JPH0746682A - 時分割通話路照合監視方式 - Google Patents
時分割通話路照合監視方式Info
- Publication number
- JPH0746682A JPH0746682A JP18567893A JP18567893A JPH0746682A JP H0746682 A JPH0746682 A JP H0746682A JP 18567893 A JP18567893 A JP 18567893A JP 18567893 A JP18567893 A JP 18567893A JP H0746682 A JPH0746682 A JP H0746682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal circuit
- collation
- result
- output
- mounting information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2重化構成部分に信号回路パッケージを増廃
設した際に、不一致(障害発生)の照合監視結果が出力
されることを防止する。 【構成】 信号回路パッケージ2a、2bの増設又は廃
設の必要性が生じて増設又は廃設する場合、両系に対す
る増設又は廃設を同時にすることをできず、増設又は廃
設の作業途中において、一方の系に対する増設又は廃設
だけが終了した状態が生じる。このような状態では、実
装情報比較手段10a、10bは、両系の実装情報出力
手段2a、2bからの実装情報によって一方の系のみが
実装されていることを表す比較結果を出力し、有効照合
範囲規定手段12a、12bは、この比較結果に基づい
て、照合結果(障害を表す)を無効とする。すなわち、
増設又は廃設途中において生じる両系の相違に対して
は、障害として処理させないこととしている。
設した際に、不一致(障害発生)の照合監視結果が出力
されることを防止する。 【構成】 信号回路パッケージ2a、2bの増設又は廃
設の必要性が生じて増設又は廃設する場合、両系に対す
る増設又は廃設を同時にすることをできず、増設又は廃
設の作業途中において、一方の系に対する増設又は廃設
だけが終了した状態が生じる。このような状態では、実
装情報比較手段10a、10bは、両系の実装情報出力
手段2a、2bからの実装情報によって一方の系のみが
実装されていることを表す比較結果を出力し、有効照合
範囲規定手段12a、12bは、この比較結果に基づい
て、照合結果(障害を表す)を無効とする。すなわち、
増設又は廃設途中において生じる両系の相違に対して
は、障害として処理させないこととしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割交換機における
時分割通話路照合監視方式に関するものである。
時分割通話路照合監視方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】時分割通話路装置(TDNW)は、シス
テムの信頼性を高めるため、図2に示すように、アクト
系又はホットスタンバイ系となる0系/1系の2重化構
成が採用されており、例えば、両系の時分割通話路装置
20及び21からの出力データを、時分割コネクタ装置
(TDC)22内に設けられた一致不一致回路(イクス
クルーシブオア回路)23が照合して時分割通話路装置
20、21などの故障の有無を判定することが行なわれ
ている。
テムの信頼性を高めるため、図2に示すように、アクト
系又はホットスタンバイ系となる0系/1系の2重化構
成が採用されており、例えば、両系の時分割通話路装置
20及び21からの出力データを、時分割コネクタ装置
(TDC)22内に設けられた一致不一致回路(イクス
クルーシブオア回路)23が照合して時分割通話路装置
20、21などの故障の有無を判定することが行なわれ
ている。
【0003】また、図示は省略するが、両系の時分割通
話路装置20及び21に与える所定信号を発生する構成
(例えばPB信号送信回路)を有する装置も2重化構成
を採用しており、両系の所定信号の一致不一致を確認し
てから両系の時分割通話路装置20及び21に与えるよ
うなことも行なわれている。
話路装置20及び21に与える所定信号を発生する構成
(例えばPB信号送信回路)を有する装置も2重化構成
を採用しており、両系の所定信号の一致不一致を確認し
てから両系の時分割通話路装置20及び21に与えるよ
うなことも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、時分割交換
機においては、例えば収容する加入者数の変化などに応
じて、増廃設したりする信号回路パッケージ(例えばプ
リント配線基板でなる)がある。時分割交換機は、当初
より信号回路パッケージの増廃設には応じられるような
構成を有している。このように信号回路パッケージが増
廃設される装置部分が2重化されている場合には、当然
に、両系共に信号回路パッケージを増廃設しなければな
らない。
機においては、例えば収容する加入者数の変化などに応
