JPH07462Y2 - ターレット型巻取機のボビン押出し装置 - Google Patents

ターレット型巻取機のボビン押出し装置

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JPH07462Y2
JPH07462Y2 JP1988128415U JP12841588U JPH07462Y2 JP H07462 Y2 JPH07462 Y2 JP H07462Y2 JP 1988128415 U JP1988128415 U JP 1988128415U JP 12841588 U JP12841588 U JP 12841588U JP H07462 Y2 JPH07462 Y2 JP H07462Y2
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JP
Japan
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bobbin
pressing
pressing piece
spindle
rotated
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988128415U
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English (en)
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JPH0249964U (ja
Inventor
孝 宮林
英紀 川端
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はターレット型巻取機のボビン押出し装置の改良
に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、所定の糸条が巻取られたボビンをスピンドルか
ら押出して玉揚する場合には、例えば、特公昭46−1134
6号公報に記載されているようなボビン押出し装置が使
用されている。
該ボビン押出し装置は、液体シリンダーとガイドロッド
がボビン装着用スピンドルに併設され、該流体シリンダ
ーとガイドロッドの先端部のボビン端面の一部を押圧す
るための押圧片が一体的に取付けられた構成になってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
この様な、ボビン端面の一部を押圧する構成のもので
は、ボビンとスピンドルの間でこじれを生じボビンを確
実に押出すことができないという問題があった。
そこで、押圧片をU字状に形成してボビン端面の180°
に相当する2箇所を均等に押圧することを試みたとこ
ろ、ボビンとスピンドルの間にこじれを生じることなく
押出すことができた。
しかし、ターレット盤の複数本のスピンドルを装着し、
ターレット盤を回動させて満巻ボビンから空ボビンに切
替えながら糸条を連続的に巻取るターレット型巻取機に
おいては、スピンドルが巻取操作位置から玉揚操作位置
に移動する時に該押圧片に当接して押圧片が破損するた
め実用化できないという問題があった。
〔目的〕
本考案はスピンドルが巻取操作位置から玉揚操作位置に
移動する時、またはスピンドルが玉揚操作位置から巻取
操作位置に移動する時に、スピンドルがボビン押出し用
の押圧片に当接して該押圧片が破損しないターレット型
巻取機のボビン押出し装置を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために本考案のターレット型巻取
機のボビン押出し装置は、ボビン端面に押圧部材を当接
させてボビンをスピンドルから押出す装置において、前
記押圧部材を、一対のL字形の押圧片(6、8)をスピ
ンドに沿って移動する支持体(5)に回動自在に装着せ
しめ、一方の押圧片(8)の脚部(8b)がスピンドル50
によって押圧されて前記押圧片(8)が回動すると、前
記脚部(8b)によって他方の押圧片(6)の脚部(6b)
が押圧されて前記押圧片(6)が回動し、他方の押圧片
(6)の押圧部(6a)がスピンドル(50)によって押圧
されて前記押圧片(6)が回動すると、脚部(6b)によ
って一方の押圧片(8)の脚部(8b)が押圧されて前記
押圧片(8)が回動するように構成してある。
〔実施例〕
本考案のボビン押出し装置の1実施例の構成を図面に基
づいて説明する。
1はのボビン挿着用スピンドル50を有するターレット盤
(図示せず)が機台1に回動自在に装着されていると共
に、流体シリンダー3がブラケット2によって該機台1
に取付けられている。該ブラケット2にはガイドロッド
4が流体シリンダー3と平行な状態で取付けられ、その
先端部は支持体5によって流体シリンダー3のピストン
ロッド3aの端部に連結されている。
そして、ピストンロッド3aが出没するとガイドロッド4
が往復動する。
該支持体5には押圧部6aと脚部6bを有するL字型の押圧
片6が軸7を支点にして回動するように取付けられてい
ると共に、該押圧片6と所定の間隔を有するように押圧
部8aと脚部8bを有するL字型の押圧片8が軸9を支点に
して回動するよう取付られている。
上述の押圧片6の脚部6bに突設されたピン10と支持体5
に突設されたピン11に引張りばね12が張架され、常に押
圧片6の押圧部6aが(ハ)方向に回動される。
そして、押圧片6の押圧部6aがボビン押出し操作位置に
停止するよう支持体5に突設されたピン13に脚部6bが当
接する。
また、押圧片8の脚部8bに突設されたピン14と支持体5
に突設されたピン15に張架された引張りばね16によっ
て、押圧片8の押圧部8aがボビン押出し操作位置にある
時は押圧部8aが(ニ)方向に回動され、押圧部が待機位
置にある時は(ホ)方向に回動される。
そして、押圧片8の押圧部8aがボビン押出し操作位置に
停止するよう支持体5に突設されたピン17に脚部8bが当
接し、該押圧部8aが待機位置に停止するよう支持体5に
突設されたピン18に押圧部8aが当接する。
上述のボビン押出し装置による玉揚操作は下記のように
行なわれる。
巻取操作位置にあるボビンに予め設定された量の糸条が
巻取られると、ターレット盤(図示せず)が回動されて
巻取操作位置にあった満巻ボビンが玉揚操作位置に、玉
揚操作位置にあった空ボビンが巻取操作位置に移動され
る。
該動作によってスピンドル50が(イ)方向に移動される
と、玉揚操作位置にあったスピンドル50によって押圧片
6の押圧部6aが押圧されて(ロ)方向に回動される。
すると、該押圧片6の脚部6bによって押圧片8の脚部8b
が押上げられて押圧部8aが(ホ)方向に回動され、押圧
片8に突設されたピン14が軸9とピン15の軸心を結ぶ線
上を通過すると、引張りばね16による回動力が反転して
押圧部8aが待機位置に向って回動され、該押圧部8aがピ
ン18に当接して停止する(図3)。
一方、押圧片6はスピンドル50が押圧部6a上を通過する
と、引張りばね12の引張力によって押圧部6aが(ハ)方
向に回動されてボビン押出し操作位置に戻る(図1)。
該状態でターレット盤(図示せず)が回動されて満巻ボ
ビンが玉揚操作位置に移動してくると(第5図)、スピ
ンドル50が押圧片8の脚部8bに当接し、押圧片8の脚部
8bが押圧されて(ニ)方向に回動され、押圧片8に突設
されたピン14が軸9とピン15の軸心を結ぶ線上を通過す
ると、引張りばね16による回動力が反転して押圧部8aが
ボビン押出し位置に向って回動され、該脚部8bがピン17
に当接して停止する(第1図)。
すると、流体シリンダー3のピストンロッド3aが突出し
て支持体5と共に押圧片6、8がスピンドル50に沿って
移動され、該押圧片6、8によってボビン端面の両側が
押圧されてスピンドル50から満巻ボビンが押出される。
該満巻ボビンの押出しが済むと、ピストンロッド3aが引
込んで支持体5と共に押圧片6、8が待機位置に戻る
と、空ボビン51を該スピンドル50に挿着して次の玉揚操
作に備える。
上述の押圧片6、8はターレット盤(図示せず)の回動
に伴うスピンドル50の移動動作によってボビン押出し操
作位置と待機位置に回動される。
〔考案の効果〕
本考案のターレット型巻取機の玉揚装置は、ボビン端面
に押圧部材を当接させてボビンをスピンドルから押出す
装置において、前記押圧部材を、一対のL字形の押圧片
(6、8)をスピンドに沿って移動する支持体(5)に
回動自在に装着せしめ、一方の押圧片(8)の脚部(8
b)がスピンドル50によって押圧されて前記押圧片
(8)が回動すると、前記脚部(8b)によって他方の押
圧片(6)の脚部(6b)が押圧されて前記押圧片(6)
が回動し、他方の押圧片(6)の押圧部(6a)がスピン
ドル(50)によって押圧されて前記押圧片(6)が回動
すると、脚部(6b)によって一方の押圧片(8)の脚部
(8b)が押圧されて前記押圧片(8)が回動するように
構成してあるため、玉揚操作位置にあるスピンドルが巻
取操作位置に向って移動することによって押圧片6、8
が回動されて押圧部(6a、8a)が待機位置に移動し、巻
取操作位置のあるスピンドルが玉揚操作位置に移動する
ことによって押圧片(6、8)が回動されて押圧部(6
a、8a)がボビン押出し操作位置に移動する。そのた
め、スピンドル(50)の移動によって押圧片(6、8)
が破損するのを防止することができる。
また、一対の押圧片(6、8)によってボビン端面の両
側を同時に押圧して玉揚することができるため、スピン
ドルとボビンの間にこじれを生じることなく確実にボビ
ンを押出すことができる。
さらに、押圧片の回動用駆動機構が設置されていないた
め、ボビン押出し装置をコンパクトにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボビン押出し装置の1実施例を示す概
略正面図である。 第2図は第1図の概略側面図である。 第3図は押圧片の回動状態を示す概略図である。 1:機台、2:ブラケット、3:流体シリンダー、4:ガイドロ
ッド、5:支持体、6、8:押圧片、7、9:軸、10,11,13,1
4,15,17,18:ピン、12,16:引張りばね、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビン端面に押圧部材を当接させてボビン
    をスピンドルから押出す装置において、前記押圧部材
    を、一対のL字形の押圧片(6、8)をスピンドに沿っ
    て移動する支持体(5)に回動自在に装着せしめ、一方
    の押圧片(8)の脚部(8b)がスピンドル50によって押
    圧されて前記押圧片(8)が回動すると、前記脚部(8
    b)によって他方の押圧片(6)の脚部(6b)が押圧さ
    れて前記押圧片(6)が回動し、他方の押圧片(6)の
    押圧部(6a)がスピンドル(50)によって押圧されて前
    記押圧片(6)が回動すると、脚部(6b)によって一方
    の押圧片(8)の脚部(8b)が押圧されて前記押圧片
    (8)が回動するように構成せしめたことを特徴とする
    ターレット型巻取機のボビン押出し装置。
JP1988128415U 1988-09-29 1988-09-29 ターレット型巻取機のボビン押出し装置 Expired - Lifetime JPH07462Y2 (ja)

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JPH0249964U JPH0249964U (ja) 1990-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911346A (ja) * 1972-06-01 1974-01-31
US4209584A (en) * 1979-06-15 1980-06-24 Eastman Kodak Company Manufacture of photographic elements having anticurl and antistatic layers
JPS6234670A (ja) * 1985-08-07 1987-02-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 断続先行溶接による隅肉溶接縦歪防止法

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