 用于排钻机的送料结构
CN219738677U (zh) 一种传送式加磁装置
CN209777581U (zh) 一种马达上机盖自动排序装置
CN217112746U (zh) 安全环保海产品生产用金属异物探测机

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term