JPH0746181A - 符号化信号伝送装置 - Google Patents

符号化信号伝送装置

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Publication number
JPH0746181A
JPH0746181A JP5184727A JP18472793A JPH0746181A JP H0746181 A JPH0746181 A JP H0746181A JP 5184727 A JP5184727 A JP 5184727A JP 18472793 A JP18472793 A JP 18472793A JP H0746181 A JPH0746181 A JP H0746181A
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JP
Japan
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data
light
code
separated
directional coupler
Prior art date
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Pending
Application number
JP5184727A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaro Furuta
大太郎 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH0746181A publication Critical patent/JPH0746181A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、光方向性結合器を用いて光を非線形
光学効果により2本の導波路間を移行させことにより、
電子回路で必要となる網からのシリアルデータを各処理
系に分離するためのイネーブルを減少させて装置を簡略
化する。また、ウォラストンプリズムを用いることによ
って、バイナリ信号となるS偏光、P偏光を分離抽出す
る。 【効果】本発明の構成によれば、CCITTの勧告であ
るH.221に準拠したFASコードおよびBASコー
ドを、電子回路を必要とせずに受信した情報データより
分離することが可能となる。さらに、光による分離であ
るため高速処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画および静止画の画
像信号、および音声信号をエンコードして伝送する符号
化信号伝送装置に関し、特に通信網から受信したシリア
ルデータを光方向性結合器を用いて分離し、各データ処
理系に伝送する符号化信号伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ電話、テレビ会議などのオ
ーディオビジュアルテレサービスにおいて使用される6
4Kbit/sから1920Kbit/sまでのチャネ
ルのフレーム構造は、CCITTの規格であるH.22
1により規定されている。このフレーム構造は、フレー
ム同期信号(以下FAS)、ビットレート割り当て信号
(以下BAS)、暗号化制御信号(以下ECS)と、残
りの容量は、オーディオデータ、ビデオデータ、LSD
データ、HSDデータ、MLPデータ等によってふり分
けられている。FASおよびBASを除いたデータ領域
は、BASによってビデオデータ、オーディオデータ等
の各々の送信データの1フレームを占める伝送容量が決
められているために、BASはパリティビットにより通
信網によって発生するエラーを訂正する必要がある。ま
たフレームの同期をとるためにFASデータが用いられ
ており、これらの信号がH.221に規定されている。
復号化装置ではこれらのデータを正しく分離しなければ
ならず、そのための方法は電子回路等によって時分割に
シリアルデータより抽出することで行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の技術にお
いては、信号の分離に電子回路を用いるために装置が難
しく、かつ内部構造が複雑なものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、光方向性結合
器を用いて、光を非線形光学効果により2本の導波路間
を移行させることにより、電子回路で必要となる網から
のシリアルデータを各処理系に分離するためのイネーブ
ルを減少させることによって装置を簡略化する。また、
ウォラストンプリズムを用いることによって、バイナリ
信号となるS偏光、P偏光を分離抽出する。
【0005】すなわち本発明は、ビデオデータ、オーデ
ィオデータ等の符号化信号伝送装置であって、通信網か
ら受信したシリアルデータを光方向性結合器を用いて分
離し、各データ処理系に伝送する符号化信号伝送装置で
あり、かつ、フレーム同期信号、ビットレート割り当て
信号を通信網から受信したシリアルデータより光方向性
結合器を用いて分離する符号化信号伝送装置であり、さ
らに、フレーム同期信号、ビットレート割り当て信号情
報を通信網から受信したシリアルデータより光方向性結
合器を用いて分離し、さらにウォラストンプリズムを使
用してS偏光、P偏光を分離する符号化信号伝送装置で
ある。
【0006】
【作用】上述のような装置を用いれば、光方向性結合器
を用いて網より伝送されてきたシリアルデータを光方向
