JPH0745182Y2 - 鮎友釣り用逆針 - Google Patents
鮎友釣り用逆針Info
- Publication number
- JPH0745182Y2 JPH0745182Y2 JP1986086341U JP8634186U JPH0745182Y2 JP H0745182 Y2 JPH0745182 Y2 JP H0745182Y2 JP 1986086341 U JP1986086341 U JP 1986086341U JP 8634186 U JP8634186 U JP 8634186U JP H0745182 Y2 JPH0745182 Y2 JP H0745182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- ayu
- fishing
- harris
- spiral body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 この考案は、鮎の友釣りに際して使用する逆針の改良に
関するものである。
関するものである。
鮎の友釣りに際しては、ハリスの端部に鮎掛け針を取り
付けるとともに、鮎掛け針からやや入り込んだ位置に、
逆針を配置させた構成の仕掛が多く使用されているので
あるが、このような一般的な逆針を使用した仕掛には、
次のような欠点がみられるのてでる。
付けるとともに、鮎掛け針からやや入り込んだ位置に、
逆針を配置させた構成の仕掛が多く使用されているので
あるが、このような一般的な逆針を使用した仕掛には、
次のような欠点がみられるのてでる。
すなわち、鮎の友釣りに際しては、鮎掛け針を、オトリ
鮎の尾ビレの直後に配置させた状態にするため、仕掛を
形成する場合には、硬めのハリスを使用するのが一般的
である。しかし、硬めのハリスを使用した場合には、ハ
リスのこしが強い為、野鮎が掛け針に接触した瞬間に掛
け針がハネてしまい、野鮎の掛りを悪くすることになる
のである。このような現象を防止しようとすれば、軟ら
かいハリスを使用すればいいのであるが、その場合にあ
っては、ハリスのこしが弱いため、鮎掛け針が垂れ下が
りがちとなり、野鮎を巻き込んだ形となって、腹掛りの
機会を多く、オトリ鮎としての利用を不可能にすると同
時に、石スレによる針先の鈍化や根掛りの機会を多くす
ることになるのである。
鮎の尾ビレの直後に配置させた状態にするため、仕掛を
形成する場合には、硬めのハリスを使用するのが一般的
である。しかし、硬めのハリスを使用した場合には、ハ
リスのこしが強い為、野鮎が掛け針に接触した瞬間に掛
け針がハネてしまい、野鮎の掛りを悪くすることになる
のである。このような現象を防止しようとすれば、軟ら
かいハリスを使用すればいいのであるが、その場合にあ
っては、ハリスのこしが弱いため、鮎掛け針が垂れ下が
りがちとなり、野鮎を巻き込んだ形となって、腹掛りの
機会を多く、オトリ鮎としての利用を不可能にすると同
時に、石スレによる針先の鈍化や根掛りの機会を多くす
ることになるのである。
この考案は、このような鮎の友釣り使用する逆針の改良
に関するものであって、針部の背部に、ハリスを挿通さ
せ得る形の螺旋体を取り付けることによってハリスを支
持し得るようにし、これによって、従来の構成のものに
みられた上記のような欠点を除去しようとするものであ
る。
に関するものであって、針部の背部に、ハリスを挿通さ
せ得る形の螺旋体を取り付けることによってハリスを支
持し得るようにし、これによって、従来の構成のものに
みられた上記のような欠点を除去しようとするものであ
る。
図面にもとづいて、この考案に係る鮎友釣り用逆針の構
成を説明すると、逆針本体１は、第１図並びに第２図に
示すとおり、針２、ハリス４を挿通させ得る内径を有す
る螺旋体５より形成せられており、針２の軸部に螺旋体
５を沿わせた状態として固定した構成となっているので
ある。
成を説明すると、逆針本体１は、第１図並びに第２図に
示すとおり、針２、ハリス４を挿通させ得る内径を有す
る螺旋体５より形成せられており、針２の軸部に螺旋体
５を沿わせた状態として固定した構成となっているので
ある。
すなわち、針２は、第２図に示す通り、針先部６、フト
コロ部７、並びに軸部８より形成せられており、逆針本
体１の形成に際しては、ハリス４を内部に挿通させ得る
内径を有する螺旋体５を針２の軸部８に沿わせた状態と
した後、接着剤９で固定することによって形成せられた
構成となっているのである。なお、逆針本体を形成する
に際して使用する螺旋体５は、第２図に示す通り、目詰
まり状のものが使用せられており、従って、針２への取
り付けに際して接着剤９を使用しても、螺旋体５の内側
に接着剤が入り込むといったことはなく、螺旋体５の内
部にハリス４を挿通させ得る状態となっているのであ
る。
コロ部７、並びに軸部８より形成せられており、逆針本
体１の形成に際しては、ハリス４を内部に挿通させ得る
内径を有する螺旋体５を針２の軸部８に沿わせた状態と
した後、接着剤９で固定することによって形成せられた
構成となっているのである。なお、逆針本体を形成する
に際して使用する螺旋体５は、第２図に示す通り、目詰
まり状のものが使用せられており、従って、針２への取
り付けに際して接着剤９を使用しても、螺旋体５の内側
に接着剤が入り込むといったことはなく、螺旋体５の内
部にハリス４を挿通させ得る状態となっているのであ
る。
上記は、螺旋体５への針２の取り付けに際して、螺旋体
５の中間位置に針２の軸部を配置させた場合であるが、
この構成の別実施例としては、第５図に示す通り、針２
の軸部８におけるチモト側だけに螺旋体５を延出させた
構成とすることも可能である。
５の中間位置に針２の軸部を配置させた場合であるが、
この構成の別実施例としては、第５図に示す通り、針２
の軸部８におけるチモト側だけに螺旋体５を延出させた
