JPH0744647A - サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡 - Google Patents

サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡

Info

Publication number
JPH0744647A
JPH0744647A JP5188061A JP18806193A JPH0744647A JP H0744647 A JPH0744647 A JP H0744647A JP 5188061 A JP5188061 A JP 5188061A JP 18806193 A JP18806193 A JP 18806193A JP H0744647 A JPH0744647 A JP H0744647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
optical
sampling signal
deflection angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5188061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3372307B2 (ja
Inventor
Mitsunori Yamamoto
満則 山本
Akira Matsushita
朗 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP18806193A priority Critical patent/JP3372307B2/ja
Publication of JPH0744647A publication Critical patent/JPH0744647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3372307B2 publication Critical patent/JP3372307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】光偏向手段の偏向角が変化しても必要なサンプ
リング信号を安定して正確に得ることができるサンプリ
ング信号発生装置、ならびに対物レンズを変えずに画像
を拡大、縮小できる走査型光学顕微鏡を提供することに
ある。 【構成】光源の光を偏向する光偏向ミラー4と、この光
偏向ミラー4に照射し反射した光を集光する集光レンズ
13と、この集光レンズ13によって集光した位置に配
置され、光位置に応じたアナログ電気信号を出力する半
導体位置検出素子14と、光偏向ミラー4の偏向角に対
して予め設定された基準電気信号を出力する基準信号発
生手段(20,19,21,22)と、この手段からの
基準電気信号と半導体位置検出素子14からの電気信号
を入力し、両電気信号が一致したとき信号を出力する比
較回路23と、比較回路23からの出力信号が入力され
たときパルス信号を出力するワンショットタイマ29を
具備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリン
タ、バーコードリーダ等に使用され、光偏向手段からの
光の集光位置からサンプリング信号を生成するサンプリ
ング信号発生装置およびこれを用いた走査型光学顕微鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】光偏向器の偏向位置を検出する手段は、
特開昭63−267991号公報に開示れており、図1
1はその実施例を示すもので、走査レーザダイオード1
01から発生したレーザビーム111はコリメータレン
ズ102で平行になりガルバノミラー103に入射す
る。ガルバノミラー103で偏向されたレーザビームは
逆サインレンズ104を通り感光板105上に結像す
る。
【0003】一方、タイミングレーザダイオード106
を出たレーザビームは、凸レンズ107を通りガルバノ
ミラー103で偏向される。この偏向されたレーザビー
ムは格子108を通り集光レンズ109で集められ光検
出器110に入射する。光検出器からの出力は、レーザ
ビームが格子108を通過するたびにパルスを出力す
る。この場合、格子108のパターンを変えることで任
意のガルバノミラー103の位置に対応するパルスを得
ることができる。
【0004】例えば、このパルスを画像のサンプリング
信号に用いる場合、ガルバノミラー103の動きが多少
不正確であっても、ガルバノミラー103の位置は格子
108により正確に検出できる。このため格子108を
もとにしたパルス信号をサンプリング信号として用いれ
ば正確な画像を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に開示されていてる技術では、偏向角が一定の場合にし
か対応できない。このため、画像をフレームメモリに保
存するような場合、フレームメモリの縦と横のサイズ
は、例えば512×512のようにある一定した値を持
つ。このため、画像のサンプリングパルスの数も一定で
なければならない。ここで、従来の技術では、格子10
8の一端から他端までレーザビームを偏向した場合、光
検出器110から出てくるパルス数をNとすると、偏向
角を半分にした場合、光検出器110から出てくるパル
ス数はN/2と半分になり、必要なサンプリングパルス
数を確保できない。サンプリングパルス数をNにするに
は、例えばピッチを倍にした格子108に換えなければ
ならない。
【0006】このようなことから、予めピッチの細かい
格子108を用いることも考えられるが、偏向角を連続
