JPH02209678A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH02209678A
JPH02209678A JP1027509A JP2750989A JPH02209678A JP H02209678 A JPH02209678 A JP H02209678A JP 1027509 A JP1027509 A JP 1027509A JP 2750989 A JP2750989 A JP 2750989A JP H02209678 A JPH02209678 A JP H02209678A
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JP
Japan
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port
spool
tank
valve
fuel
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JP1027509A
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Masaya Nozaki
真哉 野崎
Keiichi Yamada
恵一 山田
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02209678A publication Critical patent/JPH02209678A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、油圧式燃料噴射装置に用いて好適な電磁弁
に関する。・ [従来の技術1 一般に、油圧式燃料噴射装置は、プランジャの大径ピス
トン部と小径ピストン部との面積比を利用して燃料を加
圧するようにしたものであり、大径ピストン部に臨む受
圧室に作動油を導入すると、プランジャが加圧移動し、
これによって小径ビストン部に臨む燃料加圧室の燃料が
高圧に加圧され、燃料噴射ノズルから噴射されるように
なっている。
この場合、燃料噴射量は、受圧室への作動油の導入量に
よって調節されており、作動油の導入量は、電磁弁の開
弁から閉弁までの切換時間によって制御されている(特
開昭62−255567号公報参照)。
ところが、電磁弁の切換時間によって燃料噴射量を調節
するようにした上記の油圧式燃料噴射装置においては、
電磁弁に応答遅れがあるため燃料噴射量を正確に制御す
ることが困難であった。
そこで、この出願人は、燃料噴射量を正確に制御するこ
とができる油圧式燃料噴射装置を特願昭63−1012
12号として先に出願した。
この先の出願に係る油圧式燃料噴射装置においては、第
3図に示すように、作動油ポンプaにより電磁弁すを介
して受圧室Cへ作動油を供給すると、プランジャdが加
圧ばねeの付勢力に抗して復動(上動)する。ここで、
受圧室Cに供給される作動油の圧力は電磁圧力制御弁f
によって制御されており、作動油によるプランジャdに
対する押圧力と加圧ばねeの付勢力とが等しくなると、
プランジャdが停止する。停止するまでの開の復動によ
って燃料加圧室gの容積が増大し、その分の燃料が燃料
ポンプhから逆止弁iを介して燃料加圧室gに供給され
る。
その後、電磁弁すを切り換えて受圧室Cを作動油タンク
jに接続すると、加圧ばねeの付勢力によってプランジ
ャdが加圧移動(下動)せしめられる。
これによって、燃料加圧室g内の燃料が加圧され、燃料
噴射ノズルkから機関の燃焼室(いずれも図示せず)に
噴射される。プランジャdは復動開始位置まで加圧移動
すると停止し、これによって燃料噴射が終了する。
このように、先の出願に係る油圧式燃料噴射装置におい
ては、燃料噴射量がプランツヤdの復動距離、つまりプ
ランジャdの停止位置によって決定されており、プラン
ジャdの停止位置は、受圧室Cに供給する作動油の圧力
によって決定されている。したがって、電磁弁すの応答
遅れの有無に拘わらず燃料噴射量を正確に調節すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、上記光の出願に係る油圧式燃料噴射装置にお
いては、噴射時間が長く、短期間噴射が困難になるとい
う問題があった。この原因を追及したところ、その原因
が電磁弁すにあることが判明した。
すなわち、燃料噴射時間は、プランジャdの往動速度に
よって決定されるものであり、プランツヤdの往動速度
を速くするほど噴射時間を短くすることができる。プラ
ンジャdの往動速度を速めるには、往動時に受圧室C内
の作動油を短時間のうちに作動油タンクjへ排出する必
要がある。ところが、電磁弁すは、従来周知のスプール
弁が用いられており、電磁弁すのタンクポートTおよび
