JPH0744940A - キャプスタンモータ及びその軸受けハウジング - Google Patents

キャプスタンモータ及びその軸受けハウジング

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JPH0744940A
JPH0744940A JP5202624A JP20262493A JPH0744940A JP H0744940 A JPH0744940 A JP H0744940A JP 5202624 A JP5202624 A JP 5202624A JP 20262493 A JP20262493 A JP 20262493A JP H0744940 A JPH0744940 A JP H0744940A
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JP
Japan
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bearing housing
capstan motor
housing
bearing
flange surface
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JP5202624A
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Shigeki Yamazaki
茂樹 山▲崎▼
Kazuhiro Kato
和弘 加藤
Takayuki Ishii
石井  隆之
Hisao Sakai
久雄 堺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
    • G11B15/29Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/02Advancing webs by friction roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで強靱な構造をもち、しかも、組み
込まれる機器の小型化に有利な、キャプスタンモータ及
びその軸受けハウジングを提供すること。 【構成】 モータの回転軸17を支持する軸受けハウジ
ング20であって、板金を折り曲げて形成されており、
かつ回転軸17が露出するおおきな切欠部25を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、VTR等に使
用されるキャプスタンモータと、このモータの回転軸の
軸受ハウジングの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャプスタンモータに使用され
る、軸受ハウジングは図14に示すように構成されてい
る。図において、ハウジング1は、従来,鋳物で形成さ
れることが多い。特にダイカストは精度が高く、ほとん
ど機械仕上げが必要ないために、この種のハウジングの
製造には広く用いられている。
【0003】このハウジング1は、ダイカスト製で一体
に構成されており、VTR等のシャーシ(図示せず)の
取り付け基板に対して、固定されるほぼ円形のフランジ
面2を有している。このフランジ面2の図において左側
の面には、偏平なキャプスタンモータの図示しないステ
ータ部およびロータ部が設けられ、ロータ部からは中心
線C1に沿って回転軸が延びるようになっている。
【0004】ハウジング1には、この回転軸を軸受け
3,3によって支えるようにして、この軸受けを固定で
きるようにハウジング本体4が形成されており、このた
めハウジング本体4も回転軸に沿って中空の円筒状にな
っている。そして、このハウジング本体4の側面は、窓
状の切欠き部5が形成されていて、この領域では、モー
タの回転軸が一部露出するようになっている。
【0005】したがって、このハウジング1を備えたキ
ャプスタンモータは、VTR等のシャーシに垂直に取り
付けられることにより、このハウジング1の長手方向
に、幅方向を揃えるようにして走行される磁気テープ
(図示せず)を、切欠き部5に受容する。これにより、
テープは、モータ回転軸と接することになり、この回転
軸の回転により走行力を得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の軸受けハウジング1、もしくは、このような構成
の軸受けハウジング1を備えたキャプスタンモータにあ
っては、このハウジング1がダイカストによってつくら
れていることから、製作に要する金型代が高価であると
いう問題があった。
【0007】また、テープの走行モードに応じて、ピン
チローラがモータ回転軸に対して圧着される。この力は
軸受け3を介して長尺のハウジング本体4に加わる。こ
のため、シャーシ状に起立するように取り付けられたキ
ャプスタンモータが倒れる方向に経年変化するという欠
点がある。また、これを防止すべくハウジング1をある
程度肉厚に形成して強度を上げると、その分材料費がか
さみコストアップにつながるという問題があった。
【0008】さらに、ハウジング本体1を金型によって
一体に形成しているために、切欠き部5の大きさが制限
されてしまい、VTRなどのシャーシ上で、テープの走
行経路をモータ回転軸を中心に折り返して構成する場合
に、その分広いスペースを必要とする。このことは、キ
ャプスタンモータを組み込む装置の小型化の上で、障害
とっなっていた。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、低コストで強
靱な構造をもち、しかも、組み込まれる機器の小型化に
有利な、キャプスタンモータ及びその軸受けハウジング
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、モータの回転軸を支持する軸受けハウジングであ
って、板金を折り曲げて形成されており、かつ回転軸が
露出するおおきな切欠部を有する、キャプスタンモータ
の軸受けハウジングにより、達成される。
【0011】好ましくは、前記板金は、取り付け用のフ
ランジ面と、このフランジ面と一体に形成され、回転軸
の軸方向に延びるハウジング本体と、このハウジング本
体の両側部を、ピンチローラが押しつけられる方向に沿
って折り返えして形成した曲折部と、を備えている。
【0012】また、好ましくは、前記ハウジング本体
は、前記フランジ面と別体に形成されている。
【0013】また、前記ハウジング本体には、回転軸を
支持するメタル軸受が設けられており、このメタル軸受
は、軸受けハウジングの取り付け孔の内側で位置決めさ
れるためのフランジ部と、取り付け孔に圧入される圧入
部とを備えており、このフランジ部の内径より圧入部の
内径を大きくするように構成してもよい。
【0014】また、好ましくは、前記フランジ面の一方
の面には部品取り付け用基板が装着され、他方の面には
モータ基板が装着され、かつこのフランジ面には、キャ
プスタンモータと隣接して部品取り付け用基板に装着さ
れる部品と干渉することをさけるための逃げ部が設けら
れている。
【0015】また、上記目的は、本発明にあっては、偏
平に形成されたステータ部とロータ部とを備えており、
このロータ部の一部である回転軸を支持する軸受けハウ
ジングが、板金を折り曲げて形成されており、かつ上記
回転軸が露出するおおきな切欠部を有する、キャプスタ
ンモータにより、達成される。
【0016】
【作用】上記構成によれば、この発明のキャプスタンモ
ータのハウジングは、板金で製造されることから、高価
な金型を必要としない。しかも、板金の折り曲げ加工に
より、自由な開口面積を有する切欠き部をお形成するこ
とができる。そして、所定の方向に折り曲げて、曲折部
を形成すると、板金の肉厚を大きくしないで強度を高め
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を添付図面を
参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施
例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ま
しい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以
下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない
限り、これらの態様に限られるものではない。
【0018】図1は、本発明によるキャプスタンモータ
およびその軸受けハウジングの好適な実施例を示し、
(A)はキャプスタンモータの実施例の概略断面図、
(B)は軸受けハウジングの実施例の底面図、(C)は
このハウジングの側面図を示している。
【0019】図1(A)において、キャプスタンモータ
10は、基部に図示するように偏平なステータ部11と
ロータ部12とを備え、このロータ部の回転軸を支持す
る軸受けハウジング20を有している。ステータ部11
は、取り付け部(取り付け基板)11の図において下面
に、複数のコイル14を円弧状に配置してなっている。
この取り付け部11には、後述するようにして軸受けハ
ウジング10のフランジ面21が固着されている。
【0020】ロータ部12は、ほぼ円盤状のヨーク15
と、このヨーク15の図において上面に、上記コイル1
4と対向するようにして、円弧状に配置されたマグネッ
ト16と、ヨーク15と一体に回転するように支持さ
れ、図において垂直に延びている回転軸17とを備えて
いる。
【0021】ここで、ロータ部12のマグネットは、円
周方向に沿って、S極とN極が交互に配列されるように
多極着磁されている。これにより、ステータ部11の複
数のコイルに対して、図示しない手段により順次通電さ
れると、ロータ部12のマグネット16の磁界の作用に
より電磁力を生じて、回転軸17が所定の方向に回転さ
れる。
【0022】ところで、このようなキャプスタンモータ
10にあっては、回転軸17によって、所定の幅のテー
プを送る必要から、この回転軸17は図示のように垂直
に長く延びている。このため、この長い回転軸17を支
持するために、キャプスタンモータ10は、回転軸受け
18,19を有する軸受けハウジング20を備えてい
る。
【0023】この軸受けハウジング20は、本実施例で
は、例えば亜鉛メッキ鋼板(SECC)や、クロメイト
等の通常の鋼板にメッキ処理されたもので形成されてい
る。尚、通常の鋼板で形成した場合には、後述する打ち
抜き工程後、メッキ処理してもよい。このハウジング2
0は、図1(B)に示すように基部に半円状の薄いフラ
ンジ面21を備えているとともに、図1(C)に示すよ
うに、モータの回転軸に沿って長い有底円筒状の本体2
2を有している。
【0024】さらに、図2の断面図に示すように、フラ
ンジ面21と、円筒状本体22の先端付近には、モータ
の回転軸を回転自在に支持するためのメタル軸受け1
8,19を備えている。このメタル軸受け18,19に
ついては、後に、さらに詳しく説明する。また、円筒状
本体22は、その側面が図示するように切欠かれてお
り、この箇所は長い開口を有する窓状の切欠き部25と
なっている。
【0025】この切欠き部25は、円筒状本体22の中
心線C2に関してみると、図14の従来例よりかなり大
きな切欠きとされており、その開度は、キャプスタンモ
ータ10が組み込まれれるVTR等のセットの設計に合
わせて任意に設定される。
【0026】図3及び図4は、このような軸受けハウジ
ング20の製作工程を示している。具体的には、図3
(B)に示すように、円筒状本体22の形状に合わせて
板金材料を打ち抜く。この際特に、切欠き部25の大き
さ(開度)をセットの仕様に合わせて、円筒状本体22
の外径を決めるようにする。
【0027】一方、フランジ面21となる円盤状の板金
は、中心にモータ回転軸17を通す貫通孔21bを設け
る。この孔21bの周囲には、円筒状本体22の係合突
起22aとそれぞれ係合する係合孔21aを複数穿設す
る。円筒状本体22となる板金を点線部で折り曲げ、突
起22aをフランジ面21の係合孔21aに挿入して、
かしめ止めするか、溶接にて固着する(図3(A))。
かくして、板金による軸受けハウジング20を製作する
ことができる。
【0028】図4は軸受けハウジングの別の構成例を示
している。図において、軸受けハウジング200は、フ
ランジ面210を含めて、全て一枚の板金で製作され
る。この場合、図4(A)に示されているように、円筒
状本体220の両側面領域は、矢印Aで示す方向,即
ち、VTR等のセット上で、ピンチローラが圧着される
方向に沿って、ピンチローラ側に向かって折り返され
る。
【0029】そして、この円筒状本体220の両側面領
域の下端部に設けられた突起220aは、フランジ面2
10の係合孔に、図4(C)に示すように挿入される。
そしてフランジ面210の表側ではスポット溶接等によ
り強固に固着され、下面からかしめ止めされる。
【0030】尚、図4(B)は、円筒状本体220の両
側面領域を上記と反対の方向に折り返す構成例を示して
いる。このように、図3および図4の軸受けハウジング
は、図14で説明した従来の軸受けハウジング1と異な
り板金により製作されることから、高価な金型を使用す
ることなく、作ることができ、製造コストが低減され得
る。しかも、円筒状本体の一部等を折り返すことによ
り、十分な強度を得ることができる。
【0031】この折り返し方向も、ピンチローラの圧着
方向と一致させることにより、キャプスタンモータとし
ての強度上の要求性能に適合した強度を得ることができ
る。したがって、従来のように、セット上で軸受けハウ
ジング20が曲がってしまい、テープのパス調整にくる
いがでるといった不具合を有効に回避できる。
【0032】さらに、本実施例のように板金にて軸受け
ハウジング20(220)を構成することにより、切欠
き部25が大きく形成できる。これにより、図5の平面
図で示すように、VTR等のセット上で、ピンチローラ
50が磁気テープTを回転軸17に対して圧着した場
合、テープTが回転軸17を中心に描く円弧を小さくす
ることができる。かくして、セット上でキャプスタンモ
ータ周りの部品配置にスペース上の余裕がうまれ、これ
により、セットの小型化に対応することができる。
【0033】このようなセットの小型化に関しては、図
7及び図8に示す軸受けハウジングの構成も有効であ
る。ここで、図6は従来の従来の軸受けハウジング1を
VTRのシャーシ等の実際のセット上に取り付けた状態
を示す概略断面図である。
【0034】この場合、フランジ面2は、かなり厚みh
を有する状態で鋳物等により構成されているため、この
厚みhの部分を下げて、フランジ面2の上面側に段部を
設け、この段部に対して取り付け基板31をビス31a
で固定していた。この上側段部でできたスペースを利用
して、キャプスタンモータに隣接して設けられる、例え
ばテープガイド33等を取り付け基板31に圧入固定し
ていた。さらに、このフランジ面2には下側段部を設
け、ステータ側コイル等に給電を行うための基板32を
ビス32aで下側から固定している。
【0035】したがって、このような固定構造全体が図
において上下方向にかなりの厚みをとってしまい、セッ
トの小型化の障害となっていた。そこで、本実施例の軸
受けハウジング20では、図7(B)に示すように、フ
ランジ面21に、例えば半円形の切欠きでなる逃げ部2
1cを設ける。これにより、この逃げ部21cを利用し
て、取り付け基板31にテープガイド33を固定し、フ
ランジ面21と取り付け基板31との固定はビスあるい
は接着等にて行うことができる。
【0036】また、図8(B)に示すように、フランジ
面21の中央付近に、上側に突出するように半抜きによ
る逃げ部兼固定部21dを設けるようにしてもよい。こ
の場合、図8(A)に示すように、この逃げ部兼固定部
21dを利用して、取り付け基板31をビス31aにて
固定できる。そして、逃げ部兼固定部21dにより、取
り付け基板31との間に生じたスペースを使ってテープ
ガイド33を取り付け基板31に対してかしめ止めでき
る。
【0037】尚、図9に示すように、軸受けハウジング
20の他の一面,図示の場合下面に、半抜き部21eを
形成すれば、これを給電基板35に対してかしめ止めす
ることができる。かくして、軸受けハウジング20(キ
ャプスタンモータ)の取り付け構造が厚み方向に縮小さ
れ、この点においてもセットの小型化に有利である。
【0038】図12は、本実施例の軸受けハウジングの
メタル軸受けの一方19を拡大して示している。このメ
タル軸受けの構造の利点を説明するため、図10の説明
図を参照する。図10において、軸受けハウジング20
のフランジ面21及び先端側折り返し面22aはともに
板金で形成されているために、従来のダイカスト製品等
と比べると板厚がうすい。これらに軸受け孔22b及び
21fをそれぞれ穿設してメタル軸受け118および1
19を圧入する場合には、モータの回転軸の軸芯となる
中心軸C2に沿って真直度が確保されるように芯だしを
必要とする。
【0039】この点、従来の軸受けハウジングでは、ダ
イカストを鋳造する際の金型精度で対応すれば、比較的
容易であった。ところが、板厚のうすい板金製軸受けハ
ウジング20の場合には、軸受け孔22b及び21fに
円筒形のメタル軸受けを圧入しただけでは、芯だしが困
難である。このため、図示のようにフランジ部118a
と圧入部118bを備える軸受け118と、フランジ部
119aと圧入部119bを備える軸受け119とを用
いる必要がある。
【0040】しかしながら、図11に示すように、例え
ば先端側折り返し面22aに、軸受け孔22bを穿設す
る際に、パンチで抜くようにすると、このパンチが磨耗
して孔径が次第に小さくなってしまう。これにより、メ
タル軸受け118の圧入部118bを強制的に圧入する
際に、その圧入部118bの内径が狭められるおそれが
ある。
【0041】そこで、本実施例では、図12に示すよう
に、フランジ部18aの内径L1を回転軸17の外径よ
り僅かに大きく設定する。そして、圧入部18bの内径
L2は、L1より予め大きくしておき、圧入により狭め
られても、十分回転軸17を受容できるようになってい
る。さらに、回転軸17の回転により、周囲方向に流れ
る潤滑用オイルの飛散を防止すべく、フランジ部18a
は周囲方向の肉厚を十分厚くするようにしている。
【0042】さらに、図13に示すように、先端側折り
返し面22aには、板金製の図示のような形状でスラス
ト受け60を配置し、61および62において先端側折
り返し面22aに対して溶接する。かくして、軸受けハ
ウジング20に回転軸20を回転自在に支持させること
ができる。
【0043】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではない。例えば、板金の材質は、キャプスタンモー
タの軸受けハウジングに適した丈夫で軽量のものであれ
ば、種々のものが選択しえる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、軽
量で構造的に強靱であるとともに、低コストで製作で
き、しかも、組み込まれる機器の小型化に有利な、キャ
プスタンモータ及びその軸受けハウジングを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を示す(A)キャプスタ
ンモータの概略断面図、(B)軸受けハウジングの底面
図、(C)軸受けハウジングの側面図である。
【図2】図1の軸受けハウジングの概略断面図である。
【図3】図1の軸受けハウジングの製作工程の一例を示
す図である。
【図4】図1の軸受けハウジングの製作工程の他の例を
示す図である。
【図5】図1の軸受けハウジングの切欠き部の作用を説
明する平面図である。
【図6】従来の軸受けハウジングの取り付け構造を示す
図である。
【図7】図1の軸受けハウジングの取り付け構造の一例
を示す図である。
【図8】図1の軸受けハウジングの取り付け構造の他の
例を示す図である。
【図9】図1の軸受けハウジングの取り付け構造の一例
を示す図である。
【図10】図1の軸受けハウジングのメタル軸受けの説
明図である。
【図11】図1の軸受けハウジングのメタル軸受けの説
明図である。
【図12】図1の軸受けハウジングのメタル軸受けの具
体的構成を示す図である。
【図13】図1の軸受けハウジングのスラスト受けの構
造を示す図である。
【図14】従来の軸受けハウジングの一例を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
10 キャプスタンモータ 11 ステータ部 12 ロータ部 17 回転軸 18,19 メタル軸受け 20 軸受けハウジング 21 フランジ面 22 ハウジング本体 25 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺 久雄 千葉県香取郡小見川町小見川2170番地 ソ ニー小見川株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転軸を支持する軸受けハウジ
    ングであって、 板金を折り曲げて形成されており、かつ回転軸が露出す
    るおおきな切欠部を有することを特徴とする、キャプス
    タンモータの軸受けハウジング。
  2. 【請求項2】 前記板金は、取り付け用のフランジ面
    と、 このフランジ面と一体に形成され、回転軸の軸方向に延
    びるハウジング本体と、 このハウジング本体の両側部を、ピンチローラが押しつ
    けられる方向に沿って折り返えして形成した曲折部と、 を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のキャ
    プスタンモータの軸受けハウジング。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング本体は、前記フランジ面
    と別体に形成されていることを特徴とする、請求項2に
    記載のキャプスタンモータの軸受けハウジング。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング本体には、回転軸を支持
    するメタル軸受が設けられており、このメタル軸受は、
    軸受けハウジングの取り付け孔の内側で位置決めされる
    ためのフランジ部と、取り付け孔に圧入される圧入部と
    を備えており、このフランジ部の内径より圧入部の内径
    を大きくしたことを特徴とする、請求項1に記載のキャ
    プスタンモータの軸受けハウジング。
  5. 【請求項5】 前記フランジ面の一方の面には部品取り
    付け用基板が装着され、 他方の面にはモータ基板が装着され、 かつこのフランジ面には、キャプスタンモータと隣接し
    て部品取り付け用基板に装着される部品と、干渉するこ
    とをさけるための逃げ部が設けられていることを特徴と
    する、請求項2に記載のキャプスタンモータの軸受けハ
    ウジング。
  6. 【請求項6】 偏平に形成されたステータ部とロータ部
    とを備えており、このロータ部の一部である回転軸を支
    持する軸受けハウジングが、板金を折り曲げて形成され
    ており、かつ上記回転軸が露出するおおきな切欠部を有
    することを特徴とする、キャプスタンモータ。
JP5202624A 1993-07-23 1993-07-23 キャプスタンモータ及びその軸受けハウジング Pending JPH0744940A (ja)

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