JPH0744759A

JPH0744759A - 電子冷却式自動販売機

Info

Publication number: JPH0744759A
Application number: JP19053193A
Authority: JP
Inventors: Takao Kurosawa; 孝雄黒沢; Yoshitake Yokota; 義剛横田
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1993-07-30
Filing date: 1993-07-30
Publication date: 1995-02-14

Abstract

(57)【要約】【目的】小型でバッテリー等からの直流電源により動
作し、且つ、商品を円滑に冷却することができる電子冷
却式自動販売機を提供する。【構成】熱良導部材６内に商品通路７を構成する。吸
熱側と放熱側とを有して吸熱側が熱良導部材６と交熱的
に取り付けられたペルチェ素子１１を設ける。ペルチェ
素子１１の放熱側を除く熱良導部材６の周囲を囲繞する
断熱材１６を設ける。商品通路７内の商品Ｇを排出する
ドラム２１を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば瓶飲料等の商品
を飲み頃の温度に冷却しながら販売する自動販売機に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来この種自動販売機は、例えば実開昭
５７−５５０７８号公報（Ｇ０７Ｆ９／１０）に示され
る如く、断熱箱体内に設けられた商品収納棚の商品通路
内に、瓶或いは缶入り飲料等の複数の商品を収納し、こ
の断熱箱体内を電動圧縮機や冷却器にて冷凍サイクルが
構成された冷却装置により所定の温度に冷却していた。
そして、飲み頃の温度に冷却された商品は、硬貨や紙幣
の投入に伴う所定の販売指令に基づいて動作する販売機
構により販売口に排出され、顧客に販売される構成とさ
れていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ここで、近年では例え
ばタクシー等の車室内に前記飲料等を販売する自動販売
機を設けることにより、乗車した客に冷却しながら商品
を販売できるようにする要望が出されている。しかしな
がら、従来の自動販売機では商品を冷却する手段として
電動圧縮機や冷却器から冷凍サイクルを構成された冷却
装置が用いられていたため、自動販売機全体が大型で、
且つ、重量が重くなり、自動車等の比較的小型の車両に
は設置することができない問題があった。

【０００４】また、従来の自動販売機の冷却装置では、
電動圧縮機が用いられていたため、車両のバッテリー等
からの直流電源では動作させることが極めて困難となる
問題もあった。本発明は、係る従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、小型で、バッテリー等
からの直流電源により動作し、且つ、商品を円滑に冷却
することができる電子式自動販売機を提供することを目
的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】即ち、請求項１の発明の
電子冷却式自動販売機１は、商品Ｇを冷却しながら販売
するものであって、熱良導部材６内に形成された商品通
路７と、吸熱側と放熱側とを有して吸熱側が前記熱良導
部材６と交熱的に設けられたペルチェ素子１１と、この
ペルチェ素子１１の放熱側を除く前記熱良導部材６の周
囲を囲繞する断熱材１６と、商品通路７内の商品Ｇを排
出する販売機構とを具備したものである。

【０００６】また、請求項２の発明の電子冷却式自動販
売機１は上記において、熱良導性材料にて構成され、回
動自在に支持されたドラム２１にて前記販売機構を構成
すると共に、ドラム２１は待機状態において内部に次販
商品Ｇ１を保持しつつ商品通路７を閉塞し、回動して商
品Ｇ１を排出するものである。

【０００７】

【作用】請求項１の発明の電子冷却式自動販売機１によ
れば、ペルチェ素子１１に直流電源を印加することによ
り、その吸熱側では熱良導部材６より吸熱が行われ、放
熱側では外部に放熱が行われる。更に、熱良導部材６は
周囲を断熱材１６にて囲繞されているので、熱良導部材
６は円滑に温度低下して行く。従って、熱良導部材６内
に形成された商品通路７に収容された商品Ｇは、当該熱
良導部材６への直接の熱伝導により、或いは、熱良導部
材６にて冷却された商品通路７内の冷気により円滑に冷
却される。そして、飲み頃に冷却された、或いは飲み頃
に保冷された商品通路７内の商品Ｇは販売機構により排
出されて顧客に販売される。

