JPH074592A - 熱応動式スチ―ムトラップ - Google Patents
熱応動式スチ―ムトラップInfo
- Publication number
- JPH074592A JPH074592A JP16974593A JP16974593A JPH074592A JP H074592 A JPH074592 A JP H074592A JP 16974593 A JP16974593 A JP 16974593A JP 16974593 A JP16974593 A JP 16974593A JP H074592 A JPH074592 A JP H074592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- valve
- temperature
- valve seat
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Abstract
8を開けられる熱応動式スチ―ムトラップを得ること。 【構成】 上壁部材11と第1ダイヤフラム14との間
に膨脹媒体15を封入する。第2ダイヤフラム18に弁
座部材7の導出路8を開閉する弁部材16を連結する。
第2ダイヤフラムと弁部材には第1ダイヤフラムの下面
と導出路とを連通する貫通孔21を形成する。第2ダイ
ヤフラムを温度応動部材としてのバイメタルで形成す
る。入口側の流体圧力が微圧時即ち低温時に温度応動部
材で形成した第2ダイヤフラムが変形して弁部材を弁座
部材から離座せしめて導出路を開ける。
Description
気配管で発生する復水を自動的に排出するスチ―ムトラ
ップに関し、特に蒸気と復水で加熱冷却されその温度に
応じて膨脹収縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、
所定温度以下の復水を系外へ排出する熱応動式スチ―ム
トラップに関する。
ップを特願平3−76781号として提案した。これ
は、上下二つの皿状壁部材の間に第1及び第2ダイヤフ
ラムの外周縁を固着し、上壁部材と第1ダイヤフラムと
の間の収容室に膨脹媒体を封入し、第2ダイヤフラムに
弁部材を連結し、第2ダイヤフラムと弁部材に貫通孔を
形成した温度制御機素を、入口の連通する弁室内に配置
し、膨脹媒体の膨脹収縮を利用して、第1及び第2ダイ
ヤフラムを介して弁部材を駆動し、これによって、弁室
と出口とを連通する導出路を有する弁座部材に、弁部材
を離着座せしめるようにしたものである。
てくると、膨脹媒体が膨脹し、第1及び第2ダイヤフラ
ムを閉弁方向に変位せしめて弁部材を弁座部材に着座せ
しめ、導出路を閉止する。これによって、蒸気の排出を
防止する。所定温度以下の低温流体が流入してくると、
膨脹媒体が収縮し、入口側の流体圧力によって第1及び
第2ダイヤフラムが開弁方向に変位せしめられて弁部材
が弁座部材から離座し、導出路が開く。これによって、
復水や空気を系外へ排出する。
うな様式の熱応動式スチ―ムトラップにあっては、入口
側の流体圧力が微圧のときに導出路を開くことができな
い問題がある。即ち、弁室内温度が低温のときには、膨
脹媒体は収縮し、膨脹媒体を収容した室が負圧となって
第1ダイヤフラムは閉弁方向に変位する。しかしながら
第2ダイヤフラムは入口側の流体圧力が微圧であるため
に開弁方向に変位できず、従って弁部材が弁座部材から
離座できないためである。
体圧力が微圧であっても導出路を開くことができるよう
にすることである。
る為に講じた本発明の技術的手段は、弁ケ―シングで入
口と弁室と出口を形成し、導出路を有する弁座部材を弁
室と出口との間に配置し、上下二つの壁部材と、両壁部
材の間に外周縁を固着した第1及び第2ダイヤフラム
と、上壁部材と第1ダイヤフラムとの間に封入した膨脹
媒体と、第2ダイヤフラムに連結した弁部材と、から成
る温度制御機素を弁室内に配置し、第1ダイヤフラムの
膨脹媒体に接しない面と導出路とを連通する貫通孔を第
2ダイヤフラムと弁部材に形成し、膨脹媒体の膨脹収縮
による第1及び第2ダイヤフラムの変位によって弁部材
を弁座部材に離着座せしめて導出路を開閉するものにお
いて、第2ダイヤフラムを温度応動部材で形成し、第2
ダイヤフラムが低温時に弁部材を弁座部材から離座せし
めるように変形することを特徴とするものである。
入口側の流体圧力が微圧であっても、弁室内温度が低温
のときには温度応動部材で形成した第2ダイヤフラムが
変形して弁部材を弁座部材から離座せしめるので、導出
路を開くことが可能となる。
明する(図1参照)。図1において、上ケ―シング1と
下ケ―シング2とがねじ結合されて、内部に弁室3を有
する弁ケ―シングが形成される。上ケ―シング1に入口
4が、下ケ―シング2に出口5が形成される。弁室3と
出口5との間の隔壁6に、弁座部材7がねじ結合されて
いる。弁座部材7の中央に、弁室3と出口5とを連通す
る貫通導出路8が形成されている。
される。温度制御機素9は、注入口10を有する上壁部
材11と、注入口10を密封する栓部材12と、上壁部
材11との間に収容室13を形成する第1ダイヤフラム
14と、収容室13に密封した膨脹媒体15と、弁座部
材7に離着座して導出路8を開閉する弁部材16と、弁
部材16を環状部材17と共に固着する第2ダイヤフラ
ム18と、第1及び第2ダイヤフラム14,18の外周
縁を上壁部材11との間に挟んで固着する下壁部材19
と、上壁部材11に固着したストッパ―20とから構成
される。弁部材16と環状部材17と第2ダイヤフラム
18には第1ダイヤフラム14の下面と導出路8とを連
通する貫通孔21が形成されている。膨脹媒体15は、
水、水より沸点の低い液体、或いはそれらの混合物で形
成される。第2ダイヤフラム18は温度応動部材として
のバイメタルで形成され、弁室内温度が所定温度以下の
低温時に図1のように上に凸状に変形して弁部材16を
弁座部材7から離座せしめ、所定温度以上になると図2
のようにほぼ平坦になる。
間に挟んで固定された有底円筒形状の取付部材22内に
収容され、スクリ―ン23と上壁部材11との間に配置
された弾性部材としての円錐状のコイルスプリング24
によって下方に付勢される。取付部材22の内面に形成
された段部25は、下壁部材19の外周下面が当たって
温度制御機素9を所定位置で保持する作用を成す。取付
部材22の周囲壁には両側に二つの流体通過窓26が開
けられている。
低い場合、膨脹媒体15は収縮し、図1に示すように、
第1ダイヤフラム14は上方に変位する。またバイメタ
ルで形成した第2ダイヤフラム18も上に凸状に変形し
て弁部材16を弁座部材7から離座せしめるので、入口
4側の流体圧力が微圧であっても導出路8を開けること
ができる。これによって、低温流体が出口5から排出さ
れる。
てくる流体の温度が高くなってくると、図2に示すよう
に、第2ダイヤフラム18はほぼ平坦になる。そして以
降は、膨脹媒体15の膨脹によって、第1及び第2ダイ
ヤフラム14,18が開弁方向に変位し、弁部材16が
弁座部材7に着座して導出路8を閉じ、膨脹媒体の収縮