じて、増廃設したりする信号回路パッケージ(例えばプ
リント配線基板でなる)がある。時分割交換機は、当初
より信号回路パッケージの増廃設には応じられるような
構成を有している。このように信号回路パッケージが増
廃設される装置部分が2重化されている場合には、当然
に、両系共に信号回路パッケージを増廃設しなければな
らない。
【0005】しかしながら、実際上、信号回路パッケー
ジを両系に同時に増設(又は廃設)することはできな
い。そのため、一方の系に対しては信号回路パッケージ
が実装されているが、他方の系に対しては信号回路パッ
ケージが実装されていない場合が生じる。例えば、信号
回路パッケージがプリント配線基板でなる場合に、マザ
ーボードのコネクタ部に一方の系の信号回路パッケージ
だけが挿入されている状態が生じる。
ジを両系に同時に増設(又は廃設)することはできな
い。そのため、一方の系に対しては信号回路パッケージ
が実装されているが、他方の系に対しては信号回路パッ
ケージが実装されていない場合が生じる。例えば、信号
回路パッケージがプリント配線基板でなる場合に、マザ
ーボードのコネクタ部に一方の系の信号回路パッケージ
だけが挿入されている状態が生じる。
【0006】このような一方の系に対してのみ信号回路
パッケージが実装された状態では、例えば、両系の時分
割通話路装置(TDNW)20、21からの出力データ
が異なり、照合結果が不一致となって時分割交換機を継
続動作させることができないことも生じる。なお、この
ような不都合は、時分割通話路装置(TDNW)内の信
号回路パッケージを増設したり廃設したりする場合だけ
でなく、時分割通話路装置(TDNW)に与える所定信
号を発生する信号回路パッケージ(例えばPB信号送信
回路)を増設したり廃設したりする場合にも生じる。
パッケージが実装された状態では、例えば、両系の時分
割通話路装置(TDNW)20、21からの出力データ
が異なり、照合結果が不一致となって時分割交換機を継
続動作させることができないことも生じる。なお、この
ような不都合は、時分割通話路装置(TDNW)内の信
号回路パッケージを増設したり廃設したりする場合だけ
でなく、時分割通話路装置(TDNW)に与える所定信
号を発生する信号回路パッケージ(例えばPB信号送信
回路)を増設したり廃設したりする場合にも生じる。
【0007】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、2重化構成部分に信号回路パッケージを増廃
設した際にも、障害発生を示す不一致の照合監視結果を
出力することがない時分割通話路照合監視方式を提供し
ようとしたものである。
のであり、2重化構成部分に信号回路パッケージを増廃
設した際にも、障害発生を示す不一致の照合監視結果を
出力することがない時分割通話路照合監視方式を提供し
ようとしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、時分割交換機の時分割通話路装置が2重
化されており、各系の時分割通話路装置への入力デー
タ、各系の時分割通話路装置からの出力データ、又は、
各系の時分割通話路装置内におけるデータを照合して障
害の有無を判定するものであって、上記時分割交換機が
増廃設可能な信号回路パッケージを有し、一方の系だけ
に信号回路パッケージが実装されている状態では、デー
タの照合結果が障害を指示するものとなる時分割通話路
照合監視方式において、以下の手段を設けたことを特徴
とする。
め、本発明は、時分割交換機の時分割通話路装置が2重
化されており、各系の時分割通話路装置への入力デー
タ、各系の時分割通話路装置からの出力データ、又は、
各系の時分割通話路装置内におけるデータを照合して障
害の有無を判定するものであって、上記時分割交換機が
増廃設可能な信号回路パッケージを有し、一方の系だけ
に信号回路パッケージが実装されている状態では、デー
タの照合結果が障害を指示するものとなる時分割通話路
照合監視方式において、以下の手段を設けたことを特徴
とする。
【0009】すなわち、上記信号回路パッケージが実装
されているか否かを表す実装情報を出力する実装情報出
力手段と、両系からの実装情報を比較する実装情報比較
手段と、実装情報の比較結果に基づき、データの有効な
照合範囲を定める有効照合範囲規定手段とを設けたこと
を特徴とする。
されているか否かを表す実装情報を出力する実装情報出
力手段と、両系からの実装情報を比較する実装情報比較
手段と、実装情報の比較結果に基づき、データの有効な
照合範囲を定める有効照合範囲規定手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】信号回路パッケージの増設又は廃設の必要性が
生じて増設又は廃設する場合、両系に対する増設又は廃
設を同時にすることをできず、増設又は廃設の作業途中
において、一方の系に対する増設又は廃設だけが終了し
た状態が生じる。
生じて増設又は廃設する場合、両系に対する増設又は廃
設を同時にすることをできず、増設又は廃設の作業途中