【０００８】このとき、ペルチェ素子１１は従来の圧縮
機を用いた冷却装置に比較して著しく小型、且つ、軽量
であり、更に、バッテリー等の直流電源にて十分に動作
可能であるため、タクシー等の比較的小型の車室内に設
置する場合に極めて好適なものとなる。また、請求項２
の発明の電子冷却式自動販売機１によれば、前記販売機
構が回動自在に支持されたドラム２１にて構成されてお
り、ドラム２１は待機状態において内部に次販商品Ｇ１
を保持しつつ商品通路７を閉塞し、回動して商品Ｇ１を
排出するように構成したので、販売機構の寸法及びその
動作空間を著しく縮小することが可能となり、装置全体
の小型化が一層促進される。

【０００９】特に、ドラム２１は熱良導性材料にて構成
されているので、熱良導部材６からの熱伝導、或いは、
熱良導部材６により冷却された冷気により低温となる。
従って、待機状態でドラム２１に保持された次販商品Ｇ
１はドラム２１からの熱伝導及び商品通路７内の冷気に
より円滑に冷却される。また、ドラム２１は待機状態に
おいて商品通路７の下端部を閉塞するので、商品通路７
からの冷気の漏出を阻止、或いは抑制することができ、
ペルチェ素子１１による商品Ｇの冷却効率が一層向上さ
れる。

【００１０】

【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図１は本発明の電子冷却式自動販売機の実施例とし
ての自動販売機１の縦断側面図、図２は自動販売機１の
斜視図、図３は自動販売機１の側断面図をそれぞれ示し
ている。自動販売機１は、例えばタクシー等の車室内に
据え付けられて、例えば瓶入りドリンク剤等の商品Ｇを
冷却（保冷を含む）しながら販売するものであり、硬質
合成樹脂製の本体ケース２の接客面側となる前壁２Ａ上
部には広告表示部３が構成され、その下方には販売口４
が内側に後退して形成されている。

【００１１】本体ケース２の上面には硬貨投入口５６と
金額インジケータ５７及び硬貨返却ボタン５８が設けら
れており、硬貨投入口５６は硬貨投入シュート４１の上
方に対応して上方に開口している。また、本体ケース２
の上面の着脱自在な部分である蓋部材６１を取り外した
とき露出される本体ケース２の上板５１には、商品通路
７の上部開口である商品投入口５２が形成されている。

【００１２】この蓋部材６１の内面には断熱材６２が取
り付けられており、この断熱材６２により商品投入口５
２を閉塞すると共に、開口５４の上方に対応する位置に
は斜め上後方に向けて開口したスリット６４が形成され
ている。係る本体ケース２内後部にはアルミニウム等の
熱良導性材料にて成形された矩形状の熱良導部材６が収
納設置されている。この熱良導部材６内には、上下端が
開放して内部に複数の商品Ｇ・・・を上下に積層収納す
る商品通路７が上下に渡って形成されており、更に、熱
良導部材６の下端には同じくアルミニウム等の熱良導性
材料にて成形された商品シュート８が連結されている。
この商品シュート８内上部は商品通路７の一部となって
おり、また、商品シュート８の前壁８Ａは、販売口４の
天壁４Ａの後端で終了し、商品シュート８の後壁８Ｂ
は、熱良導部材６下端から前方に滑らかに湾曲して前記
販売口４下部に延在している。

【００１３】上記熱良導部材６の接客面側となる前壁６
Ａと本体ケース２の前壁２Ａとの間には、前記販売口４
の天壁４Ａ上方に対応して所定の間隔が形成されてお
り、この間隔内に位置して電子冷却装置Ｒが収納配設さ
れている。この電子冷却装置Ｒは、吸熱側と放熱側とを
有し、直流電源の印加に基づく所謂ペルチェ効果により
前記吸熱側にて吸熱し、この熱を放熱側に輸送して放散
するペルチェ素子１１と、前記吸熱側に取り付けられた
アルミニウム等の熱良導性材料から成る吸熱板１２と、
前記放熱側に取り付けられた同じくアルミニウム等から
成る放熱フィン１３と、この放熱フィン１３に強制通風
を行うための送風機１４とから構成されている。

【００１４】そして、前記吸熱板１２は熱良導部材６の
前壁６Ａ前面に交熱的に取り付けられると共に、前記放
熱側を除くペルチェ素子１１と熱良導部材６の周囲及び
商品シュート８の上部（天壁４Ａまでの部分）は、例え
ば発泡スチロール等の断熱材１６により囲繞される。ま
た、前記放熱フィン１３は係る断熱材１６と本体ケース
２の前壁２Ａとの間に位置し、その周囲には上下に開放
したダクト部材１７が配置されており、前記送風機１４
は放熱フィン１３と販売口４の間に位置してダクト部材
１７内下部に配設されている。

【００１５】一方、商品シュート８内上部である商品通
路７下端部には、販売機構を構成するドラム２１が取り
付けられている。このドラム２１もアルムニウム等の熱
良導性材料にて成形されており、図７に示す如く中心軸
を横方向とされた円筒の両側壁２１Ａ、２１Ａを残し、
その上半分を切り取った形を呈している。それによっ
て、ドラム２１の底壁２２上には上方に開放して次販商
品Ｇ１を収納する収納部２３が構成されると共に、側壁
２１Ａには透孔２４が穿設されている。係るドラム２１
は、商品シュート８上端部の前後壁８Ａ、８Ｂ間に配置
され、その両側壁２１Ａ、２１Ａの中心から両側方に突
出した回動軸２６、２６により回動可能に支持される。

【００１６】このとき、ドラム２１の円の直径は商品シ
ュート８の前後壁８Ａ、８Ｂの間隔と略同等であるが、
少許小さい寸法とされており、それによって、ドラム２
１は商品通路７下端部において回動自在とされている。
また、ドラム２１には回動軸２６に固定されたギヤ２７
及びこのギヤ２７に噛み合ったギヤ２８等から成る減速
装置を介してモータ２９の駆動力が伝達され、前記回動
軸２６、２６を中心として回動する構成とされている。
更に、商品シュート８の側壁には前記透孔２４によって
ドラム２１の一回転を検出する光センサー３１が取り付
けられており、その上方の熱良導部材６の側壁には、次
販商品Ｇ１の上の商品Ｇ２のキャップ（光を反射する）
からの光の反射により商品Ｇ２の存在を検出する光セン
サー３２が取り付けられている。

【００１７】前記硬貨識別装置３４下部の硬貨排出口３
４Ａ下側には硬貨返却シュート３８が対応して設けられ
ており、この硬貨返却シュート３８は販売口４の側方の
前壁２Ａに形成された硬貨返却口３９に対応して開口し
ている。更に、硬貨識別装置３４上部の硬貨受入口３４
Ｂの上側には、上方に延在する硬貨投入シュート４１が
設けられている。

【００１８】他方、販売口４の前面には下部を本体ケー
ス２に回動自在に枢支された扉６６が設けられている。
この扉６６は前壁６６Ａと底壁６６Ｂを有しており、更
に前壁６６Ａの上縁と本体ケース２の間には販売口４内
外を連通する間隔Ｓが構成されている。また、販売口４
の天壁４Ａには前記送風機１４の下方に対応してスリッ
ト６７が穿設されている。

【００１９】また、硬貨識別装置３４は、自動販売機１
の販売動作を制御するための制御装置３６と共に断熱材
１６と本体ケース２の側壁２Ｂの間に配置されており
（図４）、硬貨識別装置３４、モータ２９、光センサー
３１、３２等は制御装置３４と電気的に接続されてい
る。以上の構成で、次に本発明の自動販売機１の動作を
説明する。自動販売機１の商品通路７内には、蓋部材６
１を取り外して商品投入口５２より商品Ｇを投入する。
このときドラム２１は待機状態であってその底壁２２を
図１の如く下側とし、収納部２３を上側としており、最
初に投入された商品（次販商品）Ｇ１はドラム２１の収
納部２３内に収容される。そして、以後投入される商品
Ｇはこの次販商品Ｇ１の上方にＧ２、Ｇ・・と積層され
ていくことになるが、商品投入口５２が商品通路７の上
端に形成されて上方に開口している関係上、商品通路７
内にはその略全域を使用して多数の商品Ｇを収納するこ
とができるようになる（実施例では５本）。

【００２０】この場合、商品投入口５２は商品Ｇの形状
に合致した形状を呈しており、また図４にて示すように
熱良導部材６の内壁にはリブ５３が形成されているの
で、商品Ｇ（ドリンク剤）のキャップの向きは一定とな
り、従って、後に詳述する光センサー３２による売切検
知に支障を来すことが無くなる。尚、図４は上板５１を
取り外した状態を示している。こうして、商品Ｇの投入
が終了したら再び蓋部材６１を本体ケース２に被せる。

【００２１】そして、自動販売機１が車両のバッテリー
に接続され、直流電源が印加されると、ペルチェ素子１
１は前述の如きペルチェ効果によって吸熱板１２を介
し、熱良導部材６より吸熱を行い、この吸収した熱を放
熱側に輸送し、放熱フィン１３より放散する。他方、送
風機１４も運転され、図１中矢印の如く扉６６上側の間
隔Ｓより外気を販売口４内に吸引し、スリット６７を介
して放熱フィン１３に強制通風する。これによって、放
熱フィン１３からの熱は通風空気中に円滑に放散され、
開口５４を介して蓋部材６１のスリット６４より斜め上
後方に排出されるようになる。

【００２２】また、ドラム２１は前述の如くその底壁２
２を下側としており、ドラム２１の円の直径は商品シュ
ート８の前後壁８Ａ、８Ｂの間隔と略同等の寸法とされ
ているので、ドラム２１は商品通路７の下端を閉塞して
おり、そこからの冷気漏れが阻止、或いは抑制される。
更に、熱良導部材６の周囲は断熱材１６にて囲繞されて
おり、蓋部材６１の断熱材６２も商品投入口５２を閉塞
しているので、ペルチェ素子１１の吸熱による冷却作用
により、熱良導部材６の温度は円滑に低下して行く。

【００２３】ここで、自動販売機１には圧縮機等の機械
部品は取り付けられていないので、自動販売機１全体が
小型・軽量化される。特に、熱良導部材６周囲の断熱材
１６より前側に位置する販売口４の上方に電子冷却装置
Ｒを配置し、ペルチェ素子１１の放熱フィン１３と販売
口４との間に送風機１４を配置すると共に、硬貨識別装
置３４や制御装置３６を熱良導部材６及び断熱材１６の
側方に配置する構成としたので、自動販売機１の全体寸
法を著しく縮小することができる。

【００２４】尚、このペルチェ素子１１への通電は、熱
良導部材６の温度を検知する図示しないセンサーに基づ
いて前記制御装置３６により行われ、それによって、熱
良導部材６の温度は平均約＋１０℃（外気温＋２５℃に
おいて）に維持される。そして、商品Ｇはこの熱良導部
材６、若しくはドラム２１に接触した部分からそれらへ
の直接の熱伝導により、或いは、熱良導部材６により冷
却された商品通路７内の冷気により飲み頃の温度に冷却
（保冷）される。

【００２５】次に、顧客により硬貨投入口５６に硬貨が
投入されると、硬貨は硬貨投入シュート４１を通過して
硬貨識別装置３４に入る。このとき、硬貨投入口５６は
上方に開口しているので、顧客は硬貨を容易に投入する
ことができる。そして、硬貨識別装置３４に入った硬貨
は、そこで正貨か否か判断され、正貨であれば硬貨識別
装置３４は前記制御装置に出力を発生し、当該正貨は金
庫４６内に排出すると共に、偽貨の場合、或いは返却ボ
タン５８が操作された場合には硬貨返却口３９に返却す
る。前記制御装置は硬貨識別装置３４からの出力に基づ
いて投入金額をカウントし、投入金額が例えば３００円
に達すると、前記制御装置はモータ２９に販売指令を発
してモータ２９を駆動し、ギヤ２８、２７を介してドラ
ム２１を図１中太線矢印の方向に回動させる。このドラ
ム２１の回動により収納部２３が下方に向くと、ドラム
２１内に収納されていた次販商品Ｇ１は商品シュート８
の後壁８Ｂ上に落下し、そこを滑って販売口４に排出さ
れる。

【００２６】このドラム２１の回動は前記光センサー３
１がドラム２１の透孔２４を検知することにより丁度一
回転で終了されるが、回動の過程でも底壁２２は商品Ｇ
２を落下しないように押さえるので、回動が終了した時
点で商品Ｇ２はドラム２１内に収納される。一方、販売
口４に排出された商品Ｇ１は扉６６の底壁６６Ｂ上に落
下する。顧客は扉６６の前壁６６Ａを図１中破線で示す
如く手前に開くことにより、この商品Ｇ１を取り出すこ
とができる。

【００２７】係る販売動作において、ドラム２１はその
円の外径内で回動するのみであるから、ドラム２１の動
作に必要な空間は極めて狭い。また、ドラム２１の大き
さも商品Ｇを収容できる大きさであれば良いので、総じ
て自動販売機１に占める販売機構の寸法を著しく縮小す
ることができ、それによって自動販売機１の全体寸法は
一層縮小される。

【００２８】以上の販売動作が繰り返されて商品通路７
内の商品Ｇが減少して行き、商品Ｇ２が存在しなくなる
と、光センサー３２が商品Ｇ２のキャップからの光を検
出できなくなる。それによって、光センサー３２の出力
が変化するので、前記制御装置は商品通路７内に次販商
品Ｇ１のみが残存していることを検知し、次に一回の販
売を行った段階で売切とし、以後販売動作を停止する。

【００２９】尚、実施例では自動販売機をタクシーに設
置する場合について説明したが、それに限らず、観光バ
スや他の輸送手段の車室内に設置しても有効である。

【００３０】

【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、熱良
導部材に形成した商品通路内の商品をペルチェ素子にて
円滑に冷却し、販売機構により販売することができるの
で、従来の自動販売機に比して全体の著しい小型・軽量
化を図ることができる。また、車両等に搭載される直流
電源によって十分に動作できるので、タクシー等の比較
的小型の車室内に設置する場合に極めて好適なものとな
る。

【００３１】また、請求項２の発明によれば、販売機構
を回動自在に支持されたドラムにて構成し、ドラムは待
機状態において内部に次販商品を保持しつつ商品通路を
閉塞し、回動して商品を排出するように構成したので、
販売機構の寸法及びその動作空間を著しく縮小すること
が可能となり、全体の小型化を一層促進することが可能
となる。特に、ドラムは熱良導性材料にて構成されてい
るので、待機状態でドラムに保持された次販商品はドラ
ムからの熱伝導及び商品通路内の冷気により円滑に冷却
される。また、ドラムは待機状態において商品通路の下
端部を閉塞するので、商品通路からの冷気の漏出を阻
止、或いは抑制することができ、ペルチェ素子による商
品の冷却効率を一層向上させることができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電子冷却式自動販売機の実施例である
自動販売機の縦断側面図である。

【図２】同自動販売機の斜視図である。

【図３】同自動販売機の硬貨識別装置付近の側断面図で
ある。

【図４】上板を取り外した状態の自動販売機の平面図で
ある。

【図５】ドラムの斜視図である。

【符号の説明】

１自動販売機６熱良導部材７商品通路１１ペルチェ素子１６断熱材２１ドラムＧ商品

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】商品を冷却しながら販売する自動販売機
において、熱良導部材内に形成された商品通路と、吸熱
側と放熱側とを有して吸熱側が前記熱良導部材と交熱的
に設けられたペルチェ素子と、該ペルチェ素子の放熱側
を除く前記熱良導部材の周囲を囲繞する断熱材と、前記
商品通路内の商品を排出する販売機構とを具備したこと
を特徴とする電子冷却式自動販売機。
【請求項２】熱良導性材料にて構成され、回動自在に
支持されたドラムにて販売機構を構成すると共に、前記
ドラムは待機状態において内部に次販商品を保持しつつ
商品通路を閉塞し、回動して前記商品を排出することを
特徴とする請求項１の電子冷却式自動販売機。