によって第1ダイヤフラム14が開弁方向に変位し、ま
た温度上昇と共に上昇した入口4側の流体圧力によって
第2ダイヤフラム18が開弁方向に変位して、弁部材1
6が弁座部材7から離座して導出路8を開く。
記のように本発明によれば、第2ダイヤフラムを温度応
動部材で形成することによって、入口側の流体圧力が微
圧であっても導出路を開くことができるので、蒸気輸送
初めの多量の低温流体を短時間に排出することができ
る。
低温時の作動状態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ケ―シングで入口と弁室と出口を形成
し、導出路を有する弁座部材を弁室と出口との間に配置
し、上下二つの壁部材と、両壁部材の間に外周縁を固着
した第1及び第2ダイヤフラムと、上壁部材と第1ダイ
ヤフラムとの間に封入した膨脹媒体と、第2ダイヤフラ
ムに連結した弁部材と、から成る温度制御機素を弁室内
に配置し、第1ダイヤフラムの膨脹媒体に接しない面と
導出路とを連通する貫通孔を第2ダイヤフラムと弁部材
に形成し、膨脹媒体の膨脹収縮による第1及び第2ダイ
ヤフラムの変位によって弁部材を弁座部材に離着座せし
めて導出路を開閉するものにおいて、第2ダイヤフラム
を温度応動部材で形成し、第2ダイヤフラムが低温時に
弁部材を弁座部材から離座せしめるように変形すること
を特徴とする熱応動式スチ―ムトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16974593A JP2835686B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 熱応動式スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16974593A JP2835686B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 熱応動式スチ―ムトラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074592A true JPH074592A (ja) | 1995-01-10 |
JP2835686B2 JP2835686B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=15892064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16974593A Expired - Lifetime JP2835686B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 熱応動式スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835686B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP16974593A patent/JP2835686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2835686B2 (ja) | 1998-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2835679B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2835681B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH074592A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH074593A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH074591A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP3341192B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH0828785A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2835688B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH08247391A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH0727291A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2879517B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP3509956B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2961347B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP3341190B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP3341191B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH06300188A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2884313B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP4115821B2 (ja) | 熱応動式スチームトラップ | |
JPH07174295A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH07167388A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP4372485B2 (ja) | 熱応動式スチームトラップ | |
JP2745271B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JP2884318B2 (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH0727292A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ | |
JPH0979488A (ja) | 熱応動式スチ―ムトラップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111009 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 Year of fee payment: 14 |