JPH0744554B2 - ル−プ式デ−タ伝送装置 - Google Patents

ル−プ式デ−タ伝送装置

Info

Publication number
JPH0744554B2
JPH0744554B2 JP62100742A JP10074287A JPH0744554B2 JP H0744554 B2 JPH0744554 B2 JP H0744554B2 JP 62100742 A JP62100742 A JP 62100742A JP 10074287 A JP10074287 A JP 10074287A JP H0744554 B2 JPH0744554 B2 JP H0744554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
clock signal
communication
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62100742A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63266940A (ja
Inventor
久幸 丸山
貞生 溝河
雅人 佐竹
仁志 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62100742A priority Critical patent/JPH0744554B2/ja
Publication of JPS63266940A publication Critical patent/JPS63266940A/ja
Publication of JPH0744554B2 publication Critical patent/JPH0744554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループ式データ伝送装置に係り、特に、2系
統のループ伝送路中に挿入された通信局群のうちいずれ
かの通信局と他系の通信網とでスタツフ同期による通信
を行なう通信システムの通信局に用いる好適なループ式
データ伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
データ通信システムにおいては、複数の通信局をそれぞ
れ第1の伝送路と第2の伝送路を介してループ状に接続
し、2重化されたループ伝送路によつてデータの授受を
行なう方式が採用されている。このループ式データ伝送
システムにおいては、通常閉じた通信網として使用され
ているが、他の通信網との相互接続形態も採用されてい
る。
ループ伝送システムと他の通信網との接続形態として
は、特開昭61-70832号公報に記載されているように、他
の通信網のクロツク周波数に同期させる形でループ伝送
システムの同期周波数を変化させ、他の通信網とループ
伝送システムとの間でデータ伝送を行なうものが提案さ
れている。
又、一般的に異なる周波数で動作する装置間のデータ伝
送技術に関しては、特開昭61-125241号公報に記載され
ているように、スタツフ同期技術が知られており、ルー
プ伝送システムと他の通信網との間のデータ通信をスタ
ツフ同期方式によつて行なうことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ループ伝送システムの同期周波数を他の通信網のクロツ
ク周波数に同期させる場合には、ループ伝送システムの
各通信局に、周波数可変発振器を設け、他の通信網のク
ロツク周波数に追従させる従属同期方式が採用されてい
るが、各通信局で発振器の出力信号によつてクロツク信
号を再生すると、発振器にて再生したクロツク信号のわ
ずかな周波数偏差が下流側の通信局に伝わり、発振器の
数が増えるに従つて周波数偏差が累積され、ループ一巡
後の周波数偏差によつて他の通信網との伝送路にビート
スリツプによる伝送誤まりが発生するという問題があつ
た。
そこで、他の通信網とループ伝送システムとのデータ伝
送にスタツフ同期を適用するものが提案されている。こ
の方式の場合には、第2図に示されるように、監視装置
を含む通信局51とデータ伝送装置を有する通信局52A〜5
2Eを伝送路53a,53bを介してループ状に接続し、通信局5
2Aと通信回線56を介して他の通信網の伝送装置54を接続
し、通信局52Dを通信回線58を介して通信端末57と接続
する。そして通信局52A〜52E、通信局51には第3図に示
されるように送信機65A,受信機66A,送信機65B,受信機66
Bを設ける。さらに、通信局51には他の通信網のクロツ
ク信号の周波数より高い周波数のクロツク信号を発生す
るクロツク発生器61を設けると共に他の通信網のクロツ
ク信号の周波数より低い周波数のクロツク信号を発生す
るクロツク発生器62を設ける。そして伝送路53Aにはク
ロツク発生器61出力によるクロツク信号61aを出力し、
伝送路53bにはクロツク発生器62出力のクロツク信号62a
を出力する。
各受信機66A,66Bは伝送路53a,53bからの通信信号を受信
