JPH0744543B2 - 非同期転送モードにおける輻輳検出方式とその装置 - Google Patents

非同期転送モードにおける輻輳検出方式とその装置

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JPH0744543B2
JPH0744543B2 JP228293A JP228293A JPH0744543B2 JP H0744543 B2 JPH0744543 B2 JP H0744543B2 JP 228293 A JP228293 A JP 228293A JP 228293 A JP228293 A JP 228293A JP H0744543 B2 JPH0744543 B2 JP H0744543B2
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JP
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cell
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congestion
transfer mode
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JP228293A
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清和 大塚
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モードにおけ
る輻輳検出方式とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非同期転送モードにおける輻輳検
出方式では、発呼時のユーザのトラヒック申告値(最大
セル速度,平均セル速度,バースト継続時間等)からユ
ーザの要求する帯域を推定し、網リソースの帯域に推定
帯域だけの空きがあるかないかで輻輳を予測する第1の
手法と、電子交換システム内のセルバッファのセル待合
わせキューのキュー長を監視し、キュー長が電子交換シ
ステムで設定されたあるしきい値を超える場合に輻輳と
判定する第2の手法(例:特開平2−117254号公
報)とが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の非同期転送
モード(以下ATMと記す)における輻輳検出方式は、
端末が発呼もしくは応答する際に、第1の手法では、こ
の端末が単位時間当たりに送信する最大セル速度,平均
セル速度(ATMスループット),バースト継続時間等
により必要とされる帯域を推定し、網リソースにこの必
要とされるだけの帯域が存在するかを判定し、存在しな
いときはその端末からの要求を受け付けると、輻輳とな
ることを予想する。
【0004】また、第2の手法では、電子交換システム
内部のセルバッファのセル待合わせキューを監視し、何
らかの理由でこのセルバッファの待合わせキュー長が電
子交換システム内で設定したあるしきい値を超えた場合
に輻輳と判定し、セルのポリシングやルート迂回制御を
行っているので、端末が帯域を要求する際に申告したA
TMスループットよりも高速なデータを送信した場合
や、申告したATMスループット以内であっても、複数
の端末の高速なデータ送信が同時に発生した場合には、
異常輻輳が発生し、それに遭遇した呼の要求品質(セル
遅延時間,セル廃棄率)が確保できないという問題点が
あった。
【0005】さらに、セルバッファのセル待合わせキュ
ー長がしきい値を超える際の変動率の予測を行っていな
いので、バースト的にかなり大きな変動が発生して輻輳
となる場合には、輻輳制御の遅れから優先順位の高いセ
ルの廃棄をも引き起こしてしまう可能性があるという問
題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の非同期転送モー
ドにおける輻輳検出方式は、非同期転送モードの通信方
式の中継線と任意の通信方式の端末とを収容する電子交
換システムにおいて、セルバッファのセル待合わせキュ
ーのキュー長を監視し、この監視した前記セル待合わせ
キュー長の単位時間における変動を求め、この変動値と
同じく単位時間後にキュー長が変動すると仮定して単位
時間後のキュー長を予測し、この予測値がシステム内で
設定した輻輳と判定するキュー長のしきい値を超えたと
きに単位時間以内に輻輳が発生すると予想して前記シス
テムに対して輻輳制御を起動要求することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の非同期転送モードにおける
輻輳検出装置は、非同期転送モードの通信方式の中継線
と任意の通信方式の端末とを収容する電子交換機システ
ムにおいて、セルバッファのセル待合わせキュー長を監
視するキュー長監視手段と、このセル長監視手段で監視
したセル待合わせキュー長の単位時間における変動を求
めて前記単位時間におけるセル待合わせキュー長の変動
から単位時間後のセル待合わせキュー長を予測するキュ
ー長予測手段と、この予測した単位時間後のセル待合わ
せキュー長と前記電子交換システム内に予め設定されて
いるしきい値とを比較する比較手段と、前記予測したセ
ル待合わせキュー長が前記しきい値を超えていた場合に
輻輳が単位時間内に発生する可能性があることを通知す
る通知手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の非同期転送モードにおける
輻輳検出装置の一実施例を示す電子交換システムの輻輳
予測機能のブロック図である。
【0010】図1に示すように、本実施例における非同
期転送モードの通信方式を具備した電子交換機は、セル
バッファのセル待合わせキュー1のセル待合わせキュー
長を監視するキュー長監視回路2と、このセル長監視回
路2により監視したセル待合わせキュー長を単位時間毎
に読み出して書き込むキュー長メモリ3と、キュー長メ
モリ3の内容を読み込んで単位時間における変動を求
め、この単位時間におけるセル待合わせキュー長の変動
から単位時間後のセル待合わせキュー長を予測するキュ
ー長予測回路4と、この予測した単位時間後のセル待合
わせキュー長を、電子交換システム内でしきい値メモリ
6に予め設定されているしきい値と比較する比較回路5
とを備えている。
【0011】そして、比較回路5はキュー長予測回路4
で予測したセル待合わせキュー長が上記しきい値を超え
ていた(予測値≧しきい値)場合に輻輳が単位時間内に
発生する可能性があると判定して、これを制御部7に通
知する。
【0012】続いて本実施例の動作について図2を併用
して説明する。図2は図1における輻輳検出処理フロー
を示すフローチャートである。
【0013】キュー長監視回路2はセルバッファのセル
待合わせキュー1のキュー長を監視し(ステップ2
1)、単位時間毎に読み出してキュー長メモリ3に書き
込む。
【0014】次に、キュー長予測回路4はキュー長メモ
リ3の内容を読み込み、前の単位時間におけるキュー長
と今の単位時間におけるキュー長の差分を求める(ステ
ップ22)。
【0015】そして、キュー長予測回路4はこの差分値
と今のキュー長とを加算して、単位時間後のキュー長が
その値になると予測する(ステップ23)。
【0016】比較回路5はシステムであらかじめ設定し
てある輻輳の判断基準となるセルバッファの待合わせキ
ューのキュー長のしきい値を記憶しているしきい値メモ
リ6からしきい値を読み込み、このしきい値とキュー長
予測回路4で予測したキュー長の値とを比較する(ステ
ップ24)。
【0017】ここで予測値がしきい値よりも大かどうか
を判断し(ステップ25)、しきい値よりも予測された
単位時間後のキュー長の値の方が大きかったときには
(YES)、単位時間以内に輻輳が発生すると判定して
制御部7に対しこの輻輳発生の可能性を通知する(ステ
ップ26)。
【0018】なお、ステップ25でNOのときはステッ
プ21に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、非同期転
送モードの通信方式において、セルバッファのセル待合
わせキューのキュー長を監視し、この監視したセル待合
わせキュー長の単位時間における変動を求め、この変動
値と同じように単位時間後にキュー長が変動すると仮定
して単位時間後のキュー長を予想し、システム内で設定
した輻輳判定基準のキュー長のしきい値を予想値が超え
たときに単位時間以内に輻輳が発生すると予想してシス
テムに対して輻輳制御を起動要求することにより、輻輳
の発生を、この輻輳が発生する前に予測できるので、バ
ースト的にデータ流量に大きな変動があった場合の輻輳
制御の遅れを無くし、事前に輻輳を回避する制御を行う
ことができるという効果を有する。
【0020】また、ユーザの申告値と実際のトラヒック
とを比較する従来の方式と比較して、輻輳の判定が正確
なものとなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非同期転送モードにおける輻輳検出装
置の一実施例を示す電子交換システムの輻輳予測機能の
ブロック図である。
【図2】図1における輻輳検出処理フローを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 セルバッファのセル待合わせキュー 2 キュー長監視回路 3 キュー長メモリ 4 キュー長予測回路 5 比較回路 6 しきい値メモリ 7 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードの通信方式の中継線と
    任意の通信方式の端末とを収容する電子交換システムに
    おいて、セルバッファのセル待合わせキューのキュー長
    を監視し、この監視した前記セル待合わせキュー長の単
    位時間における変動を求め、この変動値と同じく単位時
    間後にキュー長が変動すると仮定して単位時間後のキュ
    ー長を予測し、この予測値がシステム内で設定した輻輳
    と判定するキュー長のしきい値を超えたときに単位時間
    以内に輻輳が発生すると予想して前記システムに対して
    輻輳制御を起動要求することを特徴とする非同期転送モ
    ードにおける輻輳検出方式。
  2. 【請求項2】 非同期転送モードの通信方式の中継線と
    任意の通信方式の端末とを収容する電子交換機システム
    において、セルバッファのセル待合わせキュー長を監視
    するキュー長監視手段と、このセル長監視手段で監視し
    たセル待合わせキュー長の単位時間における変動を求め
    て前記単位時間におけるセル待合わせキュー長の変動か
    ら単位時間後のセル待合わせキュー長を予測するキュー
    長予測手段と、この予測した単位時間後のセル待合わせ
    キュー長と前記電子交換システム内に予め設定されてい
    るしきい値とを比較する比較手段と、前記予測したセル
    待合わせキュー長が前記しきい値を超えていた場合に輻
    輳が単位時間内に発生する可能性があることを通知する
    通知手段とを備えることを特徴とする非同期転送モード
    における輻輳検出装置。
JP228293A 1993-01-11 1993-01-11 非同期転送モードにおける輻輳検出方式とその装置 Expired - Lifetime JPH0744543B2 (ja)

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Effective date: 19970128