JPH0745775Y2 - 押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造 - Google Patents

押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造

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JPH0745775Y2
JPH0745775Y2 JP9774290U JP9774290U JPH0745775Y2 JP H0745775 Y2 JPH0745775 Y2 JP H0745775Y2 JP 9774290 U JP9774290 U JP 9774290U JP 9774290 U JP9774290 U JP 9774290U JP H0745775 Y2 JPH0745775 Y2 JP H0745775Y2
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克己 伊藤
直秀 永井
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パロマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガステーブルその他の調理器等を点滅操作
する押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造に関する。
〔従来の技術〕
ガステーブルその他の調理器等を押下げ式の押釦で点滅
操作する押釦式点滅操作装置において、従来の技術は、
たとえば、実公平2−9380号公報、実公平2−9385号公
報等に示されているように、押釦が器体のトッププレー
トより上方に突出した構成となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術にあっては、押釦が器体のトッププレー
トより上方に突出しているので、押釦上に鍋等を誤って
載せた場合、押釦が点火に必要な所定のストローク押下
げられてバーナが不慮に点火されてしまうという問題点
があった。
この考案は、従来の技術の有する斯かる問題点に鑑み、
押釦上に鍋等を誤って載せても押釦が点火に必要な所定
のストローク押下げられるのを規制してバーナが不慮に
点火されることのない押釦式点滅操作装置の誤点火防止
構造の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案の押釦式点滅操作
装置の誤点火防止構造における請求項1の考案は、ガス
テーブルその他の調理器等を押下げ式の押釦で点滅操作
する押釦式点滅操作装置において、該押釦の周辺部に押
釦の点火操作にあたり、その押下げストロークではガス
通路が開かれない高さを有するストッパーを設けたこと
を特徴とするものである。また、請求項2の考案は、ス
トッパーとして押釦の外周部に数個の凸部を設けたもの
であり、請求項3の考案は、ストッパーとして押釦の外
周部に環状の凸部を設け、かつ、押釦とストッパー間に
指先挿入間隙を設けたものである。さらに、請求項4の
考案は、押釦をある角度回動して押下げ不能にロックす
るものにおいて、押釦とストッパー間に指先挿入間隙を
設けたものであり、請求項5の考案は、押釦に指先挿入
凸部を設けたものである。
〔作用〕
上記構成としたこの考案の請求項1記載の考案にあって
は、押釦の周辺部に押釦の点火操作にあたりその押下げ
ストロークではガス通路が開かれない高さを有するスト
ッパーを設けたので、押釦上に鍋等を誤って載せてもス
トッパーが鍋等を受け止めて押釦をそれ以上押下げるこ
とがないので、押釦が点火に必要な所定のストロークだ
け押下げられてバーナに点火されることはない。また、
請求項2記載の考案は、押釦の外周部に数個の凸部を設
けてストッパーを構成したから、ストッパーによる押釦
の押下げ規制のほか、各凸部に空隙が存在することによ
り押釦のプッシュ操作が各凸部間の空隙に指先が入るた
め支障なく確実に行いうる。請求項3記載の考案は、押
釦の外周部に指先挿入間隙を存して環状の凸部を設けて
ストッパーを構成したから、ストッパーによる押釦の押
下げ規制のほか、環状凸部からなるストッパーで押釦と
ストッパー間に煮こぼれ汁等が流入するのを防ぐととも
に、押釦にこんろ部等からの輻射熱が当たるのをストッ
パーで遮り保護する。そして、指先挿入間隙の存在によ
り押釦のプッシュ操作は勿論、押釦を確実に摘みその回
動操作も容易に行いうる。さらに、請求項4記載の考案
は、押釦をある角度回動して押下げ不能にロックするも
のにおいて、押釦とストッパー間に指先挿入間隙を設け
たから、ストッパーによる押釦の押下げ規制のほか、指
先挿入間隙に指先を挿入して押釦を確実に摘みその回動
操作ができ、請求項5記載の考案は、押釦に指先挿入凹