性結合器に入力するだけでイニシャル(I)チャネル中
のFAS,BAS,ECS等の信号が抽出できる。これ
によって、復号化装置の構成が簡略化、高速化され、ま
たデータの信頼性も向上する。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例である符号化信号伝送装置
の一例を示す。この装置は情報データ受信装置の例を示
している。図において1は回線からの光情報データを増
幅して光方向性結合器へ転送する光増幅器である。2は
光方向性結合器であり、光電変換器3に情報データを光
信号のまま送信して光信号を電気信号に変換する。電気
信号に変換された情報データは、8ビットシフトレジス
タの構成をしているFAS、BAS検出器4およびデー
タ分離器8へ転送される。また、FAS、BAS検出器
4でFAS、BAS検出を行った後、それらのデータは
同期検出、BASコード発生器6、タイミング発生器7
を通り、データ分離のためのデータ分離器8に転送され
る。同時に同期検出、BASコード発生器6より、BA
SコードがCPU5へ転送される。
【0008】これらにより符号化信号伝送装置が構成さ
れ、通信回線を介して接続されているものとして本実施
例を説明する。本実施例においては、情報データを光強
度変調、および光の偏光性等を用いて回線により伝送
し、符号化信号伝送装置相互の間に光の損失等があった
場合でも光データ自体に影響が現れずに正確な通信が行
われているものとする。図1の符号化信号伝送装置にお
いて、受信に際しては、まず光の強度変調がFASコー
ドとBASコード部分、および符号化データ部分にかけ
られている状態で、さらにバイナリー信号の識別を光の
変調によって行っている場合に、長距離にわたる伝送の
結果として、光量が減少した分を光増幅器1を用いて再
現し、光方向性結合器2に転送する。この情報データの
クロックは、通信網のクロックを用いるが、そのクロッ
クに同期してきた情報データを光電変換器3からデータ
が分離されて出力されるまで利用する。ここで光方向性
結合器2は、情報データからFASコードおよびBAS
コードと符号化データを分離するために用いられてい
る。
【0009】光方向性結合器2の構成を図4に示す。二
本の導波路を適宜の距離をおいて隣接するように並べ
る。Lcは導波路の隣接部分の長さを示しているが、こ
の長さによって光の移行率が決定される。これによっ
て、入力してくる光情報信号は、図4の入力側に示され
るある強度の光のピークが、図4の出力側に示されるよ
うに大きい強度の光と、小さい強度の光に分離されて出
力される。光の移行は、図3の入射側コアへの入射光
が、図4に示されるような一定の長さLcを持つ非線形
の光方向性結合器2に入射すると、図3に示されるよう
に入射側コアから結合側コアへと、光のある強度を持つ
ピークの移行として示される。
【0010】この性質を用いて、一例として図2に示す
ようなCCITTの勧告H.221により規定されてい
る64K、1Bチャネル、1フレームのサービスチャネ
ルすなわち1オクテッドから16オクテッドの8ビット
に位置するFASコードおよびBASコードを分離す
る。FASコードおよびBASコードのないサービスチ
ャネル、また他のビットに位置するものも光の強度によ
ってFASコードおよびBASコードから分離される。
すなわち、光の強度の大きい信号はFAS、BASコー
ドを示し、光の強度の小さい信号は情報データを示すも
のとする。これを図4について説明すると、入射光が通
信網より送信されてきたFAS、BASコードおよび画
像データ、オーディオデータ等を含む情報データが共存
する状態であり、これが非線形の光方向性結合器2を通
過すると、図4の出射光が、光強度の大きいFAS、B
ASコード信号と、光強度の小さい情報データ信号に分
離されることになる。
【0011】この非線形光学効果はすでに良く知られた
技術である。現在ではこの部分を図5に示すようにFA
Sコードのイネーブルを用いて8ビットのFASコード
およびBASコードを抽出している。このために、受信
した情報データからFAS同期ビットを検出するまでに
時間がかかり、またそのイネーブル用の回路も必要とな
っている。本実施例のような構成をとれば、情報データ
の分離は回路を必要とせずに自動的かつ高速に行うこと
ができる。光方向性結合器2によって情報データをFA
Sコード、BASコードと符号化データとに分離した
後、それぞれのデータを光電変換器3を用いてデジタル
の電気信号に変換する。
【0012】ここで、光電変換器3は図6に示すよう
に、光アイソレータ10と2分割光電変換素子11の構
成とする。光アイソレータ10は、図7に示すようにウ
ォラストンプリズム12と検出レンズ13とから構成さ
れていて、通信網からの光信号の偏光によりS偏光およ
びP偏光のバイナリー信号の光として分離し、それぞれ
を光電変換素子11に入射させてS偏光として分離され
た光を電気信号の0信号、またP偏光として分離された
光を1信号に変換する。この方法は、光磁気ディスクの
光学ヘッドに利用されているものである。ただし、エン
コーダ側でバイナリー信号を光の偏光、すなわちS偏
光、P偏光として、さらに光強度によってH.221の
規定する信号とH.261の規定する信号とを相手側に
送信する。
【0013】FASコードおよびBASコードは8ビッ
トシフトレジスタに蓄積し、それぞれを分離してフレー
ム同期を検出し、検出したBASコードをCPU5に送
信する。この場合、もしフレーム同期がとれないとき
は、その後に送られてくるFASコードによって再度同
