JPH074528A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH074528A
JPH074528A JP5233757A JP23375793A JPH074528A JP H074528 A JPH074528 A JP H074528A JP 5233757 A JP5233757 A JP 5233757A JP 23375793 A JP23375793 A JP 23375793A JP H074528 A JPH074528 A JP H074528A
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JP
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seal
ring
housing
sealing
intermediate chamber
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JP5233757A
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James R Wasser
アール.ワッセル ジェームズ
Douglas J Volden
ジェイ.ボールデン ダグラス
James P Netzel
ピー.ネッツェル ジェームズ
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John Crane Inc
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John Crane Inc
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • F16J15/406Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid by at least one pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 排出ゼロで増々規制が強められる環境におい
て、毒性流体排出物の規制基準を満たす安価で構成容易
なシールを提供する。 【構成】 窒素のような相対的に不活性のガスが緩衝流
体として使用すべく提供される中間緩衝流体室を有する
毒性又は腐食性流体をシールする上で使用される二重
の、背面を突き合わせた機械端面シール。窒素ガスは処
理流体圧を少なくとも10psi 上廻る圧力に維持され
る。好適例では、各シールの嵌合リングの螺旋ポンプ溝
44を窒素緩衝ガスを第1のシール22を介して中間室
から処理流体室内へ、また中間室から第2のシール24
を介してハウジング12とシール領域外部の環境内へ汲
移すような形と寸法を有することにより、処理流体の中
間緩衝室内と大気の逃げを回避する。緩衝ガスによる処
理流体の汚染は許容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体として機械的端面に
関し、殊に、毒性又は腐食性流体をシールするに使用す
る二重機械的端面シールに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンジングと同ハウジングを貫通する相
対回転シャフト間のスペースをシールするために機械的
端面シールが長期にわたって使用されている。そのよう
なシールは通常の場合、全体として平面状の径方向シー
ル面を有し、ハウジングに固定し取り付けられる一次リ
ングを備える。上記一次リングはOリングのような二次
シールによりハウジング上に取り付けることができる。
更に、上記シールはシャフト上にそれと共に回転する嵌
合リングを備える。一次リングと同様に、嵌合リングは
全体として平面形の径方向シール面を有する。嵌合リン
グ径方向面は一次リングに対して対向する関係に配置さ
れ、二つの径方向面は偏倚してシール係合する。これら
の種類のタイプは米国特許4,212,475 号(発明者J.セ
ディ)中に記載されている。
【0003】特殊シール用途に共同使用される単一又は
複数の機械的端面シールを活用するために今日、多くの
形が知られている。一シール形は環境にやさしいシール
流体に活用する時にポンプ、圧縮機、ミキサー等を含む
大部分のシール用途に十分である。だが、最近、毒性流
体を環境内に“ゼロ排出”するために必要な規制指令に
公害と毒性廃棄物に対する関心が大きくなっている。そ
のため、シール産業では毒性流体問題に対する解決策を
提供できるシールに対する必要が生じている。従来よ
り、ゼロ排出基準にアプローチしたり、満たすことので
きる解決策が提案されている。これらの提案は、一つは
“ウェット”二重シールとして、他方は磁気駆動ポンプ
として知られる二つの包括的なシール設計を生み出して
いる。
【0004】上記“ウェット”シールの例は米国特許
4,290,611号(発明者J.セディ)に見ること
ができる。同特許は、駆動シャフトに沿って背部を合わ
せた二個の機械的面シールを活用する“二重シール”構
造(図1)を例解している。上記二個のシールは、その
間にチャンバを形成し、その内部に潤滑緩衝流体が連続
的に循環し、シールリングを冷却するようになってい
る。緩衝流体は、通常はオイルであるがシールされる処
理流体圧をほぼ5〜20psi 上廻る圧力の下にある。
【0005】上記構成は、シールの金属部分が非腐食性
緩衝液を使用することにより処理流体から隔離されるた
め、腐食性流体をシールするために最も望ましいものと
記述されている。
【0006】上記’611号特許に記載のシール構造は
一定の用途では十分な効果を奏するが、シールされる処
理流体がガスであったり、シール流体が緩衝流体による
汚染が許されないような液体であるような用途には使用
することができない。一般的にいって、オイルは緩衝流
体として使用されるが、多くの処理流体はオイルと反応
したり、処理流体内でのオイルによる汚染は望ましくな
い。
【0007】最近、磁気駆動ポンプが開発されていて、
同ポンプは大きなコストを伴ってではあるが、“排出ゼ
ロ”の能力を提供する。ごれらの種類の用途では、シャ
フトはハウジング内を延びず、シャフトはハウジング壁
で終了することによりシャフトが貫通する開口を不用な
ものにしている。流体を汲移すインペラーは、ハウジン
グ室内に格納し、第1の組の磁石に接続する。インペラ
ーはハウジング室外部に配置される第2の組の磁石によ
り駆動される。外部モータにより外側に配置された磁石
が回転すると、今度は格納ハウジング室内にインペラー
に接続された磁石が回転する。ハウジング室が完全に格
納されシャフト開口を含まないから、正規の運転条件の
下では室壁を介して流体の漏れが発生することはない。
【0008】だが、上記磁気駆動ポンプは従来の機械的
端面シールよりも複雑かつ高価である。インペラーを駆
動する磁石は特殊な形をしていてインペラーに対する接
続を可能にする磁石とインペラーシャフトの整合を維持
するには特殊なベアリングが必要である。更に、磁気駆
動ポンプの場合には、冷媒流体の流れが磁気損失と摩擦
により発生した排熱を除去する必要がある。
【0009】今日、産業に必要とされているものは“排
出物ゼロ”の能力を有し、汎用性をもつためにますます
規制的な環境において毒性流体排出物に対する規制を満