してデータ信号とクロツク信号に変換し、送信機65A,65
Bはデータ信号とクロツク信号とを通信信号に変換して
それぞれ伝送路53a,53bへ出力するようになつている。
そして、通信局51,52A〜53Eのうち任意の通信局がスタ
ツフ同期によつて他の通信網とデータの授受を行なうよ
うになつている。即ち、各通信局51,52A〜52Eに2種類
のクロツク信号を供給することによつていずれの局も他
の通信網とスタツフ同期によつてデータの授受は可能と
なつている。
ところで、第4図に示されるように、通信局52Aと通信
局52B間で伝送障害69が発生した場合には、通信局52Aと
通信局52Bをそれぞれループバツク端局として用い、伝
送路53a,53bを単一の伝送路として用いれば、伝送路障
害69が発生してもデータの授受は可能となる。ところ
が、通信局52Aと52Bをそれぞれループバツク端局として
用いても、通信局52Aにはクロツク信号61aのみしか供給
されず、通信局52bにはクロツク信号62aのみしか供給さ
れず、他の通信網とスタツフ同期によるデータ伝送がで
きなくなるという問題があつた。
本発明の目的は、2重化された伝送路が単一の伝送路と
して用いられた場合でも各通信局と他の通信網との間で
スタツフ同期によるデータ伝送ができるループ式データ
伝送装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、複数の通信局を
それぞれ第1のループ伝送路と第2のループ伝送路中に
挿入すると共に、各通信局と他系の通信網とでスタツフ
同期による通信が可能な通信システムにおいて、第1の
ループ伝送路中に挿入され、他の通信局からの通信信号
を受信してデータ信号とクロツク信号に変換する第1の
受信機と、第1のループ伝送路中に挿入され、データ信
号とクロツク信号を通信信号に変換して第1のループ伝
送路へ出力する第1の送信機と、第2のループ伝送路中
に挿入され、他の通信局からの通信信号を受信してデー
タ信号とクロツク信号に変換する第2の受信機と、第2
のループ伝送路中に挿入され、データ信号とクロツク信
号を通信信号に変換して第2のループ伝送路へ出力する
第2の送信機と、第2の送信機の入力側を第2のループ
伝送路から切り離して第1の受信機の出力側に接続する
第2の切り換え手段と、第1の送信機の出力側を第1の
ループ伝送路から切り離して第2の受信機の出力側に接
続する第2の切り換え手段と、他系の通信網のクロツク
信号よりも高い周波数のクロツク信号を発生する第1の
クロツク発生器と、他系の通信網のクロツク信号よりも
低い周波数のクロツク信号を発生する第2のクロツク発
生器と、定常時に第1の受信機出力のクロツク信号を、
ループバツク端局時には第1,第2のクロツク発生器出力
のクロツク信号のうちいずれかのクロツク信号をそれぞ
れ送信用クロツク信号として選択する第1のクロツク選
択手段と、定常時に第2の受信機出力のクロツク信号
を、ループバツク端局時には第1,第2のクロツク発生器
出力のクロツク信号のうちいずれかのクロツク信号をそ
れぞれ送信クロツク信号として選択する第2のクロツク
選択手段と、第1の受信機出力の受信クロツク信号と第
1のクロツク選択手段出力の送信クロツク信号との周波
数偏差を検出する第1の偏差検出手段と、第2の受信機
出力の受信クロツク信号と第2のクロツク信号手段出力
の送信クロツク信号との周波数偏差を検出する第2の偏
差検出手段と、第1又は第2の偏差検出手段により送信
クロツク信号の周波数が受信クロツク信号の周波数より
も高いことが検出されたときに第1の送信機のデータ信
号中にダミーデータを挿入する第1のダミーデータ挿入
手段と、第1又は第2の偏差検出手段により送信クロツ
ク信号の周波数が受信クロツク信号の周波数よりも高い
ことが検出されたときに第2の送信機のデータ信号中に
ダミーデータを挿入する第2のダミーデータ挿入手段
と、第1又は第2の偏差検出手段により送信クロツク信
号の周波数が受信クロツク信号の周波数よりも低いこと
が検出されたときに第1の受信機のデータ信号からダミ
ーデータを除去する第1のダミーデータ除去手段と、第
1又は第2の偏差検出手段により送信クロツク信号の周
波数が受信クロツク信号の周波数よりも低いことが検出
されたときに第2の受信機のデータ信号からダミーデー
タを除去する第2のダミーデータ除去手段と、を含むル
ープ式データ伝送装置を構成したものである。
〔作用〕
定常時には第1の受信機によつて受信された通信信号を
データ信号とクロツク信号に変換し、該データ信号とク
ロツク信号を通信信号に変換して第1の送信機から第1
のループ伝送路へ出力する。さらに第2の受信機によつ
て受信された通信信号をデータ信号とクロツク信号に変
換し、該データ信号とクロツク信号を通信信号に変換し
て第2の送信機から第2のループ伝送路へ出力し、2系
統の伝送路によつてデータ伝送を行なう。さらに各通信
局のうち任意に通信局と他系のの通信網とでスタツフ同
期によるデータ通信を行なう。
一方、2重系の伝送路のうちいずれかの伝送路に障害が
生じ、2重系の伝送路でのデータ伝送ができなくなつた
ときには、障害が生じた伝送路両端の通信局をループバ
ツク端局として用い、2重系の伝送路を単一の伝送路と
して接続する。そして各ループバツク端局に指定された
通信局は通信信号を出力するとき、第1又は第2のクロ
ツク発生器からのクロツク信号のうち受信クロツク信号
と異なる周波数のクロツク信号を発生するクロツク発生
器を選択し、該選択したクロツク発生器からのクロツク
信号を送信クロツク信号として伝送路へ出力する。さら
に送信クロツク信号の周波数が受信クロツク信号の周波
数よりも高いときにはデータ信号にダミーデータを挿入
し、逆に送信クロツク信号の周波数が受信クロツク信号
の周波数よりも低いときにはデータ信号からダミーデー
タを除去する。これにより、2重化された伝送路のクロ
ツク信号が異なる場合に各伝送路を単一の伝送路に接続
しても、データを忠実に伝送することが可能となる。さ
らに各通信局には2種類のクロツク信号が供給されるた
め、各通信局において他の通信網とのスタツフ同期によ
るデータ通信が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図において、通信局1は第1のループ伝送路2、第
2のループ伝送路3中に挿入されており、通信局1に
は、受信回路4,15、復調回路5,16、、クロツク抽出回路
6,17、フラグ検出器9,29,18,35、ダミーデータ除去回路
28,19、周波数比較器7,20、クロツク選択回路12,22、ク
ロツク発振器11、21、ダミーデータ挿入回路8,34、送信
回路14,24、変調器13,23、通信用LSI26,27、コントロー
ラ25、MPU30、メモリ31が通信用LSI32などを含むデータ
伝送装置が用いられている。なお、通信局1は他の通信
網とスタツフ同期をとるための回路及び他の通信端末と
のデータ通信を行うための回路を有するが、これらの回
路は省略してある。
受信回路4,復調回路5,クロツク抽出回路6は第1の受信
機を構成し、伝送路2からの通信信号をデータ信号とク
ロツク信号に変換するようになつている。即ち、復調回
路5からデータ信号を出力し、クロツク抽出回路6から
クロツク信号fAを出力するようになつている。データ信
号はLSI26に供給され、クロツク信号fAはダミーデータ
除去回路28を介してLSI26へ供給されるようになつてい
る。そしてこれらの信号はLSI26及びMPU30からの指令に
よつて処理され、データ信号はダミーデータ挿入回路8
を介して変調器13へ出力されるようになつている。クロ
ツク信号fAはクロツク選択回路12を介して変調器13に供
給され、送信回路14から通信信号として伝送路2へ出力
されるようになつている。即ち、送信回路14、変調器13
は第1の送信機を構成し、クロツク信号とデータ信号を
通信信号に変換するようになつている。クロツク選択12
は第1のクロツク選択手段として構成されており、第1
のクロツク発生器11,第2のクロツク発生器21又はクロ
ツク抽出回路6からのクロツク信号のうちいずれかのク
ロツク信号を選択するようになつている。即ち、定常時
にはクロツク抽出回路6出力のクロツク信号を送信クロ
ツク信号として選択し、ループバツク端局時にはクロツ
ク発生器11又はクロツク発生器21出力のクロツク信号の
うちいずれかのクロツク信号を送信クロツク信号として
選択するようになつている。
周波数比較器7は第1の偏差検出手段として構成されて
おり、クロツク抽出回路6出力の受信クロツク信号とク
ロツク選択回路12出力の送信クロツク信号との周波数偏
差を検出し、検出出力をLSI26へ出力するようになつて
いる。
ダミーデータ除去回路28はLSI26からの指令によつてク
ロツク信号fAの一部をマスクし、LSI26に受信されるデ
ータ信号からダミーデータを除去するようになつてい
る。即ち、ダミーデータ除去回路28とLSI26によつて第
1のダミーデータ除去手段が構成されている。ダミーデ
ータ挿入回路8は通信用LSI26からの指令によつてデー
タ信号中にダミーデータを挿入するようになつている。
即ち、ダミーデータ挿入回路8は第1のダミーデータ挿
入手段として構成されている。なお、クロツク信号fAの
一部をマスクするタイミングはフラグ検出器29の出力に
よつて検出され、ダミーデータの挿入タイミングはフラ
グ検出器9によつて検出されるようになつている。
受信回路15、復調回路16,クロツク抽出回路17は第2の
受信機を、送信回路24,変調器23は第2の送信機を、ク
ロツク選択回路22は第2のクロツク選択手段を、周波数
比較器20は第2の偏差検出手段を、ダミーデータ挿入回
路34は第2のダミーデータ挿入手段を、ダミーデータ除
去回路19,LSI27は第2のダミーデータ除去手段をそれぞ
れ構成するようになつている。又、MPU30,LSI26,27はル
ープバツク端局時に第2の送信機の入力側を伝送路3か
ら切り離して第1の受信機の出力側に接続する第1の切
り換え手段を構成すると共に、第1の送信機の入力側を
第1の伝送路2から切り離して第2の受信機の出力側に
接続する第2の切換手段を構成するようになつている。
以上の構成において、伝送路2を伝送する通信信号は受
信回路4,復調回路5,LSI26,ダミーデータ挿入回路8,変調
器13,送信機14を介して他の通信局へ伝送される。この
とき通信局1がクロツクマスタとして用いられるときに
はクロツク発生器11のクロツク信号fAがクロツク選択回
路12によつて選択され、通信局1がクロツク従属の通信
局として用いられるときにはクロツク抽出回路6によつ
て抽出されたクロツク信号fAがクロツク選択回路12によ
つて選択され、各選択されたクロツク信号fAに従つて通
信信号が伝送路2を介して出力される。このときの通信
信号は第6図に示されるフオーマツトによつて生成され
るようになつている。即ち、ダミーデータの有無を示す
FLAG1,送信先通信局のアドレスDA,送信元通信局アドレ
スSA,コマンドなどのエリアC,データエリアDA,誤りチエ
ツク情報の格納エリアFCSから構成されている。そして
データ信号にダミーデータが挿入されたときには第7図
に示されるように、フラグFLAG1のエリアにフラグFLAG
2,ダミーDUMMYが挿入されるようになつている。
伝送路2を介してデータの送受信が行われているときに
は、周波数比較器7によつて受信クロツクと送信クロツ
クの周波数の偏差が検出される。そして受信クロツク信
号と送信クロツク信号の周波数が等しいときには、第8
図の(a),(b)に示される信号がそれぞれ受信され
ると共にこれらの信号が送信回路14を介して出力され
る。
一方、第8図の(e)に示されるように受信データの中
にダミーデータが含まれているときには、周波数比較器
7によつて送信クロツクの周波数よりも受信クロツク信
号の周波数の方が高いことが検出され、LSI26からの指
令がダミーデータ検出回路28へ出力され、クロツク抽出
回路6出力のクロツク信号fAの一部がマスクされ、第8
図の(f)に示されるような受信クロツク信号fAがクロ
ツク選択回路12によつて選択される。これにより、変調
器13には第8図の(g),(h)に示される信号が供給
される。又、送信クロツク信号の周波数が受信クロツク
信号の周波数よりも高いことが検出されたときにはLSI2
6からの指令によつてデータ信号中にダミーデータが挿
入される。そしてこのとき変調器13には、ダミーデータ
挿入回路8,クロツク選択回路12から第8図の(c),
(d)に示されるような信号が供給される。即ち、本実
施例においては、送信クロツクの周波数が受信クロツク
信号の周波数よりも高いときにはダミーデータを挿入し
てデータのアンダーランを防止し、逆に、送信クロツク
信号の周波数が受信クロツク信号の周波数よりも低いと
きにはダミーデータを除去してデータのオーバラン防止
することとしている。これにより、クロツク速度とは異
なる有効データの伝送速度がループ伝送路上どの場所で
も等しく見えることになる。なお、伝送路3の系統にお
いても同様なデータ伝送が行われる。
ここで、第5図に示されるように、通信局1と通信局1B
との間の伝送路に障害が生じ、通信局1と通信局1Bをそ
れぞれループバツク端局として用いるときには伝送路2
を受信回路4,復調回路5,LSI26,27、ダミーデータ挿入回
路34、変調器23、送信回路24を介して伝送路3へ接続す
る。そしてクロツク選択回路22はクロツク発振器21から
のクロツク信号fBを選択すると共に、クロツク選択回路
12はクロツク選択回路22によつて選択されたクロツク発
振器21出力のクロツク信号fBを選択する。そして周波数
選択器7によつて受信クロツク信号と送信クロツク信号
の周波数の偏差を監視する。このとき送信クロツク信号
fBの周波数は送信クロツク信号fAの周波数よりも低い値
に設定されているため、LSI26からの指令によつてクロ
ツク信号fAの一部がマスクされ、受信データの一部が除
去され、除去されたデータ信号が通信用LSI26,LSI27,ダ
ミーデータ挿入回路34を介して変調器33へ供給される。
即ち、通信LSI26において伝送路2用のデータ信号が伝
送路3用のデータ信号に変換されて通信用LAI27へ供給
されるようになつている。このため、クロツク信号が異
なる伝送路を接続しても、クロツク信号が伝送路に合つ
たクロツク信号に変換されるのでデータ伝送を忠実に行
うことができる。
又、通信局1Bにおいては、伝送路3を受信回路15,復調
回路16,LSI27,LSI26,データ挿入回路8,変調器13,送信回
路3を介して伝送路2へ接続するための処理が行われる
と共に、クロツク選択回路12によつてクロツク発生器11
出力のクロツク信号fAが選択される。又このときクロツ
ク選択回路22はクロツク選択回路12によつて選択された
クロツク信号fAが選択される。そして周波数比較器20に
おいて受信クロツク信号fBと送信クロツク信号fAの周波
数の偏差が監視される。この場合送信クロツク信号fAの
周波数が受信クロツク信号fBの周波数よりも高いため、
LAI27,26からの指令によつて変調器13へ供給されるデー
タ信号中にダミーデータが挿入される。即ち、伝送路3
を伝送するための伝送信号中にダミーデータを挿入して
伝送路2用のデータ信号に変換する処理がなされる。こ
のため、通信局1と通信局1Bとの間に伝送障害が生じて
も伝送路2にはクロツク信号fAによる通信信号が伝送さ
れ、伝送路3にはクロツク信号fBに従つた通信信号が伝
送される。又さらに各通信局1,1A,1Bには2種類のクロ
ツク信号fA,fBが供給されるため、各通信局とも他の通
信網とスタツフ同期によるデータ通信が可能となる。
なお、通信局1Aの場合には中間局として作用し、通常受
信クロツク信号と送信クロツク信号の周波数が一致する
ため、受信信号をそのまま送信信号として出力すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2系統の伝送路を1系統の伝送路とし
て用いる場合でも、各通信局に周波数の相異なるクロツ
ク信号を供給できるのでループバツク動作期間中におい
ても各通信局と他の通信網との間でスタツフ同期による
データ伝送が可能になり、データを実時間で連続して伝
送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通信局の構成図、第2
図は従来例の全体構成図、第3図は従来例の要部構成
図、第4図は従来例におけるループバツク動作を説明す
るための図、第5図は本発明に係る装置のループバツク
動作時の作用を説明するための図、第6図は本発明に係
る装置のデータフオーマツトの一例を示す図、第7図は
本発明に係る装置のデータフオーマツトにダミーデータ
が挿入された例を示す図、第8図は本発明に係る装置の
作用を説明するための波形図である。 1,1A,1B……通信局、2,3……伝送路、4,15……受信回
路、5,16……復調回路、6,17……クロツク抽出回路、7,
20……周波数比較器、8,34……ダミーデータ挿入回路、
11,21……クロツク発振器、12,22……クロツク選択回
路、13,23……変調器、14,24……送信回路、26,27……
通信LSI、28,19……ダミーデータ除去回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信局をそれぞれ第1のループ伝送
    路と第2のループ伝送路中に挿入すると共に、各通信局
    と他系の通信網とでスタッフ同期による通信が可能な通
    信システムにおいて、第1のループ伝送路中に挿入さ
    れ、他の通信局からの通信信号を受信してデータ信号と
    クロック信号に変換する第1の受信機と、第1のループ
    伝送路中に挿入され、データ通信とクロック信号を通信
    信号に変換して第1のループ伝送路へ出力する第1の送
    信機と、第2のループ伝送路中に挿入され、他の通信局
    からの通信信号を受信してデータ信号とクロック信号に
    変換する第2の受信機と、第2のループ伝送路中に挿入
    され、データ信号とクロック信号を通信信号に変換して
    第2のループ伝送路へ出力する第2の送信機と、第2の
    送信機の入力側を第2のループ伝送路から切り離して第
    1の受信機の出力側に接続する第1の切り換え手段と、
    第1の送信機の入力側を第1のループ伝送路から切り離
    して第2の受信機の出力側に接続する第2の切り換え手
    段と、他系の通信網のクロック信号よりも高い周波数の
    クロック信号を発生する第1のクロック発生器と、他系
    の通信網のクロック信号よりも低い周波数のクロック信
    号を発生する第2のクロック発生器と、定常時に第1の
    受信機出力のクロック信号を、ループバック端局時には
    第1、第2のクロック発生器出力のクロック信号のうち
    いずれかのクロック信号をそれぞれ送信クロック信号と
    して選択する第1のクロック選択手段と、定常時に第2
    の受信機出力のクロック信号を、ループバック端局時に
    は第1、第2のクロック発生器出力のクロック信号のう
    ちいずれかのクロック信号をそれぞれ送信クロック信号
    として選択する第2のクロック選択手段と、第1の受信
    機出力の受信クロック信号と第1のクロック選択手段の
    送信クロック信号との周波数偏差を検出する第1の偏差
    検出手段と、第2の受信機出力の受信クロック信号と第
    2のクロック選択手段出力の送信クロック信号との周波
    数偏差を検出する第2の偏差検出手段と、第1又は第2
    の偏差検出手段により送信クロック信号の周波数が受信
    クロック信号の周波数よりも高いことが検出されたとき
    第1の送信機のデータ信号中にダミーデータを挿入する
    第1のダミーデータ挿入手段と、第1又は第2の偏差検
    出手段により送信クロック信号の周波数が受信クロック
    信号の周波数よりも高いことが検出されたときに第2の
    送信機のデータ信号中にダミーデータを挿入する第2の
    ダミーデータ挿入手段と、第1又は第2の偏差検出手段
    により送信クロック信号の周波数が受信クロック信号の
    周波数よりも低いことが検出されたときに第1の受信機
    のデータ信号からダミーデータを除去する第1のダミー
    データ除去手段と、第1又は第2の偏差検出手段により
    送信クロック信号の周波数が受信クロック信号の周波数
    よりも低いことが検出されたときに第2の受信機のデー
    タ信号からダミーデータを除去する第2のダミーデータ
    除去手段と、を含むことを特徴とするループ式データ伝
    送装置。
JP62100742A 1987-04-23 1987-04-23 ル−プ式デ−タ伝送装置 Expired - Lifetime JPH0744554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62100742A JPH0744554B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ル−プ式デ−タ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62100742A JPH0744554B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ル−プ式デ−タ伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63266940A JPS63266940A (ja) 1988-11-04
JPH0744554B2 true JPH0744554B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=14282009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62100742A Expired - Lifetime JPH0744554B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ル−プ式デ−タ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744554B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276339A (ja) * 1985-09-28 1987-04-08 Toshiba Corp 回線交換機能を有するロ−カル・エリア・ネツトワ−ク

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276339A (ja) * 1985-09-28 1987-04-08 Toshiba Corp 回線交換機能を有するロ−カル・エリア・ネツトワ−ク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63266940A (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6839858B1 (en) System for clock synchronization
JPH0744554B2 (ja) ル−プ式デ−タ伝送装置
JP3104490B2 (ja) 二重化ループlanの従属同期制御方法
JPH10126394A (ja) 位相補正伝送システム及び位相補正伝送装置
JPH06125354A (ja) ループ型lanにおける網同期設定方式
JP2918009B2 (ja) クロック切替方式
JPH03195144A (ja) リング型ローカルエリアネットワークのクロック同期装置
JP3039069B2 (ja) リング状同期網方式
JP3409234B2 (ja) アド・ドロップマルチプレクサ装置
KR100321003B1 (ko) 디지털 트렁크를 이용한 시각 동기 신호 분배장치
JP2002094491A (ja) 時刻同期システム及び伝送装置
JP2776302B2 (ja) 冗長構成を有する補助信号伝送システム
JP2504028B2 (ja) 中継装置
JP2833938B2 (ja) ディジタル回線終端装置
JP2877825B2 (ja) 多重化装置の警報転送方式
JPS6231229A (ja) 中継装置
JP3773219B2 (ja) デジタル同期網における時刻同期方法およびシステム
KR950010923B1 (ko) 노드간 접속이 다중 링크로된 성형망에서의 동기 시스템
JP2871925B2 (ja) 折り返し試験伝送回路
JPS61244142A (ja) 障害波及防止回路
JPH05199212A (ja) クロック切替方式
JP2000023258A (ja) 無線通信システム
JPS6087538A (ja) フレ−ム同期方式
JPH03253129A (ja) 同期クロックの障害情報の伝達方式
JPS6170832A (ja) 通信網間の周波数同期方式