期確認を行う。その動作を数回行っても同期がとれない
ときは通信不可となる。この通信不可になるまでの所要
時間も本実施例の場合、電気信号によるものより減少す
る。分離された符号化データはデータ分離器8に送信さ
れ、タイミング発生器7からのデータ出力タイミングに
よってデコーダ9に送信される。また、以上の説明で
は、64Kの2Bチャンネルおよびプライマリーレイト
に関しては触れていないが、光方向性結合器2を変える
ことによって適宜に対応させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、例えばCCITTの勧告であるH.221に準拠し
たFASコードおよびBASコードを、電子回路を必要
とせずに受信した情報データより分離することが可能と
なる。さらに、光による分離であるため高速処理が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略図。
【図2】CCITT勧告H.221の規定したフレーム
略図。
【図3】導波路の光の伝搬を示す図。
【図4】導波路の構成を示す図。
【図5】電子回路を用いたときの各イネーブルを示す
図。
【図6】光電変換器の構成を示す図。
【図7】光アイソレータの構成を示す図。
【符号の説明】
1 光増幅器 2 光方向性結合器 3 光電変換器 4 FAS、BAS検出器 5 CPU 6 同期検出、BASコード発生器 7 タイミング発生器 8 データ分離器 9 デコーダ 10 光アイソレータ 11 2分割光電変換素子 12 ウォラストンプリズム 13 検出レンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 14/00 Z 4101−5K H04N 7/24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオデータ、オーディオデータ等の符号
    化信号伝送装置において、通信網から受信したシリアル
    データを光方向性結合器を用いて分離し、各データ処理
    系に伝送することを特徴とする符号化信号伝送装置。
  2. 【請求項2】ビデオデータ、オーディオデータ等の符号
    化信号伝送装置において、フレーム同期信号、ビットレ
    ート割り当て信号を通信網から受信したシリアルデータ
    より光方向性結合器を用いて分離することを特徴とする
    符号化信号伝送装置。
  3. 【請求項3】ビデオデータ、オーディオデータ等の符号
    化信号伝送装置において、フレーム同期信号、ビットレ
    ート割り当て信号を通信網から受信したシリアルデータ
    より光方向性結合器を用いて分離し、さらにウォラスト
    ンプリズムを使用してS偏光、P偏光を分離することを
    特徴とする符号化信号伝送装置。
JP5184727A 1993-07-27 1993-07-27 符号化信号伝送装置 Pending JPH0746181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184727A JPH0746181A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 符号化信号伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184727A JPH0746181A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 符号化信号伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0746181A true JPH0746181A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16158313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5184727A Pending JPH0746181A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 符号化信号伝送装置

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JP (1) JPH0746181A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259424B1 (en) 1998-03-04 2001-07-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Display matrix substrate, production method of the same and display matrix circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259424B1 (en) 1998-03-04 2001-07-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Display matrix substrate, production method of the same and display matrix circuit

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