構成とすることも可能である。
この考案に係る鮎友釣り用逆針本体１は、上記のような
構成であって、次のような効果をもつものである。
構成であって、次のような効果をもつものである。
すなわち、この考案に係る鮎友釣り用逆針本体１は、第
３図並びに第４図に示す通り、螺旋体５を適当な長さに
引延した後、螺旋体５内にハリス４を挿通させた状態と
して使用せられるのであるが、これにより、軟らかいハ
リスを使用した場合にあっても、ハリスが螺旋体によっ
て支持せられた形となるため、鮎掛け針をオトリ鮎の尾
ビレの理想的な個所に位置させることが可能となり、野
鮎の掛りを良くすると同時に、背掛りの確率を著しく向
上させ得るという利点があるのである。
３図並びに第４図に示す通り、螺旋体５を適当な長さに
引延した後、螺旋体５内にハリス４を挿通させた状態と
して使用せられるのであるが、これにより、軟らかいハ
リスを使用した場合にあっても、ハリスが螺旋体によっ
て支持せられた形となるため、鮎掛け針をオトリ鮎の尾
ビレの理想的な個所に位置させることが可能となり、野
鮎の掛りを良くすると同時に、背掛りの確率を著しく向
上させ得るという利点があるのである。
また、逆針本体とハリスとの係合が、螺旋体によってな
される構成となっているため、螺旋体の引延しを少なく
することによって、完全な移動式とすることも出来る
し、また、その引延しを多くすることによって、半移動
式とすることも出来るという便利さがあるのである。
される構成となっているため、螺旋体の引延しを少なく
することによって、完全な移動式とすることも出来る
し、また、その引延しを多くすることによって、半移動
式とすることも出来るという便利さがあるのである。
さらに、オトリ鮎への係合が、螺旋体によってなされた
状態となっているため、ハリスが常に鮎の脇部にピッタ
リと沿い、釣り中における逆針のカラはずれを防止し得
るという利点があるし、また、逆針の軸部の外径が太く
なっているため、摘み易く、おとり鮎への取り付けを確
実、かつ、迅速に行い得るという利点があるのである。
状態となっているため、ハリスが常に鮎の脇部にピッタ
リと沿い、釣り中における逆針のカラはずれを防止し得
るという利点があるし、また、逆針の軸部の外径が太く
なっているため、摘み易く、おとり鮎への取り付けを確
実、かつ、迅速に行い得るという利点があるのである。
添付図面は、この考案の一実施例を示すものであって、
第１図は鮎掛け針の全体を示す斜視図、第２図は鮎掛け
針の構成部材を示す斜視図、第３図並びに第４図はその
使用状態を示す斜視図、第５図は鮎掛け針の別実施例を
示す斜視図である。 １……鮎掛け針本体、２……針、３……仕掛、４……ハ
リス、５……螺旋体、８……軸部
第１図は鮎掛け針の全体を示す斜視図、第２図は鮎掛け
針の構成部材を示す斜視図、第３図並びに第４図はその
使用状態を示す斜視図、第５図は鮎掛け針の別実施例を
示す斜視図である。 １……鮎掛け針本体、２……針、３……仕掛、４……ハ
リス、５……螺旋体、８……軸部
Claims (1)
- 【請求項１】針２の軸部８に、目詰まり状で、かつ、長
手方向への引き延ばしが可能な螺旋体５を配置させると
ともに、該目詰まり状態のままでその一部を針２の軸部
８に接着固定し、使用に際しては、必要に応じて、接着
部以外の螺旋体５を引き延ばすことによって、螺旋体５
の内径を小さくし得るように構成したことを特徴とする
鮎友釣り用逆針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986086341U JPH0745182Y2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 鮎友釣り用逆針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986086341U JPH0745182Y2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 鮎友釣り用逆針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6313570U JPS6313570U (ja) | 1988-01-28 |
| JPH0745182Y2 true JPH0745182Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=30942556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986086341U Expired - Lifetime JPH0745182Y2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 鮎友釣り用逆針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745182Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0370674U (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5071479U (ja) * | 1973-10-31 | 1975-06-24 |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP1986086341U patent/JPH0745182Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6313570U (ja) | 1988-01-28 |
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