JPH074468B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は衣類乾燥機の仕上げ剤取入装置に関するもので
ある。

従来の衣類乾燥機では、乾燥後、衣類にシワが発生した
り、化学繊維の衣類では静電気が発生し衣類を取り出す
際に不快な思いをする。

本発明は、衣類乾燥機において衣類のシワの発生を押
え、静電気をとりのぞくことを目的としたものである。

本発明の一実施例を図面に沿って説明する。第１図にお
いて、１は衣類乾燥機本体、２は本体１内に回転自在に
設けられた回転ドラム、３は回転ドラム２の後方に設け
られたファンケースで内部には、ファン４を回転自在に
装備している。５は駆動モーターでこの駆動モーター５
の回転軸の両端にはドラムプーリー６とファンプーリー
７を設け、前記ドラムプーリー６の動力はＶベルト８を
介して回転ドラム２に伝達される。ファンプーリー７の
動力は、ファンベルト９を介しファン４に伝達される10
は、ヒーターであり外気を加熱し回転ドラム２に吸入さ
せる。第２図は、正面からの断面図であり、11はリンス
剤を入れた箱体で、箱体11内にはリンス剤を霧状にする
ための振動子13が設けられている。振動子12の発振回路
の電源は、乾燥機のタイマー13によりコントロールされ
ている。霧状になったリンス剤（仕上げ剤）は管体14に
より、セーターカバー15内を通り回転ドラム２内に入
る。

回転ドラム２内の衣類が乾燥しヒーター10の回路が遮断
される前に振動子12の発振回路の電源がONされ箱体11内
のリンス剤を霧状にして熱風と共に衣類に当てて、衣類
の静電気、及びシワの発生を押える。

以上説明したように本発明によれば次のような効果が期
待できる。

（１） 衣類の乾燥中に発生する静電気の発生を防止
し、人体に対する放電のショックを防止できる。

（２） 衣類乾燥機で仕上げ剤の塗布ができるため、衣
類着用時の静電気防止と、柔軟性付与による着ごこちの
改善に役立つ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す衣類乾燥機の縦断面
図、第２図は同衣類乾燥機の正面の部分断面図である。 １……衣類乾燥機本体、２……回転ドラム、３……ファ
ンケース、４……ファン、５……駆動モーター、６……
ドラムプーリー、７……ファンプーリー、８……Ｖベル
ト、９……ファンベルト、10……ヒーター、11……箱
体、12……振動子、13……タイマー、14……管体、15…
…ヒーターカバー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】振動子により仕上げ剤を噴霧状にする仕上
   げ剤取り入れ装置と、その振動子を振動させるための発
   振回路とを備え、衣類乾燥機の駆動開始後加熱手段が停
   止する時間内に、発振回路を作動させ、回転ドラムに前
   記仕上げ剤取り入れ装置から霧状にした仕上げ剤を供給
   する衣類乾燥機。