JPH0745200Y2 - シガレットのフイルタ取付け装置 - Google Patents

シガレットのフイルタ取付け装置

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JPH0745200Y2
JPH0745200Y2 JP1990091619U JP9161990U JPH0745200Y2 JP H0745200 Y2 JPH0745200 Y2 JP H0745200Y2 JP 1990091619 U JP1990091619 U JP 1990091619U JP 9161990 U JP9161990 U JP 9161990U JP H0745200 Y2 JPH0745200 Y2 JP H0745200Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シガレット本体とフイルタチップをチップペ
ーパによって接合するフイルタ取付け装置に関する。さ
らに特定すれば、本考案は上記のシガレット本体とフイ
ルタチップの外周に巻付けられ糊剤によって接着される
チップフイルタの接着を確実におこなうことができるシ
ガレットのフイルタ取付け装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、フイルタ付のシガレットを製造する場合に
は、第7図に示すように、たばこの葉を巻いた「巻」と
称されるシガレット本体AをフイルタチップBの両側に
配置し、このフイルタチップBの外周およびシガレット
本体Aの基端部の外周に糊剤を塗布したチップペーパC
を巻付け、このチップペーパCによって2本のシガレッ
ト本体AとフイルタチップBを接合し、「ダブル巻」と
称される製品を製造する。そして、この後、上記のダブ
ル巻WをフイルタチップBの中央部で切断して2本のフ
イルタ付きシガレットが製造される。
このような方法でシガレットを連続的に製造する場合に
は、帯状のチップペーパを連続的に供給し、この帯状の
チップペーパの片面に糊剤を塗布し、この後この糊剤の
塗布されたチップペーパを所定の長さに切断し、第7図
に示すようにこの切断されたチップペーパの縁部をフイ
ルタチップBおよびシガレット本体Aの周面の一部に接
着し、この後これらを巻付けドラムとこの周面に対向し
た転動部材との間で転動させ、このチップペーパをこの
フイルタチップおよびシガレット本体の周囲に巻き付け
て接着する。この場合、この巻付けドラムを加熱してお
き、このチップペーパの糊剤を乾燥する。
ところで、上記のチップペーパに糊剤を塗布する場合、
この塗布する糊剤の粘度が高いとこれを均一に塗布する
ことが困難となる。また、この塗布する糊剤の粘度が低
いとフイルタチップやシガレット本体に巻き付けたチッ
プペーパが糊剤が乾燥する前に剥がれてしまうことがあ
り、特にこの巻き付けたチップペーパの両端縁部が重な
った巻終い部で剥がれが生じやすい。このようなフイル
タ取付け装置では、このチップペーパが特にその巻終い
部で確実に接着されることが重要な事項である。
このような不具合を防止するために、「特開昭57−9918
6号公報」に開示されているような技術がある。このも
のは、糊剤を塗布したチップペーパを乾燥ドラムによっ
て加熱乾燥し、塗布された糊剤を所定の程度まで乾燥さ
せ、この糊剤の粘度を高くし、このチップペーパの剥が
れを防止するものである。
しかし、このチップペーパの巻終い部の接着を確実にす
るには、上記のような糊剤の粘度調整だけでは不十分で
あった。また、上記のような従来の装置では、装置を一
時停止した場合等に、チップペーパ上に塗布された糊剤
が上記の乾燥ドラムの加熱によって完全に乾燥してしま
い、この装置を再度起動する場合にはこの糊剤が乾燥し
た部分のチップペーパを除去し、このチップペーパを再
度ローデイングする必要があり作業が非能率的になる等
の不具合も生じる。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の以上の事情に基づいてなされたもので、チップ
ペーパ、特にその巻終い部を確実に接着してこの巻終い
部の剥がれを確実に防止することができるフイルタ取付
