JPH0744513B2 - 副信号重畳伝送方式 - Google Patents

副信号重畳伝送方式

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JPH0744513B2
JPH0744513B2 JP61212372A JP21237286A JPH0744513B2 JP H0744513 B2 JPH0744513 B2 JP H0744513B2 JP 61212372 A JP61212372 A JP 61212372A JP 21237286 A JP21237286 A JP 21237286A JP H0744513 B2 JPH0744513 B2 JP H0744513B2
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茂 田口
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Description

【発明の詳細な説明】 あ〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル伝送通信方式において、監視制御信号
および打ち合せ信号などの副信号を伝送し、中間中継器
においてこれら副信号をドロツプしたりインサートした
りする副信号重畳伝送方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、デジタル伝送通信方式における監視制御信号およ
び打ち合せ信号などの副信号は主信号にビット多重され
ており、中間中継器においてこれらの副信号をドロツプ
/インサート(以下、D/Iと呼称する)するためにフレ
ーム同期回路およびD/I回路などで構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のビツト多重による副信号重畳伝送方式で
は、副信号をD/Iするためにフレーム同期回路およびD/I
回路などの機能が必要となり、これらの回路はすべて主
信号の周波数と同等あるいはそれ以上の周波数で動作す
る必要があり、ECLなどのデバイスを数多く使用する必
要がある。
そして、これらのデバイスは消費電力の点でゲートアレ
イ化を図つた場合でさえも1〜2mW/ゲートと多く上記の
回路を構成するために140Mシステムにおいては数W必要
となり、また、565Mシステム以上になると、これらの消
費電力はますます増加することになる。
このように、中間中継器における消費電力の増大はメタ
リツクケーブルなどによる遠方給電システムあるいはソ
ーラーバツテリーなどによるローカル給電システムにお
いては、ケーブルおよび給電設備の価格上昇を招くばか
りでなく、中間中継器が地下のマンホールやシエルター
内に設置される場合には、自己発熱による温度上昇を増
加させ、同一空間内に設置される中継器のシステム数を
ふやすことができないという問題点があつた。また、マ
ンホールやシエルター内の温度上昇を地上からの温度の
影響からできるだけ保護するため地下深く埋め込んだ
り、特別の冷却を施したり、自由度の少ないしかも不経
済なシステムになるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の副信号重畳伝送方式は、パルス信号による主信
号に監視制御信号および打ち合せ信号で構成される低周
波信号の副信号を重畳し、デジタル伝送路に設置される
中間中継器にて上記副信号をドロツプしたりインサート
したりするデジタル伝送通信方式で上記主信号のパルス
信号を位相変調することにより上記副信号を重畳し、上
記中間中継器においては位相変調された副信号のみをド
ロツプするための位相復調器と、新たな副信号を上記主
信号に重畳するための位相変調器とを備え、位相復調器
は、位相変調のないクロックを生成するPLLと、このPLL
の出力をクロックとし副信号が重畳され位相変調された
主信号から位相変動のない主データを生成するフリップ
フロップと、このフリップフロップの出力と副信号が重
畳され位相変調された主信号とを位相比較して復調を行
う復調回路と、この復調回路の出力から副信号を取り出
す低域波器とからなるものである。
〔作用〕
本発明においては、PLLにより位相変調された主信号と
同期のとれた位相変調のないクロツク周波数を生成し、
副信号が重畳され位相変調された主信号を上記PLLによ
つて生成されたクロツクにて第1のフリツプフロツプを
通して打ちぬき、位相変動のない主データを生成する。
そして、復調回路にて副信号が重畳され位相変調されて
いる主信号と上記第1のフリツプフロツプを通して生成
された位相変動のない主データとで位相比較され復調さ
れた後、低域波器にて副信号をとり出す。
一方、中間中継器自体の監視制御信号および打ち合せ信
号は副信号処理回路にて多重化された後、変調回路に入
力し、この変調回路において上記PLLにて生成された位
相変動のないクロツクと副信号処理回路からの副信号と
でパルス幅変調された後、第2のフリツプフロツプにて
再び主信号を新たな副信号にて位相変調する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図である。
図において、1はアバランシエ・フオト・ダイオード
(APD)、2はこのAPD1の出力を入力とする等化増幅
器、3はAPD1にAGCをかけるためのAGCの制御回路で、こ
れらは光−電気変換回路を構成している。4および5は
それぞれ等化増幅器2の出力を入力とする識別回路およ
びタイミング抽出回路である。6は位相変調された主信
号と同期のとれた位相変調のないクロツク周波数を生成
するフエース・ロツクド・ループ(PLL:Pha−se Locked
Loop)、7はフリツプフロツプ、8は復調回路、9は
低域波器で、これらは位相変調された副信号のみをド
ロツプするための位相復調器を構成している。10は変調
回路で、この変調回路10は新たな副信号を主信号に重畳
するための位相変調器を構成している。11はフリツプフ
ロツ、12はレーザーダイオード駆動回路、13はレーザー
ダイオード、14は副信号処理回路である。
なお、(イ)は監視制御信号を示し、(ロ)は打ち合せ信号を
示す。
そして、主信号のパルス信号を位相変調することにより
副信号を重畳し、中間中継器においては位相変調された
副信号のみをドロツプするためのPLL6と復調回路8およ
び低域波器9などで構成される位相復調器と、新たな
副信号を主信号に重畳するための位相変調器とを備える
ように構成されている。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を第2図を参照し
て説明する。
第2図は第1図の各部の出力波形を示す動作説明図で、
(a)は位相変調のない主信号を示したものであり、(b)は
副信号、(c)は位相変調された主信号、(d)は位相変調さ
れた主信号をPLL6によって生成されたクロックにてフリ
ップフロップ7を通して打ちぬいた信号、(e)は復調回
路8の出力、(f)は低域波器9の出力を示したもので
ある。
まず、図示しない光フアイバーケーブルを介して伝送さ
れてきた監視制御信号および打ち合せ信号などの副信号
が重畳された光信号は、アバランシエ・フオト・ダイオ
ード(APD)1と等化増幅器2およびAGCをかけるための
AGCの制御回路3などによつて構成される光−電気変換
回路により電気信号に変換された後、一方は識別回路4
に、他方はタイミング抽出回路5にそれぞれ入力され
る。
そして、このタイミング抽出回路5では、位相変調され
た主信号を副信号の周波数成分が抑圧されない帯域をも
つたSAWフイルタなどにより抽出することにより、クロ
ツク成分を得る。また、識別回路4にて等化波形を識
別,再生し、位相変調されたデジタル信号が出力される
(第2図(c)参照)。
つぎに、フエース・ロツクド・ループ(PLL)6によ
り、位相変調された主信号と同期のとれた位相変調のな
いクロツク周波数が生成される。
そして、副信号が重畳され、位相変調された主信号を、
上記PLL6によつて生成されたクロツクにてフリツプフロ
ツプ7を通して打ちぬき、位相変動のない主データを生
成する(第2図(d)参照)。
つぎに、復調回路8にて、副信号が重畳され位相変調さ
れている主信号と上記フリツプフロツプ7を通して生成
された位相変動のない主データとで位相比較され、復調
された後(第2図(e)参照)、低域波器9を通ること
により、副信号が取り出される(第2図(f)参照)。こ
こで、この復調回路8は、差動増幅器あるいは排他的論
理和回路(EXOR)にて復調を行なうことができる。
つぎに、これらの副信号は、監視制御信号(イ)および打
ち合せ信号(ロ)の処理回路、すなわち、副信号処理回路1
4にて多重逆変換され分離された後、それぞれ処理され
る。
一方、中間中継器自体の監視制御信号(イ)および打ち合
せ信号(ロ)はこの副信号処理回路14にて多重化された
後、変調回路10に入力される。ここで、この副信号処理
回路14は副信号の低周波信号を処理するためスピードは
50〜200Kb/S程度でよく、すべてCMOSで処理することが
できる。
そして、変調回路10においては、PLL6にて生成された変
調変動のないクロツクと副信号処理回路14からの副信号
とでパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)され
た後、フリツプフロツプ11にて再び主信号は新たな副信
号にて位相変調されることになる。
その後、レーザーダイオードのドライブ回路、すなわ
ち、レーザーダイオード駆動回路12とレーザーダイオー
ド13にて電気を光に変換し、フアイバーケーブルに送出
される。
なお、上記実施例においては、光伝送通信方式を例にと
つて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、同軸伝送,ペアケーブル伝送方式においても同様で
あることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、監視制御信号お
よび打ち合せ信号の副信号のD/I(ドロツプ/インサー
ト)を比較的簡単な回路で構成することができ、これら
の回路は数百mW程度で実現可能となり、従来方式に比較
し消費電力の少ないシステムを実現することができるの
で、実用上の効果は極めて大である。
また、これはマンホールタイプなどに設置される中間中
継器の場合、リモート給電用のメタリツクケーブルのペ
ア数を減らすことが可能となり、ケーブルコストを減ら
し、さらに、ソーラーバツテリーなどによるローカル給
電の場合もその給電説備の費用を安くすることができ、
システム全体のコストを下げることができるという点に
おいて極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図における各部の出力波形を示す動作説明図であ
る。 1……アバランシエ・フオト・ダイオード(APD)、2
……等化増幅器、3……AGCの制御回路、4……識別回
路、5……タイミング抽出回路、6……フエース・ロツ
クド・ループ(PLL)、7……フリツプフロツプ、8…
…復調回路、9……低域波器、10……変調回路、11…
…フリツプフロツプ、12……レーザーダイオード駆動回
路、13……レーザーダイオード、14……副信号処理回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス信号による主信号に監視制御信号お
    よび打ち合せ信号で構成される低周波信号の副信号を重
    畳し、デジタル伝送路に設置される中間中継器にて前記
    副信号をドロップしたりインサートしたりするデジタル
    伝送通信方式において、前記主信号のパルス信号を変位
    変調することにより前記副信号を重畳し、前記中間中継
    器において位相変調された副信号のみをドロップするた
    めの位相復調器と、新たな副信号を前記主信号に重畳す
    るための位相変調器とを備え、 前記位相復調器は、位相変調のないクロックを生成する
    PLLと、このPLLの出力をクロックとし副信号が重畳され
    位相変調された主信号から位相変動のない主データを生
    成するフリップフロップと、このフリップフロップの出
    力と副信号が重畳され位相変調された主信号とを位相比
    較して復調を行う復調回路と、この復調回路の出力から
    副信号を取り出す低域波器とからなることを特徴とす
    る副信号重畳伝送方式。
JP61212372A 1986-09-09 1986-09-09 副信号重畳伝送方式 Expired - Lifetime JPH0744513B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6034859B2 (ja) * 1977-05-19 1985-08-10 富士通株式会社 信号伝送方式

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