たす安価で、構成容易なシールである。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ハウ
ジング壁を貫通する回転シャフトに沿ってハウジング内
の圧力の下に処理流体の漏れをシールするシール構造を
提供するものである。上記シール構造は、ハウジングに
対する接続をシールする固定シールリングとシャフトに
対する接続をシールする回転シールリングとを備え各リ
ングが他方のリングの面と相対的に回転し嵌合するシー
ル関係に環状のほぼ径方向のシール面を有するようにな
った第1の回転式機械端面シールと;ハウジングに対す
る接続をシールする固定シールリングとシャフトに対す
る接続をシールする回転シールリングを備え、各リング
が環状の全体として径方向シール面を他方リングの面と
相対的に回転する嵌合シール関係に有し、前記第1と第
2の回転式機械端面シールがシャフトに沿って軸方向に
隔てられ、ハウジングと共にその間に中間室を形成する
ように構成され、各シールがリングの一方を他方側へ偏
倚させて、各シールリングの環状シール面を相対的に回
転するシール関係に維持し、第1端面シールの相対回転
可能なシールリングがハウジング内にシールされるべき
処理流体に露出されるシール面の一環状円周と、中間室
に露出されるシール面の他方環状円周とを有し、第2シ
ールの相対回転可能なシールリングが中間室に露出され
るシール面の一つの環状円周と、ハウジング外部の周囲
環境にさらされるシール面の他の環状円周とを有し、中
間室が第1の回転式機械端面シールの相対的に回転する
嵌合シール面を横切ってのみ加圧処理流体を含むハウジ
ング内部と連通し、中間室が第2の回転式機械端面シー
ルの相対回転する嵌合シール面を横切ってのみハウジン
グ外部の周囲環境と連通し、中間室が第1の回転式機械
端面シールリングの環状シール面の円周に存在する処理
流体の圧力を上廻る圧力にある相対的に不活性ガスの源
に接続する手段を備えるようになっている。
【0011】本発明の一実施例では、第1の回転式機械
端面シールのリングの一方の径面はシールリングの外周
径である中間室内の相対的不活性ガスにさらされる円周
から内周径であるハウジングの内部の処理液にさらされ
る円周方向へと一部延びる複数の螺旋溝を備え、面上に
ハウジング内の処理流体にさらされる円周、即ち、外周
径に隣接する環状ダムを形成する。好適な形における両
シールの一次リングはシャフトと共に回転する。好まし
い緩衝ガスは窒素である。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の好適例に従って構成した全
体を10で示すシールである。同シールはハウジング1
2内に毒性流体をシールし、シールされた毒性処理流体
の文案通り“排出ゼロ”状態が達成され、文案通り何ら
の処理流体もハウジング外部の周囲環境に逃げることが
ないように設計する。ハウジングは、シャフト16がハ
ウジング12内を貫通できるようにするシャフト通路1
4を備える。同ハウジング12は過去にパッキンを詰め
るために使用されてきたようなスタフイングボックスを
備える。同パッキンはシャフトに対して加圧することに
よってハウジングとシャフト界面を介する漏れを最小限
にする。ハウジング12は更に処理流体を含む内側室1
8を全体雰囲気を構成するハウジング外部の周囲環境2
0から隔離する。
【0013】上記好適例のシール構造は、ハウジング1
2に隣接してハウジング12により形成されるスタフイ
ングボックス内に全体として配置される。螺旋溝形成の
背面どうしを合わせた二重の軸方向に隔たって回転する
機械端面シールのシール構造は、それぞれハウジング1
2とシャフト16にそれぞれ固定された対向するリング
部分を有する。上記シールは多くの点で上記米国特許No
4,212,475 号に記載のタイプのものと類似している。
【0014】上記シール構造は、処理流体室18に隣接
しハウジング12の壁に包囲された全体を22で示す。
第1のシールと、シール構造とハウジングの外部の周囲
環境20に隣接する第2のシール24から構成される。
第1と第2のシール22,24はそれらの間に中間室2
6を形成する。同中間室26はライナー組成体28によ
り包囲され、同組成体28は、フランジ付グランドプレ
ート30と共に、中間室26の他の端壁を形成する。シ
ャフト16はスリーブ組成体32を含む。同組成体32
は、シャフトを包囲し、その上部にシールリングが位置
し周囲にシール22,24が配置されるベースとなって
いる。
【0015】第1のシール22は回転するシールリング
36と固定シールリング40より成る一対の環状リング
を含む。回転シールリング36は外周に配置された径方
向に延びる面38と37を備える。
【0016】回転シールリング36は径方向に延びる面
42が回転リング36の面に対向する固定シールリング
40と向かいあっている。また、固定シールリング40
は本文では嵌合リング40とも称され、回転シールリン
グ36は一次リング36とも称される。以下に示すよう
に、この関係は本発明を実施する上で可能な唯一のシー
ルリング形ではない。好適例に示す一次リング36はシ
ャフト16に対して固定し、それと共に回転する。一次
リング36はスリーブ32に対してシールするが、スリ
ーブ32とシャフト16に対して軸方向移動の自由を少
なくとも一定程度有するような形と寸法をしている。
【0017】図1に示すように、一次リング36は、ス
リーブ組成体32に対して回転方向へ固定され、それと
共に回転するようになっている。だが、代替例(図示せ
ず)では、一次リングをハウジングに対して固定し、嵌
合リングがシャフトと共に回転するようにすることもで
きる。上記例では、そのような代替的設計を可能にする
ために当業者はその構造を適当に変形する必要がある。
【0018】嵌合リング40は一次リング36の面38
に対して対面する関係に面42を有する。それらを共に
持ち来した時、面38,42は界面を接し、シール22
のシール作用を与える。上記界面は両面38,42と同
一面内にある必要はないが、図1に示すように、一次リ
ング36の面38は嵌合リング40の面42を一部だけ
横切って延びる。
【0019】面36,42間の界面は環状ディスクの形
をとり、その際、シャフト16は各リングの中心孔を貫
通している。図2に示す通り、嵌合リング40はリング
40の面42を一部横切って配置され外周径からその内
周径方向へ延びる複数の螺旋溝44を備える。
【0020】溝44は図1にシルエットで示してある
が、溝の深さは図解の便宜上誇張してある。上記米国特
許4,212,475 号に示す通り、溝の深さは50〜約400
マイクロインチオーダである。好適例では溝の深さは約
300マイクロインチである。
【0021】図2について見ると、溝44は円周状に均
等に間隔をおき径方向に延びる複数のランド45により
隔てられている。
【0022】シール面42の内径における溝なし面はシ
ールダム46を形成し、同ダム46は、一次シールリン
グ36の反対面38と共働して、シャフト16が回転し
ない時に、スタティックシールを形成する。シャフト1
6が回転しない時、処理流体はシールダム46における
一次リングと嵌合リング間で静水膜によりシールされ
る。シャフトが回転を開始すると、溝44とリング36
の回転面38との相互作用により中間室26内に存在す
る流体がシール面38,42を横切って内側方向に汲移
され、シール面を僅かに開かせ面どうしの間に一定の隙
間を提供されるのが普通である。隙間内へ汲移される流
体は、シール面どうしの間に非接触状態を維持すると共
に、相対的に回転するシール面のせん断摩擦力により発
生する過熱の面を冷却させる働きを行う。
【0023】面42のそれから反対側の嵌合リング40
の端(図1)には、保持ピン43を受け取り、リング4
0をライナー組成体28とハウジング12に対してリン
グ40を固定するように配置された凹所もしくは孔41
が存在する。保持ピンは全体としてライナー組成体28
の要素であり、組成体の一部として加工された一体要素
とすることができる。
【0024】保持ピン43は製作時にライナー内に押し
ばめされる別個の要素とすることが望ましい。Oリング
47を使用して嵌合リング40をライナー組成体28へ
シールする。一次リング40の外周壁内の肩はライナー
組成体の径方向に延びるそれと対応する壁と衝合する径
方向に延びる環状壁39を備える。
【0025】シール22で中間室26に隣接して径方向
外径に溝44と、室18内の処理液に隣接してそれにさ
らされる径方向内径にシールダム46を有するものが描
かれている。だが、本発明の原理は、外径に溝を、外径
にダムを有し、内径溝が中間室内の緩衝流体にさらされ
るようになったシールにも適用することができる。その
ような代替例(図示せず)は、例えば、嵌合リングが回
転し一次リングが固定した異なる形のリングを必要とす
るかもしれない。本発明を理解することにより上記特徴
を有する代替形を設計することは当業者に可能である。
【0026】スリーブ組成体32は、シャフト16上に
嵌合するシャフトスリーブ48を備える。スリーブ48
は一端に厚い部分50を備え、同部分50は凹形をなし
てスリーブ48の他の環状端に薄い部分51を提供す
る。
【0027】上記スリーブ48は、以下に説明する如
く、ボルトによりスリーブ50の薄い部分51に固定さ
れたカラー52によりシャフト16に固定する。その代
わり、駆動キー構造(図示せず)を使用してシャフトス
リーブ48をシャフト16へ固定することもできる。ス
リーブ組成体32は、更に、厚い部分50とシャフト1
6間をシールするためのOリング56と一次リング36
と厚い部分50間をシールするための別のOリング58
を備える。スリーブ48の凹形になった薄い部分51は
二次シール24の要素のような他のシール構造部分の組
成体を収納する。
【0028】Oリング56,58は厚い部分50の適当
な溝へはめ、外径Oリング58を一次リング36の軸方
向運動が可能になるように成形し、寸法取りする。Oリ
ング58は、Oリング47の径とできるだけ近い径とす
る。同一径のOリングは、室18内に存在する処理流体
圧から生ずる諸力を等しくする傾きがあるからシール2
2のシールバランスを強化することになる。上記Oリン
グは、以下に示すように、緩衝流体と処理流体の圧力ど
うしの間の境界の径方向位置を設定する。かくして、上
記Oリング47,58は、シールリング36,40の各
々の径方向に延びる表面に作用する均衡圧を形成する。
高圧の緩衝流体がシールリング40の径方向に延びる壁
39に作用する一方、それと同時に反対の力が面38か
らシールリング36と反対側のシールリング36の面に
作用する。壁39とリング36の非接触径面の径方向の
環状幅はほぼ同一の半径で等しい面積を呈するから、ほ
ぼ同一値の緩衝流体圧が逆方向ではあるがリングの各々
に作用する。処理液側では、同一の処理流体圧が嵌合リ
ング40の一部の反対側と一次リング36の一部に作用
する。かくして、各リングにかかる圧力は互いに相殺し
あうことによってシール22に作用する推力を実質上無
効にする。
【0029】また、シール24は、一対の環状リングを
備える。一方のリングは径方向に延びる面62を有する
固定リング60を備える。固定リング60は他方のリン
グ、即ち、同様に固定リング60の面62と反対側の径
方向に延びる面66を有する回転リング64と向かいあ
っている。第2シール24の固定シールリング60は、
嵌合リングシール60とも称し、回転シールリング64
は一次シールリング64とも称する。
【0030】一次シールリング64の構造はリング36
と同一ではない。例えば、シール面66と反対側の一次
シールリング内の凹溝68は、リング64とスリーブ4
8の厚い部分50間をシールするOリング70を収納す
る。第2シール24は、Oリング70の配置を含む多く
の点で上記米国特許4,212,475号に示すシール
と類似している。だが、一つの重要な点で、シール36
は前記特許に示すシールの構造と異なっている。’47
5号特許は保持器内のハウジングに固定された一次リン
グ12について述べている。だが、本発明の好適例で
は、一次リング64は回転しており、嵌合リング60は
固定している。
【0031】何れの場合も、以上と異なる設計案を適用
することができる。
【0032】例えば、前記特許におけるシールの保持器
は、長尺の内径壁を備え、その上部でOリングが一次リ
ングをシールするが、本発明では、その対応するOリン
グ70はスリーブ48上に位置している。にもかかわら
ず、本発明の思想は当業者の可能な範囲内の一連の設計
の何れかを有するシール形にも適用することができる。
【0033】再び図1について述べると、一次リング6
4の外周壁の肩は径方向に延びる環状壁72を備えてい
る。
【0034】シール24の嵌合リング60もまた嵌合リ
ング40の構造と異なっている。嵌合リング60は、環
状溝77が外周内にOリング75を受け取るように配置
された環状リングである。上記Oリング75は嵌合リン
グ60とグランドプレート30間にシールを提供する。
【0035】図3について述べると、同図はリング60
のシール面62の立面図であり、シール面62もまた複
数の円周方向に間隔をおいた螺旋溝74を備えている。
同溝は一部嵌合リングシール面62の径方向幅を横切っ
て延びると共に、図1の嵌合リング60内に描かれてい
る。上記幅は図解上の便宜から誇張されている。シール
面62の内径における溝なし面はシールダム76を形成
し、同ダム76は一次リング64の対向するシール面6
6と共働して、シャフト16が回転しない時にシール2
2のダムと同様なスタティックシールを提供する。シャ
フト回転時、シャフト16と一次リング64は、嵌合リ
ング60に対して回転し、シール面62内の一次リング
64と螺旋溝74の回転面66の相互作用は、中間室2
6内の緩衝流体をシール24のシール界面を横切って周
囲環境20内へ汲移す働きをする。
【0036】固定嵌合リング40,60をそれぞれ螺旋
溝44,74を含む面42,62と共に活用する点は大
部分のシール設計とは反対である。だが、螺旋溝を有す
るリングが前記米国特許4,212,475 号に示すシールのよ
うに回転リング上に配置されるか、同溝を有するリング
が本発明のように固定状態に維持されるかどうかは、流
体に対するポンプ作用の大きさや方向に大きな差異をも
たらすものではないことが判っている。
【0037】流体膜は、その面が比較的なめらかでフラ
ットであるにもかかわらず、また、回転リング上に螺旋
形汲移し溝が存在しないにもかかわらず、回転リングと
共に移動すると考えられている。流体膜がなめらかなシ
ール面上を同面と共に回転する現象は、相対的な流れが
リング40,60の面の回転により固定液に付与される