的に変化させるような場合、すべての偏向角に対応する
ピッチを格子108で実現するのは不可能である。
【0007】また、従来の技術が偏向角が一定であるた
め、これを走査型光学顕微鏡に使用する場合には、対物
レンズを変えなければ、画像を拡大、縮小することがで
きない。
【0008】本発明は、光偏向手段の偏向角が変化して
も必要なサンプリング信号を安定して正確に得ることが
できるサンプリング信号発生装置、ならびに対物レンズ
を変えずに画像を拡大、縮小できる走査型光学顕微鏡を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、光源の光を偏向する光
偏向手段と、この光偏向手段に照射し反射した光を集光
する集光手段と、この集光手段によって集光した位置に
配置され、光位置に応じたアナログ電気信号を出力する
光位置検出手段と、前記光偏向手段の偏向角に対して予
め設定された基準電気信号を出力する基準信号発生手段
と、この基準信号発生手段からの基準電気信号と前記光
位置検出手段からの電気信号を入力し、両電気信号が一
致したとき信号を出力する比較手段と、この比較手段か
らの出力信号が入力されたときパルス信号を出力するパ
ルス発生手段と、を具備したサンプリング信号発生装置
である。
【0010】上記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、光源の光を偏向する光偏向手段と、この光
偏向手段に照射し反射した光を集光する集光手段と、こ
の集光手段によって集光した位置に配置され、光位置に
応じた電気信号を出力する複数の特性の異なる光位置検
出手段と、前記光偏向手段で反射された光を前記光位置
検出手段にそれぞれ導く光学手段と、前記光偏向手段の
偏向角に対して予め設定された基準電気信号を出力する
基準信号発生手段と、この各光位置検出手段の内偏向角
に応じて選択された光位置検出手段から出力される電気
信号と、前記基準信号発生手段から出力される電気信号
を入力し、両電気信号が一致したとき信号を出力する比
較手段と、この比較手段からの出力信号が入力されたと
きパルス信号を出力するパルス発生手段と、を具備した
サンプリング信号発生装置である。
【0011】上記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載の集光手段として、複数の焦
点距離の異なるレンズを使用し、前記光偏向手段の偏向
角に応じて最適なレンズが光路に挿入される構成とした
ことを特徴とするサンプリング信号発生装置である。
【0012】上記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、請求項1記載の集光手段として、ズームレ
ンズを使用したことを特徴とするサンプリング信号発生
装置である。
【0013】上記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、請求項1記載の光偏向手段の偏向角が光学
的に無効倍率に相当する場合は、予め決められたサンプ
リング信号に切換える構成としたことを特徴とするサン
プリング信号発生装置である。
【0014】上記目的を達成するため、請求項6に対応
する発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載
のサンプリング信号発生装置を、その光学素子駆動用と
した走査型光学顕微鏡である。
【0015】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、光位置検出
手段は受光面に入射した光の位置をアナログ電気信号と
して出力するため、光偏向手段が連続可変となっても問
題なく光位置検出ができる。また、光位置検出手段から
の電気信号と、基準信号発生手段からの基準信号が一致
したとき、パルス発生手段からサンプリングパルス信号
が出力されるので、歪みのない画像が生成できる。
【0016】請求項2に対応する発明によれば、複数の
特性の異なる光位置検出手段を有しているので、光偏向
手段の偏向角が小さくなるにつれて、感度の高い光位置
検出手段を使用することにより、確実にサンプリング信
号を発生させることができる。
【0017】請求項3に対応する発明によれば、ズーム
レンズの場合に比べて簡単な構成で偏向角が小さくなっ
ても確実にサンプリング信号を発生させることができ
る。請求項4に対応する発明によれば、光偏向手段によ
る偏向角が小さくなっても、ズームレンズによって光位
置検出手段の走査幅を一定にすることができ、従って、
一つの光位置検出手段を用いる場合、偏向角が小さくな
っても確実にサンプリング信号を発生させることができ
る。
【0018】請求項5に対応する発明によれば、光偏向
手段の偏向角が光学的に無効倍率に相当する場合には、
予め決められたサンプリング信号に切換えるように構成
したので、次の作用効果が得られる。すなわち、光偏向
手段の偏向角がかなり小さい領域では、光偏向手段は理
想的な状態に近い動作をしていると考えられる。従っ
て、光偏向手段の位置を検出する回路から理想動作をし
ていると仮定したサンプリング信号発生装置に切替え、
光学系を簡素化できる。
【0019】請求項6に対応する発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載のサンプリング信号発生装置を、その
光学素子駆動用としたので、対物レンズを変えずに、画
像を拡大・縮小できる走査型光学顕微鏡を提供できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明による第1実施例を示す概略
構成図である。この主たる構成は、光源を構成するレー
ザ光源10からのレーザビーム11を偏向する光偏向手
段を構成する共振型ガルバノスキャナー3と、このガル
バノスキャナー3に照射し反射した光を集光する集光手
段を構成する集光レンズ13と、この集光レンズ13に
よって集光した位置に配置され、光位置に応じたアナロ
グ電気信号を出力する光位置検出手段を構成する半導体
位置検出素子(PSD)14と、ガルバノスキャナー3
の偏向角θに対して予め設定された基準電気信号を出力
する基準信号発生手段を構成するアドレスカウンター2
0、メモリ19、デジタル・アナログ変換回路(D/
A)21、可変利得増幅器22とからなっている。
【0021】また、基準信号発生手段からの基準電気信
号と光位置検出素子14からの電気信号を入力し、両電
気信号が一致したとき信号を出力する比較手段を構成す
る比較回路23と、比較回路23からの出力信号が入力
されたときパルス信号を出力するパルス発生手段を構成
するワンショットタイマー29とからなっている。
【0022】レーザ光源1から出たレーザビーム2は共
振型ガルバノスキャナー3に取り付けられたミラー4の
表面4Aで反射する。偏向がおこなわれていない状態で
は、レーザビーム2は光軸5と一致している。
【0023】共振型ガルバノスキャナー3は、以下に述
べる駆動回路9からの駆動信号の大きさに応じて駆動す
る。すなわち、コンピュータ6から出力される駆動開始
信号が波形発生回路7に出され、この波形発生回路7は
共振型ガルバノスキャナー3を駆動するための駆動信号
を発生する。この駆動信号は、可変利得増幅器8、駆動
回路9を通して、共振型ガルバノスキャナー3に伝えら
れる。共振型ガルバノスキャナー3では、駆動回路9か
らの駆動信号の大きさに応じて角度θでミラー4が振動
する。レーザビーム2は光軸5を中心に対称にX1 から
2 の間を角度2θで偏向する。
【0024】次に、ミラー4の位置検出機能について説
明する。レーザ光源10から出たレーザビーム11はコ
リメータレンズ12で平行光束になる。ミラー4の裏面
4Bで反射したレーザビームは、集光レンズ13を通り
半導体位置検出素子(PSD)14上に集光する。PS
D14の受光面15の中心Oは光軸16にほぼ一致する
ように配置されている。偏向がおこなわれていない状態
では、レーザビーム11の集光点は光軸16と一致して
いる。集光点はミラー4の回転に合わせてPSD14の
受光面15上を移動する。
【0025】PSD14は図2に示すように、受光面1
5に入射した光の位置に応じた信号を発生する素子であ
る。例えば受光面15の光軸16からZだけ離れた位置
に光が入射したとする。両端の端子17,18に発生す
る電流I1 、I2 は、受光面15の長さを2L、総電流
をIとすると、 I1 =(L+Z)×I/2L I2 =(L−Z)×I/2L となる。電流I1 、I2 の和と差の比は、 (I1 −I2 )/(I1 +I2 )=Z/L …(1) となり、電流値から入射光の位置が判明する。
【0026】図1において、レーザビーム11は光軸1
6をはさんで角度2θで偏向する。集光点がPSD14
の受光面15上を15Aと15Bの間(長さlh)で移
動する。当然lhはPSD14の受光面15の長さ2L
より短くなければならないから、集光レンズ13の焦点
距離fは、 f×tan2θ1 =lh<2L を満足するような値が選ばれる。
【0027】サンプリング数をNとすると、サンプリン
グ間隔lsは ls=lh/N となる。すなわち、PSD14の受光面15上をレーザ
ビーム11がls移動するたびに、サンプリング信号が
発生すればよい。n番目における位置信号は式(1)で
Z=n×lsとすれば求まる。
【0028】次に、サンプリング信号の発生手段につい
て説明する。メモリ(基準電圧RAM)19には、1番
目からN番目まで、式(1)でZ=n×ls(n=1〜
N)で得られた位置信号に対応した基準電圧データが記
憶されている。偏向の開始に先立って、メモリ19の1
番目の基準電圧データが記憶されているアドレスの値
が、コンピュータ6よりアドレスカウンター20にセッ
トされる。アドレスがメモリ19に出力されると、1番
目の基準電圧データがメモリ19よりデジタル・アナロ
グ変換回路(D/A)21ー可変利得増幅器22を通し
て比較回路23の一方の入力端子23Aに出力される。
【0029】次に偏向が開始されると、レーザビームが
PSD14の受光面15上を移動しはじめる。PSD1
4の両端からの出力信号はアンプ24、25で増幅され
たあと、そこから加算回路26で和信号が、また減算回
路27で差信号が作られる。
【0030】さらに、式(1)を行うために割算器28
に入力し、この出力信号は比較回路23のもう一方の入
力端子23Bに入力される。入力端子23Aの信号レベ
ルに対して、入力端子23Bの信号レベルが大きい間は
比較回路23の出力はLOWである。入力端子23Bの
信号レベルがだんだん小さくなって入力端子23Aの信
号レベルより小さくなると、比較回路23の出力はHI
GHに変化する。比較回路23の出力はワンショットタ
イマー29にそのまま伝達されるが、ワンショットタイ
マー29ではある一定の時間が経過すると出力がHIG
HからLOWへ変化する。
【0031】ワンショットタイマー29の出力におい
て、LOWからHIGHへ変化する時の立ち上がり信号
がサンプリング信号となり、このサンプリング信号がア
ナログ・デジタル変換回路(A/D)30に入力され
る。アナログ・デジタル変換回路30には、試料31を
通過したレーザビーム2を、フォトダイオード32で光
電変換したアナログの画像信号も出力しており、サンプ
リング信号によりアナログ画像信号がデジタル画像デー
タに変換される。
【0032】一方、ワンショットタイマー29の出力に
おいて、HIGHからLOWへ変化する時の立ち下がり
信号がカウンター信号になり、アドレスカウンター20
の値が一つ進み、メモリ19の2番目の基準電圧データ
が記憶されているアドレスがセットされる。以上のよう
に、メモリ19のN番目の基準電圧データが出力される
まで、上記動作が繰り返し行われる。
【0033】次に、ガルバノスキャナー3の偏向角が変
化した場合について述べる。偏向角がθの時のPSD1
4の出力信号の振幅をVとする。サンプリング数はNで
あるから、次にサンプリング信号を得るために、デジタ
ル・アナログ変換回路21から出力される基準電圧の変
化量はV/Nとなる。
【0034】偏向角がθ/2になった場合、PSD14
の出力信号の振幅はV/2になる。従って、基準電圧の
変化量も偏向角がθの時の1/2に設定しなければなら
ない。偏向角の設定はコンピュータ6で行われる。コン
ピュータ6は駆動信号の発生前に、可変利得増幅器8、
22に設定された偏向角に応じた利得のデータ出力す
る。このデータをもとに、偏向角および基準電圧の変化
量の設定が行われる。
【0035】ここで、偏向角がθの時と同じタイミング
でサンプリング信号を得るには、上記の方法以外に以下
の方法がある。 (1)図1の回路において、メモリ19内に、図3に示
すように全ての偏向角に対応する複数の基準電圧データ
を用意する。例えば、図3において、偏向角がθの場合
は、アドレスカウンタには0010がセットされる。ま
た、偏向角をθ/3に変更した場合にはアドレスカウン
タには0030がセットされる。
【0036】(2)図1の回路において割算器28の出
力と比較回路23の間に、図4に示すように可変利得増
幅器40を設け、比較回路23の入力端子23Bへの入
力電圧が常に偏向角がθの時の電圧になるようにする。
【0037】次に、図1の回路においてサンプリング信
号の発生が可能な、偏向角の可変範囲について考えてみ
る。サンプリング信号に関わる要因のうち、PSD14
の位置分解能について述べる。PSD14の性能は各社
異なるが、SiTek社のモデル1L10を使って説明
する。1L10は受光面の長さが10mm、位置分解能
は1.6μmである。分解点数Mは、 M=10/1.6×10-3 =6250 サンプリング数をN=1024とすると、 1024/6250で約1/6 すなわち、偏向角θの1/6までは1024のサンプリ
ング数は得られるが、それより小さい偏向角に対応でき
なくなる。従って、本実施例は、偏向角がθからθ/6
の範囲で使用する場合に適用される。もちろん、サンプ
リング数が少なくなれば、θ/6より小さい偏向角まで
適用できる。
【0038】次に、本発明の第2実施例について図5を
参照して説明する。ここでは、簡単のためにミラー位置
検出機構の部分に限定して述べる。図1と同じ構成要素
については同じ番号を付し、その説明は省略する。本発
明の実施例では、特性の異なる複数のPSD52,5
3,54を用意し、またハーフミラー50,51、減光
フィルタ56,57、スイッチ55を用意し、ミラー4
の偏向角の変化に応じて最適のPSD52〜54を選択
し、そこからサンプリング信号を得る構成になってい
る。
【0039】レーザ光源10から出たレーザビーム11
はコリメータレンズ12で平行光束になる。ミラー4の
裏面4Bで反射したレーザビームは、集光レンズ13・
第1のハーフミラー50を通り、第1のPSD52上に
集光する。第1のハーフミラー50で反射されたレーザ
ビームは第2のハーフミラー51で分割される。第2の
ハーフミラー51で反射・透過したレーザビームはそれ
ぞれ、第2・第3のPSD53、54に入射する。5
6、57は減光フィルタで、PSD52、53、54に
入射する光量が均等になるようにする役目をする。
【0040】本実施例のPSD52、53、54は、そ
れぞれ特性が異なったものを使用する。具体的にSiT
ek社の製品を用いた場合について説明する。SiTe
k社の製品は以下の特性の異なるものがあり、それぞれ
をPSD52、53、54に対応させる。
【0041】 モデル名 受光面 分解能 PSD 52 1L10 10 mm 1.6μm PSD 53 1L5 5 mm 0.8μm PSD 54 1L2.5 2.5mm 0.4μm レーザビーム11がPSD52〜54の受光面の左端
(Z=L)にきた時の位置信号PL は、式(1)で電流
を電圧に換算して(I1 →V1 ,I2 →V2 ) (V1 −V2 )/(V1 +V2 )=1 V1 +V2 =10Vとすると、 PL =(V1 −V2 )=10V PSDの受光面の右端(Z=−L)にきた時の位置信号
R は、 (V1 −V2 )/(V1 +V2 )=−1 PR =−10V 従って、出力信号の範囲Rは20V(±10V)にな
る。これはどのPSDについても同じである。1サンプ
リングあたりの電圧の変化量Δは、 Δ=R/N(Nはサンプリング数) となる。
【0042】ここで、最大偏向角をθとし、この時のレ
ーザビーム11の振れ幅は、PSD52の受光面の長さ
に一致するようになっているとする。この状態で偏向角
を変えた場合に、各PSD52〜54が発生する電圧の
変化量Δを算出すると以下のようになる。(簡単のため
にN=1000とする。)
【0043】
【表1】
【0044】PSD52で角度θ/4の時、電圧を増幅
して20mVにすることは可能である。しかし、同時に
ノイズも増幅し比較回路23での判定が不安定になり、
安定したサンプリング信号を得ることができない。従っ
て、偏向角が小さくなるのにあわせて、受光面の小さい
PSDを用いるようにすることが良いことは表1から明
らかである。
【0045】偏向角にあわせて最適のPSDの信号を選
択できるようにするため、それぞれのPSDの出力信号
をスイッチ55に入力する。スイッチ55はコンピュー
タ6からの選択信号に応じて、(A1,A2)、(B
1,B2)、(C1,C2)のいずれかの信号を選ぶ。
【0046】上記例では、θ〜θ/2は信号(A1,A
2)を使用する。θ/2〜θ/4は信号(B1,B2)
を使用する。
【0047】θ/4〜は信号(C1,C2)を使用す
る。というように選択条件を決めておけばよい。選ばれ
た信号は、アンプ24、25で増幅されたあと、そこか
ら加算回路26で和信号、減算回路27で差信号が作ら
れる。そして、和信号と差信号が割算器28に入力し、
出力信号は比較回路23へ送られる。
【0048】以上のように本発明の第2実施例では、偏
向角にあわせて最適のPSD52〜54の信号を選択で
きるようになっている。このため、第1実施例に比べ
て、より小さな偏向角に対しても安定したサンプリング
信号を得ることができる。
【0049】次に、本発明による第3実施例について図
6を参照して説明する。簡単のためにミラー位置検出機
構の部分に限定して述べる。図1と同じ構成要素につい
ては同じ番号を付し、その説明は省略する。本発明の実
施例では複数の焦点距離数の異なる集光レンズ60,6
2を用い、PSD61の受光面上のレーザビーム11の
幅を一定にするものである。
【0050】レーザ光源10から出たレーザビーム11
はコリメータレンズ12で平行光束になる。ミラー4の
裏面4Bで反射したレーザビームは、集光レンズ60を
通りPSD61上に集光する。PSD61上のレーザビ
ーム11の振れ幅L1は、偏向角をθ、集光レンズ60
の焦点距離をfとすると、 L1=f×tanθ となる。次に偏向角が減少しθ/2になったとする。こ
のままでは、当然レーザビームの振れ幅は半分になる。
前述のように振れ幅の減少すると、PSD61からの出
力信号が小さくなり、安定したサンプリング信号が得ら
れにくくなる。本実施例ではPSD61上の長さを偏向
角がθの時と同じにするため、集光レンズ60の代わり
に別の集光レンズ62を光路に挿入する。集光レンズ6
2は焦点距離が集光レンズ60の2倍になっている。こ
のためPSD61上のレーザビームの振れ幅L2は、 L2=2f×tanθ/2 となる。tanθとθが略等しい範囲であれば、L1と
L2が略等しいから、偏向角がθの時と同じように安定
したサンプリング信号が得られる。集光レンズ60,6
2の焦点距離が変わると集光位置も変わるため、集光レ
ンズ60、62の切り換えに合わせてPSD61の位置
も光軸方向に移動させなけれけばならない。
【0051】集光レンズ60、62の切り換えは図7に
示すようにモータ63で行われる。集光レンズ60、6
2は、ベース65上に固定されたレンズ枠64に組み込
まれている。ベース65の下部にはラック66が取り付
けられている。
【0052】一方、モータ63の回転軸にはピニオン6
7が取り付けられており、ピニオン67を介してラック
66と繋がっている。同様にPSD61の移動について
も、ラック58とピニオン59で行われる。
【0053】偏向角の変更はコンピュータ6で行われ、
偏向角にあった集光レンズ60,62の選択信号がコン
ピュータ6から出される。選択信号はモータ駆動回路6
8、69に送られる。駆動信号によって、モータ63の
回転軸およびピニオン67が回転する。この回転運動が
ラック66で直線運動に変換され、集光レンズ60、6
2やPSD61がY1,Y2の矢印方向に移動する。
【0054】本実施例では集光レンズ60,62が2種
類であったが、それ以上使用しても構わない。また、P
SD61の移動についても、本実施例以外の方法を実施
することも可能である。以上のように、第3実施例によ
れば、偏向角に応じて最適の集光レンズを用いるため、
安定したサンプリング信号が得られる。
【0055】本発明による第4実施例について図8を参
照して説明する。ここでは、簡単のためにミラー位置検
出機構の部分に限定して述べる。図1と同じ構成要素に
ついては同じ番号を付し、その説明は省略する。本発明
の実施例では、集光レンズとしてズームレンズ70を使
用し、ズームレンズ70で集光した光をPSD71に導
くように構成したものである。
【0056】レーザ光源10から出たレーザビーム11
はコリメータレンズ12で平行光束になる。ミラー4の
裏面4Bで反射したレーザビーム11は、ズームレンズ
70を通りPSD71上に集光する。ズームレンズ70
はPSD71の受光面上のレーザビームの幅が一定にな
るように、偏向角に応じて焦点距離が連続的に変化す
る。第3実施例で説明したように、距離が変化するとズ
ームレンズ70やPSD71の位置も変化させなければ
ならない。これは図7のPSDの移動機構を用いればよ
い。
【0057】次に、本発明による第5実施例について図
9を参照して説明する。ここでは、図1と同じ構成要素
については同一符号を付し、その説明は省略し、かつま
た簡単のために、構成の一部を省略する。
【0058】本実施例では、図9(a)に示すようにP
SD14をもとに作ったサンプリング信号81と、コン
ピュータ6から発生したサンプリング信号82を、スイ
ッチ80により使い分ける構成となっている。
【0059】スイッチ80には、PSD14をもとに比
較回路23から出力されるサンプリング信号81と、コ
ンピュータ6からのサンプリング信号82が入力され
る。サンプリング信号81はミラーの位置を正確に反映
している。
【0060】サンプリング信号82について分解点数
と、画像メモリの点から考えてみる。最大偏向角θの時
の、試料上のレーザビームの走査幅をL、光学系の分解
能をδとする。この光学系の分解点数Mは、 M=L/δ 一方、画像メモリの大きさをN×Nとする。MとNの関
係によって以下のような表示状態がある。M>Nの時
は、画像メモリが不足で、試料情報を間引き表示してい
る状態。M=Nの時は、試料情報を過不足なく表示して
いる状態。M<Nの時は、光学系の分解能以上に細かく
試料情報を表示している状態、いわゆる無効倍率(例え
ば物体の細部の観察にまったく効果をもたらさない高倍
率)の状態。
【0061】例えば、顕微鏡の光学系で考えると、10
0倍の対物レンズを用いた場合、L=160μm、δ=
0.25μmであるから、 M=640 となる。画像メモリをN=512とすると、M>Nであ
るから問題ない。
【0062】次に、偏向角をθ/4にすると、 M=640/4=160 となり、無効倍率の状態になる。
【0063】この状態では画像メモリの3画素以内に対
応する試料上のスポットのどの位置でサンプリングして
も、表示される画像には大きな差がないと考えられる。
即ち、サンプリングが多少ばらついても問題はないこと
になる。
【0064】逆に言えば、例えば図1のミラー4が、駆
動回路9からの駆動信号と完全に追従しているとした駆
動信号をもとに作ったサンプリング信号に対して、ミラ
ーが多少理想動作状態からはずれても問題ないことにな
る。さらに、偏向角が小さくなると、スキャナの動作も
安定し理想動作状態に近づくことから、図9(b)に示
すようにミラー4が駆動信号と完全に追従しているとし
て駆動信号をもとに作ったサンプリング信号82を使っ
ても問題はないということになる。
【0065】従って、偏向角に応じてコンピュータ6か
ら選択信号がスイッチ80に出力され、サンプリング信
号81とサンプリング信号82のいずれかを選ぶことに
よって、どの偏向角においても安定したサンプリング信
号が得られる。
【0066】図10は本発明による第1実施例のサンプ
リング信号発生装置を、走査型光学顕微鏡に用いた例で
ある。レーザ光源900からのレーザビーム901は、
ビームエキスパンダ902により必要な大きさのビーム
径に拡大される。拡大されたレーザビーム901は偏光
ビームスプリッタ903を通過して対物レンズ911の
瞳位置と共役な位置に設けられたガルバノスキャナー9
04に入射する。ここでレーザビーム901はY方向に
偏向される。
【0067】次に、瞳伝送レンズ905、906によっ
てやはり対物レンズ911の瞳位置と共役な位置に設け
られた共振型ガルバノスキャナー907に入射する。こ
こでレーザビーム901はX方向に偏向される。2次元
走査されたレーザビーム901は瞳投影レンズ908、
結像レンズ909およびλ/4波長板910を通過し、
対物レンズ911に入射する。そして試料912上に回
折で制限されるスポットを生じ、そのスポットで試料9
12をX−Y走査する。
【0068】試料912が透過物体であれば、レーザビ
ーム901はコンデンサレンズ913を通って光検出器
914によって検出される。一方、試料912が反射物
体であればレーザビーム901は再び対物レンズ91
1、λ/4波長板910、結像レンズ909、瞳投影レ
ンズ908、光偏向器907、瞳伝送レンズ906,9
05、光偏向器904を通ってビームスプリッタ903
で反射されて集光レンズ915で集光され、集光位置に
配置したピンホール916を通って光検出器917で検
出される。
【0069】コンピュータ927からX−Y走査を行う
ために駆動回路918,919に信号が送られる。この
うち、Y走査を行うガルバノスキャナー904は、高速
走査の必要がない(数10Hz)ため、線型動作のタイプ
が使用される。
【0070】一方X走査を行う共振型ガルバノスキャナ
ー907は、高速走査を行う(10数kHz)ため、非線
形(例えば正弦波)型動作のタイプが使用される。従っ
て非線形走査でも歪みのない画像を得るため、レーザ光
源920(図1の10に相当)、コリメータレンズ92
1(図1の12に相当)、集光レンズ922(図1の1
3に相当)、PSD923(図1のPSD14に相
当)、サンプリング信号発生回路924によってミラー
の位置を検出し画像が線型になるようなサンプリング信
号を得るようになっている。920〜924は図1の第
1実施例の一部を簡略化したもので、レーザ光源920
から出たレーザビームはコリメータレンズ921で平行
になり、共振型ガルバノスキャナー907のミラーの裏
面で反射し、集光レンズ922を通りPSD923上に
集光する。PSD923からの信号をもとにサンプリン
グ信号発生回路924からサンプリング信号が出力さ
れ、メモリ926に入力する。
【0071】一方、光検出器914,917によって試
料912の強度情報が画像信号に変換され、スイッチ9
25にはいる。コンピュータ927によって透過画像信
号か反射画像信号のいずれかが選択される。選択された
画像信号はメモリ926にはいり、サンプリング信号発
生回路924からのサンプリング信号に基づいてメモリ
926に保存される。保存された画像信号はコンピュー
タ927を通してCRT928に表示される。
【0072】以上述べた図10の実施例のように、図1
の実施例のサンプリング信号発生装置を、ガルバノスキ
ャナー904を駆動用としたので、対物レンズ911を
変えずに、画像を拡大・縮小できる走査型光学顕微鏡が
得られる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、光偏向手段の偏向角が
変化しても必要なサンプリング信号を安定して正確に得
ることができるサンプリング信号発生装置、ならびに対
物レンズを変えずに画像を拡大、縮小できる走査型光学
顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるサンプリング信号発生装置の第
1実施例を説明するための概略構成図。
【図2】 図1の半導体位置検出器を説明するための
図。
【図3】 図1のメモリを説明するための図。
【図4】 図1の変形例を説明するための図。
【図5】 本発明によるサンプリング信号発生装置の第
2実施例を説明するための概略構成図。
【図6】 本発明によるサンプリング信号発生装置の第
3実施例を説明するための概略構成図。
【図7】 図6のミラー位置検出機構を説明するための
図。
【図8】 本発明によるサンプリング信号発生装置の第
4実施例を説明するための概略構成図。
【図9】 本発明によるサンプリング信号発生装置の第
5実施例を説明するための概略構成図。
【図10】 本発明によるサンプリング信号発生装置を
走査型光学顕微鏡に適用した例を示す概略構成図。
【図11】 従来の光偏向器の偏向位置を検出する手段
の一例を示す概略構成図。
【符号の説明】
1…レーザ光源、2…レーザビーム、3…共振型ガルバ
ノスキャナー、4…ミラー、5…光軸、6…コンピュー
タ、7…波形発生回路、8…可変利得増幅器、9…駆動
回路、10…レーザ光源、11…レーザビーム、12…
コリメータレンズ、13…集光レンズ、14…半導体位
置検出器、15…受光面、16…光軸、17,18…端
子、19…メモリ、20…アドレスカウンター、21…
デジタル・アナログ変換回路、22…可変利得増幅器、
23…比較回路、23A,23B…入力端子、24,2
5…アンプ、26…加算回路、27…和信号・減算回
路、28…割算器、29…ワンショットタイマー、30
…アナログ・デジタル変換回路、31…試料、32…フ
ォトダイオード、40…可変利得増幅器、50,51…
ハーフミラー、52,53,54…半導体位置検出器、
55…スイッチ、56,57…減光フィルタ、60,6
2…集光レンズ、61…半導体位置検出器、63…モー
タ、64…レンズ枠、65…ベース、58,66…ラッ
ク、59,67…ピニオン、68,69…モータ駆動回
路、70…ズームレンズ、71…半導体位置検出器、8
0…スイッチ、81,82…サンプリング信号、900
…光源、901…レーザビーム、902…ビームエキス
パンダ、903…ビームスプリッタ、904…ガルバノ
スキャナー、905,906…瞳伝送レンズ、907…
光偏向器、908…瞳投影レンズ、909…結像レン
ズ、910…λ/4波長板、911…対物レンズ、91
2…試料、913…コンデンサレンズ、914…光検出
器、915…集光レンズ、916…ピンホール、917
…光検出器、918,919…駆動回路、920…レー
ザ光源、921…コリメータレンズ、922…集光レン
ズ、923…半導体位置検出器、924…サンプリング
信号発生回路、925…スイッチ、926…メモリ、9
27…コンピュータ、928…CRT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/10 B 9191−5L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の光を偏向する光偏向手段と、 この光偏向手段に照射し反射した光を集光する集光手段
    と、 この集光手段によって集光した位置に配置され、光位置
    に応じたアナログ電気信号を出力する光位置検出手段
    と、 前記光偏向手段の偏向角に対して予め設定された基準電
    気信号を出力する基準信号発生手段と、 この基準信号発生手段からの基準電気信号と前記光位置
    検出手段からの電気信号を入力し、両電気信号が一致し
    たとき信号を出力する比較手段と、 この比較手段からの出力信号が入力されたときパルス信
    号を出力するパルス発生手段と、 を具備したサンプリング信号発生装置。
  2. 【請求項2】 光源の光を偏向する光偏向手段と、 この光偏向手段に照射し反射した光を集光する集光手段
    と、 この集光手段によって集光した位置に配置され、光位置
    に応じた電気信号を出力する複数の特性の異なる光位置
    検出手段と、 前記光偏向手段で反射された光を前記光位置検出手段に
    それぞれ導く光学手段と、 前記光偏向手段の偏向角に対して予め設定された基準電
    気信号を出力する基準信号発生手段と、 この各光位置検出手段の内偏向角に応じて選択された光
    位置検出手段から出力される電気信号と、前記基準信号
    発生手段から出力される電気信号を入力し、両電気信号
    が一致したとき信号を出力する比較手段と、 この比較手段からの出力信号が入力されたときパルス信
    号を出力するパルス発生手段と、 を具備したサンプリング信号発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の集光手段は、複数の焦点
    距離の異なるレンズであり、前記光偏向手段の偏向角に
    応じて最適なレンズが光路に挿入される構成としたこと
    を特徴とするサンプリング信号発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の集光手段は、ズームレン
    ズで構成したことを特徴とするサンプリング信号発生装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光偏向手段の偏向角が光
    学的に無効倍率に相当する場合は、予め決められたサン
    プリング信号に切換えることを特徴とするサンプリング
    信号発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか一つに記
    載のサンプリング信号発生装置を、その光学素子駆動用
    とした走査型光学顕微鏡。
JP18806193A 1993-07-29 1993-07-29 サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡 Expired - Fee Related JP3372307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18806193A JP3372307B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18806193A JP3372307B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0744647A true JPH0744647A (ja) 1995-02-14
JP3372307B2 JP3372307B2 (ja) 2003-02-04

Family

ID=16217017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18806193A Expired - Fee Related JP3372307B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3372307B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266084A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Lasertec Corp コンフォーカル顕微鏡及び膜厚測定装置
JP4992898B2 (ja) * 2006-07-03 2012-08-08 株式会社ニコン レーザ走査顕微鏡及び観察方法
JP2012198511A (ja) * 2011-02-21 2012-10-18 Carl Zeiss Ag 走査型ミラーデバイス

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266084A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Lasertec Corp コンフォーカル顕微鏡及び膜厚測定装置
JP4635145B2 (ja) * 2004-03-17 2011-02-16 レーザーテック株式会社 コンフォーカル顕微鏡及び膜厚測定装置
JP4992898B2 (ja) * 2006-07-03 2012-08-08 株式会社ニコン レーザ走査顕微鏡及び観察方法
JP2012198511A (ja) * 2011-02-21 2012-10-18 Carl Zeiss Ag 走査型ミラーデバイス
EP2490063B1 (de) * 2011-02-21 2022-01-05 Carl Zeiss Microscopy GmbH Laserscanningmikroskop mit einer Spiegelvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP3372307B2 (ja) 2003-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3343276B2 (ja) レーザー走査型光学顕微鏡
US4893008A (en) Scanning optical microscope
US5084612A (en) Imaging method for scanning microscopes, and confocal scanning microscope
JP2006504140A (ja) ランダムアクセス高速度共焦点顕微鏡
JP3372307B2 (ja) サンプリング信号発生装置および走査型光学顕微鏡
US4745270A (en) Photoelectric microscope using position sensitive device
JPH11223747A (ja) レーザー光学装置
Wilke Laser scanning in microscopy
JPH1068901A (ja) 2次元スキャナ装置
JPH11173821A (ja) 光学式検査装置
JPH10260359A (ja) 像回転装置
JP2005017642A (ja) 共焦点顕微鏡
JPH06148525A (ja) 共焦点レーザー顕微鏡
JPH0695172B2 (ja) 走査型光学顕微鏡
JPH08136815A (ja) 共焦点走査型光学顕微鏡
JP4792239B2 (ja) 走査型共焦点レーザ顕微鏡
JP4128256B2 (ja) 走査型レーザ顕微鏡
JPH03209415A (ja) 顕微鏡像出力方法および走査型顕微鏡
JPH05172511A (ja) 走査型検出装置
JPH03212178A (ja) ピエゾアクチュエータの駆動方法
JPH0461334B2 (ja)
JP3344370B2 (ja) 高精度パターンの外観検査装置及びその検査方法
JPH05196871A (ja) 走査型レーザー顕微鏡
Loney Scanner component and head development for confocal microscopy using moving mirror technology
JP3111551B2 (ja) ビデオクロック信号発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021029

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees