JPH0747243Y2 - トロリコンベヤのトロリアンチバック装置 - Google Patents

トロリコンベヤのトロリアンチバック装置

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JPH0747243Y2
JPH0747243Y2 JP6795589U JP6795589U JPH0747243Y2 JP H0747243 Y2 JPH0747243 Y2 JP H0747243Y2 JP 6795589 U JP6795589 U JP 6795589U JP 6795589 U JP6795589 U JP 6795589U JP H0747243 Y2 JPH0747243 Y2 JP H0747243Y2
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JP
Japan
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trolley
rail
piece
conveyor
back piece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6795589U
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English (en)
Other versions
JPH037061U (ja
Inventor
堯雄 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、トロリコンベヤのトロリアンチバック装置
に関する。
従来の技術 この種の装置としては、例えば特開昭48-72861号公報に
開示されているように、トロリのブラケットに、平面よ
り見てコンベヤレールの下方をこれと直交する方向にの
びた水平軸が設けられ、水平軸に、アンチバック片が起
伏自在でその上端部を起立時にレールと当接させうるよ
うに取付けられ、トロリがバックしようとするときにの
みアンチバック片がレールと水平軸の間に食い込むよう
にアンチバック片のレールに対する当接面が横断面輪郭
において水平軸の軸線を中心とする円に対して傾斜した
曲線を有しているものが知られている。
ところで、トロリーをバックさせたいような場合があ
る。例えば、前のラインが支えていてトロリを前進させ
られないため、トロリをバックさせたいような場合と
か、トロリのアキュムレート時、トラブルが発生し、そ
のトラブルを解消するために、トロリをバックさせたい
ような場合である。このような場合、アンチバック機能
が働かないようにしておく必要がある。
このようなアンチバック機能が働かないようにできる装
置としては、例えば実開昭62-26274号公報に開示されて
いるように、上記装置のアンチバック片に係止ピンが設
けられるとともに、係止ピンに係脱自在なフックがブラ
ケットに設けられているものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来の装置において、アンチバック機能が働かない
ようにするには、アンチバック片を倒してアンチバック
片の上端部がレールから離隔している状態で係止ピンに
フックを係合し、これにより、上記の状態を保持するこ
とによるが、そうするには、一方の手でアンチバック片
を倒し、他方の手で係止ピンにフックを係合しなければ
ならず、両方の手が必要で操作が面倒であった。
この考案の目的は、アンチバック機能を簡単に働かない
ようにすることができるトロリコンベヤのトロリアンチ
バック装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案によるトロリコンベヤのトロリアンチバック装
置は、トロリのブラケットに、平面より見てコンベヤレ
ールの下方をこれと直交する方向にのびた水平軸が設け
られ、水平軸に、トロリアンチバック用アンチバック片
が起伏自在でその上端部を起立時にレールと当接させう
るように取付けら、トロリがバックしようとするときに
のみアンチバック片がレールと水平軸の間に食い込むよ
うにアンチバック片のレールに対する当接面が横断面輪
郭において水平軸の軸線を中心とする円に対して傾斜し
た曲線を有しているトロリコンベヤのトロリアンチバッ
ク装置において、アンチバック片に係合凹部が設けら
れ、アンチバック片の上端部がレールから離隔している
状態で係合凹部に板ばね製係合片の先端係合凸部が係合
離脱自在に係合するように係合片の基端がブラケットに
固定されていることを特徴とするものである。
作用 この考案によるトロリコンベヤのトロリアンチバック装
置では、板ばね製係合片の基端がブラケットに固定され
ているから、アンチバック機能が働かないようにするに
は、アンチバック片を倒してその係合凹部をアンチバッ
ク片の先端係合凸部に係合すればよい。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
トロリコンベヤは、複式のものであって、図示しないパ
ワーレールの下方をこれと平行にのびたフリーレール11
と、フリーレールにそって第1図中矢印Aで示す方向に
移動する前部トロリ12とを有している。前部トロリ12
は、図示しない後部トロリとロードバーで連結されて1
ユニットのキャリヤを構成する。
フリーレール11は、2つのみぞ形鋼状長尺レール部材21
をそれぞれの開口が向き合うように組み合わせることに
より形成されたものである。レール部材21は、垂直ウェ
ッブ22および上下のフランジ23,24よりなる。
トロリ11は、レール部材21の下フランジ24で受けられて
いる二対の走行ローラ31と、これらのローラ31を水平ピ
ン32を介して支持しているブラケット33とよりなる。ブ
ラケット33は、2つの略横倒H字状鉄板を重合せること
により形成されたものであって、2つのレール部材21の
開口間に位置する上水平部34、2つのレール部材21の下
フランジ24間に位置する中央垂直部35およびレール部材
21の下方に突出している下水平部36よりなる。上水平部
34には、図示しないパワートロリと係合するドッグ37が
取付けられている。垂直部35の前後には、2つのレール
部材21の下フランジ24に挾まれた一対の振止めローラ38
が垂直ピン39を介して取付けられている。下水平部36の
前後方向中間にはこれを貫通するように左右方向にのび
たストライカ兼用水平軸41が設けられている。下水平部
36を挾んでその左右両側に位置するように水平軸41にア