け装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段とその作用] 本考案の装置は、帯状のチップペーパの片面に糊剤を塗
布する糊剤塗布機構と、この糊剤が塗布されたチップペ
ーパを所定の長さに切断する切断機構と、この切断され
たチップペーパをフイルタチップとシガレット本体との
周囲に巻回してこれらを接合する巻付け機構とを備えた
フイルタ取付け装置において、上記の巻付け機構には、
周面にシガレット本体およびフイルタチップを負圧によ
り吸着保持することができる加熱巻付けドラムと、この
加熱巻付けドラムの周面の一部に対向して配置され回転
するこの加熱巻付けドラムとの間で上記のシガレット本
体、フイルタチップおよびチップペーパを転動させ、こ
のチップペーパをシガレット本体およびフイルタチップ
の周面に巻付けてこれらを接合する転動部材とを備えて
おり、この転動部材の端部のうち上記加熱巻付けドラム
の回転方向下流側端部は、これらの間で転動したダブル
巻のチップペーパの巻終い部がこの加熱巻付けドラムの
周面に対向する位置に対応して配置されており、チップ
ペーパの巻終い部がこの加熱巻付けドラムの周面に対向
した状態でこのダブル巻の転動が停止するように構成さ
れ、また、この転動部材に対して上記加熱巻付けドラム
の回転方向下流側に位置しこの加熱巻付けドラムの周面
に対向してヒータブロックを配置したものである。
したがって、上記の加熱巻付けドラムと転動部材との間
でダブル巻が形成されるが、このダブル巻はそのチップ
ペーパの巻終い部が加熱巻付けドラムの周面に対応した
状態で上記の転動部材の終端部に達してこの転動部材か
ら離れ、その転動が停止する。よって、このダブル巻
は、そのチップペーパの巻終い部が加熱巻付けドラムの
周面に押圧されたままの状態で保持され、この間にチッ
プペーパの巻終い部が確実に接着し、かつ糊料の乾燥が
進行する。そして、このようにチップペーパの巻終い部
が接着されたダブル巻は、この加熱巻付けドラムと上記
のヒータブロックとの間を通過してこれらの両方からの
熱によって加熱され、そのチップペーパの巻終い部が加
熱巻付けドラムの周面に押圧された状態で糊剤が完全に
乾燥され、このチップペーパの巻終い部が剥がれてしま
うようなことが確実に防止される。
また、本考案の実施例によれば、このヒータブロックの
少なくとも一部と上記の加熱巻付けドラムの周面との間
の間隔は、これらの間を移動するダブル巻の外径より小
さく形成されている。したがって、このダブル巻はこの
ヒータブロックと加熱巻付けドラムとの間を移動する際
にこのヒータブロックによって押圧され、このチップペ
ーパの巻終い部が押圧されてより確実に接着、乾燥され
る。
さらに、本考案の実施例によれば、前記の糊剤塗布機構
に対して帯状のチップペーパの搬送方向上流側に位置し
てこのチップペーパを加熱する予備加熱機構が設けられ
ている。これにより、このチップペーパに糊剤が塗布さ
れる前にこのチップペーパ自体が加熱され、この加熱さ
れたチップペーパに糊剤が塗布され、その熱によりこの
糊剤が乾燥し、その粘性を増す。よって、このチップペ
ーパを巻きおよびフイルタチップに接着する際にこの粘
性によってより強く接着され、このチップペーパの巻終
い部の剥れがより確実に防止される。なお、この場合に
は最初に塗布する糊剤の粘性は低くても良いので、この
糊剤をより均一に塗布することができる。
[実施例] 以下、図を参照して本考案の実施例を説明する。第1図
はこのフイルタ取付け装置の要部を概略的に示す図であ
る。図中のCは帯状のチップペーパであって、このチッ
プペーパは図示しない供給装置から連続的に供給され
る。このチップペーパCは、予備加熱機構1を通過して
所定の温度に加熱された後、テンション調整機構8を介
して糊剤塗布機構2に送られる。この糊剤塗布機構2
は、糊剤槽5、供給ローラ4および転写ローラ3を備え
ており、この糊剤槽5内の糊剤は供給ローラ4を介して
転写ローラ3に送られ、この転写ローラ3によって走行
する帯状のチップペーパCの片面に塗布される。
この場合、このチップペーパCは予備加熱機構1で加熱
されて高温になっているので、塗布された糊剤の温度が
上昇してその粘度が低下し、この糊剤を均一に塗布する
ことができる。また、このチツプペーパは加熱されて乾
