JPH0744728A - アニメーション時間調節システム - Google Patents

アニメーション時間調節システム

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JPH0744728A
JPH0744728A JP19331593A JP19331593A JPH0744728A JP H0744728 A JPH0744728 A JP H0744728A JP 19331593 A JP19331593 A JP 19331593A JP 19331593 A JP19331593 A JP 19331593A JP H0744728 A JPH0744728 A JP H0744728A
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JP
Japan
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time
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animation
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JP19331593A
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English (en)
Inventor
Mayumi Morimoto
▲真▼由美 森本
Hiroyuki Kojima
弘行 小嶋
Hirohide Haga
博英 芳賀
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメディアデータの出力時間情報を変更
する際に、出力時間を変更するマルチメディアデータに
応じて、該当する他のマルチメディアデータの出力時間
情報も自動的に変更できる時間調節システムを提供す
る。 【構成】 マルチメディアデータ毎に出力時間情報が記
録されたアニメーション出力管理テーブル115と、ア
ニメーション出力管理テーブル116に従ってマルチメ
ディアデータを出力し、ユーザの指示によってマルチメ
ディアデータの出力時間情報を変更する際に、編集モー
ドテーブル117を参照して出力時間情報を変更すべき
マルチメディアデータを決め、変更するマルチメディア
データの変更内容に応じて、該当するマルチメディアデ
ータの出力時間情報を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アニメーション時間調
節システムに関する。特に時間と変化するマルチメディ
アデータを用いるアニメーションに好適なアニメーショ
ン時間調節システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアニメーションシステムとして
は、動画を用いるものと静止画を順次切り替えて表示す
るものとがある。さらに、動画データのある時間の画像
データを静止画として扱い、マルチメディアデータとし
てこの画像データ(動画データのある時間の画像デー
タ)と音データを用いるものもある。
【0003】動画データを基本とするアニメーションシ
ステムにおいて、収集した動画データの素材を時間編集
して再生する方法の第1の従来技術として、特開平3−
127281の動画データ再生装置及び方法がある。
【0004】第1の従来技術では、動画ファイルを複数
の静止画フレームの集まりとして記録、管理し、各静止
画フレームの表示時間情報を記録しておく時間情報記録
部を備え、各静止画フレームの表示時間情報として表示
開始時刻と表示継続時刻を記録したテーブルを設け、表
示時間情報にしたがって一定時間間隔で静止画フレーム
を読みだして、複数の静止画フレームを順次連続的に再
生する。そして、収集した動画データの素材を所定の再
生時間に合わせたり、別途再生する音声との同期を取る
ために動画ファイルを加工して表示時間を調整する方法
があり、ある静止画フレームの削除と挿入の場合に、表
示時間情報を記録したテーブルの内容を以下のように書
き替えている。
【0005】(1)ある静止画フレームの表示を取りや
める(削除)ときは、その静止画フレームの表示開始時
刻と表示継続時刻をそれぞれ0とし、それ以後の静止画
フレームの表示開始時刻を一定時間づつ減らす(表示開
始時刻を一定時間早める)。
【0006】(2)既に記録されたある静止画フレーム
を挿入するときは、その静止画フレームの表示継続時間
を一定時間増し、それ以後の静止画フレームの表示開始
時刻を一定時間づつ増やす(表示開始時間を一定時間遅
らす)。
【0007】しかし、この第1の従来技術では、一定時
間間隔でないと静止画フレームの表示を変えることがで
きない。また、表示する画像データは同じ場所の同じ大
きさの画像データを対象としている。さらに、複数の画
像データを同時に表示することができない。
【0008】また、画像データの表示継続時間を用いた
第2の従来技術として、画像データのみを対象としたア
ニメーションシステムとして、特開平2−236781
のアニメーション制御方式がある。
【0009】この第2の従来技術では、画像データID
とその画像データIDに対応する画像データの画像メモ
リ内格納アドレスとを記録した画像メモリ管理情報と、
表示順番、その表示順番に表示する画像データのIDお
よび、表示時間間隔を記録した表示制御情報とを備え、
任意の表示順序、及び任意の表示時間間隔を設定してア
ニメーション表示を行う。しかし、この第2の従来技術
でも、表示する画像データは同じ場所の同じ大きさの画
像データを対象としているため、複数の画像データを同
時に表示することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術で
は、時間とともに変化する音声に対応して、画像データ
の表示を一定間隔で変更でき、任意の順番で画像データ
を表示して、任意の時間間隔で画像データの表示を変更
できる。
【0011】しかし、上記従来技術では、時間に応じて
表示画面全体を書き替えることを前提としており、同じ
場所でかつ同じ大きさの画像データを対象としている。
また、表示画面全体を書き替えるので、画面に表示でき
るのは、常に1つの画像データである。したがって、画
像データの表示場所や表示の大きさが決められているの
で、異なる場所に画像データを表示したり、異なる大き
さの画像データを表示することができず、表示画面の一
部分のデータだけの表示を変更することができないとい
う問題点がある。また、同じ場所に表示された画像デー
タのみを変更するので、各画像データの表示時間は、次
の画像データが表示されるまでの間に限られ、かつ複数
の画像データを同時に表示できないという問題点もあ
る。
【0012】本発明の目的は、時間的に変化する複数の
マルチメディアデータ(例えば画像データ)の出力時間
を制御できるシステムを提供することにある。すなわ
ち、任意の大きさのマルチメディアデータを任意の場所
に表示し、かつそれぞれのマルチメディアデータを任意
の時間から任意の時間まで表示し、あるいは、複数のマ
ルチメディアデータを同時に表示するための時間調節シ
ステムを提供することにある。
【0013】また、従来の技術では、各画像データの表
示時間を変更(編集)する場合、変更する画像データの
表示開始時間または表示継続時間だけを変更することが
できないという問題点がある。本発明の他の目的は、各
マルチメディアデータの出力時間を各マルチメディアデ
ータ毎に編集することができる時間調節システムを提供
することにある。
【0014】さらに、第1の例では、時間とともに変化
する音声を基本として画像データの表示時間を変更して
いるが、音声に関しては変更できないという問題点があ
る。本発明の他の目的は、マルチメディアデータの表示
時間を適宜変更できる時間調節システムを提供すること
にある。すなわち、時間とともに変化するマルチメディ
アデータも任意の時間から出力でき、さらに、時間とと
もに変化するマルチメディアデータの出力時間を変更し
た場合には、時間とともに変化するマルチメディアデー
タを基準としてアニメーションの時間を変更できる時間
調節システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、アニメーション時間調節システムは以下の手段を有
する。マルチメディアデータ、及び、各マルチメディア
データ毎の出力時間情報、さらに画面に出力されるマル
チメディアデータの表示場所と表示の大きさを記録した
アニメーション出力管理データを格納する記憶装置と、
上記記憶装置からマルチメディアデータを読みだす手段
と、上記記憶装置から読み出した各マルチメディアデー
タ毎の出力時間情報からアニメーション出力管理テーブ
ルを作成する手段と、アニメーション出力管理テーブル
の内容を表示する手段と、アニメーション出力管理テー
ブルに従ってマルチメディアデータを出力する手段と、
入力装置からのユーザの指示に応じて、アニメーション
出力管理テーブルを変更する手段と、入力装置からのユ
ーザの指示に応じて、アニメーションのシュミレーショ
ンを実行する手段と、入力装置からのユーザの指示に応
じて、アニメーション出力管理テーブルから、該当する
データを取り出す手段を設けている。
【0016】また、時間とともに変化するマルチメディ
アデータの出力時間の長さを変更するためには、変更前
と変更後の出力時間情報、及び変更前の出力時間の長さ
と変更後の出力時間の長さ、及びその出力時間の長さの
差と変更前の出力時間長を記録したテーブルを作成し、
このテーブルに従って各マルチメディアデータの出力時
間情報を変更する手段を設けている。
【0017】
【作用】各マルチメディアデータ毎に出力時間情報を記
録しているので、個々のマルチメディアデータに対して
任意の表示時間帯を設定できる。また、ユーザの指示に
よる出力時間の変更に応じて、個々のマルチメディアデ
ータの出力時間を任意に設定できる。さらに、個々のマ
ルチメディアデータ毎に任意に出力時間情報を設定でき
るので、複数のマルチメディアデータをそれぞれ独立に
表示できる。
【0018】また、画面に出力されるマルチメディアデ
ータの表示場所と表示のサイズを記録しているので、任
意の大きさで任意の場所に表示できる。さらに、任意の
大きさで任意の場所に任意の出力時間で表示できるの
で、表示画面の一部分だけの表示を変更できる。
【0019】また、ユーザの指示に応じて、アニメーシ
ョンをシュミレーションできるので、思い通りのアニメ
ーションができたかどうかをすぐに確認でき、アニメー
ションの時間調節しながら、時間調節されたアニメーシ
ョンを再生できる。
【0020】さらに、時間とともに変化するマルチメデ
ィアデータの出力時間の長さが変更されると、その変更
に応じて該当する他のマルチメディアデータの出力時間
情報が自動的に変更されるので、時間とともに変化する
マルチメディアデータの出力時間の長さを変更しても、
他のマルチメディアデータの出力時間を設定し直す必要
がない。
【0021】
【実施例】図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。図1は、アニメーション時間調節システムのシステ
ム構成例を示す図である。
【0022】このシステムは、CPU101、主記憶装
置102、外部記憶装置(107、108)、表示装置
103、スピーカ104、入力装置105、及び入力装
置105に接続されたマウス106を備え、これらの装
置はバスによって接続されている。
【0023】外部記憶装置として、マルチメディアデー
タを格納している記憶装置107と、アニメーションで
出力する各マルチメディアデータの出力時間情報などを
格納している記憶装置108があり、記録されたデータ
は主記憶装置102に呼び出され、CPU101の処理
対象となる。入力装置105及びマウス106は、ユー
ザの指示を入力するためのものである。マウス106の
代わりに、ポインティングデバイスを用いてもよい。
【0024】また、主記憶装置102内にはテーブル1
14があり、その中には、シミュレーション中の時間や
シミュレーション状態等を記録するシミュレーション時
間管理テーブル115、アニメーションで出力される各
マルチメディアデータの出力時間情報などを記録するア
ニメーション出力管理テーブル116、ユーザが各マル
チメディアデータの出力時間情報を調節する時に使用さ
れる編集モードテーブル117が格納されている。
【0025】さらに、主記憶装置102内には、以下に
示すプログラムが格納されている。 1)上記テーブル114を参照して、表示装置103へ
の表示を制御する表示制御部109、 2)シミュレーション時間管理テーブル115とアニメ
ーション出力管理テーブル116とを参照して、マルチ
メディアデータを外部記憶装置107から読み込んだマ
ルチメディアデータを出力するシミュレーション制御部
110、 3)ユーザの指示に応じてアニメーション出力管理テー
ブル116を変更する際に、アニメーションでの各マル
チメディアデータの出力時間情報を調節するエディタを
制御する時間調節エディタ制御部111、 4)外部記憶装置108からアニメーション出力管理デ
ータを読み込み、アニメーション出力管理テーブル11
6を作成するアニメーション出力管理テーブル作成部1
13、および 5)アニメーション出力管理テーブル116のデータ
を、アニメーション出力管理データのファイル(外部記
憶装置108)に格納するアニメーション出力管理ファ
イル作成部112。
【0026】図2は、アニメーション時間調節システム
が表示装置103に出力する画面の表示例である。出力
画面には、マルチメディアデータを表示してシミュレー
トする(a)シミュレーション画面201、各マルチメ
ディアデータの出力時間情報を表示し、ユーザの指示に
よって変更するためのエディタである(b)時間調節エ
ディタ画面202がある。利用者の指示に基づいて、シ
ミュレーション画面201、あるいは時間調節エディタ
画面202のいずれかの画面が表示される。図2の表示
例では、(a)シミュレーション画面201と(b)時
間調節エディタ画面202を独立に示したが、シミュレ
ーションと時間調節エディタの画面を連接して一つの画
面として表示してもよい。
【0027】(a)シミュレーション画面201には、
アニメーション表示エリア203があり、このエリアに
マルチメディアデータが表示される。画面201の左下
には、どの時間のマルチメディアデータをアニメーショ
ン表示エリア203に出力しているかを知らせるため
に、アニメーション時間表示エリア204を設けてい
る。このアニメーション時間表示エリア204には、シ
ミュレーション中の時間データを分秒で表示し、その下
にアニメーションの全体の時間(開始から終了までの時
間)におけるシミュレーション中の時間を示している。
さらに、画面右下には、ユーザの指示によってシミュレ
ーションの時間を変更するために、シミュレーション制
御エリア205を設けている。このシミュレーション制
御エリア205には、巻き戻しを指示するための”RE
W”、再生を指示するための”PLAY”、早送りを指
示するための”FF”、一時停止を指示するための”P
AUSE”、及び停止を指示するための”STOP”が
ある。このアニメーションにおいては、”STOP”
は”PAUSE”と同じ動作をする。また、ユーザの指
示によって、シミュレーションの時間を変更する方法と
して、アニメーション時間表示エリア204の下に表示
されている、全体の時間の任意の場所を指示しても良
い。
【0028】(b)時間調節エディタ画面202には、
アニメーションタイトル表示エリア206、時間調節エ
リア207、マルチメディアデータ名称表示エリア20
8、時間表示エリア209、及び全体図エリア210が
ある。全体図エリア210と時間調節エリア207に
は、ラインカーソル211がある。さらに、画面左側に
時間調節のための編集のモードを設定する編集モード2
12やファイルへのセーブ指示”SAVE”213、シ
ミュレーション開始指示”SIMULATION”21
4、出力時間情報の変更を取りやめる指示”Und
o”、終了指示”EXIT”220などを指示するため
のエリアがある。ユーザは、この時間調節エディタ上で
各マルチメディアデータの出力時間変更を指示する。以
下では、ユーザが各マルチメディアデータの出力時間を
変更することを、時間調節すると呼ぶ。
【0029】まず、アニメーションタイトル表示エリア
206には、アニメーションに付けられたタイトル名を
表示する。これは、アニメーションが複数ある場合に、
どのアニメーションの出力時間情報を調節をしているの
かを識別するためのものである。もし、アニメーション
にタイトル名が付けられていない場合は、そのアニメー
ションのデータを記録しているファイルなどの名称を表
示してもよい。
【0030】時間調節エリア207では、マルチメディ
アデータの出力時間が表示され、出力時間の変更が指示
される。マルチメディアデータが出力されている時間
は、出力を開始した時間を出力開始215で示し、出力
を終了した時間を出力終了216で示し、出力開始21
5と出力終了216の間を線217で引いて示してい
る。この出力時間を示している出力開始215と出力終
了216、またはその間の線217上をマウス106で
指示してそのボタンを押すことによって、出力時間を変
更すべきマルチメディアデータを選択し、マウス106
を押したまま任意の場所に動かすことにより出力時間を
調節できる。また、時間調節エリア207上にラインカ
ーソル211を表示して、(a)シミュレーション画面
201で表示しているシミュレーション時間を示す。こ
のラインカーソル211を選択して動かすことにより、
(a)シミュレーション画面201のシミュレーション
の時間を変更できる。
【0031】また、時間調節エリア207の表示内容
は、時間調節エリア207の右側と下側に表示されてい
るスクロールバー(時間調節エリア207全体の中の表
示場所を示す)によって変更できる。マルチメディアデ
ータ名称表示エリア208には、時間調節エリア207
の表示に対応した各マルチメディアデータの名称が表示
される。時間表示エリア209には、時間調節エリア2
07等の表示に対応したアニメーションの時間が表示さ
れる。
【0032】全体図エリア210には、アニメーション
の各マルチメディアデータ毎の出力時間が表示される。
また、時間調節エリア207に表示されている場所が枠
218で表示される。さらに、この全体図エリア210
上の任意の場所をユーザが指示すると、時間調節エリア
207の表示場所が変更される。ラインカーソル211
は、時間調節エリア207と同様の機能である。
【0033】編集モード212は、時間調節するときの
編集のモードを示す。各モードの左に表示されている”
◇”を指示することにより、編集のモードを変更でき
る。”◇”の中が塗りつぶされた編集モードは現在実行
中の編集モードである。各編集モードについては、後で
説明する。
【0034】ユーザは、時間調節するマルチメディアデ
ータを時間調節エリア207上で選択(マルチメディア
データの出力時間を表示している場所をマウスで指示)
し、マウスのボタンを押したまま任意の場所に動かすこ
とにより、選択したマルチメディアデータの出力時間情
を変更する。時間調節エリア207の左側のマルチメデ
ィアデータ名称表示エリア208に選択すべきマルチメ
ディアデータの名称が表示されているので、選択したい
マルチメディアデータの出力時間がどれであるかがわか
る。
【0035】また、出力時間に関しては、時間表示エリ
ア209に分などの情報(図2の時間調節エディタ画面
202の例では30秒毎の時間)を表示し、時間調節エ
リア207にその出力時間をライン(縦の破線)で表示
し、さらに出力開始215と出力終了216に時間を表
示している。また、全体図表示エリア210によって、
アニメーション全体における時間も把握できる。
【0036】さらに、シミュレーション画面201のシ
ミュレーション制御エリア上でマルチメディアデータの
追加や削除、画面表示の場所および画面表示の大きさを
指定できるようにしてもよい。シミュレーション画面2
01にこの機能を付加することにより、各マルチメディ
アデータの時間調節を行いながら、出力するマルチメデ
ィアデータの表示形態の変更などが可能である。
【0037】図3は、アニメーション時間調節システム
の画面表示例である。図2(b)の時間調節エディタ画
面202に表示場所エリア301が新たに設けられてい
る。表示場所エリア301には、表示場所と表示の大き
さが縮小されたマルチメディアデータが表示される。エ
リア301に表示されるマルチメディアデータは、マル
チメディアデータ名称208により想像できるので、こ
の時間調節エディタだけで、画面表示のレイアウトがわ
かる。
【0038】また、この時間調節エディタ上にシミュレ
ーション制御画面201にあるシミュレーション制御エ
リア205を表示してもよい。さらに、図3の時間調節
エディタでは、表示場所エリアが図2のアニメーション
表示エリア203の代わりをするので、シミュレーショ
ン画面に表示を切替なくても、時間調節エディタだけで
時間調節とその結果の確認が可能である。シミュレーシ
ョン画面を表示する場合は、ユーザが”SIMULAT
ION”を指示する。
【0039】図4は、外部記憶装置108に記録された
アニメーション出力管理データ400の一例である。デ
−タ400には、アニメーションのためのマルチメディ
アデータの情報404、各マルチメディアデータを出力
する出力時間情報401、及びマルチメディアデータを
画面に表示する場合の画面表示情報407などが格納さ
れる。
【0040】マルチメディアデータの情報404は、そ
れぞれそのマルチメディアデータを示すマルチメディア
データ名405と、マルチメディアデータの種類406
からなる。マルチメディアデータの種類406の詳細は
図5で説明する。マルチメディアデータ名405だけで
マルチメディアデータの種類406を識別できる場合
は、種類406は不要である。
【0041】出力時間情報401には、各マルチメディ
アデータ毎に出力時間情報が記録されており、出力を開
始する時間を示す出力開始時間402、出力を終了する
時間を示す出力終了時間403からなる。出力終了時間
403の”−1”は、出力終了時間403が指定されて
おらず、アニメーションの最後まで出力することを意味
する。図4の例では、出力時間情報として整数値を示し
たが、整数値に限らないし、時間情報を記号で記して各
記号に対応した時間としてもよい。また、画面表示のた
めの情報407は、表示場所408と表示する大きさ4
09からなる。各マルチメディアデータ自らが画面表示
の情報407を保持している場合は、画面表示のための
情報407はなくてもよい。
【0042】従来の出力時間情報は、出力を開始する時
間と出力を開始するまでの間とを基準とした出力時間の
長さであった。これは、常に表示場所と表示の大きさを
一定にした一つの画像データしか表示しなかったためで
ある。しかし、複数のマルチメディアデータ(画像デー
タやその他のデータなど)をある時間に表示するアニメ
ーションでは、ある時間に出力する、または既に出力さ
れている複数のマルチメディアデータの把握が必要であ
り、従来のように出力を開始する時間を基準として設定
するのではなく、出力を開始する時間も出力を終了する
時間も同じように、アニメーションを開始した時間を基
準として設定することにより、ある時間に出力する、ま
たは既に出力されているマルチメディアデータを容易に
把握し、変更することができる。そこで、本発明のアニ
メーション時間調節システムでは、出力時間情報401
として、出力開始時間402と出力終了時間403とを
用いる。これによって、出力の開始時間に依存せずに出
力の終了時間を設定できる。出力の開始時間を意識せず
に出力の終了時間を設定できるので、出力終了時間40
3も出力開始時間402と同様に時間情報として扱うこ
とができる。
【0043】図5は、マルチメディアデータの種類40
5の一例である。マルチメディアデータの種類405と
して、画像データを示すための画像、文字データ(単語
や文なども含む)を示すための文字、あるいは音データ
(音楽や音声)を示すための音などがある。
【0044】図6は、シミュレーション時間管理テーブ
ル115の一例である。シミュレーション管理テーブル
115には、アニメーションの全体の時間(開始から終
了までの時間)を記録するアニメーション時間長60
2、シミュレーション画面201のシミュレーションを
開始した時間を記録するシミュレーション開始時間60
1、シミュレーション画面201のシミュレーション中
の時間を記録するシミュレーション時間603、及びシ
ミュレーションの状態を記録するシミュレーションのモ
ード604が格納されている。シミュレーションモード
604の詳細は図7で説明する。
【0045】図7はシミュレーションモード604の一
例である。シミュレーションモード604には、再生を
示すためのPLAY、一時停止を示すためのPAUS
E、早送りを示すためのFF、巻き戻しを示すためのR
EW、及び再生状態であることを示すためのCONTI
NUEが格納されている。
【0046】図8はアニメーション出力管理テーブル1
16の一例である。図8の例では、テ−ブル116は同
一の構造を有するデ−タ毎にグル−プ化されており、各
グル−プ内のデータは互いにポインタでつながれてい
る。アニメーション管理テーブル116は、外部記憶装
置108からアニメーション出力管理データを読み込ん
で、アニメーション出力管理テーブル作成部113によ
って作成され、さらに、時間調節エディタ制御部11
1、シミュレーション制御部110、あるいは表示制御
部109によって変更される。アニメーション出力管理
テーブル116には、各マルチメディアデータ毎の情報
であるマルチメディアデータの情報801、及び出力時
間によって整理された出力時間情報802が含まれ、さ
らに、出力されているマルチメディアデータの情報とし
て、シミュレーション画面201に既に出力されたマル
チメディアデータを示す情報(出力したマルチメディア
デ−タ)803、及び現在出力中のマルチメディアデー
タを示す情報(出力中のマルチメディアデ−タ)804
が含まれる。
【0047】マルチメディアデータの情報801には、
出力開始時間804、出力終了時間805、マルチメデ
ィアデータの種類806、マルチメディアデータ名80
7、画面表示の場所808、画面表示の大きさ809、
および次のマルチメディアデータの情報へのポインタ8
10がある。
【0048】各出力時間情報802は、マルチメディア
データの情報801の出力開始時間804の早い順に並
べられ、出力開始時間804が同一の場合は出力終了時
間805の遅い順に並べられる。出力時間情報802に
は、出力開始時間804または出力終了時間805の時
間811、その時間811に対応するマルチメディアデ
ータの情報801へのポインタ812、出力を開始する
か終了するかを示すための出力モード813、および次
の出力時間情報へのポインタ814が格納される。出力
モード813の詳細は図9で説明する。
【0049】出力時間情報802が時間を基準に並べら
れているので、ある時間におけるマルチメディアデータ
の出力の変化(出力の開始や出力の終了など)が、出力
時間情報802の時間811を参照するだけでわかる。
また、各マルチメディアデータの出力時間情報が変更さ
れた時は、各出力時間情報802が並び替えられる。
【0050】出力したマルチメディアデータ803に
は、出力時間情報802へのポインタ815と、同じ時
間に出力したマルチメディアデータへのポインタ816
が含まれる。
【0051】出力中のマルチメディアデータ804に
は、出力時間情報802へのポインタ817と、次の出
力中のマルチメディアデータへのポインタ818が含ま
れる。出力したマルチメディアデータ803と出力中の
マルチメディアデータ804によって、シミュレーショ
ン画面201に出力されているマルチメディアデータが
わかる。また、出力を終了したマルチメディアデータに
ついては、これらの情報(803、804)のどちらか
に付加してもよいし、出力したマルチメディアデータ8
03や出力中のマルチメディアデータ804と同じよう
に、出力を終了したデータを記録しても良い。また、出
力したマルチメディアデータ803と出力中のマルチメ
ディアデータ804を一つのデータ列として扱ってもよ
いし、双方のデ−タ803、804を区別せずに、出力
したマルチメディアデータ803、又は出力中のマルチ
メディアデータ804のいずれかを識別するための識別
子を各データに付加してもよい。
【0052】さらに、出力したマルチメディアデータ8
03と出力中のマルチメディアデータ804では、マル
チメディアデータへの情報として、出力時間情報802
へのポインタを用いている(出力時間情報へのポインタ
815、817)が、マルチメディアデータへのポイン
タ801としてもよい。
【0053】出力情報802では、次のデ−タへのポイ
ンタ814によってデ−タが互いにつなげられている
が、このポインタと逆向き、即ち、前のデ−タへのポイ
ンタを付加することもできる。前のデ−タへのポインタ
を付加することにより、シミュレ−ションの巻き戻しの
場合、前のデ−タへのポインタを用いて出力の変化があ
るマルチメディアデ−タを容易に検出できる。また、各
マルチメディアデ−タの出力終了時間の出力時間情報8
02(例えば、出力時間情報3)に、マルチメディアデ
−タの出力開始時間の出力時間情報802へのポインタ
を追加してもよい。このポインタにより、出力を終了し
た出力時間情報802からマルチメディアデ−タの出力
を開始した出力時間情報がわかる。図8に示したポイン
タ格納領域819は、上記の前のデ−タへのポインタ等
のように新たに付加されるポインタを格納する領域であ
る。
【0054】図9は出力モード813の一例である。出
力モード813は、画像データ、文字データ、及び音デ
ータからなるマルチメディアデ−タを、画面表示する画
像データと文字データ、及び画面表示しない音データに
分けて、音データの出力を開始する”START”、音
データの出力を終了する”END”、画面表示する”V
ISUAL”、画面表示を終了する”UN_VISUA
L”で識別するものである。実施例では、デ−タを画面
表示するかしないかで分けたが、各データ毎に出力モー
ドを設定してもよい。
【0055】図10は編集モードテーブル117の一例
である。編集モードテーブル117には、時間調節エデ
ィタ202で出力時間を変更する時の編集モード100
1、時間調節エディタ202でユーザが指示した時間移
動の種類1002が含まれ、編集モード1001と移動
の種類1002によって、マルチメディアデータの出力
の時間が調節される。なお、編集モード1001の詳細
は図11で説明し、移動の種類1002の詳細は図12
で説明する。
【0056】編集モードテーブル117には、編集モー
ド1001と移動の種類1002の他に、ユーザの指示
によって変更されたマルチメディアデータの出力時間
を、変更前の状態に戻すための情報として、出力する時
間を変更する前のデータを記録する編集前データ100
3が設けられており、その中には、編集モード100
4、出力時間情報へのポインタ1005、出力時間10
06、及び調節された時間を記録する変更時間1007
が含まれる。
【0057】編集モードテーブル117には、アニメー
ション出力管理テーブル116のデータをファイルに格
納した時間を記録するセーブした時間1008、シミュ
レーション画面201に出力されたラインカ−ソルに対
応する時間を示すラインカーソル時間1009、時間調
節エリア207の大きさとしてアニメーション全体の時
間(アニメーションの開始から終了間での時間)を記録
するアニメーション時間長X1010、及びアニメーシ
ョンで用いるマルチメディアデータ数を記録するマルチ
メディアデータ数Y1011が含まれ、さらに、全体図
エリア210の縦及び横方向の大きさX1(101
2)、Y1(1013)、全体図の縦及び横方向の縮小
倍率X2(1014)、Y2(1015)が含まれる。
マルチメディアデータ数1011は、マルチメディアデ
ータの数でなく、全体図の表示の大きさでもよい。アニ
メーション時間長1010についても同様である。
【0058】図11は編集モード1001の一例であ
る。編集モードには、区間移動、任意移動、及び全体移
動がある。区間移動では、移動先の範囲を、時間調節
(出力開始時間、出力終了時間、またはその両方の時間
の変更)する元の時間を基準として、その前に出力の変
化があった時間から、その次の出力の変化がある時間ま
での間の時間とする。例えば、図8の出力時間情報80
2において、時間811が3の出力時間情報802を時
間調節する場合は、その前の出力時間が1であり、その
次の出力時間が4であるので、移動先の範囲は3であ
る。また、この区間移動では、時間調節する元の時間と
同じ時間にある出力開始時間と出力終了時間も同じ時間
に調節される。
【0059】任意移動では、時間0から無限大の範囲で
時間調節できる。しかし、他の移動においても同様であ
るが、移動する時間のデータが出力開始時間である場合
は、0以上からそのマルチメディアデータの出力終了時
間までの範囲であり、移動する時間のデータが出力終了
時間である場合は、そのマルチメディアデータの出力開
始時間から無限大までの間である。
【0060】全体移動では、移動先の範囲を、時間調節
する元の時間を基準として、その前の出力の変化があっ
た時間以後の時間とし、時間調節する元の時間以後にあ
る出力の時間(出力開始時間と出力終了時間)を同様に
時間調節する。よって、全体移動では、出力時間を時間
調節する時間を基準にして、その時間以後の出力の時間
を同じ時間だけ変更(ずらす)している。例えば、図8
の出力時間情報802において、時間811が3の出力
時間情報802を時間調節する場合は、その前の出力時
間が1であるので、移動先の範囲は2以後の時間であ
り、それ以後の時間の出力時間(出力開始時間および出
力終了時間)も同様の値だけ時間を増減させる。区間移
動の移動の範囲は、その前後の時間を含まない時間で説
明したが、その時間の前後の時間を含む時間までとして
もよい。全体移動の移動範囲についても同様である。
【0061】区間移動と全体移動では、移動範囲を設け
ることにより、アニメーションにおける画面の移り変わ
りを変えずに、マルチメディアデータの出力時間を変更
できる。すなわち、画面の移り変わりを考えなくても、
自由な時間に出力時間を移動できる。また、画面の移り
変わりを変えたい時は、編集モード1001で任意移動
を指定することによって、画面の移り変わりを変更でき
る。
【0062】図12は移動の種類1002の一例であ
る。移動の種類1002には、開始時間移動、終了時間
移動、及び出力時間移動が含まれる。開始時間移動は、
ユーザが選択したマルチメディアデータに対する時間調
節が出力開始215である場合、選択したマルチメディ
アデータの時間情報の出力開始時間(マルチメディアデ
ータの情報801の出力開始時間804)だけを時間調
節する。従って、編集モード1001が区間移動または
任意移動のときは、出力開始時間だけを変更し、出力終
了時間は変更しない。
【0063】終了時間移動は、ユーザが選択したマルチ
メディアデータに対する時間調節が出力終了216であ
る場合、選択したマルチメディアデータの時間情報の出
力終了時間(マルチメディアデータの情報801の出力
終了時間803)だけを時間調節する。従って、編集モ
ード1001が区間移動または任意移動のときは、出力
終了時間だけを変更し、出力開始時間は変更しない。
【0064】全体移動は、ユーザが選択したマルチメデ
ィアデータに対する時間調節が図2に示した線217で
ある場合、選択したマルチメディアデータの出力時間自
体(出力開始時間と出力終了時間)を時間調節する。全
体移動では、出力開始時間と出力終了時間を同じ値だけ
増減させる。
【0065】時間とともに変化するマルチメディアデー
タの出力時間情報における出力時間の長さを変えないよ
うにしたい場合に、出力開始時間を変更したときは、そ
の増減と同じだけ出力終了時間を変更する。また、出力
終了時間を変更したときは、その増減と同じだけ出力開
始時間を変更してもよいし、出力終了時間による時間調
節指示ができないようにしてもよい。さらに、そのマル
チメディアデータの出力の時間を変更できないようにす
るため、終了時間の出力時間情報802を作成しないよ
うにすることもできる。しかし、終了時間の出力時間情
報802を作成しない場合、出力開始時間とともにマル
チメディアデータの情報801の出力終了時間805の
値も同じだけ増減させる。もしマルチメディアデータの
情報801の出力開始時間804とそれに対応する出力
時間情報802の時間811が異なる値であっても、マ
ルチメディアデータの情報からそのマルチメディアデー
タの出力時間の長さが分かるので、出力開始時間と同じ
増減を出力終了時間に施すことができる。
【0066】まず、第1の実施例として、図1のシステ
ム構成に基づいて、図2の画面表示、図4のアニメーシ
ョン出力管理データ、及び図6、図8、図10のテーブ
ルを用いたアニメーション時間調節システムを説明す
る。
【0067】図13はアニメーション時間調節システム
のフロー図であり、ステップ1302、1304、13
05、及び1306は、それぞれ図1の処理部113、
110、111、及び112に対応する。図1の表示制
御部109は、各ステップで共通して呼び出される。
【0068】ステップ1301では、主記憶装置102
のテーブル105に初期値が設定される。シミュレーシ
ョン管理テーブル115では、シミュレーション開始時
間601に0、アニメーション時間長602に0、シミ
ュレーション時間603に0、シミュレーションモード
604に”STOP”が設定される。編集モードテーブ
ル117では、編集モードに区間移動、セーブした時間
1008に0、ラインカーソル1009に0、アニメー
ション時間長には時間調節エリア207のサイズに対応
した値、マルチメディアデータ長には時間調節エリア2
07のサイズに対応した値、全体図の大きさX1(10
12)、Y1(1013)にはそれぞれ全体図のサイズ
値が設定され、アニメーション時間長1010と全体図
の大きさX1(1012)から全体図の縮小倍率X2
(1014)が求められ、マルチメディアデータ数10
11と全体図の大きさY1(1013)から全体図の縮
小倍率Y2(1014)が求められる。
【0069】ステップ1302では、アニメーション出
力管理テーブル作成部113が起動され、外部記憶装置
108に格納されているアニメーション出力管理データ
を読み込んでアニメーション出力管理テーブル116が
作成される。ステップ1302の詳細は図14で説明す
る。
【0070】次に、ユーザの時間調節エディタにおける
編集の終了までステップ1303が行なわれる。ステッ
プ1303では、ユーザの指示がシミュレーション、時
間調節エディタの時間調節(ファイルへのセーブ以
外)、あるいは時間調節エディタで時間調節した時間デ
ータをファイルにセーブするのいずれかが判断され、そ
れぞれステップ1304、1305、あるいは1306
へ進む。
【0071】ステップ1304では、シミュレーション
制御部110が起動され、シミュレーション画面201
におけるシミュレーションの時間変更が指示される。ス
テップ1304の詳細は図15で説明する。ステップ1
305では、時間調節エディタ制御部111が起動さ
れ、時間調節エディタ202におけるファイルへのセー
ブ指示以外の指示がなされる。ステップ1305の詳細
は図16で説明する。ステップ1306では、アニメー
ション出力管理ファイル作成部112が起動され、時間
調節したデータのファイルへの格納が指示される。ステ
ップ1306の詳細は図17で説明する。
【0072】表示制御部109は、シミュレーション制
御部110、時間調節エディタ制御部111のそれぞれ
から呼び出され、表示装置103上へのデ−タ表示の制
御をおこない、図13に示した処理の流れを制御する。
【0073】次に、ユーザが終了を指示した時のステッ
プについて説明する。ユーザが終了を指示したときは、
ステップ1307へ進む。ステップ1307では、編集
モードテーブル117のセーブした時間1008と変更
時間1007から、変更時間1007の時間以後にセー
ブしていないと判断された場合は、ステップ1308へ
進み、セーブしていると判断された場合は、処理を終了
する。ステップ1308では、ユーザにセーブするかど
うかを問い合わせた後、セーブする指示がなされた場合
はステップ1306に進む。
【0074】図14は、アニメーション出力管理データ
ファイル作成1302の処理フローの図である。ステッ
プ1401では、外部記憶装置108からアニメーショ
ン出力管理データ400が読み込まれる。読み込むべき
アニメーション出力管理データが終了するまで、各マル
チメディアデータ毎(アニメーション出力管理データ4
00の一行)にステップ1402を繰り返し、各マルチ
メディアデータ毎にマルチメディアデータの情報801
が作成される。
【0075】ステップ1402では、マルチメディアデ
ータの種類が”音”であるかどうかが判断され、種類
が”音”であればステップ1403からステップ140
5が実行され、種類が”音”でなければステップ140
3からステップ1406が実行される。
【0076】ステップ1403では、マルチメディアデ
ータの出力時間情報401の出力開始時間402がマル
チメディアデータの情報801の出力開始時間804に
記録され、マルチメディアデータの出力時間情報401
の出力終了時間403がマルチメディアデータの情報8
01の出力終了時間805に記録される。
【0077】ステップ1404では、マルチメディアデ
ータ404の種類405がマルチメディアデータの情報
801のマルチメディアデータの種類806に記録され
る。
【0078】ステップ1405では、マルチメディアデ
ータ404のマルチメディアデータ名406がマルチメ
ディアデータの情報801のマルチメディアデータ名8
07に記録される。
【0079】また、ステップ1406では、画面表示情
報407の場所408がマルチメディアデータ情報80
1の画面表示の場所808に記録され、画面表示情報4
07の大きさ409がマルチメディアデータ情報801
の画面表示の大きさ809に記録される。
【0080】マルチメディアデータの情報801が作成
されると、マルチメディアデータの終了までステップ1
407とステップ1408とが繰返され、出力時間情報
802が作成される。ステップ1407では、マルチメ
ディアデータの情報801から、出力開始時間804に
対応する出力時間情報802が作成される。出力時間情
報802の時間811には出力開始時間804、マルチ
メディアデータ情報へのポインタには、マルチメディア
データの情報801へのポインタが設定され、出力モー
ドには、画面出力するマルチメディアデータの場合は”
VISUAL”、画面出力しないマルチメディアデータ
の場合は”START”が設定され、出力時間情報の該
当する場所(時間811で整理して並んでいる)につな
がれる。ステップ1408では、マルチメディアデータ
の情報801から、出力終了時間805に対応する出力
時間情報802を作成する。出力時間情報802の時間
811には出力終了時間805、マルチメディアデータ
情報へのポインタには、マルチメディアデータの情報8
01へのポインタが設定され、出力モードには、画面出
力するマルチメディアデータの場合は”UN_VISU
AL”、画面出力しないマルチメディアデータの場合
は”END”が設定され、出力時間情報の該当する場所
(時間811で整理して並んでいる)につながれる。
【0081】ステップ1409では、シミュレーション
画面201に出力されているマルチメディアデータの出
力時間情報のポインタが、出力されたマルチメディアデ
ータ803に記録される。初期状態では、シミュレーシ
ョン画面201のシュミレーション時間603は0であ
るので、実施例では、出力時間情報1と出力時間情報2
を出力されたマルチメディアデータ803につなぐ(登
録する)。出力中のマルチメディアデータ804には何
も設定されない。
【0082】ステップ1410では、ステップ140
7、1408で作成された出力時間情報802から、ア
ニメーションの最後の時間を求め(時間811を基準に
並べられているので、時間811が整数である最後の出
力時間情報802)、求められた時間が、シミュレーシ
ョン時間管理テーブル115のアニメーション時間長6
02に記録される。
【0083】ステップ1411では、編集モードテーブ
ル117が設定される。ステップ604では、アニメー
ション時間長602に対応するアニメーション時間長1
010が求められて、アニメーション時間長1010に
記録され、マルチメディアデータの数がマルチメディア
データ数1011に記録され、全体図の縮小倍率(10
14、1015)が求められて記録される。ステップ1
412では、アニメーション出力管理テーブルに従っ
て、シミュレーション画面201、時間調節エディタ2
02の各エリアを表示する。
【0084】図15は、シミュレーション制御1304
の処理フローである。ステップ1501でユーザの指示
が判断され、それぞれの指示に応じて各ステップが実行
される。何も指示がなされない場合は、シミュレーショ
ンモード604によってステップ1509とステップ1
510を実行するかどうかが判断される。なお、シミュ
レーション画面201上のアニメーション時間表示エリ
ア204や、時間調節エディタ202上のラインカーソ
ル211におけるシミュレーション時間の変更指示は、
シミュレーション時間変更指示を意味する。
【0085】ステップ1502、1503は、シミュレ
ーション変更指示の場合に実行される。ステップ150
2では、シミュレーションモード604を”PAUS
E”にする。ステップ1503では、ユーザが画面上で
指示したシミュレーション時間を求め、それに基づい
て、アニメーション出力管理テーブル116中の出力し
たマルチメディアデータ803と出力中のマルチメディ
アデータ804を変更し、シミュレーション時間管理テ
ーブル115のシミュレーション時間603と編集モー
ドテーブル117のラインカーソル時間1009を変更
し、シミュレーション画面201のアニメーション表示
エリア203及びアニメーション時間表示エリア204
の表示を変更し、時間調節エディタ202上のラインカ
ーソル211の表示場所を変更する。
【0086】次に、ユーザの指示がPLAY指示の場合
を説明する。ステップ1504では、シミュレーション
モード604を”CONTINUE”とする。ステップ
1505では、シミュレーション時間603から、シミ
ュレーションを開始した時間を求め、シミュレーション
開始時間601に記録する。シミュレーションを開始し
た時間を設定した後、シミュレーションモード604
を”CONTINUE”であるので、ステップ1509
とステップ1510を実行し、シミュレーションの時間
603を進める。
【0087】次に、ユーザの指示がPAUSE時間変更
指示の場合を説明する。ステップ1506では、シミュ
レーションモード604を”PAUSE”とする。PA
USEのときは、画面表示に関しては何も変更しなくて
もよい。次に、ユーザの指示がFF時間変更指示の場合
を説明する。ステップ1507では、シミュレーション
モード604を”FF”にする。シミュレーションモー
ド604を”FF”にした後、ステップ1509とステ
ップ1510を実行し、シミュレーションの時間を進め
る。次に、ユーザの指示がREW時間変更指示の場合を
説明する。ステップ1508では、シミュレーションモ
ード604を”REW”にする。シミュレーションモー
ド604を”REW”にした後、ステップ1509とス
テップ1510を実行し、シミュレーションの時間を進
める。
【0088】最後に、ユーザの指示がない場合を説明す
る。ユーザの指示がなく、シミュレーションモード60
4が”CONTINUE”、”FF”または”REW”
の時のみ、ステップ1509とステップ1510を実行
する。ステップ1509では、シミュレーションモード
604が”CONTINUE”の場合は、シミュレーシ
ョン時間603をシミュレーション中の時間(シミュレ
ーションの開始時間からの経過時間)とし、”FF”の
場合は、シミュレーション時間603を、シミュレーシ
ョン時間603の次に出力の変化があった時間(出力時
間情報から求める)とし、”REW”の場合は、シミュ
レーション時間603を、シミュレーション時間603
の前に出力の変化があった時間(出力時間情報から求め
る)とし、編集モードテーブル117のラインカーソル
時間1009をシミュレーション時間603の値に設定
する。
【0089】ステップ1510では、シミュレーション
時間601の時間におけるシミュレーション画面201
のアニメーション表示エリア203及びアニメーション
時間表示エリア204の表示を変更し、時間調節エディ
タ202上のラインカーソル211の表示場所を変更す
る。
【0090】図16は、時間調節エディタ1305の処
理フローである。ステップ1601ではユーザの指示が
判断され、それぞれの指示に応じて各ステップが実行さ
れる。まず、ユーザの指示が出力時間の変更指示であっ
た場合を説明する。ステップ1602では、ユーザが選
択したマルチメディアデータとその移動の種類(出力開
始215、出力終了216、線217)が編集モードテ
ーブル117に設定される。ユーザが選択したデ−タが
出力開始215であれば、移動の種類1002は開始時
間移動となり、出力終了216であるならば、移動の種
類1002は終了時間移動となり、線217であるなら
ば、移動の種類1002は出力時間移動となる。
【0091】ステップ1603では、今回ユーザが時間
調節する前の状態に戻すためのデータが格納される。ま
ず、編集モード1004に編集モード1001が設定さ
れる。このモ−ドは、時間調節の後に編集モードを変更
した時に、Undo指示によって一つ前の状態に戻すと
きに使われる。また、出力時間情報802へのポインタ
1005に、ユーザが選択した時間情報802のポイン
タが設定される。さらに、出力時間1006には、出力
時間情報802の時間811が設定される。ユーザが選
択した移動の種類が線217である場合、出力時間情報
へのポインタ1005に、出力開始215の出力時間情
報802のポインタが設定され、出力時間1006に、
出力開始215の出力時間情報802の時間811が設
定される。出力時間情報へのポインタ1005と出力時
間1006によって、ユーザが出力時間の変更を指示し
た出力時間情報802とその変更前の時間がわかり、さ
らに、移動の種類1002と編集モード1004によっ
て、ユーザの指示による変更を取りやめて、変更前の状
態に戻すことができる。さらに、変更時間1007に
は、ユーザが変更を指示した時間が設定される。この変
更時間1007は、変更した後にファイルにセーブした
かどうかを判断するときに用いられる。
【0092】また、実施例ではユーザ選択したマルチメ
ディアデータを指すデータとして、出力時間情報へのポ
インタ1005を用いたが、出力時間情報802へのポ
インタの代わりにマルチメディアデータ801のポイン
タとしてもよい。この場合、マルチメディアデータ80
1には、それぞれの出力時間情報802へのポインタが
必要である。
【0093】ステップ1604は、ユーザが指示によっ
て移動できる時間の範囲を求める。この移動の範囲は編
集モード1001によって異なる。この範囲について
は、図12で説明した。ステップ1605では、編集モ
ード1001から、同様に出力時間情報を変更するマル
チメディアデータの出力時間情報802を求める。編集
モード1001が任意移動の場合は、何も実行されな
い。編集モード1001が区間移動の場合は、時間81
1が同じ時間である出力時間情報802が求まる。ま
た、全体移動の場合は、時間811がその時間以後の出
力時間情報802が求まる。出力時間情報802が時間
811に従って整理(順番に並んでいる)されているの
で、各マルチメディアデータ801から出力時間情報8
02を探す必要がない。
【0094】次に、ユーザが指示したマルチメディアデ
ータの時間調節が終了するまで、ステップ1607が実
行される。ステップ1607では、ユーザが指示してい
る時間が移動の範囲内であるかどうかが判断され、移動
範囲内の場合は、ステップ1608からステップ161
0が実行される。ステップ1608では、時間調節の対
象となっているマルチメディアデータについて、時間調
節エリア207と全体図エリア210の表示が変更され
る。
【0095】ステップ1609では、シミュレーション
画面201の表示が変更される。まず、編集モードテー
ブル117のラインカーソル時間1009とシミュレー
ション時間管理テーブル115のシミュレーション時間
603をユーザの指示している時間として、アニメーシ
ョン出力管理テーブル116の出力したマルチメディア
データ803と出力中のマルチメディアデータ804を
変更し、同時にシミュレーション画面201の表示を変
更する。
【0096】ステップ1610では、ユーザの指示して
いる時間が時間調節エリア207の枠外の場合、ユーザ
の指示している場所が時間調節エリア207の中心にな
るように時間調節エリア207の表示が変更される。こ
の時間調節エリアの表示場所の変更により、全体図エリ
ア210の枠218の表示場所も対応する場所に変更さ
れる。
【0097】ユーザの指示した移動先の時間が決まる
と、ステップ1611に進む。ステップ1611では、
決定した移動先の時間に、時間調節の対象となっている
マルチメディアデータの出力時間情報802の時間81
1が変更される。もし、出力時間情報802が時間81
1の値に従って整理(順番に並ぶ)されていなければ、
時間811に従って出力時間情報802を並び替える。
【0098】ステップ1612では、今回の時間調節に
よってアニメーション全体の時間(開始から終了までの
時間)が変わったかどうかが調べられ、もし、アニメー
ション全体の時間が小さくなったときは、アニメーショ
ン全体の時間が変わっていないと判断される。アニメー
ション全体の時間が変わっている場合は、ステップ16
13に進む。ステップ1613では、アニメーション時
間長(602、1010)が変更され、全体図の縮小倍
率X2(1014)が変更される。ステップ1614で
は、全体図エリア210が全体図の縮小倍率に応じて再
表示され、シミュレーション画面201のアニメーショ
ン時間表示エリア204の表示が変更される。
【0099】次に、ユーザの指示が編集モードの変更指
示である場合を説明する。ステップ1615では、編集
モード1001はユーザの指示した編集モードに変更さ
れる。次に、ユーザの指示がシミュレーション指示であ
る場合を説明する。ステップ1616では、ユーザがシ
ミュレーション画面201で”PLAY”が指示される
と、シミュレーション制御部110によってシミュレー
ションが開始される。この時、シミュレーションの開始
時間を0から開始するようにしてもよい。
【0100】最後に、ユーザの指示が”Undo”指示
である場合を説明する。ステップ1617では、編集モ
ード1004、出力時間情報へのポインタ1005か
ら、一つ前に時間調節したマルチメディアデータの出力
時間情報を求め、出力時間1006と、ユーザが時間調
節を指示したマルチメディアデータの出力時間情報80
2の時間811の値とを入れ替える。また、対応する
(一つ前の時間調節で変更された)マルチメディアデー
タの出力時間情報802の時間811が変更され、出力
時間情報802が時間811に従って並び替えられる。
【0101】ステップ1618では、ラインカーソル時
間1009、及びシミュレーション時間603が、前回
ユーザが時間調節の指示を開始したときの時間に設定さ
れ、シミュレーション画面201、時間調節エディタ2
02の表示が変更される。
【0102】図17は、アニメーション出力管理ファイ
ル作成1306の処理フローである。
【0103】マルチメディアデータの情報801の終了
まで、ステップ1701が実行され、外部記憶装置10
8にアニメーション出力管理データが格納される。この
とき、格納するファイル名称を入力させ、任意のファイ
ル名称で格納できるようにしてもよい。
【0104】もし、マルチメディアデータの情報801
の出力開始時間804及び出力終了時間805と、それ
に対応する出力時間情報802の時間811の値とが異
なっていれば、ステップ1701の前に、それぞれの出
力開始時間804と出力終了時間805をそれぞれ対応
する出力時間情報802の時間811とする。また、セ
ーブ指示のときのみ、マルチメディアデータ801の出
力開始時間804と出力終了時間805の値を設定する
ことにより、ユーザの指示(エリアを用意する)によっ
て、前回のセーブした(一度もセーブしていない時は、
アニメーション出力管理データから作成した)出力時間
情報がマルチメディアデータ801に記録されているの
で、前回のセーブの状態に戻すこともできる。
【0105】ステップ1701では、マルチメディアデ
ータ801のマルチメディアデータの種類806が”
音”かどうかが判断され、デ−タが”音”の場合は、ス
テップ1702からステップ1704が実行され、デ−
タが”音”以外の場合は、ステップ1702からステッ
プ1705が実行される。
【0106】ステップ1702では、出力時間情報が格
納される。すなわち、出力開始時間804が出力開始時
間402に、出力終了時間805が出力終了時間403
に格納される。ステップ1703では、マルチメディア
データの種類が格納される。すなわち、マルチメディア
データの種類806がマルチメディアデータの種類40
5に格納される。ステップ1704では、マルチメディ
アデータの名称が格納される。すなわち、マルチメディ
アデータ名807がマルチメディアデータ名406に格
納される。
【0107】ステップ1705では、画面表示情報が格
納される。すなわち、画面表示の場所808が画面表示
情報407の場所408に、画面表示の大きさ809が
大きさ409にそれぞれ格納される。以上でアニメーシ
ョン時間調節エディタの第1の実施例について説明し
た。
【0108】次に、第2の実施例として、第1の実施例
と異なるアニメーション出力管理テーブルを使ったアニ
メーション時間調節システムの例を、図18、図19を
用いて説明する。図18、図19のアニメーション管理
テーブル116は、図8の出力時間情報802、出力し
たマルチメディアデータ803および出力中のマルチメ
ディアデータ804が異なる。
【0109】まず、図18のアニメーション時間管理テ
ーブルについて図8と比較して説明する。図18のアニ
メーション時間管理テーブルでは、図8の出力時間情報
802が出力時間情報1801になり、出力したマルチ
メディアデータ803および出力中のマルチメディアデ
ータ804がない。出力時間情報1801が、時間18
02において出力の変化があるすべてのマルチメディア
データへのポインタを保持している。例えば、図8で
は、アニメーションの時間が0の時に、出力時間情報1
と出力時間情報2の2つの出力時間情報802に分散し
ていたが、図18では、出力時間情報1’の一つになっ
ている。
【0110】出力時間情報1’では、出力時間0に出力
が変化した2つのマルチメディアデータの情報が保持さ
れている。一つは、Start.imgへのポインタ1803と
その出力モード1804であり、もう一つは、music.ms
cへのポインタ1805とその出力モード1806であ
る。各出力時間情報1801は、次のデータへのポイン
タ1807により、時間1802によって整理された状
態でつながっている。
【0111】出力時間情報1801によって、時間18
02における出力の変化を把握できるので、図8の複数
の出力時間情報802と異なり、ある時間における出力
の変化に対して複数の出力時間情報を調べる必要がな
い。図18では、出力したマルチメディアデータ803
は、出力時間情報1801によってわかるので、デ−タ
803はなくてもよい。
【0112】次に図19を説明する。図19では、出力
時間情報1901には、その時間に出力が変化したマル
チメディアデータに加えて、その時間に出力しているマ
ルチメディアデータへのポインタが保持されている。図
19のアニメーション時間管理テーブル116では、あ
る時間におけるアニメーションの画面を見たい場合、出
力時間情報1901からその時間(またはその時間に一
番近い一つ前の時間)の出力時間情報を求めることによ
り、その時間に出力されている(出力の終了したのも含
めた)マルチメディアデータがわかる。従って、図8の
ように出力しているかどうかを示す情報(803、80
4)はなくてもよい。
【0113】図19の出力時間情報1901には、時間
1903、出力したデータへのポインタ1904、出力
中のデータへのポインタ1905、及び次の出力時間情
報へのポインタ1906が含まれる。出力したデータへ
のポインタ1904と出力中のデータへのポインタ19
05には、出力情報1902のポインタが保持されてい
る。
【0114】出力情報1902には、マルチメディアデ
ータ情報へのポインタ1907、出力モード1908、
及び次の出力情報1902へのポインタが格納されてい
る。図19では、出力モード1908に”CONTIN
UE”が格納され、出力中であることを示している。出
力情報1902にはマルチメディアデータ情報へのポイ
ンタ1907が格納されているので、出力情報1902
から、出力時間情報1901、すなわちその時間に出力
が変化したマルチメディアデータ、または出力されてい
るマルチメディアデータの情報801がわかる。
【0115】また、図19の例では、出力したデータへ
のポインタ1904と出力中のデータへのポインタに分
けているが、出力モードによって、出力が変化したマル
チメディアデータであるのか、出力中のマルチメディア
データであるのかが分かるので、一つのデータ列として
もよい。
【0116】図19は、出力時間を基準としてマルチメ
ディアデータの出力を考える場合に好適であり、以下で
述べる図20は、台紙を基本として、そこに出力するマ
ルチメディアデータを考える場合に好適である。
【0117】次に、第3の実施例として、第1の実施例
と異なるアニメーション出力管理データを使った例を述
べる。第3の実施例では、図20と図21を用い、時間
調節エリア上における出力時間の表示に関する図22、
図23と図24を用いて、アニメーション時間調節シス
テムを説明する。
【0118】図20は、アニメーション出力管理データ
の一例である。図4と比較して説明する。図20のアニ
メーション出力管理データ200では、図4の出力時間
情報401に代えて、出力時間情報2001が設けられ
ている。出力時間情報401には、出力開始時間402
と出力終了時間403が含まれていたのに対し、出力時
間情報2001には、時間2002とその時間における
マルチメディアデータの出力の変化として出力なのか非
出力なのかを示す”出力/非出力”の欄2003が設け
られている。出力開始時間の場合はONが、出力終了時
間の場合はOFFが格納される。図4では、マルチメデ
ィアデータを基準とした出力の開始と出力の終了の時間
が格納されていたが、図20では、時間を基準として、
その時間におけるマルチメディアデータの出力の変化を
記述している。図20では、時間を基準としているの
で、ある時間における出力の変化が判り易い。
【0119】また、図20では、その他2004の欄
に”1”、”2”などが記入されている。この数値によ
って、画面表示する場合の画面表示の前後関係が示され
る。さらに、図20では、”出力/非出力”2003
が”OFF”の場合、画面表示情報407はなくともよ
い。さらに、マルチメディアデータ404またはその他
2004のどちらかがあればよい。
【0120】次に図21について説明する。図21は、
表示場所を基準とするアニメーション出力管理データで
あり、出力の台紙情報2100とアニメーションの時間
情報2101からなる。出力の台紙情報2100には、
どの場所にどの大きさでデ−タを表示するかが記述さ
れ、その場所に表示するマルチメディアデータの時間と
名称は、アニメーションの時間情報2101で記述され
ている。また、画面表示はされないが、音声について
は、MUSICという台紙の名称が付けられている。
【0121】この台紙の宣言順によって、台紙が重なる
場合の台紙の上下関係を示している。この台紙では、ア
ニメーションの時間情報2101が異なるマルチメディ
アデータも指定できる。また、ある場所にある大きさの
台紙を宣言し、その台紙上に表示されるマルチメディア
データを宣言することにより、その台紙に表示されるマ
ルチメディアデータを置きかえることができる。従っ
て、台紙の単位で画面表示を考えることにより、マルチ
メディアデータの出力の置きかえ(出力中のマルチメデ
ィアデータの出力の終了時間)を考える必要がない。
【0122】出力の台紙情報2100には、台紙に表示
されるマルチメディアデータの種類を示すマルチメディ
アデータの種類2102、アニメーションの時間情報2
101で用いる台紙の名称2103、および、台紙の画
面表示の情報として、台紙の表示場所2104、台紙の
画面表示の大きさ2105が記録される。
【0123】アニメーションの時間情報2101では、
時間2106に出力を変更するマルチメディアデータに
ついて、台紙の名称2107とその台紙上に表示するマ
ルチメディアデータ名2108が記述されている。非出
力2109は、置きかえられたマルチメディアデータを
示している。例えば、GRAPH1では、時間6で出力
されたgraph1_1.imgは、時間9で、graph1_2が出力され
た時に、出力を終了する。また、アニメーションの時間
情報のマルチメディア名2108には、"#Stsrt.img"の
ような非表示のマルチメディアデータが記載されている
が、特に記す必要はない。
【0124】図20に示す例では、ある台紙上に別のマ
ルチメディアデータが出力されたときは、その前に出力
していたマルチメディアデータの出力の終了を意味した
が、あるマルチメディアデータを出力してる時に、別の
マルチメディアデータを出力し、後から出力したマルチ
メディアデータの出力の終了時間がきたときには、最初
に出力したマルチメディアデータを出力するようにして
もよい。
【0125】さらに、図20では、台紙に表示するマル
チメディアデータの終了ではなく、台紙自体の表示、非
表示の指示を付加(例えば、マルチメディア名2108
が”#”であるときは台紙の非表示を意味し、”@”で
あるときは台紙を表示することを意味させる)すること
により、一つのマルチメディアデータの表示と非表示を
何回も行いたいときに、台紙自体の表示や非表示を簡単
に指示できる。
【0126】次に、図22を説明する。図22は、図2
の時間調節エディタ201及び図3の時間調節エディタ
上の時間調節エリアにおける、マルチメディアデータの
出力時間を示す表示例である。
【0127】(a)は、図2及び図3の表示例である。
画像1、画像1’は同じ場所でかつ同じ大きさの画像デ
ータであるとする。(b)は、同じ画像データである2
つの画像データ1は、別のマルチメディアデータとして
表示せず、一つのマルチメディアデータであることを強
調するため、同じ行にそれぞれの表示時間を示す出力開
始215、出力終了216、線217が表示されてい
る。(c)では、(b)に加えて、画像1の出力中(最
初の出力から最後の出力までの間)に画像1’が同じ場
所でかつ同じサイズで出力されることを強調するため、
線217を点線で表示している。
【0128】(b)と(c)は、(a)に比べ画面の表
示の移り変わりがよくわかる。また、(b)と(c)
は、図21の台紙を基準として記述した場合の表示に特
に好適である。また、(c)において、画像1’を画像
1の行だけに表示し、線217上にマルチメディア名称
である”画像1’”を表示しても良い。
【0129】次に図23について説明する。図23は、
図2の時間調節エディタ201及び図3の時間調節エデ
ィタ上の時間調節エリア207におけるマルチメディア
データの出力時間を示す表示例である。時間とともに変
化するマルチメディアデータでは、同じ種類のマルチメ
ディアデータ(複数の音データ)が同時に出力されるこ
とはなく、アニメーションを考えた場合、時間とともに
変化するマルチメディアデータを基準に考える場合があ
る。図23に示す時間調節エリア207の例では、時間
とともに変化するマルチメディアデータ(図23では音
データ)を、一つの欄(行)上に表示されている。時間
調節エリアの表示場所を変更しても、この欄は常に表示
される。
【0130】また、時間とともに変化する同じ種類のマ
ルチメディアデータを同時に出力する(音データの場合
においては、バックミュージックと音声、または、複数
の人の声)場合は、そのマルチメディアデータにグルー
プを設け、グループ毎に欄を設けて表示すればよい。図
23では、アニメーションの時間調節の基準として時間
とともに変化する音データを例に挙げたが、特に時間と
ともに変化するマルチメディアデータでなくても、ユー
ザが指定したマルチメディアデータを基準として表示し
てもよい。
【0131】最後に図24について説明する。図24
は、図2の時間調節エディタ201及び図3の時間調節
エディタ上の時間調節エリア207におけるマルチメデ
ィアデータの出力時間を示す表示例である。図24
(a)のように、今までの表示例で示した線217にか
えて、同図(b)の線2401で表示することを示して
いる。線2401では、その出力の開始時間と終了時間
を直線でなく、開始時間215を底辺とし、終了時間2
16を頂点とする二等辺三角形で表示することにより、
時間調節エリア上に出力開始時間と出力終了時間がなく
ても大体の出力開始時間または出力終了時間がわかる。
【0132】次に、第4の実施例として、時間調節エデ
ィタにかわる出力時間の指示画面を、図25から図27
を用いて説明する。図25から図27では、時間調節エ
ディタにかえて、切り替えタイミング指示画面を用い
る。これらの切り替えタイミング画面は、画面遷移は変
更せず、出力時間だけを変更する場合に好適であり、マ
ルチメディアデータを出力しながら、出力を切り替える
タイミング(出力開始時間および出力終了時間)を指示
できる。マルチメディアデータを出力しながら出力を変
更するタイミングを指示できる。
【0133】まず、図25について説明する。図25の
切り替えタイミング指示画面では、あるシミュレーショ
ン時間2512におけるアニメーション表示エリアの表
示を現在時間の画面2501に表示し、その下に、次に
マルチメディアデータの出力が変化した次の時間の画面
2502を表示し、次の画面への切り替えタイミングを
代えたい時に、切り替えタイミング2514で指示す
る。切り替えタイミングが指示された時を次の時間の画
面の表示開始時間として、次の時間の画面2502を現
在時間の画面2501に表示し、次の時間の画面には、
その次の時間の画面を表示する。また、現在時間の画面
2501と次の時間の画面2502には、画面の移り変
わりにおける順番を”countN”で表示し、既に設
定されていた出力の切り替えタイミングの時間とその画
面の出力が継続している時間を表示する。さらに、その
時間に音が出力されている場合、”♪”が表示される。
【0134】また、画面だけでなく、出力するマルチメ
ディアデータに関する情報を見るために、現在の時間2
503を選択すると現在時間の画面2501に出力され
ているマルチメディアデータに関する情報が表示され
る。現在と次の時間2504が選択されると、現在時間
の画面2501および次の時間の画面2502に出力さ
れるマルチメディアデータに関する情報が表示される。
さらに、データ選択では、このアニメーションで用いる
ことのできるマルチメディアデータに関する情報が表示
される。
【0135】また、時間設定モードとして、任意設定2
506と自動切り替え2507が用意されている。任意
設定2506の場合は、毎回ユーザが切り替えタイミン
グを指示する。自動切り替え2507の場合、切り替え
モードによるユーザの指示のないと、基準とする時間デ
ータをもとに自動的に切り替えタイミングが指示され
る。自動切り替え2507におけるユーザの切り替えタ
イミングの指示は、マウスのボタンを押して切り替えタ
イミング2514を選択し、マウスのボタンを離した時
を切り替えタイミングとする。ユーザの指示のないとき
は、切り替えモードの既設定時間間隔基準2508と既
設定時間基準2509によって自動切り替えのタイミン
グを決める。既設定時間間隔基準2508では、既に設
定されたその画面の出力時間の長さを基準とし、既設定
時間基準2509では、既に設定されている切り替えタ
イミングで自動的に切り替え、既に設定されている切り
替えタイミングを過ぎている場合(現在時間2512の
方が、既に設定している切り替えタイミングより大き
い)は、既に設定されたその画面の出力時間の長さを基
準としてタイミングを切り替える。また、既に設定され
ている切り替え時間までの時間は、表示2513のよう
に、”既設定時間間隔まであとN秒”と表示される。
【0136】次に図26について説明する。図26で
は、Time2601に現在時間の画面2501になっ
た時間が表示され、その時間に出力を開始したマルチメ
ディアデータ2602、出力を終了したマルチメディア
データ2603、及び出力中のマルチメディアデータ2
604にそれぞれ分けられてマルチメディアデータの情
報が表示される。図26では、3つ(2602、260
3、2604)に分けて表示されているが、それぞれの
出力場所を任意に変更してもよいし、3つの情報を分け
ずに表示してもよい。
【0137】最後に図27について説明する。図27で
は、図25と図26を併せた表示例である。図27で
は、図25に加えて、画面の移り変わりの際のマルチメ
ディアデータの情報を、次の画面でも表示するマルチメ
ディアデータ2701と、次の画面で表示開始または終
了するマルチメディアデータ2702とに分けて表示さ
れる。
【0138】図26、図27におけるマルチメディアデ
ータの情報は、例えばマルチメディアデータ名だけでも
よい。また、図4、図20、図21で示したアニメーシ
ョン出力管理データの票または、その票の一部でもよ
い。図26、図27のようにマルチメディアデータの情
報を表示することにより、画面だけでなく、文字情報に
よってマルチメディアデータが整理されているので、画
面の移り変わりによるマルチメディアデータの出力の変
化がよりわかり易い。
【0139】最後に、第5の実施例として、時間ととも
に変化するマルチメディアデータの出力時間の長さを変
えたときの他のマルチメディアデータの出力時間情報を
自動変更するアニメーション時間調節システムを、図2
8を用いて説明する。
【0140】まず、ステップ2801では、出力時間の
変更前の出力時間長と変更後の出力時間長が求められ
る。ステップ2802では、変更前と変更後の出力時間
の長さの比率が求められる。ステップ2803では、変
更前と変更後の出力時間の長さの差が求められる。
【0141】次に出力時間情報802の終了まで、ステ
ップ2804が実行される。ステップ2804では、そ
の時間811が出力時間長を変更する前のマルチメディ
アデータの出力している時間であるかどうかが判断さ
れ、その時間811が出力している間であれば、ステッ
プ2805が実行され、出力が終了した後であれば、ス
テップ2806が実行される。ステップ2805では、
ステップ2802で求めた倍率によって、時間811が
変更される。例えば、出力時間の長さが2/3であれ
ば、出力時間長を変更するマルチメディアデータの出力
開始時間を基準として、時間811のそれ以後の時間の
長さを2/3にする。
【0142】ステップ2806では、ステップ2803
で求めた出力時間長の差だけ同じように時間811を増
減させる。例えば、出力時間の長さが10短くなったと
すると、時間811も同様に10だけ減らす。以上で第
5の実施例の説明を終わる。
【0143】
【発明の効果】本発明によれば、各マルチメディアデー
タ毎に出力時間情報として格納された出力開始時間と出
力終了時間を用いて、各マルチメディアデータ毎に出力
時間情報を変更できる。
【0144】マルチメディアデータの出力時間情報を変
更する方法として、(1)変更するマルチメディアデー
タの出力時間情報の出力開始時間または出力終了時間を
任意の時間に変更する、(2)変更する時間と同一の出
力開始時間や出力終了時間を同じ時間だけ増減して変更
する、(3)変更する時間以後にある出力開始時間と出
力終了時間全てを同じ増減だけ変更する、という3つの
方法を使うことができるので、ある時間に出力したいマ
ルチメディアデータを考慮するだけでよい。
【0145】また、画面表示するマルチメディアデータ
については、各マルチメディアデータ毎に表示場所と表
示する大きさとを記録するので、同じ場所に同じ大きさ
で各デ−タを表示するだけではなく、任意の場所に任意
の大きさで各デ−タを表示できるので、画面の一部分だ
け表示を変えることができる。
【0146】さらに、マルチメディアデータの出力開始
時間を同じ時間にすることにより、複数のマルチメディ
アを同時に出力できる。さらに、時間とともに変化する
マルチメディアデータの出力時間の長さを変更した場
合、そのマルチメディアデータを基準として、出力時間
の長さの変更分に比例して他のマルチメディアデータの
出力時間情報を自動的に変更するので、他のマルチメデ
ィアデータの時間情報をユーザが変更しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】アニメーション時間調節システムのシステム構
成を示す図である。
【図2】アニメーション時間調節システムの表示装置上
への表示例である。
【図3】アニメーション時間調節システムの表示装置上
への他の表示例である。
【図4】アニメーション出力管理データの例である。
【図5】マルチメディアデータの種類の例である。
【図6】シミュレーション時間管理テーブルの例であ
る。
【図7】シミュレーションモードの例である。
【図8】アニメーション出力管理テーブルの例である。
【図9】出力モードの例である。
【図10】編集モードテーブルの例である。
【図11】編集モードの例である。
【図12】移動の種類の例である。
【図13】アニメーション時間調節システムの処理フロ
ーを示す図である。
【図14】アニメーション出力管理データを作成する処
理フローを示す図である。
【図15】シミュレーション制御の処理フローを示す図
である。
【図16】時間調節エディタの処理フローを示す図であ
る。
【図17】アニメーション出力管理ファイルを作成する
処理フローを示す図である。
【図18】アニメーション出力管理テーブルの他の例で
ある。
【図19】アニメーション出力管理テーブルの他の例で
ある。
【図20】アニメーション出力管理データの他の例であ
る。
【図21】アニメーション出力管理データの他の例であ
る。
【図22】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図23】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図24】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図25】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図26】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図27】アニメーション時間調節システムの表示装置
上への他の表示例である。
【図28】出力時間の長さを変更した時の出力時間の自
動調節の処理フローを示す。
【符号の説明】
101:CPU、102:主記憶装置、103:表示装
置、104:スピ−カ、105:入力装置、106:マ
ウス、107:マルチメディアデ−タ、108:アニメ
−ション出力管理デ−タ、114:テ−ブル、109:
表示制御部、110:シミュレ−ション制御部、11
1:時間調節エディタ制御部、112:アニメ−ション
出力管理ファイル作成部、113:アニメ−ション出力
管理テ−ブル作成部、115:シミュレ−ション時間管
理テ−ブル、116:アニメ−ション出力管理テ−ブ
ル、117:編集モ−ドテ−ブル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチメディアデータと前記マルチメディ
    アデータの出力時間を格納した記憶装置、中央処理装
    置、ユーザの指示を入力する入力装置、及びマルチメデ
    ィアデータを出力する出力装置からなる計算機システム
    において、 前記中央処理装置は、 前記記憶装置から前記マルチメディアデータと前記マル
    チメディアデータの出力時間情報を読みだし、 各マルチメディアデータ毎の出力時間情報を前記記憶装
    置に記録し、 前記記憶装置から読みだした各マルチメディアの出力時
    間情報に基づいて、出力を管理するアニメーション出力
    管理テーブルを作成し、 アニメーション出力管理テーブルに基づいて各マルチメ
    ディアを前記出力装置に出力し、 前記入力装置からの指示に応じて、各マルチメディアデ
    ータの出力時間情報を任意に設定することを特徴とする
    アニメーション時間調節システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアニメーション時間調節シ
    ステムにおいて、 前記マルチメディアデータ出力時間情報は、出力開始時
    間と出力終了時間を含むことを特徴とするアニメーショ
    ン時間調節システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のアニメーション時間調節シ
    ステムにおいて、 ユーザの指示に応じて各マルチメディアデータの出力時
    間情報を任意に設定する際に、 各マルチメディアデータの出力時間情報である、出力開
    始時間又は出力終了時間を任意に設定することを特徴と
    するアニメーション時間調節システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のアニメーション時間調節シ
    ステムにおいて、 ユーザの指示に応じて各マルチメディアデータの出力時
    間情報を任意に設定する際に、 各マルチメディアデータの出力時間情報である開始時間
    と出力終了時間を、同じ増減だけ任意に設定することを
    特徴とするアニメーション時間調節システム。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4記載のアニメーシ
    ョン時間調節システムにおいて、 ユーザの指示に応じて各マルチメディアデータの出力時
    間情報を設定する際に、 ユーザが変更しようとした元の時間に出力開始時間また
    は、出力終了時間がある別のマルチメディアデータがあ
    る場合は、これらのマルチメディアデータのその時間の
    出力時間情報である出力開始時間または出力終了時間を
    同じ時間に設定することを特徴とするアニメーション時
    間調節システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載のアニメーション時間調節シ
    ステムにおいて、 ユーザの指示に応じて各マルチメディアデータの出力時
    間情報を任意に設定する際に、 ユーザが任意に設定できる時間を、ユーザが変更しよう
    とした元の時間の前にある、他のマルチメディアデータ
    の出力時間情報である出力開始時間または出力終了時間
    から、 ユーザが変更しようとした元の時間の後にある、他のマ
    ルチメディアデータの出力時間情報である出力開始時間
    または出力終了時間までの間とすることを特徴とするア
    ニメーション時間調節システム。
  7. 【請求項7】請求項3または請求項4記載のアニメーシ
    ョン時間調節システムにおいて、 ユーザの指示に応じて各マルチメディアデータの出力時
    間情報を設定する際にユーザが任意に設定できる時間
    を、ユーザが変更しようとした元の時間の前にある、他
    のマルチメディアデータの出力時間情報である出力開始
    時間または出力終了時間以後とし、 ユーザが変更しようとした元の時間以後に出力開始時間
    または、出力終了時間があるマルチメディアデータがあ
    る場合は、該当する全てのマルチメディアデータのその
    時間以後の出力時間情報である出力開始時間または出力
    終了時間を同じ時間だけ増減して設定することを特徴と
    するアニメーション時間調節システム。
  8. 【請求項8】請求項3または請求項4記載のアニメーシ
    ョン時間調節システムにおいて、 時間とともに変化するマルチメディアデータを用いる際
    に、そのマルチメディアデータの出力時間の長さは変更
    しないことを特徴とするアニメーション時間調節システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項8記載のアニメーション時間調節シ
    ステムにおいて、 時間とともに変化するマルチメディアデータの出力時間
    の長さが変わる時は、 その変更するマルチメディアデータの既設定の出力時間
    内である出力開始時間と出力終了時間の間にある、他の
    マルチメディアデータの出力時間情報である出力開始時
    間および出力終了時間について、出力時間を変更したマ
    ルチメディアデータの変更分に比例して、該当する他の
    マルチメディアデータの出力開始時間と出力終了時間を
    変化させることを特徴とするアニメーション時間調節シ
    ステム。
JP19331593A 1993-08-04 1993-08-04 アニメーション時間調節システム Pending JPH0744728A (ja)

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JPH0744728A true JPH0744728A (ja) 1995-02-14

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JP19331593A Pending JPH0744728A (ja) 1993-08-04 1993-08-04 アニメーション時間調節システム

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JP (1) JPH0744728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263030A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Fujitsu Ltd マルチメディアシステム動的連動方式
JPH1031664A (ja) * 1996-03-29 1998-02-03 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スペーサ・ツールを使用したマルチメディア・アプリケーション開発シーケンス・エディタのための方法およびシステム

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