JPH0746450A - カメラ一体型vtr - Google Patents
カメラ一体型vtrInfo
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- JPH0746450A JPH0746450A JP5192181A JP19218193A JPH0746450A JP H0746450 A JPH0746450 A JP H0746450A JP 5192181 A JP5192181 A JP 5192181A JP 19218193 A JP19218193 A JP 19218193A JP H0746450 A JPH0746450 A JP H0746450A
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- Japan
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- optical system
- screen
- integrated vtr
- vtr
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- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロジェクター装置として使用する場合の携
帯性及び操作性において優れ、また、ファインダー部の
点灯回路を含む光源及び空間光変調器をプロジェクター
装置の光源及び画像表示手段として共用することによ
り、小型軽量化を実現することができるカメラ一体型V
TR装置を提供する。 【構成】 光源27及び集光レンズ28を含むファイン
ダー用光学系ユニット26と、該光学系ユニット26か
らの光を透過させることによって画像を表示するための
空間光変調器23とを有するファインダー部22を備え
たカメラ一体型VTRにおいて、通常は上記カメラ一体
型VTR21本体内に収納され,所望時に上記カメラ一
体型VTR21本体外に突出される透過型スクリーン3
0を設けるとともに、上記ファインダー用光学系ユニッ
ト26を投射用光学系として用い、上記空間光変調器2
3を該投射用光学系の光軸上に配置してなるものであ
る。
帯性及び操作性において優れ、また、ファインダー部の
点灯回路を含む光源及び空間光変調器をプロジェクター
装置の光源及び画像表示手段として共用することによ
り、小型軽量化を実現することができるカメラ一体型V
TR装置を提供する。 【構成】 光源27及び集光レンズ28を含むファイン
ダー用光学系ユニット26と、該光学系ユニット26か
らの光を透過させることによって画像を表示するための
空間光変調器23とを有するファインダー部22を備え
たカメラ一体型VTRにおいて、通常は上記カメラ一体
型VTR21本体内に収納され,所望時に上記カメラ一
体型VTR21本体外に突出される透過型スクリーン3
0を設けるとともに、上記ファインダー用光学系ユニッ
ト26を投射用光学系として用い、上記空間光変調器2
3を該投射用光学系の光軸上に配置してなるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源及び集光レンズを
含むファインダー用光学系ユニットと、該光学系ユニッ
トからの光を透過させることによって画像を表示するた
めの空間光変調器とを有するファインダー部を備えたカ
メラ一体型VTRに関するものであり、特に、該ファイ
ンダー部の空間光変調器を利用してプロジェクター機能
を付加したカメラ一体型VTRに関するものである。
含むファインダー用光学系ユニットと、該光学系ユニッ
トからの光を透過させることによって画像を表示するた
めの空間光変調器とを有するファインダー部を備えたカ
メラ一体型VTRに関するものであり、特に、該ファイ
ンダー部の空間光変調器を利用してプロジェクター機能
を付加したカメラ一体型VTRに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカメラ一体型VTRは、
図5に示すように、カメラ一体型VTR1のファインダ
ー部2を、液晶表示パネル3を有する表示基部4と接眼
部5とに分離可能とするとともに、上記液晶表示パネル
3を、ファインダー部2のケーシングに対して回動自在
に支持して構成していた。
図5に示すように、カメラ一体型VTR1のファインダ
ー部2を、液晶表示パネル3を有する表示基部4と接眼
部5とに分離可能とするとともに、上記液晶表示パネル
3を、ファインダー部2のケーシングに対して回動自在
に支持して構成していた。
【0003】さらに、カメラ一体型VTR1の本体に装
着脱可能なプロジェクター用光学系ユニット6が別ユニ
ットとして用意される。このプロジェクター用光学系ユ
ニット6は、光源7及びレンズ群(集光レンズ,投射レ
ンズ)8,9を備えているとともに、カメラ一体型VT
R1のファインダー部2の液晶表示パネル3が挿入可能
な挿入孔(図示せず)を備えている。
着脱可能なプロジェクター用光学系ユニット6が別ユニ
ットとして用意される。このプロジェクター用光学系ユ
ニット6は、光源7及びレンズ群(集光レンズ,投射レ
ンズ)8,9を備えているとともに、カメラ一体型VT
R1のファインダー部2の液晶表示パネル3が挿入可能
な挿入孔(図示せず)を備えている。
【0004】上記のように構成したカメラ一体型VTR
をプロジェクター装置として使用する場合は、図5に示
すように、まず、カメラ一体型VTR1のファインダー
部2から接眼部5を取り外し、該ファインダー部2の液
晶表示パネル3を該ファインダー部2のケーシングに対
して回動させて倒立した姿勢としてカメラ一体型VTR
1の上方に突出した状態とする。
をプロジェクター装置として使用する場合は、図5に示
すように、まず、カメラ一体型VTR1のファインダー
部2から接眼部5を取り外し、該ファインダー部2の液
晶表示パネル3を該ファインダー部2のケーシングに対
して回動させて倒立した姿勢としてカメラ一体型VTR
1の上方に突出した状態とする。
【0005】次いで、このような状態にて、プロジェク
ター用光学系ユニット6をカメラ一体型VTR1本体に
装着し、液晶表示パネル3を挿入孔(図示せず)より該
プロジェクター用光学系ユニット6内に挿入して、該プ
ロジェクター用光学系ユニット6内の光源7と投射レン
ズ9との間に配置する。
ター用光学系ユニット6をカメラ一体型VTR1本体に
装着し、液晶表示パネル3を挿入孔(図示せず)より該
プロジェクター用光学系ユニット6内に挿入して、該プ
ロジェクター用光学系ユニット6内の光源7と投射レン
ズ9との間に配置する。
【0006】そして、プロジェクター用光学系ユニット
6の光源7を点灯して、液晶表示パネル3に光を投射
し、該液晶表示パネル3を透過した光を、前方に配置し
た投射用スクリーン10上に投射することによって表示
画像を得ている。
6の光源7を点灯して、液晶表示パネル3に光を投射
し、該液晶表示パネル3を透過した光を、前方に配置し
た投射用スクリーン10上に投射することによって表示
画像を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ一体型VTRをプロジェクター装置として使用す
る場合、液晶表示パネルを、カメラ一体型VTRのファ
インダー及びプロジェクター装置に共用しているもの
の、光源及びその点灯回路はそれぞれ専用のものとなっ
ており、大幅なコストアップを招来するという問題があ
る。
カメラ一体型VTRをプロジェクター装置として使用す
る場合、液晶表示パネルを、カメラ一体型VTRのファ
インダー及びプロジェクター装置に共用しているもの
の、光源及びその点灯回路はそれぞれ専用のものとなっ
ており、大幅なコストアップを招来するという問題があ
る。
【0008】また、プロジェクター用光学系ユニットが
別ユニットとなっているとともに、投射用スクリーンも
別途必要であるため、携帯性において劣悪であり、プロ
ジェクター装置としての使い勝手は非常に悪いという問
題がある。
別ユニットとなっているとともに、投射用スクリーンも
別途必要であるため、携帯性において劣悪であり、プロ
ジェクター装置としての使い勝手は非常に悪いという問
題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、透過型スクリーンをカメラ一体型VTRの
本体に収納することによって、プロジェクター装置とし
て使用する場合の携帯性及び操作性において優れたカメ
ラ一体型VTRを提供することを目的とする。
ものであり、透過型スクリーンをカメラ一体型VTRの
本体に収納することによって、プロジェクター装置とし
て使用する場合の携帯性及び操作性において優れたカメ
ラ一体型VTRを提供することを目的とする。
【0010】また、ファインダー部の点灯回路を含む光
源及び空間光変調器をプロジェクター装置の光源及び画
像表示手段として共用することにより、小型軽量化を実
現することができるカメラ一体型VTRを提供すること
を目的とする。
源及び空間光変調器をプロジェクター装置の光源及び画
像表示手段として共用することにより、小型軽量化を実
現することができるカメラ一体型VTRを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のカメラ一体型VTRは、光源及び集光レン
ズを含むファインダー光学系ユニットと、該光学系ユニ
ットからの光を透過させることによって画像を表示する
ための空間光変調器とを有するファインダー部を備えた
カメラ一体型VTRにおいて、通常は上記カメラ一体型
VTR本体内に収納され,所望時に上記カメラ一体型V
TR本体外に突出される透過型スクリーンを設けるとと
もに、上記ファインダー用光学系ユニットを投射用光学
系として用い、上記空間光変調器を該投射用光学系の光
軸上に配置してなるものである。
め、本発明のカメラ一体型VTRは、光源及び集光レン
ズを含むファインダー光学系ユニットと、該光学系ユニ
ットからの光を透過させることによって画像を表示する
ための空間光変調器とを有するファインダー部を備えた
カメラ一体型VTRにおいて、通常は上記カメラ一体型
VTR本体内に収納され,所望時に上記カメラ一体型V
TR本体外に突出される透過型スクリーンを設けるとと
もに、上記ファインダー用光学系ユニットを投射用光学
系として用い、上記空間光変調器を該投射用光学系の光
軸上に配置してなるものである。
【0012】
【作用】本発明のカメラ一体型VTR装置においては、
所望時に突出される透過型スクリーンをカメラ一体型V
TR内に収納しているため、スクリーンを別途必要とせ
ず、携帯性ばかりででなく操作性も優れたものとするこ
とができる。
所望時に突出される透過型スクリーンをカメラ一体型V
TR内に収納しているため、スクリーンを別途必要とせ
ず、携帯性ばかりででなく操作性も優れたものとするこ
とができる。
【0013】また、ファインダー部の光学系ユニット及
び空間光変調器をプロジェクター装置の光学系及び画像
表示手段として共用することにより、小型軽量化を可能
とすることができる。
び空間光変調器をプロジェクター装置の光学系及び画像
表示手段として共用することにより、小型軽量化を可能
とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のカメラ一体型VTRの一実施
例を、図1乃至図4とともに説明する。尚、図1は本発
明のカメラ一体型VTRをプロジェクター装置として使
用する場合を示す概略平面説明図であり、図2は本発明
のカメラ一体型VTRの要部概略説明図であり、図3は
本発明のカメラ一体型VTRの通常使用状態を示す概略
平面説明図であり、図4は本発明のカメラ一体型VTR
の回路ブロック図である。
例を、図1乃至図4とともに説明する。尚、図1は本発
明のカメラ一体型VTRをプロジェクター装置として使
用する場合を示す概略平面説明図であり、図2は本発明
のカメラ一体型VTRの要部概略説明図であり、図3は
本発明のカメラ一体型VTRの通常使用状態を示す概略
平面説明図であり、図4は本発明のカメラ一体型VTR
の回路ブロック図である。
【0015】本実施例におけるカメラ一体型VTRは、
図3に示す通常使用時においては、カメラ一体型VTR
21のファインダー部22内に、空間光変調器として1
センチ平方程度の液晶表示パネル23と、光源27及び
集光レンズ28からなる光学系ユニット26と、上記光
源23より発せられた光を均一に拡散する拡散板31
と、接眼レンズ32を有する接眼部25とが配置された
状態となっている。
図3に示す通常使用時においては、カメラ一体型VTR
21のファインダー部22内に、空間光変調器として1
センチ平方程度の液晶表示パネル23と、光源27及び
集光レンズ28からなる光学系ユニット26と、上記光
源23より発せられた光を均一に拡散する拡散板31
と、接眼レンズ32を有する接眼部25とが配置された
状態となっている。
【0016】ここで、液晶表示パネル23と光学系ユニ
ット26とは、カメラ一体型VTR21本体の所定位置
に固定されており、拡散板31及び接眼部25は、ファ
インダー部22に固定して設けられている。
ット26とは、カメラ一体型VTR21本体の所定位置
に固定されており、拡散板31及び接眼部25は、ファ
インダー部22に固定して設けられている。
【0017】また、図1に示すプロジェクター装置とし
ての使用時において、カメラ一体型VTR21の枢軸3
3を中心に回動して該カメラ一体型VTR21本体外方
に突出する透過型スクリーン30を設けるとともに、そ
の一端部がカメラ一体型VTR21のヒンジ軸34にて
回動可能に支持され,他端部が上記透過型スクリーン3
0を拡張するための側板35のスライドレール36に従
ってスライド移動可能に支持された投射用レンズ29を
設けている。
ての使用時において、カメラ一体型VTR21の枢軸3
3を中心に回動して該カメラ一体型VTR21本体外方
に突出する透過型スクリーン30を設けるとともに、そ
の一端部がカメラ一体型VTR21のヒンジ軸34にて
回動可能に支持され,他端部が上記透過型スクリーン3
0を拡張するための側板35のスライドレール36に従
ってスライド移動可能に支持された投射用レンズ29を
設けている。
【0018】スクリーン30は、その一端がカメラ一体
型VTR21の本体の側板35に固定され、該側板35
を外方に引き出したときに、共に外方に引き出されるよ
うに構成されている。側板35は、図2に示すように、
一体に形成された扇形の壁部35−1,35−2を有
し、該側板35が外方に引き出されたときに、該側板3
5と共に外光から遮蔽された箱部を構成している。
型VTR21の本体の側板35に固定され、該側板35
を外方に引き出したときに、共に外方に引き出されるよ
うに構成されている。側板35は、図2に示すように、
一体に形成された扇形の壁部35−1,35−2を有
し、該側板35が外方に引き出されたときに、該側板3
5と共に外光から遮蔽された箱部を構成している。
【0019】さらに、透過型スクリーン30を拡張して
形成される箱状部分の側板35面に再生音声出力用のス
ピーカー37を設けている。
形成される箱状部分の側板35面に再生音声出力用のス
ピーカー37を設けている。
【0020】尚、上記構成において、ファインダー部2
2は、透過型スクリーン30の突出動作と連動して該透
過型スクリーン30の突出方向と同一方向に移動するよ
う構成されている。また、液晶表示パネル23及び光学
系ユニット26は、透過型スクリーン30が所定位置ま
で突出された状態にて該液晶表示パネル23及び投射用
レンズ29が上記光学系ユニット26の光源27と透過
型スクリーン30を結ぶ光軸上に配置されるように固定
されている。
2は、透過型スクリーン30の突出動作と連動して該透
過型スクリーン30の突出方向と同一方向に移動するよ
う構成されている。また、液晶表示パネル23及び光学
系ユニット26は、透過型スクリーン30が所定位置ま
で突出された状態にて該液晶表示パネル23及び投射用
レンズ29が上記光学系ユニット26の光源27と透過
型スクリーン30を結ぶ光軸上に配置されるように固定
されている。
【0021】また、透過型スクリーン30のカメラ一体
型VTR21本体内部への収納時において、該透過型ス
クリーン30と、透過型スクリーン30の突出時に形成
される箱状部分の天面及び底面とは分離した状態で収納
されるよう構成している。(図3参照)次に、本実施例
におけるカメラ一体型VTRの回路系について、図4と
ともに説明すると、画像信号を得るための映像信号処理
回路41の第1出力端を、画像信号を1フィールド毎に
書き込むフィールドメモリー42及び該フィールドメモ
リー42に書き込まれた画像信号を書き込み時と逆方向
で読み出す反転読み出し部43を介して画像反転切換ス
イッチ44の一端子44aに接続するとともに、映像信
号処理回路41の第2出力端を画像反転切換スイッチ4
4の他の端子44bに接続し、該反転切換スイッチ44
の出力端を液晶表示パネル23の駆動端子に接続してい
る。
型VTR21本体内部への収納時において、該透過型ス
クリーン30と、透過型スクリーン30の突出時に形成
される箱状部分の天面及び底面とは分離した状態で収納
されるよう構成している。(図3参照)次に、本実施例
におけるカメラ一体型VTRの回路系について、図4と
ともに説明すると、画像信号を得るための映像信号処理
回路41の第1出力端を、画像信号を1フィールド毎に
書き込むフィールドメモリー42及び該フィールドメモ
リー42に書き込まれた画像信号を書き込み時と逆方向
で読み出す反転読み出し部43を介して画像反転切換ス
イッチ44の一端子44aに接続するとともに、映像信
号処理回路41の第2出力端を画像反転切換スイッチ4
4の他の端子44bに接続し、該反転切換スイッチ44
の出力端を液晶表示パネル23の駆動端子に接続してい
る。
【0022】また、透過型スクリーン30がカメラ一体
型VTR21の外方に突出したこを検出するスクリーン
突出検出回路45の第1出力端を、電源回路46と音声
出力回路47との間に設けられた電源供給スイッチ48
の制御端子に接続するとともに、スクリーン突出検出回
路45の第2出力端を、光源27の点灯回路49を制御
する制御回路50に接続し、さらに、スクリーン突出検
出回路45の第3出力端を画像反転切換スイッチ44の
制御端子に接続している。
型VTR21の外方に突出したこを検出するスクリーン
突出検出回路45の第1出力端を、電源回路46と音声
出力回路47との間に設けられた電源供給スイッチ48
の制御端子に接続するとともに、スクリーン突出検出回
路45の第2出力端を、光源27の点灯回路49を制御
する制御回路50に接続し、さらに、スクリーン突出検
出回路45の第3出力端を画像反転切換スイッチ44の
制御端子に接続している。
【0023】上述したような構成のカメラ一体型VTR
は、通常使用時においては、図3に示すような状態と
し、接眼部25から覗き込むことにより、光源27より
発せられ,拡散板31にて拡散された光にて照射される
液晶表示パネル23上の画像を接眼レンズ32を介して
拡大して視認することができる。
は、通常使用時においては、図3に示すような状態と
し、接眼部25から覗き込むことにより、光源27より
発せられ,拡散板31にて拡散された光にて照射される
液晶表示パネル23上の画像を接眼レンズ32を介して
拡大して視認することができる。
【0024】そして、プロジェクター装置としての使用
時においては、図1に示すように、透過型スクリーン3
0をカメラ一体型VTR21本体外方の所定位置まで突
出させる。このとき、ファインダー部22も上記透過型
スクリーン30の突出動作に連動して同方向に移動する
が、液晶表示パネル23及び光学系ユニット26は、カ
メラ一体型VTR21本体に固定されているため、該液
晶表示パネル23及び光学系ユニット26はプロジェク
ター装置用光学系及び画像表示手段として所定位置に配
置されることとなる。
時においては、図1に示すように、透過型スクリーン3
0をカメラ一体型VTR21本体外方の所定位置まで突
出させる。このとき、ファインダー部22も上記透過型
スクリーン30の突出動作に連動して同方向に移動する
が、液晶表示パネル23及び光学系ユニット26は、カ
メラ一体型VTR21本体に固定されているため、該液
晶表示パネル23及び光学系ユニット26はプロジェク
ター装置用光学系及び画像表示手段として所定位置に配
置されることとなる。
【0025】また、投射用レンズ29は、透過型スクリ
ーン30の突出動作に伴って、その一端部がカメラ一体
型VTR21のヒンジ軸34を中心に回動するととも
に、他端部が上記透過型スクリーン30を拡張するため
の側板35のスライドレール36に従ってスライド移動
することによって、光源27及び上記透過型スクリーン
30を結ぶ光軸上に配置される。
ーン30の突出動作に伴って、その一端部がカメラ一体
型VTR21のヒンジ軸34を中心に回動するととも
に、他端部が上記透過型スクリーン30を拡張するため
の側板35のスライドレール36に従ってスライド移動
することによって、光源27及び上記透過型スクリーン
30を結ぶ光軸上に配置される。
【0026】ところで、映像信号処理回路41にて得ら
れた画像信号は、フィールドメモリー42にて1フィー
ルド毎に書き込みが行われた後、反転読み出し部43に
よって上記フィールドメモリー42への書き込み時とは
逆方向で読み出されることによって、原信号とは上下左
右反転した画像信号が反転切換スイッチ44の一端子4
4aに得られる。ここで、スクリーン突出検出回路45
にて透過型スクリーン30が所定位置まで突出したこと
が検出されると検出信号が出力され、該検出信号にて反
転切換スイッチ44の切換子を端子44aに切換えるよ
う制御するため、液晶表示パネル23上には上下左右反
転された画像が表示される。
れた画像信号は、フィールドメモリー42にて1フィー
ルド毎に書き込みが行われた後、反転読み出し部43に
よって上記フィールドメモリー42への書き込み時とは
逆方向で読み出されることによって、原信号とは上下左
右反転した画像信号が反転切換スイッチ44の一端子4
4aに得られる。ここで、スクリーン突出検出回路45
にて透過型スクリーン30が所定位置まで突出したこと
が検出されると検出信号が出力され、該検出信号にて反
転切換スイッチ44の切換子を端子44aに切換えるよ
う制御するため、液晶表示パネル23上には上下左右反
転された画像が表示される。
【0027】また、電源回路46と音声出力回路47と
の間に設けられた電源供給スイッチ48は、スクリーン
突出検出回路45から出力される検出信号によってオン
するように切換えられ、従って、再生音声出力を必要と
するプロジェクター装置としての使用時のみ上記音声出
力回路47に電源供給を行い、不必要な電力消費による
電池寿命の損失を低減している。
の間に設けられた電源供給スイッチ48は、スクリーン
突出検出回路45から出力される検出信号によってオン
するように切換えられ、従って、再生音声出力を必要と
するプロジェクター装置としての使用時のみ上記音声出
力回路47に電源供給を行い、不必要な電力消費による
電池寿命の損失を低減している。
【0028】そしてまた、スクリーン突出検出回路45
から出力される検出信号によって制御回路50にて光源
27の出力が増大するように点灯回路49を制御し、プ
ロジェクター装置としての使用時のみ光源27の出力を
増大させる。
から出力される検出信号によって制御回路50にて光源
27の出力が増大するように点灯回路49を制御し、プ
ロジェクター装置としての使用時のみ光源27の出力を
増大させる。
【0029】このような状態で、光源27より発せられ
た光は、集光レンズ28により集光された後、液晶表示
パネル23を透過し、該液晶表示パネル上の上下左右反
転された表示画像は、投射レンズ29にて上下左右反転
され、原信号による画像が透過スクリーン30の内側
(光学系ユニット26側)面上に投射される。
た光は、集光レンズ28により集光された後、液晶表示
パネル23を透過し、該液晶表示パネル上の上下左右反
転された表示画像は、投射レンズ29にて上下左右反転
され、原信号による画像が透過スクリーン30の内側
(光学系ユニット26側)面上に投射される。
【0030】上述した本発明のカメラ一体型VTRの一
実施例の場合、透過型スクリーン30のカメラ一体型V
TR21の本体内への収納時において、該透過型スクリ
ーン30の突出時に形成される箱状部分の天面及び底面
と該透過型スクリーン30とは、分離した状態にて上記
カメラ一体型VTR21の外枠付近に収納されるので、
上記カメラ一体型VTR21内部のメカ関係スペースに
悪影響を及ぼすことを防いでいる。
実施例の場合、透過型スクリーン30のカメラ一体型V
TR21の本体内への収納時において、該透過型スクリ
ーン30の突出時に形成される箱状部分の天面及び底面
と該透過型スクリーン30とは、分離した状態にて上記
カメラ一体型VTR21の外枠付近に収納されるので、
上記カメラ一体型VTR21内部のメカ関係スペースに
悪影響を及ぼすことを防いでいる。
【0031】また、透過型スクリーン30が突出する際
に形成される箱状部分の側面35にスピーカー37を設
置しているため、この箱状部分からなる空間をスピーカ
ーボックス(バッフル)として利用することにより、出
力音声の響鳴スペースを充分に確保することができる。
に形成される箱状部分の側面35にスピーカー37を設
置しているため、この箱状部分からなる空間をスピーカ
ーボックス(バッフル)として利用することにより、出
力音声の響鳴スペースを充分に確保することができる。
【0032】尚、上記一実施例においては、液晶表示パ
ネル23及び光学系ユニット26を、カメラ一体型VT
R21本体の所定位置に固定する構成としたが、透過型
スクリーンの突出動作に連動して所定位置に移動するよ
うにしてもよく、本発明は上記一実施例に限定されるも
のでないことは明らかである。
ネル23及び光学系ユニット26を、カメラ一体型VT
R21本体の所定位置に固定する構成としたが、透過型
スクリーンの突出動作に連動して所定位置に移動するよ
うにしてもよく、本発明は上記一実施例に限定されるも
のでないことは明らかである。
【0033】
【発明の効果】本発明のカメラ一体型VTRによれば、
所望時に突出される透過型スクリーンをカメラ一体型V
TR内に収納しているため、スクリーンを別途必要とせ
ず、携帯性ばかりででなく操作性も優れたものとするこ
とができる。
所望時に突出される透過型スクリーンをカメラ一体型V
TR内に収納しているため、スクリーンを別途必要とせ
ず、携帯性ばかりででなく操作性も優れたものとするこ
とができる。
【0034】また、ファインダー部の光学系ユニット及
び空間光変調器をプロジェクター装置の光学系及び画像
表示手段として共用することにより、小型軽量化を可能
とすることができる。
び空間光変調器をプロジェクター装置の光学系及び画像
表示手段として共用することにより、小型軽量化を可能
とすることができる。
【図1】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
るプロジェクター装置としての使用時を示す概略平面説
明図である。
るプロジェクター装置としての使用時を示す概略平面説
明図である。
【図2】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例を示す
要部概略説明図である。
要部概略説明図である。
【図3】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
る通常使用時を示す概略平面説明図である。
る通常使用時を示す概略平面説明図である。
【図4】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例を示す
回路ブロック図である。
回路ブロック図である。
【図5】従来のカメラ一体型VTRにおけるプロジェク
ター装置としての使用時を示す概略側面説明図である。
ター装置としての使用時を示す概略側面説明図である。
21 カメラ一体型VTR 22 ファインダー部 23 液晶表示パネル 25 接眼部 26 光学系ユニット 27 光源 28 集光レンズ 29 投射レンズ 30 透過型スクリーン 31 拡散板 32 接眼レンズ 33 枢軸 34 ヒンジ軸 36 スライドレール 37 スピーカー 41 映像信号処理回路 42 フィールドメモリー 43 反転読み出し部 44 反転切換スイッチ 45 スクリーン突出検出回路 46 電源回路 47 音声出力回路 48 電源供給スイッチ 49 点灯回路 50 制御 回路
Claims (5)
- 【請求項1】 光源及び集光レンズを含むファインダー
用光学系ユニットと、該光学系ユニットからの光を透過
させることによって画像を表示するための空間光変調器
とを有するファインダー部を備えたカメラ一体型VTR
において、 通常は上記カメラ一体型VTR本体内に収納され,所望
時に上記カメラ一体型VTR本体外に突出される透過型
スクリーンを設けるとともに、 上記空間光変調器を該投射用光学系の光軸上に配置でき
るようにしたことを特徴とするカメラ一体型VTR。 - 【請求項2】 上記請求項1記載のカメラ一体型VTR
において、 ファインダー用光学系ユニットを投射用光学系として用
いたことを特徴とするカメラ一体型VTR。 - 【請求項3】 上記請求項1記載のカメラ一体型VTR
において、 透過型スクリーンの突出動作に基づいて、上記空間光変
調器の表示画像を上下左右反転させる反転手段を設けた
ことを特徴とするカメラ一体型VTR。 - 【請求項4】 上記請求項1記載のカメラ一体型VTR
において、 透過型スクリーンが突出したときに形成される箱状部分
の側面に音声出力用スピーカーを設けたことを特徴とす
るカメラ一体型VTR。 - 【請求項5】 上記請求項1記載のカメラ一体型VTR
において、 透過型スクリーンの突出動作に基づいて、音声出力の切
換制御を行う制御手段を設けたことを特徴とするカメラ
一体型VTR。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192181A JPH0746450A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カメラ一体型vtr |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192181A JPH0746450A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カメラ一体型vtr |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746450A true JPH0746450A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16287030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5192181A Pending JPH0746450A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カメラ一体型vtr |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746450A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1813982A1 (en) * | 2004-11-19 | 2007-08-01 | Nikon Corporation | Projector device and mobile telephone |
JP2007271913A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nikon Corp | 電子機器 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP5192181A patent/JPH0746450A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1813982A1 (en) * | 2004-11-19 | 2007-08-01 | Nikon Corporation | Projector device and mobile telephone |
EP1813982A4 (en) * | 2004-11-19 | 2010-04-21 | Nikon Corp | PROJECTOR DEVICE AND MOBILE TELEPHONE |
US7798656B2 (en) | 2004-11-19 | 2010-09-21 | Nikon Corporation | Projector device and portable telephone |
JP2007271913A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nikon Corp | 電子機器 |
US8876297B2 (en) | 2006-03-31 | 2014-11-04 | Nikon Corporation | Camera having projection unit with light source |
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