JPH0745027A - 浮上式磁気ヘッド - Google Patents

浮上式磁気ヘッド

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Publication number
JPH0745027A
JPH0745027A JP20822693A JP20822693A JPH0745027A JP H0745027 A JPH0745027 A JP H0745027A JP 20822693 A JP20822693 A JP 20822693A JP 20822693 A JP20822693 A JP 20822693A JP H0745027 A JPH0745027 A JP H0745027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
disk
magnetic
slider
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP20822693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Iizuka
雅博 飯塚
Akira Terada
章 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP20822693A priority Critical patent/JPH0745027A/ja
Publication of JPH0745027A publication Critical patent/JPH0745027A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録媒体が停止しているときに磁気ヘッ
ドが記録媒体に接触し、磁気記録媒体が移動すると磁気
ヘッドが浮上するCSS方式において、起動不能になる
までの耐久回数を多くして長寿命化を図り、且つ磁気ヘ
ッドの設計および製造に有用な指標を与えることができ
るようにする。 【構成】 磁気ヘッドのスライダの表面の中心線平均粗
さをRaとし、スライダの湾曲形状(クラウン形状)の
曲率半径をrとすると、(Ra/r)の値によって耐久
回数を設定することが可能になる。(Ra/r)の値を
3×10-11以上とすれば、ディスクに磁気ヘッドが密
着してディスクの起動が不能になるまでの耐久回数を5
0000回以上に設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体が停止して
いるときにこの磁気記録媒体に接触し、磁気記録媒体が
移動するとその表面から浮上するCSS(コンタクトス
タート・ストップ)方式に使用される浮上式磁気ヘッド
に係り、特に長時間継続して停止と始動を繰返すことが
できるようにした浮上式磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図7はCSS方式のハードディスク装置
に使用される浮上式磁気ヘッドHおよびその支持機構の
一部を示す側面図である。図7に示す浮上式磁気ヘッド
Hは、スライダ1の端部にC形状のコア2が接合され、
スライダ1とコア2との接合部に磁気ギャップGが形成
されている。またコア2にコイル3が巻かれている。こ
の磁気ヘッドHは例えばモノシリックタイプであり、ス
ライダ1とコア2とが共にMn−Znフェライト系材料
により形成されている。磁気ヘッドHを支持する支持機
構4には、両縁部に折曲片5aが形成されたロードビー
ム5が設けられ、このロードビーム5の先端下面に薄い
板ばね材料により形成されたフレキシャ6が固定されて
いる。このフレキシャ6には舌片6aが一体に形成さ
れ、この舌片6aの下面に前記スライダ1が接着固定さ
れている。また舌片6aのほぼ中央部には球面形状の突
起6bが隆起形成されている。この突起6bの先端部が
前記ロードビーム5の下面に接触し、舌片6aおよびこ
れに接着された磁気ヘッドHは突起6bのピポット支持
部を支点として自由に動けるようになっている。
【0003】CSS方式においては、ハードディスクD
が停止しているときにディスク内径部分の待機領域に磁
気ヘッドHが移動し、この位置にて、ロードビーム5の
基部のばね部にて発揮される弾性力により、磁気ヘッド
Hは力FにてディスクDの表面に圧接されている。ディ
スクDが回転し始めると、ディスクDの回転と共に流れ
る空気流がスライダ1の下面とディスクDとの間に入り
込み、磁気ヘッドHが図8に示すような姿勢でディスク
表面から浮上する。この浮上姿勢にて、磁気ギャップG
とディスクD表面とが最適な距離をとれるようにし、こ
の磁気ギャップGによりディスクDに対するデータの書
込みが行われ、あるいはディスクからのデータの読取り
が行なわれる。
【0004】上記のように、ディスクが停止していると
きにディスクDの内周の待機領域において磁気ヘッドH
がディスクDの表面に力Fにより圧接させられている。
そのためディスク始動時に、スライダ1をディスクDに
対して滑り始めさせるための起動トルクが必要になる。
この起動トルクは、スライダ1とディスクとの摩擦力に
よる負荷トルクと関係している。この摩擦力は、スライ
ダ1とディスクとの凝着力およびスライダ1とディスク
との間に介在する液膜の吸着力との総和による摩擦力で
あり、この摩擦力による負荷トルクはスライダ1とディ
スクとの真実接触面積が大きいほど高くなる。従来のハ
ードディスク装置では、ディスク表面に適度な面粗さを
与えて、ディスク停止時におけるスライダ1とディスク
Dとの真実接触面積を小さくし、これによりディスク始
動に必要となる起動トルクが高くなりすぎないようにし
ていた。さらにディスク表面に所定の膜厚の潤滑剤が塗
布されて、ディスク表面とスライダ1の摩耗を防止でき
るようにし、摩耗による真実接触面積の増大を防いでい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
ハードディスク装置ではデータ記録の高密度化が求めら
れている。そのためディスクDの表面の面粗さを小さく
して、浮上した磁気ヘッドHの磁気ギャップGとディス
ク表面との距離を安定させ、高い周波数にて信号の書込
みと再生ができるようになってきている。この高密度記
録用のハードディスクは、その表面の面粗さが中心線平
均粗さRaで10nm未満の鏡面に近いものである。
【0006】このような鏡面に近い面粗さのハードディ
スクを使用した場合、従来の磁気ヘッドでは、停止時に
ディスクの待機領域に密着してしまうものが多く、ディ
スクを起動できない場合が生じる。また当初はディスク
に密着しない磁気ヘッドを使用した場合であっても、デ
ィスクの停止と始動を繰返した結果スライダ1の底面が
少しでも摩耗すると、停止時に前述の密着状態となり、
ディスクを起動できない状態に陥るものが多くなる。ま
た従来よりスライダ1の底面に、クラウンと称される所
定の曲面形状を与えて、ディスクとの見かけの接触面積
を低下させる方法が考えられている。しかしながらディ
スクDの表面が鏡面に近くなると、クラウン形状を有す
るスライダであっても、始動と停止を繰返しているうち
に、摩耗によりディスクとの真実接触面積が増加してデ
ィスクに吸着し起動できない場合が生じる。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、磁気記録媒体の表面の面粗さが小さくなったとし
ても、磁気記録媒体の起動に必要となるトルクの増大を
防止し、長時間に渡って磁気記録媒体の始動と停止とを
繰返して行うことのできる信頼性を向上させた浮上式磁
気ヘッドを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スライダの端
部に磁気ギャップが形成され、磁気記録媒体が移動した
ときにその表面から浮上する磁気ヘッドであって、スラ
イダの磁気記録媒体に対向する面の湾曲の曲率半径をr
とし、且つこの面の中心線平均粗さをRaとしたとき
に、Ra/rが3×10-11以上であることを特徴とす
るものである。
【0009】また上記において、磁気記録媒体の表面の
中心線平均粗さが10nm以下のものを使用することが
可能である。
【0010】
【作用】本発明は、浮上式磁気ヘッドのスライダの磁気
記録媒体に対向する面の湾曲形状(クラウン形状)の曲
率半径と、この面の面粗さとの相互の関係が、磁気記録
媒体との真実接触面積に影響することに着目してなされ
たものである。すなわちクラウン形状の曲率半径と面粗
さとの比を一定にしたものでは、曲率半径の大小にかか
わらずまた面粗さの大小にかかわらず、磁気記録媒体の
始動と停止の繰返しに対しほぼ同じ寿命を有するように
なる。また浮上式磁気ヘッドを使用した装置では磁気記
録媒体の始動と停止を繰返すうちに摩耗により真実接触
面積が徐々に大きくなり、やがては磁気ヘッドが磁気記
録媒体に密着してしまい起動できない状態に至るが、こ
れに至るまでの始動回数を、前記の曲率半径と面粗さと
の比を所定値以上に選ぶことにより、延ばすことができ
る。
【0011】スライダの磁気記録媒体に対向する面の湾
曲の曲率半径をrとし、且つこの面の中心線平均粗さを
Raとしたときに、Ra/rを3×10-11以上に設定
すると、例えば中心線平均粗さが10nm以下のディス
クを使用し、且つ最大トルクが35g・cmのモータに
よりディスクを起動した場合に、起動不能に至るまでの
繰返し始動回数(耐久回数)を50000回以上に延ば
すことができる。
【0012】
【実施例】以下では、CSS方式のハードディスク装置
を使用しディスクの起動と停止の繰返し実験を行った。
以下のその条件を示す。 〔実験に使用した磁気ヘッド〕使用した磁気ヘッドの形
状は図6に示す通りである。スライダ1の底面には溝1
cを挟んで2本のレール面1a,1bが形成されてい
る。一方のレール面1aの端部にはC形状のコア2が接
合されており、スライダ1とコア2の接合部に所定トラ
ック幅の磁気ギャップGが形成されている。スライダ1
とコア2は共にMn−Znフェライト系の材料により形
成されたモノシリックタイプである。実験に使用した磁
気ヘッドは合計13個であり、この13個を7個と6個
の2つの組に別け、第1の組の7個の磁気ヘッドについ
ては、レール面1aと1bの表面粗さを小さくし、第2
の組の6個の磁気ヘッドについてはレール面1a,1b
の表面粗さを大きくした。図3と図4では第1の組の7
個の磁気ヘッドを黒丸印で示し、第2の組の6個の磁気
ヘッドを三角印で示している。
【0013】(面粗さについて)上記第1の組の7個の
磁気ヘッドと第2の組の6個の磁気ヘッドについてそれ
ぞれレール面1a,1bの面粗さを測定した。この面粗
さの測定方法はそれぞれの磁気ヘッドにて、レール面1
aと1bとで2ポイントずつ合計で4ポイント測定し、
その平均値をとった。測定した面粗さは中心線平均粗さ
Raであり、その測定方法は以下の通りである。 ・測定装置: タリステップ(Rank Taylor Hobson社
製) ・スタイラス形状:0.1(μmR)×2.5(μm
幅) (材質:ダイヤモンド) ・針圧:2.5(mg) ・測定スピード:0.003(mm/sec) ・測定長:0.1mm/1ポイント ・測定方向: レール面1aと1bの長手方向
【0014】この測定の結果は、図3の線図内に記載し
ている通りであり、黒丸印の第1の組の磁気ヘッドで
は、レール面1a,1bの中心線平均粗さRaが1.6
〜2.3nmの範囲内であった。また三角印の第2の組
の磁気ヘッドのレール面1a,1bの中心線平均粗さR
aは3.1〜3.7nmの範囲内であった。
【0015】(クラウン形状)実験に使用したそれぞれ
の磁気ヘッドHのスライダ1では、図1に示すように、
レール面1a,1bが、長手方向に沿って所定の曲率に
て湾曲したクラウン形状となっている。第1の組と第2
の組のそれぞれにおいて各磁気ヘッドHごとにクラウン
形状の加工を異ならせ、図1に示すクラウン形状の曲率
半径rを相違させた。図3は横軸にクラウン形状の曲率
半径を示している。この図に示す通り、第1の組(黒丸
印)と第2の組(三角印)のそれぞれにおいて、前記曲
率半径rがほぼ300mのもの、160mのもの、10
0mのもの、さらにほぼ20〜60mの範囲内でばらつ
きを有するものをそれぞれを製造した。このクラウン形
状の曲率半径rの求め方は、13個の磁気ヘッドのそれ
ぞれにおいて、図1に示すように、レール面1a,1b
の中央部の突出量(クラウン高さ;Ch)と湾曲の両端
の長さ(クラウン長さ;Cl)を測定し、この測定値か
ら半径を換算したものである。
【0016】〔使用ディスク〕実験には、市販の高密度
記録用の3.5インチのスパッタディスクを使用した。
このディスクの規格では、表面の中心線平均粗さRaが
約9.5nmで、グランドハイト(Gh)が2.5マイ
クロインチである。また表面にはフロロカーボン系の潤
滑剤が1.2nmの厚さにて塗布されたものを使用し
た。
【0017】〔実験条件〕実験に使用したのは通常のハ
ードディスク装置であり、ディスク駆動用モータの最大
出力トルクは35g・cmであった。13個の磁気ヘッ
ドはそれぞれ同じ規格のロードビーム5ならびにフレキ
シャ6により支持した。この支持機構により磁気ヘッド
がディスクDに圧接される力Fは9.5gであった。実
験では、13個の磁気ヘッドをロードビーム5とフレキ
シャ6により支持し、ディスクDの片面に1個のみ装備
させた。そして図5に示すように磁気ヘッドの磁気ギャ
ップGを、ディスクの回転中心から半径20mmだけ離
れた位置に設置した。そして、ディスクDの起動と停止
を繰返し、その繰返し数を計測した。
【0018】この条件では、モータの最大出力トルクが
35g・cmであり、磁気ヘッドHがディスクの回転中
心から20mm離れた位置にあるため、磁気ヘッド接触
位置におけるディスクの移動力は(35÷2)=17.
5gである。磁気ヘッドHはディスクDに対しF=9.
5gの力で押し付けられているのであるから、現実の摩
擦係数すなわち静摩擦係数μに水膜による吸着力などを
加味した摩擦係数が1.84以下であれば、ディスクD
を起動できることになる。
【0019】〔結果〕図3では、横軸にクラウン形状の
曲率半径r(m)を示し、縦軸は、ディスクが起動でき
なくなった時点での始動と停止の繰返し回数すなわち耐
久回数を対数軸にて示している。図3では、黒丸印の第
1の組と三角印の第2の組のそれぞれの磁気ヘッドにお
いてクラウン形状の曲率半径rが小さくなればなる程、
耐久回数が多くなることが解る。またレール面1a,1
bの表面粗さの大きい第2の組の方が第1の組に比べて
耐久回数が多くなっている。すなわち曲率半径rを大き
くした場合と表面粗さを大きくした場合のそれぞれにお
いて、スライダ1とディスクDとの真実接触面積が小さ
くなり、実際のディスクとの摩擦係数が低下することが
理解できる。
【0020】このようにクラウン形状の曲率半径rを大
きくすることにより耐久回数を多くでき、また面粗さを
大きくすることによっても耐久回数を多くすることが解
ったが、半径rと面粗さとの相関がわからないと、これ
らをどのような基準で選べばよいか解らないことにな
る。そこで13個のそれぞれの磁気ヘッドにおいて、レ
ール面1a,1bの中心線平均粗さRaとクラウン形状
の曲率半径rとの比(Ra/r)を求めた。図4では横
軸を(Ra/r)をし、縦軸を耐久回数として、この座
標内に13個のそれぞれの磁気ヘッドを当てはめた。そ
の結果、それぞれの実験試料の磁気ヘッドの配列に規則
性があることが解った。すなわち(Ra/r)が大きく
なればなる程耐久回数が多くなることが解った。
【0021】また図4では(Ra/r)が同じか近似し
ていれば、クラウン形状の曲率半径rと中心線平均粗さ
Raの個々の値とは無関係に、同等の耐久回数を得るこ
とができることが解る。図2(A)(B)はこの原因を
説明するためのものであり、スライダ1のレール面1
a,1bとディスクDとの接触部を拡大断面図にて示し
ている。図2(A)に示すようにクラウン形状の曲率半
径rが大きい場合には、レール面1a,1bとディスク
Dとの接触対向面積が広くなる。しかしながらこの場合
であってもレール面1a,1bの中心線平均粗さRaが
大きい場合には真実接触面積が小さくなる。また図2
(B)に示すように、スライダ1のレール面1a,1b
の中心線平均粗さRaが小さい場合には、逆にクラウン
形状の曲率半径rを小さくすることにより真実接触面積
を小さくできることになる。このような面粗さと曲率半
径との相互関係の結果、(Ra/r)をある値にすれ
ば、この値に応じて耐久回数を決められることになる。
【0022】通常のハードディスク装置では、起動と停
止の繰返しによる耐久回数が30000回以上であれば
使用上問題はない。図4の結果では耐久回数が3000
0回となるときの(Ra/r)の値が2.5×10-11
である。また耐久回数が50000回のときの(Ra/
r)の値は3×10-11である。個々の磁気ヘッドにお
けるばらつきや使用環境などによっても耐久回数が相違
するので、この点を考慮した場合、耐久回数を5000
0回に想定し(Ra/r)を3×10-11以上に設定す
ることが好ましい。前記実験ではディスクの表面の中心
線平均粗さRaが約9.5nmのものを使用したが、こ
の粗さが10nm以上の場合には、耐久回数の条件はさ
らに良くなる。またディスクの中心線平均粗さRaが
9.5nmよりも小さい場合であっても、(Ra/r)
を3×10-11以上に設定することにより、耐久回数を
かなり高いレベルに維持できる。
【0023】なお、上記の実験は図6に示すレール面が
2面の磁気ヘッドHについて述べたが、レール面が3面
以上のものであっても同様の効果を期待できる。また磁
気ギャップがコア2の接合により形成されているものに
限られず、スライダに薄膜形成により磁気ギャップが形
成された磁気ヘッドであっても同じである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明では、(Ra/r)
の値を設定することにより、中心線平均粗さRaが10
nm以下の鏡面に近いディスクを使用した場合であって
も、起動と停止の繰返しによる耐久回数を高くでき、装
置の寿命を高くすることができる。またスライダの表面
粗さとクラウン形状の曲率半径の相関関係により、所定
の耐久回数を予測できるため、表面粗さを変えるかクラ
ウン形状を変えるかを個々の磁気ヘッドの特質に応じて
決めればよいことになり、設計および製造が非常に容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浮上式磁気ヘッドの形状を示す側面拡大図、
【図2】(A)(B)は、スライダの表面粗さとクラウ
ン形状の曲率半径との関係を模式的に示す拡大断面図、
【図3】クラウン形状の曲率半径と耐久回数との関係を
示す線図、
【図4】(Ra/r)の値と耐久回数との関係を示す線
図、
【図5】実験方法を説明するためのディスクと磁気ヘッ
ドとの位置関係を示す平面図、
【図6】実験に使用した浮上式磁気ヘッドを示す斜視
図、
【図7】浮上式磁気ヘッドがディスクに接触した状態を
示す拡大側面図、
【図8】磁気ヘッドが浮上した状態を示す拡大側面図、
【符号の説明】 D ディスク H 磁気ヘッド 1 スライダ 1a,1b レール面 2 コア 4 支持機構 5 ロードビーム 6 フレキシャ 6a 舌片 r クラウン形状の曲率半径 Ra 面の中心線平均粗さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダの端部に磁気ギャップが形成さ
    れ、磁気記録媒体が移動したときにその表面から浮上す
    る磁気ヘッドであって、スライダの磁気記録媒体に対向
    する面の湾曲の曲率半径をrとし、且つこの面の中心線
    平均粗さをRaとしたときに、Ra/rが3×10-11
    以上であることを特徴とする浮上式磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体の表面の中心線平均粗さが
    10nm以下である請求項1記載の浮上式磁気ヘッド。
JP20822693A 1993-07-30 1993-07-30 浮上式磁気ヘッド Pending JPH0745027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7130154B2 (en) 1999-12-28 2006-10-31 Alps Electric Co., Ltd. Magnetic head slider having protrusions provided on the medium-facing surface and manufacturing method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7130154B2 (en) 1999-12-28 2006-10-31 Alps Electric Co., Ltd. Magnetic head slider having protrusions provided on the medium-facing surface and manufacturing method therefor

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990525