において、一方の系に対する増設又は廃設だけが終了し
た状態が生じる。
【0011】このような状態では、実装情報比較手段
は、両系の実装情報出力手段からの実装情報によって一
方の系のみが実装されていることを表す比較結果を出力
し、有効照合範囲規定手段は、この比較結果に基づい
て、そのときの照合結果(障害を意味している)を無効
とする。
は、両系の実装情報出力手段からの実装情報によって一
方の系のみが実装されていることを表す比較結果を出力
し、有効照合範囲規定手段は、この比較結果に基づい
て、そのときの照合結果(障害を意味している)を無効
とする。
【0012】すなわち、増設又は廃設途中において生じ
る両系の相違に対しては、障害として処理させないこと
としている。
る両系の相違に対しては、障害として処理させないこと
としている。
【0013】
【実施例】以下、本発明による時分割通話路照合監視方
式の一実施例を図面を参照しながら詳述する。
式の一実施例を図面を参照しながら詳述する。
【0014】ここで、図1は、実施例方式に係る時分割
交換機の要部構成を示すブロック図である。実施例方式
も、アクト系又はホットスタンバイ系となる同期動作す
る0系/1系の2重化構成を前提としており、図1はそ
の内の一方の系の構成だけを示しており、実際上は、図
1に示す構成が2重化されている。なお、図1に示した
系を0系とし、図示していない系を1系とし、説明上、
0系及び1系の区別が必要なときには、図1に示した符
号に、0系の場合には「−0」を付加し、1系の場合に
は「−1」を付加して説明する。
交換機の要部構成を示すブロック図である。実施例方式
も、アクト系又はホットスタンバイ系となる同期動作す
る0系/1系の2重化構成を前提としており、図1はそ
の内の一方の系の構成だけを示しており、実際上は、図
1に示す構成が2重化されている。なお、図1に示した
系を0系とし、図示していない系を1系とし、説明上、
0系及び1系の区別が必要なときには、図1に示した符
号に、0系の場合には「−0」を付加し、1系の場合に
は「−1」を付加して説明する。
【0015】図1に示す構成部分は、大きくは、信号回
路部1及び両系共通部3から構成されている。信号回路
部1は、同一機能を担う信号回路パッケージを1又は2
以上備えており(図示のものは2個2a、2b)、両系
共通部3は、照合監視部5a、5b、選択回路6a、6
b、実装情報比較部10a、10b、及び、照合監視結
果出力制御部12a、12bをそれぞれ、信号回路部1
に設置可能な信号回路パッケージの最大数分だけ備えて
いる(図示のものは2個であるとする)。
路部1及び両系共通部3から構成されている。信号回路
部1は、同一機能を担う信号回路パッケージを1又は2
以上備えており(図示のものは2個2a、2b)、両系
共通部3は、照合監視部5a、5b、選択回路6a、6
b、実装情報比較部10a、10b、及び、照合監視結
果出力制御部12a、12bをそれぞれ、信号回路部1
に設置可能な信号回路パッケージの最大数分だけ備えて
いる(図示のものは2個であるとする)。
【0016】信号回路パッケージ2a、2bは、例え
ば、PB信号送信回路やMF信号送信回路等であって増
廃設可能なものであり、信号回路パッケージ2aだけが
設置されていても良く、図示のように、信号回路パッケ
ージ2a及び2bが共に設置されていても良い。信号回
路パッケージ2a、2bは、生成した所定信号を出力ハ
イウェイ4a、4bを介して両系の共通部3−0及び3
−1に与えると共に、実装されていることを示す実装情
報を実装情報ライン9a、9bを介して両系の共通部3
−0及び3−1に与える。
ば、PB信号送信回路やMF信号送信回路等であって増
廃設可能なものであり、信号回路パッケージ2aだけが
設置されていても良く、図示のように、信号回路パッケ
ージ2a及び2bが共に設置されていても良い。信号回
路パッケージ2a、2bは、生成した所定信号を出力ハ
イウェイ4a、4bを介して両系の共通部3−0及び3
−1に与えると共に、実装されていることを示す実装情
報を実装情報ライン9a、9bを介して両系の共通部3
−0及び3−1に与える。
【0017】ここで、実装情報は、信号回路パッケージ
2a又は2bのコネクタが信号回路部1(例えばマザー
ボード)のコネクタに嵌合された際にリミットスイッチ
等の機構によって発生させるようにしても良く、また、
両者の接続によって信号回路パッケージ2a又は2b上
で確定された電位情報(アース電位や電源電圧)を実装
情報として用いるようにしても良い。
2a又は2bのコネクタが信号回路部1(例えばマザー
ボード)のコネクタに嵌合された際にリミットスイッチ
等の機構によって発生させるようにしても良く、また、
両者の接続によって信号回路パッケージ2a又は2b上
で確定された電位情報(アース電位や電源電圧)を実装
情報として用いるようにしても良い。
【0018】共通部3の照合監視部5aは、両系の信号
回路パッケージ2a−0及び2a−1から出力された所
定信号を照合し、照合結果を照合結果ライン8aを介し
て照合監視結果出力制御部12aに与え、照合監視部5
bは、同様に、両系の信号回路パッケージ2b−0及び
2b−1から出力された所定信号を照合し、照合結果を
照合結果ライン8bを介して照合監視結果出力制御部1
2bに与える。照合結果は、不一致時には障害発生を指
示している。
回路パッケージ2a−0及び2a−1から出力された所
定信号を照合し、照合結果を照合結果ライン8aを介し
て照合監視結果出力制御部12aに与え、照合監視部5
bは、同様に、両系の信号回路パッケージ2b−0及び
2b−1から出力された所定信号を照合し、照合結果を
照合結果ライン8bを介して照合監視結果出力制御部1
2bに与える。照合結果は、不一致時には障害発生を指
示している。
【0019】共通部3の選択回路6aは、両系の信号回
路パッケージ2a−0及び2a−1から出力された所定
信号の内から、外部から与えられた選択制御信号が指示
する所定信号を選択してハイウェイ7aに出力する。同
様に、選択回路6bは、両系の信号回路パッケージ2b
−0及び2b−1から出力された所定信号の内から、外
部から与えられた選択制御信号が指示する所定信号を選
択してハイウェイ7bに出力する。例えば、図示しない
故障監視回路が、信号回路部1−0や1−1の正常異常
に応じて選択制御信号の内容を定める。
路パッケージ2a−0及び2a−1から出力された所定
信号の内から、外部から与えられた選択制御信号が指示
する所定信号を選択してハイウェイ7aに出力する。同
様に、選択回路6bは、両系の信号回路パッケージ2b
−0及び2b−1から出力された所定信号の内から、外
部から与えられた選択制御信号が指示する所定信号を選
択してハイウェイ7bに出力する。例えば、図示しない
故障監視回路が、信号回路部1−0や1−1の正常異常
に応じて選択制御信号の内容を定める。
【0020】共通部3の実装情報比較部10aは、両系
の信号回路パッケージ2a−0及び2a−1から出力さ
れた実装情報を比較し、一致又は不一致を示す比較結果
を比較結果ライン11aを介して照合監視結果出力制御
部12aに与える。なお、比較結果が不一致となるの
は、信号回路パッケージ2a−0が実装されていて信号
回路パッケージ2a−1が実装されていない場合と、逆
に、信号回路パッケージ2a−1が実装されていて信号
回路パッケージ2a−0が実装されていない場合であ
る。同様に、実装情報比較部10bは、両系の信号回路
パッケージ2b−0及び2b−1から出力された実装情
報を比較し、一致又は不一致を示す比較結果を比較結果
ライン11bを介して照合監視結果出力制御部12bに
与える。
の信号回路パッケージ2a−0及び2a−1から出力さ
れた実装情報を比較し、一致又は不一致を示す比較結果
を比較結果ライン11aを介して照合監視結果出力制御
部12aに与える。なお、比較結果が不一致となるの
は、信号回路パッケージ2a−0が実装されていて信号
回路パッケージ2a−1が実装されていない場合と、逆
に、信号回路パッケージ2a−1が実装されていて信号
回路パッケージ2a−0が実装されていない場合であ
る。同様に、実装情報比較部10bは、両系の信号回路
パッケージ2b−0及び2b−1から出力された実装情
報を比較し、一致又は不一致を示す比較結果を比較結果
ライン11bを介して照合監視結果出力制御部12bに
与える。
【0021】共通部3の照合監視結果出力制御部12a
は、実装情報比較部10aからの比較出力が一致を指示
しているときには、照合監視部5aからの照合結果をそ
のまま照合結果出力ライン13aに出力し、逆に、実装
情報比較部10aからの比較出力が不一致を指示してい
るときには、照合監視部5aからの照合結果を照合結果
出力ライン13aに出力することを禁止する。同様に、
照合監視結果出力制御部12bは、実装情報比較部10
bからの比較出力が一致を指示しているときには、照合
監視部5bからの照合結果をそのまま照合結果出力ライ
ン13bに出力し、逆に、実装情報比較部10bからの
比較出力が不一致を指示しているときには、照合監視部
5bからの照合結果を照合結果出力ライン13bに出力
することを禁止する。
は、実装情報比較部10aからの比較出力が一致を指示
しているときには、照合監視部5aからの照合結果をそ
のまま照合結果出力ライン13aに出力し、逆に、実装
情報比較部10aからの比較出力が不一致を指示してい
るときには、照合監視部5aからの照合結果を照合結果
出力ライン13aに出力することを禁止する。同様に、
照合監視結果出力制御部12bは、実装情報比較部10
bからの比較出力が一致を指示しているときには、照合
監視部5bからの照合結果をそのまま照合結果出力ライ
ン13bに出力し、逆に、実装情報比較部10bからの
比較出力が不一致を指示しているときには、照合監視部
5bからの照合結果を照合結果出力ライン13bに出力
することを禁止する。
【0022】次に、上述した構成を有する実施例の時分
割通話路照合監視方式の動作を、信号回路パッケージの
増設前後で場合分けを行なって説明する。
割通話路照合監視方式の動作を、信号回路パッケージの
増設前後で場合分けを行なって説明する。
【0023】両系の信号回路部1−0及び1−1共に、
