JPH0746134Y2 - 植物栽培用保温被覆資材 - Google Patents

植物栽培用保温被覆資材

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JPH0746134Y2
JPH0746134Y2 JP1989153192U JP15319289U JPH0746134Y2 JP H0746134 Y2 JPH0746134 Y2 JP H0746134Y2 JP 1989153192 U JP1989153192 U JP 1989153192U JP 15319289 U JP15319289 U JP 15319289U JP H0746134 Y2 JPH0746134 Y2 JP H0746134Y2
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JP
Japan
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folding
folding curve
plant cultivation
covering material
holding means
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JP1989153192U
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JPH0391749U (ja
Inventor
正一 石本
Original Assignee
みかど化工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は野菜等の低温期栽培に当たって、植物体に対す
る凍霜害や寒風による被害を緩和する植物栽培用保温被
覆資材に関する。
(従来の技術とその課題) 従来の植物栽培用保温被覆資材は単なる不織布で、これ
を第7図に示すように植物1の上から直接上記不織布2
を同図の点線で示すように被覆していた。即ち、植物に
ベタ掛けしていた。
しかしこれでは植物1の茎葉部と不織布2とが触れ、不
織布2の結露により茎葉部が水ヌレ状態となり、これが
冬期には凍結して茎葉を損傷する等本来の保護に反する
欠点があった。これを防止するためには植物1と不織布
2の間に一定の間隔を持たせておけば良いが、これには
支え等の補助資材を要し、作業も面倒である。
本出願人はこれを改良するために実願昭63-44896号で第
8図に示すような形状で通気性と保温性を有し、折返し
状の不織布3を使用した植物栽培用保温被覆資材を提案
した。これは一定間隔で屏風状に折返した吹抜けの角形
トンネル状に成形したものである。
しかし、このトンネルは長くなると保形性を維持し難
く、植物の茎葉に触れてしまうという問題がある。
本考案は上述の問題を解決し、設置が容易で、保形性を
維持し易い植物栽培用保温被覆資材を提供することを課
題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、ポリエステル、アクリル
等の熱可塑性のプラスチックを含む通気性のある不織布
の被覆シート11を一定間隔の平行線に沿って第一及び第
二折曲線13′及び13″で交互に逆方向に折返し、この両
折曲線13が長辺となる細長い長方形とし、この長方形の
両端を前記逆方向に折返した上側の第一折曲線13′及び
下側の第二折曲線13″の両折曲線13上に頂点を有する二
等辺直角三角形が形成されるように返して閉塞部11′を
構成し、前記上側の第一折曲線13′の両端部を含む複数
個所に展開状態保持手段を設けたものである。
なお、前記展開状態保持手段は熱可塑性のプラスチック
を含むテープ12を前記上側の第一折曲線13′と一定間隔
で溶着して構成したものと、前記上側の第一折曲線13′
の近傍に貫通孔14を穿設し、この貫通孔14に挿通したロ
ープ15と、このロープ15の両端にそれぞれ緊結した杭16
とよりなるものとがある。
(作用) 上述のように、必要な場所にテープが弛まないように全
体を展開し、テープの両端を固定するだけで展開状態が
保持され、保温される植物の茎葉との間に一定の間隔が
保持される。
又、テープの代わりにロープを使用する形式のものはロ
ープを展張した後、被覆シートを展開し、両端をロープ
若しくは地面に固定するだけで展開状態が保持される。
(実施例) 実施例1 第1図は本実施例の展開状態の斜視図、第2図は展開時
の側面図、第3図は同じく上面図、第4図は折畳んだ時
の側面図である。
本考案の植物栽培用保温被覆資材は被覆シート11と展開
状態保持手段として本実施例ではテープ12とよりなるも
のである。
被覆シート11は第5図の展開図に示すような形状に折曲
線13で折曲げるものである。即ち、両側に直角で一定間
隔に同一方向に折曲げる第一折曲線13′と、この第一折
曲線13′の間隔の中央部で第一折曲線13′と逆方向に折
曲げる第二折曲線13″とで全体が屏風状に折畳めるよう
に構成し、更に第二折曲線13″の両端(被覆シート11の
両側)と第一折曲線13′上に頂点を有し、第一折曲線1
