JPH0747049A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Publication number
JPH0747049A
JPH0747049A JP19629293A JP19629293A JPH0747049A JP H0747049 A JPH0747049 A JP H0747049A JP 19629293 A JP19629293 A JP 19629293A JP 19629293 A JP19629293 A JP 19629293A JP H0747049 A JPH0747049 A JP H0747049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
overflow
water supply
front surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19629293A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Satsuma
乃史 薩摩
Hajime Suzuki
肇 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP19629293A priority Critical patent/JPH0747049A/ja
Publication of JPH0747049A publication Critical patent/JPH0747049A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水異常時に確実に溢水を溢水槽内へ導くこ
とにより、この溢水槽内に設置した検知手段にて確実に
給水異常を検知すること。 【構成】 本発明の食器洗い機は、洗浄槽5の前面にお
いて、所定水位より高い位置に開けた溢水口17と、溢
水口から溢れた水を収容するために洗浄槽の下方に配置
した溢水槽18と、外枠の前面に取り付けて洗浄槽前面
を覆い、洗浄槽の前面に沿うように内部側に湾曲した湾
曲部23aを有する前面カバー23と、溢水口を挟み且
つ洗浄槽前面に沿うよう前面カバーの湾曲部の裏面から
立設した一対のガイドリブ25により形成し、溢水口か
らの溢水を溢水槽へと導く水路24と、溢水槽内の水位
の上昇から給水異常を検知する溢水検知装置19と、給
水時に給水異常を検知されると給水を停止する補助給水
弁28とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食器洗い機において、図4に示す
構造のものがある。この食器洗浄機では、洗浄室51の
底部に洗浄槽52を配し、この洗浄槽52に洗浄水を貯
める。そして、この洗浄水を洗浄ポンプ53によって洗
浄ノズル54から噴射し、食器の洗浄を行う。
【0003】さらに、前記洗浄槽52の上部、洗浄運転
が行われる所定水位より高い位置に溢水口55を設け、
一方、本体底部にはこの溢水口52から溢れた水を貯め
る溢水槽56を配置している。この溢水槽56には、フ
ロートと、このフロートの上昇によりONするリードス
イッチからなる溢水検知装置57を設けている。また、
前記溢水口55には、溢れた水を確実に前記溢水槽56
へと導くための水路となるホース58を接続している。
こうして、給水時に給水弁59などの異常により前記所
定水位を越えても給水が停止しない場合、溢水口55か
ら溢れて溢水槽56に溜った水を前記溢水検知装置57
にて検知し、例えば、前記給水弁59とは別の補助給水
弁60により給水を停止させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の食器洗
い機においては、溢水口55と溢水槽56とを結ぶ水路
としてホース58を用い、このホース58を溢水口55
に接続するようにしているので、ホース58の径は溢水
口55の径とほぼ同じになる。そして、溢水口55の径
は、余り大きくすると正常な状態でも水が溢れやすくな
るので余り大きくすることができず、これに伴って、ホ
ース58の径も大きくすることができなかった。
【0005】このため、使用時に残菜がホース58内に
流れ込むと、ホース58が容易に詰まってしまい、溢水
が溢水槽56内へ流れなくなり、結果、給水異常の検知
が行えなくなる虞があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の食器洗い機は、
外枠内に設けた前面が開口する洗浄室と、洗浄水を貯め
るためにこの洗浄室底部に配した洗浄槽と、この洗浄槽
への給水手段と、前記外枠の前面に設けた前記洗浄室へ
の食器の投入口と、この投入口を開閉するための扉と、
前記洗浄槽の前面において、洗浄の行われる所定水位よ
り高い位置に開けた溢水口と、この溢水口から溢れた水
を収容するために前記洗浄槽の下方に配置した溢水槽
と、前記外枠の前面の前記投入口より下の部分に取り付
けて前記洗浄槽の前面を覆うと共に、洗浄槽の前面に沿
うように内部側に湾曲した湾曲部を有する前面カバー
と、前記溢水口を挟み且つ前記洗浄槽の前面に沿うよう
に前記前面カバーの湾曲部の裏面から立設した一対のガ
イドリブにより形成し、前記溢水口からの溢水を前記溢
水槽へと導く水路と、前記溢水槽内に前記溢水が溜った
ときに給水異常を検知する検知手段と、給水時にこの検
知手段が給水異常を検知すると給水を停止する停止手段
とを備えている。
【0008】
【作用】給水手段の異常等の発生により溢水口から溢れ
た水は、前面カバーの裏面から形成した水路に沿って流
れ下り、溢水槽へと流れ込む。これにより溢水槽内の水
位が上昇すると、検知手段が給水異常を検知し、この検
知により停止手段が給水を強制的に給水を停止する。
【0009】ここで、前記水路は前記前面カバーの裏面
から立設した一対のガイドリブにより形成しているの
で、水路の径(断面積)は、前記溢水口の大きさとは無
関係にこれらガイドリブの間隔を大きくすることで大き
くできる。
【0010】また、外枠の前面に前面カバーを取り付け
るだけで、水路を溢水口と溢水槽との間に設置できるの
で、別途ホースなどを用いた場合と違い、製造時に水路
を取り付ける作業が要らない。
【0011】さらに、裏面に立設したガイドリブによっ
て前面カバー自身を補強することができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3に基づいて説
明する。
【0013】1は本発明の食器洗い機であり、流し台に
組み込むように設置するタイプのものである。2はこの
食器洗い機1の外枠、3はこの外枠2内に設けた洗浄室
で、前面が開口している。4はこの洗浄室3内に収容し
た食器カゴで、この中に食器類を収納する。5は前記洗
浄室3の底部に配した洗浄槽で、この洗浄槽5に前記食
器類を洗浄するための洗浄水を貯める。6は前記外枠2
の前面に設けた前記洗浄室3への食器の投入口である。
7はこの投入口6を開閉するための扉で、前記投入口6
の下端に設けた軸8によって前開き可能に支持してい
る。この扉7の下端部7aは前記軸8による軸支点の位
置よりもさらに下方に延ばし、食器洗い機1を流し台に
組み込んだときに流し台のけこみの高さと扉下端までの
高さ(食器洗い機1のけこみ高さ)とをできるだけ合わ
せるようにして、双方のけこみの間の段差ができるだけ
なくなるようにしている。
【0014】9は前記洗浄槽5の中央部の上方に支持
し、水平方向に回転する中空状のノズルアームで、上面
に複数の噴出口10を開けている。11は同じく洗浄槽
5の底部前方に設けた排水槽、12は前記食器類から落
ちた残菜類を除去するためにこの排水槽8の上面に配置
したフィルタである。13は前記排水槽11から吸い込
んだ洗浄水を前記ノズルアーム9へと送る洗浄ポンプ、
14は洗浄槽5内の洗浄水を排水するために排水槽11
に接続した排水ポンプである。
【0015】前記洗浄槽5内に貯められた洗浄水は、前
記洗浄ポンプ13によって前記ノズルアーム9内に導入
され、さらに前記噴出口10からその上方に配置した食
器類に噴射され、前記排水槽11を通って再び洗浄ポン
プ13内に吸い込まれる。このようにして、洗浄水が循
環しながら食器類に掛けられ、食器類が洗浄される。
【0016】また、排水時、洗浄水は、前記排水ポンプ
14の動作により、排水ホース15を通って流し台の排
水ホースへ排出される。
【0017】16は前記洗浄槽5の後方に設けた水位検
知装置で、洗浄を行うための所定水位を検知する。17
は前記洗浄槽5の前面側の前記所定水位よりの高い位置
に設けた溢水口である。
【0018】18は前記外枠2内の底部において、前記
洗浄槽5前部の下方に設けた溢水槽で、前記溢水口17
から溢れた水を収容する。19はこの溢水槽に配置した
検知手段となる溢水検知装置である。この溢水検知装置
19は、前記溢水槽18内の水位の上昇に伴って上昇す
るフロート20と、このフロート20の上端部に取り付
けたマグネット21と、フロート20の上方に設け、フ
ロート20の上昇によってマグネット21が密着すると
ONするリードスイッチ22とからなる。
【0019】23は前記外枠2の前面の前記投入口6よ
り下の部分にネジ29にて取り付け、前記洗浄槽5の前
面を覆う樹脂製の前面カバーである。この前面カバー2
3には、洗浄槽5近傍の部分を槽5に沿うように本体内
部側に湾曲した湾曲部23aを形成している。24は前
記溢水口17から溢れた水を前記溢水槽18へと導くた
めにこの前面カバー23の湾曲部23aの裏面に設けた
水路である。
【0020】この水路24は、前記湾曲部23aの裏面
において前記溢水口17を挟むように両側より立設した
一対のガイドリブ25で構成している。そして、これら
のガイドリブは、洗浄槽5の前面から底面前部、前記排
水槽11前面にわたってこれら壁面に当接あるいは近接
する。また、この水路24の前記溢水槽18への注ぎ口
24aは、垂直方向から内側に起こすようにして、水路
24の下方にある溢水槽18内に確実に溢水を導くよう
にしている。
【0021】なお、本実施例では、前記前面カバー23
の湾曲部23aによってできる前面側の空間に開閉時の
扉下端部7aを収容するようにしており、これによって
扉7が前面カバー23にぶつからないようにしている。
【0022】26は前記洗浄槽5へ給水を行うための給
水ノズルで、このノズル26の途中には給水弁27と補
助給水弁28を設けている。通常、前記補助給水弁28
は開放しており、前記給水弁27の開閉により給水動作
が行われる。そして、給水中に前記リードスイッチ22
がONすると補助給水弁28が閉じるようにしている。
なお、給水弁27が本発明の給水手段に、補助給水弁2
8が停止手段に相当する。
【0023】さて、上記の構成において、前記給水弁2
6が正常に動作して正常な給水動作が行われているとき
には前記溢水口17から水が溢れることはない。しか
し、給水中に給水弁26が故障するなどして前記水位検
知装置16が前記所定水位を検知しても給水が停止しな
いと、水位がさらに上昇して、やがて溢水口17から水
が溢れる。溢れた水は、前記水路24を通って溢水槽1
8に流れ込む。これによって、溢水槽18内の水位が上
昇すると、これに伴って槽18内に設置された前記フロ
ート20が上昇する。そして、その上部に取り付けた前
記マグネット21が上方にある前記リードスイッチ22
に密着すると、リードスイッチ22がONする。これに
より、前記補助給水弁28が締まって強制的に給水を停
止する。
【0024】
【発明の効果】本発明の食器洗い機の構成によれば、溢
水口と溢水槽とを結ぶ水路を前面カバーの裏面から立設
した一対のガイドリブにより形成しているので、水路の
径(断面積)は、溢水口の大きさとは無関係にこれらガ
イドリブの間隔を大きくすることで大きくできる。この
ため、溢水口を大きくすることなく、残菜によって詰ま
らない程度に水路を大きくでき、確実に溢水を溢水槽へ
導くことができる。したがって、確実な給水異常検知を
行うことができる。
【0025】また、外枠の前面に前面カバーを取り付け
るだけで、水路を溢水口と溢水槽との間に設置できるの
で、別途ホースなどを用いた場合と違い、製造時に水路
を取り付ける作業が要らず、構成部品及び作業工程が削
減できる。
【0026】さらに、裏面に立設したガイドリブによっ
て前面カバー自身を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い機の水路の構造を示す要部の
縦断面図ある。
【図2】同じく水路の構造を示す洗浄槽を取り外した要
部の平面図である。
【図3】本発明の食器洗い機の概要を示す縦断面図であ
る。
【図4】従来の食器洗い機の構造を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2 外枠 3 洗浄室 5 洗浄槽 6 投入口 7 扉 17 溢水口 18 溢水槽 23 前面カバー 23a 湾曲部 24 水路 25 ガイドリブ 19 溢水検知装置(検知手段) 27 給水弁(給水手段) 28 補助給水弁(停止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠内に設けた前面が開口する洗浄室
    と、洗浄水を貯めるためにこの洗浄室底部に配した洗浄
    槽と、この洗浄槽への給水手段と、前記外枠の前面に設
    けた前記洗浄室への食器の投入口と、この投入口を開閉
    するための扉と、前記洗浄槽の前面において、洗浄の行
    われる所定水位より高い位置に開けた溢水口と、この溢
    水口から溢れた水を収容するために前記洗浄槽の下方に
    配置した溢水槽と、前記外枠の前面の前記投入口より下
    の部分に取り付けて前記洗浄槽の前面を覆うと共に、洗
    浄槽の前面に沿うように内部側に湾曲した湾曲部を有す
    る前面カバーと、前記溢水口を挟み且つ前記洗浄槽の前
    面に沿うように前記前面カバーの湾曲部の裏面から立設
    した一対のガイドリブにより形成し、前記溢水口からの
    溢水を前記溢水槽へと導く水路と、前記溢水槽内に前記
    溢水が溜ったときに給水異常を検知する検知手段と、給
    水時にこの検知手段が給水異常を検知すると給水を停止
    する停止手段とを備えたことを特徴とする食器洗い機。
JP19629293A 1993-08-06 1993-08-06 食器洗い機 Pending JPH0747049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19629293A JPH0747049A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19629293A JPH0747049A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 食器洗い機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747049A true JPH0747049A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16355382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19629293A Pending JPH0747049A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747049A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112533523A (zh) * 2018-10-05 2021-03-19 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112533523A (zh) * 2018-10-05 2021-03-19 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机

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