燥した状態であり、塗布された糊剤の水分を吸収すると
ともに、この加熱されたチップペーパの顕熱にによって
糊剤中の水分が蒸発し、この糊剤の粘度が高くなる。ま
た、この加熱機構1は、糊剤が塗布されていないチップ
ペーパのみを加熱するので、この装置が一時的に停止し
たような場合でも塗布した糊剤が完全に乾燥することは
ない。なお、この加熱機構1は比較的大面積のヒータブ
ロックから構成されており、チップペーパCに大きい面
積で接触し、効率的に熱を伝達するように構成されてい
る。したがって、このヒータブロックの温度は比較的低
温でよく、装置が一時的に停止している期間中、このヒ
ータブロックにチップペーパが接触していても、このチ
ップペーパが熱によって損傷されることはない。
そして、この糊剤が塗布されたチップペーパCは、サク
ションローラ6と切断ローラ7との間に送られ、この切
断ローラ7の外周面に設けられた切断刃7aによって所定
の長さに切断される。
また、接合すべきシガレット本体Aおよびフイルタチッ
プBは、図示しない供給機構からホッパドラム10に供給
される。このホッパドラム10の周面には、多数の保持部
材10aが配置されている。そして、これらの保持部材10A
上に第7図に示すように1本のフイルタチップBの両側
に2本のシガレット本体Aが供給され、これらは負圧に
よってこの保持部材10a上に所定の配置で保持される。
そして、上記の切断されたチップペーパCは、第7図に
示すように、その一端縁部がこのフイルタチップBとシ
ガレット本体Aの基端部に粘着される。そして、これら
はこのホッパドラム10の回転によって搬送され、加熱巻
付けドラム11上に受け渡される。
この加熱巻付けドラム11は、その周面に複数のサポート
部材13が設けられており、これらのサポート部材13の両
側は凹状の円筒面に形成されている。そして、上記のホ
ッパドラムから受け渡された上記のフイルタチップA、
シガレット本体B、およびらチップペーパCは、サクシ
ョン通路14,17を介して負圧によってこのサポート部材1
3のこのドラム11の回転方向上流側の面上に吸着保持さ
れる。
また、この加熱巻付けドラム11の周面に対向して転動部
材12が設けられている。この転動部材11は、アーム状を
なし、その先端部には上記の加熱巻付けドラム11の周面
に対応した円弧状の転動面12aが形成されている。そし
て、この受け渡されたフイルタチップB、シガレット本
体AおよびチップペーパCは、この加熱巻付けドラム11
の周面のサポート部材13に保持された状態でこの転動部
材12の転動面12aに当接して転動しながら搬送される。
そして、この転動によって、上記のチップペーパCがフ
イルタチップB、シガレット本体Aの周面に巻付けられ
て接着し、これらを一体化したいわゆるダブル巻Wが形
成される。このダブル巻Wは、上記の転動によってこの
加熱巻付けドラム11の周面上をその回転方向と反対方向
に転動し、隣接するサポート部材13の回転方向下流側の
面に当接保持される。この状態では、このダブル巻W
は、サクション通路18,15を介して負圧によって保持さ
れる。
また、上記の転動部材12の端部のうち加熱巻付けドラム
11の回転方向下流側端部、すわなち転動面12aの下流側
の端部は、転動した上記のダブル巻WのチップペーパC
の両端縁部が重ねられた部分、すなわち巻終い部Eがこ
の加熱巻付けドラム11の周面すなわちサポート部材13の
面に対向する位置に対応している。したがって、このダ
ブル巻Wは、この巻終い部Eがサポート部材13に対向し
た状態でこの転動面12aから離れて転動が停止する。
したがって、第3図に示すように、このダブル巻Wは、
そのチップペーパCの巻終い部Eがこの加熱巻付けドラ
ム11の周面のサポート部材13に押し付けられた状態で負
圧により吸着保持され、この状態で搬送されて乾燥、接
着され、この巻終い部Eが確実に接着され、その剥がれ
が防止される。
また、上記の転動部材12の加熱巻付けドラム11の回転方
向下流側に位置して、ヒータブロック20が設けられてい
る。このヒータブロック20は、上記の加熱巻付けドラム
11の周面に対向した円弧状の押圧面20aを備え、この押
圧面20aが上記の加熱巻付けドラム11の周面に所定の間
