JPH0744755A - 自動販売機の施錠装置 - Google Patents

自動販売機の施錠装置

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JPH0744755A
JPH0744755A JP5208911A JP20891193A JPH0744755A JP H0744755 A JPH0744755 A JP H0744755A JP 5208911 A JP5208911 A JP 5208911A JP 20891193 A JP20891193 A JP 20891193A JP H0744755 A JPH0744755 A JP H0744755A
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door
lock mechanism
vending machine
locking
lower door
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俊二 生形
Satoshi Ishikawa
敏 石川
Chieko Mitomo
千恵子 三友
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    • G07CHECKING-DEVICES
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    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/14Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for fastenings for doors; for turnstiles
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2枚のドアを1つの錠前の操作で開閉するこ
とができる自動販売機の施錠装置を提供することであ
る。 【構成】 自動販売機本体に取り付けられた第1のドア
を自動販売機本体に係止および係止解除可能な第1のロ
ック機構と、自動販売機本体に取り付けられた第2のド
アを自動販売機本体に係止および係止解除可能な第2の
ロック機構と、第1のドアまたは第2のドアに設けら
れ、第1のロック機構および第2のロック機構を係止解
除させる単一の錠前機構とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのドアを有する自
動販売機の施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機、例えば缶飲料自動販
売機として、商品収納部を開閉するメインドアに加え
て、商品投入口を開閉して商品の補充を行うためのロー
ディングドアを備えたものが知られている。このような
2枚ドアタイプの缶飲料自動販売機は、例えば実開平2
−80881号公報に開示されている。この自動販売機
では、商品の補充作業と集金作業を分離して行えるよう
にするために、メインドアと、その上側のローディング
ドアとが互いに分離して設けられており、両ドアには、
これらを施錠および解錠するための専用の錠前がそれぞ
れ取り付けられている。また、メインドアは、ローディ
ングドアを開放したときのみ、開放できるように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動販売機
では、メインドアとローディングドアの双方に専用の錠
前がそれぞれ設けられているため、両ドアを開ける場
合、例えば商品の補充作業と集金作業を同時に行う場合
や、集金作業のみを行う場合には、解錠のための鍵の操
作を両ドアについて行わなければならず、この操作が面
倒であるという欠点がある。また、ローディングドアが
自動販売機の上部に配置されており、これに設置される
ローディングドア用の錠前の位置も高くなってしまうた
め、その鍵の操作がしにくいという問題もある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、2枚のドアを1つの錠前の操
作で開閉することができる自動販売機の施錠装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の自動販売機の施錠装置は、自動販売機本体
に取り付けられた第1のドアを自動販売機本体に係止お
よび係止解除可能な第1のロック機構と、自動販売機本
体に取り付けられた第2のドアを自動販売機本体に係止
および係止解除可能な第2のロック機構と、第1のドア
または第2のドアに設けられ、第1のロック機構および
第2のロック機構を係止解除させる単一の錠前機構とを
備えたものである。
【0006】
【作用】この自動販売機の施錠装置では、第1のドアま
たは第2のドアに設けられた単一の錠前機構が、第1の
ロック機構を係止解除させることによって、自動販売機
本体への第1のドアの係止が解除されるとともに、第2
のロック機構を係止解除させることによって、自動販売
機本体への第2のドアの係止が解除され、解錠がなされ
る。したがって、第1および第2のドアを、1つの錠前
機構の操作で解錠することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明の施錠装
置を組み込んだ缶飲料自動販売機の正面図、図2は、そ
の要部を示す斜視図である。これらの図に示すように、
この自動販売機1は、自動販売機本体2と、自動販売機
本体2の正面を互いに独立して開閉する下ドア3(メイ
ンドア)および上ドア(ローディングドア)4とを有し
ている。下ドア3は、自動販売機本体2内に設けられた
商品収納庫、内部機器やコインメカニズムなどを開放す
るものであり、自動販売機本体2の左前端部を中心とし
て、開き戸形式で開閉される。上ドア4は、自動販売機
本体2の上部に形成された商品投入口(図示せず)を開
閉して商品の補充を行うためのものであり、自動販売機
本体2の上端部を中心として、はね上げ式で開閉され
る。そして、両ドア3、4は、後述する施錠装置16に
より、一括してロックされるようになっている。
【0008】自動販売機1の正面には、上ドア4から下
ドア3の上半部にわたって、メーカー名などが印刷され
た看板部5が形成され、看板部5の右半部にはディスプ
レイ部6が設けられている。また、下ドア3の正面に
は、ディスプレイ部6の下側に接客部7が、下部に商品
取出口8が、接客部7の右横に錠前機構9が、それぞれ
設けられている。ディスプレイ部6は、左右に各6個並
んだ上下3列の商品サンプル10と、各商品サンプル1
0に対応してその下に設けられた上下3列の選択ボタン
11とから成り、商品サンプル10および選択ボタン1
1は、上1列が上ドア4に、下2列が下ドア3に配置さ
れている。接客部7には、コイン投入口12、紙幣投入
口13、返却レバー14および表示器15が設けられて
いる。
【0009】錠前機構9は、本発明に係る施錠装置16
の一部を構成するものであり、この施錠装置16は、図
2に示すように、下ドア3を施錠する下ドアロック機構
(第1のロック機構)17と、上ドア4を施錠する上ド
アロック機構(第2のロック機構)18と、両ロック機
構17の解錠を行う前記錠前機構9とによって構成され
ている。後述するように、この施錠装置16では、錠前
機構9が2段階で操作できるように構成され、1段階目
の操作で上ドア4のみを解錠し、次の2段階目の操作
で、さらに下ドア3を解錠するようになっている。
【0010】下ドアロック機構17は、図2および図3
に示すように、自動販売機本体2に固定された上下一対
の固定金具19、19と、下ドア3に取り付けられ、固
定金具19、19に係合して、下ドア3を自動販売機本
体2に係止する下ドア用スライド金具20とによって構
成されている。各固定金具19は、自動販売機本体2の
右側壁内面から前方に突出した板状のものであり、その
上下部を切り欠くことにより、係止部21が形成されて
いる。
【0011】下ドア用スライド金具20は、上下方向に
延びる帯状の板で構成され、下ドア3の裏面に、上下方
向にスライド自在に取り付けられている。下ドア用スラ
イド金具20には、各固定金具19に対応する位置に、
固定金具19よりも上下方向寸法が若干大きな上下一対
の開口22、22が形成されている。そして、下ドア用
スライド金具20は、上下方向にスライドすることによ
り、各開口22の縁部が各固定金具19の係止部21内
に入り込んで、下ドア3を係止する係止位置と、各開口
22の両縁部が各固定金具19の係止部21から退避し
て、下ドア3の係止を解除する係止解除位置とをとるこ
とができるようになっている。また、下ドア用スライド
金具20は、中央付近に、左方に張り出したフランジ部
23を有し、このフランジ部23に矩形孔24が形成さ
れている。
【0012】一方、上ドアロック機構18は、上ドア4
に設けられた左右一対の掛金25、25と、下ドア3に
設けられ、掛金25、25にそれぞれ係合して、上ドア
4を下ドア3に係止する一対のロックアセンブリ26、
26と、錠前機構9の操作に連動して、ロックアセンブ
リ26の係止状態を解除するリンク機構27とによって
構成されている。
【0013】各掛金25は、上ドア4の下面に突出して
形成された門形のものであり、その脚部がロックアセン
ブリ26に係止される。各ロックアセンブリ26は、掛
金25に対応して下ドア3の上枠上面に固定されてお
り、図4に示すように、箱状のケース28に、掛金25
が出入りする出入口29を有するとともに、掛金25の
脚部を受け入れる受けコマ30と、受けコマ30を係止
して掛金25の抜止めを行う係止コマ31とを、各々の
軸32、33に回動自在に取り付けて構成されている。
受けコマ30には、上ドア4の閉塞時、係止出入口29
から入ってきた掛金25を受け入れる受け溝34が形成
されている。一方、係止コマ31の外周には係合突起3
5が形成され、この係合突起35が、受けコマ30に形
成された係合凹部36に係合して、受けコマ30を保持
するようになっている。また、係止コマ31の外周の所
定部位には、ピン42が突出して形成され、このピン4
2は、ケース28の底板に形成された円弧溝38を貫通
して下方に延びている。
【0014】リンク機構27は、図2および図3に示す
ように、下ドア3の上端部にスライド自在に取り付けら
れた第1のスライド金具39と、下ドア3の右側端部に
スライド自在に取り付けられた第2のスライド金具40
と、両スライド金具39、40を互いに連結して連動さ
せる連結金具41とによって構成されている。第1のス
ライド金具39は、左右方向に延びる帯状の板で構成さ
れ、下ドア3の上枠の下側に配置されている。また、第
1のスライド金具39の上面にはピン受け部(図示せ
ず)が形成され、係止コマ31の各ピン42を受け入れ
るようになっている。
【0015】一方、リンク機構27の第2のスライド金
具40は、下ドア用スライド金具20と同様に、上下方
向に延びる帯状の板で構成され、下ドア3の裏面と下ド
ア用スライド金具20との間に、上下方向にスライド自
在に取り付けられている。連結金具41は、L字形の板
材で構成されており、下ドア4の右上端部に、軸43回
りに回動自在に取り付けられている。そして、連結金具
41のL字形の一辺に形成された上下方向の長孔44
に、第1スライド金具39の右端部に設けられたピン4
5が係合するとともに、連結金具41の他辺に形成され
た左右方向の長孔46に、第2スライド金具40の上端
部に設けられたピン47が係合している。このような構
成により、第2のスライド金具40の上下方向の移動に
よって、第1のスライド金具39が左右方向に移動し、
ロックアセンブリ26を駆動できるようになっている。
また、第2のスライド金具40には、一端が下ドア3に
掛止めされたコイルばね58の他端が掛止めされてお
り、このコイルばね58により、第2のスライド金具4
0が、常時、上方に付勢されるとともに、第1スライド
金具39は、連結金具41を介して、常時、左方に付勢
されている。
【0016】また、第2のスライド金具40は、下ドア
用スライド金具20と同様に、上下一対の開口48、4
8を有しており、上下方向へのスライドにより、固定金
具19の係止部21に係合して下ドア3を係止する係止
位置と、係止部21から外れて下ドア3の係止を解除す
る係止解除位置をとることができるようになっている。
さらに、第2のスライド金具40は、中央付近に、左方
に張り出したフランジ部49を有し、このフランジ部4
9に、左右方向の延びる長孔50が形成されている。
【0017】錠前機構9は、図5に示すように、鍵穴5
1を有するシリンダ52と、シリンダ52を挿通したハ
ンドル53とによって構成されており、常時は、下ドア
3の正面に形成された収納穴54に収納されている。錠
前機構9は、鍵穴51に鍵(図示せず)を差し込んでシ
リンダ52を約45度回すと、収納穴54から前方に1
段階、突出し、シリンダ52をさらに約90度(計13
5度)回すと、さらに2段階目まで突出するとともに、
1段階目の突出状態では、軸55を中心として、時計回
りに約45度まで回動でき、2段階目の突出状態では、
さらに約90度(計135度)まで回動できるように構
成されている。
【0018】ハンドル53の背面には、下ドア解錠用の
第1の駆動ピン56と、上ドア解錠用の第2の駆動ピン
57とが、周方向に互いに約135度の角度をなして、
形成されている。第1のピン56は、下ドア用スライド
金具20のフランジ部23の矩形孔24に、遊びをもっ
て係合し、第2のピン57は、第2のスライド金具40
のフランジ部49の長孔50に、ほとんど遊びなく係合
しており、このような構成により、ハンドル53を45
度、回転させると、第2のスライド金具40のみが駆動
され、続いてハンドル53を90度、回転させると、第
2のスライド金具40および下ドア用スライド金具20
が駆動される。
【0019】次に、上述した構成の施錠装置16の動作
について説明する。まず、施錠装置16の施錠状態につ
いて説明する。この状態では、錠前機構9のハンドル5
3は、下ドア3の収納穴54に収納されており、ハンド
ル53の第1の駆動ピン56は、軸55の直下に、第2
の駆動ピン57は、軸55の右斜め上にそれぞれ位置し
ている(図5(a)参照)。また、下ドアロック機構1
7の下ドア用スライド金具20は、図3(a)に示すよ
うに、自重により下降した係止位置にあり、各開口22
の縁部が、対応する固定金具19の係止部21に上方か
ら入り込んでこれに係合している。同様に、上ドアロッ
ク機構18の第2のスライド金具40は、コイルばね5
8の付勢力により上昇した係止位置にあり、各開口48
の縁部が、固定金具19の係止部21に下方から入り込
んでこれに係合している。このように、下ドア3は、下
ドア用スライド金具20および第2のスライド金具40
と固定金具19との二重の係合によって、自動販売機本
体2に係止され、施錠されている。
【0020】また、上ドアロック機構18の第1のスラ
イド金具39は、コイルばね58の付勢力により、第2
のスライド金具40および連結金具41を介して、左方
に付勢されており、第1のスライド金具39にピン42
を介して連結されたロックアセンブリ26の係止コマ3
1は、図の反時計方向に回動した係止位置(図の実線位
置)に位置している。一方、ロックアセンブリ26の受
けコマ30は、上ドア4の閉扉時に、掛金25の脚部を
受け溝内34内に受け入れて、図の反時計方向に回動し
た実線位置に位置しており、この状態で、係止コマ31
の係合突起35が、受けコマ30の係合凹部36に係合
することにより、受けコマ30の回動すなわち掛金25
の離脱が阻止されて、上ドア4の施錠がなされる。
【0021】次に、施錠装置16の解錠動作を説明す
る。まず、上述した施錠状態から、錠前機構9の鍵穴5
1に鍵を差し込んで、シリンダ52を約45度回すと、
ハンドル53が収納穴54から前方に1段階、突出する
(図5(b)参照)。次いで、突出したハンドル53を
時計方向に約45度回すと、その第2の駆動ピン57が
軸55の右斜め上から右横の位置まで移動することによ
り、第2の駆動ピン57に長孔50を介して係合してい
る第2のスライド金具40が、コイルばね58の付勢力
に抗して押し下げられる(図4(b)参照)。この第2
のスライド金具40の下方への移動に伴い、第1のスラ
イド金具39が右方に移動することにより(図3(b)
参照)、ロックアセンブリ26の係止コマ31が、図4
に実線で示す係止位置から中間位置まで時計方向に回動
し、その係合突起35が受けコマ30の係合凹部36か
ら外れ、受けコマ30を解放することによって、上ドア
4の係止状態が解除され、上ドア4を下ドア3に対して
開くことが可能になる。
【0022】一方、ハンドル53の上述した操作によっ
て、ハンドル53の第1の駆動ピン56は、軸55の直
下から左斜め下の位置まで移動するが、この移動範囲で
は、第1の駆動ピン56は、下ドア用スライド金具20
の矩形孔24内を遊動してその上縁付近に達するだけで
ある(図5(b)参照)。したがって、ハンドル53の
この操作段階では、下ドア用スライド金具20はまった
く移動せず、係止位置に保持されることにより、下ドア
3は施錠状態に保持される(図3(b)参照)。
【0023】この状態から、下ドア3をさらに解錠する
場合には、鍵穴51に差し込んだ鍵で、シリンダ52を
さらに約90度(計135度)回すと、ハンドル53が
さらに前方に、2段階目まで突出する(図5(c)参
照)。次いで、突出したハンドル53を時計方向にさら
に約90度(計135度)回すと、その第1の駆動ピン
56が軸55の左斜め下から左斜め上の位置まで移動す
ることにより、下ドア用スライド金具20が、その重さ
に抗して、図3(c)に示す係止解除位置まで押し上げ
られる。同図に示すように、この係止解除位置では、下
ドア用スライド金具20の開口22の縁部が、固定金具
19の係止部21から完全に外れて、固定金具19を解
放する。
【0024】また、ハンドル53の上記操作に伴って、
第2の駆動ピン57が、軸55の右横から真下の位置ま
で移動することにより、第2のスライド金具40は、さ
らに押し下げられてその係止解除位置に達し、その開口
48の縁部が、固定金具19の係止部21から完全に外
れて、固定金具19を解放する。この結果、下ドア用ス
ライド金具20および第2のスライド金具40の双方が
固定金具19から外れることにより、下ドア3が解錠さ
れ、下ドア3を自動販売機本体2に対して開くことが可
能になる。なお、この第2のスライド金具40の移動に
伴い、第1のスライド金具39は右方にさらに移動し、
ロックアセンブリ26の係止コマ31は、図の破線位置
まで回動する。
【0025】この状態から、施錠装置16を施錠する場
合には、まず、下ドア3を閉じると、下ドア用スライド
金具20は、自重によって、第2のスライド金具40
は、コイルばね58の付勢力によって、図3(b)に示
す位置までそれぞれ復帰し、下ドア3が自動的に施錠さ
れる。このとき、ハンドル53は、図5(b)の約45
度の位置まで戻り、第1のスライド金具39およびロッ
クアセンブリ26の係止コマ31は、中間位置まで戻
る。次いで、上ドア4を閉じると、第1および第2のス
ライド金具39、40が、コイルばね58の付勢力によ
って、初期位置(図3(a)の位置)に復帰し、ロック
アセンブリ26の係止コマ31が係止位置に復帰するこ
とにより、上ドア4が施錠される。このとき、ハンドル
53は、初期位置に戻っており、これを収納孔54内に
押し込むことによって、施錠が完了される。
【0026】以上のように、本実施例の施錠装置16で
は、錠前機構9が2段階で操作できるように構成され、
その第1段階の操作により、リンク機構27を介して、
上ドアロック機構18のロックを解除して、上ドア4を
解錠するとともに、第2段階の操作により、下ドアロッ
ク機構17のロックを解除して、下ドア3を解錠するよ
うになっている。したがって、単一の錠前機構9の操作
で、上ドア4および下ドア3の双方を解錠することがで
きる。また、錠前機構9が1つですむので、これを実施
例のように下ドア3に設けることによって、上ドア4の
解錠操作を容易にすることができる。さらに、錠前機構
9が1つでよいことにより、2つの錠前を自動販売機に
設けた従来の場合と比較して、自動販売機の正面全体の
デザイン上の統一がとりやすくなるなどの利点をも有す
るものである。
【0027】なお、本発明は、上述した実施例に限られ
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、実施例は、本発明を缶飲料自動販売機に適用した例
であるが、本発明は、他の物品を販売する自動販売機に
も、もちろん適用できる。また、実施例では、錠前機構
の操作に伴って上ドアロック機構のロックを解除するの
に、リンク機構を用いているが、これを他の適当な手段
とすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動販売
機の施錠装置は、2枚のドアを1つの錠前の操作で開閉
することができるなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施錠装置を組み込んだ缶飲料自動販売
機の正面図である。
【図2】本発明の施錠装置を示す斜視図である。
【図3】図2の施錠装置の下ドアロック機構およびリン
ク機構の動作を説明する正面図である。
【図4】図2の施錠装置のロックアセンブリの構成およ
び動作を示す平面図である。
【図5】図2の施錠装置の錠前機構の構成および動作を
示す図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 自動販売機本体 3 下ドア 4 上ドア 9 錠前機構 17 下ドアロック機構 18 上ドアロック機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体に取り付けられた第1の
    ドアを前記自動販売機本体に係止および係止解除可能な
    第1のロック機構と、 前記自動販売機本体に取り付けられた第2のドアを前記
    自動販売機本体に係止および係止解除可能な第2のロッ
    ク機構と、 前記第1のドアまたは第2のドアに設けられ、前記第1
    のロック機構および第2のロック機構を係止解除させる
    単一の錠前機構とを備えたことを特徴とする自動販売機
    の施錠装置。
JP20891193A 1993-07-30 1993-07-30 自動販売機の施錠装置 Expired - Lifetime JP3479322B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111512348A (zh) * 2017-12-26 2020-08-07 晓星Tns株式会社 具有媒体储存部的自动柜员机及其控制方法

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