ンチバック片42がそれぞれ取付けられるとともに、水平
軸41の後方に位置するように下水平部36の側面に係合片
43がボルト44で固定されている。
アンチバック片42は、水平軸41に回動自在にはめ被せら
れた円筒部51と、円筒部51より上斜め後向きに突出した
薄肉部52と、円筒部51より下斜め前向きに突出した大厚
肉部53と、円筒部51より下斜め下向きに突出した小厚肉
部54とよりなる。薄肉部52の上端面はレール11の下面に
対する当接面55となされ、当接面55はその横断面輪郭に
おいて水平軸41の軸線を中心とする円に対し傾斜した曲
線を有している。また、当接面55には鋸歯状の凹凸が付
けられている。薄肉部52の両側面には凹部56がそれぞれ
形成され、ブラケット33を臨む側の側面の凹部56が係合
凹部となされている。大厚肉部53はウェイトの作用な
し、その重量により当接面55がレール11に押付けられる
ようになっている。円筒部51の直下に位置するように円
柱状ストッパ57がブラケット33に側方突出状に設けら
れ、ストッパ57に小厚肉部54が当接することにより、ア
ンチバック片42の倒れる範囲が規制されるようになって
いる。
係合片43は、板ばねを折曲げることによりその全体が一
体的に形成されたものであって、先端に側方に突出した
係合凸部61を有している。
トロリ12が前進する場合、上記したようにアンチバック
片42の上端当接面55はレール11の下面に当接させられて
いる。この状態でトロリ12がバックしようとすると、レ
ール11と水平軸41の間にアンチバック片42が食い込むこ
とになり、これがトロリ12のバックを防止する。
トロリ12をバックさせたい場合、アンチバック片42を図
中時計方向に回転させてアンチバック片42を倒すと、係
合凹部56が係合凸部61に係合し、アンチバック片42が倒
れた状態に保持される。この状態ではアンチバック片42
の当接面55はレール11の下面から離隔しているため、ト
ロリ12のバックは自在である。
考案の効果 この考案によれば、アンチバック機能が働かないように
するには、アンチバック片を倒してその係合凹部をアン
チバック片の先端係合凸部に係合すればよいから、片手
で簡単にアンチバック機能が働かないようにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2
図は第1図のII-II線にそう断面図、第3図は第2図のI
II-III線矢視図、第4図は第3図のIV-IV線にそう断面
図である。 11……レール、12……トロリ、33……ブラケット、41…
…水平軸、42……アンチバック片、43……係合片、55…
…当接面、56……係合凹部、61……係合凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロリ12のブラケット33に、平面より見て
    コンベヤレール11の下方をこれと直交する方向にのびた
    水平軸41が設けられ、水平軸41に、アンチバック片42が
    起伏自在でその上端部を起立時にレール11と当接させう
    るように取付けられ、トロリ12がバックしようとすると
    きにのみアンチバック片42がコンベヤレール11と水平軸
    41の間に食い込むようにアンチバック片42のレール11に
    対する当接面55が横断面輪郭において水平軸41の軸線を
    中心とする円に対して傾斜した曲線を有している、トロ
    リコンベヤのトロリアンチバック装置において アンチバック片42の側面に係合凹部56が設けられ、アン
    チバック片42の上端部がレール11から離隔している状態
    で係合凹部56に板ばね製係合片43の先端係合凸部61が係
    合離脱自在に係合するように係合片43の基端がブラケッ
    ト33に固定されていることを特徴とする、トロリコンベ
    ヤのトロリアンチバック装置。
JP6795589U 1989-06-09 1989-06-09 トロリコンベヤのトロリアンチバック装置 Expired - Lifetime JPH0747243Y2 (ja)

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JP6795589U JPH0747243Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 トロリコンベヤのトロリアンチバック装置

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JP6795589U JPH0747243Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 トロリコンベヤのトロリアンチバック装置

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Publication Number Publication Date
JPH037061U JPH037061U (ja) 1991-01-23
JPH0747243Y2 true JPH0747243Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31601991

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JP6795589U Expired - Lifetime JPH0747243Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 トロリコンベヤのトロリアンチバック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160061478A (ko) * 2014-11-21 2016-06-01 세웅기계 주식회사 컨베이어용 캠 캐리지

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KR101517730B1 (ko) * 2014-07-24 2015-05-06 쌍용자동차 주식회사 자동차용 테일게이트 로워 트림에 구비되는 우산꽂이

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JPH037061U (ja) 1991-01-23

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