信号回路パッケージ2a−0、2a−1だけが実装され
ていたとする。
信号回路パッケージ2a−0、2a−1だけが実装され
ていたとする。
【0024】この場合、信号回路パッケージ2a−0及
び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えられ、
一方が選択されてハイウェイ7aに出力される。また、
信号回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出力信
号は、照合監視部5aによって照合され、照合結果が照
合監視結果出力制御部12aに与えられる。この場合、
信号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実装さ
れているので、実装情報比較部10aからの比較結果に
よって、照合監視結果出力制御部12aは、照合監視部
5aからの照合結果を通過し得る状態になっており、照
合結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えられ、
一方が選択されてハイウェイ7aに出力される。また、
信号回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出力信
号は、照合監視部5aによって照合され、照合結果が照
合監視結果出力制御部12aに与えられる。この場合、
信号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実装さ
れているので、実装情報比較部10aからの比較結果に
よって、照合監視結果出力制御部12aは、照合監視部
5aからの照合結果を通過し得る状態になっており、照
合結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
【0025】なお、照合結果出力ライン13aに送出さ
れた照合結果が不一致を示している場合には、例えば故
障メッセージの出力などの障害措置が実行される。
れた照合結果が不一致を示している場合には、例えば故
障メッセージの出力などの障害措置が実行される。
【0026】一方、信号回路パッケージ2b−0及び2
b−1は共に実装されていないが、その出力ハイウェイ
4b−0及び4b−1のデータは共通部3−0及び3−
1の入力でプルアップされているため、オール“1”の
同一データとなり、照合監視部5b−0及び5b−1で
は照合一致状態を照合監視結果出力制御部12b−0及
び12b−1に出力する。
b−1は共に実装されていないが、その出力ハイウェイ
4b−0及び4b−1のデータは共通部3−0及び3−
1の入力でプルアップされているため、オール“1”の
同一データとなり、照合監視部5b−0及び5b−1で
は照合一致状態を照合監視結果出力制御部12b−0及
び12b−1に出力する。
【0027】また、実装情報ライン9b−0及び9b−
1も上記と同様に共通部3−0及び3−1の入力でプル
アップされているため、0系及び1系からの実装情報は
同一内容となり、実装情報比較部10b−0及び10b
−1からの比較出力は一致を示している。
1も上記と同様に共通部3−0及び3−1の入力でプル
アップされているため、0系及び1系からの実装情報は
同一内容となり、実装情報比較部10b−0及び10b
−1からの比較出力は一致を示している。
【0028】照合監視結果出力制御部12b−0及び1
2b−1では照合監視部5b−0及び5b−1からの照
合結果を通過し得る状態になっているが、照合監視部5
b−0及び5b−1からの出力は上述のように照合一致
状態となっているため、照合結果出力ライン13b−0
及び13b−1には照合結果一致が送出される。
2b−1では照合監視部5b−0及び5b−1からの照
合結果を通過し得る状態になっているが、照合監視部5
b−0及び5b−1からの出力は上述のように照合一致
状態となっているため、照合結果出力ライン13b−0
及び13b−1には照合結果一致が送出される。
【0029】このような状態から信号回路パッケージ2
bの増設の必要性が生じ、0系の信号回路部1−0への
増設を先に行なったとする。この増設の途中において
は、信号回路部1−0に信号回路パッケージ2a−0及
び2b−0が実装され、信号回路部1−1に信号回路パ
ッケージ2a−1だけが実装された状態が生じる。
bの増設の必要性が生じ、0系の信号回路部1−0への
増設を先に行なったとする。この増設の途中において
は、信号回路部1−0に信号回路パッケージ2a−0及
び2b−0が実装され、信号回路部1−1に信号回路パ
ッケージ2a−1だけが実装された状態が生じる。
【0030】この場合にも、信号回路パッケージ2a−
0及び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えら
れ、一方が選択されてハイウェイ7aに出力され、信号
回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出力信号
は、照合監視部5aによって照合され、照合結果が照合