部を設けたから、前記請求項4記載の考案と同一の作用
を奏する。
〔実施例〕
以下この考案による押釦式点滅操作装置の誤点火防止構
造の実施例について図面を参照して説明する。
実施例1 第1図ないし第4図において、この考案の誤点火防止構
造をガステーブルの押釦式点滅操作装置に適用したもの
で、1は押釦であって、該押釦1は上面を塞いだ短筒状
に形成され、器体Aのトッププレート5に固設せるガイ
ド筒6に上下摺動と回動とが自由に行いうるよう挿設さ
れ、該押釦1は器体Aのベース7に固定した脚体8と操
作軸9を介して連設されている。前記押釦1と脚体8
は、押釦1に垂設した突片10と脚体8の筒状部8aに設け
たスリット溝11とが合致した位置関係にあるときは押釦
1の押下げができる点滅操作位置となり、押釦1を該位
置からある角度だけ回動して突片10をスリット溝11から
外した位置関係としたときは突片10の下端面が脚体8の
筒状部8aの上端面に当たって押釦1の押下げを阻止する
ロック位置となる関係を保って結合されている。そし
て、前記操作軸9を点滅装置(図示せず)を作動するカ
ム軸12とL形の連動レバー13を介して連設せしめ、押釦
1のプッシュ操作による操作軸9の上下運動をカム軸12
に連動レバー13により横方向の進退運動に変えて伝達
し、該カム軸12の進退運動によって点滅装置の各ガス
弁、点火装置等を作動せしめて、ガステーブルのフルイ
ンプットによる点火→所定インプットによる燃焼→消火
の各操作が単一の押釦1を点滅操作位置において、縦方
向にプッシュ操作するだけで適確に行いうる構成となっ
ている。
2は押釦1の周辺部に設けたストッパーで、押釦1のプ
ッシュ操作による点火操作にあたりその押下げストロー
クaではガス通路が開かれない高さh、たとえば、点滅
装置の電磁安全弁が未だ押し開かれない高さを有してい
る。実施例1では、該ストッパー2を押釦1の外周部の
両側に凸部2aを設けて構成し、該凸部2aを前記ガイド筒
6の係合フランジ部6aを上方に延設して一体形成せしめ
ている。なお、第1図においてBはガステーブルのこん
ろ部である。
前記構成において、ストッパー2を構成する凸部2aは押
釦1が押下げられても点滅装置の電磁安全弁が未だ押し
開かれない高さhを有し、かつ、押釦1の外周部の両側
に設けられているから、押釦1上に鍋等Cを誤って載せ
ても鍋等Cは凸部2aで受け止められ、押釦1は点火に必
要な所定のストロークbだけ押下げられることはなく凸
部2aの高さhまでしか押下げられることがないため(第
2図参照)、ガス通路は開かれずバーナに点火されるこ
とはない。また、各凸部2a間の正面空隙から指先が入る
ために押釦1の点火操作時のプッシュ操作及びロック時
の回動操作が何らの支障なく容易、確実に行いうるもの
である。
実施例2 第5図及び第6図において、ストッパー2を押釦1の外
周部に環状の凸部2bを設けて構成し、該環状凸部2bを前
記ガイド筒6の係合フランジ部6aを上方に延設して一体
形成せしめ、かつ、押釦1と環状凸部2bとの間に指先挿
入間隙3を設けたものである。なお、上記構成以外は実
施例1と同一につき同一部分に同一符号を付してその説
明は省略する。
前記構成において、環状凸部2bからなるストッパー2に
よる押釦1の押下げ規制のほかに、煮こぼれ汁等が押釦
1とストッパー2間に流入するのを環状凸部2bで阻止す
るとともに、押釦1にこんろ部B等からの輻射熱が当た
るのをも環状凸部2bで遮り保護し、また、押釦1をある
角度回動して押下げ不能にロックする場合、押釦1とス
トッパー2間の間隙3に指先を挿入して押釦1が指先で
確実に摘みうるから、押釦1の回動操作が容易に行える
ものである。
実施例3 第7図及び第8図において、押釦1の外周部に環状の凸
部2bを近接して設けたものにあって、該押釦1の流入に
指先挿入凹部4を設けたものである。なお、上記構成以
外は実施例1と同一につき同一部分に同一符号を付して
その説明は省略する。
前記構成において、環状凸部2bからなるストッパー2に
よる押釦1の押下げ規制のほか、煮こぼれ汁等の流入防
止及び輻射熱の遮断等については実施例2と同一である
が、押釦1をロックする場合、押釦1の両側凹部4に指
先を挿入して押釦1を指先で確実に摘みうるから、押釦
1とストッパー2間に隙間がなくても押釦1の回動操作
が容易に行えるものである。
実施例4 第9図及び第10図において、押釦1の周辺部に形成する
ストッパー2を実施例1、2及び3のように、ガイド筒
6の係合フランジ部6aを上方への延設して形成したもの
に代えて、トッププレート5を切起す等して凸部2a又は
環状凸部2bを一体形成するか、別体に形成した凸部2a又
は環状凸部2bをトッププレート5に固定して設けたもの
である。この実施例4は環状凸部2bとした場合を例示し
ている。なお、上記構成以外は実施例1と同一につき同
一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
前記構成において、ストッパー2による押釦1の押下げ
規制のほか、煮こぼれ汁等の流入防止及び輻射熱の遮断
等については実施例2及び3と同一であり、押釦1をロ
ックする場合の指先挿入については実施例2と同一であ
る。
〔考案の効果〕
この考案の押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造におけ
る請求項1記載の考案は、押釦の周辺部に押釦の点火操
作にあたりその押下げストロークではガス通路が全開さ
れない高さを有するストッパーを設けて、押釦上に鍋等
を誤って載せてもストッパーが鍋等を受け止めて押釦を
点火に要するストッパー押下げることがないようにした
ので、バーナが不慮に点火されることがなく使用上安全
である。
請求項2記載の考案は、押釦の外周部に数個の凸部を設
けてストッパーを構成したので、該ストッパーによる押
釦の押下げ規制で安全性を高める効果のほか、各凸部間
に空隙が存在することにより押釦のプッシュ操作及び回
動操作が各凸部間の空隙に指先が入るため何らの支障な
く容易、確実に行いえて操作性が向上する。
請求項3記載の考案は、押釦の外周部に指先挿入間隙を
存して環状の凸部を設けてストッパーを構成したので、
該ストッパーによる押釦の押下げ規制で安全性を高める
効果のほか、環状凸部からなるストッパーで煮こぼれ汁
等が押釦とストッパー間に流入するのを阻止するととも
に、こんろ部からの輻射熱が押釦に当たるのをストッパ
ーで遮断し押釦を保護するから、押釦及びその関連部品
の耐久性は著しく向上する。そして、指先挿入間隙が存
在するので、押釦のプッシュ操作は勿論、指先で押釦を
確実に摘みその回動操作も容易に行いうる。
請求項4記載の考案は、押釦をある角度回動して押下げ
不能にロックするものにおいて、押釦とストッパー間に
指先挿入間隙を設けて、指先を間隙内に入れて指先で押
釦を確実に摘みうる構成としたので、押釦をロックする
場合の回動操作が容易に行いうる利便がある。
請求項5記載の考案は、押釦をある角度回動して押下げ
不能にロックするものにおいて、押釦に指先挿入凹部を
設けて、該凹部に指先を入れて指先で押釦を確実に摘み
うる構成としたので、押釦をロックする場合の回動操作
が容易に行いうる利便がある。
請求項1〜5記載の考案にあっては、以上述べた特有の
効果のほか、押釦の押下げ規制手段としてのストッパー
を押釦の周辺部に凸部を設けて構成したから、簡単な構
造をもって所期の目的が達成しうるばかりでなく、コス
ト的にも頗る安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の誤点火防止構造をガステーブルに適
用した実施例1の全体斜視図、第2図は要部の縦断正面
図、第3図は同縦断側面図、第4図は同平面図、第5図
は実施例2の要部の縦断正面図、第6図は同平面図、第
7図は実施例3の要部の縦断正面図、第8図は同平面
図、第9図は実施例4の要部の縦断正面図、第10図は同
平面図である。 1…押釦、2…ストッパー、a…押下げストローク、h
…高さ、2a…凸部、2b…環状凸部、3…指先挿入間隙、
4…指先挿入凹部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガステーブルその他の調理器等を押下げ式
    の押釦(1)で点滅操作する押釦式点滅操作装置におい
    て、該押釦(1)の周辺部に押釦(1)の点火操作にあ
    たりその押下げストローク(a)ではガス通路が開かれ
    ない高さ(h)を有するストッパー(2)を設けたこと
    を特徴とする押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造。
  2. 【請求項2】ストッパー(2)として押釦(1)の外周
    部に数個の凸部(2a)を設けた請求項1記載の押釦式点
    滅操作装置の誤点火防止構造。
  3. 【請求項3】ストッパー(2)として押釦(1)の外周
    部に環状の凸部(2b)を設け、かつ、押釦(1)とスト
    ッパー(2)間に指先挿入間隙(3)を設けた請求項1
    記載の押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造。
  4. 【請求項4】押釦(1)をある角度回動して押下げ不能
    にロックするものにおいて、押釦(1)とストッパー
    (2)間に指先挿入間隙(3)を設けた請求項1記載の
    押釦式点滅操作装置の誤点火防止構造。
  5. 【請求項5】押釦(1)に指先挿入凹部(4)を設けた
    請求項1及び4記載の押釦式点滅操作装置の誤点火防止
    構造。
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