JPH0747219B2 - 自動溶接装置 - Google Patents

自動溶接装置

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JPH0747219B2
JPH0747219B2 JP2083664A JP8366490A JPH0747219B2 JP H0747219 B2 JPH0747219 B2 JP H0747219B2 JP 2083664 A JP2083664 A JP 2083664A JP 8366490 A JP8366490 A JP 8366490A JP H0747219 B2 JPH0747219 B2 JP H0747219B2
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JP
Japan
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welding
flux
air
nozzle
supply
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JP2083664A
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JPH03281068A (ja
Inventor
善雄 中西
知 細田
Original Assignee
株式会社ヒラカワガイダム
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶接ノズル部を小型にして、溶接すべき鋼板が
厚く両面溶接に適した自動溶接装置(サブマージアーク
溶接)用フラツクス供給装置を溶接ノズル部より離して
設けた自動溶接装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来小型高性能化機器などに使用される内面溶接が不可
能な小径管については裏波溶接が施行されていたが、近
時の自動溶接装置の小型化によつて小径管の内面連続溶
接が可能になつたが、更にその改良が必要であつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
近時自動溶接装置が小型化し、それに伴つて溶接ノズル
部も小型化したとはいえ、フラツクスホツパー(4)
(第1図)は溶接ノズル(8)の上部に取付けられてい
たため溶接ノズルの高さ(H)にフラツクスホツパー分
が加算されて、小径管の内面溶接が不可能な問題点があ
つた。
本発明は自動溶接機の小型化にともない小径管の内面に
も自動溶接(サブマージアーク溶接)を可能ならしめる
ようにフラツクスホツパーと溶接ノズル部とを分離して
設けることによつて、溶接ノズル高さ(H)を低くし
て、小径管の内面溶接を容易にできるようにすることを
目的とし、合せて供給用エアーをノズル部の近傍に設け
た金網部より放出されるようにし、かつエアー抜きの金
網を60〜200メツシユにすることによつて粉状のフラツ
クスをエアーと同時に放出して溶接の欠陥を少なくし、
溶接の信頼性を高める自動溶接(サブマージアーク溶
接)装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は自動溶接(サブマージアーク溶接)部とフラツ
クス供給部とにより構成された自動溶接機のフラツクス
供給装置を溶接ノズル部より離れた位置に設け、エアー
の加圧によつてフラツクスを溶接ノズルに供給する自動
溶接装置である。本発明においてはフラツクス供給用加
圧エアーの圧力をPとし、溶接ノズル部に近接して設け
られたエアー抜き用の金網のメツシユをAとすると溶接
ノズルよりのフラツクス供給距離によつてエアー圧力P
=1〜4Kg/cm2、使用されるフラツクスの品質及び使用
状況によりエアー抜き金網のメツシユ(A)はA=60〜
200メツシユならしめると好適である。
エアー圧力が1Kg/cm2未満の場合はフラツクス供給パイ
プの長さにより、フラツクスの供給のとき圧力が下る不
都合が生ずる。また4Kg/cm2を超過するとエアーがノズ
ル部に達し、その後エアーによりフラツクスを吹き飛ば
し溶接に支障をきたす。更にエアー抜き個所に設ける金
網は60メツシユ未満では微粉状フラツクスのみならず必
要なフラツクスがエアー抜き(7)により抜け出すため
溶接に支障を来すことになり、また200メツシユを超過
すると微粉状フラツクスで金網が詰り、エアー抜き
(7)より抜け出さないため溶接に支障を来たし、とも
に採用することができない。
〔実施例〕
次に図面によつて本発明を説明する。
第1図は本発明のフラツクス供給装置を溶接ノズル部か
ら離して設けた自動溶接(サブマージアーク溶接)装置
の一実施例の模式図を示すもので、フラツクス供給装置
は加圧エアー元バルブ(1)、加圧エアー圧力調整弁
(2)、加圧エアードレンポツト(3)、フラツクスホ
ツパー(4)、フラツクス供給パイプ(5)、フラツク
ス供給バルブ(6)、フラツクス供給用エアー抜き金網
(7)、溶接ノズル(8)、マニプレーター(9)によ
り構成されている。
本発明は小径管内面溶接を行うため溶接ノズル高さHを
低くするためにフラツクス供給装置を溶接ノズル部より
離して設けたもので、第1図の場合フラツクスホツパー
の位置と溶接ノズルの位置は約4〜5m離しているが小径
管内面溶接に差支えない程度なら何m離しても差支えな
い。本発明のフラツクスを供給する場合フラツクスは、
圧力調整弁(2)で圧力を1〜4kg/cm2に調整し、ホツ
パー(4)内にあるフラツクスがホツパーの空間部に入
り、フラツクスをエアーの圧力でフラツクス供給パイプ
(5)を経て溶接ノズル部(8)へ供給される。
供給用エアーは溶接には不要であるためエアー抜き金網
部(7)より放出され、溶接部へのエアーの流入を防止
する。またエアー抜き金網(7)を60〜200メツシユに
することによつてフラツクスの粉状になつたものをエア
ーと同時に放出して溶接の欠陥を少くし、溶接の信頼性
を高くすることが可能になつた。
〔発明の効果〕
本発明の効果を纏めると下記の通りである。
(イ) 従来溶接ノズルの上部にフラツクスホツパーを
装備していたが、本発明はフラツクスホツパーなどフラ
ツクス供給装置をノズルから離すことによつて、従来不
可能であつた小径管内面の自動溶接が可能になつた。
(ロ) フラツクス輸送用エアーをノズル近傍のフラツ
クス供給用エアー抜き部から溶接に不必要なエアーを抜
き去ることを可能ならしめ、不必要なエアーを溶接ノズ
ル部へ送ることが阻止された。
(ハ) エアーによつて輸送された粉末状フラツクスは
エアー抜き部に60〜200メツシユの金網を敷設すること
によつてエアーと同時に系外に放出するための溶接の信
頼性が向上した。
(ニ) フラックス供給パイプにマニプレーターを備え
ているが故にフラックスホッパー部と溶接ノズル部とが
分離していても溶接ノズル部にフラックスホッパー部が
重なって存在している場合と全く同様に溶接操作ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動溶接(サブマージアーク溶接)装
置の一実施例の模式図を示す。 1……元バルブ、2……加圧エアー 3……加圧エアードレンポツト、4……フラツクスホツ
パー 5……フラツクス供給パイプ、6……フラツクス供給バ
ルブ 7……フラツクス供給用エアー抜き金網、8……溶接部
ノズル 9……マニプレーター、10……フラツクスレベルゲージ 11……安全弁、H……溶接ノズル高さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動溶接(サブマージアーク溶接)部とフ
    ラックス(Flux)供給部とにより構成された自動溶接機
    のフラックス供給装置を溶接ノズル部より離れた位置に
    設け、フラックス供給パイル(5)を連結するフラック
    スホッパー(4)、フラックス供給パイプにフラックス
    供給用エアー抜き金網(7)、溶接ノズル(8)を備
    え、更にマニプレーター(9)を備え、エアー加圧によ
    ってフラックスを溶接ノズルに供給するようならしめた
    ことを特徴とする自動溶接装置。
  2. 【請求項2】フラックス供給用加圧エアーの圧力
    (P)、エアー抜き用金網部の金網のメッシュ(A)が
    P=1〜4Kg/cm2、A=60〜120メッシュとする請求項1
    記載の自動溶接装置。
JP2083664A 1990-03-29 1990-03-29 自動溶接装置 Expired - Lifetime JPH0747219B2 (ja)

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JPS548456A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Hitachi Ltd Wafer cleansing/drying device

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