3′の延長線が被覆シート11の両側と交差する点を直角
頂点とする直角二等辺三角形を構成するように第一折曲
線13′の延長部分を第二折曲線13″とし、第二折曲線1
3″の両端と第一折曲線13′上の各頂点間の斜辺部分が
第一折曲線13′となるように折曲げて両端の閉塞部11′
を構成する。同図で実線の折曲線13は上側になるように
(折曲線13の両側が図の裏側へ移行するように)折曲げ
て第一折曲線13′とし、破線の折曲線13は上述の第一折
曲線13′と逆方向に折曲げて第二折曲線13″とするもの
である。
このようにして折曲げられた被覆シート11を所定の形状
に展開した状態で上側の第一折曲線13′の両端側を含む
複数個所にテープ12を溶着してある。
次にこの被覆資材の動作(使用方法)を説明する。植物
を植栽した必要位置に上述の被覆資材のテープ12を展張
しその両端を適宜な方法で地面に固定すれば、被覆シー
ト11は所定の展開状態となる。この状態をしめしたもの
が第1図(斜視図)、第2図(側面図)、第3図(上面
図)である。
又、使用しない時には第4図(側面図)に示すように折
畳んでおくことが出来、収納に大きな場所の必要がな
い。
実施例2 この実施例は上述の実施例1に対して展開状態保持手段
が異なるもので、被覆シート11の折曲げ状態は同じであ
る。従って、展開状態保持手段のみ説明する。
この展開状態保持手段は第6図の斜視図に示すように、
上側の第一折曲線13′の近傍で、両端部を含む複数個所
に貫通孔14が穿設してある。この貫通孔14にロープ15を
挿通してあり、ロープ15の両端は杭16等の固定部材に緊
締してある。
次にこの実施例の場合の使用法を説明する。
被覆シート11を展開すべき場所の両端に杭16等の固定部
材を地面に打ち込み、この固定部材に被覆シート11の貫
通孔14に挿通してあるロープ15を展張して緊締する。
この後に被覆シート11を展開し、その両端を杭等で地面
に固定して展開状態を保持するものである。
(考案の効果) 上述のように、被覆シート11は杭16等により両端が固定
されて展張されるテープ12若しくはロープ15により展開
状態が保持され、植物の茎葉部に直接接触しないので、
茎葉部の凍害防止が可能である。
又、テープ12が溶着してある被覆シート11の場合は、テ
ープ12を展張するだけで被覆シート11の展開も同時に行
え、展開操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の植物栽培用保温被覆資材の一実施例の
展開状態の斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は同
じく上面図、第4図は折畳んだ状態の側面図、第5図は
被覆シートの展開図、第6図は他の実施例の展開状態の
斜視図、第7図は従来の被覆資材の使用状態図、第8図
は従来の改良された被覆資材の展開状態の斜視図であ
る。 11:被覆シート、11′:閉塞部、12:テープ、13:折曲
線、13′:第一折曲線、13″:第二折曲線、14:貫通
孔、15:ロープ、16:杭。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル、アクリル等の熱可塑性のプ
    ラスチックを含む通気性のある不織布の被覆シートを一
    定間隔の平行線に沿って第一及び第二折曲線で交互に逆
    方向に折返し、この両折曲線が長辺となる細長い長方形
    状とし、この長方形の両端を前記逆方向に折返した上側
    の第一折曲線及び下側の第二折曲線の両折曲線上に頂点
    を有する二等辺直角三角形を形成するように折返して閉
    塞部を構成し、前記上側の第一折曲線の両端部を含む複
    数個所に展開状態保持手段を設けたことを特徴とする植
    物栽培用保温被覆資材。
  2. 【請求項2】前記展開状態保持手段は熱可塑性のプラス
    チックを含むテープを前記上側の第一折曲線と一定間隔
    で溶着して構成したことを特徴とする第1項記載の植物
    栽培用保温被覆資材。
  3. 【請求項3】前記展開状態保持手段は前記上側の第一折
    曲線の近傍に貫通孔を穿設し、この貫通孔に挿通したロ
    ープと、このロープの両端にそれぞれ緊結した杭とより
    なることを特徴とする第1項記載の植物栽培用保温被覆
    資材。
JP1989153192U 1989-12-28 1989-12-28 植物栽培用保温被覆資材 Expired - Lifetime JPH0746134Y2 (ja)

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JPH0391749U JPH0391749U (ja) 1991-09-18
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JPH0530613Y2 (ja) * 1988-04-01 1993-08-05

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