監視結果出力制御部12aに与えられる。このとき、信
号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実装され
ているので、実装情報比較部10aからの比較結果によ
って、照合監視結果出力制御部12aは、照合監視部5
aからの照合結果を通過し得る状態になっており、照合
結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
0及び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えら
れ、一方が選択されてハイウェイ7aに出力され、信号
回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出力信号
は、照合監視部5aによって照合され、照合結果が照合
監視結果出力制御部12aに与えられる。このとき、信
号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実装され
ているので、実装情報比較部10aからの比較結果によ
って、照合監視結果出力制御部12aは、照合監視部5
aからの照合結果を通過し得る状態になっており、照合
結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
【0031】一方、信号回路パッケージ2bについては
0系の信号回路パッケージ2b−0だけが実装されてお
り、このパッケージ2b−0からの出力信号が選択回路
6bに与えられ、選択制御信号がこの出力信号を選択す
ることを指示しているときだけこの出力信号がハイウェ
イ7bに出力される。また、照合監視部5bには、信号
回路パッケージ2b−0からの出力信号だけが入力され
るので、照合結果は不一致を示し、この照合結果が照合
監視結果出力制御部12bに与えられる。このとき、信
号回路パッケージ2b−0が実装され、信号回路パッケ
ージ2b−1が実装されていないので、実装情報比較部
10bは不一致を示す比較結果を出力する。その結果、
照合監視結果出力制御部12bは、照合監視部5bから
の照合結果(不一致:障害発生を示す結果)を通過し得
ない状態になり、障害発生を示す照合結果は照合結果出
力ライン13bに送出されない。
0系の信号回路パッケージ2b−0だけが実装されてお
り、このパッケージ2b−0からの出力信号が選択回路
6bに与えられ、選択制御信号がこの出力信号を選択す
ることを指示しているときだけこの出力信号がハイウェ
イ7bに出力される。また、照合監視部5bには、信号
回路パッケージ2b−0からの出力信号だけが入力され
るので、照合結果は不一致を示し、この照合結果が照合
監視結果出力制御部12bに与えられる。このとき、信
号回路パッケージ2b−0が実装され、信号回路パッケ
ージ2b−1が実装されていないので、実装情報比較部
10bは不一致を示す比較結果を出力する。その結果、
照合監視結果出力制御部12bは、照合監視部5bから
の照合結果(不一致:障害発生を示す結果)を通過し得
ない状態になり、障害発生を示す照合結果は照合結果出
力ライン13bに送出されない。
【0032】やがて、信号回路部1−1に対する信号回
路パッケージ2b−1の実装が終了し、両系の信号回路
部1−0及び1−1共に、信号回路パッケージ2a−
0、2a−1及び2b−0、2b−1が実装された状態
になったとする。
路パッケージ2b−1の実装が終了し、両系の信号回路
部1−0及び1−1共に、信号回路パッケージ2a−
0、2a−1及び2b−0、2b−1が実装された状態
になったとする。
【0033】この場合にも、信号回路パッケージ2a−
0及び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えら
れ、一方が選択されてハイウェイ7aに出力され、ま
た、信号回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出
力信号は、照合監視部5aによって照合され、照合結果
が照合監視結果出力制御部12aに与えられる。このと
き、信号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実
装されているので、実装情報比較部10aからの比較結
果によって、照合監視結果出力制御部12aは、照合監
視部5aからの照合結果を通過し得る状態になってお
り、照合結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
0及び2a−1からの出力信号は選択回路6aに与えら
れ、一方が選択されてハイウェイ7aに出力され、ま
た、信号回路パッケージ2a−0及び2a−1からの出
力信号は、照合監視部5aによって照合され、照合結果
が照合監視結果出力制御部12aに与えられる。このと
き、信号回路パッケージ2a−0及び2a−1が共に実
装されているので、実装情報比較部10aからの比較結
果によって、照合監視結果出力制御部12aは、照合監
視部5aからの照合結果を通過し得る状態になってお