形で層流から生ずるものである。流体膜が嵌合リング4
0,60の面42,62と出会う時、流体膜は溝44,
74により制止され、各面42,62上の表面境界層に
沿って径方向内側へ押しやられる。螺旋溝を有する各リ
ングは静止状態に保持されるが、層流の作用は面どうし
間に相対回転する間に、面どうしの間に十分な流体を汲
移し隙間をつくりだすに十分である。
【0038】流体によりつくりだされる隙間を大きくす
る傾向に抗するには一定の偏倚力が必要である。もし隙
間が大きくなりすぎると、シールの高圧側からの流体の
漏れは、過大になり、制御する必要がでてくる。再び図
1について述べると、環状一次リング36,64の円周
に均等に配置された一組の複数ばね80により一次リン
グ36,64の各々に一定の偏倚力が提供される。ばね
80は直接一対のディスク82,84上に加圧し、同デ
ィスク82,84は、それぞれ各一次リング36,64
の面にあたる(同面はそれぞれシール面42,62の反
対側にある)。かくして、ばね80の力は、螺旋溝の開
放力に反作用し、一方、リング36,64の各々に作用
する圧力は互いに反作用する。
【0039】ばね80は、円筒形外周壁92を有する保
持器90により所定位置に保持される。保持器90は、
一端でシール22の嵌合シールリング40を収納し、他
端でシール24の嵌合シールリング60を収納する環状
空間を形成する長尺の内壁94を有する。
【0040】内径壁94の中央部分に沿って環状ディス
ク要素96が存在する。好適例では、上記ディスク要素
96は保持器90と一体である。ディスク要素96は、
そこを貫通する複数の孔98を備える。孔98は、ばね
80を挿入できるだけの大きさの径を有する。かくし
て、保持器90とディスク要素96は、円周方向を径方
向の両方にばね80を保持する。ディスク要素96の円
周にばね80を均等に隔てて配置することによってリン
グ40,60の円周全体に均等な偏倚を付与する。好適
例ではディスク要素内には規則的に90度の間隔で4個
のばねが存在する。ディスク要素96の内径における保
持器90は、スリーブ48の厚い部分50と隣接してい
る。複数の取付ばね(図示せず)が孔内を径方向に延び
る。同孔は軸孔98から隔たったディスク要素内に径方
向に配置される。取付ねじは、スリーブの外周面上に衝
突することによって保持器90はスリーブ48に対して
軸方向と円周方向に固定される。かくして、保持器9
0、ディスク要素96、一次リング36,64,および
ばね80は、全てシール構造が使用される装置の運転
中、シャフト16と共に回転する。
【0041】円筒形保持器90の内径は、更に、各端に
隣接してスナップリング100を受け取るための内側溝
98を備える。それぞれのスナップリング100は、溝
98内に嵌合し、径方向に延びる壁102を提供する。
一方のスナップリング100の壁102は、一次リング
36の壁と界面を接し、リングを保持器90内に保持す
る。
【0042】同様にして、他方スナップリング100の
壁102は、一次リング64の径方向に延びる壁72と
界面を接し、リングを保持器90内に保持する。だが、
正規の運転条件の下では、それぞれの一次リングは組立
中に予め負荷することによって各一次リングの壁37,
72がスナップリングの壁102から分離する。
【0043】上記の如く、ライナー組成体28は壁12
により形成されたパッキンハウジング内に嵌合し、シー
ル22と保持器組成体90の一部を含む構造の一部を包
囲する。ライナー組成体28はその内径の周りにシール
22の嵌合リング40を受け取るような形をとる内径環
状支持フランジ部分110を備える。径方向に延びるリ
ング36の壁39は、それに対応するフランジ部分11
0の径方向に延びる壁と緊密に衝合する。
【0044】上記フランジ部分110は、更に、ピン4
3を受け取りフランジ部分110と嵌合リング40間を
固定係合させる軸方向に延びる複数のピン受取孔112
を備える。環状溝114は、ライナー組成体28と一次
リング36間をシールするOリング47受取用のシール
用受口を提供する。
【0045】ライナー組成体28の外径フランジ部分1
20は、長尺のチューブ状部分116により内径支持フ
ランジ部分110に取り付ける。チューブ状部分116
は、ハウジング壁12内にはまるが、必ずしもシールす
るには及ばない外径を有する。ライナー組成体28とハ
ウジング12間の流蜜シールをOリング122により設
ける。Oリング122は溝124内の外径フランジ部分
120とチューブ状部分116間の外径コーナー部分に
嵌合する。溝124はその軸方向に延びる壁の一つにチ
ューブ状部分116の外径と同一の径を有することによ
って、それがチューブ状部分116の外径壁の延長と考
えることができるようにする。この部分で、外側フラン
ジ部分120の径方向に延びる壁126がハウジング1
2の壁と同一レベルになった時、Oリング122をハウ
ジングへ加圧してライナー組成体28とハウジング12
間をシールする。軸方向へのシール荷重は、ライナーが
チューブ状部分をパッキンハウジングと共にスライドさ
せることにより、より容易に取り付けることができるか
ら径方向に対するシール荷重よりも望ましい。
【0046】外側フランジ部分120は、以下に示すよ
うにハウジング12の壁に対する接続部を含む。シルエ
ットで示す数本のボルト130をシルエットで示す等距
離に配置された一組の凹ボルト128を介して外径フラ
ンジ部分120の径壁内を延ばし、ライナー組成体28
をフランジ付グランドプレート30へ接続する。
【0047】グランドプレート30は、Oリング75が
シールされた軸方向に延びる内径シール面132を有す
る内径部分を含む。嵌合リング60の外周径内に配置さ
れた溝77の深さは嵌合リング60が表面132により
形成される環状肩内へ押しばめ可能とするだけの十分な
隙間を提供する。Oリング75と共に、流蜜シールを嵌
合リング60とグランドプレート30間に施す。
【0048】グランドプレート30は給入ポート134
と、中間室26と給入ポート134間を流体接続するた
めの通路136を備える。給入ポート134自体は、環
境にとって有害ではないが特定の処理流体の使用とは両
立可能なガス源に流体連通して接続する。緩衝ガスとし
ては任意の相対的に不活性のガス、又は処理流体と非反
応のガスを使用することができる。相対的に不活性のガ
スとしてはコストが小さく容易に利用可能なため窒素ガ
スが好ましいが、一定の用途ではアルゴン、ネオン等の
貴ガスも適当であると考えられる。限定された数の用途
では、もしその使用が処理流体と両立可能であればエア
を緩衝流体として使用することもできる。
【0049】その代わり、処理ガスが一定の処理流体処
理の段階で処理流体に添加される場合のように反応が望
ましいような一定の用途では処理流体と反応するガスを
使用することもできる。一例として、二酸化炭素の処理
流体内へ導入は、処理流体の化学処理の一部として実行
することができる。このように使用する場合には、処理
流体内へ導入される緩衝流体の量を正確に測定すること
が重要であり、螺旋溝により処理流体内へ汲移される緩
衝流体容積を計算して所望の化学反応が発生するに必要
な二酸化炭素量のみを提供することが必要である。
【0050】好適な環境では、緩衝流体ガスは最大予想
処理流体圧を上廻る圧力レベルにある。窒素源は最大流
体圧を上廻るほぼ10psi で窒素ガスを給入ポート13
4へ提供することが望ましい。窒素ガス源は一連の可能
な手段の何れによっても提供することができる。例え
ば、化学プラントで使用する場合には、窒素ガス源は、
種々の化学プロセスの副産物に由来し大多数の化学プラ
ント全体を通して容易に利用可能な窒素パイプラインと
することができる。給気ポートに提供される窒素の圧力
はライン源と給入ポート間の所望レベルに調節すること
ができる。
【0051】その代わり、上記ガス源は、同時に所望圧
での窒素供給源にレギュレータを要する高圧のびん詰め
窒素源とすることもできる。好適例では、給入ポート
は、接近しやすいようにグランドプレート30の最高地
点に配置するが、このことは運転上必要ではなく、他の
形では、異なる位置に給入ポートを設けて特定の用途に
応じて異なる角度で配向することが望ましいかもしれな
い。
【0052】カラー52は直近のシール構造外部に軸方
向に配置して、スリーブ32とシャフト16間を接続す
る。スリーブ32を軸方向に配置することは、各シール
内に軸方向に可動な要素の隙間を提供する上で重要であ
る。スリーブが適当な位置に軸方向に配置されるように
するために52のカラーをスリーブ32上に嵌合させ、
シルエットで示す止めねじ140で接続する。止めねじ
140はスリーブ32内を延びてシャフト16内の所定
軸孔142内へ入ることによって三要素を共に接続し、
それぞれを互いに対して軸方向に固定する。
【0053】スリーブ32をグランドプレート30とシ
ール22,24の他の要素に対して適当に間隔をおいて
配置する場合、複数のスペーサ144を使用して行う。
各スペーサ144は2個のレグを有する直角形ストリッ
プとし、一方のレグはカラー52に、他方のレグはキャ
ップねじ(図示せず)によりグランドプレート30に接
続する。上記キャップねじはカラー52とグランドプレ
ート30内に適当に配置された螺刻孔(図示せず)内を
延びる。
【0054】スペーサ144は、シール構造をシャフト
16上へ組立てる間にだけ使用し、シルエットで示す隔
たったスペーサで示すように同組成体が完成した時除去
する。にもかかわらず、それはシール構造要素どうしの
間の関係を示すために図1に接続するように示してあ
る。組成体完成後スペーサ144を除去しても、それら
要素の相対位置は変化しない。
【0055】特殊要素から成るそれら材料は市販されて
おり、多くの点でシール産業において標準的なものであ
る。好適例では、一次リング36,64の各々はカーボ
ングラファイトリングで、嵌合リング40,60はシリ
コンカーバイド又はタングステンカーバイドである。ば
ね80はステンレスばね鋼で、ライナー、グランドプレ
ート30、スリーブ32、カラー52、スペーサ14
4、および種々のキャップねじと止めねじは全て316
ステンレス鋼のような適当なスチールより構成すること
ができる。
【0056】Oリングは大抵の場合腐食性又は毒性の処
理流体にさらす。かくして、Oリングは相対的に腐食性
流体の大部分を通さないか化学的に耐性のある材料によ
り構成する必要がある。従って、Oリング47,56と
58は、ペルフルオロエラストマーのような代表的耐性
のあるエラストマーより成る。本材料の費用はシール構
造全体にOリングの全てを排他的に使用することを排除
する。Oリング70,75,138はそれぞれフルオロ
カーボンエラストマー、クロロプレン、エチレンプロピ
レン、ニトリルのようなOリングに使用されるエラスト
マー材料より構成することができる。シール構造の正規
運転中、Oリング70,75,138は腐食性処理流体
にはさらされないため、これらリングについて代表的に
耐性のある、又は不浸透性のエラストマー材料を使用す
る必要はない。
【0057】シール構造10の構造は所定手続きに従っ
て進める必要がある。シール構造10の好適な構造は、
シールが使用される現場外で多数のシールを組み立てる
ことが可能なカートリッジとしてである。かくして、そ
の場合に必要とされる現場組成体のみがシール構造カー
トリッジを取り付け、グランドプレート30をハウジン
グ12に接続しスリーブ32の軸位置を調節することに
なる。
【0058】現場外製造プラントでカートリッジを組み
立てる場合、ディスク84を保持器の一端に配置し、デ
ィスクを保持器中心ディスク部分96方向にスライドさ
せることによって開始させる。その後、Oリング70を
一次リング64の環状肩84内に嵌合させ、一次リング
64をシール面66と反対側の面がディスク84に衝合
するようにして保持器90内に配置する。その後、スナ
ップリング100を溝98内に配置して一次リング64
を保持器90内に保持する。
【0059】次の段階は、保持器90を薄い部分51を
有する端から厚い部分50方向へ一次リング64、ディ
スク84およびOリング70と共にスリーブ32上をス
ライドさせ、最終的にディスク84の内径、Oリング7
0および一次リング64の内径がスリーブの厚い部分5
0の外径と係合させる。
【0060】その後、ばね80を保持器90の他端から
保持器中央ディスク部分96の周りの適当な孔内に配置
して、ばね80をディスク84と係合させる。ディスク
82をその後、ばね80と接触するまで保持器90の他
端からスライドさせる。Oリング58をスリーブ32の
外径溝内に配置し、一次リング36を保持器90の反対
端内に挿入してシール面38から反対側の背面をディス
ク82と接触させる。リング36の内径コーナがOリン
グ58上で圧搾されたりはさまったりすることを回避す
るように一次リング36の挿入には注意を払う必要があ
る。
【0061】一次リング36の背面がOリングをクリア
した後、一次リング36とディスク82は、ばね80を
一定程度圧縮する。第2のスナップリング100を溝9
8内の第1のスナップリングから反対の端に嵌合させ、
一次リング36,64を共に保持器内に保持する。ばね
80は、それぞれの肩72,37がスナップリング10
0と係合するまで一次リング36,64を外側方向に偏
倚させることになる。
【0062】その後、スリーブ32の厚い部分を一次リ
ング36,64により形成されたスペース内に軸方向に
心取りして、複数の止めねじ(図示せず)を保持器中心
ディスク部分96とスリーブの厚い部分50内の等間隔
に配置された径孔(図示せず)内に挿入し、保持器90
をスリーブ48に接続し、保持器90を軸方向と円周方
向に固定してスリーブと共に回転させる。Oリング56
を必要な時、何時でもスリーブ32の内側溝内へ挿入す
ることができる。
【0063】ライナー組成体28を、製造中ライナー組
成体の内側部分110の孔112内に押しばめされた保
持ピン43と共に持ち上げる。Oリング47を溝114
内にはめこみ、嵌合リング40をライナー組成体内に挿
入し、面42とは反対の嵌合リング40側上の非シール
面をライナー組成体内径部分110と係合させ、ピン4
3を嵌合リング40の孔41内に挿入する。その際、O
リング45が嵌合リング40の挿入を妨害しないように
注意すべきである。
【0064】次の組み立て段階はOリング75を嵌合リ
ング60の外周溝77の周りに取り付け、嵌合リング6
0をグランドプレート30内にはめ込み、嵌合リング6
0の円周面をグランドプレート30の面と係合させる。
Oリング138をグランドプレートの溝内に配置する。
【0065】その後、保持器90を一次リング36,6
4とスリーブ32を含む付属要素の全てと共にライナー
組成体28内に配置し、嵌合リング40のシール面42