アクチュエータボー)Aの大きさは、受圧室C内の作動
油を作動油タンクjへ迅速に排出するには不十分であっ
た。このため、作動油の排出に時間がかかり、短時間噴
射を実現するのが困難になっていたである。
勿論、タンクボー)Tおよびアクチュエータボー)Aの
寸法を大きくすれば、作動油の排出時間を短くすること
ができるが、それらを大きくするとアクチュエータポー
トAとタンクポートTとの間を全開状態から全開状態に
するのに時間がかかる。したがって、短時間噴射を実現
することが困難になる。
この発明は、上記問題を解決するためになされたしので
、作動油の排出を速やかに行うことができ、したがって
加圧ばねによってプランジャを加圧移動させるようにし
た油圧式燃料噴射装置に用いた場合には、プランジャの
加圧移動速度を速めることができ、短時間噴射を実現さ
せることかできる電磁弁を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記の目的を達成するために、内部にスプ
ール孔が形成されるとともに、このスプール孔の内周面
に開口するポンプポートとアクチュエータポートとがそ
れぞれ形成された弁本体と、前記スプール孔に摺動自在
に設けられ、前記ポンプポートと前記アクチュエータポ
ートとの間を連通状態と遮断状態とに切り換えるスプー
ルとを備えた電磁弁において、前記弁本体に前記アクチ
ュエータポートと同一の対象に接続される戻りポートと
作動油タンクに接続されるタンクポートとをそれぞれ形
成し、これら戻りポートとタンクポートとのいずれか一
方を前記スプール孔の底面に開口させ、他方を戻りポー
トが開口する底面側のスプール孔の端部の内周面に開口
させ、前記スプール孔の端面に対向する前記スプールの
端面に、前記スプールが前記ポンプポートと前記アクチ
ュエータポートとを連通させる位置に位置する際には前
記スプール孔の底面に開口するポートを閉じ、前記スプ
ールが前記ポンプポートと前記アクチュエータポートと
を遮断する位置に位置する際には前記スプール孔の底面
に開口するポートを開く弁部を形成するとともに、前記
スプールの外周面と前記入プール孔の内周面との間に前
記弁部が前記底面に開口するポートを開いた際に前記戻
りポートと前記タンクポートとを連通させる隙間を形成
したものである。
[作用1 電磁弁を油圧式燃料噴射装置に用いた場合を例にして作
用を説明すると、ポンプポートを作動油ポンプに接続し
、アクチュエータポートおよび戻りポートを油圧式燃料
噴射装置の受圧室に接続し、タンクポートを作動油タン
クに接続する。この状態において、ポンプポートとアク
チュエータポートとを連通させると、戻りポートがスプ
ールの弁部によって閉じられているから、受圧室に作動
油が充満し、プランジャが加圧ばねの付勢力に抗して復
動する。プランツヤの停止後、電磁弁を切換操作し、ポ
ンプポートとアクチュエータポートとの間を遮断すると
ともに、戻りポートを開く。すると、受圧室内の作動油
は、戻りポートから電磁弁内に流入し、スプールとスプ
ール孔との間に形成された隙間を通り、タンクポートか
ら作動油タンクに排出される。
ここで、スプール孔の底面に形成さたポートについては
、その寸法を大きくしたとしても、当該ポートの開閉お
よびポンプポートと7クチユエータポートとの間の連通
・遮断のために移動するスプールの移動距離が天外くな
ることはない。また、スプール孔の内周面に開口するボ
ーFは、スプール孔の底面に開口するポートに灯し隙間
を介して連通しているから、両ポートを連通させるため
にスプールを大きく移動させる必要がない。したがって
、スプール孔の内周面に開口するポートについてもその
寸法も大きくすることができる。よって、受圧室内の作
動油を作動油タンクへ速やかに排出することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について第1図および第2図
を参照して説明する。
説明の便宜上、まずこの発明の電磁弁1が用いられる油
圧式燃料噴射装置2について説明すると、その受圧室2
1内には、ベローズ22が配置されている。このベロー
ズ22の上端部は、受圧室21の上壁部に固定されてい
る。一方、自由端であるベローズ22の下端部は、加圧
ばね23によって下方へ付勢されている。また、ベロー
ズ22の下端部には、プランジャ24が固定されている
このプランジャ24は、ベローズ22の下端面に固定さ
れた大径部24aと、この大径部24aから下方へ向か
って延び、下端面が燃料加圧室25に臨む小径部24b
とからなるものであり、その内部には連通孔24cが形
成されている。この連通孔24gの一端は、受圧室21
に臨む大径部24aの外面に開口し、他端は燃料加圧室
25に臨む小径部24bの下端面に開口している。なお
、燃料加圧室25内には、逆止弁26が配置されており
、燃料加圧室25内の圧力が受圧室21内の圧力よりも
高くなると逆止弁26によって連通孔24cの下端開口
部が閉じられるようになっている。
上記構成において、受圧室21内に作動油(この実施例
では燃料)が供給されると、ベローズ22の下端部が加
圧ばね23の付勢力に抗して上方へ移動し、これに伴っ
てプランツヤ24が上動(復動)する。プランジャ24
の上動に伴って燃料加圧室25内の容積が増大するため
、受圧室21内の燃料の一部が連通孔24cを通って燃
料加圧室25内に流入する。そして、燃料によるベロー
ズ22に対する押圧力と加圧ばね23の付勢力とが釣り
合うと停止する。プランジャ24が停止すると、逆止弁
26が連通孔24cを閉じる。
なお、受圧室21に供給される燃料の圧力は、燃料加圧
室25に電磁弁1を介して接続された電磁圧力制御弁3
によって調節されている。電磁制御弁3は、機関(図示
せず)の回転数等の運転状態に基づいて目標噴射量を演
算するマイクロコンピュータ等からなる制御f!S(図
示せず)により、デユーティ−比にしたがって制御され
ている。
受圧室21内の燃料が排出されると、プランジャ24が
加圧ばね23の付勢力によって加圧移動せしめられ、燃
料加圧室25内の燃料が加圧される。
加圧された燃料は燃料噴射ノズル4から機関の燃焼室(
いずれも図示せず)に噴射される。
次に、電磁弁1について説明すると、弁本体11には、
上端面から下方へ向かって延びるスプール孔12が形成
されとともに、燃料ポンプ(作動油ポンプ)5に接続さ
れたポンプボー)P、受圧室21に接続されたアクチュ
エータポートA、燃料加圧室25に接続された制御第1
ボー)B、圧力制御弁3に接続された制御第2ポートC
1受圧室21に接続された戻リポ−)Rおよび燃料タン
ク(作動油タンク)6に接続されたタンクポートTがそ
れぞれ形成されている。ポンプポートPとアクチュエー
タポートAとは、それぞれスプール孔11aの内周面に
開口しており、スプール孔12の周方向に対しては互い
に離間しているが、細線方向においては同一箇所に位置
せしめられている6制御第1および第2ポー)B、Cは
、ポートA、Bの上方に位置し、しかもスプール孔12
の軸線方向においては同一暗所に位置せしめられている
戻りボー)Rはスプール孔12の底面に開口せしめられ
、タンクボー)Tはスプール孔12の下端部内周面に開
口せしめられている。
上記スプール孔12には、スプール13が摺動自在に挿
入されている。このスプール13の外周面には、スプー
ル13の軸線方向に互いに離間した丁場状溝13aと止
環状溝13bとがそれぞれ形成されている。丁場状溝1
3aは、ポンプポートPとアクチュエータポートAとを
連通させるためのものであり、その幅はボー)P、Aの
直径と同一になされている。一方、止環状溝13bは、
制御第1ボー)Bと制御第2ボー)Cとを連通させるた
めのものであり、その幅はボー)B、Cの直径と同一に
なされている。しがも、丁場状溝13aと止環状溝13
bとの間隔は、ボー)P、Aとボー)B、Cとの間隔と
同一になっている。したがって、丁場状溝13aがポー
トP、Aと対向すると同時に、止環状溝13bがボー)
B、Cと対向することになる。つまり、ボー)P、Aと
ボー)B、Cとは、同時に連通し、同時に遮断されるよ
うになっている。
また、スプール13の下端面には、テーパ状をなす弁部
13cが形成されている。この弁部13cは、戻りボー
)Rを開閉するためのものであり、戻りポートRを囲む
ようにしてスプール孔12の底面に形成された弁座12
aに復帰ばね14によって着座せしめられている。この
着座状態においては、ボー)P、Aが連通ずるとともに
、ポートB。
Cが連通するようになっている。逆に、スプール13が
弁座12aから後述する弁座部材71に突き当たるまで
リフトすると、ポートP、A問およびボー)B、C間が
遮断されることになる。
さらに、スプール13の下端部には、下端面から上方へ
向かって延びる環状四部13dが形成されている。この
環状四部13が形成されることにより、スプール13と
スプール孔12との間には、環状の隙間14が形成され
ている。この隙間14は、スプール13が弁座12aに
着座した状態においてもタンクポートTと対向している
。したがって、スプール13が弁座12aからりフトす
ると、戻りポートRとタンクポートTとが隙間14を介
して連通し、これによって受圧室21内の燃料が燃料タ
ンク5に排出されるようになっている。
また、この電磁弁1においては、上記のようなスプール
13による戻りボー)Rの開閉を、受圧室21内に供給
される燃料の圧力を利用して行うとともに、パイロット
弁部7によって制御している。
すなわち、スプール孔12の上端部には、パイロット弁
部74の弁座部材71が嵌合固定されており、この弁座
部材71とスプール13の開のスプール孔12の内部空
間には、パイロット圧室15が形成されている。このパ
イロット圧室15は、スプール13の上端面から下方に
延びるばね収納孔13eと、このばね収納孔13eがら
戻りポートRと対向するスプール13の下端面まで延び
るオリフィス13Fとによって戻りポートRに連通せし
められている。
したがって、パイロット圧室15が密閉された場合には
、パイロット圧室15内が受圧室21内と同圧になり、
その圧力によってスプール13が下方へ押圧される。勿
論、スプール13は、戻りボー)R内の圧力によって上
方へ押圧されるが、戻リボ−)Rの断面積よりもスプー
ル13の断面積が大きいので、スプール13は燃料の圧
力によりて下方へ押圧される。この押圧力と復帰ばね1
4の付勢力によってスプール13が弁座12aに着座せ
しめられる。
逆に、パイロット圧室15が大気に開放された場合には
、スプール13は戻りボー)R内の圧力によって上方へ
押圧される。この押圧力は、復帰ばね14の付勢力より
も大きくなされている。したがって、スプール13が9
7トせしめられる。
また、パイロット弁部7は、パイロット圧室15を密閉
または開放することによって、スプール13を上記のよ
うに着座もしくはす7トさせるためのものであり、次の
ように構成されている。
上記弁座部材71の内部には、蓋体72によって密閉さ
れた弁室71aが形成されている、この弁室?1aは、
弁孔71bを介してパイロット圧室15に連通されると
ともに、弁座部材71から弁体11に渡って形成された
パイロット圧用のタンクボー) T 2を介して燃料タ
ンク6に接続されている。そして、弁孔71bとタンク
ポートT2との間を連通・遮断するために、弁室Via
内にはポペット弁73が配置されている。このボベツ)
弁73の細部73aは、蓋体72を貫通して上方に延び
ており、その上端部にはアーマチュア74が固定されて
いる。そして、ポペット弁73は、ばね75によりアー
マチュア74を介して下方に付勢され、弁座部材71に
弁孔71bを囲うようにして形成された弁座71cに着
座せしめられている。また、ポペット弁73は、ツレ/
イド76によりばね75の付勢力に抗して上方へ移動せ
しめられ、弁座71cからIノットするようになってい
る。
なお、ソレノイド76に対する通電の開始時期および終
了時期は、前述した制御部によって制御されている。
上記構成の電磁弁1において、ソレノイド76に対する
通電を停止すると、ばね75によってポペット弁73が
弁座71cに着座し、弁孔71bとタンクポートT2と
の間を遮断する。したがって、パイロット圧室15内の
圧力が受圧室21内の圧力と同圧になり、その圧力によ
ってスプール13が弁座12aに着座せしめられる。ス
プール13が着座した状態においては、ポンプポートP
とアクチュエータボー)Aとが連通するから、燃料が受
圧室21内に供給される。その結果、プランジャ24が
上動せしめられる。プランジャ24の上動に伴って受圧
室21内の燃料の一部が燃料加圧室25に流入する。そ
して、受圧室21内の圧力によるベローズ22に対する
押圧力と加圧ばね23の付勢力との一致すると、プラン
ジャ24が停止する。
次に、ツレ/イド76に通電すると、ポペット弁73が
ばね75の付勢力に抗してリフトし、弁孔71bとタン
クポートT2との間を連通させる。
すると、パイロット圧室15が燃料タンク6に連通する
から、パイロット圧室15内の圧力が大気圧に低下する
ため、戻りポートR内の燃料によってスプール13が弁
座12aからリフトせしめられる。この結果、ボー)P
、A間およびポートB。
0間が遮断される一方、ボー) R,T間が連通せしめ
られる。したがって、受圧室21内の燃料が燃料タンク
6に排出される。燃料の排出に伴ってプランジャ24が
加圧ばね23によって下動せしめられ、燃料加圧室25
内の燃料が加圧される。
加圧された燃料は燃料噴射ノズル4から噴射される。
その後、ソレノイド76に対する通電を停止すると、ポ
ペット弁73が弁孔71bを閉じるため、パイロット圧
室15内の圧力が上昇し、その圧力によってスプール1
3が弁座12aに着座せしめられる。これによって全体
が元の状態(第1図に示す状!りに復帰する。
このように、上記の電磁弁1においては、ポンプポート
PとアクチュエータポートAとを介して受圧室21に燃
料(作動油)を供給する一方、戻りポートRとタンクポ
ートTとを介して受圧室21から燃料を排出させるよう
にしており、受圧室21に燃料を供給する場合と、受圧
室21から燃料を排出する場合とで異なるポートを使用
している。
排出のための2つのボー) R,Tのうち、戻リポ−)
Hについては、スプール孔12の底面に形成してるから
、戻りポートRの直径を大きくしたとしても、戻りボー
)Rを開閉するに際し、スプール13の移動距離を″長
くする必要がない。したがって、戻りボー)Rの直径を
大きくすることができる。また、タンクポートT1こつ
いては、スプール孔12の内周面に開口させているが、
戻りボーFRが開かれた際にはタンクボー)Tと戻りポ
ートRとが隙間14によって連通されるから、タンクポ
ー)Tの直径を大きくしたとしても、スプール13の移
動距離を長くする必要がない。したがって、タンクポー
)Tについてもその直径を大きくすることができる。よ
って、電磁弁1における燃料の流通抵抗を従来のものに
比して大幅に低減することができ、受圧室21内の燃料
を燃料タンク5に速やかに排出することができる。した
がって、短期間噴射を実現することがで鰺る。
なお、隙間14の流路面積については戻りポートRとタ
ンクポー)Tとのうちの小さい方の断面積に対して同等
以上に設定される。
この発明は、上記の実施例に限定されるものでなく、発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
。例えば、上記の実施例においては、戻りボー)Rをス
プール孔12の底面に開口させ、タンクポートTをスプ
ール孔12の内周面に開口させているが、これとは逆に
戻リポ−)Rをスプール孔12の内周面に開口させ、タ
ンクポー)Tをスプール孔12の底面に開口させてもよ
り1゜ また、上記の実施例においては、燃料を作動油としても
用いているが、燃料と作動油とを別けてもよいことは勿
論である。
さらに、この発明の電磁弁は、油圧式燃料噴射装置のみ
ならず、作動油の供給に対して排出をより速やかに行う
必要がある場合であれば、他のものに用いることができ
るのは勿論である。
[発明の効果1 以上説明したように、この発明の電磁弁によれば、作動
油を供給するためのポンプポートおよびアクチュエータ
ポートとは別個に、受圧室に接続される戻りポートと作
動油タンクに接続されるタンクポートとを設け、それら
の一方をスプール孔の底面に開口させるとともに、他方
をスプール孔の内周面に開口させ、しかも戻りポートと
タンクポートとをスプールの外周面とスプール孔の内周
面との間に形成さ′れた隙間によって連通させるように
しているから、スプールの移動距離を長くすることなく
戻りポートおよびタンクポートの寸法を大きくすること
ができる。したがって、作動油の排出を速やかに行うこ
とができる。よって、この発明の電磁弁を油圧式燃料噴
射装置に用いた場合には、短期間噴射を実現することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は油圧式燃料噴射装置の受圧室に作動油(燃料
)を供給している状態を示す図、第2図は受圧室から作
動油を排出している状態を示す図、第3図は先の出願に
係る油圧式燃料噴射装置の概略構成を示す図である。 1・・・電磁弁、2・・・燃料加圧部、4・・・燃料ボ
ンブ(作動油ポンプ)、5・・・燃料タンク(作動油タ
ンク)12・・・スプール孔、13・・・スプール、2
1・・・受圧室、24・・・プランジャ、25・・・燃
料加圧室、R・・・戻りポート、T・・・タンクポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内部にスプール孔が形成されるとともに、このスプー
    ル孔の内周面に開口するポンプポートとアクチュエータ
    ポートとがそれぞれ形成された弁本体と、前記スプール
    孔に摺動自在に設けられ、前記ポンプポートと前記アク
    チュエータポートとの間を連通状態と遮断状態とに切り
    換えるスプールとを備えた電磁弁において、前記弁本体
    に前記アクチュエータポートと同一の対象に接続される
    戻りポートと作動油タンクに接続されるタンクポートと
    をそれぞれ形成し、これら戻りポートとタンクポートと
    のいずれか一方を前記スプール孔の底面に開口させ、他
    方を戻りポートが開口する底面側のスプール孔の端部の
    内周面に開口させ、前記スプール孔の端面に対向する前
    記スプールの端面に、前記スプールが前記ポンプポート
    と前記アクチュエータポートとを連通させる位置に位置
    する際には前記スプール孔の底面に開口するポートを閉
    じ、前記スプールが前記ポンプポートと前記アクチュエ
    ータポートとを遮断する位置に位置する際には前記スプ
    ール孔の底面に開口するポートを開く弁部を形成すると
    ともに、前記スプールの外周面と前記スプール孔の内周
    面との間に前記弁部が前記底面に開口するポートを開い
    た際に前記戻りポートと前記タンクポートとを連通させ
    る隙間を形成したことを特徴とする電磁弁。
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