り、照合結果を照合結果出力ライン13aに送出する。
【0034】同様に、この場合には、信号回路パッケー
ジ2b−0及び2b−1からの出力信号は選択回路6b
に与えられ、一方が選択されてハイウェイ7bに出力さ
れ、また、信号回路パッケージ2b−0及び2b−1か
らの出力信号は、照合監視部5bによって照合され、照
合結果が照合監視結果出力制御部12bに与えられる。
このとき、信号回路パッケージ2b−0及び2b−1が
共に実装されているので、実装情報比較部10bからの
比較結果によって、照合監視結果出力制御部12bは、
照合監視部5bからの照合結果を通過し得る状態になっ
ており、照合結果を照合結果出力ライン13bに送出す
る。
ジ2b−0及び2b−1からの出力信号は選択回路6b
に与えられ、一方が選択されてハイウェイ7bに出力さ
れ、また、信号回路パッケージ2b−0及び2b−1か
らの出力信号は、照合監視部5bによって照合され、照
合結果が照合監視結果出力制御部12bに与えられる。
このとき、信号回路パッケージ2b−0及び2b−1が
共に実装されているので、実装情報比較部10bからの
比較結果によって、照合監視結果出力制御部12bは、
照合監視部5bからの照合結果を通過し得る状態になっ
ており、照合結果を照合結果出力ライン13bに送出す
る。
【0035】従って、上記実施例によれば、信号回路パ
ッケージの増設や廃設途中において両系で信号回路パッ
ケージの実装状態が異なるときには、データ照合結果の
出力を停止するようにしたので、増廃設のために生じた
障害を示すデータ照合結果が次段に出力されることを防
止できる。
ッケージの増設や廃設途中において両系で信号回路パッ
ケージの実装状態が異なるときには、データ照合結果の
出力を停止するようにしたので、増廃設のために生じた
障害を示すデータ照合結果が次段に出力されることを防
止できる。
【0036】なお、図1は、本発明の概念構成を説明す
るために示した実施例であり、このような構成が採用で
きる時分割交換機における位置は信号回路パッケージの
種類に応じて任意である。例えば、信号回路パッケージ
2a、2bが時分割通話路装置に与える信号を生成する
ものである場合には、共通部3の次段に時分割通話路装
置が位置する。また、信号回路パッケージ2a、2bが
時分割通話路装置内に設けられるものであれば、例え
ば、共通部3の次段に時分割通話路装置の構成要素であ
る時間スイッチが位置する。さらに、信号回路部1及び
共通部3間に時分割通話路装置が介挿されている場合に
も本発明を適用できる。
るために示した実施例であり、このような構成が採用で
きる時分割交換機における位置は信号回路パッケージの
種類に応じて任意である。例えば、信号回路パッケージ
2a、2bが時分割通話路装置に与える信号を生成する
ものである場合には、共通部3の次段に時分割通話路装
置が位置する。また、信号回路パッケージ2a、2bが
時分割通話路装置内に設けられるものであれば、例え
ば、共通部3の次段に時分割通話路装置の構成要素であ
る時間スイッチが位置する。さらに、信号回路部1及び
共通部3間に時分割通話路装置が介挿されている場合に
も本発明を適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、信号回
路パッケージが実装されているか否かを表す実装情報を
出力する実装情報出力手段と、両系からの実装情報を比
較する実装情報比較手段と、実装情報の比較結果に基づ
き、データの有効な照合範囲を定める有効照合範囲規定
手段とを設けたので、2重化構成部分に信号回路パッケ
ージを増廃設した際にも、不一致(障害発生)の照合監
視結果を出力することがない時分割通話路照合監視方式
を実現できる。
路パッケージが実装されているか否かを表す実装情報を
出力する実装情報出力手段と、両系からの実装情報を比
較する実装情報比較手段と、実装情報の比較結果に基づ
き、データの有効な照合範囲を定める有効照合範囲規定
手段とを設けたので、2重化構成部分に信号回路パッケ
ージを増廃設した際にも、不一致(障害発生)の照合監
視結果を出力することがない時分割通話路照合監視方式
を実現できる。
【図1】実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
1…信号回路部、2a、2b…信号回路パッケージ、3
…共通部、5a、5b…照合監視部、6a、6b…選択
回路、10a、10b…実装情報比較部、12a、12
b…照合監視結果出力制御部。
…共通部、5a、5b…照合監視部、6a、6b…選択
回路、10a、10b…実装情報比較部、12a、12
b…照合監視結果出力制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】 時分割交換機の時分割通話路装置が2重
化されており、各系の時分割通話路装置への入力デー
タ、各系の時分割通話路装置からの出力データ、又は、
各系の時分割通話路装置内におけるデータを照合して障
害の有無を判定するものであって、上記時分割交換機が
増廃設可能な信号回路パッケージを有し、一方の系だけ
