JPH0746766A - インバータの並列運転装置 - Google Patents

インバータの並列運転装置

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JPH0746766A
JPH0746766A JP5208444A JP20844493A JPH0746766A JP H0746766 A JPH0746766 A JP H0746766A JP 5208444 A JP5208444 A JP 5208444A JP 20844493 A JP20844493 A JP 20844493A JP H0746766 A JPH0746766 A JP H0746766A
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JP
Japan
Prior art keywords
parallel
inverter
signal
output current
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP5208444A
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English (en)
Inventor
Takeshi Usami
武 宇佐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yuasa Corp, Yuasa Battery Corp filed Critical Yuasa Corp
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Publication of JPH0746766A publication Critical patent/JPH0746766A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列運転の利点が生かせるインバータの並列
運転装置を得る。 【構成】 第1のインバータ1の出力電流と第2のイン
バータ2の出力電流の差分を差分演算器3で作成すると
ともに、前記各出力電流の大小比較信号を比較器4で作
成し、前記差分と並列異常検出基準値とを並列異常検出
器5で比較して差分が並列異常検出基準値より大の時に
並列異常検出器5から並列異常信号を送出し、この並列
異常信号と前記大小比較信号とを入力して出力電流が小
であるインバータを停止させる信号を給電停止判別器6
から送出する。 【効果】 出力電流が小になったインバータだけを停止
して点検、修理等を行い、単機運転で給電を継続するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータの並列運転装
置に関するもので、さらに詳しく言えば、並列運転され
る2台のインバータの出力電流の差が一定値以上になっ
た時に、出力電流の小さい方のインバータを停止させて
単機運転に切り替えることができるインバータの並列運
転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、2台のインバータを並列運転し、
故障等によって一方のインバータからの給電が不能にな
った時に他方のインバータからの給電に切り替えるよう
にした並列運転方式のインバータが多くなっている。
【0003】従来のインバータの並列運転装置では、各
インバータの出力電流を常にバランスさせる制御をして
いるが、各インバータの出力電流のアンバランスが生じ
た場合、その原因が並列運転制御に起因するものである
か、一方のインバータの異常に起因するものであるかの
判別はできていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインバ
ータの並列運転装置では、各インバータの出力電流のア
ンバランスが生じると、インバータを保護するため、並
列運転されるインバータを2台とも停止しなければなら
ず、2台のインバータを並列運転する利点が生かせない
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、出力電流を検出する出力電流検出器と負
荷への給電を制御する給電制御スイッチとを有する2台
のインバータを並列運転するためのインバータの並列運
転装置において、前記各インバータの出力電流の差分を
作成する差分演算器と、前記各インバータの出力電流の
大小比較信号を作成する比較器と、前記差分を並列異常
検出基準値と比較し、差分が並列異常検出基準値より大
の時に並列異常信号を送出する並列異常検出器と、この
並列異常信号と前記大小比較信号とが入力され、出力電
流が小であるインバータの給電制御スイッチにオフ信号
を送出する給電停止判別器とを設け、このオフ信号によ
って前記インバータからの給電を停止させる機能を備え
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作 用】従って、本発明は、並列運転される2台のイ
ンバータ間の出力電流の差分が並列異常検出基準値より
大である場合、出力電流が小であるインバータからの給
電を停止し、他方のインバータが異常でない限りこのイ
ンバータによる給電を継続させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0008】図1は、本発明のインバータの並列運転装
置のブロック図である。
【0009】本発明の特徴は、図1に示した如く、第1
のインバータ1の出力電流を検出する出力電流検出器1
0、第2のインバータ2の出力電流を検出する出力電流
検出器20を備え、これらの出力電流検出器10、20
によって各インバータの出力電流を検出し、その差分を
差分演算器3で作成するとともに、その大小比較信号を
比較器4で作成し、前記差分は並列異常検出器5に入力
するとともに、前記大小比較信号は給電停止判別器6に
入力するように構成されてなる。
【0010】そして、前記並列異常検出器5には、並列
異常検出基準値と並列運転信号とが入力され、前記差分
は前記並列異常検出器5によって前記並列異常検出基準
値と比較され、差分が並列異常検出基準値より大で、イ
ンバータが並列運転されている時に送出される並列運転
信号の存在時に並列異常信号が送出されるように構成さ
れている。
【0011】そして、前記並列異常信号と前記比較器4
からの大小比較信号とは給電停止判別器6に入力され、
給電制御駆動回路を介して出力電流が小であるインバー
タの給電制御スイッチにオフ信号が送出されるように構
成されてなる。
【0012】上記のように構成することにより、たとえ
ば、並列異常が発生して第2のインバータ2の出力電流
が第1のインバータ1の出力電流より小であったとする
と、給電停止判別器6から給電制御駆動回路11を介し
て第2のインバータ2の給電制御スイッチ12に対して
オフ信号を送出して、第2のインバータ2による給電を
停止し、第1のインバータ1による単機運転とし、第1
のインバータ1の出力電流が第2のインバータ2の出力
電流より小であったとすると、給電停止判別器6から給
電制御駆動回路21を介して第1のインバータ1の給電
制御スイッチ22に対してオフ信号を送出して第1のイ
ンバータ1による給電を停止し、第2のインバータ2に
よる単機運転とする。
【0013】なお、出力電流が小であるインバータを停
止させるようにしたのは、出力電流が小さくなった方の
インバータに起因して並列異常が発生することが多いた
めで、同様に出力電流が小さくなった方に故障が発生し
ていることが多いためであり、このことにより、単機運
転にして点検、修理等を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】上記したとおりであるから、本発明は、
並列運転されるインバータの1台だけを停止させて点
検、修理等を行うことができるので、2台のインバータ
を並列運転させる利点を生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータの並列運転装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 第1のインバータ 2 第2のインバータ 3 差分演算器 4 比較器 5 並列異常検出器 6 給電停止判別器 10,20 出力電流検出器 11,21 給電制御駆動回路 12,22 給電制御スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電流を検出する出力電流検出器と負
    荷への給電を制御する給電制御スイッチとを有する2台
    のインバータを並列運転するためのインバータの並列運
    転装置において、前記各インバータの出力電流の差分を
    作成する差分演算器と、前記各インバータの出力電流の
    大小比較信号を作成する比較器と、前記差分を並列異常
    検出基準値と比較し、差分が並列異常検出基準値より大
    の時に並列異常信号を送出する並列異常検出器と、この
    並列異常信号と前記大小比較信号とが入力され、出力電
    流が小であるインバータの給電制御スイッチにオフ信号
    を送出する給電停止判別器とを設け、このオフ信号によ
    って前記インバータからの給電を停止させる機能を備え
    たことを特徴とするインバータの並列運転装置。
  2. 【請求項2】 インバータが並列運転されている時に送
    出される並列運転信号を並列異常検出器に入力し、前記
    並列運転信号の存在時に並列異常信号を送出するように
    したことを特徴とする請求項第1項記載のインバータの
    並列運転装置。
JP5208444A 1993-07-29 1993-07-29 インバータの並列運転装置 Pending JPH0746766A (ja)

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