を一次リング36のシール面38と係合させる。その後
グランドプレート30を、嵌合リング60と共に、シー
ル面62,66が係合するまでスリーブ32の薄い部分
51上にスライドさせる。
【0066】その後、スリーブ32の厚い部分50を、
一次リング36,64により形成されたスペース内に軸
方向に心取りし、複数の止めねじ(回転せず)を中心デ
ィスク部分96とスリーブの厚い部分50内の等距離に
配置された孔(図示せず)に挿入し、保持器90をスリ
ーブ32に接続し、保持器90を軸方向と円周方向に固
定し、スリーブと共に回転させる。Oリング56は、必
要な時何時でもスリーブ32の内側溝へ挿入することが
できる。
【0067】ライナー組成体の外径フランジ部分120
とグランドプレート30間には隙間が明らかになる。同
隙間は、ばね80が延長した条件の下で発生するもので
あり、その結果、一次リング36,64はスナップリン
グ100により許される保持器位置の限界まで偏倚す
る。その後、グランドプレート30を外径フランジ部分
120の孔に対して位置決めし、組成体をハウジング1
2に接続するボルト148挿入用のアラインメントを保
持する。その後、グランドプレート30を軸方向に押し
込み、一次リング36,64を互い方向に押す一方、ば
ね80を圧縮する。ボルト130を挿入し締め付けてラ
イナー組成体28をグランドプレート30に接続し、一
次リング36、64の位置を2つの嵌合シール面42,
62内に形成する。だが、スリーブ32は、保持器90
と共に、一次リング36,64の位置に対して軸方向に
スライドすることができる。
【0068】一たんボルト130を締め付けグランドプ
レート30をライナー組成体28外径フランジ部分12
0に接続すると、シール構造10はシャフト16上に取
り付ける態勢が整う。まず、一組のスペーサ144をキ
ャップ・ねじ(図示せず)を各スペーサ144の径方向
に延びるレグを介してグランドプレート30内の孔内へ
ねじ込むことによってグランドプレートの外径壁に中心
線から適当な半径の所で接続する。その後、カラー52
を各スペーサ144の他方の軸方向に延びるレグにより
形成されるスペース内にスリップさせると、キャップね
じはスペーサ144をカラー52に取り付けられる。そ
の後、シール構造を据え付け現場に出荷することが可能
になる。
【0069】リペラーポンプ(図示せず)はシール構造
を取り付けるために適当な例と考えることができる。図
の右側でシャフト16に接続されるそのようなポンプ
(図示せず)のモータの接続をまず解除する。古いパッ
キンのような材料を何れもハウジング12により形成さ
れるスタフィングボックスから撤去し、シャフトの表
面、スタフィングボックス、壁12を必要に応じてほこ
りや腐食から取り除く。その後、カートリッジとしてシ
ール構造を注意深く挿入し、ライナー組成体の内径部分
110の外径壁をハウジング12の壁により形成された
スタフィングボックス内に嵌合させる一方、同時にスリ
ーブ32をシャフト16上に嵌合させる。Oリング56
がシャフト16に沿うスリーブ32のスライド可能性を
妨害しないようにする。
【0070】その後、シール構造カートリッジ10をラ
イナー組成体の外径フランジ部分120をハウジング1
2の径壁に係合させると同時にOリング122を圧縮し
てその間をシールさせるまでシャフト16に沿ってスラ
イドさせる。
【0071】その後、ボルトをグランドプレート30と
ライナー組成体の外径フランジ部分120を介して適当
な孔内に挿入し、ハウジング12の径壁内の螺刻孔15
0内にねじ込む。ボルト148はシール構造カートリッ
ジ10の固定部分をハウジング12に対して固定する一
方、スリーブ組成体32を、保持器90と一次リング3
6,64と共に自由に軸方向に移動させシャフトと共に
回転させる。
【0072】スリーブ組成体32とスリーブ48に接続
された保持器90の位置を固定するスペーサ144によ
りスリーブ組成体32の軸方向心取りを再度実行する。
スペーサ144はシャフト16に対して適当な軸方向位
置に孔142を位置決めすることによってシャフト16
の小さな回転がカラー52の孔142をシャフト16内
の螺刻孔146上に配置させるようにする。
【0073】その後、止めねじ140をカラー52の孔
142とスリーブの薄い部分150内の孔内に挿入し、
螺刻孔146内にねじ込み、シャフト16に対してカラ
ー52とスリーブ組成体32の位置を固定する。その
後、スペーサ144をキャップねじ(図示せず)のねじ
をゆるめることによって除去し、シャフトをハウジング
に対して自由に回転させる。
【0074】シール構造10を動作させるにはユーザ
は、緩衝流体として窒素や貴ガスの一つのような比較的
不活性のガス源を設けることが必要である。ガスは少な
くとも10psi だけ最大処理流体圧を上回る圧力で供給
すべきである。緩衝ガスの圧力は最大処理流体圧力をず
っと大きな価だけ上回るようにすることができる。その
場合には圧力を所望レベルまで低下させるためにレギュ
レータが必要となるかもしれない。緩衝ガスの供給は給
入ポート134内に連続的に噴射した後、ガスは接続通
路136を介して中間室26に入る。
【0075】シャフトの回転中、保持器90、一次リン
グ36,64およびスリーブ32から成る組成体はシャ
フト16内で回転する。ハウジング12に対して固定さ
れた回転要素と固定要素の間の直接界面点のみがそれぞ
れのシール22,24のシール面38,42と62,6
6間の界面にある。即ち、嵌合リングシール面42,6
2が固定されたままである一方、一次リング面38,6
6はそれに対して回転する。
【0076】ハウジング内の最大処理流体圧とハウジン
グ外部の周囲環境の圧力(通常は大気圧)を共に上回る
圧力で緩衝ガスの定常的な流れを中間室26内へ導入す
ると緩衝ガスは、シャフト回転中にシール面により形成
された隙間内へ押し込まれる。かくして、シール22の
シール面38,42を横切る漏れのみが、中間室26か
らハウジング室18内へ至るガス漏れであり、シール2
4のシール面62,66を横切って中間室26から大気
20のような周囲環境に入る。
【0077】シール面どうしの間の実際の接触はシャフ
ト回転中回避されるべきであるが、シール面どうしの間
に発展する隙間は各シール22、24を介する緩衝流体
のごく僅かの漏れを維持するに十分な程小さい。2組の
シール面間の直接の界面は、ハウジングにより含まれる
処理流体と中間室間の一方のシールと、中間室とハウジ
ング外部の周囲環境間の他方シールのシール能力を維持
する。
【0078】好適例では、嵌合リングシール面42上の
螺旋溝44もまた中間室26から処理流体室18内へ緩
衝ガスを汲み移す。螺旋溝44のポンプ作用と緩衝ガス
圧は共働してシール22を横切る漏れ全体を所望方向に
維持し、毒性又は腐食性処理流体の中間室26内への逃
れを防止するようにすることが理想的である。更に、た
とい一定の処理流体が誤って中間室内へ漏れても、他方
向への緩衝ガスの正圧は、処理流体を室18内へ逆噴射
する傾向を有することになろう。
【0079】シール装置の形は、正緩衝ガス圧と共に処
理流体の大気への漏れの大部分のを防止する。シールの
一つが故障しても、中間室26内でガス圧を継続的にモ
ニターしているから圧力が所定レベル以下に落ちた場
合、システムを停止する必要が報知されるから処理流体
が漏れる恐れはない。例えば、もしシール22,24の
一方が故障した場合には、中間室内に即座に圧力の低下
が生じ、システムは停止し、シャフト16の回転は中断
する。もしシール22が故障した場合には、システムの
停止はスタティックシールがシールリング面62のダム
76により与えられるから中間室26から処理流体が逃
れることはないであろう。逆に、もしシール24が故障
した場合、シールリング面42のダム46によって与え
られるスタティックシールは,処理流体の中間室への進
入を防止し、緩衝ガスのみが中間室から逃れることを可
能にする。
【0080】本発明のシール構造の使用により提供され
る利点は、オイルのような汚い、処理流体を汚染させる
恐れのある「ウエット」緩衝流体をなくすることができ
る点である。更に、オイル潤滑剤は高価である。
【0081】対照的に、本発明の好適例は、潤滑剤とし
てガスを有する乾式運転シールである。螺旋溝を装備す
ると、シール面が分離して面どうしの間に隙間をつくり
だし、非接触形式のシールを使用する結果、シールの寿
命は長くなり、接触摩擦より生ずる発熱は小さくなる。
【0082】シール面を介し同面を横切る緩衝ガスの僅
かだが定常的な流れは冷媒として作用しシール面どうし
の間の粘性せん断により発生する熱を何れも除去する。
かくして、摩擦熱の問題は発生しないから緩衝流体をシ
ール領域を横切って循環させることは必要でない。
【0083】毒性処理流体と共に使用するために窒素を
緩衝ガスとして使用することは環境規制と当局により認
められている。更に、シールが故障すると直ちに装置が
停止するから、本発明によるシール装置は毒性流体の流
れを不断にモニターすることなく使用することができ
る。
【0084】本発明のシール構成は大部分のポンプを含
め種々のシール用途に使用することができる。例えばシ
ールはシールリングのすぐ周りのハウジング内の空間を
排気するリペラーポンプと共に使用することにより、少
なくとも部分的な真空を提供することができる。
【0085】窒素の「消費」即ち、ハウジング室内への
窒素の噴射はリペラーによりひきおこされる部分真空が
窒素ガス緩衝圧を低くすることができるからリペラー内
で小さくなる。だが、リペラー室と中間室間の圧力差を
ほぼ10psi に維持することが望ましい。
【0086】以上、本発明の好適例を示したが、請求範
囲の範囲を逸脱せずに種々の変更を同例に施すことがで
きることを理解されたい。
【0087】
【図面の簡単の説明】
【0088】
【図1】 本発明の好適例を組み込んだハウジングとシ
ャフトの軸方向断面図である。
【0089】
【図2】 本発明の好適例のもう一方のシールリングの
断面図である。
【0090】 符号の説明 10・・・シール 12・・・ハウジング 16・・・シャフト 14・・・シャフト通路 20・・・周囲環境 36・・・回転シールリング 40・・・固定シールリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適例を組み込んだハウジングとシ
ャフトの軸方向断面図である。
【図2】 本発明の好適例のもう一方のシールリングの
断面図である。
【図3】 本発明の好適例の他方のシールリングの断面
図である。
【符号の説明】 10 シール 12 ハウジング 16 シャフト 14 シャフト通路 20 周囲環境 36 回転シールリング 40 固定シールリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ ピー.ネッツェル アメリカ合衆国、イリノイ州 60077、ス コキー、ワシントン ストリート 5237

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングを貫いて延びる回転シャフト
    に沿うハウジング内の加圧処理流体の漏れをシールする
    シール装置において、 ハウジングに対するシール接続用の固定シールリング
    と、シャフトに対するシール接続用回転シールリングと
    を含み、前記各リングが同リングの一方の面と相対的に
    回転し嵌合する関係に環状の全体として径方向のシール
    面を備えるようになった第1の回転機械端面シールと;
    ハウジングに対するシール接続用の固定シールリング
    と、シャフトに対するシール接続用回転シールリングと
    を含み、前記各リングが同リングの一方の面と相対的に
    回転する嵌合シール関係に環状の全体として径方向のシ
    ール面を備えるようになった第2の回転機械端面シール
    と;を備え、 前記第1と第2の回転機械端面シールがシャフトに沿っ
    て軸方向に隔てられて前記ハウジングによりその間に中
    間室を形成するように形成され、前記シールの各々がリ
    ングの一方を他方側に偏倚させ前記シールリングの各々
    の環状シール面を前記相対的に回転するシール関係に維
    持し、 前記相対的に回転する前記第1端面シールのシールリン
    グが、前記中間室にさらされる前記シール面の一つの環
    状円周を備え、前記シール面の他方の環状円周が前記ハ
    ウジング外部の周囲環境にさらされ;前記中間室が、前
    記第1の回転機械端面シールの相対的に回転する嵌合シ
    ール面のみを横切って、加圧処理流体を含む前記ハウジ
    ングの内部と連通し、前記中間室が前記第2の回転機械
    端面シールの相対的に回転する嵌合シール面のみを横切
    ってハウジング外部の周囲環境と連通し;前記中間室が
    前記第1の回転機械端面シールリングの環状シール面の
    円周に存在する前記処理流体圧を上廻る圧力で相対的不
    活性ガス源に接続される手段を含む;ことを特徴とする
    前記シール装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の回転機械端面シールのリング
    の一方の径面が中間室内の相対的不活性ガスにさらされ
    る前記円周からハウジング内の処理流体にさらされる円
    周方向へ一部延び、前記シール面上にハウジング内の処
    理流体にさらされる前記円周に隣接する環状ダムを形成
    する複数の螺旋溝を備える請求項1のシール装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の回転機械端面シールの螺旋溝
    が、シャフト回転中に相対的不活性ガスを中間室から第
    1の回転機械端面のシール面を横切ってハウジング内の
    処理流体内へ汲移す請求項2のシール装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の回転機械端面シールのリング
    の一方のシール上の螺旋溝が、前記シールリング面の外
    径から内径方向へ延び、前記ダムがシールリング面の内
    径に隣接する請求項2のシール装置。
  5. 【請求項5】 前記回転機械端面シールのリングの一方
    のシール面上の螺旋溝が前記固定シールリング上に形成
    される請求項2のシール装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の回転機械端面シールのリング
    の一方の径面が前記中間室にさらされた円周から一部前
    記ハウジング外部の周囲環境にさらされた円周方向に延
    びハウジング外部の周囲環境にさらされた円周に隣接す
    る環状ダムを形成する複数の螺旋溝を備える請求項1の
    シール装置。
  7. 【請求項7】 前記回転機械端面のリングの一方のシー
    ル面上の螺旋溝が、前記シールリング面の外径から内径
    方向へ延び、ダムがシールリング面の内径に隣接する請
    求項6のシール装置。
  8. 【請求項8】 前記回転機械端面シールのリングの一方
    のシール面上の螺旋溝が前記固定シールリング上に形成
    される請求項6のシール装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の回転機械端面のリングの一方
    の径面が前記中間室にさらされた円周から一部前記ハウ
    ジング外部の周囲環境にさらされた円周方向に延び、前
    記ハウジング外部の周囲環境にさらされた円周に隣接す
    る環状ダムを形成する複数の螺旋溝を備える請求項4の
    シール装置。
  10. 【請求項10】 前記回転機械端面のリングの一方のシ
    ール面上の螺旋溝がシールリング面の外径から内径方向
    に延び、ダムがシールリング面の内径に隣接する請求項
    9のシール装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の回転機械端面シールのリン
    グの一方のシール面上の螺旋溝が前記固定シールリング
    上に形成される請求項9のシール装置。
  12. 【請求項12】 前記第1と第2の回転機械端面シール
    の各々についてリングの一方を他方へ向けて偏倚させる
    前記手段が、一次リングの各々を前記一次リングの双方
    の中心位置から外側方向へ偏倚させる共通ばねより成る
    請求項1のシール装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のシールのシールリングの一
    方のシール面が、更に、前記面上に前記ハウジング内の
    処理流体にさらされた円周に隣接する環状ダムを形成す
    る請求項8のシール装置。
  14. 【請求項14】 前記螺旋溝が前記第1のシールの一方
    のリング面上に配置され前記中間室内の相対的に不活性
    のガスにさらされたリング円周から延び、前記溝が前記
    相対的に不活性のガスを中間室から第1のシールのシー
    ル面を横切ってハウジング内の処理流体内へ汲移す形と
    深さを有する請求項8のシール装置。
  15. 【請求項15】 前記第2のシールのリングの径面がハ
    ウジング外部の周囲環境にさらされた円周に隣接する環
    状ダムを形成する請求項10のシール装置。
  16. 【請求項16】 前記シールのリング上の溝が前記固定
    シールリング上に形成される請求項8のシール装置。
  17. 【請求項17】 前記相対的に不活性のガスが窒素、二
    酸化炭素、空気又は貴ガスの一つの群から取られる少な
    くとも一つのガスより成る請求項8のシール装置。
  18. 【請求項18】 前記第1と第2のシールがカートリッ
    ジとして予め組立られ取り付けられる請求項1のシール
    装置。
  19. 【請求項19】 加圧処理流体を含むハウジング内を貫
    通する回転シャフトに沿ってシールする螺旋溝シール装
    置において、 軸方向に隔てられ第1と第2の回転機械端面シールがハ
    ウジングと共に中間室を形成し、それぞれのシールがハ
    ウジングに固定された固定リングにより提示される全体
    として径方向に延びる対向するシール面と、シャフトと
    共に回転する回転リングと、 その面を一部横切って環状シールリング面の一方のリン
    グ円周から内側方向にその他方リング円周方向へ延びる
    複数の汲移し螺旋溝を有する第1と第2のシールのリン
    グの一方のシール面と、各シールの各リングのシール面
    を互い方向へ偏倚させる手段と;を備え;前記第1のシ
    ールが、ハウジング内に含まれる前記処理流体に隣接配
    置され、第1のシールリング面の環状円周が処理流体に
    さらされ、第1のシールリング面の他方の環状円周が、
    前記中間室内に含まれる相対的に不活性のガスにさらさ
    れることによって、中間室内の相対的に不活性のガスの
    高圧が処理流体が前記ハウジングから前記第1シールの
    シールリング面を横切って中間室内へ移行することを妨
    げ、 前記中間室が、第1の回転機械端面シールリングの環状
    シール面の円周に存在する処理流体の圧力を上廻る圧力
    で相対的に不活性のガス源に接続される手段を備え;前
    記第2のシールが中間室と、ハウジング外部の周囲環境
    に隣接し、環状シールリング面の第1の円周が、前記中
    間室内の相対的に不活性のガスにさらされ、環状シール
    リング面の第2の円周がハウジング外部の周囲環境にさ
    らされることによって、シャフト回転中、中間室内に含
    まれる相対的に府活性のガスのみが、第2シールのシー
    ルリング面を横切って周囲環境内へ漏れて処理流体の装
    置外への漏れを防止する;ことを特徴とする前記螺旋
    溝。
  20. 【請求項20】 ハウジング壁を貫通する回転シャフト
    に沿ってハウジング内の加圧処理流体の漏れをシールす
    る方法において;ハウジングに対する接続をシールする
    固定シールリングを含む第1の回転機械端面シールと、
    シャフトに対する接続をシールする回転シールリングを
    設け、上記各リングが環状の全体として径方向のシール
    面を前記リングの他方の面と相対的に回転する嵌合シー
    ル関係に備え;ハウジングに対するシール接続用の固定
    シールリングを含む第2の回転機械端面シールと、シャ
    フトに対するシール接続用の回転シールリングとを設
    け、前記各リングが環状の全体として径方向のシール面
    を前記リングの他方の面と相対的に回転する嵌合シール
    関係に有することによって中間室を形成し;相対的に不
    活性のガスを相対的不活性ガス源を流体連通する通路を
    介して前記中間室内へ導入し、前記相対的に不活性のガ
    スがそれにさらされる前記第1の回転機械端面シールリ
    ングの環状シール面の円周における処理流体の圧力を上
    廻る圧力で中間室内に含まれることによって;前記相対
    的不活性ガスを中間室から前記相対的に回転する第1の
    回転機械端面シールの嵌合シール面を横切って前記ハウ
    ジング内へ流入させ;前記相対的不活性ガスを中間室か
    ら第2の回転機械端面シールの相対的に回転する嵌合シ
    ール面を横切ってハウジング外部の周囲環境内へ流入さ
    せる;段階より成る前記方法。
  21. 【請求項21】 前記相対的不活性ガス源が中間室に対
    して窒素、二酸化炭素、空気、又は貴ガスの一つの群の
    中からとられる少なくとも一つのガスより成る請求項2
    0の方法。
  22. 【請求項22】 前記第1と第2のシールが取付け前に
    カートリッジとして共に予め組立られる請求項20の方
    法。
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