に信号回路パッケージが実装されている状態では、デー
タの照合結果が障害を指示するものとなる時分割通話路
照合監視方式において、 上記信号回路パッケージが実装されているか否かを表す
実装情報を出力する実装情報出力手段と、 両系からの実装情報を比較する実装情報比較手段と、 実装情報の比較結果に基づき、データの有効な照合範囲
を定める有効照合範囲規定手段とを設けたことを特徴と
する時分割通話路照合監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185678A JP2583002B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 2重系時分割通話路照合監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185678A JP2583002B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 2重系時分割通話路照合監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746682A true JPH0746682A (ja) | 1995-02-14 |
JP2583002B2 JP2583002B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=16174956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5185678A Expired - Fee Related JP2583002B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 2重系時分割通話路照合監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583002B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5185678A patent/JP2583002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2583002B2 (ja) | 1997-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5408462A (en) | Protection switching apparatus and method | |
US5357491A (en) | Clock selection control device | |
JPH025657A (ja) | 交換機 | |
US5577096A (en) | Transmission system having stand-by line switching facility | |
US6357033B1 (en) | Communication processing control apparatus and information processing system having the same | |
JP2583002B2 (ja) | 2重系時分割通話路照合監視装置 | |
JP2983319B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2551143B2 (ja) | Atmスイッチ通話路障害検出システム | |
JP2885800B2 (ja) | 二重系処理装置 | |
JP2861595B2 (ja) | 冗長化cpuユニットの切り替え制御装置 | |
JPH10340102A (ja) | シリアル通信装置 | |
JP2986022B2 (ja) | 二重系情報伝送装置 | |
JP3209582B2 (ja) | 二重化構成データ処理システム | |
JPH0715757A (ja) | 予備系装置の正常性確認方式 | |
JP2000047724A (ja) | 監視制御装置 | |
JPH06161799A (ja) | Cpu多重化瞬時切換装置 | |
JP2750165B2 (ja) | 2重化中継回線における正常中継回線の選択方法及び装置 | |
JP3234407B2 (ja) | 回線切替制御方式 | |
JPH04257931A (ja) | 計算機システム | |
JPH036741A (ja) | 二重化システムのデータ出力装置 | |
JP2000209236A (ja) | インタ―フェ―ス機器 | |
JPH0659057B2 (ja) | 多重化伝送システムの受信伝送路選択装置 | |
JPH0799531A (ja) | パス監視方式 | |
JPH0821012B2 (ja) | ダイレクトメモリアクセスの系切替装置 | |
JPH03109827A (ja) | 2重化構成装置における信号選択方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |