JPH074561A - スプール弁 - Google Patents
スプール弁Info
- Publication number
- JPH074561A JPH074561A JP14090193A JP14090193A JPH074561A JP H074561 A JPH074561 A JP H074561A JP 14090193 A JP14090193 A JP 14090193A JP 14090193 A JP14090193 A JP 14090193A JP H074561 A JPH074561 A JP H074561A
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- JP
- Japan
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- pressure oil
- valve
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- pilot pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁の開動作および閉動作が迅速で動特性の優
れたスプール弁を提供する。 【構成】 パイロット圧油系路を制御する電磁弁1に接
続されパイロット圧油の供給に伴って主流路を連通遮断
するスプール2bをボディ2a内に摺動自在に配設され
たスプール弁2であって,ボディ2a内にスプール2b
を遮断する方向に付勢するスプリング2cとスプール2
bを遮断する方向に押圧するパイロット圧油の圧油室2
dを備え,ボディ2a内に該スプール2bを連通方向に
押圧するパイロット圧油の圧油室2eを配設したもので
ある。
れたスプール弁を提供する。 【構成】 パイロット圧油系路を制御する電磁弁1に接
続されパイロット圧油の供給に伴って主流路を連通遮断
するスプール2bをボディ2a内に摺動自在に配設され
たスプール弁2であって,ボディ2a内にスプール2b
を遮断する方向に付勢するスプリング2cとスプール2
bを遮断する方向に押圧するパイロット圧油の圧油室2
dを備え,ボディ2a内に該スプール2bを連通方向に
押圧するパイロット圧油の圧油室2eを配設したもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,パイロット圧油の切換
え作動により前進後退するスプールを内蔵した主流路の
連通遮断を制御するスプール弁に係り,特にバルブ開閉
動作の高速化を図ったスプール弁に関する。
え作動により前進後退するスプールを内蔵した主流路の
連通遮断を制御するスプール弁に係り,特にバルブ開閉
動作の高速化を図ったスプール弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,主流路の作動油の連通遮断を行な
う弁としてチェックタイプの油圧弁が使用されていた。
図4に示すものは,チェックタイプの油圧弁の1種で,
電磁パイロット操作切換弁と呼ばれ,電磁パイロット操
作切換弁2はボディ2a内に往復動するスプール2bと
スプール2bを全閉方向に付勢するスプリング2cとを
内蔵し,電磁弁1と接続されたパイロット圧油のパイロ
ット配管1aとパイロット配管1mとが各々電磁パイロ
ット操作切換弁2のスプール2bの閉止側と主流路Aに
接続される。主流路Aと主流路Bとの間には,分岐され
た配管中に逆止弁3,3が配設される。このような電磁
パイロット操作切換弁(以下スプール弁と呼ぶ)2にお
いては,常時主流路Aと主流路Bとを遮断するために図
3に示すような状態となっており,主流路Aから導かれ
たパイロット圧油がパイロット配管1aを経由してスプ
ール2bを全閉方向に押圧し,かつ,スプリング2cの
押圧力によってスプール弁2は全閉状態が維持される。
一方,スプール弁2を開けて主流路Aと主流路Bとを連
通するには,電磁弁1のソレノイドaを励磁し,圧油室
2dに充満していたパイロット圧油を油タンク4へ戻し
てパイロット圧油の押圧力を除去する。この結果,主流
路Aに加わるスプール2bの押上力(弁開力)がスプリ
ング2cの付勢力を上回ってスプール2bが開方向に移
動し,主流路Aと主流路Bとは連通状態となる。
う弁としてチェックタイプの油圧弁が使用されていた。
図4に示すものは,チェックタイプの油圧弁の1種で,
電磁パイロット操作切換弁と呼ばれ,電磁パイロット操
作切換弁2はボディ2a内に往復動するスプール2bと
スプール2bを全閉方向に付勢するスプリング2cとを
内蔵し,電磁弁1と接続されたパイロット圧油のパイロ
ット配管1aとパイロット配管1mとが各々電磁パイロ
ット操作切換弁2のスプール2bの閉止側と主流路Aに
接続される。主流路Aと主流路Bとの間には,分岐され
た配管中に逆止弁3,3が配設される。このような電磁
パイロット操作切換弁(以下スプール弁と呼ぶ)2にお
いては,常時主流路Aと主流路Bとを遮断するために図
3に示すような状態となっており,主流路Aから導かれ
たパイロット圧油がパイロット配管1aを経由してスプ
ール2bを全閉方向に押圧し,かつ,スプリング2cの
押圧力によってスプール弁2は全閉状態が維持される。
一方,スプール弁2を開けて主流路Aと主流路Bとを連
通するには,電磁弁1のソレノイドaを励磁し,圧油室
2dに充満していたパイロット圧油を油タンク4へ戻し
てパイロット圧油の押圧力を除去する。この結果,主流
路Aに加わるスプール2bの押上力(弁開力)がスプリ
ング2cの付勢力を上回ってスプール2bが開方向に移
動し,主流路Aと主流路Bとは連通状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたような電磁
パイロット操作切換弁2においては,弁を全閉状態から
全開状態にする開動作は,電磁弁1のソレノイドaの励
磁したあと圧油室2dのパイロット圧油がパイロット配
管1aから排出され,スプール2bのクラッキング圧力
(主流路Aにある作動油が主流路Bへ流れ始めるときの
作動油の圧力)よりも圧油室2d内のパイロット圧油の
圧力が低下し,かつ,スプール2bが押し上げる(スプ
ール2bが開方向に移動する)力がパイロット配管1a
へパイロット圧油が戻る際の配管抵抗によって生じる抗
力に打ち勝って始めて行なわれる。したがって,電磁弁
1を励磁してから実際にスプール弁2が開くまでに時間
がかかり,かつ,スプール2bの移動速度も遅い。ま
た,スプール弁2の閉動作についても,開動作の際に排
出された圧油室2dのパイロット圧油を再び圧油室2d
内に供給して充満させ,スプール2bのクラッキング圧
力を越える圧力にパイロット圧油の圧力が達するまでス
プール2bは移動しないのでやはり時間がかかる。この
ように,従来のスプール弁2においては開動作,閉動作
とも作動速度が遅く,瞬時に開閉動作を行なうスプール
弁の出現が望まれていた。
パイロット操作切換弁2においては,弁を全閉状態から
全開状態にする開動作は,電磁弁1のソレノイドaの励
磁したあと圧油室2dのパイロット圧油がパイロット配
管1aから排出され,スプール2bのクラッキング圧力
(主流路Aにある作動油が主流路Bへ流れ始めるときの
作動油の圧力)よりも圧油室2d内のパイロット圧油の
圧力が低下し,かつ,スプール2bが押し上げる(スプ
ール2bが開方向に移動する)力がパイロット配管1a
へパイロット圧油が戻る際の配管抵抗によって生じる抗
力に打ち勝って始めて行なわれる。したがって,電磁弁
1を励磁してから実際にスプール弁2が開くまでに時間
がかかり,かつ,スプール2bの移動速度も遅い。ま
た,スプール弁2の閉動作についても,開動作の際に排
出された圧油室2dのパイロット圧油を再び圧油室2d
内に供給して充満させ,スプール2bのクラッキング圧
力を越える圧力にパイロット圧油の圧力が達するまでス
プール2bは移動しないのでやはり時間がかかる。この
ように,従来のスプール弁2においては開動作,閉動作
とも作動速度が遅く,瞬時に開閉動作を行なうスプール
弁の出現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題を解決し
てスプール弁の高速動作を図るために,本発明において
は,パイロット圧油の供給系路を変更する電磁弁に接続
されパイロット圧油の供給に伴って主流路を連通遮断す
るスプールをボディ内に摺動自在に配設されたスプール
弁であって,該ボディ内に該スプールを遮断する方向に
付勢するスプリングと該スプールを遮断する方向に押圧
するパイロット圧油の圧油室を備え,該ボディ内に該ス
プールを連通する方向に押圧するパイロット圧油の圧油
室を配設した構成とした。
てスプール弁の高速動作を図るために,本発明において
は,パイロット圧油の供給系路を変更する電磁弁に接続
されパイロット圧油の供給に伴って主流路を連通遮断す
るスプールをボディ内に摺動自在に配設されたスプール
弁であって,該ボディ内に該スプールを遮断する方向に
付勢するスプリングと該スプールを遮断する方向に押圧
するパイロット圧油の圧油室を備え,該ボディ内に該ス
プールを連通する方向に押圧するパイロット圧油の圧油
室を配設した構成とした。
【0005】
【作用】本発明のスプール弁においては,全閉時にはス
プールの背面を付勢するスプリングの押圧力とスプール
を閉方向へ押圧するパイロット圧油との共働によりスプ
ール弁を閉止しておき,スプール弁の開動作においては
電磁弁の励磁によってパイロット圧油の供給ラインを切
換えて前述のパイロット圧油を排出して油タンクへ戻す
とともに,ボディ内に設けた第2の圧油室へ主流路の作
動油を導き,主流路におけるスプールへの押圧力と第2
の圧油室へ導かれたパイロット圧油のスプール弁開力と
の和により,スプリング付勢による弁閉力に打ち克って
スプール弁を開くようにした。したがって,第2の圧油
室へ供給されるパイロット圧油の力の分だけ従来技術に
比べて弁開力が増加し,動特性が向上する。また,閉動
作においてはクラッキング圧力よりもはるかに大きな圧
力を有するパイロット圧油をスプール背面の第1圧油室
へ供給するので,閉動作も迅速に行なわれる。
プールの背面を付勢するスプリングの押圧力とスプール
を閉方向へ押圧するパイロット圧油との共働によりスプ
ール弁を閉止しておき,スプール弁の開動作においては
電磁弁の励磁によってパイロット圧油の供給ラインを切
換えて前述のパイロット圧油を排出して油タンクへ戻す
とともに,ボディ内に設けた第2の圧油室へ主流路の作
動油を導き,主流路におけるスプールへの押圧力と第2
の圧油室へ導かれたパイロット圧油のスプール弁開力と
の和により,スプリング付勢による弁閉力に打ち克って
スプール弁を開くようにした。したがって,第2の圧油
室へ供給されるパイロット圧油の力の分だけ従来技術に
比べて弁開力が増加し,動特性が向上する。また,閉動
作においてはクラッキング圧力よりもはるかに大きな圧
力を有するパイロット圧油をスプール背面の第1圧油室
へ供給するので,閉動作も迅速に行なわれる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係り,
図1はスプール弁の縦断面図,図2はスプール弁を含む
回路図,図3はスプール弁を含む他の実施例を示す回路
図である。図1において,スプール弁2は,マニホール
ド5に穿孔された透孔5aに嵌装されたボディ2aとボ
ディ2a内を前進後退するスプール2bならびにスプー
ル2bの背面(図1では上側)に弾装されたスプリング
2cとスプール2bの上半分を囲繞してマニホールド5
に固設されるバルブカバー2Aとから構成される。ボデ
ィ2aの下端の開口部は主流路Aに接続されるととも
に,ボディ2aの下方側部には主流路Bに接続される開
口部が設けられる。一方,スプール2bの外周の中間に
は上下に水平面を有する鍔状の突起2xが設けられると
ともに,突起2xの下側にはパイロット圧油を導入する
パイロット圧油室(第2圧油室)2e,突起2xの上側
にはドレンの貯溜室2fが設けられる。一方,スプール
2bの背面(図1では上側)にもパイロット圧油を導入
するパイロット圧油室(第1圧油室)2dが設けられ
る。そして,バルブカバー2Aには第2圧油室2eへパ
イロット圧油を供給するパイロット流路やドレン貯溜室
2fと接続し外部へ通じるドレン流路が設けられる。
ついて説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係り,
図1はスプール弁の縦断面図,図2はスプール弁を含む
回路図,図3はスプール弁を含む他の実施例を示す回路
図である。図1において,スプール弁2は,マニホール
ド5に穿孔された透孔5aに嵌装されたボディ2aとボ
ディ2a内を前進後退するスプール2bならびにスプー
ル2bの背面(図1では上側)に弾装されたスプリング
2cとスプール2bの上半分を囲繞してマニホールド5
に固設されるバルブカバー2Aとから構成される。ボデ
ィ2aの下端の開口部は主流路Aに接続されるととも
に,ボディ2aの下方側部には主流路Bに接続される開
口部が設けられる。一方,スプール2bの外周の中間に
は上下に水平面を有する鍔状の突起2xが設けられると
ともに,突起2xの下側にはパイロット圧油を導入する
パイロット圧油室(第2圧油室)2e,突起2xの上側
にはドレンの貯溜室2fが設けられる。一方,スプール
2bの背面(図1では上側)にもパイロット圧油を導入
するパイロット圧油室(第1圧油室)2dが設けられ
る。そして,バルブカバー2Aには第2圧油室2eへパ
イロット圧油を供給するパイロット流路やドレン貯溜室
2fと接続し外部へ通じるドレン流路が設けられる。
【0007】このように構成されたスプール弁2の使用
例について説明する。図2はスプール弁2を主流路A,
Bの連通遮断を行なう切換弁として使用した実施例を示
し,電磁弁1の1方の系路1aは第1圧油室2dに接続
され,他方の系路1bは第2圧油室2eに接続されると
ともに,ドレン貯溜室2fへの系路1cは油タンク4へ
接続される。主流路Aより分岐したパイロット配管1m
はパイロット圧油供給ライン7および主流路Bから分岐
したパイロット配管1nと合流後,電磁弁1へ接続され
る。図中の符号3は逆止弁,符号4は油タンクを示す。
このように構成された回路において,主流路A,Bを遮
断するときには,図2の状態となっておりパイロット圧
油供給ライン7より供給されたパイロット圧油は電磁弁
1を経由して第1圧油室2dへ入り,スプリング2cと
ともにスプール2bを押圧してスプール弁2を閉止す
る。一方,スプール弁2を開状態にして主流路A,Bを
連通するには電磁弁1のソレノイドaを励磁し,パイロ
ット配管1mを流れる作動油とともにパイロット圧油供
給ライン7を経由して供給されるパイロット圧油を系路
1bより第2圧油室2eへ導き,スプール2bを上方へ
押圧してスプール弁2を開く。このときスプール2bの
背面側の第1圧油室2dに貯溜されていた油は電磁弁1
を経由して油タンク4へ排出される。また,ドレン貯溜
室2fのドレン油もスプール2bの上昇に伴い,ドレン
貯溜室2fより排除され油タンク4へ戻される。
例について説明する。図2はスプール弁2を主流路A,
Bの連通遮断を行なう切換弁として使用した実施例を示
し,電磁弁1の1方の系路1aは第1圧油室2dに接続
され,他方の系路1bは第2圧油室2eに接続されると
ともに,ドレン貯溜室2fへの系路1cは油タンク4へ
接続される。主流路Aより分岐したパイロット配管1m
はパイロット圧油供給ライン7および主流路Bから分岐
したパイロット配管1nと合流後,電磁弁1へ接続され
る。図中の符号3は逆止弁,符号4は油タンクを示す。
このように構成された回路において,主流路A,Bを遮
断するときには,図2の状態となっておりパイロット圧
油供給ライン7より供給されたパイロット圧油は電磁弁
1を経由して第1圧油室2dへ入り,スプリング2cと
ともにスプール2bを押圧してスプール弁2を閉止す
る。一方,スプール弁2を開状態にして主流路A,Bを
連通するには電磁弁1のソレノイドaを励磁し,パイロ
ット配管1mを流れる作動油とともにパイロット圧油供
給ライン7を経由して供給されるパイロット圧油を系路
1bより第2圧油室2eへ導き,スプール2bを上方へ
押圧してスプール弁2を開く。このときスプール2bの
背面側の第1圧油室2dに貯溜されていた油は電磁弁1
を経由して油タンク4へ排出される。また,ドレン貯溜
室2fのドレン油もスプール2bの上昇に伴い,ドレン
貯溜室2fより排除され油タンク4へ戻される。
【0008】図3に示した実施例では,スプール弁2を
リリーフ弁として使用する場合を示し,電磁弁1のソレ
ノイドaの励磁によりスプール弁2を開き,主流路Aの
作動油を主流路Bより油タンク4へ排出するもので,そ
の作動は図2の実施例と同様である。符号6は流量調整
弁を示す。
リリーフ弁として使用する場合を示し,電磁弁1のソレ
ノイドaの励磁によりスプール弁2を開き,主流路Aの
作動油を主流路Bより油タンク4へ排出するもので,そ
の作動は図2の実施例と同様である。符号6は流量調整
弁を示す。
【0009】以上説明したように,本発明のスプール弁
2においては,スプール弁2を全閉状態から開動作させ
るときには第2圧油室2eへパイロット圧油を導いて突
起2xを介してスプール2bを開方向に押圧するので,
従来のものに比べて開動作が早い。また,スプール弁2
を全開状態から閉動作させるにはスプリング2cで規定
されるクラッキング圧力(通常2kg/cm2 程度)よ
りも,はるかに高く,かつ,任意に設定可能な圧力を有
するパイロット圧油を第1圧油室2dへ導いてスプール
2bを閉動作させるので,閉動作速度が従来のものに比
べて大きくできる。したがって,本発明のスプール弁2
は開閉時間の短縮化を図ることができる。また,スプー
ル弁2を通過する昇圧流量で弁開するのでなく,パイロ
ット油圧を用いて弁開するので油圧ショックレス化を図
ることができる。
2においては,スプール弁2を全閉状態から開動作させ
るときには第2圧油室2eへパイロット圧油を導いて突
起2xを介してスプール2bを開方向に押圧するので,
従来のものに比べて開動作が早い。また,スプール弁2
を全開状態から閉動作させるにはスプリング2cで規定
されるクラッキング圧力(通常2kg/cm2 程度)よ
りも,はるかに高く,かつ,任意に設定可能な圧力を有
するパイロット圧油を第1圧油室2dへ導いてスプール
2bを閉動作させるので,閉動作速度が従来のものに比
べて大きくできる。したがって,本発明のスプール弁2
は開閉時間の短縮化を図ることができる。また,スプー
ル弁2を通過する昇圧流量で弁開するのでなく,パイロ
ット油圧を用いて弁開するので油圧ショックレス化を図
ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように,本発明のスプール弁
は開動作および閉動作の弁作動速度が大きいので動特性
が向上するとともに,油圧ショックレス化を達成でき
る。
は開動作および閉動作の弁作動速度が大きいので動特性
が向上するとともに,油圧ショックレス化を達成でき
る。
【図1】本発明の実施例に係るスプール弁の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例に係る油圧回路図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る油圧回路図である。
【図4】従来のスプール弁(電磁パイロット操作切換
弁)の油圧回路図である。
弁)の油圧回路図である。
1 電磁弁 1a 系路(パイロット配管) 1b 系路 1c 系路 1m パイロット配管 1n パイロット配管 2 スプール弁(電磁パイロット操作切換弁) 2a ボディ 2b スプール 2c スプリング 2d 第1圧油室 2e 第2圧油室 2f ドレン貯溜室 2x 突起 2A バルブカバー 3 逆止弁 4 油タンク 5 マニホールド 5a 透孔 6 流量調整弁 7 パイロット圧油供給ライン A 主流路 B 主流路 a ソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】 パイロット圧油の供給系路を変更する電
磁弁に接続されパイロット圧油の供給に伴って主流路を
連通遮断するスプールをボディ内に摺動自在に配設され
たスプール弁であって,該ボディ内に該スプールを遮断
する方向に付勢するスプリングと該スプールを遮断する
方向に押圧するパイロット圧油の圧油室を備え,該ボデ
ィ内に該スプールを連通する方向に押圧するパイロット
圧油の圧油室を配設したスプール弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14090193A JPH074561A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | スプール弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14090193A JPH074561A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | スプール弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074561A true JPH074561A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15279438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14090193A Pending JPH074561A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | スプール弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074561A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6264073B1 (en) | 2000-05-02 | 2001-07-24 | Saint-Gobain Calmar Inc. | Flexible dip tube for liquid dispenser |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP14090193A patent/JPH074561A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6264073B1 (en) | 2000-05-02 | 2001-07-24 | Saint-Gobain Calmar Inc. | Flexible dip tube for liquid dispenser |
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