隙をもって対向するように配置されている。また、この
ヒータブロック20内にはヒータ21が内蔵され、このヒー
タブロック20を所定の温度に加熱するように構成されて
いる。
このヒータブロック20は、第4図および第5図に示すよ
うに、支持部材22によって保持されている。この支持部
材22は、支持アーム26を介して、この装置の基台側に取
り付けられている。そして、上記のヒータブロック20の
背面側からは複数の取り付けボルト23が突設され、これ
らの取り付けボルト23は上記の支持部材22を摺動自在に
貫通している。そして、これらの取り付けボルト23には
ダブルナット24が螺合されている。また、このヒータブ
ロック20と支持部材22との間にはスプリング25が介装さ
れ、このスプリング25によってこのヒータブロック20が
加熱巻付けドラム11の周面に近接する方向に付勢されて
いる。なお、上記の取り付けボルト23にはダブルナット
24が螺合しているので、このダブルナット24を螺進させ
ることにより、このヒータブロック20の位置を調整でき
るように構成されている。
また、このヒータブロック20の押圧面20aの少なくとも
一部と加熱巻付けドラム11の周面との間の間隙はこれら
の間を搬送されるダブル巻Wの直径より小さく設定され
ている。この実施例では、第6図に示すように上流側す
なわち入口側の間隙H1はダブル巻Wの直径dより大き
く、また下流側すなわち出口側の間隙H2はこのダブル巻
Wの直径dより小さく形成されている。
この加熱巻付けドラム11の周面のサポート部材13に保持
されたダブル巻Wは、この加熱巻付けドラム11の周面と
ヒータブロック20の押圧面20aとの間に導入され、これ
らの間を通過する間に加熱巻付けドラム11とヒータブロ
ック20の両方から加熱されて糊剤が乾燥する。また、こ
れらの間の間隙は上記のように設定されているので、こ
のダブル巻Wはこの間隙内に円滑に導入され、途中でこ
のヒータブロック20の押圧面20aに当接して摺動し、こ
のダブル巻Wはこのヒータブロック20によってこの加熱
巻付けドラム11にそのチップペーパCの巻終い部Eが押
圧される。したがって、このチップペーパCの巻終い部
Eが剥がれることなく確実に接着される。
なお、この場合、上記のヒータブロック20と支持部材22
との間にはスプリング25が介装されており、このヒータ
ブロック20はこのスプリング25の付勢力に抗して後退自
在であり、このダブル巻Wの直径に誤差がある場合でも
この誤差を吸収し、このヒータブロック20は所定の圧力
でこのダブル巻Wを押圧する。
なお、本考案は上記の実施例には限定されない。たとえ
ば、上記のヒータブロックと加熱巻付けドラムの周面と
の間の間隙は、必ずしも上記のように設定されている必
要はない。たとえば、これらの間の間隙はすべての部分
でダブル巻の直径より大きくしてもよい。この場合に
は、このヒータブロックはダブル巻の乾燥のみを行う
が、このような場合でもチップペーパの巻終い部の接着
はより確実となる。
また、上記のヒータブロックの構成等も必ずしも上記の
実施例には限定されない。たとえば、上記の実施例で
は、ヒータブロックとその支持部材との間にスプリング
を介装し、このスプリングによってこのヒータブロック
をダブル巻に押圧するように構成したが、このようなス
プリングは必ずしも設ける必要はない。
[効果] 上述の如く本考案は、加熱巻付けドラムと転動部材との
間で形成されたダブル巻はそのチップペーパの巻終い部
が加熱巻付けドラムの周面に対応した状態で上記の転動
部材の終端部に達してこの転動部材から離れ、その転動
が停止する。よって、このダブル巻は、そのチップペー
パの巻終い部が加熱巻付けドラムの周面に押圧されたま
まの状態で保持され、糊料の乾燥が進行する。そして、
このようにチップペーパの巻終い部が接着されたダブル
巻は、この加熱巻付けドラムと上記のヒータブロックと
の間を通過してその巻終い部が加熱巻付けドラムの周面
に押圧された状態でこれらの両方からの熱によって加熱
され、糊剤が完全に乾燥され、このチップペーパの巻終
い部等の剥がれが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示し、第1図
は要部全体の概略的な側面図、第2図は転動部材の部分
を拡大して示す側面図、第3図はサポート部材に保持さ
れたダブル巻の状態を拡大して示す側面図、第4図は第
1図のIV−IV矢視図、第5図は第1図のV−V線に沿う
断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図であ
る。また、第7図は、ダブル巻の構成を説明する斜視図
である。 1……予備加熱機構、2……糊剤塗布機構、10……供給
ドラム、11……加熱巻付けドラム、12……転動部材、12
a……転動面、20……ヒータブロック、20a……押圧面、
22……支持部材、23……ボルト、25……スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾崎 敏之 東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)考案者 宮崎 優 栃木県宇都宮市清原工業団地10 日本たば こ産業株式会社北関東工場内 (56)参考文献 特公 昭43−21599(JP,B1) 特公 昭47−34160(JP,B1) 実公 昭62−16877(JP,Y2)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルタチップとシガレット本体とをチッ
    プペーパによって接合しこれらが一体化したダブル巻を
    製造する装置であって、帯状のチップペーパの片面に糊
    剤を塗布する糊剤塗布機構と、この糊剤が塗布されたチ
    ップペーパを所定の長さに切断する切断機構と、この切
    断されたチップペーパをフイルタチップとシガレット本
    体との周囲に巻回してこれらを接合する巻付け機構とを
    備えたものにおいて、上記の巻付け機構は、周面にシガ
    レット本体およびフイルタチップを負圧により吸着保持
    することができる加熱巻付けドラムと、この加熱巻付け
    ドラムの周面の一部に対向して配置され回転するこの加
    熱巻付けドラムとの間で上記のシガレット本体、フイル
    タチップおよびチップペーパを転動させ、このチップペ
    ーパをシガレット本体およびフイルタチップの周面に巻
    付けてこれらを接合する転動部材とを備えており、この
    転動部材の端部のうち上記加熱巻付けドラムの回転方向
    下流側端部は、これらの間で転動したダブル巻のチップ
    ペーパの巻終い部がこの加熱巻付けドラムの周面に対向
    する位置に対応して配置され、このチップペーパの巻終
    い部がこの加熱巻付けドラムの周面に対向した状態でこ
    のダブル巻の転動が停止するものであり、また、この転
    動部材に対して上記加熱巻付けドラムの回転方向下流側
    に位置しこの加熱巻付けドラムの周面に対向して配置さ
    れるとともにこの加熱巻付けドラムに保持されたダブル
    巻を転動させずに周囲からこれを加熱するヒータブロッ
    クを備えていることを特徴とするシガレットのフイルタ
    取付け装置。
  2. 【請求項2】少なくとも前記ヒータブロックの一部と前
    記加熱巻付けドラムの周面との間の間隔は、前記のダブ
    ル巻の外径より小さく形成され、このヒータブロックに
    よって上記の加熱巻付けドラムの周面に保持されたダブ
    ル巻がこの加熱巻付けドラムの周面に押圧されることを
    特徴とする請求項1記載のシガレットのフイルタ取付け
    装置。
  3. 【請求項3】前記のヒータブロックと前記の加熱巻付け
    ドラムの周面との間の間隔を調整する機構が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のシガレットのフイ
    ルタ取付け装置。
  4. 【請求項4】前記の糊剤塗布機構に対して、前記帯状の
    チップペーパの搬送方向上流側に位置してこのチップペ
    ーパを加熱する予備加熱機構が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のシガレットのフイルタ取付け装
    置。
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