JPH074625Y2 - 時 計 - Google Patents

時 計

Info

Publication number
JPH074625Y2
JPH074625Y2 JP1989143102U JP14310289U JPH074625Y2 JP H074625 Y2 JPH074625 Y2 JP H074625Y2 JP 1989143102 U JP1989143102 U JP 1989143102U JP 14310289 U JP14310289 U JP 14310289U JP H074625 Y2 JPH074625 Y2 JP H074625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
minutes
timepiece
time
hour
meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989143102U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0381586U (ja
Inventor
利幸 上田
Original Assignee
利幸 上田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 利幸 上田 filed Critical 利幸 上田
Priority to JP1989143102U priority Critical patent/JPH074625Y2/ja
Publication of JPH0381586U publication Critical patent/JPH0381586U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074625Y2 publication Critical patent/JPH074625Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、真実の時間の進行よりも所定比で速く進行す
る時計に係るものであり、詳しくはかかる時計のみを、
又は、かかる時計と通常の時計とを一体として組み合わ
せた時計に関するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 人間の個人的活動及び社会的活動は時刻及び時間の進行
に規律されているといえる。例えば、勤務が何時に始ま
り何時に終わるとか、学校が何時に始まり何時に終わる
とか、或は人と何時に会うとかの如く、時刻及び時間の
進行により人間の行動が規律されているのである。この
時刻及び時間の進行を人間に知らせるものとしての道具
が時計であるが、この時計は60分間が1時間、1日が24
時間という物理的な取決めに従って進行するように設計
されている。
ところで、人間の活動が多忙になるにつれ、時間の不足
を感じる者が多くなり、それを解決するための様々な時
間管理のアイディア・手法が提唱され、時間の効率的使
用が大きな関心事となっている。しかしながら、人間の
行動は1日24時間、1時間60分という長年の習慣に支配
されている結果、例えば1時間で行なうべき仕事を仮に
50分間で完成しても、それで安心してしまい残余の10分
間の効率的利用を考えようとはせず、折角生み出された
10分間を非効率に費消してしまう傾向にあることが指摘
されている。これは気持ちの上では、残り10分間を積極
的に活用しようと思っても、道具である時計を見て当初
の予定どおり10分経過後に次の仕事をスタートすれば良
いという気持ちをいだく者が多い結果かと思われる。
本考案は、時間の効率的使用を行うために、時計の進行
が真実の時間進行より所定比で速く進行するようにした
時計、例えば48分間であたかも1時間経過したかの如く
進行する時計、及び、この時計と通常の時計、すなわち
60分間で1時間経過する時計とを組み合わせた時計を提
供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における時計は見掛
け上、1時間が60分ではなくそれよりも短い時間例えば
48分間で進行するように時計内部の機械式のムーブメン
トの歯車比、又は、ディジタル式時計の周波数を調整し
た時計である。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図においては1時から12時までの時刻を表示したア
ナログ式時計である。この時計は、外観上は通常の時計
と同じであるが、60分間より短い時間で1時間進むよう
にされ、分針は60秒より短い時間で1分間進むように、
時計内部の歯車比を設定している。アナログ式でなく、
ディジタル式の時計も、発振子の周波数を適宜調整する
ことにより60分間より短い時間で1時間進行するように
することが可能である。60分間より短い時間で1時間進
むように設定する場合、具体的に何分間に設定すれば良
いかは論理的には全く制限がない。しかしながら余り速
く進めても人間の活動効率化には制限があることから時
間進行の感覚上違和感が強くなりすぎて使用に適さない
ので現実的には2〜3割程度の加速がその加速割合の上
限となる。また真実の時刻と加速された時刻との換算
上、端数を生じないようにすることが簡明である、結局
かかる両観点より48分間で1時間進行するように(1日
が30時間となるように)設定するのが妥当と考えられ
る。以下、便宜的にこの30時間(30h計)をもとにし
て、以下本考案の実施例を説明する(なお第1図の文字
板を15分割して1時から15時と表示しても良い。この場
合、はっきりと1日が午前15時間、午後15時間、計30時
間あるかの如き印象を与えることができる。)。
第2図は、通常の時計、すなわちアナログ式の24時間
計、すなわち24h計の表面カバー上に凹部を形成し、そ
こに30h計の時計を埋め込んだものである。ぱっ目につ
く文字板は30h計であり、48分間で1時間進行する。30h
計の周辺部から24h計の時針、分針を見ることができる
ので、真実の時刻も知ることができて便利である。2つ
の時計を表面が30h計、裏面が24h計となるようにしても
良い。
第3図は上部にアナログ式の30h計を配置し、下部にデ
ィジタル式で24h計を配置した時計である。24h計と30h
計の組み合わせは、アナログ式とディジタル式、アナロ
グ式とアナログ式、ディジタル式とディジタル式のいか
なる組み合わせも可能である。また第3図の時計の配置
を変え、アナログ式の24h計を上部に配置し、ディジタ
ル式の30h計を下部に配置してもよい。
以上の実施例は30h計は全て所定の加速比に設定されて
いる時計であるが、時計に加速比を調整する部材を設定
し、外部から時間の進行速度を適宜設定できるようにし
ても良い。かかる調整する部材を設けておくことによ
り、仕事の処理能力の向上に応じて適宜加速比を高めて
ゆくことも可能であり便利である。
〔考案の効果〕
かかる時計の利用により例えば48分間で、あたかも60分
間が経過したかの如き印象を時計の使用者に与える。そ
の結果、集中して仕事を完成しなくては時計の進行につ
いていけないことにより集中力の向上につながる。ま
た、1時間で片付ける予定の仕事があった場合に、実際
は48分間で仕事を完成した場合でも、通常の60分間で1
時間経過する時計の場合のように残り12分間の余裕時間
を表示せず、あたかも60分間が現実に経過したかの如き
外観を本考案の時計が呈するので、直ちに次の仕事に取
りかかれ、気持ちの切り換えが容易にできる。その結
果、時間を有意義に使えかつ人間の集中力をアップさせ
るのに効果的である。また、仕事などの能率をアップさ
せることができ、余暇に使える時間が増えることにな
り、より充実したライフワークを営める。
【図面の簡単な説明】
第1図は1時から12時までの時刻の表示のある、外観上
は通常の24h計と同じであるが、60分間より短い時間で
1時間進むアナログ式時計である。第2図はアナログ式
の24h計のカバー面に凹部を設け、そこにアナログ式の3
0h計を埋め込んた時計である。第3図は上部にアナログ
式の30h計、下部にディジタル式の24h計を配置した時計
である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1日を24又は12の数で等分して表示する時
    計であり、かつ、60分間よりも短い時間で1時間進むよ
    うに構成したことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】48分間で1時間進むように構成した請求項
    1記載の時計。
  3. 【請求項3】時間の加速比を調節する部材を備えた請求
    項1又は2記載の時計。
JP1989143102U 1989-12-13 1989-12-13 時 計 Expired - Lifetime JPH074625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989143102U JPH074625Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 時 計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989143102U JPH074625Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 時 計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0381586U JPH0381586U (ja) 1991-08-20
JPH074625Y2 true JPH074625Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31689902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989143102U Expired - Lifetime JPH074625Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 時 計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074625Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127768A (en) * 1977-04-14 1978-11-08 Nakamatsu Yoshiro Nnmultiple timepiece
JPS60227188A (ja) * 1984-04-25 1985-11-12 Kenji Watanabe 時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0381586U (ja) 1991-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3058852B2 (ja) 電子時計
RU2243583C2 (ru) Наручные часы (варианты)
JPH03502727A (ja) ボディークロックの再同期調整の補助装置
US7120093B2 (en) Oval shaped timepieces and stem arrangement for watches
US4926400A (en) Combined twenty-four (24)/twenty-five (25) hour clock
JPS52131766A (en) Digital clock having stopwatch function
JPH074625Y2 (ja) 時 計
US4995020A (en) Timepiece with speed adjustment for time standard change adaptation
US4901296A (en) Watch with speed adjustment during travel for reducing jet lag
US6411570B1 (en) Procrastinator's watch
JPH0647748Y2 (ja) ダイアリー用デイリーシート
JP2002221580A (ja) レム睡眠表示盤、レム睡眠表示盤付き時計、レム睡眠表示盤ソフトウェア、レム睡眠表示盤付き時計ソフトウェア及びレム睡眠グラフ
JPS60227188A (ja) 時計
US4956829A (en) Timepiece with modified clock rate for faciliting adaptation to new time standard
JP3006916U (ja) 時 計
JPS63124683U (ja)
EP1059575A2 (en) Alarm clock and alarm clock simulating indicator
JP3025294U (ja) 実用的なアナログ24時間時計
JPH0711623Y2 (ja) 腕時計のバンド
RU2688578C2 (ru) Способ отображения времени
JPH07107552B2 (ja) 時 計
JPH0545476A (ja) 電子時計
JPS62187885U (ja)
JP3167578U (ja) 時計
CN2133878Y (zh) 人体生物节律速查卡与人体生物节律钟表